カイロレンの正体とは？過去や名前の由来・ルークとの関係性をネタバレ

カイロレンは、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に初登場するダーク・ジェダイで、旧3部作（新たなる希望、帝国の逆襲、ジェダイの帰還）で言うと銀河帝国軍を指揮していた悪役ダース・ベイダーにあたる人物です。帝国軍の後継組織である「ファースト・オーダー」の幹部で戦闘部隊「レン騎士団」を従えてミッションにあたります。

そのミッションとは、銀河に平和をもたらすとされるルーク・スカイウォーカーの居場所を探り出すことでした。また、シスの暗黒卿であったベイダーですら成し遂げられなかった暗黒世界の繁栄をジェダイ唯一の生き残りスカイウォーカーを暗殺することで実現しようと目論んでいました。

従来と比較して一皮むけたデザインが特徴のカイロレンのライトセーバー。スターウォーズファンの間でもたちまち話題となりました。この斬新なデザインには、iPhoneなどを手掛けたアップル社のジョナサン・アイブが関わっていました。『フォースの覚醒』の監督J・J・エイブラムスの友人でもあるジョナサンは、後にたまたまパーティーで監督と一緒になったときにデザインについての助言を求められたと語っています。

映画の中では、カイロレンはクロスガード型のブレードを持つこの独特なデザインのライトセーバーを自ら制作しました。「ファースト・オーダー」の幹部で最高指導者スノークに仕えていたカイロレンは、レジスタンスとの抗争でこの特製ライトセーバーを使用します。その後さまざまな対決の場でこのライトセーバーは活躍することとなります。

ダースベイダーの生まれ変わりともいわれるキャラクターから、出生についてはさまざまな憶測が飛び交っていたカイロレン。しかし新作公開と同時に、父親がハン・ソロであると公表されました。実はカイロレンという名前はファースト・オーダー入隊後につけられたもので、本名はハン・ソロたち両親が付けた「ベン」という名です。

カイロレンの父親であることが明かされたハン・ソロ は、チューバッカとともに密輸業に手を染める無法者でしたが、ルークやレイアに感化され銀河帝国との戦いに加わることになります。作者ジョージ・ルーカスは、ソロについて「グループの一員であること、公益のために尽くすことの重要性を理解している一匹狼」と説明しています。カイロレンはパイロットとしても超一流ですが、これは父ソロの才能を受け継いだと言われています。

父ソロと同じタイミングで母親がレイア・オーガナであることが明かされました。レイアはアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラの間に生まれた長女で、ルーク・スカイウォーカーの双子の妹でもありました。母パドメが出産直後に亡くなってしまったため、惑星オルデランの総督・オーガナ夫妻の養子となります。その後ソロと出会い息子ベンを授かります。

映画では旧3部作から『フォースの覚醒』までずっと女優キャリー・フィッシャーが演じています。レイア姫と言えば彼女の顔と特徴ある髪型が思い浮かぶほど。ところが2016年キャリーが心臓麻痺で急逝したため『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では女優イングヴィルド・デイラがモーションキャプチャーという技術を駆使して顔をキャリーの画像にすげ替えて演じました。

ここからはカイロレンの゙正体や過去を探っていきます。カイロレンについて監督のJ・J・エイブラムスは「悪と正義の差をどう考えるが重要だ。そこがこのストーリーの大きなポイントなんだ」と説明し、カイロレンが完全な悪役として描かれることはないとしていました。このコメントを裏付けるかのように『フォースの覚醒』では、カイロレンに怒りや憎しみなどから生み出される攻撃的な「ダークサイド（暗黒面）」の様相は希薄です。

ではカイロレンの正体はシスなのでしょうか？結論から言うとカイロレンの正体ですがシスとしては未完成な状態といえるでしょう。両親のハンとレイアは、息子にはまだ正義を貫く心が残っており、最高指導者スノークを倒しさえすればベンをライトサイドに引き戻せると固く信じていたくらいです。

カイロレンの正体、続いての謎です。なぜカイロレン（ベン）は暗黒面に落ちてしまったのでしょうか？その理由は皮肉にも、彼をライトサイドへ導こうとした両親にありました。新共和国樹立で忙しい母レイラ。そしてギャンブルにのめり込み家庭を顧みない父ソロ。レイラ、ソロとも両親は構ってくれず自分はいつも蚊帳の外、そんな孤独感が幼いベンの心に隙間を作りました。

その隙間につけ入ってきたのが暗黒面のカリスマ的存在、スノークでした。スノークはベンの暗黒面の潜在能力に目を付け、ファースト・オーダーの将来を託すべく仲間に引き込もうと考えます。そしてスノークのもくろみ通りに、ベンは暗黒面に落ちていくことになりました。

さらにカイロレンの正体にアプローチします。ベンは母レイアの勧めもあり伯父のルークが設立したジェダイを育成する学校に通い始めました。フォースの暗黒面へ落ちてしまった祖父ダースベイダーを反面教師としての措置でした。伯父のルークはベンの持つ暗黒面の潜在能力に脅威を感じるようになります。ある日「もうこれ以上は手に負えない」と考えたルークは、ベンが寝ている間に彼をライトセーバーで殺害しようとします。

ところが、どうしてもルークには甥を亡き者にしようとする行為に踏み切ることができませんでした。それに対してライトセーバーを手にして自分に迫ってくる伯父を目にしたベンは「裏切られた」という思いを強く持ってしまいます。暗黒面の怒りを爆発させたベンは、ルークをつき飛ばすと自分の仲間となる者を除いて生徒を皆殺しにし学校を焼き払いました。

こうしてベンは、見えない力に導かれるようにスノークの元へ赴くと彼の弟子になります。その後、両親からもらったベンという名を「カイロレン」へと改名。レン騎士団のリーダーとして、未来の3大勢力の一角を担うまでに出世を果たすのでした。

歴代のジェダイやシスに比べて剣術やフォースの能力は明らかに劣り、初心者レイにも負けてしまう姿にカイロレンは本当に強いの？と思ってしまう方も多いことでしょう。しかしこれには理由がありました。

帝国時代「オーダー66」の発令によりジェダイはほぼ根絶やしにされてしまいます。そしてジェダイの剣術の伝承もまたベイダーを最後に途絶えてしまったのです。帝国滅亡後の新共和国で生を受けたカイロレンに、ジェダイの剣術の伝承はありません。さらにせっかく入学したジェダイ養成学校を”中退”したカイロレンの剣術は未熟なままになってしまったのでした。

暗黒面の能力をいかんなく発揮しファーストオーダーの最高指導者にまで昇りつめたカイロレンでしたが、母レイラの血を受け継ぎライトサイドの一面を内に秘めていました。このことは彼を支えようとするレイも証言しています。カイロレンは母レイア率いる戦艦を前にして葛藤に苦しみ、結局攻撃に踏み切れませんでした。

このシーンを目にしたファンは、カイロレンがライトサイドに戻ってくることを確信します。次のスターウォーズ・エピソード9では、これを主題として描かれることになると考えられています。次回作は最後になるということですから、ファンとしては最後はハッピーエンドを期待したいところではあります。

強力な軍事力をもつ組織「ファースト・オーダー」の最高指導者スノークに仕えるカイロレン。自らレンの騎士のリーダーとしてジェダイの唯一の末裔ルーク・スカイウォーカーを探し出し息の根を止める重要なミッションを与えられています。このカイロレンは幼少のころ名前を「ベン」といいました。

『フォースの覚醒』公開時の記者発表の中で、カイロレンは本名を「ベン」ということが明かされました。上述のとおり、ベンという名前は両親であるハン・ソロとレイアが愛しいわが子に付けた名前です。それではこのベンという名前は何に由来しているのでしょうか？

ベンという名前を聞いて古くからのスターウォーズファンであればピンとくる方もいらっしゃるかも知れません。ベンとはオビ・ワンケノービの隠居時代の名前でもありました。アナキンとの激烈な決闘の末、オビ・ワンケノービはアナキンの故郷でもあるタトゥイーンに移り自身を「ベン」と名乗るようになります。

ところでソロ夫妻とオビ・ワンケノービの接点はあったのでしょうか？それを探ってみるとエピソード４にありました。銀河帝国軍の宇宙要塞「デス・スター」での出来事です。ルークはソロとチューバッカとともに囚われの身となったレイアの救出に向かいます。帝国軍の追撃を受けながらもレイアを無事救出しファルコン号へと急ぐルークたちの前にベン（オビ・ワンケノービ）とベイダーの姿が！

宿敵の2人は一戦を交えますが、ファルコン号へと乗り込むレイアたちを見たベンはベイダーのライトセーバーの犠牲となる道を選びます。命がけでレイアを救ってくれたベン（オビ・ワンケノービ）に感謝の気持ちを表すため生まれてきた息子に「ベン」という名前を付けたのでしょう。

スターウォーズの小説やコミックにはルーク・スカイウォーカーには息子がいて「ベン・スカイウォーカー」という名前で登場します。ベンは父ルーク・スカイウォーカーと母マラ・ジェイド・スカイウォーカーとの間に長男として生まれました。

父ルークの師であるオビ＝ワン・ケノービの隠棲時代の別名ベンから名づけられたとされています。まだ母マラの胎内にいる頃から強いフォースの持ち主てあることが判明していて、ゆくゆくは優れたジェダイに成長することが期待されていました。

しかし、エイリアン、ユージャン・ヴォングとの戦いで若きジェダイたちが無残な最期を遂げていくのを見たことがトラウマとなり、ジェダイの訓練を受けようとはしませんでした。父ルークが運営するジェダイ養成学校では各自の自主性を尊重しています。ルークはあえてベンに強制せず、本人に学ぶ意思が芽生えるのを待っていました。

その後、いとこのジェイセン・ソロが見守る前でならフォースに取り組むようになったことからジェイセンを師として修行を始めさせます。 このベン・スカイウォーカーとベンという名を持つカイロレンとの関係ですが、残念ながら確かな情報はありません。

では、ソロたちの息子ベンの名前がなぜカイロレンとなったのか？公式の発表はありませんが、さまざまな情報から考察してみましょう。すぐに思いつくのはベンがリーダーを務めることになった「レン騎士団」のレンから取ったというものです。

しかしこれとは別に一部ファンの間では、「カイロレン」という名前は映画制作スタッフがベンの意思を暗号化したものと言われています。しかも暗号化の過程で日本語が関係してるとも。それはカイロレンの「レン」が日本語の「蓮（レン＝はす）」からきているという説です。

ここでアミダラ女王、パドメという人物が出てきます。Padomeとは「白い蓮」という意味になります。「レン」の前に来る「カイロ」は暗号でスカイウォーカーとともに暗号解読サイトにかけると「sons（息子たち）」という文字が出てきます。以上のことからカイロレンは「蓮（パドメ）の息子」となるのです。

そうなると見出しのように、カイロレンは「パドメの息子」？となってしまいます。パドメの息子ということは、ルーク・スカイウォーカー（カイロレンの伯父）ですから意味がわからなくなります。母親のレイアも当然パドメの子供ですし。カイロレンの正体をめぐる謎は深まるばかりです。

ではなぜベンは祖母パドメの息子を意味する「カイロレン」と名乗るようになったのでしょうか？前述のようにカイロレンはダースベイダーを崇拝していました。さらに彼はこうも言っています。「私はあなた（ダースベイダー）を受け継ぐ」と。つまりカイロレンはダースベイダーの息子として彼の抱いた野望を成し遂げようとしたのです。

ただこのようなカイロレンですが、一筋縄ではいかない面を持っています。いまだに「光の誘惑がある」とも語り、暗黒面に落ちていきながらもライトサイドに未練を残す揺れる胸の内を披歴していました。彼の動向はスターウォーズ今後の展開の注目すべきポイントのひとつとなるでしょう。

ネット上では、その正体が謎に満ちたカイロレンをルークの息子だとする説が飛び交っています。彼が強力なフォースを受け継いでいるスカイウォーカー家出身だというのです。それを裏付けるのがスカイウォーカー家のファッションとカイロレンの衣装が極めて似ている点です。ルーク・スカイウォーカーが身にまとっていたのは上着から手袋まで全身黒ずくめでした。アナキンやダースベイダーも同様に黒を基調とした衣装で登場します。

スカイウォーカー家のファッションに最も近かったのがカイロレンでした。また、カイロレンが事あるごとにダースベイダーの頭に話しかけていたこともルークの近親者では？という憶測も生む原因となりました。ダースベイダーは死後荼毘に付されます。ダースベイダーの頭に話しかけられるのは火葬場所などを知っている親族に限られます。そこでカイロレンはルークの息子、という説がネットを賑わすことになったと考えられます。

ルークとの関係、次は衝撃のクローン説です。ここで「クローン」について簡単に説明しておきます。クローンとは「遺伝的に同一とされる個体や細胞」のことを言います。体細胞クローンは1つの個体が単独で同じ個体を生み出す無性生殖により発生します。無性生殖では全く同一の遺伝子が受け継がれるため、有性生殖とは異なり同じ親から生まれた個体はすべて同じ遺伝子を持つクローンとなります。

そしてクローン理論を実用化したものをクローン技術と言います。このクローン技術により同じ遺伝的特徴を持つ子どもを人工的に創ることが可能となりました。このクローンという言葉を聞いてクローン羊「ドリー」を思い浮かべる方も多いことでしょう。これは1996年イギリスにおいてクローン技術により誕生した初めての羊で、これからクローンという言葉が世界中で知られるようになりました。

カイロレンの正体を探る鍵である出生をめぐる噂は絶えませんが、彼の正体はルークのクローンではないかという説もあります。クローン説の根拠となっているのが父ダースベイダーとの戦いで切断されたルークの右腕の存在でした。切断されたルークの右腕は彼のライトセーバーとともに銀河帝国軍に押収され、惑星ウェイランドのタンティス山というところに保管されました。

ダークベイダーの死後、ルークの右腕からクローン技術で造られたのがカイロレンの正体だというのです。このクローン説を援用しますと上述の「パドメの息子」という説も成立します。またクローン説が彼の正体の真実ならば、カイロレンはダースベイダーの血を受け継ぎ強力なフォースを持っていることにもなります。ただしこのクローン説はあくまで仮説であり、クローン説の真偽は明らかにされていません。

『フォースの覚醒』予告編で特徴ある十字型ライトセーバーを片手に登場し、ファンの熱い視線を独占したカイロレン。森の中を足を引きずり歩く迫力ある姿に観る者の目は釘付けになりました。この話題の新キャラ・カイロレンを演じているのは、アメリカの俳優アダム・ドライバーです。身長は190㎝あり堂々とした体躯、カイロレンの秘めたフォースの力を体現する俳優です。

『フォースの覚醒』の主役カイロレンを演じる俳優アダム・ドライバーはアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで1983年11月19日に生を受けました。『スターウォーズ/フォースの覚醒』で世界的に脚光を浴びることになった俳優アダム・ドライバーですが、意外にも俳優下積み時代は長くいわゆる遅咲きの花でした。

演劇に興味を持ったのは早く高校時代は演劇サークルに所属。ところが9･11同時多発テロを機にアメリカ海軍に入隊します。マウンテンバイクでの事故によるケガから退役し、その後ジュリアード音楽院に入学、本格的に演劇を学びます。2009年同校卒業後TVドラマで俳優デビューを果たします。俳優としての転機を迎えたのは2012年テレビドラマ「Girls ガールズ」で主人公の相手役を演じた時でした。

アメリカ国内で俳優としての知名度を上げると、2012年バームバック監督の映画「フランシス・ハ」やスピルバーグ監督の「リンカーン」、2013年コーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス/名もなき男の歌」と名だたる監督の作品に出演をはたします。そして2015年今回お届けしている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、黒装束にマスク姿のカイロレンを演じ切りアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で主役級と言ってもよいキャラクター、カイロレンを演じている俳優アダム・ドライバーですが、映画公開前に役作りについてインタビューに応えて語っていますのでその一部を紹介します。

まず、俳優として役作りの基本について上のように述べ、先入観でキャラクターを型にはめるのではなくフレキシブルに演じることの重要性を語っています。

俳優としてカイロレンのような役を演じるにあたっては、コミックや小説のキャラクターをどうやって現実的なものにしていくかが重要だと言います。

今回スターウォーズ出演にあたり、そのスケールの大きさに圧倒されたそうです。そんな時エイブラムス監督の一言でそれまで垂れこめていた靄（もや）が晴れて世界が広がったそうです。

40年にもわたり世代を超え愛され続けているスターウォーズについてこう語った俳優アダム・ドライバー。これまで数多くの社会派映画に出演してきた彼が、SF超大作をどのように演じているのかひとつの見どころではないでしょうか。

『フォースの覚醒』の前年2014年に公開された実在の女性の自叙伝に基づく映画『奇跡の2000マイル』。主人公ロビン・デヴィッドソンは、自分探しのため1匹の犬と4頭のラクダを連れてオーストラリアの砂漠地帯2700kmを踏破します。アダム・ドライバーはこのメジャー映画で準主役の役を演じており、彼にとって非常に重要な意味を持つ作品となりました。

主人公の長く厳しい旅を陰から見守る写真家リック・スモーランを演じるアダム。彼の演技が優しさや孤独感の自然な表現を可能とし、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で4部門にノミネートされるなど高い評価を獲得するのに寄与しています。

『GIRLS/ガールズ』：アダム・ドライバーの出世作ともいうべき、2012年から2017年にかけて放送されたHBO制作のテレビドラマです。ニューヨークに暮らす普通の20代女性の生活を中心に描いたラブコメディで、主役ハンナを演じたレナ・ダナムが製作・監督・脚本も務めています。アダムは役者志望でハンナのボーイフレンド役で出演、エミー賞助演男優賞にノミネートされています。

『パターソン』：ジム・ジャームッシュ監督による2016年公開の映画。アダム・ドライバー扮する詩を愛するバス運転手パターソンの何気ない日常を描いたヒューマンドラマです。この映画でアダムは第21回ロサンゼルス映画批評家協会賞「最優秀男優」などを受賞。また、映画ラストでパターソンと出会う日本人詩人を永瀬正敏が演じています。

ここまで「カイロレンの正体とは？過去や名前の由来・ルークとの関係性をネタバレ」と題してカイロレンを中心に登場人物との関係性や彼を演じる俳優のこと、さらにはファンの感想までお届けしてきました。スターウォーズは長い歴史のある映画です。予備知識なしに見ても登場人物の言動の意味を理解するのは難しいかも知れません。この記事が少しでもそんな方の参考になれば幸いです。