君に届けの映画あらすじと結末をネタバレ!キャストや感想も紹介

皆さんは、映画「君に届け」をご存知でしょうか?多部未華子と三浦春馬のW主演で、実写化された映画「君に届け」。原作のイメージと、あまり変わらないキャスト達の演技がとても良い、凄いとの感想が多く漫画やアニメのみならず今でも人気を誇る「君に届け」。この記事では、そんな映画「君に届け」のあらすじや結末のネタバレ紹介、キャストや感想なども皆さんにご紹介をしていきます。

君に届けの映画あらすじと結末をネタバレ!キャストや感想も紹介のイメージ

目次

  1. 君に届けの映画あらすじと結末をネタバレ紹介!
  2. 君に届けの映画とは?
  3. 君に届けの映画あらすじをネタバレ紹介!
  4. 君に届けの映画の結末は?
  5. 君に届けの映画のキャスト一覧!
  6. 君に届けの映画の感想や評価を紹介!
  7. 君に届けの映画の主題歌は?
  8. 君に届けの映画あらすじと結末まとめ!

君に届けの映画あらすじと結末をネタバレ紹介!

イケメン俳優として有名な三浦春馬と可愛い女優と評価されている多部未華子が初共演している映画「君に届け」。大切な想いをゆっくり伝えていくヒューマンドラマでもある作品で、あらすじから映画を観たいという思いに駆られていきます。

君に届けの映画とは?

漫画と共に成長したファンもいる「君に届け」。実写映画では主人公とヒロインのW主演で君届ブームを起こしました。原作「君届」を好きな熊澤尚人監督、ホラー映画を始め色々なジャンルにメガホンを取っていて、「君に届け」では空気感や距離感を大切にし撮影に挑みました。

別冊マーガレットに12年連載された椎名軽穂原作の「君に届け」は幅広い年齢層に愛されている作品です。テレビアニメ化、ゲーム化もされており、少女漫画では異例の展開を見せました。

君に届けの映画あらすじをネタバレ紹介!

君に届けネタバレあらすじ・爽子の人生が変わる

主人公・黒沼爽子が生まれた日、それは大晦日。大事なコンサートを抜け出して、主人公の父は病院に駆け付けました。爽やかな子と書いて爽子(さわこ)と名付けた父。しかしながら幼稚園の頃、黒沼爽子は友達から座敷わらしみたいと言われます。お父さんから座敷わらしは人を幸せにすると教わった爽子。人の役に立つことを目標に、一日一善を決めます。

小学生になり遊具で遊んでいた爽子。丸い穴から出てきたその姿は映画のキャスト・貞子に似ていたことで、皆んなから貞子と呼ばれ怖がれる存在になってしまいます。この出来事で爽子の人生が大きく変わっていくのでした。

ここまでのあらすじは幼少の時で、周りから悪い言葉を言われても父親のフォローで前向きになります。悪気がなくても相手に放った言葉でその人は傷ついてしまう。純粋でピュアな少女・爽子は、内気で暗い女の子になってしまいます。

高校生になった爽子は、道に迷っていた男子高校生に学校の方向を教えてあげます。少年は笑顔で爽子にありがとうと言います。そして爽子の髪に付いていた桜の花びらを取り、爽子の手の平に乗せるのでした。少年が去った後、爽やかな風が吹く中桜の木を見上げ微笑む爽子。その姿を振り返って見ていた少年は爽子のことを忘れられなくなります。

君に届けネタバレあらすじ・爽子と翔太の出会い

爽子が想いを寄せる主人公・風早翔太との出会いのあらすじ。ありがとうの言葉は人の心を開いてくれます。笑顔は出会いのきっかけになり、ハートの形をしている桜の花びらが二人の運命を予感させてくれているのではないでしょうか。

高校生になっても続いている爽子の目標。人の嫌がる役割を進んでする様子を翔太は遠くから見ていました。そんな中、貞子と三秒以上目を合わせると不幸になるという噂が飛びます。翔太は噂を笑い飛ばしますが、周りは更に爽子を避け始めます。

ネタバレもある学校生活でのあらすじを見ると、ただ一人爽子を偏見していない翔太の気持ちが分かります。噂を信じてしまう真面目で素直なヒロイン・爽子。翔太の気持ちに気付くことはできるのか。

君に届けネタバレあらすじ・肝試しを提案する翔太

肝試しのイベントで、女子生徒・吉田千鶴と矢野あやねが貞子が幽霊役をすると良いのではないかと言います。皆の役に立ちたい爽子、自分に霊感がないことでその言葉を聞き落ち込んでしまうのでした。爽子の噂を聞いた先生は花壇で、三秒爽子の目を見ますが何も起こりません。噂が本当か翔太に自分で確かめろと言われた先生。翔太への思いを爽子に聞く先生ですが。

爽子は翔太を爽やかな人と答えます。翔太は名前の通り爽子の方が爽やかだと言い肝試しの参加用紙に爽子の名前を書き足します。あらすじと映像で感じ取って頂きたい翔太への思いが表現されているこのシーン。先生は爽子の気持ちに気付いていたのでしょうか。

翌日、貞子がお化け役をやればウケると話す千鶴とあやね。肝試しを盛り上げようとお化け役をかって出る爽子。皆を脅かしている爽子に千鶴とあやねは差し入れを持って来てくれます。そこへ翔太が来て爽子に声を掛けてくれます。爽子は皆んなに喜んで貰える嬉しさを翔太に伝え、その言葉に笑みを浮かべる翔太でした。

ネタバレが含まれた肝試しのあらすじ。クラスメイトの千鶴とあかね、爽子は二人と仲良くなれるのでしょうか。爽子を心配している翔太の優しさと気遣い。人の役に立ちたい、喜んで貰いたいと素直に思う爽子の行動は、誰にでも出来る事ではありません。

肝試しでゴールしなかった翔太は罰ゲームをすることに。貞子と付き合うことが罰ゲームだと言われた翔太は、爽子に失礼だと怒ります。女子に対して笑えないジョークだという翔太の態度に好きなのかと聞く男子。否定しない翔太ですが、爽子は誤解で自分に親切なだけと教室を出ていきます。

帰り道歩きながら涙を溢す爽子を翔太は追いかけて行き、その涙を見て少し驚くのでした。友達が反省していると伝える翔太に迷惑をかけたと謝ります。爽子の涙の訳は。あらすじを読むだけで切なくなるシーンで、クラスメイトから爽子を守る翔太の姿が描かれています。

君に届けネタバレあらすじ・爽子への思いが大きくなる翔太

桜の木のことを覚えてるか爽子に聞く翔太。気持ちを打ち明けようとしますが、途中で爽子に切られてしまいます。明るく爽やかな翔太は憧れで尊敬していると言い立ち去る爽子。その後ろ姿を見てこの気持ちが届くのだろうかと不安になる翔太でした。

大きな桜の木を見上げ心のセリフを言う翔太。高校生役が合う三浦春馬への感想が多いシーンで、短い中で翔太の気持ちを表現しています。綺麗咲いている桜と不安げな翔太。心に残るシーンの一つです。入学式の日、桜の木で出会った時から爽子への想いが大きくなっていることが感じれます。

新学期の席替えで先生はクジを一番に爽子に引かせます。クラスメイト達は爽子の近くに行きたくなくて、何でと騒ぎ立てますが。そこで翔太は爽子の隣に爽子の隣に座り、周りには千鶴とあかね、そして千鶴の幼馴染・真田龍が座りました。爽子は嬉しさから泣かないよう怖い表情をし、千鶴から顔が怖いと言われます。

未だ爽子の近くに寄りたがらない人がいる中、自分の近くに来てくれた人がいる。席替えで心から感動できた爽子に友達が出来ます。あらすじだけでは分からない爽子への千鶴とあやねの接し方。二人の自然な演技を映画で観てみてはいかがでしょうか。

帰り道翔太、爽子、千鶴、あやねの四人ははラーメン屋に寄ります。初めての寄り道で胸が一杯の爽子。話しながら素直に笑う爽子に千鶴達はビックリし、いつもそれでいれば良いと言ってくれます。

ここでネタバレを。ラーメン屋は龍の家で、ラーメンを食べながら楽しむ寄り道。爽子は緊張すると顔が怖くなるという自分で気付いている短所。このシーンではいつもと変わらない多部未華子の笑顔が観れます。

運動が苦手な爽子に付き合っていた千鶴とあかね。先生から試験を頑張るよう言われた千鶴は、試験を忘れていたと頭を抱えます。それを見ていた爽子は翌朝、試験の参考にと一冊のノートを千鶴に渡します。喜ぶ千鶴に皆で勉強しようと提案する翔太。そこへ胡桃沢梅が翔太の所へやって来ます。

くるみと呼ばれている胡桃沢梅。映画で好きになったと感想が多い桐谷美玲。嫌みがありながら翔太を好きなくるみが可愛いという声もあります。龍とも友達で何故か爽子に絡んできます。

くるみと翔太が話している途中、爽子が通り掛かりくるみは親しげに爽子の手を握ってきます。その後、千鶴とあやねの噂を聞いてしまった爽子は、自分と付き合っていることで二人と翔太の評判が落ちてしまうと思い込み避けはじめます。千鶴とあやねの噂をしている女子の所に二人が来て、自分達のデマを飛ばしたのは誰か問い詰めます。返ってきた答えは貞子でしたが、二人は爽子が噂を流すはずがないと信じていました。

あらすじに出てきたくるみは何がしたいのか。貞子の噂を消そうと悩んでいる千鶴とあやねは、最後まで爽子を信じてくれるのか。人の噂も七十五日ということわざがあります。色々な噂をしても長く続かず、自然に忘れ去られていくという事で、噂に流されない事も大事です。このあらすじでは友情と信じることの大切さを教えてくれているのではないでしょうか。

先生は爽子と千鶴とあやねを友達と思っていました。二人の評判を下げたくない爽子は敢えて友達じゃないと言います。千鶴達は爽子に本当の気持ちを聞き出そうとしている所に女子が通りかかります。思わぬ言葉を言った爽子を信じる事が出来なくなってしまった千鶴とあやね。

学校の屋上で爽子の言葉に悩む千鶴とあやね。爽子を信じたい自分がいる中でどうしていいか分からない二人。映画を観た人から涙が出るといった感想があります。ネタバレになる感動のシーンの一つです。

爽子は泣きながらサッカーの練習をしているとそこへ翔太がやって来ます。慌てて逃げ出そうとする爽子。逃げることに疑問を抱く翔太に、千鶴とあやねと一緒にいたいと本音を言います。翔太にも迷惑かけたくないという思いに迷惑かどうかは爽子が決めるものではなく、噂も関係ないと話してくれるのでした。その頃、千鶴とあやねも爽子の気持ちを確かめなくてはいけない事に気付いていきます。

迷惑とは自分が決める決めるもではなく、相手が決める事です。あらすじでも分かるようにしっかりと自分の気持ち伝える為に、ボールを用いて言葉の大切さを教えてくれています。爽子の気持ちは千鶴達に届くのでしょうか。

君に届けネタバレあらすじ・育んでいく友情

千鶴とあやねの悪口を聞いた爽子は二人は優しいと庇い、相手から一歩も引かず今の言葉を取り消すよう迫るのでした。翔太は騒ぎを聞き駆けつけ千鶴達を連れに行きます。貞子が二人の噂を流したと信じて疑わない女子は、二人が貞子と付き合っているのは面白がっているだけと言います。千鶴とあやねが好きということ、自分に優しく接してくれたこと。何も分かっていない女子に爽子は本気でぶつかり本音をぶつけます。

思いのたけをぶちまけている所へ千鶴とあやねが来て、爽子の本当の気持ちを知ります。三人はお互い分かり合えることが出来、爽子、千鶴、あやねと名前で呼ぶようになります。このシーンの感想は男性からも女性からも多く、出演者達の演技力に注目して下さい。

友達の誤解を解く為に倒されても何度でも起き上がる爽子。一つの思いを通すこと、本音と本音のぶつかり合いは時には必要なことです。友達同士でも相手を知る事で付き合い方が分かる方法でもあります。

君に届けネタバレあらすじ・楽しい体育祭の中で

くるみは体育祭の途中で爽子を呼び出し、翔太を好きだから協力して欲しいと相談します。協力を断る爽子に龍と話す様進めてくるのですが。爽子にとって翔太は特別な存在。恋愛感情が分からない爽子はくるみの罠にはまってしまうのでした。

爽子が龍を好きなのではないかとくるみが翔太に嘘を付いている一方で、爽子は龍に恋愛感情がどいうものか聞いていました。ずっと千鶴を好きな龍に素敵だと喜ぶ爽子。そんな二人を偶然翔太は見かけ、爽子の腕を引っ張り連れ出します。龍への思いを爽子に聞く翔太。好きと言う爽子の言葉にショックを隠しきれない翔太ですが。

爽子の好きという意味はクラスメイトとしてという事でそれを知った翔太はホッとし、恥ずかしさでいっぱいになります。爽子が翔太に抱く特別な感情。恋に気付いていない爽子がここにいます。

ある日、龍の靴箱に手紙が入っていました。それは爽子からだと言いますが、手紙の字は爽子ではないと怪しむ千鶴達。あやねはくるみを呼び出し手紙の事を問い詰めます。爽子は素直だから手強いのではないか、そして翔太との仲を引き離そうとしているのではと。自分がやったと開き直るくるみと話が読めない千鶴がいる中、爽子がやってきます。

あやねは千鶴達の噂を流したのはくるみで、爽子を嵌めようとしたと言うのですが。爽子は、くるみは友達だから違うと庇います。自分のした事がばれてしまったくるみは、友達と思ったことはないと言い放ち、翔太が自分の方を向いてくれないと悲しむのでした。その姿に心痛める爽子。

あらすじの中では分かりにくい、あやねがくるみの正体に気付くネタバレとなるシーン。そこは、くるみが爽子に手を握ってきた所です。可笑しな行動をとったくるみにあやねはずっと疑問を抱いていました。

君に届けネタバレあらすじ・届いていない翔太の想い

バスで学校に通う事になった爽子は、手続きの為生徒手帳を先生に渡します。ある日、翔太と爽子達はクリスマスパーティーの下見に行く事に。翔太は待ち合わせ場所で爽子にクリスマスパーティーに来ると尋ね、喜ぶ爽子に話を続けようとするのですが。

ショーウィンドウを眺め爽子に気持ちが届いているのか悲しい気持ちになる翔太。バスを待っている爽子に彼女になって欲しいと告白する翔太。爽子は困ってしまいバスに乗ってしまいます。付き合うことが考えられない爽子。翔太の恋は叶うのでしょうか。

クリスマスパーティーに行かなかった爽子を千鶴達が訪ねて来ます。翔太の様子で何かあったのかと爽子に聞くと、爽子は泣き出してしまうのでした。翔太から告白されて、付き合う事に不安があると言う爽子。自分の気持ちもちゃんと伝えるよう爽子に言い聞かせます。

パーティーの途中で帰ろうとする翔太を龍は公園に連れて行き、石でキャッチボールを始めます。爽子はどんな人か聞く龍に一生懸命で真っ直ぐ、人の気持ちを思いやると言っている中、翔太は爽子に気持ちを思いやっていたのか気付きます。

君に届けネタバレあらすじ・先生が失くしていた生徒手帳

そこへ先生が爽子の生徒手帳を持ってやって来ます。メモが後生大事に挟まっていたと言う先生。生徒手帳の最後のページには…。先生は翔太に言葉を掛けようとしますが、その場の雰囲気を読み取った龍は翔太を一人にしてくれるのでした。

自分の事を理解してくれている友達と先生。爽子がずっと持っていたメモ。お互い想い合っていてもすれ違ってしまう爽子と翔太。相手への思いやりや告白する時のタイミングも大事な事と分かるあらすじです。

真っ白な心を持つ爽子。損得なしに人の役に立ちたいという、あらすじの冒頭にある爽子の目標。持続する事は大変ですが、続けるという事が自信に繋がっていき、出来た時の喜びは大変と思った時と比較出来ないものがあります。

自分が持っていないものを人が持っていると羨ましく思う人間の感情。自分で気付かずに本能で感じる時もあります。色んな柵みに惑わされずありのままの自分でいることはとても大切な事です。

君に届けの映画の結末は?

お父さんと大晦日を過ごそうとしている爽子。会いたい人がいると父に告げると、会いたい時は行くべきと爽子の背中を押してくれます。神社に来た爽子、千鶴から翔太の居場所を聞き行ってみると、翔太は帰った後でした。探し続ける爽子に気持ちが吹っ切れたくるみは公園にいることを教えてくれます。しかし、そこにも姿はなくショックを受ける爽子。

その頃、翔太は生徒手帳を見ながら爽子と初めて会った桜の木の下に座っていました。最後のページに大事に挟んであったのは、押し花にしたハートの形をした桜の花びら。入学式の日、翔太が爽子に渡した物を大切に持っていました。

翔太を見つけた爽子は、自分の気持ちを伝えようとしますが上手に言えません。そんな爽子にゆっくりでいいと優しく声をかけます。好きですと気持ちを伝えられた爽子に、翔太も好きと伝え嬉しそうに微笑みます。一緒に新年を迎えることができた爽子と翔太。最初に出会った桜の木の下で。

原作が終わっていない映画のラスト。初めて好きになった人と結ばれる恋は、オリジナルでありながら綺麗な終わり方をしています。情景描写と心象描写が光を放つ楽曲。ネタバレがないエンドロールの後にも注目です。

あらすじだけでは伝えきれないラストシーン。爽子が一生懸命想いを伝えようとする所、それを優しく見守る翔太。ゆっくり届く二人の想い。映画「君に届け」を是非映像で観て下さい。爽子達の担任・荒井一市は翔太を小さい時から知っていて、校内で先生は翔太と翔太は先生を愛称・ピンで呼び合う仲です。そしてこの先生、実は生徒をしっかり見てくれています。映画で観ると先生の良さが感じられます。

君に届けの映画のキャスト一覧!

多部未華子/黒沼爽子役

テレビドラマ「山田太郎ものがたり」や「ヤスコとケンジ」などに出演していた多部未華子。女優・新垣結衣と同級生であり、2011年に日本テレビ系で放送された「デカワンコ」では、ヒロイン・花森一子(通称・ワンコ)役で毎回可愛いロリータファッションを見せてくれました。

真面目なイメージがあり、女優として経験を積み重ねている所から映画「君に届け」のキャストに選ばれています。黒髪の似合う多部未華子は一瞬で役に成り切り、見た目で損をしてしまうヒロイン・黒沼爽子を見事に演じて切っています。純粋で真っ直ぐな女子高生を映画で表現していて良い感想が多く、爽子に思わず手を差し伸べたくなってしまうと言われています。

清楚で一生懸命な爽子。実写は外見だけでなくリアリティもなくてはいけない。原作の爽子の長い髪と肌の色に近い多部未華子。コメディタッチな部分とユーモラスな演技が出来る女優としてキャストに選ばれました。

三浦春馬/風早翔太役

「ごくせん」と「恋空」誰もが観たことのあるテレビドラマ、何回も観た映画ではないでしょうか。その格好良さに憧れ、惚れる三浦春馬は爽やかさがあると評判です。子役から大人になった今でも笑顔は変わらないと言われています。

映画ではピュアな世界観を表現する為、リアリティの演技が出来る俳優としてキャストに選ばれた三浦春馬。初めて出会った時から爽子は心の中にいて、君に届けとずっと思い続けている恋心。原作の様に綺麗で誰からも慕われる明るい風早翔太を爽やかに演じています。良い感想といまいちな感想がある翔太。どちらが良いか映像で観てみてはいかがでしょうか。

清らかさと男らしさがある翔太。男性からも女性からも慕われる翔太役を、三浦春馬に重ねました。格好良い男性が多くいる中で、最初からキャストにと決めていたというエピソードがあります。

夏菜/矢野あやね役

映画「GANTZ」のヒロインに抜擢された夏菜。テレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」で、デビューしました。NHK連続テレビ小説の出演だけでなくバラエティー番組やグラビアでも活躍しています。

映画「君に届け」では矢野あやね役のキャストに選ばれています。最初は爽子を怖がっていましたが、肝試しをきっかけに友達になります。周りを良く見ていて爽子を守りフォローする冷静沈着なあやねを演じています。この作品での夏菜も可愛いという感想があります。爽子の気持ちが分かるあやねを観てみて下さい。

蓮佛美沙子/吉田千鶴役

2006年公開の映画「犬神家の一族」で映画デビューした蓮佛美沙子。三浦春馬と同級生で女優として活動する傍ら大学を4年で卒業しています。NHKテレビドラマ「七瀬ふたたび」でヒロインを演じるなど数多くの作品に出演しています。

映画「君に届け」ではあやねの友達・吉田千鶴役のキャストで出演しています。あやねと同じく爽子を怖がっていた千鶴ですが、友達になった後は爽子と学校生活を楽しみます。蓮佛美沙子の演技が素晴らしいという感想もあり、爽子が翔太に告白出来ない理由を聞き、千鶴が興奮して爽子に語るセリフは胸が熱くなると話題になりました。

キャストは原作と忠実なところがあり、夏菜と蓮佛美沙子がいい味を出しています。出演者のバランスが取れていて、原作を読んでいてもいなくても、映画を観るとその演技力の凄さに驚いてしまいます。

青山ハル/真田龍役

現在は佐々木大介と改名して活動している青山ハルは、映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」やテレビドラマ牙狼-GARO-魔戒ノ花に出演しています。また自作映画も作っていて幅広く活躍している俳優です。

映画「君に届け」では千鶴の幼馴染み真田龍役を演じています。無愛想で千鶴への想いを一途に持っていて、時には爽子を正しい道に導いてくれます。あらすじの最後の方では気持ちが焦っている翔太を落ち着かせます。

桐谷美玲/胡桃沢梅役

アメリカの映画サイト「世界で最も美しい顔100人」にランクインしたことがある桐谷美玲。雑誌「SEVENTEEN」のモデルなど幅広い活躍を見せています。2012年からニュースZEROの火曜日担当キャスターで出演しており、その美しい顔をCMでも見たことのある人が多いのではないでしょうか。

映画「君に届け」で胡桃沢梅を演じています。中学の時から翔太を好きなくるみ、翔太が爽子を好きなことに気付き、二人の恋が実らないよう画策します。あらすじで所々出て来るくるみは桐谷美玲のはまり役といった感想が多いです。くるみ役を選ぶのにこだわったというエピソードもあります。

ARATA(井浦新)/荒井一市役

パリコレや東京コレクションのトップモデルとして活躍していたARATA。現在では本名・井浦新で活動しています。美術や工芸に興味があり、NHK教養番組「日曜美術館」の司会を務めたこともあります。

爽子達の担任・荒井一市に経験豊富なARATAがキャストに選ばれています。デリカシーが欠けている所がありますが、爽子と翔太の気持ちを知り必要な時に手を差し伸べてくれます。明るくて元気な演技の感想が良く、先生を目当てに映画を観たファンもいます。

勝村政信/黒沼喜多夫役

フジテレビ系のドラマシリーズ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」、テレビ朝日系木曜ドラマ枠「Doctor-X 外科医・大門未知子」で医者役をコミカルに演じている勝村政信。貴重なキャラクターとして人気があり、蜷川幸雄の下で修行した演技派俳優の一人です。

爽子の父親・黒沼喜多夫のキャスト・勝村政信は、娘の周囲の変化を嬉しくも寂しくも思う父を見事に演じています。娘への愛を表現している作品の最初と最後は注目のシーンで、映画を観て父親の優しさと感情を感じ取って下さい。

富田靖子/黒沼陽子役

アイドルで活動していた富田靖子。ガンダムファンであり、ドラマなどで主演やヒロイン役を務めていました。少女漫画ファンとして知られていて、現在でも舞台やドラマにとベテラン脇役として活躍しています。

特別出演のキャストで選ばれた富田靖子。優しく見守りながら時には爽子の背中を押してくれる爽子の母・黒沼陽子を演じています。あらすじには出て来ない母の子を思う愛と温かさを映像で観て下さい。

君に届けの映画の感想や評価を紹介!

原作も含めた感想

漫画を全巻持っていますが、原作も映画もそれぞれの良さがありました。爽子の可愛さ、翔太役のキャスト三浦春馬の演技は見事でした。友達は気付いたらなっているという千鶴のセリフ、当たり前の事だけど頷けます。

原作は途中まで読んで映画を観ました。翔太役の三浦春馬はまさにはまり役。爽子は良い子なのに人と関わるのが苦手、そんな爽子を巡る青春ストーリー。友情が嫌み無く描かれていて、泣けるシーンも良かったです。

キャストの感想

友情と恋愛と家族の愛。色んな愛と優しさでいっぱい。三浦春馬の笑顔は威力が凄く、笑うと違う多部未華子も良かったです。純粋で真っ直ぐな高校生が可愛く青春純愛胸キュン映画です。

柵のある人間関係、そこに主人公の純粋さと真っ直ぐさが出ていて感動します。女子の友情も描かれている作品で、ARATA、夏菜、蓮佛美沙子と脇役の演技が良い味を出していました。心が洗われる映画です。

健気で人の為に尽くそうとする女の子。見た目で周りから怖がられる女子高生。原作者は爽子として長い期間過ごすキャストに多部未華子がなったことを喜んでいます。原作からそのまま出てきた様な三浦春馬。体型と仕草も翔太に似ていて、想像以上のキャスティングです。

当時は他のドラマで忙しかった俳優、女優達。高校生役を演じるキャストのタイミングと映画化が合ったことは幸せと原作者も頷いてくれています。監督がこだわった漫画の登場人物に合ったキャスティングは主人公、ヒロインを始め感想が良く、それぞれのキャラクターを壊さず演技してくれています。

ストーリーの感想

気が弱い主人公が初めて出来た友達の誤解を解こうと頑張る所。相手を思って友達から離れようとする所。主人公を思い屋上で二人が悩むなど友情に泣ける作品です。女優としてでなく、登場人物として素敵に感じました。

真っ直ぐで応援したくなるヒロイン・爽子。爽やかな主人公・翔太。義理と人情に篤い千鶴。何でもお見通しで気配りが出来るあやね。キャストそれぞれはまり役で、魅力的なキャラ設定が楽しめる作品。

暗いけど純粋な爽子。天然もあって愛すべきキャラクター。友達の噂をしていた三人に食い下がるシーンは感動します。翔太との恋の行方も良かったが、女子同士の友情が素晴らしい映画でした。

漫画の実写版は中々上手にいかないけどこの映画は違います。素晴らしい出来栄えで、漫画を読んでいる人も呼んでいない人も納得できる作品です。見た目で決めつけられてしまうヒロインを観ると応援したくなります。

君に届けの映画の主題歌は?

flumpoolが歌う映画「君に届け」の主題歌のタイトルは映画と同じで、届きそうで届かないピュアな心模様を描いています。大好きな君に想いを届けたいという主人公の気持ち歌った曲。キャストだけでなく主題歌にも注目が集まった「君に届け」、ファンからは映画と一緒に聴いて欲しいと言われている楽曲です。作曲を担当したメンバー・阪井一生は原作ファンの一人というネタバレもあります。

君に届けの映画あらすじと結末まとめ!

ネタバレが含んでいると知りながらあらすじを見入ってしまう「君に届け」。友達への思い、好きな人への想い、原作を壊さないよう創られた映画を観て自分の心に気付くファンもいるかもしれません。

原作を読んだ人から良いという感想が多い作品で、先入観なく観るとストーリーにスッと入っていけると評判です。そっと寄り添ってくれる安心感のある主題歌、甘酸っぱい青春映画「君に届け」。男女問わず人気の作品ですので、是非1度ご覧ください。

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