【キングダム3】紫夏を実写で演じるキャストは杏！江彰は映画に登場しない？

紫夏(しか)は『キングダム』の中でも圧倒的な人気を獲得したキャラクターです。政の人生に大きな影響を与えたキャラクターであり、実写映画『キングダム3 運命の炎』で登場します。紫夏(しか)は実写映画のファンにも注目されており、実写キャストである杏も絶賛されたことでも知られています。ここでは、実写映画『キングダム3 運命の炎』の基本的な情報を紹介していきましょう。

実写映画『キングダム3 運命の炎』は、圧倒的な注目度がありました。実写映画がメガヒットを記録しており、シリーズとして制作されています。実写化キャストの豪華さも話題になっていて、劇場版3弾の新規キャストとして杏や吉川晃司などが出演していることも注目されています。ここからは、キングダム3の作品情報などを簡単にまとめていきます。

『キングダム』は圧倒的な人気を誇る歴史漫画で、2006年から『週刊ヤングジャンプ』で連載中の作品です。本作は第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど、業界内で極めて高い評価を得ています。コミックスの累計部数は9900万部を突破しており、2020年12月に発売されたコミックス第60巻がシリーズ初の初版100万部を突破するなど、メガヒットを記録していました。

『キングダム3 運命の炎』は、2023年7月28日に公開された実写映画第3弾となっています。第1作、第2作同様に山﨑賢人が主演を担当し、ストーリーは2022年に公開された映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の続編となっています。原作『キングダム』のストーリーでも大きな転機となる馬陽の戦いと紫夏(しか)編が描かれていて、公開初日から大ヒットを記録しました。

隣国・趙が秦国に対する長年の敵意を胸に、秦国へ侵攻を始めました。秦にとっては厳しい状況になり、政は対抗するために伝説の大将軍・王騎を指揮官として戦場に送り込みます。戦いの舞台は馬陽であり、王騎にとって特別な意味を持つ場所でもありました。その中で政はかつて趙の人質として過ごした過酷な経験について、王騎に明かすのでした。

紫夏（しか）のプロフィールを見ていきましょう。紫夏（しか）は趙国の闇商人で、紫家のリーダーである女性です。彼女はもともと戦災孤児で、餓死してしまうところを商人の紫啓に拾われて養子として育てられました。紫啓が亡くなった後、彼女は家業である紫商をさらに発展させて優れた商才を発揮していました。そんな彼女のもとにある依頼が舞い込みます。

紫夏(しか)は養父に対する感謝の気持ちから、自分と似た境遇の政を気にかけていました。そして、秦国に帰還させる仕事を引き受けることになります。しかし、この任務は危険を伴うモノであり、紫夏(しか)は趙兵による襲撃で命を落としてしまいました。そして、紫夏(しか)との出会いと別れが政に大きな影響を与えていて、「中華統一」の夢につながっていきました。

紫夏(しか)はストーリーで重要なポジションを担う存在となっています。実は、史実上には彼女が実在したという記録は残っていません。紫夏(しか)は漫画『キングダム』のオリジナルキャラクターと考えられています。政が人質だったことや命がけで国境を越えたことは事実です。そのため、実際に手引きした人間はいたものの、どんな人物かは分かっていないという事になります。

ここでは、紫夏(しか)を実写映画『キングダム3 運命の炎』で演じるキャストである杏について見ていきましょう。実写映画第3弾である『キングダム3 運命の炎』は豪華なキャスト陣が起用されていて、杏の演じる紫夏はストーリーの最重要キャラクターとなっています。紫夏は人気キャラクターなので、実写映画で演じるキャストは多くのファンに注目されていました。ここからは、杏のプロフィールや出演作品を紹介します。

杏(あん)は1986年4月14日生まれの女優であり、ファッションモデルやYouTuberとしても活動しています。本名は渡辺杏（わたなべ あん）であり、かつてはこの芸名で活動していました。東京都渋谷区出身、サンミュージックブレーン、ボン・イマージュなどで芸能活動をしており、2008年からはトップコートに所属を映して現在に至ります。父は日本を代表する俳優の渡辺謙、兄も俳優の渡辺大です。

杏は15歳から集英社『non-no』専属モデルしており、2005年にはパリプレタポルテコレクションに出演するトップモデルとなりました。2012年には日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!13」のレギュラー出演者となり、知名度を大きく上げています。2016年11月11日には、『オケ老人!』で映画初主演を果たすなど、いまだに第一線で活躍しています。

海外で育った経験などを生かして、国際的な親善活動にも積極的に参加しており、2022年7月には国連WFP親善大使に就任しました。また結婚と離婚を経験し、3人の子どもを育てるシングルマザーとして同性のファンにも大きな影響を与えています。2022年にはパリへと移住し、パリから動画配信などで情報発信を行っています。公式InstagramとYouTubeチャンネルを開設していて、たびたび話題になっています。

杏は2007年に『天国と地獄』で女優デビューを果たしています。その後、2009年にはNHK大河ドラマ『天地人』に出演して、その演技力が高く評価されました。その後、『華麗なるスパイ』で民放の連続ドラマを果たし、『サムライ・ハイスクール』ではヒロイン役を担当しました。2011年4月クールには、『名前をなくした女神』で連続ドラマに初主演を果たし、女優として大ブレイクを果たしました。

2013年秋から始まったNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』にオーディションなしで主演に起用され、高視聴率を記録しています。その後は、主演女優として数多くの作品に出演し、『花咲舞が黙ってない』は続編も制作されるなど、代表作となりました。2015年1月には、『デート〜恋とはどんなものかしら〜』でフジテレビ系月9ドラマ初主演を担当し、日本を代表する女優の一人となります。

ナレーターとしても高い人気を獲得していて、TBS『世界遺産』で長年ナレーターを務めています。また、NHK×東京国立博物館8K文化財プロジェクト「見たことのない文化財」では、ナビゲーターに起用されました。2023年の出演作品に『競争の番人』や『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』などがあります。

ここでは、紫夏(しか)の仲間である江彰は映画『キングダム3 運命の炎』でに登場しないのかを見ていきましょう。政が最も影響を受けたのは、紫夏(しか)であることは間違いありません。しかし、仲間である江彰にも命を助けてもらっており、政にとって命の恩人でもあります。実写映画ではこのエピソードがどれほどの再現度で描かれているのかが気にされていて、紫夏(しか)の仲間である江彰については特に注目が集まっていました。

江彰のプロフィールを見ていきましょう。江彰は趙国の闇商であり、孤児時代からの紫夏(しか)の幼馴染みとして共に活動しています。亜門と共に紫夏(しか)の仕事を手伝っていました。政の護送の任務に従事し、亜門が犠牲になりながら秦兵との合流地近くまで生き延びました。しかし、最後には政を逃がすために単身で追手を相手にして、趙兵による襲撃によって命を落とすことになりました。

原作漫画『キングダム』では、紫夏(しか)の仲間として江彰(こうしょう)と亜門(あもん)の二人の男がいます。しかし、実写映画『キングダム3 運命の炎』では紫夏(しか)・江彰・亜門の設定に改変が行われています。彼らのエピソードは映画版ではカットされていて、政を追手から逃すシーンをしっかりと描くために、江彰は実写映画では登場しませんでした。映画に登場するのは紫夏(しか)と亜門だけということになります。

ここでは、紫夏(しか)と政の関係や最期を見ていきましょう。紫夏(しか)と政の関係性はキングダムのストーリー上でもかなり重要なポイントとなっています。その最期は作中でも随一の感動ストーリーと言われていました。紫夏(しか)と政のエピソードが第3弾の見どころとなっていて、その中でも紫夏(しか)の最期は涙なしでは見ることができないシーンとなっています。

政は生まれた時には、秦を離れていました。彼の母と共に、趙の首都・邯鄲(かんたん)で人質として暮らしていました。その暮らしは貧しいもので、いつ死んでもおかしくはない状況でした。秦は趙に「長平の戦い」という戦いで、40万もの兵士を生き埋めにしてしまいました。その過去が民衆にも知られているので、政は蔑まれ、虐待されて暮らしていました。

さらに、母国である秦国からは見捨てられてしまうという過酷な環境でした。母は日銭を稼ぐために体を売り、政は盗みなどで生きながらえるという王族とは思えない生活をしています。その結果、幼い政の心は崩壊しており、五感を失い、痛みも感じなくなるという哀しい人生を歩んでいました。そんな彼を救出するという話が秦国で持ち上がり、後の政の部下たちはある者に政の脱出を依頼します。

政を脱出させる理由は、政の父親である秦王が死亡したことであり、政は後継者として秦に脱出することになります。そのためには、趙の内情に詳しい人物が必要でした。その人物こそが裏家業をしていた紫夏(しか)であり、政の暗殺を防ぎながら脱出させることが彼女の任務でした。完全な民間人ですが、紫夏(しか)は仲間たちと共に懸命に政を国境まで送り届けようとします。

政は「長平の戦い」の亡霊の幻を見て、その幻がトラウマとなっていました。心を壊し、人間として生きることをあきらめてる政に紫夏(しか)は時には厳しく、時には優しく、彼を導いていきました。国境までの道中で紫夏(しか)の知略と人間性、勇敢さを目の当たりにした政は徐々に心が癒されていくことを感じていました。そして、紫夏(しか)も懸命に現実に抗おうとする政を見て、彼に希望を見出し始めるのでした。

趙の追手から逃げ続ける一行は、徐々に追い詰められていきました。そして、ついに国境の手前で追いつかれてしまい、協力者であった道剣、さらには亜門は時間稼ぎのために命を落としてしまいます。最後には、紫夏(しか)と政の二人になり、紫夏(しか)は政を守りながら国境まで運びました。しかし、紫夏(しか)も致命傷を負ってしまいます。絶体絶命でしたが、秦軍の迎えが何とか間に合いました。

紫夏(しか)は援軍を見て、政が助かることを悟ります。すでに紫夏(しか)は矢と槍に貫かれていました。紫夏(しか)は政に最期の言葉を送ります。「あなたほどつらい経験をして王になる者はいません」と語り掛けます。そして、その経験が何よりも大切だと政に伝えました。「あなたは誰よりも偉大な王になれます」と政に最期のメッセージを託して、死んでしまいました。政は、この言葉を忘れることはありませんでした。

紫夏(しか)は政にとっては命の恩人となり、その考えは彼に受け継がれることになりました。政は王になって「中華統一」という夢を叶える決意をします。秦に帰った後も中華統一という夢を叶えるために、勉学に励み、武術や騎馬術、政治学、戦術などあらゆる分野を学びました。そして、信と漂に出会ったことで、その想いをより一層強くして、「中華統一」を現実的なモノにしていきます。

ここでは、紫夏(しか)の声優を見ていきましょう。紫夏(しか)はアニメ『キングダム』でも重要なキャラとなっていて、声優キャストにも注目が集まっていました。アニメ『キングダム』はキャラクターが多いため、若手キャストから大ベテラン声優まで、幅広い世代の声優が起用されています。紫夏(しか)の声優に起用されたのは、多くのヒロインを演じている大原さやかです。ここからは大原さやかのプロフィールと出演作品をまとめます。

大原さやか(おおはらさやか)は、1975年12月6日生まれの女性声優であり、ナレーター、DJ、ラジオパーソナリティなど、その活動は多岐にわたっています。神奈川県横浜市出身、東京俳優生活協同組合に所属しています。2009年には結婚を発表しており、公認サイト「大原省」では相手の男性は1歳年上の役者と公表しています。青山学院大学に進学し、俳協ボイスアクターズスタジオで演技の基礎を確立しています。

2000年代に入ってから、アニメ出演が増え、声優として大ブレイクを果たします。1999年4月から『NOW HITS STREET』のDJとしても高い評価を獲得していました。2013年3月1日には、第7回声優アワードにて助演女優賞を受賞するなど、名実ともにトップ声優の仲間入りを果たします。幼少期からクリスチャン（カトリック）であることも公表しました。熱狂的なミュージカルファンで、演劇に造詣が深いことでも知られています。

大原さやかは1998年に『名探偵コナン』で、声優デビューをしています。アニメ版『キングダム』では声優の大原さやかが紫夏(しか)を演じます。彼女の代表作には『FAIRY TAIL』のエルザ・スカーレットや『Fate/Zero』のアイリスフィール・フォン・アインツベルンがあります。ヒロインを数多く演じ、母性を感じさせるキャラクターも得意としています。駅のアナウンスや音声案内も多く担当し、その演技力は高い評価を受けています。

『美少女戦士セーラームーンCrystal Season III』の海王みちる(セーラーネプチューン)や『ゴールデンカムイ』の家永カノ、『波よ聞いてくれ』の茅代まどかなど、アニメ界でも人気の高いキャラクターを演じています。2020年代には『BLEACH 千年血戦篇』の黒崎真咲や『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』のエリザベート、『マイホームヒーロー』の鳥栖歌仙などがあります。

ここでは、紫夏(しか)の実写キャストに関する感想や評価などを見ていきましょう。紫夏(しか)の実写キャストはネット上でも高い注目を集めていて、多くのファンに気にされています。杏の高い演技力はキングダムファンにも絶賛されていて、国際的にも高評価を受けていました。そのため、『キングダム3 運命の炎』の紫夏(しか)の実写キャストに関する感想や評価は、ネット上でも数多く見つけることができました。

紫夏(しか)の実写キャストである杏は原作ファンにも好評を博しています。実写映画『キングダム』は実写化キャストにも注目が集まり、特に女性キャストはイメージに合っていると絶賛されています。実際、紫夏(しか)の実写キャストである杏の起用は圧倒的な支持を集めていました。ネット上でも、実写映画『キングダム3 運命の炎』で杏が起用されたことは、多くのファンから絶賛の声が集まっています。

杏の演技力は絶賛されています。壮大な世界観が魅力の物語であり、その中でも杏の演技力はストーリーに深みを持たせていました。強く、優しい女性をしっかりと演じており、作中屈指の感動エピソードをしっかりと実写化させています。杏は主演級の女優なので演技力は高い評価を受けていて、国際的な活躍もしているため、壮大なスケールの物語を際立たせています。

紫夏(しか)に起用された杏は、イメージにピッタリであるという声が数多くありました。杏は様々なキャラクターを演じることができる高い演技力を持ち、主演級の女優として高い実力を誇ります。男勝りで政のことを命がけで守る紫夏(しか)のイメージには、強い女性のイメージがある杏がピッタリであると絶賛されていました。キングダムは実写キャストの配役が好評を博していて、杏も称賛の声が集まっています。

杏の演じる紫夏(しか)の演技に感動したという声も多くあります。政のことを命がけで守った紫夏(しか)を見事に演じ切じ、その演技に感動したというファンが続出しています。感動エピソードなので、杏の演技力はかなり注目が集まりました。公開後には、その演技力に感動したというファンも多く、ネット上でも絶賛の声が数多く見つかっています。

この記事では、紫夏(しか)の実写キャストの基本的な情報やアニメ声優、ネット上の感想などを見ていきました。紫夏(しか)を実写で演じるキャストは杏であり、その演技力は好評を博しました。公開と同時に第4弾の公開もアナウンスされていて、圧倒的な注目度を誇る作品となっています。この記事で紹介した紫夏(しか)の実写キャストである杏にも注目して、実写映画『キングダム3 運命の炎』をお楽しみください。