2018年11月21日公開
2018年11月21日更新
ミスミソウの映画あらすじをネタバレ!漫画原作の傑作と言われる理由と感想を紹介
今回は日本の人気漫画である『ミスミソウ』の実写版である映画『ミスミソウ』のネタバレあらすじや漫画版ミスミソウが何故傑作と言われる作品なのかなどの解説、そして映画『ミスミソウ』に出演しているキャストについてや映画『ミスミソウ』を見た人の感想の紹介もしていきます。過疎化に根付く外部者へのいじめから起こった悲惨な事件により復讐を誓った女の子の悲しくもグロテスクな復讐劇。
目次
ミスミソウの映画あらすじネタバレが知りたい!
今回は日本の人気漫画である『ミスミソウ』の実写版である映画『ミスミソウ』のネタバレあらすじや漫画版ミスミソウが何故傑作と言われる作品なのかなどの解説、そして映画『ミスミソウ』に出演しているキャストについてなどの紹介もしていきます。
ミスミソウとは?
ミスミソウとは押切蓮介による日本の大人気漫画である作品であり、『ホラーM』にて2007年から2009年の間で連載されていました。物語は過疎化が進む町を舞台にイジメから殺人事件へと発展し、家族を殺された少女が復讐をするサイコホラー作品となっています。そして漫画だけでなく、2018年4月7日には実写映画『ミスミソウ』が公開されました。
ミスミソウの漫画原作が傑作と言われる理由について
原作ミスミソウが傑作と言われる理由:残酷な描写
ミスミソウが傑作と呼ばれている理由として、まず第一にあがるのがかなり残酷に描かれている描写です。ミスミソウでは主人公が中学生であるのにも関わらず残酷なスプラッター表現が繰り広げられており、その表現の仕方も独特で主人公の背景などもあいまり、人間の本質が描かれています。
原作ミスミソウが傑作と言われる理由:押切蓮介独特の世界
ミスミソウが傑作と言われる理由について作者である押切蓮介独特の世界があり、押切蓮介が描く漫画には共通点があり青春漫画であるハイスコアガールやギャグ漫画であるでろでろなど題材は全く方向性が違いますが、どれも周囲から虐げられたり皆に理解をしてもらえないなど孤独や弱者などの共通点があります。そしてミスミソウでは特に押切蓮介の色が特に出ておりキャラクターごとの心理描写などが人気の理由となっています。
原作ミスミソウが傑作と言われる理由:ラストの展開
ミスミソウが傑作と言われる理由として、特に衝撃だったラストについての話題が多数あります。ミスミソウでは壮絶なイジメと家族の殺害など残酷な部分が多数ありながらもそんな主人公にも唯一存在した味方をしてくれる男の子がいます。しかし、その男の子には曲がっている思考や感受性により恋愛感情から一気に復讐の対象になるシーンなどが傑作と言われる理由となっています。
ミスミソウの映画登場人物やキャスト紹介
映画ミスミソウのキャスト一覧:野咲春花‐山田杏奈
映画ミスミソウの野咲春花役を務めていたキャストはアミューズ所属の女優である山田杏奈です。芸能界に入ったきっかけは2011年に開催された「ちゃおガール☆2011オーディション」で見事グランプリに受賞し今の事務所であるアミューズに所属し芸能活動を始めました。憧れの女優は満島ひかりと公言しており、負けず嫌いな性格と自認しています。
芸能活動を始め2015年にはドラマ『12歳。』にて初の主役として抜擢されました。そしてその翌年の2016年には映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』に映画初出演を果たします。それからは数々のテレビドラマや映画などで活躍を積みかさね、2018年に公開された今回紹介している映画『ミスミソウ』では映画初主演を務め、同年に放送された『幸色のワンルーム 』でも初のドラマ主役に抜擢されます。
映画ミスミソウのキャスト一覧:相葉晄‐清水尋也
映画ミスミソウの相葉晄役を演じていたキャストはオフィス作所属の俳優である清水尋也です。芸能界に入ったきっかけは兄弟である4つ上の兄が俳優をしており、その俳優である清水尚弥が主演を務めた映画である『からっぽ』の試写会にて事務所の人間に誘われて芸能界に入りました。そして2012年に公開された映画である『震動』にて初の映画出演を果たしました。
さらに同年に放送されたドラマである『高校入試』にも初のドラマ出演を果たします。それからはちはやふる 上の句 / 下の句や電影少女〜VIDEO GIRL AI 2018〜など様々な作品で活躍をし、2018年には日本テレビのドラマである『anone』で第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞しました。そして同年に放送されたドラマである『インベスターZ』では自身初のドラマ初主演を務めました。
映画ミスミソウのキャスト一覧:小黒妙子‐大谷凛香
映画ミスミソウの小黒妙子役を演じていたキャストはスペースクラフト所属の女性ファッションモデルである大谷凛香です。芸能界に入ったきっかけは2012年に開催されたファッション雑誌『ニコラ』のニコラモデルオーディションにて1万人越えの中から見事グランプリに選ばれて専属モデルになりました。そしてニコモの専属モデルは2016年にモデルの卒業式が行われました。
さらにはタレントとして活動もしており、2015年10月からはバラエティー番組である『ポケモンの家あつまる?』でレギュラー出演に抜擢されました。芸能界で活動をしながらも2018年には高校を卒業し大学に進学します。そして2018年には今回紹介している映画『ミスミソウ』にて初の映画主演を果たします。
映画ミスミソウのキャスト一覧:南京子‐森田亜紀
映画ミスミソウの南京子役を演じていたキャストはストレイドッグプロモーション所属の女優で映画監督としても活動をしている森田亜紀です。女優としての活動では、大畑創監督の映画であるホラー映画『へんげ』にて主役に抜擢されます。さらに女優としてだけでなく映画監督としては2013年に公開されたオムニバス映画である『桃まつり presents なみだ』の1編である「雨の日はしおりちゃん家」で映画監督デビューを果たします。
女優としては数々の作品に出演しており、映画では桃まつりpresents 真夜中の宴や今回紹介している作品である映画『ミスミソウ』など、ドラマでは松本清張ミステリー時代劇「左の腕」や快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーなど様々な作品で活躍をしています。
ミスミソウの映画あらすじネタバレ!
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:イジメの風習がある田舎町
雪の降る小さな町である大津馬村は人口が少なく、転向してきた者を阻害する中学校の風潮があります。そして冬季になると積雪が多く人の背よりも高く積もります。そして雪かきが追い付かないため村全体を覆い隠していました。大津馬村の中学3年生である野咲春花は父親の仕事の関係で東京からこの村に引っ越し、クラスメイトにイジメられる日々を過ごしていました。いじめには下校時に靴が無いなどのいじめが流行っています。
同級生である相場晄は春花の事を気に掛けますが、何もしてあげられることが無く、そのまま立ち去ってしまいます。春花の下校時にいじめっ子たちが現れました。春花はいじめっ子に連れられて学校の裏山に連れ出されます。裏山には大きなごみ溜めがあり、深さは2メートルほどあります。女子生徒4人ほどが春花の靴をその穴に捨てると春花は靴を撮りに行くのですが、転倒してしまい体中汚れてしまいます。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:リーダーのような存在である小黒妙子
いじめっ子たちは春花の姿を見てあざけ笑い東京に帰れと言い放ちます。いじめっ子は女子4人と男子3人がおり、この中でリーダー格は小黒妙子という女子生徒です。妙子は学校内でも女王様のような存在であり、皆は妙子の言うことに逆らうことが出来ません。男子生徒のリーダー格は妙子と仲がよい久賀秀利です。久賀は妙子に対して恋愛感情を抱いており、妙子に気に入ってもらいたいため春花をイジメていました。
春花は泥まみれになりながら帰宅すると、その姿を見て両親は心配します。父親は学校でいじめが起きているのではないかと学校に文句を言いに行きます。ですが、担任の女教師は泥まみれなだけで生徒がイジメている事にならないと答え、もうすぐ廃校になるので事を荒げないでほしいと言い返されます。この中学校は過疎化が進んで今年の3年生が卒業すると廃校になる予定です。そして卒業まではあと2か月でした。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:段々とエスカレートしてしまうイジメ
父親は担任が苦情に耳を貸さないと知り、帰る途中に階段で背後から蹴られてしまいます。蹴られた靴には画びょうが張り付けられており、父親の背中には画びょうで出来た穴があり、イジメのレベルを超えていると春花の父親は知りました。その後も春花へのいじめはエスカレートしていき、教室の机には鳥の死体が入れられ落書きで死ねなど彫られていました。そしてこのイジメを担任は見ているのですが、見ていないふりをしています。
担任はこの状況に気付きながらも、この嫌な雰囲気にストレスを感じて授業中に度々嘔吐するためゲロ先生と呼ばれていました。春花は帰宅すると、父親から学校に行くなと言われ卒業までは家に居なさいと言われます。そしてたまたまなのですが、春花は熱を出したため学校を休みます。春花が学校を休みだしてから3日が経つと、いじめの標的が変わり佐山流美という女子生徒がターゲットになりました。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:春花に逆恨みをする流美
元々春花が転校してくるまでは流美がいじめられており、これ以上いじめられたくなければ春花の家に行って学校に来るようにしろと命令されてしまいます。流美は命令通りに春花の家に来ると、春花は本当に熱を出して休んでいるのだと知ります。しかし、命令を受けている為、証拠としてCDを借りて春花の写メを撮ろうとしますが、拒否されてしまいます。
流美は春花に学校に来てほしいと説得をしますが、春花は学校にもう行かないと言われてしまいます。しかし、流美は春花が学校に来ないといじめられてしまうため春花に縋り付き説得しますがそれでも失敗します。これにより流美はイジメられ始め、教室にあるロッカーに閉じ込められてしまいます。再びいじめられたことにより、イジメは春花のせいだと逆恨みをして春花を恨みます。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:春花を見つけると何故か逃げ出すクラスメイト
春花は妹の祥子と共に遊んでいると、カメラでミスミソウを撮影しに行くと言う晄と出会いました。晄は春花にミスミソウが何なのかなどを説明していると、祥子がねだったため春花と祥子は写真を撮ってもらいました。人を撮るのは初めてだと言いながらシャッターを切り、これ依頼春花と晄は仲良くなりました。一方の流美はいじめで髪を無理やり切られており、反抗できないでヘラへラと笑っていました。
しかし、そんな春花ですが陰で春花をぶっ殺したい、死んでほしいと呟きます。春花は晄と共に撮影のため町内を観光しにいきます。春花が出かける前に祥子がレジンで固めた三つ葉のクローバーの手作りペンダントをくれ、晄と共に楽しい時間を過ごしました。観光を楽しみ晄と共に帰っていると、同級生の加藤理佐子と三島ゆりと出会いました。2人はおどおどとしており、春花を見つけると逃げるように去っていきました。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:突然の家の火事と死んでしまった両親
春花は違和感を覚えると、遠方で火の手が上がっている事に気づきます。嫌な予感がして家に向かって走り出すと、春花の家が燃えており火の中に飛び込もうとする春花を晄は制止して変わりに晄が家に入っていきました。そして出てきた晄の腕には全身を大やけどしている祥子がおり、消防隊員はまだ息があると言います。ですが両親は共に焼死してしまい、祥子は意識不明のままです。
春花は祖父から父親が妹をかばうように倒れていたと聞き、居場所を失った春花は駆け付けた祖父の家で暮らすことになりました。学校では少し変化があり、いじめられっ子の流美が堂々としていました。流美は放火の首謀者であり、自身の手柄について妙子に話そうとしていました。しかし妙子は気に入らず、机に置いてきた手にシャーペンを指します。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:それぞれの家の事情
南先生は放課後に流美を呼び出すと、卒業まで妙子に近づくなと言います。しかし、自身よりも妙子のことを重視するような口ぶりの先生に、先生にとって妙子は何なのかと問うと、先生は笑顔で友達だよとこたえます。男子生徒のいじめっ子である真宮裕明は趣味がボウガンであり、池川努はエアガンが趣味でした。池川は春花の母親が燃える所を見ており、心が躍ったのだと真宮に言いました。
そしていじめっ子たちにも家庭の事情がありました。妙子は中学を卒業すると上京して美容師になりたいと思っていましたが、父親に反対されて橘吉絵の父親は重度のアルコール中毒で夜中にも酒を買ってくるように命令されます。流美は母親から過保護に育てられており、そんな愛情を受けながら自身の憧れである妙子の絵をひたすらかいています。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:両親が亡くなったショックで失声症になってしまう春花
一方春花は放火はいじめが原因で起きたことではないのかと考えて、あえて登校をしました。晄は登校してきた春花に慰めの言葉を送るのですが、春花はストレスによって声が出せなくなる失声症だと気づきました。吉絵は春花の登校で放火がばれているのではないかと焦り、放課後に春花を裏山に呼び出します。そこには理佐子やゆりも居ており、吉絵は春花に向かって自殺をしてほしいと言いました。
吉絵は以前から自殺をしようと考えていたけど、春花の母親が燃えていくのをみて死ぬのは嫌になったと言いました。このことにより、春花は両親と妹が殺されたのだと確信しました。そして春花は復讐を始めます。吉絵は画びょうで春花をさすと、春花はごみ溜めに落ちてしまい手元にあった鉄パイプをとっさに持って、吉絵の左目に刺しました。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:復讐開始
春花はさらに吉絵を鉄パイプで何度も殴打して殺害します。次にナイフを手にした春花は理佐子とゆりにも近づくと、理佐子は久賀君なのと言い訳をしますが春花は理佐子に切りかかり、逃げ出そうとするゆりの鉄パイプで殴ります。そして理佐子とゆりを何度も殴打して殺害しました。3人の死体は置いていかれますが、普段から人が来ないことと、雪かきなども間に合わないため遺体が発見されることはありません。
翌日になると、生徒3人が行方不明になったと学校に警察が訪れました。久賀達は自身がやった後ろめたさに怯え、晄は久賀達の姿をみて春花の家の火事は久賀達が関係していると気づきます。久賀はそのまま早退し、帰宅途中に春花が現れました。しかし、久賀は春花の事を無視しようとすると、気づいたときにはナイフで腹を刺されていました。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:背後からボウガンで狙われる春花
そのまま春花は久賀に何度もナイフで切りかかり、久賀は崖から落ちて死んでしまいます。町では吹雪が続き学校が休校になります。晄は春花が心配であったため、祖父の家に訪ねてきました。そこで春花の祖父は春花と祥子と一緒に東京へ帰るつもりだと晄に話します。そのころいじめっ子たちは事件に関係している生徒たちが次々と失踪していることに怯えていました。
流美はおびえて母親と寝るようになり、布団を撮りに行く最中に真宮と池川から着信がありました。それは春花が事件の復讐をしているのだと告げます。春花は祖父に見舞いに行くと言って雪が降っている為傘をさして出ていきました。森に咲く花を見ていると、背後から真宮がボウガンで撃ってきます。しかし、矢は外れて春花は狙われている事をしるとすぐさま隠れます。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:血のついたコートに違和感を覚える祖父
真宮と池川は2手に分かれて捜索を開始し、池川は春花を見つけると馬乗りになって脅します。しかし春花は反撃で手に持っていたペンチで池川の鼻を切り裂きます。真宮も遅れてボウガンを打とうとしますが、狙いが外れてしまい池川の頭に命中してしまいます。池川は混乱して真宮に向かい走り始めその背後から迫ってきていた春花にナイフで刺されてしまいます。そして池川と真宮の遺体も雪に隠れてしまいます。
クラスの生徒が次々と失踪している件について担任と教頭先生は警察に呼ばれます。すると外で保護者達が待っており、南先生に暴言などを吐くと、南先生は異常なのはそっちだと言い返します。春花が帰宅すると、祖父は様子がおかしいことに気付きますが声をかけることが出来ず、春花の着ていたコートに血が付いているのも見るのですが、祖父は何も言いませんでした。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:放火にはかかわっていなかった妙子
翌日になると晄がやってきて、春花に会いたかったと言います。しかし春花はしゃべることが出来ずにもどかしくしていると、晄は春花を抱きしめて春花の事は俺が守ると言いながらキスをしました。その時に春花は晄の名前を呼んで失声症が治ります。晄はその夜、祖母に中学を出たら上京して夜間学校に通い、昼間は働くと言います。そして一緒に東京で暮らしたい人がいるんだと告げました。
流美はクラスメイトの失踪に心当たりがあるので、ごみ溜めにやってきました。すると吉絵たち3人の死体を発見し妙子に電話をしますが、妙子は電話にでません。放火は流美が先導してやっており、イジメられて春花を殺したいとクラスメイトの前で口にした時に久賀が流美を煽ったことで放火することになりました。しかし妙子皆が放火しに行くとに、くだらないと言って帰ってしまいます。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:昔は仲が良かった妙子と春花
妙子はしつこく電話をかけてくる流美の着信に出ると、死体を見つけたとほうこくします。しかし、妙子は信用せずに殺されるいわれはないと言って電話を一方的に切ります。妙子は家から出ると、流美が取ってきた春花のCDを春花の祖父の家のポストに入れようしていると春花が帰ってきました。2人はバス停に移り話しをし始めます。
妙子と春花は元々仲がよく、転校をしてきたばかりの時に初めに話しかけたのは妙子なのでした。そして2人は仲良くなり妙子は将来の夢が美容師で東京に行きたいと話します。妙子は春花が好きで、自分の事だけを見てほしいと考えていましたが、そんなとき晄が春花に思いを寄せていることに気付きます。妙子は春花がどこかに行ってしまうのではないかと思い、愛情が間違った方向に行ってイジメになってしまったのです。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:流美による曲がった感情で襲われてしまう妙子
春花は妙子が放火事件に関係がない事に気が付いており、春花は妙子に胸を張って生きるように言うと、妙子は今までの行いを悔いて跪き許してほしいと懇願してきます。春花は妙子の事を許すと妙子はそのまま帰っていきました。妙子は帰宅途中に後ろから流美がナイフを持って襲ってきます。妙子も懐に隠していたナイフで応戦をしますが、流美に何度もナイフで刺されてしまい瀕死状態になります。
そして流美は憧れだった妙子にたいしてい好きだったが今ではぼろ雑巾のようにしか見えないと吐き捨てその場を立ち去りました。春花は自宅に帰ると晄から電話があり、東京で一緒に暮らそうと提案をされます。しかし、春花は一緒にはいけないと断ると、晄は春花が自身に対して愛情がないと誤解して受話器を地面にたたきつけます。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:晄の暗い過去
さらに晄は東京に行くことに関して祖母を説得できていませんでした。そして反対をした祖母に暴力を振るっていたのです。晄には暗い過去があり、父親が母親に暴力をよく振るっているのを常に見ていたのです。次第に父親の暴力に耐えかねた晄は父親の背中をカッターナイフで刺し、それが原因となり父親は家庭を離れました。
晄は自身がよい行いをしたと思っていたのですが、母親は父親が去ってしまったのに対して晄を責め、晄は母親は誰かに殴ってもらいたいのだと思い込みます。その日以来、晄は父親の代わりに母親に暴力を振るうようになったのです。しかし母親はそんなことを望んでなどいなく、晄を祖母の所へ送ったのでした。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:思いをぶちまける南先生
晄に暴力を振るわれて瀕死になっている祖母は母親が言っていた通り乱暴な性格なのだと知ります。晄はそんな祖母に好きな人の事になるとついカッとなってしまうと言います。春花は祖父に東京に皆で住むと晄は聞かされていたので、祖父を排除してしまえは春花は自身の物になると考えだします。妙子を襲った流美は自宅に帰ると自室に引きこもり、母親から心配を受けるのですが、配布を襖に刺して入ってくるなと脅します。
母親は流美の突然の行動に驚きますが、流美の味方だという母親の愛情に胸が苦しくなります。次々と失踪をしている生徒の保護者達は南先生の所に抗議にきました。すると南先生と同級生であった保護者が南先生が過去にイジメを受けていたことが原因ではないのかと指摘されます。南先生は過去のイジメの話しをされたことにより激怒し、今までため込んでいた思いをぶちまけます。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:祥子の病室に現れた流美
中学校の時にいじめられていた南先生は教師になって過去の自分をやり直したいと思い、自身もこの中学のクラスメイトになったつもりでいました。そしてクラスメイト達と共に卒業をすれば自身の過去も報われると考えています。この思いを告げた南先生はストレスを感じて吐いてしまいます。保護者達は半ば半狂乱になっている南先生にたじろいで、南先生は保護者から逃げるよう車道に出ると雪かき車にひかれて死んでしまいます。
流美は次々と復讐をしている春花に怯え、春花の妹がいる病室に向かうと病室に灯油をまいて火をつけようとしました。すると春花が現れて流美に詰め寄ります。流美はライターで脅しますが、祥子が起き上がる幻覚を見てひるみ春花と取っ組み合いが始まります。その直後祥子の容態が急変して警告音がなり流美は病院から逃げ出しました。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:晄に殴打され瀕死状態の祖父
春花は病院を後にすると、晄と出会います。晄は病院にいると聞いてきたと言っており、春花と話をしようとしますが病院内があわただしくなっています。春花は騒ぎになっている方向を見てみると祖父が瀕死の状態で担ぎ込まれていました。春花はすぐに病院に再度向かい晄はその場を去ります。
祖父は何者かに襲われてしまい顔を何度も殴打されていました。祖父を見た春花は晄が先ほど言っていた病院に春花がいると聞いてという言葉で祖父を襲った犯人が晄だと気づきました。春花はすぐに晄を追い、晄に手を見せるように詰め寄ります。すると晄の手の甲には血がついており、殴った際にできた傷が無数についていました。晄は自身の祖母を説得するためにできた傷だと言いますが、そこに流美が現れました。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:晄のバッグから出てきた焼死している父親の写真
流美は春花がいなければ妙子と仲よくやれてたと言い、春花に火事の全貌を打ち明けます。火事の日に妙子は途中で帰ってしまい、残ったメンバーで春花の家に訪れました。庭に灯油をまいて嫌がらせをして終わる予定なのでしたが、その現場を春花の母親に見られてしまい流美はマッチで母親に火をつけます。さらに父親は妹をかばっているところをボウガンで撃たれて証拠を隠すために流美は家にも灯油をまいて火をつけたのでした。
事の顛末を話し終わると流美は春花にナイフで襲い掛かります。それを見て晄は春花を助けるために流美に馬乗りになって無我夢中で殴ります。晄は春花にもう大丈夫だと近寄りますが、春花は晄ではなくあるものに目を奪われていました。それは晄のバッグから落ちていた写真であり、祥子を助け出したときに撮影した燃える父親と祥子の写真でした。
映画ミスミソウのネタバレあらすじ:愛する人に裏切られた春花
晄は父親が娘をかばう姿に感動をしたんだと言い訳をしますが、春花は激怒してナイフで晄に襲い掛かります。晄は春花の抵抗に逆上して春花を殴り始めます。そして何度も殴った後にカメラを手にして春花の姿を撮影しようとしました。カメラを構える晄はミスミソウを見つけてこのままでは春花はこの場所で散ってしまうから俺と共に生きる約束をしろと言います。
しかし春花はここが真宮と池川を殺害した場所だと気づき、手元に落ちていたボウガンを持って晄に向かってボウガンを発射します。矢はカメラのレンズを貫通し、カメラを構えていた晄の目に刺さります。これにより晄は即死し、春花は流美に受けた傷などで致命傷を受けながらふらふらと歩き始め、妹からもらったペンダントを見ながら倒れてしまいます。そして春花の上には雪が降り積もります。
卒業式の日になり、春花の事件に関与していた者の中で生き残っていたのは妙子だけであり、卒業式に出席をしている妙子は過去の春花と仲が良かった日の事を思い出します。そして思い出に浸りながら教室でたたずんでいます。
ミスミソウの映画を観た感想や評価は?
ミスミソウ…よかった。グロと理不尽しかなかったのになんか美しい映画だった。雪のせいかな。 pic.twitter.com/rv1VWppuPH
— K (@mentor66k) November 14, 2018
映画ミスミソウを見た人の感想では、やはり原作ファンの視聴者が多くその原作ファンにも好評の感想が多数あります。特に映画ミスミソウの演出では原作のようにリアルなグロテスクが表現できないものの映画ならではの感想で漫画では表現できない雪と血の表現がきれいだったという感想があります。その他の感想では、原作に忠実に作っている点についての感想も多数あり、原作ファンとしては最高の出来だという感想があります。
映画[ミスミソウ]を見終わった感想
— 笠原ドーナツ (@KasamakoLove) November 17, 2018
すごいグロかった
中学生であれは普通できないっしょ
映画ミスミソウを見た人の感想では、中学生の復讐劇ということに抵抗を感じているという感想も多く、R15指定をされるほどのグロテスクさとあまりにも非現実的な部分に違和感があるという感想があります。さらに他の感想では、不評の一方で心理描写についての感想もあり、有名女優や俳優などが出ていないのでよりリアリティーに見れるという感想があります。
映画版【ミスミソウ】鑑賞🎥
— 8192🐶💕 (@8192M8192) November 16, 2018
復習シーンが忠実に再現されてて、見てて本当痛い、、
主役の子とても良かった
相変わらず、ずーんと重たい話😭 pic.twitter.com/kIPpCiTw42
映画ミスミソウを見た人の感想では、主役などのキャスト達についての感想が多く、あまり有名な女優や俳優ではないのですが皆それぞれに合った配役と演技力あり良かったという感想があります。さらにほかの感想では、かなり重たい設定なので気が沈んでしまうと言った感想があります。ミスミソウは決してハッピーエンドで終わらなく、どうしても後味が悪い終わり方をするのですが皆の感想では賛否両論となっています。
ミスミソウのあらすじネタバレまとめ
以上、映画ミスミソウの気になる復讐の内容などのネタバレあらすじや、山田杏奈などのキャスト達の紹介、そして原作の漫画であるミスミソウがなぜ傑作と言われているのかの解説、映画ミスミソウを見た人の感想などを紹介しました。決して報われることが無い復讐劇を描いた今作をこの記事を読んで気になった方は是非一度、映画ミスミソウを視聴してみてはいかがでしょうか。