【ガンニバル】供花村のモデルになった場所はどこ?ドラマの撮影ロケ地も調査

供花村のモデルになった場所やドラマロケ地など、ガンニバルの聖地についてまとめました。こちらの記事では、二宮正明の漫画・ガンニバルのモデルとなった場所について紹介しています。漫画に登場した供花村が、どのあたりにあるのか気になっている人や、ドラマで使用されたロケ地がどこなのか気になっている人は、こちらの記事で確認してみてください。また、ドラマで登場人物を演じたキャストについても紹介しています。

【ガンニバル】供花村のモデルになった場所はどこ?ドラマの撮影ロケ地も調査のイメージ

目次

  1. ガンニバルの供花村とは?
  2. ガンニバルの供花村のモデルになった場所はどこ?
  3. ガンニバルのドラマの撮影ロケ地・聖地はどこ?
  4. ガンニバルの実写ドラマキャスト
  5. ガンニバルの供花村に関する感想や評価
  6. ガンニバルの供花村のモデルまとめ

ガンニバルの供花村とは?

こちらの記事では、『ガンニバル』の物語の舞台となっている場所、供花村のモデルとなった聖地を紹介していきます。ガンニバルの漫画に登場する供花村のモデルとなった聖地や、ドラマのロケ地となった場所がどこなのか知りたい人は、こちらの記事でチェックしてみてください。

ガンニバルの供花村のモデルとなった場所・ドラマのロケ地などの聖地の他にも、ドラマに出演していたキャストの情報についても紹介しています。まずは、下記の項目でガンニバルの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。ガンニバルがどのような作品なのか情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

ガンニバルの作品情報

ガンニバルの概要

ドラマ化もされているサスペンス作品・ガンニバルは、漫画が原作となっています。原作漫画は、二宮正明先生によって漫画雑誌・週刊漫画ゴラクにて2018年から連載が開始されました。その後、2021年に全120話で完結し、現在はコミックスが全13巻で発売されています。また、ガンニバルは2022年からドラマも配信されています。

ドラマでは、柳楽優弥さんや吉岡里帆さんなど、人気俳優がメインキャラクターにキャスティングされ話題となりました。日本では、動画配信サービス・Disney+で独占配信され、全7話で第1シーズンが完結しています。2023年9月には、ガンニバルのドラマ第2シーズンの制作発表がされ、視聴者から「続編が楽しみ」という声があがっています。

ガンニバルのあらすじ

供花村に派遣された前任の駐在警官が「供花村の人々は人間を食べている」と言い残し失踪したことで、阿川大悟が供花村に派遣されます。村には後藤家という一族がおり、彼らが供花村の決定権を握っていました。ある日、大悟は後藤家の者たちに「人が熊に襲われた」と知らされ、現場に向かいます。後藤家当主・後藤銀の遺体を見て「人間の歯形がある」と指摘したことで、周りにいた後藤家の者たちは態度を急変させます。

供花村とは?

供花村とは、サスペンス漫画作品および、漫画を原作とするドラマ作品・ガンニバルに登場する架空の村です。山間にある小さな村で、前任だった駐在警察官・狩野が失踪したことで、主人公の大悟が派遣されます。大悟が派遣された当初は、何の変哲もない田舎村でしたが、供花村の有力者一族・後藤家の当主が殺害されたことをきっかけに、村の秘密が暴露されていきます。

大悟の前任だった狩野は、失踪する寸前に「供花村の人々は人間を食べている」と警察に報告していました。大悟や他の警官は、精神に異常をきたした狩野の妄言だと思っていましたが、その後、後藤家が年に1度開かれる奉納祭で、実際に食人の儀式を行っていたことが発覚します。ガンニバルの最終回では、後藤家だけではなく、供花村にも食人の因習があったことが明らかとなりました。

『ガンニバル』公式サイト|ディズニープラス

ガンニバルの供花村のモデルになった場所はどこ?

供花村のモデルは岡山県の架空の限界集落?

インターネットで「供花村」と検索すると、供花村のホームページが設置されています。サイトの中を見てみると、村の新着情報やコロナウイルスについての情報まで表示されており、実際に存在する村だと思う人もいることでしょう。しかし、サイトはガンニバルのドラマのPR用に作られたもので、実際にある村の情報ではありません。

供花村は実在しないものの、作中では岡山県のとある場所にあるとされています。また、モデルとなった事件もあるとされています。その事件とは、1938年に発生した「津山事件」という殺人事件です。犯人が改造した猟銃と日本刀を使って村人たちを襲い、30名の命を奪った実際の事件です。この事件は、ガンニバルだけではなく『八つ墓村』や『丑三つの村』などのモデルにもされています。

供花村のホームページが存在している?

上記の項目でも紹介したように、ガンニバルに登場する供花村は、実際には存在しない場所です。しかし、インターネットには供花村のサイトが設置されており、知らない人が見れば「そういう場所があるんだ」と勘違いすることでしょう。サイトの中も、供花村の近況情報や、幼稚園、小学校などを紹介しており、本物の市町村ホームページと遜色ない造りとなっています。

しかし、サイトのリンクをクリックしていくと、文章の文字化けや、画像にノイズが入るといった不穏な演出がみられます。供花村のサイトのトップページに戻ると、画面上部に「供花村に来たくなった?」などのポップアップメッセージが何度も表示され、閲覧者の恐怖を煽ります。最後のポップをクリックすると、ガンニバルの告知動画が流れ、供花村のサイトがドラマの宣伝用サイトであることが明かされる仕組みとなっています。

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ガンニバルのドラマの撮影ロケ地・聖地はどこ?

撮影ロケ地①木津呂集落

『供花村のモデルは岡山県の架空の限界集落?』の項目では、供花村のモデルとなった場所は、岡山県であることを紹介しました。次に、こちらの項目ではドラマのガンニバルの撮影ロケ地となった聖地を紹介します。まず、供花村の全体像として使用された聖地の紹介です。

供花村の全体像として使用されたロケ地は、三重県熊野市紀和町に所在する木津呂集落という場所です。木津呂集落は、パワースポットとしても有名な場所で、川と木々に囲まれ神秘的な雰囲気を持っています。三重県の観光案内サイトや大手の旅行サイトにも掲載されており、村公認の観光地として人気となっているガンニバルの撮影ロケ地です。

撮影ロケ地②明延鉱山探検坑道

ガンニバルの撮影ロケ地になった聖地2つ目は、作中に登場する洞窟のモデルになった明延鉱山探検坑道を紹介します。明延鉱山探検坑道は、兵庫県養父市大屋町に所在する場所で、現在は坑道跡地として保存されており、普段は見学することができます。

ガンニバルのドラマに使用された明延鉱山探検坑道の近くには、中学生であれば1円で乗車できる「一円電車」や、鉱山で使われていた道具、旧明延小学校の校旗などが保管・展示されている「明延ミュージアム 第一浴場」なども点在しています。

撮影ロケ地③大庄屋記念館

主人公の大悟が襲われたシーンで使用されたドラマロケ地は、兵庫県養父市小城にある大庄屋記念館です。大庄屋記念館は、江戸時代の人物・出石藩の長島善右衛門が使用していた屋敷で、現在は江戸時代に使用されていた道具や資料が保管されています。見学では、当時の養蚕についての情報や、人々の暮らしを知ることができます。文化財としても指定されており、貴重な記念館として保存されています。

撮影ロケ地④貴婦人の丘

ガンニバルの聖地4つ目は、長野県伊那市高遠町にある貴婦人の丘です。この聖地は、ものがたりの冒頭で死亡した後藤銀の遺体を埋葬したシーンで使用されました。貴婦人の丘は、雄大な自然を楽しめる入笠牧場の一画にあります。入笠牧場は、ガンニバルの撮影以外にも、テレビのCMや音楽MVなどでも使用されている聖地です。

貴婦人の丘がある入笠牧場は、自然や動物たちとふれあえるだけではなく、宿泊も可能です。宿泊は48畳の山小屋と、キャンプ場のどちらかを選べます。山小屋で宿泊する場合は予約が必要で、1人あたり1泊4000円です。キャンプ場でテントを張って宿泊する場合には、2000円から2500円ほど利用料が必要となります。

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ガンニバルの実写ドラマキャスト

阿川大悟役/柳楽優弥

ガンニバルの主人公、阿川大悟の役を演じたのは、人気俳優の柳楽優弥さんです。ガンニバルの作品以外では『アオイホノオ』の焔モユル、『二月の勝者-絶対合格の教室-』の黒木蔵人などの役も演じられています。これまでに、多くの俳優賞を受賞しており、14歳の時に受賞した第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門男優賞は、史上最年少での受賞で話題となりました。

阿川有希役/吉岡里帆

主人公・大悟の妻である阿川有希役には、『きみが心に棲みついた』の小川今日子や『ごめん、愛してる』の三田凜華などの役を代表作に持つ、吉岡里帆さんがキャストされました。2019年には第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

阿川ましろ役/志水心音

大悟と有希の娘・阿川ましろを演じたのは、子役俳優の志水心音さんです。映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』やテレビドラマ『SUPER RICH』などに出演しているほか、『イオン・トップバリュ』『マルコメ・料亭の味フリーズドライ顆粒みそ汁』などのテレビCMでも活躍されています。

後藤恵介役/笠松将

『平成物語〜なんでもないけれど、かけがえのない瞬間〜』の塚田貴大役や、『5分後に意外な結末 親友交歓』の平田役として活躍している笠松将さんは、ガンニバルでは後藤家のキーキャラクター・後藤恵介を演じました。2019年のドラマ・映画の出演数20代男優1位という経歴を持っており、映画では多くの主演をこなしています。

後藤銀役/倍賞美津子

物語冒頭で死亡した、後藤家の当主・後藤銀の役は、女優の倍賞美津子さんが演じました。映画『復讐するは我にあり』でブルーリボン助演女優賞を受賞されているほか、『3年B組金八先生』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』などの作品でもキャストとして活躍されています。

後藤清役/六角精児

後藤恵介と後藤洋介の戸籍上の父親で、供花村の村長を務める後藤清を演じたのは、六角精児さんです。テレビドラマ『相棒』シリーズの米沢守や、『名古屋行き最終列車』の森本宗太郎なども演じられています。映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』では、主演俳優として活躍しました。

後藤藍役/河井青葉

女優の河井青葉さんは、ガンニバルでは後藤恵介と洋介の母親・後藤藍を演じています。第35回高崎映画祭では最優秀主演俳優賞を受賞しており、『偶然と想像』のあや役や、『愛しのアイリーン』の吉岡愛子役の女優として多くの主演作を持っています。

後藤洋介役/杉田雷麟

ガンニバルのキーキャラクター・後藤恵介の弟である後藤洋介を演じたのは、俳優の杉田雷麟さんです。2019年に演じた映画『半世界』の高村明の演技が高く評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞や第34回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞しています。ほかにも、映画『山歌』の則夫や、『福田村事件』の藤岡敬一役なども担当しています。

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ガンニバルの供花村に関する感想や評価

供花村は、ガンニバルの作中に登場する架空の村です。しかし、インターネットでは、実在の市町村ホームページのような供花村のサイトが制作されており、そのサイトを見た人からは「本当にあるのかと思った」「よくできている」と評判となっています。

こちらの方は「その辺にある普通の村の嫌なところが見えて、心にダメージを負った」とコメントされています。ガンニバルでは、“食人”という因習に対して「怖い」というイメージを植え付けていますが、見る人によっては「他人の行動や家庭環境などが筒抜けな村社会が怖い」と感じることもあるようです。

ガンニバルのドラマを見た人のなかには、「ダーツの旅で供花村に行ってみたい」という感想をあげられている人もいます。番組スタッフが取材に行ったまま失踪すれば、他の番組スタッフは不審に思うことでしょう。村の怪しげな噂が流れることで、ガンニバルの本編とは別の真相暴露エンドが生まれるかもしれません。

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ガンニバルの供花村のモデルまとめ

以上、ガンニバルの舞台となっている供花村のモデルになった場所や、ガンニバルのテレビドラマで使用された聖地を紹介してきました。ガンニバルの供花村のモデルになったと予想されているのは岡山県の限界集落で、1938年に発生した「津山事件」という大量殺人事件がストーリーのモデルになっているとされています。ドラマのロケで使用された聖地は、シーンによってバラバラです。

村の全体像は三重県の木津呂集落、洞窟のシーンは兵庫県の明延鉱山探検坑道、大悟が襲われた屋敷は兵庫県の大庄屋記念館をロケ地として使用しています。こちらの記事で紹介したガンニバルの聖地は、どれも普段は一般開放されており、観光することができます。ガンニバルに登場した場所をもっと身近に感じたいと思った人は、こちらの記事を参考に、ドラマで使用されたロケ地に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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