映画ユダのあらすじと感想ネタバレ！水崎綾女がカリスマキャバ嬢・立花胡桃に

映画「ユダ」は、水崎綾女さん主演で2013年1月26日に公開されました。原作は、元カリスマキャバ嬢として名を馳せた立花胡桃さんが執筆した自伝小説『ユダ』です。監督・脚本は大富いずみさんが務めました。おおまかなあらすじは、孤独や野望を抱いた女子高生絵里香がキャバ嬢として奮闘していくというストーリーになっています。

映画「ユダ」の原作者立花胡桃さんは、18歳から26歳までの8年に渡りキャバ嬢として働いていた経験があります。「ユダ」は、そうした自身の経験に基づいて書かれた自叙伝でもあります。立花胡桃さんは、1981年11月7日生まれのA型、埼玉県出身です。株式会社テイクオフに所属しています。18歳から歌舞伎町のキャバクラでキャバ嬢をしていました。立花胡桃という名前は源氏名で、本名は中田絵里香です。

キャバ嬢引退後は、ワイドショーやバラエティー番組、チョイ役としてドラマに出演するなど、様々な活動をしています。小説『ユダ』は、2009年に出版され、立花胡桃さんの処女作にして大ヒットをし映画化までされました。立花胡桃さんは、現在雑誌『Ray』で「毒女の生きざま」や、雑誌『週刊プレイボーイ』では「恋愛裏作法」の連載をしています。

映画「ユダ」の予告映像になります。キラキラと輝くキャバ嬢や夜の世界に渦巻く闇が垣間見える映像に、内容が気になった方もいるのではないでしょうか？キャストは後半にまとめて紹介しています。次項からは、あらすじをネタバレ紹介していきますので、ご注意ください！

高校生だった絵里香（水崎綾女）は、夜の町「歌舞伎町」では知らない人はいない伝説のキャバ嬢となっていました。高校生だった当時、彼氏の浮気現場を目撃してしまいます。彼氏とは、妊娠の件で口論となり、ヒートアップした喧嘩によって絵里香は顔に怪我を負いました。怪我をそのままにバイト先のファミレスへ出勤しましたが、顔の怪我が治るまで休むように言われ帰ることに…。

帰る際、ファミレスの客が絵里香に声を掛けます。その客の名は新海と名乗り、絵里香はキャバクラ勧誘にされました。顔の怪我が治ったら連絡してほしいと連絡先を渡されます。その後、絵里香は堕胎手術でお金が必要だったため「目標金額に達するまで」と心に決めた後、新海を訪ねました。絵里香の入店はすぐ決まり、瞳という源氏名も決まりました。お店の女の子である胡桃に「化粧は武装」だと教わったのもこの頃…。

不慣れながらも5日間難なく仕事をこなし、お金も貯まったので中絶手術を受けることになった絵里香。手術は無事終わりましたが、絵里香は喪失感と様々な感情が混ざり涙します。堕胎費用を稼ぐだけと決めていましたが、その後も絵里香は瞳としてキャバ嬢を継続することにしたのです。絵里香は、お客さんの情報を細かくメモを取り、話を聞き、お客さんに合った嘘を並べながらお客さんからの信用を獲得していったのでした。

その後、胡桃が結婚を機にお店を辞める事に。お店でナンバー1になることが多くなった絵里香は、歌舞伎町のお店を紹介してほしいと胡桃に頼みます。歌舞伎町はそんなに甘くないという話をされますが、その会話を聞いていたオーナーの新海は歌舞伎町にある高級店を絵里香に紹介すると申し出たのです。早速高級店である歌舞伎町のお店に行った絵里香は、とんとん拍子で入店が決まり、いざ入店の日になりました。

絵里香は、源氏名を瞳から胡桃に変えました。お店のナンバー1キャバ嬢美々は、自分とは格が違うことを目の当たりにし落ち込む日々が続きます。そんなある日、大宮キャバ嬢時代のお客さんであるベートーベンが歌舞伎町のお店に来店し、絵里香の常連になってくれました。いつものように指名を受け、卓に向かうとナンバー1キャバ嬢美々と同じ席にいるお客さんからの指名でした。

絵里香と美々は、その客たちとアフターでクラブに行きました。ですが、その客は美々と絵里香を酔った勢いで襲おうと企んでいたのです。絵里香は、その思惑に気付き酔っ払った美々を連れてその場から逃げることに。そんなある日、同僚たちと食事中、金融グループ社長の大野を見かけた絵里香…。

絵里香は、順調に成績を伸ばし、入店僅か2ヶ月でナンバー2になっていました。そんな時、毎日のように通ってくれていた常連のベートーベンが「お金がないから店に行けない」と言い出します。絵里香は、そんなベートーベンを言葉巧みに営業をかけ繫ぎ止めていました。

ある日、絵里香は美々の頼みで冴木という男を接客することに。冴木とはその日以来個人的に会うことが増え、絵里香と冴木は男女の仲になってしまいました。その翌日、絵里香のお客として冴木が来店しますが、VIPルームにやってきた美々は「冴木は私の彼氏だ」と泣きながら抗議にやってきたのです。その後、美々はお店を辞め、絵里香はお店でナンバー1になりました。

一方、冴木は仕事に失敗し貧乏暮しになってしまいます。冴木は、「貧乏だけど二人で暮らそう」と絵里香に伝えますが、絵里香は「お金が作れたらお店で会おう」と遠回しに拒否をしたのです。そんなある日、金融グループ社長の大野が来店し絵里香を指名します。大野は絵里香を食事に招待し、2人は親密になっていきました。飾らない男気のある大野に絵里香はだんだん惹かれていくようになります。

大野は、その後も度々絵里香を食事に誘い、庶民的な焼肉屋さんなどに連れていってくれることも増えていったのです。絵里香は、「仕事を辞めて一緒に住まないか？」と大野に言われ戸惑い悩むことに…。そんな矢先、VIPルームにベートーベンが来店してきます。

ですが、タイミングよく「もう会えなくなる」と大野から連絡が入り、絵里香はベートーベンを残し店を飛び出しました。大野の部屋は散乱し、大野の姿もありませんでした。その後、大野が違法な金利をつけていたことで指名手配をされているのを知った絵里香は茫然とします。その後、カフェでお茶をする絵里香の元に、白鳥という男性が絵里香をスカウトしに来ますが…。

大野が行方をくらましてからというもの、覇気のない絵里香は大野のいない部屋で過ごすことが多くなります。そんな時、大野の部屋で寝ていた絵里香の元に、ベートーベンがやってきます。合鍵を手に入れ部屋の中に入ってきたベートーベンは、絵里香に「大宮に帰ろう」と言います。大宮に帰る気のない絵里香は、その提案を拒否し、強引なベートーベンを必死に抵抗します。

ベートーベンはそんな絵里香に無理やりキスを迫り、絵里香はベートーベンをそばにあった瓶で殴りました。「最初から大嫌いだった」と絵里香が言い放つと、ベートーベンは発狂し出て行きました。その後、絵里香のバースデイイベントに向け、看板が歌舞伎町中に立てられました。お店にやってきた新海は「夜の仕事は辞めろ。死にそうな顔してる」と絵里香に言いました。その言葉に涙腺が崩壊した絵里香は号泣します。

「お前は弱くも強くもない。もういいんじゃないか」と言葉を掛けます。バースデイイベント当日、絵里香が店にくることはなく、指名手配されていた大野は逮捕されました。大宮に戻った絵里香は、ビルの屋上に上り、高校生だったあの頃の自分を思い出しながら、空に向かってお金を投げ捨てストーリーは終わります。

映画「ユダ」で絵里香役で主演を務めたのは、女優の水崎綾女さんです。水崎綾女さんは、1989年4月26日生まれのB型、兵庫県出身です。ホリプロに所属しています。水崎綾女さんは、2004年に開催された第29回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」にてベストグラビア賞であるヤングサンデー賞を受賞し、グラビアアイドルとしてデビューをしました。デビュー後は、様々な作品に出演しています。

水崎綾女さんの主な出演作は、テレビドラマ「キューティーハニー THE LIVE」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「大阪環状線 Part4 ひと駅ごとのスマイル」、「わたしを離さないで」、「彼岸島」、「つるかめ助産院〜南の島から〜」、映画「ReLIFE」、「進撃の巨人」、「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」、「トイレの花子さん新劇場版」、「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE」があります。

映画「ユダ」で大野を演じたのは、俳優の青柳翔さんです。青柳さんは、1985年4月12日生まれのA型、北海道出身です。LDH JAPANに所属しています。俳優の他に、歌手・劇団EXILEのメンバーとしても活動しています。舞台「あたっくNo.1」で俳優としてデビューをしました。2016年発売の「HiGH&LOW ORIGINAL BEST ALBUM」では「Maria」で歌い手としてもデビューをし、その後様々な作品に出演しています。

青柳翔さんの他の出演作は、テレビドラマ「ろくでなしBLUES」、「私が恋愛できない理由」、「結婚しない」、「下町ボブスレー」、「ワイルド・ヒーローズ」、「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」、「明日の約束」、「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」、「あなたには渡さない」、映画「今日、恋をはじめます」、「渾身 KON-SHIN」、「サンゴレンジャー」、「呪怨 -終わりの始まり-」、があります。

映画「ユダ」で白鳥を演じたのは、俳優の鈴木亮平さんです。鈴木さんは、1983年3月29日生まれのA型、兵庫県出身です。ホリプロに所属しています。当初は声優を目指していましたが、男性用水着のPRをする企画でキャンペーンボーイとして抜擢され、その後はテレビドラマ「レガッタ〜君といた永遠〜」で俳優としてデビューをすることになりました。英語やドイツ語が得意で、世界遺産検定1級保持者でもあります。

鈴木亮平さんの主な出演作は、テレビドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」、「メイちゃんの執事」、「シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜」、「ヤンキー君とメガネちゃん」、「探偵倶楽部」、「パパドル!」、「黒の女教師」、「彼岸島」、「東京タラレバ娘」、「花子とアン」、「西郷どん」、映画「HK 変態仮面」、「TOKYO TRIBE」、「俺物語!!」、「海賊とよばれた男」、「羊と鋼の森」があります。

映画「ユダ」でベートーベンを演じたのは、俳優の水橋研二さんです。水橋さんは、1975年1月13日生まれのO型、東京都出身です。スターダストプロモーションに所属しています。友人の誘いで、映画「33 1/3 r.p.m.」の主演として俳優デビューをし、以降様々な作品にするようになりました。

水橋さんの主な出演作は、テレビドラマ「徳川慶喜」、「土曜プレミアム これでいいのだ!! 赤塚不二夫伝説」、「仮面ライダーキバ」、「名前をなくした女神」、「空飛ぶ広報室」、「医師たちの恋愛事情」、「真田丸」、「とと姉ちゃん」、「GIVER 復讐の贈与者」、「メゾン・ド・ポリス」、「絶対刑事」、映画「タイム・リープ」、「戦国自衛隊1549」、「魔法遣いに大切なこと」、「吉祥寺の朝日奈くん」があります。

映画「ユダ」で美々を演じたNorAさんは、現在佐藤乃莉として活動しています。エイジアプロモーションに所属する女優・モデルです。佐藤さんは、1984年6月7日生まれのAB型、新潟県出身です。高校を卒業後はモデルとして新潟県で活動していましたが、北村龍平監督による映画「LOVE DEATH-ラブデス-」の主演に抜擢され、女優としてデビューを飾りました。

佐藤さんの出演作は、テレビドラマ「SAKURA〜事件を聞く女〜」、「甲殻不動戦記 ロボサン」、「なぞの転校生」、「翳りゆく夏」、「砂の塔〜知りすぎた隣人」、「科捜研の女」、「絶狼-ZERO- -BLACK BLOOD-」、映画「はなればなれに」、「ごくやん〜極道ヤンキーティーチャー」、「月光」、「猫は抱くもの」、ハリウッド映画「ミッドナイト・ミートトレイン」があります。

映画「ユダ」でエルセーヌ・胡桃を演じたのは、女優の青山倫子さんです。青山さんは、1978年12月29日生まれのA型、千葉県出身です。レプロエンタテインメントに所属し、女優の他、モデルやタレントとしても活動しています。第6回「全日本国民的美少女コンテスト」に出場し、その後モデルとしてデビューをしました。100本以上のCMに出演していることから、「モデル界のCM女王」という異名を持ちます。

青山さんの主な出演作は、テレビドラマ「逃亡者 おりん」シリーズ、「オトコの子育て」、「サラリーマン金太郎」、「天地人」、「リーガル・ハイ」、「プラトニック」、「すべてがFになる」、「ある日、アヒルバス」、「嫌われ監察官 音無一六〜警察内部調査の鬼〜5」、映画「イッツ・ア・ニューデイ」、「ネコナデ」、「狼牙 Legendary Assassin」、「パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT」があります。

映画「ユダ」を観た方の感想は好評なものが多く、中でも主演の「水崎綾女さんが可愛い」という感想や「水崎綾女さんに注目していきたい」と言った感想が多く見られました。他のキャストの人気もあり、ストーリーよりキャストに注目している感想が多くありました。

立花胡桃さんの小説『ユダ』を読んだ方の感想です。こちらはストーリーについての感想で、主人公の絵里香の努力や葛藤などについて称賛しており、同じような感想がSNSでは多くみられました。

以上、立花胡桃さん原作の映画「ユダ」についてのあらすじネタバレまとめでした。伝説のキャバ嬢を演じた主演の水崎綾女さんや、他のキャストの紹介つきで視聴者や読者の感想も参考にしてきました。あらすじやネタバレはいかがでしたか？サイト内には、他の映画のあらすじをネタバレしたまとめもありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。