ナラタージュのキャスト・相関図まとめ!松本潤や有村架純など主要登場人物一覧

ナラタージュは島本理生先生の恋愛小説で、2017年に実写映画化し、松本潤さん、有村架純さんという豪華なキャストが出演しています。有村架純さんを始めとする豪華なキャストが参加する事もあり、ナラタージュはとても注目されていた映画です。登場するキャラクターの相関図は複雑で、非常に見どころのあるお話となっています。2017年に映画化されたナラタージュのキャストとナラタージュに登場するキャラクターの相関図を紹介します。

ナラタージュのキャスト・相関図まとめ!松本潤や有村架純など主要登場人物一覧のイメージ

目次

  1. ナラタージュのキャスト・相関図まとめ!主要登場人物を一覧で紹介!
  2. ナラタージュのあらすじをネタバレ!
  3. ナラタージュの主演を演じる二人を紹介!
  4. ナラタージュのその他の登場人物を演じるキャストを紹介!
  5. ナラタージュのキャストはミスだと言われている理由とは?
  6. ナラタージュのキャスト陣の演技の見所は?
  7. ナラタージュを見た人の感想は?
  8. ナラタージュのキャスト・相関図まとめ!

ナラタージュのキャスト・相関図まとめ!主要登場人物を一覧で紹介!

ナラタージュは島本理生先生原作の恋愛小説です。島本先生が文芸誌を通さずに書き下ろした初めての作品でもあります。ナラタージュが発売されると「この恋愛小説がすごい! 2006年版」で1位に輝き、本屋大賞で6位を獲るなど、注目を集めた作品となりました。2016年7月の時点で40万部を突破し、島本先生の好きな作品のアンケートで1位を獲り、島本先生の代表作として「ナラタージュ」は有名です。

ナラタージュは原稿用紙に換算すると700枚を越える大長編となっていて、最後まで読者が読んでくれるのか心配だったと原作者の島本先生は語っています。更に執筆した当時は大学に通っていた島本先生ですが、執筆に入れ込み、仕事を優先してばかりだった為に大学を卒業できる見込みがなくなってしまい、退学した事も話しています。ナラタージュというタイトルは回想などで過去を再現する手法という意味があります。

ナラタージュという手法がそのままタイトルと物語の描き方に取り入れられていると島本先生は話しています。恋愛小説のつもりで書いたと回答し、一年もの長い時間をかけて書いたとも語っています。原稿で700枚以上を書き上げた際、ナラタージュを書き上げた事で空っぽになってしまい、次の作品に取り掛かる事が出来なかった事や執筆に集中するあまり腱鞘炎になった事を明かしています。

ナラタージュの興行収入は12.8億円で、観客動員数は94万人を突破しました。1週目の興行収入ランキングは2位で、初動興行収入では3億円を越え、累計動員数は22万人を突破しています。興行収入ランキングで1位を獲る事は叶いませんでしたが、とても人気のある作品となりました。

ナラタージュは2017年に実写映画化され、キャストにジャニーズに所属している「嵐」のメンバー「松本潤」さん、可愛いと有名な「有村架純」さんの二人が主演を務めています。ナラタージュの原作が出版されてから映画の構想はあったものの、原作者の島本先生の「ベストな形で映画化したい」という意見と葉山貴司を演じるキャストが見つからず、映画化の構想は難航していました。

プロデューサーが監督に「松本潤さんはどうか」と提案し、監督は当初少し違うかもと思いつつ松本潤さんを葉山役に検討し、最終的に「面白いかもしれない」という事で葉山のキャストに松本潤さんが選ばれました。工藤泉役の有村架純さんに関しては「イメージぴったり、有村架純さんが今の時代にいてよかった」と話しています。ナラタージュのキャストや登場人物の相関図を紹介します。

映画「ナラタージュ」公式サイト

ナラタージュのあらすじをネタバレ!

あらすじ一覧1:現代

有村架純さんが演じる工藤泉は映画業界で働いていて、遅くまで残業する日々が続いていました。友人は既に結婚して主婦をしていて、電話で「働きすぎ」と指摘されてしまいます。泉が持っていた懐中時計を見た会社の同僚は大事な人からの贈り物なのか、と聞いてきます。この懐中時計はどうしようもなく惹かれ合いながら別れなければならなかった葉山貴司からの贈り物で、泉は過去に想いを馳せます。

あらすじ一覧2:高校時代

高校時代、泉は自分の居場所を見つけられずにいました。高校三年生の時、すれ違った教師の葉山貴司から演劇部へ誘われます。泉は体育のプールの授業で見学をしていましたが、他の女子生徒から飛びこむように強要され、制服でプールに飛び込みます。体育教師は泉が自分から飛びこんだと思い、厳しく叱りますが、通りかかった葉山は泉のずぶ濡れの姿を見て只事ではないと察し、体育教師に対して感情をあらわにして抗議しました。

泉の為に怒り、一生懸命になってくれた葉山を見て、自分の居場所を見つけたような気がした泉は彼の存在が大きくなっていきます。悩みがあれば葉山のいる社会科準備室に足を運び、いつしか用事がなくても入り浸るようになりました。葉山の中でも泉の存在が大きいものになりつつありました。既婚者である事を打ち明け、別居した妻を想い、籍を抜かずに帰りを待っていたのです。しかし、葉山は泉の純粋さに依存していきます。

昼休みになれば葉山の元に通い、同じ時間を過ごしてきた二人は互いを深く想い合い、泉が卒業式を迎えた日にキスをしました。教師と生徒という関係を越えてしまったものの、恋人関係とも言えず、泉は一生に一度の恋と葉山への想いを自分の中に秘めて卒業しました。しかし、泉は葉山への想いを断ち切る事が出来ませんでした。

あらすじ一覧3:大学時代

大学二年生になった泉ですが、葉山をキスをして2年経っても彼への想いを断ち切れていませんでした。ある日、泉の携帯に葉山から連絡がきます。用件は演劇部の卒業公演の手伝いでした。現在の演劇部の部員数が3人しかいない為、まともな公演をする事が出来ず、手伝ってくれそうなOB・OGに声をかけていたと葉山は話しました。後日、泉の他に黒川博文、山田志緒、黒川の友人、小野玲二が演劇部に協力する事になりました。

週一回、高校に集まって演劇の練習をする泉は葉山と距離が縮まっていきます。OB組の4人の仲も深まり、黒川の友人の小野は泉に惹かれていきます。泉は小野と一緒に演劇を観に行き、泉は付き合っている人はいるのかと小野に訪ねました。小野はいないよと答え、靴づくりが好きだった小野は泉の靴を作っていて、靴を見せる為に泉を家に呼びます。靴のサイズを聞き、完成した靴を泉に履かせた小野は泉に告白しました。

しかし、葉山への想いを捨てられない泉は小野の告白を断りました。ある日、風邪をひいて寝込んだ泉は演劇の練習を休みました。泉の家に葉山が訪ねてきて、おかゆを作ってくれます。葉山の見舞いを嬉しく思う一方で、切なく感じた泉は自分の気持ちを知っていて、その事をどう思っているのかと聞きました。葉山は今度ゆっくり話そうと答えて、帰っていきます。今度は葉山が演劇の練習を休みました。

あらすじ一覧4:葉山の過去

泉が映画鑑賞をして外に出ると葉山から連絡がありました。弱々しい声の葉山の元へ駆けつけると、彼は深酒をして動けなくなっていました。葉山が深酒をした理由を泉に話します。久々に妻の父親から連絡があり、義父に会っていた事、妻の気持ちを考えず、自分の母との同居を決めて妻が心を病んでしまった事、妻が母と同居していた家の倉庫に火をつけた事を話します。家にも火をつけるつもりだった妻は裁判にかけられました。

葉山の妻は執行猶予付きの実刑判決を受けました。執行猶予の起源が迫り、妻が明るさを取り戻していて、葉山に会ってみようかと話すぐらい回復している事を義父から聞かされました。心の病を患ってしまった妻は葉山に会う事を禁じられて、実家の方で別れて暮らしていました。妻が明るさを取り戻した事もあり、義父から東京へ戻ってこないかと切り出されたのです。泉は葉山に寄り添い、キスをします。

しかし、葉山はまだ妻の籍を抜いておらず、離婚していなかったのです。泉は葉山が妻と離婚していない事を知ってショックを受けました。妻の帰りを待っている事を知った泉を葉山はきつく抱きしめますが、泉の心には大きな穴が開いてしまいました。

あらすじ一覧5:泉と小野が交際を始める

学園祭の演劇が無事に終わりましたが、葉山と泉の間には距離があいています。打ち上げに参加しなかった泉を小野は自分の実家に誘いました。小野の温かみに触れた泉は長野から東京へ戻る際、葉山の存在を振り切る為に小野に交際を申し込み、彼は了承しました。二人は交際を開始し、小野は「工藤さん」から「泉」へと呼び方を変えました。忙しい小野は時間を作って泉と会い、一緒の時間を過ごします。

小野と過ごす内に少しずつ彼を好きになる泉ですが、交際は順調とは言えませんでした。いまだに「小野君」と呼ぶ泉に小野は不安を募らせます。葉山から泉へ連絡がきた時、話の内容は大した事ないのに泉の傍に葉山の影がちらつく小野は嫉妬に駆られ、不安定な精神状態に陥ります。泉は葉山の事を振り切り、小野と接しようとしますが、葉山との通話を細かく聞かれたり、無理矢理体を求めてきたり、束縛が激しくなります。

あらすじ一覧6:教え子の自殺騒動

妖しい男に後をつけられた泉は小野に電話しますが、小野は電話で「助けに行ったらもっと好きになってくれる?」と聞いてきて、会話の途中で携帯の電池が切れてしまいます。泉は葉山の家に向かいますが、彼は家にいませんでした。泉は帰ろうとしたが、葉山がちょうど帰ってきました。呼んでくれればいつでも飛んでいくという葉山に何で今更そんなこと言うの?と泉は返します。

小野と付き合っても平気そうにしていたというと葉山は平気なわけないだろうと怒鳴りつけました。泉が求めるものは何一つあげられないという葉山に今度は泉が怒りました。葉山の家から帰る途中、葉山との写真手紙を破いて捨てました。小野の家にいる時、葉山から何度も連絡が来て泉が電話に出ると悲しい知らせが届きました。葉山の教え子である演劇部の塚本柚子が自殺騒動を起こし、救急搬送されたのです。

泉と小野は急いで病院に向かい、葉山と会いました。教え子の自殺騒動に動揺を隠せない葉山を見た泉の心は大きく揺れ動きます。柚子は一年前の暴行事件の被害者で、知らない男に性的暴行を受け、ずっと一人で悩んでいました。葉山も気にかけていましたが、泉のように救う事は出来ませんでした。柚子は自分の気持ちを書いた手紙を黒川に預けていました。柚子の手紙を読んだ母親は声を上げて泣きました。

あらすじ一覧7:葉山の決断

小野との帰り道、葉山の寂しそうな背中を思い出した泉は、彼が助けを求めているような気がして、彼への想いを忘れられなかった泉は小野に別れを告げて病院に戻りました。柚子を救えず、後悔していた葉山は泣きました。歩道橋から飛び降りた柚子は3日後に息を引き取り、葉山は妻の元へ戻る事を決意しました。妻が心を病み、放火までした事を悔いて無気力だった葉山は泉に頼られて気力を取り戻した事を話します。

泉への想いが恋じゃなかったと話す葉山に、泉は別れを予感します。泉は最後に葉山の家に行きたいと告げます。別れる事を決めた二人は葉山の家で共に過ごし、一夜を共にしました。葉山は泉に父親が遺してくれたアンティークの懐中時計をプレゼントします。泉は路面電車の中で道路に立っている葉山の姿を見つけました。彼の姿がどんどん小さくなっていくのを見ながら泉は涙を流しました。

あらすじ一覧8:泉の回想終了

会社で残業をしていた泉はいつの間にか眠っていました。過去の夢を見ていた泉は泣いていました。会社の同僚は懐中時計の裏に書いてあるものが何かわかりますか?と聞きます。懐中時計には「幸せになってほしい」と書かれていました。外で降っていた雨はいつの間にか病んでいて、夜が明け始めていました。

ナラタージュの主演を演じる二人を紹介!

キャスト一覧紹介1:葉山貴司役を演じるのは松本潤!

ナラタージュに登場する教師、葉山貴司のキャストはジャニーズに所属している「嵐」の松本潤(まつもとじゅん)さんです。葉山は高校教師で演劇部の顧問をしています。泉が高校三年生の時に世界史の教師として赴任して、クラスで孤立していた泉を心配していました。母子家庭で育った葉山は結婚した時、妻と自分の母を同居させた事で、嫁姑問題がうまくいかず、妻が心の病を患い、放火事件を起こした事を後悔しています。

事件を起こした妻の両親の希望で別居していますが、離婚はせず帰りを待っていました。妻の帰りを待っている時に泉と出会い、自分を頼りにしてくれる泉に依存していきます。葉山貴司のキャストに選ばれた松本潤さんは監督から本来のスター性を封印し、100%の松本潤を40%の松本潤にしてほしいという希望に応え、葉山を知る為に富山に足を運んで、葉山貴司というキャラクターへの理解を深めました。

1997年にテレビドラマデビューとレギュラー初出演を果たし、「金田一少年の事件簿」でテレビドラマ初主演を務めました。「Stand by Me」で初舞台に出演し、「新宿少年探偵団」で映画初出演しました。1999年に「嵐」としてデビューしています。2002年の「ごくせん」に出演した時、ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。透明な床板で観客の上を移動する可動式ステージ「ムービングステージ」の発案者でもあります。

ナラタージュイベントで松本潤さんの誕生日をお祝い

2017年に行われたナラタージュの完成披露試写会では松本潤さんが有村架純さんをエスコートしてレッドカーペットを歩きました。ナラタージュは原作が発売されてから映画化にこぎつけるまでとても時間がかかりました。松本潤さんの誕生日が近かった事もあり、サプライズでケーキが用意されました。真っ赤なバラが飾られたケーキに「ナラタージュン」と添えられていて、困惑しつつも松本潤さんは喜んでいました。

キャスト一覧紹介2:工藤泉役を演じるのは有村架純!

ナラタージュに登場する工藤泉役のキャストは有村架純(ありむらかすみ)さんです。工藤泉は大学二年生で国文学を専攻しています。父親の仕事の都合で両親はベルリンに滞在中の為、現在は一人暮らしです。高校三年生の時、演劇部に誘ってくれた葉山に恋心を抱き、卒業式の日にキスをしましたが、それ以来会っていませんでした。大学生になって葉山から演劇部の手伝いをしてほしいと頼まれ、気持ちを抑えきれなくなります。

葉山への想いを断ち切る為に小野と交際しますが、体の関係を強要されるようになります。教え子の自殺騒動で動揺する葉山を放っておけず、小野との関係を解消し、葉山の元へ戻りました。葉山が妻の元へ戻ると聞かされ、最後に想いを告げて一夜を共にしました。有村架純さんは2009年にオーディションに合格して、2010年に「ハガネの女」でドラマ初出演を果たしました。

連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクして以降、「2014年にブレイクを期待するタレント」で1位に輝きました。2014年にはスタジオジブリ作品「思い出のマーニー」でヒロインの一人に抜擢され、声優に初挑戦となりました。映画「ストロボ・エッジ」では髪を20センチカットして役作りに望んでいます。映画「ビリギャル」での演技が評価され、日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞しました。

有村架純さんの大胆なベッドシーンに注目!

ナラタージュでは濡れ場があり、有村架純さんのベッドシーンが公開前から注目されていました。有村架純さんが演じる泉は葉山と小野の二人とキスシーン、ベッドシーンが用意されていて、原作ファンは濃厚なシーンを有村架純さんがどう演じるのか注目されていました。特に松本潤さんはジャニーズ事務所所属の「嵐」のメンバーで多くの女性ファンがいる事もあり、どんなシーンになるのか緊張感もありました。

有村架純さんは清純派という印象が強い事もあり、濃厚な濡れ場を演じられるのかと思われていましたが、生々しいというより、美しすぎて切ないベッドシーンに涙する人も多くいました。葉山と泉は不倫関係でしたが、二人のベッドシーンの綺麗さを観て、PVで不倫や過激なベッドシーンと想像し毛嫌いしている人は勿体ないから観て欲しいという感想が目立ちました。

葉山と泉のベッドシーンで泉が涙を流すシーンでは葉山が涙をぬぐいますが、それは台本にはないアドリブであり、「鳥肌がたった」という感想もありました。二人のベッドシーンからお互いを想い合う気持ちが伝わってきて、不倫関係なのに感動した人が続出する美しくも切ない濡れ場となりました。

ナラタージュのその他の登場人物を演じるキャストを紹介!

キャスト一覧紹介3:小野玲二役を演じるのは坂口健太郎!

ナラタージュに登場する理系学部に通う大学生、小野玲二のキャストは坂口健太郎(さかぐちけんたろう)さんです。小野は黒川の友人で、大学の演劇サークルに所属していたものの、練習中にサークルの先輩の彼女に付きまとわれてしまい、サークルを辞めてから演劇と距離を置いていました。泉に一目惚れして告白しますが断られてしまいますが、葉山への想いを断ち切ろうとした泉から交際を申し込まれ、恋人になりました。

しかし、泉の中に葉山がいる事を感じ取り、嫉妬によって精神が不安定になった小野は束縛して、体の関係を強要するようになります。演劇部の柚子の自殺騒動で泉と共に病院に行ったら葉山と遭遇し、動揺している葉山を放っておけなかった泉は小野に別れを告げて葉山の元へ行ってしまいました。坂口健太郎さんは2010年にモデル活動を始めて、2014年の映画「シャンティデイズ365日幸せな呼吸」で俳優デビューしました。

2015年にテレビドラマ「コウノドリ」で連続ドラマ初出演を果たし、「64-ロクヨン-」で日本アカデミー賞新人俳優賞、エランドール賞新人賞を受賞しました。2018年にテレビドラマ「シグナル長期未解決事件捜査班」で初主演に抜擢されています。韓国の俳優ソ・ガンジュンに似ていると日本と韓国から言われていて、ソ・ガンジュンは会いたいというメッセージを送ったというエピソードがあります。

キャスト一覧紹介4:山田志緒役を演じるのは大西礼芳!

ナラタージュに登場する心理学を学ぶ大学生山田志緒役のキャストは大西礼芳(おおにしあやか)さんです。山田志緒は泉の高校時代に同級生で黒川と交際中です。泉と葉山の関係は高校時代から気付いていたものの、口には出していませんでした。葉山に声をかけられて演劇部のOGとして演劇部の手伝いに参加しています。大西さんは在学中のプロジェクトで製作された映画「MADE IN JAPAN~コラッ!~」でヒロインに抜擢されました。

大西さんは特技に日本舞踊、英会話、映像編集、サックス、ピアノ、水泳、剣道、英検2級、書道7段、日商簿記検定2級、全商情報処理検定1級、全商簿記検定1級、全商英語検定1級と数多くの資格を所持しています。映画「くじけないで」「イニシエーションラブ」、テレビドラマ「白鳥麗子でございます」「わたしを離さないで」「はじめまして、愛しています」などに出演しています。

キャスト一覧紹介5:塚本柚子役を演じるのは神岡実希

ナラタージュに登場する演劇部に所属している塚本柚子を演じるのは神岡実希(かみおかみき)さんです。塚本柚子は泉達の後輩で高校三年生です。学校に張り出すポスターは柚子が描いており、自己紹介で絵を描く事が得意と自己紹介した事から任されています。ナラタージュの原作では演劇部の手伝いで久しぶりに会った泉がわかるほど柚子はやせ細っていて、進路が決まらず、欠席と早退が多い事を葉山も心配していました。

母子家庭育ちの柚子は母親と喧嘩をして家出騒ぎを起こした事もあります。柚子は一年前の冬に暴行事件に巻き込まれ、知らない男に性的暴行を受けて一人悩んでいました。葉山も気にかけていましたが、遂に自殺騒動を起こしてしまい、息を引き取っています。神岡さんは2013年にドラマデザイン社主催の女優養成プロジェクトの二期生として参加し、2014年に所属事務所がプロデュースしている舞台「ユキサキ」で舞台初出演しました。

「ハコイリ♡ムスメ」というアイドルグループのメンバーの一人です。2015年は高校受験の為に「ハコイリ♡ムスメ」の活動を休止しましたが、2016年に無事高校に合格して「ハコイリ♡ムスメ」に復帰しました。2017年に「ハコイリ♡ムスメ」を卒業しています。ナラタージュでは高い演技力をみせつけ、テレビドラマやCMにも出演している事から、今後の活躍が期待されている新人女優です。

塚本柚子のエピソードは初めから決まっていた

ナラタージュの中で塚本柚子の身に起きた悲しい事件が終盤で明るみになりました。塚本柚子の事件のエピソードについては当初から決まっていたと島本先生は話しています。塚本柚子のエピソードに関しては書き残している事もあり、島本先生の次回作以降の重要なテーマとなり、ナラタージュの後の作品では性と暴力というテーマを題材にした話のひとつのきっかけになった事も話していました。

ナラタージュのキャストはミスだと言われている理由とは?

ミスキャスト理由一覧1:葉山役が松本潤のイメージに合わない

ナラタージュで葉山貴司役の松本潤さんがミスキャストではと囁かれていました。松本潤さんは好きだけど今回の役についてはイメージに合わないという声が一定数ありました。松本潤さんは純粋なラブストーリーを演じる役が多く、ナラタージュでは妻がいるのに教え子と禁断の関係になります。その事に違和感を覚える人もいて、ミスキャストなのではといわれていました。

松本潤さんは顔立ちが若々しい事もあり、教師のイメージに合わない、ミステリアスな葉山に対して爽やかな松本潤さんではミスキャストだと言われています。瑞々しい松本潤さんでは枯れている葉山を演じるのは難しく、枯れ気味なキャストでもよかったという声もあります。ただ、松本潤さんが葉山役でよかったという声もありますし、松本潤さんは自分のスター性を封印して臨んでいたので大半の観客には高評価でした。

ミスキャスト理由一覧2:有村架純は童顔だから演技を邪魔されている

ナラタージュでは濡れ場がありますが、有村架純さんは童顔という事もあり、演技が邪魔されているという声がありました。映画の中で高校生から大学生へと移り変わりますが、二年の月日が経ったようには見えないなどの感想もありました。

ただ、最初は有村架純さんはミスキャストだと思っていた人も、中盤の迫力や女の子の揺れ動く心を繊細な演技で魅せた姿を見て考え直したという感想も多くありました。

ナラタージュのキャスト陣の演技の見所は?

キャストの演技一覧1:坂口健太郎の演技が男性の共感を呼んでいる

ナラタージュで泉に一目惚れをした理系大学生小野玲二役を演じたのは坂口健太郎さんですが、彼の演技が怖い、気持ち悪いと言われています。ナラタージュで小野は嫉妬心に駆られて泉を束縛していきます。小野を演じる坂口さんの演技が高評価で、嫉妬に駆られる男の演技が怖いと評価されています。イケメンなのに気持ち悪い役柄を完璧に演じている坂口さんの演技力のポテンシャルの高さが注目を浴びています。

柚子の自殺騒動で泉と小野は動揺する葉山と病院で会いました。泉は小野と一緒に病院を後にしますが、動揺している葉山の背中を忘れられず、泉は葉山の元へ戻ろうとしました。

小野からもらった靴を脱ぎ、土下座した泉の姿を見て、小野は止める事が出来なかったシーンでは小野の気持ちが分かって辛いと共感する男性が多くいました。泉が好きだからこそ嫉妬に狂った小野の姿を理解出来る男性は多くいたのではないでしょうか?

キャストの演技一覧2:今までとは違う松潤の演技に注目!

ナラタージュの葉山役を演じた松本潤さんの演技も高評価を得ています。ファンではないという人も松本潤さんの演技を褒めている人が多く、松本潤を感じなかった、演技がうまいと評価されています。完璧に葉山になりきった松本潤さんの演技に引き込まれ、葉山そのものと言われていました。100%の松本潤ではなく40%の松本潤でという監督の要望通り、完璧に封印して葉山になりきった松本潤さんの演技は観た人を魅了しています。

ナラタージュを見た人の感想は?

ナラタージュ感想一覧1:登場人物が人間らしくリアル!

ナラタージュは切なくて苦しい恋の話で、葉山を忘れようとする泉の葛藤と、嫉妬に駆られる小野のリアルさが素晴らしいという感想があります。感想の中には嫉妬に狂う小野がリアルで怖いと話題になっています。

恋に落ちた姿が生々しくリアルに表現されていて、人間の弱さや脆さがよく表れていたという感想もありました。物語のようにスッキリとした終わり方ではない所がやけにリアルだったとも言われています。

ナラタージュの登場人物の相関図はリアリティがあり、生々しくうつり、観客をハラハラさせました。葉山と泉の関係に嫉妬する小野という相関図は非常にリアルです。

葉山と小野の間で揺れ動く泉や、妻を待っているのに泉に依存していく葉山の姿にずるいという声もありました。しかし、それも現実であり得る事で、リアルを感じると言われています。登場人物の複雑な相関図は現実にありそうな事で引き込まれる人が多くいました。

ナラタージュ感想一覧2:ラストが切なすぎる!

ナラタージュのラストは有村架純さん演じる泉と松本潤さんが演じる葉山が一夜を共にした後に別れるという切ないラストでした。

ナラタージュのキャッチコピーは「一生に一度の恋。わたしはあなたでした」というぐらい有村架純さん演じる泉は葉山に惹かれ、忘れられない事で自分に好意を抱く小野に激しい嫉妬心を抱かせてしまいました。禁断の恋に落ちる泉を演じる有村架純さんの演技は素晴らしいと高評価です。

小野と泉の別れもとても切ないと話題です。葉山の存在を振り切る為に小野と付き合う事を選び、少しずつ好きになっていった泉ですが、葉山の事を忘れる事が出来ませんでした。葉山の教え子の自殺騒動で彼の背中から助けを求めていると感じた泉は小野と別れる事を選びます。小野は泉を罵り、土下座までさせて、泣きながら引き留めます。

何もいらない、一緒にいてくれればいいという小野に対して、泉は小野が自分に向ける気持ちを葉山に持っていると言いました。小野がプレゼントした靴を脱がせ、裸足で病院に戻る泉を引き留める事が出来なかった小野のシーンも切なく、多くの男性から共感を得ています。小野と泉の別れと葉山と泉の別れはどちらも切なく、ラストでは涙を流す人が続出しました。

ナラタージュのキャスト・相関図まとめ!

ナラタージュのキャストと登場人物の相関図、あらすじを紹介しました。ナラタージュのキャストはW主演で松本潤さんと有村架純さんが抜擢されました。枯れ気味の葉山を松本潤さんがどう演じるのか注目されていました。登場人物の相関図は複雑でリアルでした。ラストはハッピーエンドとは言えず、それがまたリアルだったという感想が多くあります。松本潤さんらしくない演技をナラタージュで観てみましょう。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ