スパイダーマンの歴代ヒロイン一覧！グウェンやMJなど画像で比較解説

スパイダーマンスといえば「スパイダーマン」「アメイジングスパイダーマン」「スパイダーマン・ホームカミング」とそれぞれ三シリーズと2部、3部作であり、日本のみでなく世界中で人気のアメコミを元にしたアクション映画です。そんなスパイダーマンシリーズの魅力を引き立たせているのがそのヒロインの存在です。

スパイダーマンのヒロインといえばMJ派、グウェン派とできるほど双方人気が高いです。同じヒロイン役ですが、それぞれ違うヒロイン像が描かれており、人気が分かれることも理解できると思います。対照的と言っても過言ではないスパイダーマンシリーズの両ヒロインを画像も合わせて魅力を紹介していきます。また新たなシリーズのヒロインについての考察も合わせて紹介します。

マーベル・コミック、スタン・リー原作のアメリカンコミックを実写映画化したのが、スパイダーマンシリーズです。ある日突然、特殊能力を手に入れた主人公ピーター・パーカーがヒーローとして悩みながら成長する過程と敵との戦いを描いた物語です。世界中で大ヒットし、サム・ライミ監督制作で三部作シリーズとなりました。北米でオープニング成績のみで1億ドルを突破した初めての作品となるほどのヒットを記録します。

スパイダーマンのあらすじとしては主人公ピーターは両親を亡くしており、伯父夫妻に育てられていました。内気な性格で学校内でも虐められ、隣に住むヒロインのMJ（メリー・ジェーン・ワトソン）にも告白できずに悶々とした生活を送っていました。

そんなある日、学校行事でピーターはコロンビア大学の研究室を見学することになりました。その時に遺伝子改良された蜘蛛に噛まれてしまい、毒蜘蛛だったのか激しい悪寒、体調不良に陥り、寝込んでしまいます。翌朝目が覚めると、昨日の体調不良は治っており、代わりに今まででは考えられない体力、視力がついていました。また手首から蜘蛛の糸を出せるようになり、手に細かい毛が生え、指のみで壁を登れるようになります。

最初はこの不思議な超人的な力を自分の欲を満たすために使うが、そのせいで自分を育ててくれた伯父、ベンを強盗に殺されてしまいます。大いなる力には代償が伴うとの言葉を胸に、ピーターは正義のためにこの力を使うことを決意します。それからスバイダーマンのスーツに身を包み、ニューヨークで犯罪を犯す悪人と戦いながら人命を救出する日々を送ります。

スパイダーマンシリーズ三部作でのヒロインはあらすじでも紹介した、主人公ピーターが秘かに想いを寄せるMJです。最初はピーターを虐めていた主犯格とつるんでいたMJですが、作中ではピーターやその親友であるハリー・オズボーンとの間で揺れる恋多き女性として描かれています。

MJは高校卒業後、ブロードウェイ女優を目指していました。しかしオーディションに堕ちる日々が続き、生活のためにバイトしているところをピーターに偶然見られてしまいます。その時にMJは「ハリーにはこのことを言わないで」と言い、この時初めて親友ハリーとMJが付き合っていることを知ったピーターは落ち込みます。その後ピーターはMJへの想いは胸にしまい、スパイダーマンとして街を守ることに専念します。

そんな時偶然にもMJを助けることになります。その時MJから御礼とスパイダーマンのままキスのプレゼントを貰います。その後スパイダーマンは謎の敵ゴブリンと戦うことになるのですが、ここでもMJを含めた市民を助けることになります。その後ゴブリンと死闘の末倒しますが、ゴブリンは親友ハリーの父親だったのです。

ハリーの父親を弔いもかねて自宅に送り届けたスパイダーマンですがハリーにその姿を見られてしまい、後日ハリーを慰めたピーターに対し、ハリーは父親を殺した相手がスパイダーマンと言い、強く憎しみを抱きます。それを聞きピーターは必死に戦っても代償を払うのは自分の愛する人たちだと思い、とても悲しみます。

そんなピーターを見てMJが自分が死にそうなときに頭に浮かんだのはスパイダーマンではなく、ピーターだったと想いを伝えてキスをします。しかしピーターはスパイダーマンとして生きることを決死しており、MJの気持ちには応えられないと断ります。しかしMJはピーターとのキスを思い出し、ピーターがスパイダーマンであることに確信を持ちます。そこから二人のすれ違う恋愛は始まっていきます。

最終的にはピーターを憎んでいたハリーも一緒に協力して強大な敵を倒します。しかしハリーは敵の攻撃により命を落としてしまいます。MJはすっかりヒーローとなってしまったピーターと女優としてうまくいかない自分とですれ違いを感じ、一度はハリーに心が傾きますが、最後はピーターとしっかりと理解しあい、幾たびのすれ違いを重ねた過去もありましたが、むすばれることとなります。

スパイダーマンシリーズのヒロイン、MJ役を演じた女優はキルスティン・ダンストです。3歳から子役として活躍し、70本ほどのCMに出演します。1989年「ニューヨーク・ストーリー」で当時7歳ながら映画デビューを果たします。1994年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」では少女吸血鬼役で助演女優賞獲得、ゴールデングローブ賞の助演女優賞にもノミネートされました。

子役として演技力を高く評価され、順調にキャリアを重ねてハリウッド期待の若手女優となるまで成長します。その後2002年から2007年までスパイダーマンシリーズのヒロイン、MJ役で出演し、その名を一気に世界中に広めました。その後も映画監督デビューやカンヌ国際映画祭での女優賞など活躍しています。

アメイジングスパイダーマンは2012年に公開された映画出会い、過去に公開された映画スパイダーマンシリーズのリブート（再始動）作品と位置付けられています。原作のスパイダーマンのパラレルワールドの設定であり、元々は前作のスパイダーマンシリーズ三部作の成功を受けて、さらにもう三部作追加した六部作構成が発表されました。しかし諸事情により続編の予定は白紙となり、アメイジングスパイダーマンが描かれます。

続編が白紙になり再始動編のアメイジングスパイダーマンが描かれるにあたって、キャストも一新しました。また全シリーズでは大学からその後が描かれていましたが、アメイジングスパイダーマンでは高校生時代のピーター・パーカーが描かれています。日本では世界に先駆けて公開され、大ヒットを記録しました。

アメイジングスパイダーマンのあらすじは、両親を亡くして伯父夫妻のベンとメイに育てられたピーター・パーカーは高校でトップクラスの秀才に育っていました。そんなある日、ピーターは父リチャードの遺したバッグに隠された過去の研究資料を見つけます。亡くなった父の秘密を知りたいピーターは父の研究チームだったコナーズ博士に近づき、オズコープ社の公開研修に参加します。

オズコープ社のバイオケーブル開発室に単独で侵入したピーターはそこで遺伝子組み換えされた蜘蛛に噛まれて、博士の元で同じく研修している同級生のグウェン・ステイシーの追い出されてしまいます。しかしその帰り道でピーターは驚異的な身体能力を手にしていることに気づきます。

その後ピーターはコナーズ博士に自身がリチャードの息子と明かし、チチの隠されていた資料にある数式を教えます。それからピーターは自由にオズコープ社を出入りするようになり、コナーズ博士と爬虫類の再生能力を活かした薬品を開発します。父の秘密を探るピーターでしたが、ある夜伯父ベンとケンカして家を出てしまいます。急いでピーターを追いかけたベンは不運なことに逃走中の強盗と出くわし、撃たれてしまいます。

撃たれた結果便ベンは亡くなってしまい、殺した犯人を捜すためにピーターはマスクを作り、オズコープ社の協力の下ウェブ・シューターを開発、蜘蛛をモチーフにしたスーツを着てスパイダーマンとなります。

その頃コナーズ博士は開発した薬の結果報告を上層部から圧力をかけられて急かされ、自身の体を使って実験します。しかし開発した薬は失敗しており、焦った結果の人体実験でコナーズ博士はリザードになってしまいます。街を襲うコナーズ博士を止めるためピーターは戦うことを決意します。

アメイジングスパイダーマンでのヒロインはピーターの高校の同級生であるグウェン・ステイシーです。ピーターがいじめられっ子を庇い、殴られたことからグウェンと関わりを持つようになります。その後オズコープ社に出入りするピーターはグウェンにストーカーと勘違いされますが、その後は誤解が解けて少しずつではありますが仲良くなっていきます。

その後グウェンから夕食の誘いを受けてグウェンの自宅へ行きますが、グウェンの父は警察官であり正義の味方を振りかざしているとスパイダーマンのことを快く思っていませんでした。そこでピーターはグウェンの父であるジョージとケンカしてしまいます。その後頭を冷やしたピーターはグウェンとさらに仲良くなります。そんな時にコナーズ博士のリザード化した情報が入り、グウェンの父ジョージとピーターは現場へ向かいます。

なんとかグウェンとグウェンの父ジョージと協力してリザード化したコナーズ博士の野望を食い止めることに成功しますが、ジョージは戦い中で致命傷となるケガを負い、その場にいたピーターに対し、スパイダーマンの認識を間違っていたと謝罪すると同時に娘のグウェンに近づかないよう遺言を残します。

遺言のこともあり、ジョージの葬式に行くことができないピーターに対し、グウェンがピーターの元を訪れます。そして父の遺言のことを見抜いていたが、それでもピーターが好きだとグウェンは言います。しかしピーターは遺言を気にして、グウェンとの別れを切り出します。しかし亡くなった伯父の言葉を思い出し、ピーターは奮起すると、「守れない約束もある」と言い、再びグウェンと親密な関係になります。

しかしその後も遺言を引きずるピーターに対し、グウェンは元の友達の関係に戻ると言い、さらには奨学金を利用してイギリスの大学に行くことをピーターに告げます。ピーターは改めてグウェンのいない生活を想像し、グウェンのいない人生は考えられないとグウェンと一緒にイギリスに行く決意をして、グウェンもお互いに愛情を持っていると確信してピーターの決断を喜びます。

しかしオズコープ社の隠ぺいによって生まれたエレクトロ、ピーターの親友であるハリーがゴブリンとしてスパイダーマンの前に立ちはだかります。ゴブリンによってグウェンは連れ去られてしまいます。エレクトロを倒し、ゴブリンを追いかけ、なんとか追い返しますが、戦いの中でグウェンを助けることができずにグウェンは死んでしまいます。

グウェンの葬式の後ピーターをとても落ち込み、毎日グウェンの墓を訪れ、スパイダーマンとしての活動も一切やめていました。そんなある日亡くなった伯父ベンの遺品を片付けている伯母メイから「遺品は片付けるけど、心のどこかに想いをしまっておくの」との言葉を聞き、グウェンの思い出を心にしまっておく決意をします。それからは心機一転し、スパイダーマンとして復活し再び街を守るために戦う毎日を送ることになります。

アメイジングスパイダーマンのヒロインであるグウェンを演じたのは女優エマ・ストーンです。11歳の時から舞台デビューするなど子役から活躍し、キャリア当初は舞台で活躍することが多かったです。2010年の初の主演映画「小悪魔はなぜモテル？」で初めてゴールデングローブ賞にノミネートされ、女優として着実にキャリアを積み重ねます。

その後2012年にヒロイン、グウェン役を演じたアメイジングスパイダーマンが公開され、世界的な知名度を得たのち、2016年「ラ・ラ・ランド」にてヴェネツィア国際映画祭女優賞受傷、そしてゴールデングローブ賞主演女優賞受賞、アカデミー主演女優賞など数々の賞を受賞し、トップ女優の仲間入りを果たします。

スパイダーマン・ホームカミングは2017年委公開されたスパイダーマンとして再度再始動した新シリーズの1作目です。これまでのスパイダーマンシリーズと異なり、様々なマーベルコミックの実写映画を同一の世界観として扱っている、アベンジャーズシリーズの中の一つです。アベンジャーズシリーズとしては16作目になるが、15作目のシヴィル・ウォーで先行出演し、その直後から物語が始まります。

スパイダーマン・ホームカミングのあらすじはニューヨークでアベンジャーズの戦いの後、がれき撤去の仕事を任されたエイドリアン・トゥームスはアイアンマンであるトニースタークと政府が設立したダメージコントロールによって職を奪われます。トゥームスは政府に未報告のチタウリの残骸を利用し、兵器を作成、密売することで生計を立てるようになります。

それから8年後、主人公ピーター・パーカーはアベンジャーズの内乱の時にトニーに見いだされ、開発したスーツをもらいます。ピーターは片想いしているリズが所属する部活を疎かにしながらスパイダーマンとして街の犯罪を阻止するために活動しますが、アベンジャーズの参加などトニーに大きな活動は認められておらず、お目付け役のハッピーからは返事ももらえず、不満を抱いていました。

そんなある日、街で見たことないハイテク兵器を使用する強盗を目撃します。翌日、片想い相手のリズのパーティに参加するも、不自然な発行を見てスパイダーマンとして現場に向かうとハイテク兵器の密売が行われていました。犯人を捕まえようとするもバルチャーとしてやってきたトゥームスに阻止されて。トニーに助けられます。一方トゥームスは密売を邪魔したスパイダーマンに対して殺意を抱いていました。

スパイダーマン・ホームカミングにて主人公ピーターの片想い相手として登場するのがリズです。リズはピーターが憧れる上級生という立場で登場します。物語の終盤でピーターはリズに想いを告白し、一緒にホームカミングパーティへ行く約束をしました。パーティ当日、リズの家に行くと出迎えてくれたのはリズの父であったのですが、その父が正体が物語を大きく左右します。果たしてリズがヒロインなのでしょうか？

ピーターが通う高校のニュースチャンネルのキャスターとして登場するベティが何故ヒロインと噂されているのかというと、答えはベティのルックスにあります。ベティは長い金髪、黒いカチューシャ、白い服というビジュアルで登場します。スパイダーマンファンなら思い浮かべる人物がいると思いますが、あのグウェンと容姿が似ているため噂になっています。今後続編での登場に期待です。

ゼンデイアが演じるのがミシェルというピーターのことを何かと気にかけてくれるミシェルです。本作ではピーターと息の合った場面を見かけました。何故ヒロインの噂が出ているのかというと、実はミシェルは友達に「MJ」と呼ばれています。MJといえばスパイダーマンシリーズのヒロインです。果たしてあのMJの立場の役なのでしょうか？はたまたまったく別のたまたまお同じニックネームのMJなのでしょうか？

スパイダーマンのヒロインといえばMJですが、MJは日本だけでなく世界中でどちらかと言えば人気が低い結果となっています。その理由としては一途ではなく、数々の男性の間をふらふらとしているように見えることが理由としては多いです。登場時はいじめっ子と交際しており、ピーターには見向きもしませんでした。その後ピーターと親友ハリーの間を行ったり来たりする姿もマイナスに見えます。そのことからMJは人気が低いです。

グウェンはピーターが本気で愛した初めての女性であり、ピーターの中でベン伯父さんとともに亡くしたトラウマを抱えており、ヒーローとして活躍する原動力にもなっています。アメイジングスパイダーマンでも同様に描かれ、愛し合った二人を引き裂くように悲劇が襲い、グウェンは亡くなってしまいます。ファンの間でも物議をかもしたグウェンの死、その寂しさもあってかとても人気のヒロインとなっています。

大ヒットスパイダーマンでヒロインとなったMJ、スパイダーマンのヒロインといえばで思い浮かべる方は多いです。そのキャラクターからか人気には賛否両論ありますが、画像を見るとわかるように数々の男性にアプローチされる魅力がたっぷりだと評判です。素敵な女性像のMJだからこそ色々な男性にアプローチされるが故の行動なのかもしれません。

スパイダーマンに登場するヒロインの中でも絶大な人気を誇るヒロイン、グウェンの魅力はなんといっても素敵な笑顔だと評価されています。画像からもわかるように演じるエマ・ストーンがグウェンとしての魅力を最大限に引き出しています。この後エマ・ストーンはアカデミー賞を受賞するほどの女優になります。キャラクターの魅力を最大限に引き出すエマ・ストーンだからこそ、グウェンが愛されるヒロインになったのでしょう。

アメイジングスパイダーマンシリーズのヒロインと噂のゼンデイアが演じるミシェルの魅力はミステリアスさだと言われています。作中でも不思議な雰囲気を醸し出していますが、主人公のピーターとは息の合った場面を多く見せてくれます。画像でも紹介してようにミステリアスな雰囲気が魅力的なゼンデイアが演じるミシェルの今後の活躍に期待です。

いかがでしたか？今までのスパイダーマンシリーズでヒロインの数々の魅力を画像も合わせて紹介しました。映画の中での魅力も溢れているのですが、演じている女優もトップクラスの実力を持ち合わせているため、ヒロインのキャラクターの魅力をさらに引き出してくれており、画像では伝わらない部分もあります。今後もスパイダーマンシリーズのヒロインの魅力に注目しながら、スパイダーマンシリーズを楽しみましょう。