2018年09月25日公開
2018年09月25日更新
13日の金曜日シリーズのジェイソンとは何者?仮面の下の素顔や正体を考察
「13日の金曜日」といえば不吉な日以外に「ジェイソン」を思い浮かべる方も多いほどホラー映画を代表する有名な殺人鬼です。しかしジェイソンの名前は知っていても、殺人を犯している理由や素顔などジェイソンについての詳細について知ってる方は少ないのではないでしょうか?この記事では映画『13日の金曜日』の基本情報からジェイソン誕生の経緯、素顔など殺人鬼ジェイソンについて詳しく紹介します。
目次
13日の金曜日シリーズのジェイソンとは?隠された素顔や正体に迫る!
スプラッター系ホラーを代表する映画『13日の金曜日』に登場する殺人鬼ジェイソン。作品を見たことがなくても名前は知ってるという方が多い世界一有名な殺人鬼です。しかし名前は有名ですが、素顔や目的などジェイソンに関する詳細な情報を知ってる方は少ないのではないでしょうか?この記事では、歴代ジェイソンの画像や素顔、ジェイソン誕生の理由などを掲載。世界一有名な殺人鬼ジェイソンの詳細情報を紹介しています。
13日の金曜日シリーズとは?
1980年に公開されたアメリカのホラー映画(ナンバリング作品の配給はパラマウントピクチャーズ、1作目の日本版のみワーナー・ブラザース)。アメリカのニュージャージー州にある湖クリスタルレイクのキャンプ場を舞台に、キャンプ場に訪れてた監視員候補生の若者たちが謎の殺人鬼に次々と殺害されていく恐怖を描いており、公開するやいなや『13日の金曜日』は大ヒットしてホラー映画を代表する人気作品になります。
その後『13日の金曜日』は次々と続編が制作され、パラマウンドから「Part8」まで公開されます。それから配給元がニュー・ライン・シネマに移り、「ジェイソンの命日」「ジェイソンX」「フレディVSジェイソン」、リブート版「13日の金曜日」が公開。その後ニューライン・シネマは2008年にワーナー・ブラザースグループに吸収合併されました。
13日の金曜日・ジェイソンについて画像付きで紹介!
第1作目『13日の金曜日』のジェイソンの画像
記念すべき第1作目『13日の金曜日』の画像ですが、この頃は世間一般的に知られているホッケーマスクを被ってたのとは全く違う風貌だったジェイソン。実はこの第1作目だけ他のシリーズとは異なる設定があって、それは作中の展開とジェイソンの正体が関係しています。詳しくはこの後の「ジェイソンの正体の謎に迫る!」と「ジェイソンの仮面の下の素顔について」で紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
第2作目『13日の金曜日 PART2』のジェイソンの画像
1981年に公開。キャンパーを狙った残忍な連続殺人事件から約5年後の85年、クリスタルレイクのキャンプ場に訪れた候補生の若者たち。その日の夜、クリスタルレイクにまつわる噂話を語って盛り上がてた若者たちが次々と殺害される事件が起きます。そう、クリスタルレイクで語り継がれている謎の殺人鬼の手によって…。
この頃のジェイソンですが、まだトレードマークでもあるホッケーマスクは身につけておらず布らしきもので覆って顔を隠しています。この作品も前作の演出と同じように終盤まで登場せず、正体不明の殺人鬼に襲われる恐怖を醸し出しているなど、まだ世間一般的に知られる「13日の金曜日」と「ジェイソン」ではありません。
第3作目『13日の金曜日 PART3』のジェイソンの画像
1982年に公開。前作の翌日、8人の犠牲者を出した謎の怪奇殺人がニュースで報道される中、クリスタルレイク付近で雑貨店を経営している夫婦が殺害される事件が起きます。更にその翌日、事件の遭ったキャンプ場とは違うクリスタルレイクのキャンプ場にある別荘に訪れていた高校生のグループと高校生に因縁をつけてきた不良のバイカーたち。しかし、別荘の納屋にはあの殺人鬼が潜んでいたのでした。
この作品からジェイソンがホッケーマスクを被って登場しています。実は物語序盤ではまだホッケーマスクを被っておらず、本作で殺害された高校生の私物から奪ったもの(衣装は序盤の雑貨店で干されてた服)。ジェイソンの殺戮シーンもより過激になっており、ホッケーマスクを被った残虐な殺人鬼から逃げまとう恐怖を描いたスプラッターホラーは本作から確立しました。
第4作目『13日の金曜日 PART4 完結編』のジェイソンの画像
1984年公開。前作でジェイソンが起こした惨劇の夜、殺害された高校生とバイカーたちの遺体は全て回収されて遺体安置所へと運ばれます。しかし、運ばれた遺体の中にジェイソンも含まれており、安置所で自己蘇生したジェイソンは看護師たちを殺害して逃走。クリスタルレイクで新たな惨劇が始まるのでした。
本作のジェイソンは前作からすぐの出来事なので殆ど代わり映えがありません。ただ前作にはなかった破損の跡がホッケーマスクの左側(ジェイソンから見て)にあるのですが、これは前作の最後のシーンで、主人公の女の子に斧でとどめを刺されたときにできた破損の跡になります。
第5作目『新・13日の金曜日』のジェイソンの画像
1985年公開。数々の殺人を犯してきたジェイソンに終止符を打った前作の主人公トミー少年。しかしジェイソンに襲われ、母親を殺されたことで精神が不安定になっており、精神病院を転々としながら暮らす日々を送っていました。そんなある日、トミーが入居した社会復帰するための施設で入居者同士による口論が発端の殺人事件が発生。事件はその場で解決したのですが、その翌日の病院付近では謎の殺人事件が発生し始めたのでした。
本作のジェイソンのホッケーマスクにあった赤いマークと破損の跡が消えています。実は前作でジェイソンは本当に死んでおり、ジェイソンの意志を受け継ぐ新たな殺人鬼として展開していく予定だったため、これまでジェイソンが被っていたものとは違うホッケーマスクを被っていました(その他の違いに頬の青いマーク)。ちなみに本作序盤でトミーが見てたジェイソンの悪夢では、本来のジェイソンが登場しています。
第6作目『13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!』のジェイソンの画像
1986年公開。過去のジェイソンとの遭遇による悪夢で悩まされ続けていたトミー。そんな悪夢を断ち切るためトミーは友人と共にジェイソンが眠る墓へと訪れます。墓を掘り起こしてジェイソンの遺体に鉄柵のようなものを突き刺すトミーでしたが、突然落雷が鉄柵へと降り注いで電気ショック療法によりジェイソンは復活を遂げてしまうのでした。
見事復活を遂げたジェイソンのホッケーマスクには、ちゃんと赤いマークと破損跡があります。このジェイソン復活理由ですが、前回Part5の興行収入が振るわなかったため前作の設定を捨ててジェイソンを復活させたんだそうです。ちなみに前作のラストとは繋がらなくなってしまった今作ですが、Part5で起こった殺人鬼による殺人は精神をきたしたトミーの幻覚だったという理由がのちのゲーム作品で明らかになります(後付設定)。
第7作目『13日の金曜日 PART7 新しい恐怖』のジェイソンの画像
1988年公開。生まれつき超能力を使うことができた少女ティナ。ある日、誤って超能力で父親を近所のクリスタルレイクへと沈めてしまいます。それから月日が流れ、立派に成長したティナは再びクリスタルレイクに訪れて超能力で父親を生き返らせようと試みるのですが、復活させてしまったのは前作トミーたちの手によってクリスタルレイクへと沈められていたジェイソンだったのです。
新たにホッケーマスクの左頬の部分が破損してますが、これは前作Part6のラストで船のスクリューに巻き込まれたときによるもの。ちなみにこの作品で、歴代最強の主人公と呼び声の高いティナの超能力によってマスクが真っ二つに壊されてしまいます。
第8作目『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』のジェイソンの画像
1989年公開。前作から数年後のクリスタルレイクを走らせていたクルーザーのイカリが水中の電気ケーブルと接触して切断、ケーブルの放電でジェイソンは再び復活をします。クルーザーのカップルを殺害後、大型客船へと乗り込んだジェイソンの新たな惨劇が始まるのでした。
Part7で壊されてしまったホッケーマスクですが、本作冒頭のクルーザーに乗っていたカップルの彼氏がホッケーマスクでジェイソンに扮して彼女を脅かすシーンがあります。その時のホッケーマスクを奪ったものが本作のジェイソンが被ってるホッケーマスクになります。本作のラストでジェイソンは溶かされてしまうのですが、ホッケーマスクだけは何故か溶けずに残ったままという謎の現象を残して終りを迎えます。
第9作目『13日の金曜日 ジェイソンの命日』のジェイソンの画像
1993年公開。クリスタルレイクで宿泊していた女性に襲いかかるジェイソンでしたが、それはジェイソンをおびき寄せるための罠。特殊部隊の集中砲火により肉体は粉砕しました。幾度も蘇るジェイソンを研究すべく肉塊が研究所へと運ばれるのですが、肉体を失ってもなおジェイソンの心臓は鼓動し続けていたのでした。
映画会社が変わり、前作のシナリオも無視して新たに制作された本作。今回のジェイソンはボロボロになっていてかなり歴戦が漂ってますが、実はこのジェイソンが登場するのは集中砲火されるまでの間の序盤と終盤のみ。何と本作のジェイソンは人から人へと寄生して肉体を支配していき、血縁者である腹違いの妹の肉体を求めて人々を殺害していく物語のため、物語中盤の見た目は一般人になります。
第10作目『ジェイソンX 13日の金曜日』のジェイソンの画像
2001年公開。死なないため冷凍刑を言い渡されるも冷凍刑を行う施設で拘束を解いて再び殺害し始めるジェイソン。科学者の女性が何とかジェイソンを冷凍させるも自身も冷凍されてしまいます。それから数百年後のはるか未来、宇宙へと進出していた人類は、調査に訪れていた荒廃した地球でコールドスリープされた女性とジェイソンを発見。調査隊員は恐ろしい殺人鬼だと知らずに宇宙船へと持ち帰って解除させてしまうのでした。
いかにも近未来感あふれる風貌のジェイソンですが、実はこのジェイソンが登場するは物語の終盤。それまではいつも通りのジェイソンの姿で殺戮を行い、アンドロイドKMの重火器(未来の兵器?)による怒涛の攻撃で倒されます。しかし倒れた場所が医務室だったためコンピューターが負傷者と認識してしまい、未来の技術で自動的に修復されてサイボーグとして復活を遂げた姿が画像のジェイソンになります。
コラボ作品『フレディVSジェイソン』のジェイソンの画像
2003年に公開。同じ映画会社になったことで実現できた『エルム街の悪夢』とのコラボ作品で、『エルム街の悪夢』6作目の10年後が舞台。エルム街の人々に忘れ去られたことによって力が弱体していた夢の世界の殺人鬼フレディは、現実の世界で有名な殺人鬼ジェイソンをエルム街に呼び寄せることで住人に恐怖を植え付けて力を取り戻すことを画策。ジェイソンに母親の幻を見せてエルム街へと引き寄せるのでした。
今作のジェイソンの特徴ですが、ホッケーマスクは何も傷ついていない新しいマスク、だけど服装がボロボロでワイルドさとみすぼらしさが出ているかなといった印象。それとPart3以降ほぼスキンヘッドだった髪型ですが、本作ではサイドの部分の毛を伸ばしています。
第11作目リブート版『13日の金曜日』のジェイソンの画像
2009年公開。今作は『13日の金曜日』のPart1からPart4までの物語を1つの作品として作り直したリブート作品。1980年クリスタルレイクで起こった連続殺人は、犯人が生存者に殺害されるという形で幕を下ろしました。それから時が経つこと2009年、クリスタルレイクに訪れた若い男女のグループが殺害され、一人の女性が連れ去られる事件が発生。それから6週間後、行方不明になった妹を探すため主人公が訪れるのですが…。
新たなジェイソンは、より一層強靭な肉体になっており、人智を超えた殺人鬼から逃げる恐怖と更に過激になった残虐な殺害シーンが、これまで以上に「13日の金曜日」の恐ろしさを際立てています。ちなみに主人公の妹が拉致された段階ではまだホッケーマスクを入手しておらず、Part2のように顔を布で覆った状態で登場していました。
13日の金曜日・ジェイソンの正体の謎に迫る!
ジェイソンの正体の謎1. 第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体はジェイソンではなかった!(Part1のネタバレあり)
全ての作品でジェイソンが殺人を犯したように描かれていますが、ジェイソン自身が殺人を犯したのはコラボも含めて10作品。1作目と5作目は殺人を犯していない作品になります。5作目はのちほど紹介するとして、1作目の殺人鬼の正体ですが、実はジェイソンの母親が犯人。最初はスプラッターホラー作品ではなく、正体不明の殺人鬼の恐怖を描いたサスペンススリラー作品でした。
母親の名前はパメラ・ボーヒーズ。息子がクリスタルレイク湖で溺死して行方知れずになってからパメラは精神に異常をきたして二重人格になってしまいます。息子の復讐で狂気に満ちていたパメラは、1950年代クリスタルレイクの監視員を殺害してキャンプ場を閉鎖に追い込んだあと行方をくらまし、1980年の再開後に再び殺人を犯し始めたのが第1作目の『13日の金曜日』になります(リブート版は少し設定が異なります)。
ジェイソンの正体の謎2.殺人鬼ジェイソンが誕生した経緯
ジェイソン・ボーヒーズは初めから不死身の殺人鬼だったわけではなく、最初はごく普通の人間。ただし奇形児として産まれて化物みたいだったため幼少期の頃からイジメに遭っていました。11歳になったジェイソンは1957年13日の金曜日のクリスタルレイクで心無いキャンパーたちに湖に突き落とされて行方不明になります。母親はこれがきっかけでキャンパーと監視しなかった監視員に対して復讐するため殺人鬼へと変貌しました。
しかしジェイソンは溺死しておらず、クリスタルレイク付近の小屋でひっそりと暮らしていました。息子が生きてると知らず次々と殺人を犯す母親でしたが、『13日の金曜日』のラストで主人公の女性に首を切断されて死亡します。この場面を偶然目撃してしまったジェイソンは復讐として1作目の主人公を殺害(Part2冒頭、冒頭で死んだ理由は女優の私事情で)。この殺害がきっかけで殺人鬼ジェイソンが誕生するのでした。
ちなみに有名な勘違いネタとしてジェイソンがチェンソーを使って殺害するイメージを持つ方が多いですが、それは大きな間違い。ジェイソンは作中1度も使用したことがありません。75年に公開されたホラー映画『悪魔のいけにえ』に登場するレザーフェィス(上記画像)がチェンソーを扱う殺人鬼。一説によると何らかのパロディ映画でジェイソンがチェンソーを使用してたことが間違えた認識の原因とも言われてます。
ジェイソンの正体の謎3.偽物のジェイソン(Part5のネタバレあり)
5作目に登場しているジェイソン、実はジェイソン・ボーヒーズではなく恐怖の象徴になっていたジェイソンを装った人物による連続殺人。とはいえ全てジェイソンのせいにして殺人を楽しむ快楽殺人というわけではなく、5作目で紹介した入居者同士による殺人事件の被害者である青年ジョンの父親が犯人。救急隊員だったロイ(父親)は息子ジョンの変わり果てた姿を見て精神が崩壊し、殺人鬼へと変貌させてしまいました。
普通の人間であるロイは、ラストで剣山のようなものに串刺しになって死亡します。しかしラストシーンでトミーがホッケーマスクに魅了されたかのように見つめ、エンドロール直前でトミーがロイと同じマスクを被ってパム(今作のヒロイン)の背後で刃物を振りかざしたところで終了しているので、もしも今作がヒットしていたらトミーがジェイソンに変わる「13日の金曜日」の新たな殺人鬼になっていたのかもしれません。
ジェイソンの正体の謎4.不死身の殺人鬼
最初ジェイソンは普通の人間の殺人鬼として登場し、攻撃されて気絶したり傷を負ったりしていました。しかし、いつからか銃で撃たれたり刃物で刺されたぐらいではびくともしない強靭な肉体、死んでも何らかのきっかけで復活できる不死身の殺人鬼になりました。この不死身の殺人鬼になったのはPart6から。腐乱した遺体(上記画像)に落雷によるエネルギーが注ぎ込まれジェイソンは正真正銘の化物として復活しています。
Part7でティナの超能力による攻撃も耐えたジェイソンですが、パラマウント最後の作品Part8で有害廃棄物で溶かされるという最後を迎えてしまいます。これまでのシナリオを撤廃した『ジェイソンの命日』では寄生型に進化して次々と乗り移り、血族者である妹ダイアナの死体を媒介に完全復活しましたが、妹の娘ジェシカが手にした赤く輝く聖なる剣を刺されたことで力を失って倒されるという悪霊や悪魔的な結末を迎えました。
13日の金曜日・ジェイソンの仮面の下の素顔について
1作目のジェイソンの画像でも紹介したジェイソンの素顔ですが、もうこの時点で皮膚がただれて化物のようです。このシーンでエンドロールとなって主人公が生死不明で終了というホラー映画お決まりのパターンなのですが、この時点では続編の構想はなかったはずなので、湖で死亡した息子が母親の仇をするため化物として甦ったという展開になってたのかもしれません。ちなみにこのシーンは主人公が見た一種の幻覚になりました。
(上記画像は幼少期の溺れてるシーン)ちなみにニューライン・シネマ版の設定でいくつか説が誕生しており、溺れたときにジェイソン自身が湖に生息していた何かに寄生された説(ジェイソンの命日)。「ジェイソンX」の最後、仲間が自分を犠牲にして80年代頃の地球によく似た惑星の湖へと落下させており、1作目のジェイソンは「ジェイソンX」で大気圏突入して焼きただれたジェイソンだったのでは?という説などがありました。
上記の画像は『13日の金曜日Part2』のジェイソンの素顔。この頃のジェイソンは、右半分が奇形によっておかしいこと以外どこにでもいそうな普通のおじさんといった印象で、唯一髪を長く伸ばしている貴重なジェイソンを見ることができます。
上記の画像は『13日の金曜日Part3』のジェイソンの素顔。このシーンですが、物語ラストに主人公が見た幻覚によるもの。頭部に斧を刺してなお追ってきたので驚いていると、1作目のラストと似たシチュエーション(船の上)で背後から母親のパメラに襲われるという幻覚を見て精神に異常をきたし崩壊。しかし実際は建物から救助されてるところで、ジェイソンは頭部に斧が刺さったままというところで終了してます。
上記の画像は『13日の金曜日Part7』のジェイソンの素顔。前作で腐敗した状態で蘇生しているので面影どころか原型をとどめていません。最強主人公のティナは、サイコキネシスで頭部の体液が飛び出るほどの力で締め付けてマスクを割っており、この画像のシーンの後、超能力で照明の電気ケーブルをジェイソンの首に巻きつけて吊るすといった驚異的強さを見せつけました。
上記の画像は『13日の金曜日Part8』のジェイソンの素顔。前作でティナに燃やされたうえ建物の爆発に巻き込まれ(倒したのは別の方法)、本作の主人公からはホッケーマスク越しに有害廃棄物を顔にかけられてしまい、もはや見るも無残な素顔になってしまいました。マスクは慌てて外してましたが、顔を見る限り有機廃棄物の影響はあったように感じ取れます。
上記の画像はリブート版『13日の金曜日』のジェイソンの素顔。まだ顔が無事だったPart2やPart3などの旧作と比べるとリブート版の素顔は、コンプレックスでもある「奇形」を強調させて化物らしさを醸し出してます。ところでジェイソンが布やホッケーマスクで顔を隠す理由ですが、幼少期の頃からイジメられ、殺されそうになった要因である醜い顔を人に見られたくないというコンプレックスから素顔を隠しています。
13日の金曜日シリーズのジェイソンの素顔と正体についてまとめ
映画タイトルとジェイソンの存在だけが有名となり、それ以外の情報を知らずチェンソーなど誤った認識が植え付けられてしまった最も名の知られているであろう殺人鬼ジェイソン。記事ではジェイソンの正体の謎や素顔について取り上げましたが、少しはジェイソンについて知ってもらえたでしょうか?もし未視聴の方が、この記事を読んで『13日の金曜日』シリーズに興味を持って視聴していただけたのなら幸いです。