怒りの豪華キャストを一覧で紹介!映画での相関図や脇役・役作りにも注目

このまとめでは、映画「怒り」のキャスト一覧や相関図について解説していきます! 主演の渡辺謙の重厚な演技はもちろん、脇役の広瀬すずの過激なシーンや、妻夫木聡と綾野剛のラブシーンでも注目された本作「怒り」。豪華なキャスト陣が魅力ですが、錯綜した人間関係ゆえに、分かりづらいところも。そこでこのまとめでは、人間関係を整理しつつ、分かりやすくまとめていきます! 鑑賞前の予習用にも、また復習用にもぜひご活用ください!

怒りの豪華キャストを一覧で紹介!映画での相関図や脇役・役作りにも注目のイメージ

目次

  1. 怒りの豪華な主要キャストと脇役を一覧で紹介!過酷な役作りにも迫る!
  2. 怒りとは?
  3. 怒りの相関図とキャスト一覧〜千葉編〜
  4. 怒りの相関図とキャスト一覧〜東京編〜
  5. 怒りの相関図とキャスト一覧〜沖縄編〜
  6. 怒りの相関図とキャスト一覧〜脇役編〜
  7. 怒りのキャストの本気!過酷な役作りとは?
  8. 怒りのキャストを一覧でまとめてみた

怒りの豪華な主要キャストと脇役を一覧で紹介!過酷な役作りにも迫る!

このまとめでは、映画「怒り」のキャスト一覧や相関図について解説していきます! 主演の渡辺謙の重厚な演技はもちろん、脇役の広瀬すずの過激なシーンや、妻夫木聡と綾野剛のラブシーンでも注目された本作「怒り」。

一覧を見ると実に多様な登場人物が登場し、脇役に至るまで様々な人間の相関図が描かれていく様子が、魅力でもあり、また見ていてやや難しいな、と感じる要因でもあります。そこで、今回は映画「怒り」で描かれる人間一覧、キャラクターの相関図などをご紹介します!

一度すでに「怒り」を見たという方の復習用に、またはこれからみるという方の予習用に、ぜひ参考にしてみてください。登場人物一覧、相関図を脇役まで丁寧にご紹介していますので、俳優ファンの方も必見です。

映画『怒り』公式サイト | Commercial | Pinterest | Movie, Cinema and Movie tv

怒りとは?

李相日監督の渾身作「怒り」

本作「怒り」は、2016年に公開された映画です。主演は渡辺謙、監督は興行収入19億円を記録した「悪人」などで知られる、李相日監督。李相日監督監督はまた、「69」や「フラガール」などでも知られていて、幅広いテーマや作風が持ち味の、才能溢れる映画監督です。

本作「怒り」は、吉田修一による同名の小説を元にしています。本作「怒り」は、2010年に公され、アカデミーはじめ国内の映画賞を総なめにした映画「悪人」と同じスタッフが再結集したということで、映画関係者からも注目を集めました。

特に、「悪人」で主演を務めた妻夫木聡が本作「怒り」でも重要な位置を占めるキャストとして参加できたことは、うまく波長があったと原作者もよろこびを口にしています。今作「怒り」は、「悪人」以上に豪華なキャスト人が結集していることも大きな特徴です。

本作「怒り」について、李相日監督は「見やすい映画ではないが、たくさんの人の気もちを刺激することのできる映画」だと語っています。李相日監督は2013年の「悪人」でも、殺人事件の犯人とその恋人という、本作「怒り」と同様のテーマを扱っています。

シリアスで社会派のドラマと、脇役まで丁寧に練り上げられた人物たちの相関図が、「悪人」とも通じる「怒り」の魅力ともいえます。脇役含むキャスト一覧については、後ほど詳しく見ていきます。

映画「怒り」のあらすじとは?

映画「怒り」は、東京の八王子郊外で起きたひとつの殺人事件から、三つの異なる場所で、異なる人物たちの相関図が錯綜していく様を描いています。八王子郊外で起きた事件の犯人と目されている人物は、未だ逃亡中。犯人は行方をくらますために、整形をしているらしいというのが警察の発表でした。

時を同じくして、東京、千葉、沖縄の三つの異なる場所に、その土地に馴染みのない身元不明の男がそれぞれあらわれます。表面上、周囲の人々と関わりを持ちながら暮らしているように見える彼らですが、ある時をさかいに、人々は目の前にいる男が八王子殺人事件の犯人なのではないかと疑い始めます。この、犯人と疑われる男たちを演じるキャストが、綾野剛、松山ケンイチ、森山未來の三人です。

犯人の指名手配写真として使われているのは、キャスト三人の顔を合成し、作成したモンタージュ写真。観客にも、どのキャストが犯人役なのか分からないまま、物語は進んでいきます。このモンタージュ写真も見事なできのため、映画に登場した際にはぜひご注目ください。

殺人現場に「怒」の一文字を残して姿を消した犯人。彼が胸の中に抱えていた「怒り」とはなんなのか。男たちを取り巻く周囲の人々もまた、それぞれ言いようのない「怒り」を抱えて日々暮らしています。愛情ひとつで、人は信頼を結ぶことはできるのか? そんな深いテーマを観客に投げかけてくる作品となっています。

怒りの相関図とキャスト一覧〜千葉編〜

では、映画「怒り」に登場するキャスト一覧、相関図をそれぞれご紹介していきましょう。脇役に至るまでキャスト人の豪華さも目を引く本作「怒り」。映画を深く理解するために、ぜひ人物一覧と相関図をしっかり頭に入れてください。

父と娘の元に姿を表した一人の男

まずは、千葉編の人物一覧、相関図から。千葉編では、《槙洋平》と《槙愛子》という父子が中心となってストーリーが進みます。槙洋平を、ハリウッドでも活躍する大物キャスト渡辺謙、槙愛子を宮崎あおいが演じています。そこへやってくるのが、松山ケンイチ演じる《田代哲也》という男。

ある日、洋平と愛子の暮らす千葉の漁港へやってきた田代は、洋平が務める漁港で仕事を始めます。愛子と田代は徐々に惹かれていきますが、やがて、洋平は田代のことを、八王子殺人事件の犯人なのではないかと疑い始めます。

槙洋平(渡辺謙)

映画「怒り」のメインキャストである渡辺謙は、言わずと知れた日本を代表する大物俳優です。「ラスト・サムライ」や「硫黄島からの手紙」などハリウッドの映画も多数。本作「怒り」では、娘を朴訥に愛する父親役を演じています。

槙愛子(宮崎あおい)

宮崎あおいが演じる槙愛子という女性は、ぽっちゃりしていて冴えないという設定。宮崎あおいはオファーされた当初、なぜ自分が選ばれたのか疑問に思ったと話しています。しかし、キャストとしてオファーを受けた後は7kgの増量をして役作りをし、冴えない田舎の女性というキャラクターを見事に演じています。さらにその後は、10日間で10kgの減量に成功したという信じがたい話も。ベテラン女優の貫禄というべきでしょうか。

渡辺謙の娘役を演じているのが、宮崎あおいです。2005年に中島美嘉とダブルメインキャストを務めた『NANA-ナナ-』が大ヒットを記録し、一躍ブレイクしました。今や日本では知らない人がいないほど、お茶の間的な存在となっています。本作「怒り」は、キャスト人の過酷な役作りにも注目が集まりました。

田代哲也(松山ケンイチ)

槙洋平、槙愛子と並び、千葉編のもうひとりのキーマンとなるのがキャストの松山ケンイチ演じる田代哲也という男性です。松山ケンイチは、「椿三十郎」や「デスノート」などの映画でブレイク。過去のミステリアスな役どころと同じく、今作「怒り」でも内心の読めない不審な男の役を演じきっています。

しかしそれだけに、松山ケンイチ本人はインタビューで、若干の消化不良感を打ち明けています。スクリーンでは、口数が少ないことでかえって存在感を出していたキャストの松山ですが、やはり役者としては気持ちを抑える演技だったことから、スッキリしない部分もあったのでしょう。

明日香(池脇千鶴)

この「怒り」千葉編では、脇役として愛子の従姉である《明日香》を池脇千鶴が演じ、重要な役回りをします。池脇千鶴は、「そこのみにて光り輝く」で日本アカデミー賞主演女優賞に輝くなど、演技派で知られます。また2004年の映画「ジョゼと虎と魚たち」では、本作「怒り」のキャストでもある妻夫木聡とも共演し、ベッドシーンを演じたことで話題となりました。

本作「怒り」では、作中で顔をあわせることはありませんでしたが、キャスト同士再共演というかたちになります。池脇千鶴演じる明日香は、洋平と愛子という、どこか危うい親子を側で見守る立場。洋平が愛子を千葉へと連れ戻した時も、地元の漁港で迎えの車を出してくれたのも明日香でした。愛子と愛しあうようになった田代という男の素性を、洋平はやがて疑うようになります。

身元の知れない彼は、後ろ暗い過去があるのではないか。ひょっとすると、八王子殺人事件の犯人なのではないかと。そんな洋平に、明日香は言います。ひょっとして、洋平は愛子が普通の女の子よりちょっと変わっているから、家出をして、風俗でボロボロになってしまうような女の子だから、まともな男が愛子を愛することなどないと思っているのではないかと。

愛子は洋平が思うよりもしっかりしているから大丈夫だと、明日香は訴えます。しかし洋平と同じように、愛子自身もまた、自分のことを、自分が愛した人物のことを、心の底から信じることができず、終盤とある行動に出てしまいます。

怒りの相関図とキャスト一覧〜東京編〜

体から始まるふたりの男の関係

次に、「怒り」東京編の人物一覧、相関図です。物語の舞台のふたつ目、東京ではふたりの男が主役となります。ひとりは、妻夫木聡演じる《藤田優馬》。ゲイで、病気の母(原日出子)を度々見舞う生活を送りながらも、母の病室前でゲイ向けの出会い系サイトを漁っているような、どうしようもないところがあります。

そんな優馬がハッテン場で偶然出会うのが、《大西直人》という男。演じるキャストは綾野剛です。優馬と直人は体の関係から始まりますが、その後夕飯を食べにともに外に出ます。直人は、素性のわからない怪しい男。

東京に出てきたばかりで職も決まっておらず、知り合いの家を転々としていると言います。そんな直人を、優馬は軽く家に泊まっていくかと誘います。口では直人のことを「信じているわけじゃない」と言いながら、優馬はだんだんと直人に心を許していきます。

藤田優馬(妻夫木聡)

キャストとして優馬を演じるのは妻夫木聡。「池袋ウエストゲートパーク」にキャストとして出演したことで、一躍認知度を高めました。他には大河ドラマの「天地人」で主役の直江兼続を演じたほか、本作「怒り」と同スタッフの「悪人」でメインキャストを務めました。ゲイの役を演じるということは、妻夫木聡にとっても大きな意味を持つものだったようです。

インタビューで妻夫木は、ゲイの親友もいるため、邦画の中でゲイの恋愛をしっかりと描いていきたい思いがあると打ち明けています。また、妻夫木は本作「怒り」の出来をキャストとしても大変評価していて、見終わった後に立ち上がれなかった、とその良い意味での衝撃を語っています。別々に撮影を行っていた千葉編、東京編、沖縄編のキャスト陣は、映画完成までそれぞれのシーンを見ておらず、完成版までお預けの状態だったそう。

大西直人(綾野剛)

妻夫木演じる優馬と恋に落ちる直人を演じたのが、キャストの綾野剛。綾野剛は、2012年のNHKの連続テレビ小説「カーネーション」などでお茶の間に強い印象を残し、ブレイク。この頃から、テレビドラマ「クレオパトラな女たち」で同性愛者の役を演じていました。綾野剛は妻夫木聡との共演について、「優馬のまなざしによって存在していたのが直人なんです。」と印象的なコメントを残しています。

また、綾野剛が一度現場から抜けて戻ったときの妻夫木聡の拗ねた顔が忘れられない、といったエピソード。完成版の映画を見た際、妻夫木聡が自分以外の男といる時の顔が「品がない」「チャラい」と評したりと、作品外でも「ラブラブぶり」をアピール。本作「怒り」では、このふたりの徹底した役作りについても話題を呼びました。果たしてどんなものだったかは、後ほど詳しく見ていくことにしましょう。

薫(高畑充希)

また、映画「怒り」東京編では、素性の知れない男直人の関係者として、脇役の《薫》という女性が登場します。演じるキャストは、高畑充希。優馬は、偶然通りかかったカフェで、直人と薫がいっしょにいるところを目撃してしまい、不審感を抱きます。優馬が直人に感じた不審かんは、彼が「異性愛者」ではないのか?といったものよりももっと根本的なものでした。

いわば、直人の人間性への疑いのようなものを抱いた優馬の前から、やがて直人は姿を消します。のちに、薫が直人に伝える言葉があります。直人が薫と会った際、彼は彼女に対してこう語ったそうです。「大事なものは、増えてくんじゃなく減ってくんだ」と。この言葉の意味と、直人の真実がわかった時、多くの人は号泣してしまうに違いありません。

怒りの相関図とキャスト一覧〜沖縄編〜

沖縄の少年少女のもとに現れるひとりのバックパッカー

最後に、映画「怒り」沖縄編の人物一覧、相関図です。沖縄編では、《小宮山泉》と《知念辰也》というふたりの高校生が主役となります。演じるキャストは、飛ぶ鳥を落とす勢いの広瀬すず。そして、本作「怒り」で観客に強い印象を残した佐久本宝です。泉は、母の都合で那覇から引っ越してきた女の子。そんな泉に恋をするのが辰也という男の子で、実家が旅館を営んでいます。

辰也は時折頼まれて、ボートで泉を近くの離島へと連れていくことがありました。そこで、泉が出会うのが《田中信吾》というバックパッカーです。演じるのは、森山未來。彼は無人島で世俗から離れて暮らしています。泉と出会った田中は、泉に自分がここにいることを黙っていてほしいと頼みます。

泉と辰也、そして田中は、やがて奇妙な縁で結ばれていきます。泉と辰也が那覇に遊びに行った時、田中の姿を見かけた泉は田中を呼び止め、ともに飲み屋に入ります。田中の人柄ゆえか、泉は打ち明けづらい自分の母の事情を語り、達也もまた気を緩めて泥酔します。飲み屋からの帰り、田中と別れた二人は那覇の街中ではぐれてしまいます。

泥酔した辰也の姿を探し、あたりを探し回る泉。そして道に迷い、知らず知らずのうちに迷い込んだ米兵向けの歓楽街で、泉は米兵から強姦されてしまいます。辰也は、犯行の一部始終を物陰から見ていました。しかし恐怖心から、泉を助ける行動には移せませんでした。「ポリス!(警察だ!)」という叫び声を聞いて米兵が逃げていった後、駆けよった辰也に泉は「誰にも言わないで」と懇願します。

泉の頼みから、重大な秘密と苦悩を抱えることになった辰也。誰にも言えずに苦しむ辰也に、田中が声をかけます。俺だけはお前の味方だから、という田中の言葉に、辰也はこの上ない信頼を寄せていきます。

小宮山泉(広瀬すず)

本作「怒り」の脇役含めたキャスト一覧の中で、特に目を引く体当たりの演技を見せたのは、キャストの広瀬すずです。是枝裕和監督の「海街diary」で演技が高く評価され、数多くの映画賞で新人賞を総なめにしました。そんな広瀬すずですが、本作「怒り」は自分から希望し、オーディションに望んだ一作。

「これでいいのか?」と悩んだ時期でもあり、本作「怒り」でキャストとして参加することで何かが変われるのではないかという期待もあったそう。しかし、現場は相当に過酷なものでした。リハーサルの9時間缶詰状態に加えて、李監督から厳しくダメ出しをされ、ボロボロになったこともあったとのこと。自分のできなさ加減に悔しさのあまり、悲しい気持ちになったのはこの「怒り」が初めてだったと語ります。

また、問題の強姦シーンに関しては、このエピソードがあるからこそキャストとしてこの役を演じたいと思った、と語っています。このシーンについては観客からも「ショッキングだった」という声も多く、広瀬すず渾身の演技が見られる場面です。

田中信吾(森山未來)

「怒り」の沖縄編で泉や辰也が出会う謎の男、田中を演じたのは、広瀬すずらに比べるとベテラン中のベテランとも言える森山未來。映画『世界の中心で、愛をさけぶ』ではメインキャスト一覧に名を連ね、各映画賞を受賞しました。純愛からサスペンスまで、キャストとしての引き出しの広さを観客に見せつける森山未來ですが、今作「怒り」ではミステリアスな謎の男を演じています。

映画「怒り」を見た人の中には、森山未來が演じているのだから、コイツが犯人なのでは?と疑ってしまったよね!といった感想も。森山演じる田中が真犯人なのか、それともそれだけ疑わしい男を演じきった森山の演技の妙なのでしょうか。

怒りの相関図とキャスト一覧〜脇役編〜

南條邦久(ピエール瀧)

また、映画「怒り」では、メインキャストだけではない脇役も相関図の一員として、見逃せない味を出しています。ここで、脇役の一覧も押さえておきましょう。脇役ながら存在感を発揮するピエール瀧演じる《南條邦久》は、そもそもの発端であった八王子事件を操作している刑事です。

警察は、犯人が顔を変えて逃走しているのではないかと疑い、顔写真を公開して目撃情報を募ります。千葉、東京、沖縄と別々の場所で進むエピソードを、この八王子事件解決に向けて動く警察たちがひとつに結びつける形で、相関図が描かれています。そうした意味で、脇役まで隙がないのが本作「怒り」の魅力でもあります。

怒りのキャストの本気!過酷な役作りとは?

妻夫木聡と綾野剛、衝撃の「同棲生活」

本作「怒り」では、脇役に至るまで全キャスト陣が挑んだ過酷な役作りも注目を集めました。中でもひときわ話題を集めたのは、東京編で恋仲になる男性同士のキャストふたりが、役作りのために実際に「同棲」をした、というエピソードです。東京編で登場する優馬と直人というふたりの人物は、偶然にもゲイ向けのハッテン場で出会い、そして惹かれ合い、同棲するようになります。

ともに暮らすふたりの役柄になりきろうと実行に移したのが、妻夫木聡と綾野剛のふたりでした。インタビューなどによると、「同棲」についてはどちらから提案したというわけでもなく、互いが自然とそうした考えになっていたということです。撮影の日にちが迫っていたため、部屋探しを始めたふたり。し急な話だったため、なかなか良い物件が見つからなかったそう。

そこで、キャストのふたりはホテルの一室で毎日ともに過ごすことにしたと言います。どちらかひとりの部屋に映ると、役ではないお互いの「におい」がしてしまうため、ゼロから作り上げる必要があったとのこと。毎日外で同じものを食べ、同じ部屋に帰ってきていたふたりですが、「同棲」生活は唐突に終わりを迎えます。

直人が行方をくらませるシーンの撮影が次の日に迫っていた時、綾野剛はコンビニに行くと言って部屋を出たまま戻ってこなかったそうです。外から思わず部屋の方を見上げてしまった、という綾野剛のコメントなど、まさに映画そのもの。また、妻夫木聡もシャワーを浴びながら、薄々もう戻ってこないんじゃないかという気がどこかでしていたそうです。

映画を見た人の感想では、キャストふたりが愛し合うシーンに注目したものもあります。身をもって役に没頭したキャストふたりの「本物」の演技を、ぜひ実際に「怒り」をご覧いただき、確かめてみてはいかがでしょうか。

怒りのキャストを一覧でまとめてみた

いかがでしたでしょうか。映画「怒り」登場人物の脇役含む相関図や人物一覧、キャストの過酷な役作りについてなどたっぷりとお伝えしてきました。複雑に絡み合った人物相関図や、一覧で見られる豪華な俳優陣が魅力の本作「怒り」、ぜひこの脇役までのキャスト一覧・相関図まとめを参考に、たっぷりと味わってください。

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