コンスタンティンのネタバレあらすじと感想！映画のラスト・結末やキャストも紹介

あらすじ・結末の解説を見る前に、まずは映画「コンスタンティン」の基本情報を紹介していきます！コンスタンティンは2005年2月にアメリカで公開が開始した映画で、日本では2005年4月に公開されていました。原作はDCコミックスの「ヘルブレイザー」で、2014年にはドラマ版も放送されていました。

映画「コンスタンティン」の監督はフランシス・ローレンスです。フランシス・ローレンスはオーストリア出身で、ミュージックビデオの監督でキャリアをスタートさせている人物です。映画「コンスタンティン」で映画監督デビューしており、これまでに「ハンガー・ゲーム」「アイ・アム・レジェンド」「レッド・スパロー」などの作品も手掛けています。

ここからは映画「コンスタンティン」のあらすじを結末までネタバレで解説していきます！コンスタンティンはキリスト教などの宗教色が強い作品で、作中では悪魔とエクソシストの戦いが描かれています。また意外な結末が視聴者の間で話題になったようです。

映画「コンスタンティン」の物語はメキシコから始まります。教会の廃墟のような場所で男たちは使える物がないかと探しており、1人の男が足元の板を踏み抜きました。そこには布に包まれた槍が保管されており、槍に触れた男は何かに支配されてしまいます。そして男は車に轢かれても止まる事なく、何かに導かれるようにロサンゼルスへと向かい始めます。

ロサンゼルスのとあるアパートでは少女が悪魔に憑りつかれており、そこにエクソシストであるジョン・コンスタンティンがやってきました。ジョン・コンスタンティンはヘネシー神父に案内されながら部屋に入り、少女の悪魔を祓う準備を始めます。そして少女の顔にメダイを押し付けましたが、悪魔が少女の体から出てこなかったため、ジョン・コンスタンティンは住人たちに大きな鏡を準備させています。

ジョン・コンスタンティンは少女の悪魔を鏡の中に閉じ込めました。ですが悪魔は地獄から出られないというルールを破って現世に出ようとしていたため、鏡をアパートから落として破壊しました。そして悪魔を祓ったジョン・コンスタンティンはアパートに貼られていた「槍の絵」を持ってその場から去っています。

ジョン・コンスタンティンは悪魔が現世に出ようとした事を気にしており、テネシー神父に詳しく調べて欲しいと頼みました。シーンが変わり刑事のアンジェラは教会で「今日も人を殺した」と懺悔しており、「相手の顔を見ないでも撃つ場所や、撃つべき時が分かる」と告白しています。

何者かに「イザベル」と呼ばれた女性は病院で目を覚まし、手首のタグを外して屋上から飛び降りました。そんな夢を見たアンジェラは飛び起き、夢で見た病院へと向かいます。そして病院では双子の妹であるイザベルが命を落としており、アンジェラは「イザベルが自殺をする訳がない」と言いましたが、監視カメラに姿を映っていると言われ話を聞いてもらえませんでした。

何かが起こると予期していたジョン・コンスタンティンはヘビーマンという協力者から武器を受け取っていました。またジョン・コンスタンティンは若い頃から煙草を吸っていたため、重度の肺がんで余命は1年以内と宣告されてしまいます。そして教会のガブリエルに「天国へ行かせろ」と頼みましたが、ガブリエルから「地獄行きは変えられない」と言われてしまいます。

アンジェラは教会の神父に「イザベルの葬儀を許して欲しい」と頼みましたが、「自殺は大罪」という理由で葬儀を断れてしまいます。そんな中、ヘネシー神父は特殊な能力を使いながら新聞事件の声を聞いており、そこで「イザベル」という何者かの声を聞いています。そしてイザベルが精神病院で自殺した事を知ったヘネシー神父は遺体が安置されている場所へと向かいました。

イザベルの自殺が信じられないアンジェラは監視カメラを繰り返し見ており、そこで「コンスタンティン」という声を聞いています。またコンスタンティンは雨の中で煙草を吸おうとしていましたが、咳き込んでその場に跪いてしまいます。そして「火はあるか」と尋ねてきた虫の悪魔から襲撃を受けてしまいますが、悪魔が車に轢かれたため事なきを得ています。

元祈禱師のパパ・ミッドナイトはクラブを開いており、そのクラブは悪魔と天使の中性的存在であるハーフブリードの中立地点になっていました。悪魔に襲撃されたジョン・コンスタンティンは詳しい状況を調べるためにパパ・ミッドナイトの特殊な椅子を借りようとしましたが、それを断れてしまいます。そして明らかに不穏な雰囲気を醸し出しているバルサザールと対峙しています。

ジョン・コンスタンティンが自宅で煙草を吸っているとアンジェラが訪ねてきました。ジョン・コンスタンティンはアンジェラを煩わしく感じて追い返しましたが、窓の外で大量の黒い影が蠢く姿を目撃します。そしてアンジェラを追いかけたジョン・コンスタンティンは大量の悪魔から襲撃を受けましたが、ジッポで大きな炎を作り出して悪魔を消滅させています。

ここからは映画「コンスタンティン」のラスト・結末をネタバレで解説していきます！ジョン・コンスタンティンは地獄行きが決まっていましたが、とある行動で意外な結末を迎えているようです。

ジョン・コンスタンティンの協力者であるヘネシー神父とビーマンが殺され、現場に落ちていたコインから犯人はバルサザールだという事を突き止めています。そのためジョン・コンスタンティンはバルサザールが住んでいるビルに乗り込み、天国に落とすという脅しで目的を自白させています。そしてビルから戻る途中にアンジェラが何者かの連れ去られる騒動が発生しています。

ジョン・コンスタンティンはバルサザールから「サタンの息子を現世に呼び出す」という目的を聞きました。またアンジェラは悪魔の器に選ばれてしまったため、アンジェラを奪還するために相棒のチャズと精神病院に乗り込んでいます。そしてチャズが貯水庫に聖なる十字架を入れ、聖水代わりのスプリンクラーと武器で精神病院に集まっていたハーフブリードを一網打尽にしています。

すでにアンジェラの体には「サタンの息子」が憑りついていたため、ジョン・コンスタンティンはチャズと悪魔祓いの文章を読み上げました。ですがチャズは何者かの超能力で命を落としてしまいます。そしてジョン・コンスタンティンが両腕のタトゥーを合わせるとガブリエルが姿を現し、騒動の黒幕はガブリエルだという事が明らかになっています。

ジョン・コンスタンティンを吹き飛ばしたガブリエルはアンジェラの腹に「運命の槍」を突き刺そうとしました。そのためジョン・コンスタンティンは手首を切って自殺を図り、地獄からサタンを呼び寄せています。そしてサタンがアンジェラの中で暴れている息子を地獄へと落とし、ガブリエルは神を裏切った代償で翼を焼かれてしまいます。

ジョン・コンスタンティンは地獄に落とされる覚悟でサタンを呼び寄せていました。そのためサタンに「イザベルを天国に移せ」と要求し、サタンはその要求を叶えました。そしてサタンはジョン・コンスタンティンを地獄に引きずり込もうとしましたが、イザベルに対する自己犠牲が神に認められ、ジョン・コンスタンティンは地獄ではなく天国行きの切符を手に入れています。

サタンはジョン・コンスタンティンを地獄に落としたいと考えていたため、肺がんを治療して延命しています。そしてジョン・コンスタンティンがアンジェラに別れを告げた所で物語は幕を降ろしています。エンドロール後には命を落としたチャズに翼が生えている姿が描かれていました。

あらすじ・結末の解説を見た後は、映画「コンスタンティン」に出演しているキャストを一覧化して紹介していきます！キャストのプロフィールや、過去に出演した作品なども解説していきます。

映画「コンスタンティン」でジョン・コンスタンティンを演じたキャストはキアヌ・リーブスです。キアヌ・リーブスは1986年から活動を行っている人物で、9歳の時に舞台でデビューしています。1994年に公開された映画「スピード」が大ヒットした事でブレイクしており、「ドッグスター」というバンドではベースを担当していました。これまでに「マトリックス」「ジョン・ウィックシリーズ」などの作品にも出演しています。

キアヌ・リーブスが演じたジョン・コンスタンティンは本作の主人公で、悪魔祓いを生業にしているエクソシストです。幼少期から人間とハーフブリードを見分ける能力を持っており、10代の時に2分間だけ仮死状態に陥っています。キリスト教では自殺は大罪とされているため、命を落とした後のジョン・コンスタンティンは地獄に行く事が確定していました。

映画「コンスタンティン」でアンジェラ・ドッドソンを演じたキャストはレイチェル・ワイズです。レイチェル・ワイズはイングランド出身の女優で、1993年から活動を行っている人物です。大学生時代に演技に興味を抱いており、劇団でガーディアン賞を受賞しています。プライベートでは俳優のダニエル・クレイグとの結婚を発表しており、これまでに「ドリームハウス」「ナイロビの蜂」などの作品にも出演しています。

アンジェラ・ドッドソンはイザベルの双子の姉で、有能な女性刑事です。霊力や悪魔などの存在を信じていませんでしたが、物語途中に妹と同様の力を持っている事が判明しています。そのためサタンの息子を現世に呼び出すための器に選ばれています。

映画「コンスタンティン」でレイチェル・ワイズはイザベル・ドッドソンも演じています。イザベル・ドッドソンはアンジェラの双子の妹で、生まれながらの強い霊力で心を病んでいます。そのため精神病院に収容されていましたが、悪魔に操られた事で命を絶っています。

映画「コンスタンティン」でチャズ・クレイマーを演じたキャストはシャイア・ラブーフです。シャイア・ラブーフはアメリカ出身の俳優で、1998年から活動を行っている人物です。元々はコメディアンでキャリアをスタートさせており、バラエティー番組で司会を務めていたようです。俳優としては映画「トランスフォーマー」に出演した事でブレイクしています。

シャイア・ラブーフが演じたチャズ・クレイマーはジョン・コンスタンティンの助手を務めている人物です。ジョン・コンスタンティンのようなエクソシストを目指していますが、使い走りのような仕事ばかりに不満を感じています。物語終盤には悪魔の攻撃で命を落としていますが、エンドロールで天使のような翼が生えた姿が描かれています。

映画「コンスタンティン」でパパ・ミッドナイトを演じたキャストはジャイモン・ハンスゥです。ジャイモン・ハンスゥはダホメ出身の俳優で、1986年から活動を行っている人物です。元々はモデルでキャリアをスタートさせており、俳優になるためにロサンゼルスに移住しています。そんな経歴を持つジャイモン・ハンスゥはこれまでに「グラディエーター」「キャプテン・マーベル」などの作品にも出演しています。

ジャイモン・ハンスゥが演じたパパ・ミッドナイトは元祈禱師で、本編では引退してクラブを開いている人物です。ハーフブリードに関わる争い事を避けており、自らを中立的な立場と言っています。作中ではジョン・コンスタンティンに頼まれて「過去が見える処刑椅子」を貸していました。

映画「コンスタンティン」でヘネシー神父を演じたキャストはプルイット・テイラー・ヴィンスです。ヘネシー神父はジョン・コンスタンティンの協力者で、あの世の声が聞こえる事でアルコール依存症に陥っている人物です。ジョン・コンスタンティンから頼まれて悪魔騒動を調査していましたが、バルサザールの能力で殺害されています。

映画「コンスタンティン」でバルサザールを演じたキャストはギャヴィン・ロスデイルです。ギャヴィン・ロスデイルはイングランド出身のミュージシャンで、ロックバンド「ブッシュ」のボーカルです。俳優としては「カレの嘘と彼女のヒミツ」「ブリングリング」「クリミナル・マインドFBI行動分析課」などの作品にも出演しています。

ギャヴィン・ロスデイルが演じたバルサザールは悪魔側のハーフブリードです。パパ・ミッドナイトの店に出入りしており、サタンの息子を現世に出現させるために暗躍しています。ジョン・コンスタンティンに悪事が露呈した後に灰になって消滅しています。

映画「コンスタンティン」でガブリエルを演じたキャストはティルダ・スウィントンです。ティルダ・スウィントンはイングランド出身の女優で、1984年から活動を行っている人物です。大学卒業後に演技の勉強を行っており、映画「ディープ・エンド」で知名度を上げています。そんな経歴を持つティルダ・スウィントンはこれまでに「バニラ・スカイ」「ナルニア国物語」「サスペリア」などの作品にも出演しています。

映画「コンスタンティン」でサタンを演じたキャストはピーター・ストーメアです。ピーター・ストーメアはスウェーデン出身の俳優で、1980年代から活動を行っている人物です。プライベートでは2008年に日本人女性と結婚しており、これまでに「プリズン・ブレイク」「アルマゲドン」「ジョン・ウィック:チャプター2」などの作品にも出演しています。

あらすじ・結末の解説やキャストを知った後は、映画「コンスタンティン」の魅力を解説していきます！作中でジョン・コンスタンティンが使用しているかっこいい武器や、様々な憶測を読んでいるエンドロールについても解説していきます。

物語終盤にはジョン・コンスタンティンの相棒であるチャズ・クレイマーが命を落としており、エンド・ロール後に天使のような姿に転生していました。このシーンが物議を醸し出しているようで、「チャズは天使になって天国に行った」「そもそもハーフブリードの協力者だった」という説が浮上しているようです。このような考えさせる演出もコンスタンティンの魅力と言われているようです。

ジョン・コンスタンティンは普通の悪魔祓いの能力だけでなく、「聖なるショットガン」「ドラゴンの息」「聖なるメリケンサック」などの武器を使用しています。そんなエクソシストとは思えないような戦闘方法がかっこいいと言われているようです。

ジョン・コンスタンティンは人間嫌い・利己的・ヘビースモーカーというどうしようもない主人公です。そんなダークヒーローをキアヌ・リーブスが演じた事でハマり役になったという意見が挙がっているようです。またラストには自己犠牲を見せているため、それがジョン・コンスタンティンの本質だったのかもしれません。

あらすじ・結末の解説や魅力について知った後は、映画「コンスタンティン」の続編の可能性を解説していきます！映画「コンスタンティン」は放映から10年以上経った現在でも人気がある作品のため、続編を望む声が多いようです。続編に対するキャストの考えなども解説していきます。

2020年5月には映画「コンスタンティン」の公開15周年を記念した同窓イベントが開催されています。その時にキアヌ・リーブスや監督は続編に対して前向きな姿勢を見せており、放映時期は未定で制作が決定しているようです

コンスタンティンは原作漫画で「ジャスティス・リーグ・ダーク」というチームに所属しています。ワーナーでは「ジャスティス・リーグ・ダーク」のプロジェクトが進行しており、制作会社が異なる事でコンスタンティンというキャラクターが使用できないという問題が浮上しているようです。そのため続編の制作はワーナーの判断次第という考察がなされているようです。

あらすじ・結末のネタバレや続編の可能性を知った後は、映画「コンスタンティン」に関する視聴者の感想を紹介していきます！映画「コンスタンティン」は続編が望まれている作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

ジョン・コンスタンティンを演じたキアヌ・リーブスはダークヒーローがハマり役と言われている俳優です。そのためジョン・コンスタンティンを演じているキアヌ・リーブスがかっこいいという感想が挙がっているようです。またDCコミックスでは「ジャスティス・リーグ・ダーク」のメンバーのため、他作品とコラボするキアヌ・リーブスを見たいという感想も挙がっているようです。

俳優として大成功しているキアヌ・リーブスですが、私生活ではバイク生活を送るなどのエピソードが誕生しています。そんなキアヌ・リーブスが演じた事でコンスタンティンは面白い作品になったという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにラストでは命を落としたチャズ・クレイマーに翼が生えていたため、チャズ・クレイマーの正体が気になるという感想が挙がっているようです。またジョン・コンスタンティンはラストシーンで禁煙していましたが、その後がどうなったのか知りたいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにコンスタンティンは続編制作が決定しています。そのため続編を早く見たいという感想が挙がっているようです。また前作から15年以上経過しているため、キャスト変更を心配しているファンも多いようです。

コンスタンティンは映画だけでなくドラマも面白いという感想が挙がっているようです。またドラマは制作会社の都合で打ち切りになったと言われているため、ドラマをリメイクして欲しいという感想も挙がっているようです。

本記事では映画「コンスタンティン」のあらすじ・結末・キャストを解説していきましたがいかがだったでしょうか？本作は続編制作が決定しているようですが、2021年1月時点では進展状況などは発表されていないようです。そんな本作をまだ見た事がない方も、本記事のあらすじ解説・キャスト情報を参考にしながら是非ご覧下さい！