ジェダイはフォースとライトセーバーの神秘的な使用者!歴史や生活・階級まとめ

「遠い昔、遥か彼方の銀河系」を舞台として多くの魅了し続ける『スター・ウォーズ』。世界で最も興行的成功を収めたシェード・ユニバースの1つとして多大な人気を誇る映画ですが、作中に登場するジェダイが物語の鍵を握っています。ジェダイが使うフォースを利用した「ライトセーバー」は映画を見たことがない人でも知っているのではないでしょうか?ここでは、ジェダイの歴史や生活・階級、フォース、ライトセーバーについてまとめて紹介し魅力に迫ります。

ジェダイはフォースとライトセーバーの神秘的な使用者!歴史や生活・階級まとめのイメージ

目次

  1. ジェダイが登場!スター・ウォーズとは?
  2. ジェダイのフォース
  3. ジェダイのライトセーバー
  4. ジェダイの歴史
  5. ジェダイの生活
  6. ジェダイの階級
  7. ジェダイの名セリフ
  8. ジェダイに関する感想や評価
  9. ジェダイの歴史や生活まとめ

ジェダイが登場!スター・ウォーズとは?

『スター・ウォーズ』には、ライトセーバーを使った戦士たちが勇敢に戦っていく姿が描かれています。映画を見たことがない人でも武器を使った戦闘を知っている人は多いのではないでしょうか?そこで戦っているのが、ジェダイです。ジェダイは長い歴史があり、さまざまな活躍を披露していました。ここでは、『スター・ウォーズ』の概要や歴史などの簡単な作品情報をはじめ、ジェダイの概要を紹介していきます。

スター・ウォーズの作品情報

『スター・ウォーズ』はルーカスフィルムがジョージ・ルーカスの構想を基に制作したアメリカ合衆国のスペースオペラ映画です。映画、小説、コミック、アニメ、ゲームなど複数の媒体にて展開されており、それぞれ「遠い昔、遥か彼方の銀河系」が舞台となっています。そして『マーベル・シネマティック・ユニバース』に次ぐ世界歴代2位の興行収入を記録し、世界で最も興行的成功を収めたシェード・ユニバースの1つとなっています。

スター・ウォーズの歴史

スター・ウォーズの歴史は以下のとおりです。

  • 1973年~:ジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』の構想を開始する
  • 1973年~:企画が「20世紀フォックス」との交渉で通る
  • 1976年~:『スター・ウォーズ』の撮影が開始される
  • 1977年~:『スター・ウォーズ』公開
  • 1980年~:映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』公開
  • 1983年~:映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』公開
  • 1997年~:映画『スター・ウォーズ 特別篇(エピソード4)』公開
  • 1997年~:映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲 特別篇(エピソード5)』公開
  • 1997年~:映画『スター・ウォーズ ジェダイの復讐 特別編(エピソード6)』公開

  • 1999年~:映画『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』公開
  • 2002年~:映画『スター・ウォーズ2/クローンの攻撃』公開
  • 2003年~:映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』公開
  • 2008年~:映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』公開
  • 2012年~:映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 3D』公開
  • 2015年~:映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』公開
  • 2016年~:映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開
  • 2017年~:映画『スター・ウォーズ/最期のジェダイ(エピソード8)』公開
  • 2018年~:映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公開
  • 2019年~:映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカの夜明け』公開予定(12月)

ジェダイの概要

ジェダイを支える3つの力

ジェダイとは、光刃を形成する剣「ライトセーバー」と銀河のいたるところに存在する神秘的な力「フォース」を操り銀河系の平和を守る騎士、またジェダイの騎士ともいいます。ジェダイはダークサイドに仕える「ダーク・ジェダイ」と戦うことになりますが、戦いで得た功績によって「ジェダイ・マスター」の称号がジェダイ評議会から授けられます。ちなみに両者ともライタセーバーを用いて戦います。

ジェダイになるためには共生生物ミディ=クロリアンといった細胞に含まれるものの値が強い人物、そして生後6か月以内が条件となっており、これには年齢を重ねるほど憎しみや怒りなどの負の感情を覚えやすく、ダーク・ジェダイに堕ちやすいからこそこれらの条件が定められているといった理由があります。

そして、ジェダイを支えるのが3つの力「自制心」「フォース」「ジェダイ公文書館に収められた知識」となっており、これらの力を正しく使うことでジェダイはあらゆる問題を解決することができます。

度重なる訓練が必要

ジェダイになるためには3つの過程を踏む必要があります。1つ目は、ジェダイの素質を持つ子供が幼児の頃にジェダイ・テンプルで寄宿生活をしながら訓練生として活動します。2つ目は、訓練が終わった後に一人のジェダイのもとで1対1の修行に入る「パダワン」となります。そして最期にジェダイとして認められるために「ジェダイ・トライアル」というテストを受け、テストに合格するとようやくジェダイになります。

ジェダイの登場エピソード

ジェダイが登場したエピソードは以下の通りです。

  • 映画『スター・ウォーズ/見えざる脅威(エピソード1)』
  • 映画『スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)』
  • 映画『スター・ウォーズ/シスの復讐エピソード3』
  • 映画『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』
  • 映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲(エピソード5)』
  • 映画『スター・ウォーズ /ジェダイの帰還(エピソード6)』
  • 映画『クローン・ウォーズ』
  • クローン対戦(TVシリーズ)
  • クローン・ウォーズ(TVシリーズ)
  • スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル

スター・ウォーズ|STAR WARS|

ジェダイのフォース

ジェダイはフォースを用いて武器・ライトセーバーを使いこなします。しかし、フォースはシスの誕生、そしてシスとジェイドとの戦いを呼び起こすきっかけともなりました。ここでは、フォースの概要をはじめ、力を引き出すために必要な能力やダークサイドを生み出した経緯などを紹介していきます。

ジェダイのフォースはライトサイド

ジェダイはこのフォースの利用には注意深い研究が必要だと信じており、またフォースのライトサイドについて学んでいたため、フォースの使用は防御と癒しのみに限定していました。しかし、やはりこれらの厳しい制限には反発する者が現れます。それは「ダークサイドの誘惑」というものでした。

ダークサイドの誘惑

ジェダイはフォースの利用と共に怒りや恐怖を禁じていましたが、一部のジェダイはこれらの制限に反対し、フォースのより暗い使用法も許可されるべきだと反発していました。このような不調和が重大な問題とつながり、ジェダイはシスと戦うこととなります。そして、フォースのダークサイドは大きな誘惑をジェダイにもたらしました。

多くのジェダイにとって、やはり深い熟考や注意深い研究、限定されることがないダークサイドの誘惑は簡単な手段に思えたのです。ただ、ダークサイドの探求は自己破壊であり、多くのジェダイは堕落して「ダーク・ジェダイ」となり、中でもシス・オーダーに加わる者もいました。また、ダークサイドは重要事項への洞察力を曇らせるものであるため、ジェダイ評議会は闇のフォースの使用を禁じる方向に向かいました。

フォースは神秘的な力

ジェダイの騎士やシスの暗黒卿が用いる「フォース」。フォースとは、銀河の万物を包み込んでおり、神秘的な力のエネルギーです。生まれきこのフォースを敏感に感じ取ることができる者は、フォースの「流れ」を感じ取ったあと自由に操作することができ、このような者たちを「フォース=センシティブ」と呼びます。

その操作する力は、モノに触れずに動かす「念力」や未来を読み取る「予知力」、自分のメッセージを送ったり相手の心を読み取る「テレパシー能力」など数多く存在しています。

フォース以外に必要な力とは?

フォース以外に必要な力は「強い意志」と「精神集中」です。ジェダイの騎士が用いるフォースは「ライトサイド」や「アシュラ」と呼ばれ、ジェダイの厳しい規律からうかがえるように冷静で穏やかな心から引き出される力となります。一方でこのような精神を持たないシスの暗黒卿は、憎しみや怒りなどの感情によって引き出され、攻撃面で優れた「ダークサイド」や「ボガン」と呼ばれるフォースも存在しているのです。

中には光と闇の中立に立ってバランスを保つ者もいますが、上記のようにフォースを扱う以外に必要な力は「強い意志」と「精神集中」とされており、使用者の感情に伴ってフォースの性質が変化するといった特徴があります。そして、自分の感情が理解できない場合はフォースの流れが見切ることが出来ません。

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ジェダイのライトセーバー

ジェダイとシスが使う武器が「ライトセーバー」です。ライトセーバーという名は映画を見たことがない人でも知っているかもしれません。緑や青、赤色などさまざまな色調の光刃を放つ武器ですが、なぜ武器として強い力を持つのでしょうか?ここでは、ライトセーバーについてどのような利用方法があるのか、力を発揮させるためには何が必要なのかなどを基に解説していきます。

ジェダイの伝統武器

ライトセーバーは、プラズマの光刃を放つジェダイの伝統武器です。基本的な光刃の色はジェダイが青か緑、シスが赤を使用していますが、これを自分で作るのでメイス・ウィンドゥ(ジェダイ・マスター)は紫色であったり、ダース・モール(シス)はグリップの両方に刃がついているなどさまざまなデザインがあります。

そしてライトセーバーに熟練したジェダイが使うことによって、たとえ敵対者が長距離武器を持っていても戦闘時には恐ろしい存在となり得ます。ただ、そのレベルに到達するためには、ライトセーバーの訓練に多大な時間を有し、さらに集中力も必要となります。訓練生は「リモート」を使ったライトセーバーの模擬戦をおこない、子供は訓練用を使っていました。

瞑想にも使用される

ジェダイは訓練の一環としてライトセーバーを作成しなければなりません。ライトセーバーの作成には、光刃を収束させるクリスタルを使います。また、ジェダイの内乱時代には多くのジェダイが特別に鋳造された「ケイシャ・ライトセーバー・クリスタル」というライトセーバーによって瞑想にも使用されていました。

この瞑想用のライトセーバーを厳しい訓練の中で用いることで、緊迫した戦闘の最中でも使用者は邪念を抱かずに戦闘がおこなえるというのも訓練の1つでした。また、ダントゥイーンやイラムなどの惑星での瞑想はジェダイの心にこれから作られるライトーセーバーのイメージを映し出しました。つまり、ライトセーバーを作ることは「ジェダイ・ナイト」の階級に到達するための1つの節目であって、大きな象徴的役割も担っているのです。

フォースとの同調が鍵

ライトセーバーは、すべての重量が柄に集中しています。そのため、ライトセーバーを使いこなすためには、ジェダイに研ぎ澄まされた感性が必要で、フォースとの同調が求められます。また、ライトセーバーのパワー・セルへの充電を行う際や、複雑な内部構造の組み立てにはフォースの知識が不可欠なものとなります。

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ジェダイの歴史

1977年に公開された映画『スター・ウォーズ/見えざる脅威(エピソード1)』からジェダイが登場し、2019年現在まで続く映画の中で重要な存在として描かれているジェダイ。そんなジェダイの歴史はかなり古く、『スター・ウォーズ』でいう西暦6000BBYから始まっています。それでは、ここで「銀河系の守護者」として尊重されていた歴史から見ていきましょう。

歴史①銀河系の守護者

ジェダイの誕生は『スター・ウォーズ』でいう西暦6000BBY、またはそのころより前だと言われています。誕生後は新時代を開拓するために哲学グループとして惑星コルサントに本拠地「ジェダイ・テンプル」を建設しました。それからは銀河系の正義と平和を守る守護者として尊重されるようになり、神秘的な力を用いるライトセーバーの使用者としてジェダイの力は多くの銀河市民に畏敬の念を抱かせていました。

そして、尊敬に適う振る舞いと冷静な判断によってジェダイは紛争の時代や対立に平和をもたらし、理想的な存在だとされていた歴史があります。しかし、あらゆる力をもってしても、このような歴史の背景にはジェダイの数が少ないといった問題が存在していました。

歴史②シスとの戦い

「銀河系の守護者」としての歴史は、ついにある存在によって不安定なものになりました。不安と混乱が渦巻く時代では、象徴的なジェダイは敵対視されることが多く、邪悪な存在が彼らの制度と秩序に攻撃することが度々ありました。そして、その中で最も有名なシスが登場することとなったのです。このような闇の戦士・シスはジェダイの対極に位置する存在で、宿敵としてシスとの戦いが始まり銀河系を戦争へと導くことになりました。

歴史③内乱

危機が訪れると歴史は「内乱」へと移り変わっていきました。こうした歴史の動きには、ジェダイの道が「理性と忍耐」という見識に基づいていることが原因です。見識は必要に応じて確固とした行動と迅速さに支えられていたのですが、それをシスの影響力がさえぎることとなったからです。

さらに、ジェダイ評議会がときとして「マンダロリアン大戦」のときのように傾向と事象について議論することを好むなど決断力の欠如を露呈したこともありました。そしてジェダイ評議会はレヴィンに戦いへと戻らせることを急かし、ついに「ジェダイの内乱」へと導くことになりました。

歴史④復活

内乱の歴史もようやく終わり「復活」することとなります。内乱後は、あるシス・マスターが見事な適応能力と複雑な計画によって「共和国最高議長」の地位に上り詰めました。彼はジェダイを弱体化させ、戦争までも画策しついにジェダイ・オーダーを滅ぼします。そして銀河系を皇帝の下に服従させました。

しかし、ジェダイは破壊的な状況にあったものの完全に滅んだわけでありませんでした。やがて彼らは一世紀を経て復活。そして知恵を働かせ銀河系を守り育むことになります。ジェダイは再び新共和国の道徳の源になったのでした。

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ジェダイの生活

ジェダイの生活はシスが誕生した原因でもあります。ジェダイとして役割を果たすためには正しい判断力が必要で、それが生活に大きな影響を与えることになるのです。それはジェダイ・イニシエイトとして子供のころから始まり、生活規律を守りながら生涯を終えていくジェダイが数多くいます。ここでは、ジェダイを取り巻く5つの生活模様を紹介していきますので、ぜひご覧ください。

生活①正しい判断力が必要

正しい判断力を必要とするジェダイは、自制心、公益、義務を守るため規範に従った生活を送っています。その規範は厳格に構造化されており、感情や物欲が抑えられ、生命や秩序、法、師弟関係などさまざまな物事が尊重されていました。そして、行動規則にはあらゆるものに存在する「光と闇」を理解するという概念が込められているため、些細なことにも目を開いて正確に物事を捉えるように説かれています。

生活②自制心と自己犠牲

ジェダイの道のりには鋭い洞察力と極めて重い責務が要求されることから、彼らの人生こそがまさに自制心と自己犠牲そのものです。フォースの適性を見出されたときから破戒を避けるためにコルサントに置かれた本拠地・ジェダイ聖堂で生活を送ることになり、さらにより小規模なジェダイ・コンクレーブで訓練する生活が待ち受けています。このような生活を送る中で、合理的な思考と慈善と忍耐が育まれることとなります。

生活③結婚と恋愛

ジェダイは強い執着心がダークサイドの感情へと移り変わるものだと考え、執着しやすい物事を禁じていました。結婚などがそうです。しかし、ジェダイがこうした生活に制限を加えたことによって、秘密の妻を持ったアナキン・スカイウォーカーが妻を失うことを恐れ、最終的に闇へと転落するジェダイが登場しました。ごく稀に結婚を許された事例が記録されており、キ=アディ=ムンディはスリアンの低い出生率に配慮して結婚を許されています。

また、実際はこうした制約に反して数多くのジェダイが秘密裏に恋愛関係を持っていたのは事実です。事例としてはアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラやクインラン・ヴォスとカリーン・ヘンツなどがあります。一方、このような問題でジェイド評議会に逆らう者もいました。

生活④家族との暮らし

極めて厳しい生活はルーサンの革命後になると緩くなっていきます。結婚した後に家族と暮らすジェダイも現れるようになり、中でも完全にジェダイだけからなるアンデュア・サンライダー一家のような家族もいました。

こうした生活環境によって強いフォースを持って生まれる子供や、家族でオーダーに在籍するようになった者たちも存在するようになります。同時に家族の中でジェダイの適性を持っていながらも、ジェダイにならなかった者も存在しています。

生活⑤ジェダイ・ローブ

ルーサンの革命以前のジェダイは、行動に対して多くの余裕が与えられていました。初期のジェダイは盾と装甲服を身を守るために使っていたようで、格闘の際はライトセーバーに限らず「ブラスター・ピストル」の使用も許可されていました。そして、生活面でも服装に制限がなく、ジェダイ・マスターの多くは「ジェダイ・ロープ」を好んで着ていました。

ジェダイ・ローブとは、マントと上着、ときにはタバードからなる服で、白と茶色の色合いをしています。上着は灰色が一般的なようです。そして、服装の左側が上半身の右側に巻き込まれる状態となっていました。それから時を経て、革命後となると生活の場だけでなく戦闘時でもジェダイ・ローブを着込むのが一般的になります。

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ジェダイの階級

厳しい訓練と長きに渡る生活規律を守った優秀なジェダイには称号が与えられます。最も優れたジェダイには「グランド・マスター」といった階級が与えられ、それから「ジェダイ・マスター」と続きます。たとえば、かつて登場したヨーダやオビ=ワン・ケノーはグランド・マスターがおり、かなり優秀なジェダイだったのです。それでは、マスターを含め7つの階級を紹介していきます。

階級①グランド・マスター

ジェダイ・オーダーの中でもとりわけ最高位に位置する階級が「グランド・マスター」です。別名「大騎士」とも言われます。この地位に就いたものはジェダイ・ナイトの中からでも弟子を選ぶ権利を有しており、さらにパダワンをナイトに昇格することもできます。主なキャラクターにヨーダがこの地位に就いており、その後ルーク・スカイウォーカーが就きました。また、ヴァンダー・トカレもグランド・マスターだったと考えられています。

階級②評議員

ジェダイ評議会への参加が認められた階級を「評議員」といいます。しかし、ジェダイ評議会はオーダーの統制母体であるため、評議員の数はごくわずかで、多くの場合は経験を積んだジェダイ・マスターのみによって構成されています。

ただ、例外もあります。キ=アディ=ムンディが唯一ナイトとして在籍していたころにマスターに昇格しています。また、アナキン・スカイウォーカーが評議員に抜擢されていました。ちなみに、評議会のメンバーは12人で構成されており、うち5人は永久メンバー、4人が長期メンバー、3人が短期メンバーとなっています。

階級③ジェダイ・マスター

優れた能力を持つジェダイに与えられ、かつジェダイ評議員になる資格を持つ階級が「ジェダイ・マスター」です。ジェダイ・ナイトから昇格するのですが、昇格のためにはフォースへの理解と、パダワンの訓練を通してジェダイ・ナイトに適う人物に鍛えることに成功する必要があります。しかし、マスターに昇格するジェダイは数が少なく、称号を手にするためには並外れた功績も必要とするのです。

ただ、評議員と同じく例外があります。ジョラス・ラボースはマスターを宣言しますが、評議会は難色を示しながらも仕方なく追認するケースがありました。

階級④ジェダイ・ナイト

正式に1人前のジェイドとして認められた者に与えられる階級が「ジェダイ・ナイト」です。この称号を与えられたことで、初めて弟子を持つことが許されます。

1人前のジェイドとして認められるためには、自制心を身に付け試練に合格する必要があり、それも肉体、勇気、技能、自己(鏡との対面)などいくつかの種類がありました。中には試練が終了したと判断されるだけでナイトの称号を与えられたジェイドも存在しており、ヴァーゲアなどの例があります。

階級⑤ジェダイ・パダワン

ジェダイ・マスターまたはジェダイ・ナイトの弟子として迎えられ、訓練を受ける修行者の階級が「ジェダイ・パダワン」です。パダワンの下階級にはイニシエイトがありますが、パダワンに昇格するには弟子として唯一の生徒となる必要があります。そして、13歳までにパダワンに昇格したなかった場合は、ジェダイ・サービス部門の下位の役割を任されるかオーダーを去るかの二つの選択に迫られます。

階級⑥ジェダイ・イニシエイト

ジェダイの候補生あるいは単に子供を示す階級が「ジェダイ・イニシエイト」です。候補性ということなので、フォースを感知する能力に恵まれた子供のことです。

そして、中でもフォースの潜在能力がとりわけ強い者は、血液からミディ=クロリアンの数値が高く出るため、候補生は血液採取をおこなわれ、イニシエイトとして家族と引き離されてジェダイ聖堂に連れていかれます。聖堂に連れていかれた後は訓練を受けますが、その時にクランと呼ばれるグループに分けられて教えを受けることになります。

階級⑦ジェダイ・アデプト

正式な訓練を受けてはいないものの、成人したフォース感知能力を有する者を「ジェダイ・アデプト」といいます。

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ジェダイの名セリフ

ジェダイの名セリフはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、ダース・ベイダーと戦った映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』から名セリフを抜き出して紹介します。かつてグランド・マスターだったオビ=ワンとヨーダの最期のセリフなので必見です!

名セリフ①オビ=ワン「ヤツは人間…」

「私はアナキンをジェダイとして訓練した。ヨーダのように、私もアナキンの師になれると思った。だが、私は間違っていた」

「ヤツは人間ではなく、機械だ。ゆがんで、邪悪な」

ヨーダの死を見守るルークの前に、オビ=ワンの霊体が現れて述べたセリフです。ヨーダはルークの父であるダース・ベイダーを倒すことを望んで死んでいきました。たった一人残されたルークが父と戦うのに躊躇している時のやり取りですが、この時ルークは「まだ良心が残っているかも」と言っており、オビ=ワンはそれを真っ向から跳ねのけるようなセリフを述べていました。

名セリフ②ヨーダ「もう1人…」

「ルーク・・・決して皇帝の力をあなどってはいかんぞ。さもなければ、おまえの父と同じ苦しみを味わうことになる。わしが死んだら、おまえは最後のジェダイとなる。おまえの家系はフォースが強い。学んだことを、後世に伝えるのだ。もう1人・・・スカイウォーカーが・・・」

ルークがジェダイとしての修行を終えるため、ダゴバ星へと戻った際にヨーダが述べたセリフです。この時、すでにヨーダは死にかけており、このセリフが最期となりました。ルークの家系においてフォースが強いということからヨーダは希望を持っており、そしてスカイウォーカーの血を継ぐジェダイがいるといいます。最期に謎を残して肉体は消滅してしまいました。

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ジェダイに関する感想や評価

ジェダイの厳しい生活規律が生んだアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)の設定が最高だと言われています。やはり、物心がつかないころに家族とはなされ、結婚や恋愛禁止という設定は制限を加えすぎているように感じているようです。もしかすると、ダース・ベイダーを支持している人は多いのかもしれません。

ジェダイとシスが使用するライトセーバーの色について雑学が述べられています。ジェダイは天然クリスタルから作るため、青か緑の色合いですが、シスは人工クリスタルを使うため赤色のライトセーバーだと言われています。これを見る限り、ジェダイのライトセーバーの色からも伝統や自然を大切にしている姿勢がうかがえます。

ジェダイのプロ意識を尊重しているようです。感想のとおり、現実でも心身を穏やかに保ちコンディションを常に整える、ということは大切だといえるでしょう、しかし、実行していくには厳しいのかもしれません。実践し続けるためには、ジェダイの道のりや生活様式のように多大な努力の積み重ねが必要だといえます。

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ジェダイの歴史や生活まとめ

ジェダイの歴史や生活、階級までをまとめてきましたが、いかがでしたか?ジェダイの生活背景には厳しい規律と概念が存在しており、それによって長きに渡るシスとジェダイとの戦いが行われてきました。フォースが生み出す神秘的な力と謎。これらによって不安と混乱が生じ、それでも秩序を保とうとする様子は矛盾があるということがうかがえます。

フォースが超常的な力を持つがゆえに生じる生活と歴史、これらから学んだからこそ、ジェダイはフォースの注意深い研究へと結びついたのでしょうか?多くの伏線と魅力的な戦闘シーンで多大な人気を誇る『スター・ウォーズ』。次は2019年12月に映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカの夜明け』が公開されるということなので、ぜひこの機会にご覧になってみてください。

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