スターウォーズのポー・ダメロンの正体や両親は?ジェダイになる可能性は?

ポー・ダメロンと言えば、スターウォーズ・エピソード7「フォースの覚醒」で登場した凄腕パイロットです。クルクルと回って移動し、かわいいと評判だったドロイド・BB-8のご主人でもあります。レジスタンスの将軍となったレイア姫が、実の兄であり、ただ一人残ったジェダイでもあるルークを探すため、手掛かりのある村へと送ったのがポーでした。ポーはレイア姫が信頼するレジスタンスのリーダーであり、最新型Xウイングを乗りこなす優秀な人物です。スターウォーズの重要なキャラのひとり、ポー・ダメロンについて紹介します。

スターウォーズのポー・ダメロンの正体や両親は?ジェダイになる可能性は?のイメージ

目次

  1. スターウォーズのポー・ダメロンの正体や両親をネタバレ!ジェダイになる可能性は?
  2. スターウォーズシリーズとは?
  3. スターウォーズのポー・ダメロンとはどんなキャラクター?
  4. スターウォーズのポー・ダメロンの正体や両親をネタバレ!
  5. スターウォーズのポー・ダメロンがジェダイになる可能性は?
  6. スターウォーズのポー・ダメロンの正体まとめ

スターウォーズのポー・ダメロンの正体や両親をネタバレ!ジェダイになる可能性は?

スターウォーズ・エピソード3「シスの復讐」が2005年に公開されてから10年、スターウォーズファン待望の新作、エピソード7「フォースの覚醒」が2015年に公開されました。この物語の主人公はレイという女性です。しかしこの物語のオープニングを飾ったのは、彼女ではなく、ポー・ダメロンでした。

恐ろしい軍事力を持ったファースト・オーダーという組織が、レイア姫の古い友人テッカの住む村を攻撃する理不尽な戦争シーンの中、ポー・ダメロンは登場します。愛機Xウイングが破壊され、ポー・ダメロンは相棒ドロイド・BB-8にレイア姫からの指令だったルークの居場所を記す地図データを託し、自分はテッカを救おうと村に戻るのです。

まるでスターウォーズ・エピソード4の若きレイア姫がR2-D2とやり取りした時のようなシーンに、懐かしく思ったスターウォーズファンが多かったことでしょう。スターウォーズには必ず登場する愛すべきドロイドの相棒であり、レイア姫に信頼されるパイロットでもあるポー・ダメロンはどのような人物なのでしょうか?その正体と両親についても紹介します。

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スターウォーズシリーズとは?

ではまず、ポー・ダメロンの正体や両親についてふれる前に、ポーが活躍する、名作スターウォーズシリーズをよく知らない方たちと、昔過ぎて忘れてしまった初期からのファンの方たちに向けて、簡単にスターウォーズシリーズについて振り返ってみましょう。

3部作ごとに公開されてきたスターウォーズ

スターウォーズシリーズ第1作目が公開されたのは、1977年でした。ジョージ・ルーカスが描いた宇宙が舞台の物語は、新しい特殊視覚効果の技術が当時の人々を驚かせ、家族愛がテーマにある冒険活劇のおもしろさはもちろん、バックに流れるオーケストラ音楽も映画を見た人々の心をつかみました。その後、1980年に第2作目、1983年に第3作目が公開された後、16年あけて新たな3部作が公開されます。

スターウォーズは時系列で語られてはいません。初期の3部作は、物語の流れでいくと、後から公開された3部作に続く内容です。ですから、第1作目は「エピソード4・新たなる希望」と後に呼ばれました。そして「エピソード5・帝国の逆襲」「エピソード6・ジェダイの帰還」と続きます。間をあけて公開された3部作は、「エピソード1・ファントム・メナス」「エピソード2・クローンの攻撃」「エピソード3・シスの復讐」です。

スターウォーズ・エピソード4から6までのストーリーは?

初期の3部作は、帝国の圧政で銀河中に苦しむ人々があふれている時代です。その状況をどうにかしようと立ち上がった反乱軍のリーダーのひとりが若きレイア姫でした。そのレイア姫が帝国につかまる前に、帝国の要塞デス・スターの設計図を託したのがドロイド・R2-D2です。そしてジェダイの騎士であるオビ・ワン・ケノービに助けを求めるメッセージも託します。

途中、ハン・ソロとチューバッカとも仲間になり、オビ・ワンを師としてルークもフォースの力を操作できるジェダイとして成長していきます。レイア姫を助けるも、オビ・ワンはルークを助けるため、帝国軍の指揮官ダース・ベイダーの手にかかり体が消滅、魂をフォースと一体化させて霊体になりルークを見守ります。

仲間のドロイド・C-3POとともに脱出したR2-D2は惑星タトゥイーンへ。ところがジャワ族につかまり、売られた先が、この物語の主人公・ルーク・スカイウォーカーの家だったのです。その後、ルークはオビ・ワン・ケノービに会い、自分の父がジェダイの騎士だったと知り、オビ・ワンとの冒険が始まります。

その後、デス・スター破壊、ジェダイの騎士ヨーダの特訓、帝国の逆襲、ハンとレイアの恋、ヨーダの死、ルークとレイアが実は双子でダースベイダーが実の父と判明する、と物語が展開し、父を倒せないと苦悩するルークが描かれます。息子と知りつつ冷酷な父ベイダーでしたが、最後はその息子をかばい命を落とします。そして皇帝をルークが倒し平和になると、霊体になったオビ・ワンとヨーダとベイダーが再会して微笑むのでした。

スターウォーズ・エピソード1から3までのストーリーは?

次に公開された3部作は、ルークの父・アナキン・スカイウォーカーがなぜダース・ベイダーになってしまったかが描かれています。奴隷として育った少年時代、強いフォースの力を持っていることをオビ・ワン・ケノービの師・クワイ・ガン・ジンに見込まれ、ジェダイとしての訓練を受ける中、女王アミダラと恋に落ちます。その後のアナキンに何が起きたのか、ルークとレイアの誕生とダース・ベイダーの誕生までがわかります。

スターウォーズ・エピソード7と8のストーリーは?

そしてエピソード7、ポー・ダメロンが登場します。初期3部作の後の話で、年老いたルーク、レイア、ハン、チューバッカ、そしてR2-D2とC-3POも登場する、スターウォーズファン待望の新作でした。

スターウォーズはジョージ・ルーカスが作り上げた物語ですが、この作品から、ルーカスフィルムがウォルトディズニーに買収されたことによってルーカスから離れます。

年老いたメインキャラたちのその後と、ハンとレイアの息子、ルークからジェダイを引き継ぐべき若者、銀河を守ろうとする次世代のキャラたちの活躍が描かれ、ポー・ダメロンはレイア・オーガナ将軍率いるレジスタンスの若きリーダーなのです。

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スターウォーズのポー・ダメロンとはどんなキャラクター?

ポー・ダメロンを演じている俳優は?

ポー・ダメロンを演じているのは、オスカー・アイザックです。1980年にグアテマラで生まれてマイアミで育ちました。名門であるジュリアード音楽院に入学していて、10代の時にはボーカル兼ギターでバンドを組んでいた人物です。在学中に俳優志望に転向し、卒業すると、2013年主演作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌」でゴールデン・グローブ賞男優賞にノミネートされました。

ポーはレジスタンスのエースパイロット

前述したように、ポーはレジスタンスの将軍になったレイアから、唯一生き残ったジェダイであるルークを探すというミッションを与えられた、優秀なリーダーであり、パイロットです。しかし、ルークの居場所の地図は手に入れるも、それをBB-8に託し、地図を渡してくれたレイアの友人・テッカを救おうと村に戻ります。残念ながらテッカは殺されてしまい、村はひどい有様、ポーはファーストオーダーに捕らえられてしまいます。

そこで、ポーはフィンと出会います。フィンはもともとファーストオーダーの兵士・ストームトルーパーFN-2187でした。彼はテッカが暮らす村の襲撃に加わっていました。しかし、彼は村人を殺すことができません。そんな彼はファーストオーダーを抜ける決意をします。その逃亡にはパイロットが必要でした。そこで目を付けたのが囚われているポー。彼はポーを逃がし、一緒にファーストオーダーの基地からの脱出を図ります。

名前のない彼に、トルーパーだった時の番号を聞いて、ポーがフィンと名付けました。フィンは、「フォースの覚醒」の主人公レイとともに行動することになる重要なキャラクターです。ふたりは無事に脱出、BB-8のいる惑星ジャクーに戻りますが墜落し、フィンは脱出したもののポーは見つからず、乗っていたタイ・ファイターは砂の中に沈み、ポーのジャケットだけが残りました。

そして、ポーの残したジャケットを着てフィンは歩き出し、捕まりかけていたBB-8を助けて一緒にいたレイと出会います。ここからしばらくポーの出番はなく、死んでしまったかと思いきやレイとフィンがレジスタンスと合流した時、奇跡的に生きていたポーと再会、フィンとポーは互いに喜び、ポーはそのままジャケットをフィンにプレゼントします。

ポーはスターキラー基地破壊で活躍

ポーは、ファーストオーダーの超兵器・スターキラーの破壊で活躍します。元トルーパー・フィンと共にミレニアムファルコンで基地に乗り込んだハンとチューバッカが、先に捕らえられていたレイと合流、基地内部で爆弾をしかけます。その際、ハンは息子であるカイロ・レンに殺されてしまうのですが(落ちていったので遺体は未確認)チューバッカが起爆、できた穴からポーがブラック・ワンに乗って侵入、基地を破壊したのでした。

エピソード8「最後のジェダイ」でポーは大活躍

「フォースの覚醒」では、登場シーンは少なめだったポーですが、続くエピソード8「最後のジェダイ」では更に活躍します。この物語は、チューバッカとともにミレニアムファルコンを操作したレイが、ルークにたどり着いた「フォースの覚醒」ラストシーンから続き、ルークとレイのシーンを軸に、レジスタンスの危機を救おうと動くポーとフィン、BB-8、初登場の女性キャラ・ローズの活躍が同時進行で描かれます。

レイア将軍に信頼されているポーは、レイアが意識不明になってしまったあと、代わりにレジスタンスの指揮をとるホルド提督にも好かれています。ただ、このふたりの女性指揮官がともに危惧しているのは、ポーの無鉄砲で自制心が欠けているところでした。ポーを本当のリーダーに育てるため、レイアがポーを平手打ちするシーンもあります。

最初は映画を見ている側にも真意がはかりかねるキャラで、正体がわからないホルド提督も、ポーに大きな影響を与えます。レイアとホルド提督、ふたりの女性によって、ポーは物事を広い視野で見て考え行動できる、本当のヒーローであり、リーダーに育てられていくのです。

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スターウォーズのポー・ダメロンの正体や両親をネタバレ!

スターウォーズに多数存在するスピンオフ作品

スターウォーズはジョージ・ルーカスが作った物語ですが、映画でも、「ローグワン」「ハンソロ」とスピンオフ作品がある以外に、小説やコミックでもたくさんのスピンオフ作品が存在します。中には日本では手に入らない作品もありますが、その中で主要キャラの過去や裏側が語られていることも多く、親子関係や正体がわかることもあります。「最後のジェダイ」でポーと深く関わるホルド提督がレイア姫と活躍する物語も存在します。

そんなスピンオフ作品の中に「スターウォーズ・砕かれた帝国」という作品があります。いわゆるアメコミですが、映画スターウォーズ・エピソード6の直後の物語です。ルーク、レイア、ハンも登場するこの物語は主人公が女性パイロットなのですが、実はその女性パイロットこそがポー・ダメロンの母親なのです。この物語を中心に、ポーの正体と両親について紹介します。

ポーの両親:父親は誰か?

ポー・ダメロンの父親の正体はケス・ダメロン、軍曹です。実はハン・ソロ将軍が率いる部隊で活躍する軍曹でした。第2デス・スターへの攻撃ができるよう、帝国軍のシールド発生装置を破壊する作戦や、帝国軍の秘密基地の制圧作戦に参加しています。作戦の途中、危ないところをチューバッカに救われたこともありました。

ポーの両親:母親は誰か?

ポー・ダメロンの母親の正体はシャラ・ベイ、反乱軍のパイロットです。ケス・ダメロン同様、第2デス・スター攻撃にも、グリーン中隊の一員として参加しています。レイア姫が外交でナブーを訪問した時に同行したり、女性ながら数々の戦績を納めています。

反乱軍の別の部隊で戦ったポーの両親

別々の部隊で戦い、活躍していたケスとシャラはすれ違いが多かったものの、息子・ポーを授かりました。そして、エンドアの戦いの後、ケスは除隊申請をし、ポーと暮らします。シャラはケスより長く部隊にとどまりましたが、所属していた部隊の隊長がケスとシャラを思い、シャラに夫婦で一緒に人生をおくるように諭したのです。

ポーの母親・シャラの最後の任務はルークと?

そこでシャラが最後の任務として受けたのは、ジェダイの騎士・ルーク・スカイウォーカーの依頼でした。依頼内容は、もともとジェダイ寺院にあった、フォース・センシティブツリーを、奪われた帝国軍から取り返すというものでした。ルークとシャラはR2-D2とともに帝国軍の一員のふりをして潜入しましたが、見破られ、ルークがライトセーバーで応戦する間に、シャラとR2-D2がフォース・センシティブツリー2本を取り返しました。

追手はやってきましたが、ルークが一掃し、シャラが操縦するシャトルで帰路につきます。その途中、戦いから身を引き、家族で過ごすことに後ろめたさを感じると打ち明けたシャラに、ルークは平和のために戦ってきたのだから、平和な生活を手に入れても何も悪くないとシャラに答え、取り返したフォース・センシティブツリーの2本のうち1本をシャラ夫婦に贈りました。

隊を離れた両親とポーは?

ケスとシャラは、ポーと3人で暮らす新居に、フォース・センシティブツリーを植えました。シャラは退役の時に軍で活躍した報酬として与えられたAウイングに息子のポーを乗せ、飛ぶ体験をさせたり、操縦方法を教えました。しかし、ポーが8歳の時に亡くなります。ケスはシャラが亡くなった後も、フォース・センシティブツリーとともにポーを育て、戦争の体験を語って聞かせています。

このような、人々の平和を願い命をかけて戦ってきたケスとシャラという両親の正体がわかると、ポーがレジスタンスのパイロットになった背景がわかります。成長してパイロットになったポーは、配属先で亡き母・シャラの活躍を耳にして、レイア将軍率いるレジスタンスに参加し、大きな活躍をするようになるのです。

スターウォーズのポー・ダメロンがジェダイになる可能性は?

フォースというエネルギーのライトサイドを信じ特殊能力を使えたのがジェダイ、フォースのダークサイドを信じ特殊能力を使えたのがシスです。ポーとその両親の正体がわかると、両親はジェダイではないし、フォースの特殊能力を使えるような記述もありません。ですが、ジェダイの神聖な木・フォースセンシティブツリーとともに育ったポーが、木から何かしらのフォースの力を受けてきていたとしても不思議ではありません。

レイも、ルークから特別な訓練を受けないまま、ルークは死んでしまいました。しかし、ルークの肉体は消滅していましたから、師・オビ・ワン・ケノービやヨーダと同じく、フォースと魂を結合して霊体になっていて、レイの前に現れて指導する可能性はあります。それなら、ポーにもそんな機会があるかもしれません。

スター・ウォーズ|STAR WARS|

スターウォーズのポー・ダメロンの正体まとめ

ポー・ダメロンの正体、いかがでしたか?家族愛や親子愛が描かれるスターウォーズは、登場人物同志のつながりや親子関係が、これまでもファンの中で大きな話題となってきました。エピソード8で大きな活躍をし、成長したポーが、エピソード9でどんな活躍を見せてくれるのか、期待してスターウォーズの新作を待ちましょう。

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