2018年07月09日公開
2018年07月09日更新
スターウォーズ・最後のジェダイをネタバレまとめ!あらすじや結末の感想は?
スターウォーズ・最後のジェダイは大人気のスターウォーズシリーズのエピソード8として公開されました。多くの注目を集めた本作ですが、その結末までのあらすじや映画としての出来は賛否両論の感想が寄せられています。この記事ではスターウォーズ・最後のジェダイの結末までのあらすじをネタバレありでまとめました。また、ファンが注目する疑問点についてもネタバレありで紹介しています。どうぞ最後までお楽しみください。
目次
スターウォーズ・最後のジェダイをネタバレ!あらすじや結末の感想も紹介
スターウォーズ・最後のジェダイのあらすじを結末までネタバレしています。大人気シリーズのエピソード8となったスターウォーズ・最後のジェダイは、これまでの作品とは大きな変化がいくつもある作品となりました。そのあらすじや演出方法は、熱心なファンであるほど、驚くものとなっています。
賛否両論あるスターウォーズ・最後のジェダイですが、その結末までのあらすじをネタバレありでまとめました。また、ファン注目されれるスターウォーズ・最後のジェダイの疑問点のネタバレや、感想についても紹介しています。
スターウォーズシリーズとは?
スターウォーズシリーズはジョージ・ルーカスによって作られたSF映画であり、壮大なスペースオペラとして確固たる地位を築いています。シリーズの大まかなあらすじは、フォースの力を悪用する暗黒面と、それに抗うスカイウォーカー一族の物語です。
シリーズはエピソード4から公開されました。ここから始まる物語のあらすじは、帝国に抗う反乱軍に身を置く青年ルーク・スカイウォーカーはその身に秘めたフォースの力を頼りに仲間たちと帝国の支配を打ち破るというものです。ルークの戦いの結末となるのはエピソード6です。宿敵ダースベイダーこそが実の父であるという衝撃的な結末が用意されいました。
その後に公開されたのがエピソード1です。当時の最新技術を使った映像から大ヒットしました。エピソード1から始まる物語のあらすじは特別なフォースの素養を持った少年アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーとなるまでが描かれています。葛藤しながらも暗黒面に落ちていく様は結末がわかっていても楽しめる作品として好評を得ました。エピソード3をもって一旦スターウォーズは結末を迎えます。
元々、ジョージ・ルーカスはエピソード9までのあらすじを考えていました。しかし、さまざまな事情からエピソード7以降は作らないことになりました。もちろんファンからの映像化の希望は強く、時が経ってからディズニーが映像化の権利を得ます。こうしてエピソード7からの三部作の制作が決定しました。
そのためスターウォーズシリーズは結末となるエピソード9まで楽しめる映画となりました。また、本編だけでなく『スターウォーズストーリー』としてスピンオフ映画も続々と公開されています。壮大な物語なので、設定やあらすじを覚えるのが大変ですが、この記事ではエピソード8の結末までのあらすじをネタバレしています。
スターウォーズ・最後のジェダイのあらすじをネタバレ!
出典: https://ciatr.jp
スターウォーズ・最後のジェダイのあらすじをネタバレしていきます。最後のジェダイは前作、フォースの覚醒直後から始まります。エピソード4からの主人公であるルーク・スカイウォーカーと出会ったレイの物語と、フィンたちレジスタンスの物語が並行して展開されます。また、帝国サイドにいるカイロ・レンが父であるハン・ソロを殺してどのような変化をしていくのかも見所になっています。
レジスタンスの奮闘
前作でのスターキラー基地での戦いの後、レジスタンス軍に反撃を開始したファースト・オーダーは、レジスタンスの秘密基地のあった惑星ディカーを攻め立てました。脱出を余儀なくされたレジスタンスのため、ポー・ダメロン率いるエックスファイター部隊が出撃します。
ポーは相棒ドロイドのBB-8と共に奮戦します。ポーはエースパイロットとしての手腕を存分に発揮しました。BB-8は損傷を受けた機体をなんとか応急処置してなんとか支えます。そんなポーに対してレイア・オーガナは「引き返す」ように命令しますが、ポーは制止を振り切って戦闘を続けました。
その後、レジスタンスの爆撃機部隊が出撃しますが、ファースト・オーダーの猛攻に遭い、次々と撃墜されてしまいます。最後に残ったのは、ペイジ・ティコの乗った爆撃機ひとつでした。彼女の命懸けの攻撃が功を奏し、ドレッドノートは轟沈します。
その隙に、レジスタンス艦隊はワープをして、戦闘宙域を離脱しました。しかし、ファースト・オーダーのハックスは新技術『ハイパースペース・トラッキング・ナビゲーション・システム』によってレジスタンスのワープ先を把握していました。
一方、スターキラー基地でのカイロ・レンとの戦いで意識を失っていたフィンは医務室で目を覚まします。レイの姿を探して基地内をさ迷っていると、戦場から戻ってきたポーと再会しました。ポーはフィンが目を覚ましたことを喜びます。
しかし、その後レイアと会ったポーは命令を無視した強引な戦闘を咎められます。ポーはレイアに口答えしますが、味方に大きな被害を出したとして、中佐の地位をはく奪され、ただのパイロットに降格させられました。
ルークとレイの対面
その頃、ルーク・スカイウォーカーの居場所を見つけたレイはチューバッカ、R2-D2と共にミレニアムファルコン号で地図の示した惑星へと降り立ちました。断崖絶壁の孤島に隠遁していたルーク・スカイウォーカーとついに対面したレイは、ルーク・スカイウォーカーやアナキン・スカイウォーカーが代々が使ってきたライトセーバーを差し出します。
差し出さされたライトセーバーを受け取ったルークでしたが、すぐに投げ捨ててしまいます。ルークはレイを鍛えるつもりは毛頭なく、無視を決め込みました。それでも、レイはルークについて行きます。ルークに訪ねて来た理由を尋ねられたレイは、レイア率いるレジスタンスとファースト・オーダーの戦いが続けられていることを伝えます。
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レイアがルークの帰りを待っていることも話しますが、ルークはその招きを拒み、レイにも島を去るように告げます。レイはそれでも食い下がり、説得を続けます。しかし、レイの口から出た「ミレニアムファルコン号」の名前に反応を示したルークは、かつて共に帝国軍と戦ったチューバッカやR2-D2と再会します。
ルークはチューバッカの相棒でもあったハン・ソロの死を知ってショックを受けます。その晩、R2-D2からレイアの若い頃のホログラムを見せられたルークは、R2-D2の説得に応じてレイに修業を付けることを決めました。
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翌朝から早速修業が始まります。強いフォースの才能を秘めているレイは、まずは力の使い方を学びます。しかし、レイは修業の最中に暗黒面の誘惑を受けました。引き込まれそうになっていたレイはなんとか踏みとどまりますが、その様子を見ていたルークは恐れます。
ルークは「危険なフォース」と断じ、それを跳ね除けようとしなかったレイを訝しげに見つめます。「かつての弟子」のフォースに似ていると告げます。ルークの元を去った弟子こそ、ハン・ソロとレイアの実子であり、かつてベン・ソロという名でジェダイの修業をしていたカイロ・レンでした。
強襲するカイロ・レンと昏睡状態になるレイア
そのカイロ・レンはファースト・オーダーの最高指導者であるスノークから叱責を受けていました。実の父ハン・ソロをその手で殺したにも関わらず、まだ迷いを抱えていることを指摘されます。さらに、手負いで戦ったとはいえ、初めてライトセーバーを手にしたレイに敗北したことも責められます。その場を辞したあと、カイロ・レンは怒りから、素顔を隠していたマスクをボロボロになるまで殴りつけて完全に破壊します。
レジスタンスのワープ先を察知していたファースト・オーダーの部隊を引き連れ、レジスタンスを強襲します。戦闘機による宇宙での戦いの中、レイアのいるコクピットへ銃口を向けたレンでしたが、攻撃スイッチを押すことはためらいます。その直後のファースト・オーダーの攻撃によってレイアの身体は宇宙空間に放り出されました。
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一度は絶望的に思われたレイアの命ですが、自身のフォースの力で、宇宙空間からの生還を果たしました。しかし、意識を失ってしまいます。レジスタンスの指揮官はアミリン・ホルド提督が代理を務めることになりました。ポーはホルド提督の口ぶりに反対意見を持ちますが、提督からはろくに相手にされません。
フィンと出会うローズ・ティコ
一方、レイの元へ行きたいフィンは秘密裏に脱出ポットを奪おうとしますが、整備士のローズ・ティコに見つかって阻まれます。彼女はさきの戦いで英雄的最期を遂げたペイジ・ティコの妹でした。
その後、ポーから極秘作戦の相談を持ち掛けられたフィンたちは、『ハイパースペース・トラッキング・ナビゲーション・システム』を破壊してワープ追跡を阻止する計画を立てます。そのために、フィンとティコはスターデストロイヤーに潜入することになります。
しかし、潜入するにはファースト・オーダーのセキュリティをかいくぐる必要がありました。フィンはかつてライトセーバーを託してくれた惑星タコダナの酒場の主人マズ・カナタに相談します。すると、惑星カントニカのカジノにいるコードブレイカーに相談するように助言を受けました。フィンとローズにBB-8を加えた一行は、カジノがあるリゾート都市 カント・バイトへ向かいました。
マズ・カナタの言っていたコードブレイカーを見つけたフィンたちでしたが、無断駐車の罪で牢屋へと入れられてしまいます。そこで出会ったDJという男は自称コードブレイカーでした。DJによって牢屋の鍵を解除した一行は脱出します。その後、奴隷の少年少女と出会いました。その中の少年テミリ・ブラッグは警報装置を押そうとしますが、ローズは笑顔で自分たちがレジスタンスであることを告げ、無事に逃げます。
共鳴するレイとレン
一方、ルークの元で修業を続けるレイでしたが、ある時からカイロ・レンとの交信が起こります。レンからかつてルークの元で修業していたことと、ルークがレンを殺そうとしたことを聞かされました。また、レイは自分にとって心のしこりとなって両親が、すでに死んでいるとも聞かされます。
レンと秘密裏に更新していたレイですが、その様子をルークに見つかり激しい怒りを買います。しかし、レイはカイロ・レンはまだ完全に暗黒面に落ちたわけではなく、自分であれば救い出せるとして、ルークの元を去りました。
DJの裏切り
DJが盗んできた武器商人の宇宙船を利用してフィンたちはスターデストロイヤーの内部へ侵入することに成功します。将校の姿を装って『ハイパースペース・トラッキング・ナビゲーション・システム』を止めようとします。しかし、そこへ現れたキャプテン・ファズマによってフィンたちは捕らえられてしまいました。
実はDJはフィンから得たレジスタンスの情報をファースト・オーダーへと売り渡していました。報酬を受け取ったDJは、悪びれる様子もなくフィンとローズを置き去りにしていきました。
ヨーダの登場!
カイロ・レン(ベン・ソロ)が暗黒面へと落ちることを止められず、また、レイが自分の元を去ることになってしまったルークは酷く落ち込みます。そして、たいまつに火を灯すと、ジェダイに関する古い書物が納められた場所を燃やしてしまおうとしました。しかし、踏ん切りがつかないルークの前に霊体となったヨーダが現れます。
ヨーダのフォースによって雷が落とされると、ジェダイ最古の書物は燃やし尽くされてしまいました。動揺するルークにヨーダは笑って見せます。「本など退屈なだけ」そういうヨーダにルークは弟子に何を教えたらいいのかわからないと悩みを告白します。ヨーダはただ「学んだことを伝えよ。失敗こそが最高の師だ」と言ってルークを諭すのでした。
ルークはカイロ・レンの暗黒面に気付いていました。そして一旦はライトセーバーを手に取りますが、すぐに正気に戻ります。しかし、ルークの殺気に気付いたカイロ・レンはルークに抵抗し、他の弟子を殺して去ったのでした。自分のせいでレイアとハン・ソロの息子を暗黒面に落としてしまったことはルークにとって非常に大きな出来事だったのです。
スノークの死
カイロ・レンの元へ向かっていたレイは、そのことを察知していたレンに捕まってスノークの元へと連れていかれます。強力なフォースを使えるスノークに、レイは抗いますが身体の自由は効かず、ライトセーバーを引き寄せることにも失敗します。
スノークはカイロ・レンに修業としてレイの命を奪うように命令します。しかし、レイに関心を寄せていたカイロ・レンはスノークに従うフリをしつつ、スノークが腰かけていた玉座の脇にあったライトセーバーを操ります。スノークは気付くこともなくレンの操ったライトセーバーで身体を両断されました。
そのまま、そのライトセーバーを引き寄せたレイはレンと背中を合わせて、スノークの身辺を護衛していた8人の赤い親衛隊「エリート・プレトリアン・ガード」と交戦を始めます。様々な武器を操る親衛隊との戦いに苦戦するふたりですが、最後には息を合わせた共闘で勝利します。
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戦いを終えたカイロ・レンはレイを仲間に誘います。レイに両親の正体に気付いているだろうと言い、ジェダイやスカイウォーカー一族といったスターウォーズの歴史を作ってきたものを否定します。手を組んでふたりで銀河を支配しようとレイに訴えますが、レイはそれを拒みます。
レジスタンスの母船の特攻
フィンたちを信じてレジスタンスの船を制御しようと試みるポーでしたが、またしても独断専行していたポーを止めたのは昏睡状態から回復したレイアでした。旧反乱軍の放棄された基地がある石の惑星クレイトへと移動するレジスタンスでしたが、情報が露呈していたため、ファースト・オーダーの攻撃で全滅の危機となります。
輸送船に乗っていたレイアやポーの窮地を救うため、ひとり母艦ラダスに残っていたホルド提督はラダスの先頭をメガ・スター・デストロイヤーに向けるとワープによる突撃を敢行してファースト・オーダーに大打撃を与えました。その行動は絶対絶命のピンチとなっていたフィンとローズにも九死に一生のチャンスを与えます。
炎に包まれたスター・デストロイヤーの中で、フィンはキャプテン・ファズマと戦います。ローズとBB-8の援護を受けたフィンはストームトルーパー時代の上官であるファズマを倒しました。シャトルを奪った一行は崩壊するデストロイヤーを脱出します。
結末へと至る戦いの舞台は石の惑星クレイト
一方、レイに拒まれたカイロ・レンはスノークの亡骸を見たハックスから詰問されます。しかし、フォースでハックスの首を締めたレンは自らが最高指導者であることを認めさせます。そして、レジスタンス最後の砦である石の惑星クレイトへと進軍命令を出します。
クレイトへと降り立ったレジスタンスに、フィンたちも合流します。被害を受けて大きく人数を減らしていたレジスタンスの姿にローズは愕然とします。ボロボロの船や武装しかないレジスタンスは外縁の援軍に僅かな希望を残しつつ、結末へと至る最後の戦いに身を投じるのでした。
スターウォーズ・最後のジェダイの結末をネタバレ!
石の惑星クレイトを舞台に、満身創痍のレジスタンスとカイロ・レンが最高指導者となったファースト・オーダーが激突します。スターウォーズ・最後のジェダイのクライマックスは、ルーク・スカイウォーカーの物語の結末でもあります。伝説のジェダイマスターの最期です。スターウォーズ・最後のジェダイの結末までのあらすじをネタバレします。
レジスタンスの最後の抵抗の結末のネタバレ
ロクな装備もないレジスタンスは援軍を要請しますが、返答は得られませんでした。無慈悲にクレイトへ降り立ったファースト・オーダーは、デス・スターの小型版ともいえるレーザー砲でレジスタンスの基地を破壊しようとします。ポーやフィンはボロボロになって放置されていたマシンに乗り込み、なんとかレーザー砲の発射を阻止しようと出撃します。
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しかし、性能も数も圧倒的な戦力差のあるファースト・オーダーの攻撃にレジスタンスは次々とやられていきます。絶体絶命のピンチに現れたのミレニアム・ファルコン号でした。カイロ・レンの元から脱出してきたレイとチューバッカによってファースト・オーダーの攻撃部隊が撃墜されていきます。
しかし、発射の迫るレーザーを止めるため、フィンは特攻を仕掛けます。朽ちていくマシンごとレーザーに突っ込むフィンを救ったのはローズでした。結果的にレーザーは発射されてしまいますが、フィンの命を救ったローズは彼にキスをすると気を失いました。
ルーク・スカイウォーカーとカイロ・レンの結末のネタバレ
レイアの元にはルーク・スカイウォーカーが現れました。久しぶりに再会する兄妹は僅かな会話の中で気持ちを通わせます。そして、たったひとりでファースト・オーダーの前にルークは立ちはだかりました。ファースト・オーダーの猛攻撃を受けますが、ルークは傷ひとつ受けません。そして、カイロ・レンは直接ルークの前に出向きました。
カイロ・レンはルークに攻撃をしかけますが、ルークはライトセーバーを交えようとしません。苛立つレンにルークは、自分もまたハン・ソロ同様、カイロ・レンから離れることはないと告げます。そして、「最後のジェダイ」は自分ではないとも告げます。憤ったカイロ・レンのライトセーバーがルークの身体を貫きますが、実体ではないルークの身体は消えてしまうのでした。
脱出するレジスタンスの結末のネタバレ
ファースト・オーダーの部隊と交戦しながらも、レイはレイアに持たされたビーコンを頼りにレジスタンスの救出を急いでいました。ルークが時間を稼いでいる間に、ポーやレイアたち生き残りは脱出口を探して坑道の奥へと進みました。しかし、彼らが辿り着いた先には小さな動物しか通れないような隙間しかありません。
絶望するレジスタンスでしたが、彼らの居場所を察知していたレイは自身のフォースを解放して岩を浮かします。その力に驚くレジスタンスのメンバーでしたが、レイの活躍で無事に脱出を成功させました。
カイロ・レンとレイの結末のネタバレ
レジスタンスの基地内に侵入したカイロ・レンはそこで、黄金のダイスを見つけます。それは実の父であるハン・ソロに由来するものでした。しばらくそれを見ていたレンですが、ダイスはルークの身体と同じように消えてしまいます。
顔を上げたレンは、再びレイと交信していました。レンはただレイを見上げ、レイはミレニアムファルコンにレジスタンスのメンバーを乗せていました。互いに言葉を発することなく、ミレニアムファルコンの扉が閉じられると、ふたりの交信も途絶えました。
ルーク・スカイウォーカーの結末のネタバレ
ルーク・スカイウォーカーの実体はレイと共に修業していた島にいました。カイロ・レンとの最後の会話のためにフォースを使ったルークの身体はヨーダのようにフォースと一体化しました。体の消え去ったあと、ルークの着ていたローブだけが宙を舞います。ルークの最期はフォースによってレイアとレイにもすぐに伝わりました。
スターウォーズ・最後のジェダイの結末のネタバレ
ミレニアムファルコン号の中では、フィンがローズを心配げに見つめていました。その様子を少し離れていたところから見つめるレイ。そこへ、ポーが訪れて挨拶をします。ふたりは初対面でした。
場面が切り替わり、惑星カントニカの少年たちはルークの伝説を話しています。仕事を急かされると少年は、外に出てフォースによってほうきを引き寄せました。そして、ミレニアムファルコンが飛び去る夜空を見上げます。少年の指にはレジスタンスの印の指輪が着けられていました。
スターウォーズ・最後のジェダイの疑問点をネタバレ解説!
スターウォーズ・最後のジェダイはファンからの注目を集める疑問点がいくつかあります。フォースの覚醒から謎となっていたレイの出生の秘密や、ジェダイの最期の結末に出てくる少年など、気になる疑問点をネタバレ解説していきます。
スターウォーズのレイは誰の娘?
結論から言うと、レイの両親は名もなき人たちです。要はルークやハン・ソロといった歴史の英雄たちではなく、普通の人々です。レイの両親は金欲しさにレイを砂漠の惑星に売り飛ばした人間でした。
レイの両親の正体は前作『フォースの覚醒』においても様々な議論がされていました。強いフォースを持ち、初めてのライトセーバーでカイロ・レンを倒したレイは、特別な血筋の人間だと思われたからです。代表的なものではルーク・スカイウォーカーの子供や、ダース・シディアスの子供という説がありました。
自分の両親が特別な人であればいいのに、という願望をレイが持っていることは『最後のジェダイ』においても描写されています。しかし、実際にはレイやファンの願望とは裏腹に、特別な親を持つキャラクターではありませんでした。この点はファンに大きな衝撃を与え、スターウォーズシリーズにおける最後のジェダイの評価にも影響する重要な設定となりました。
スノークの正体は誰?
スノークの正体は不明です。レイの両親同様、スノークの正体も前作からさまざまに議論されてきました。代表的なものがダース・プレイガス説です。ダース・プレイガスはダース・シディアスの師にあたる人物で、暗黒面の大物です。
しかし、スターウォーズ・最後のジェダイの中でスノークは呆気なく死んでしまいました。ファンの中にはスノークの正体が明かされることが予想されていただけに、謎が残る退場となりました。ただし、エピソード9でスノークの正体が明かされたり、復活することも予想されているため、この謎が解けるかどうかは次回作にお預けとなります。
最後の少年は誰?
少年の名前はテミリ・ブラッグといいます。カジノで捕らえられたフィンとローズを助けた奴隷の少年です。レジスタンスの指輪はローズが渡したと考えられています。最後のジェダイの結末では、彼がフォースを使ってほうきを取り寄せていることから、「ジェダイになるのでは?」という予想もあがっています。
ファンによる解釈は「レイのように普通の人から生まれてもフォースを宿す」可能性の象徴という意見もあれば、「エピソード9で重要な役割を成す」と予想している人もいます。明確な答えはまだわかりませんが、名前が設定されていることからも、次回作に登場する可能性が高いと言われています。
スターウォーズ・最後のジェダイを見た人の感想は賛否両論!
出典: https://ciatr.jp
スターウォーズ・最後のジェダイを見た人の感想は大きく割れています。生みの親であるジョージ・ルーカスが褒めたかと思えば、評論家から酷評されたり、ファンと監督がツイッターでケンカしたり、出演者への誹謗中傷が起こったり、さまざまな物議を醸し出しています。そこで、賛否両論の感想をまとめました。
新しいスターウォーズとして楽しめる
今までのスターウォーズとは違う新しいスターウォーズだという意見があります。スターウォーズ・最後のジェダイを肯定的に見る人は、前作『フォースの覚醒』をよく引き合いに出します。というのも、フォースの覚醒はスターウォーズシリーズのオマージュが多い作品だったからです。あらすじや場面の特徴は懐古主義とも言われたほどです。
しかし、最後のジェダイでは、それまでのスターウォーズのセオリーが覆されている部分があります。代表的なのが、レイの出自です。長らく暗黒面とスカイウォーカー家を軸に置いていたスターウォーズですが、主人公のレイはその枠組みから外れた存在です。そして、対立しているカイロ・レンはスターウォーズの象徴のような出自のキャラクターです。
この対比を新しいスターウォーズとして肯定的に捉えるファンがいます。劇中でレイとレンが共闘するシーンなどはこれまでのスターウォーズでは有り得ない展開なので、こういった見せ場も用意されているところが好評のようです。
これはスターウォーズではない
熱心なファンの多い作品なので、多くの批判も寄せられています。例えば、キャラクターの扱いです。ルーク・スカイウォーカーなどは演じたマーク・ハミル本人が、「僕が演じてきたルークとは違う」と苦言を呈しているほどです。ルークだけでなく、新キャラであるローズ・ティコにも批判が集まりました。スターウォーズに相応しくないと、人種差別的な感想も多く挙げられてしまいます。
キャラクターの設定やあらすじだけでなく、演出方法も「これはスターウォーズではない」と言われる部分があります。まず、レイアが宇宙に投げ出されるシーンです。フォースの力によって宇宙空間から戻ってくるという場面ですが、独特な映像から映画館で笑ってしまったという人もいるほどです。
また、ルークとカイロ・レンの戦いも注目されます。ふたりの結末となる場面ですが、実体を伴わないルークはライトセーバーを交えません。よって、カイロ・レンの攻撃をかわすことになるのですが、これがマトリックスのようなスロー映像を使う演出となっているので、スターウォーズらしくないと言われる要因となりました。
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「スターウォーズ・最後のジェダイをリメイクしよう」という声がファンから上がるほど、スターウォーズ・最後のジェダイを非常に低く評価する人も多くいます。一般のファンだけでなく、制作スタッフや出演者からも否定的な意見が珍しくないのが特徴です。
スターウォーズ・最後のジェダイのネタバレまとめ
以上、スターウォーズ・最後のジェダイの結末までネタバレをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?前作と比べると、演出やあらすじがスターウォーズらしくないとも言われる本作ですが、新しいスターウォーズだと受け入れられているのも事実です。
エピソード9では監督もエピソード7の監督に戻ります。エピソード7のようにスターウォーズらしいあらすじで物語が進むのか、エピソード8で新しい面を見せた部分がクローズアップされるのか、大変注目を集めています。スターウォーズシリーズがどのように完結するのか楽しみに待ちましょう!