スターウォーズエピソード6・ジェダイの帰還のあらすじ！感想や登場人物も紹介

スターウォーズ・エピソード6ジェダイの帰還のあらすじを冒頭から結末まで紹介しています。旧三部作の結末が描かれた作品であり、そのあらすじはエピソード7以降を理解する上でも重要です。この記事ではスターウォーズ・エピソード6ジェダイの帰還のあらすじをネタバレ紹介すると同時に、作品の感想や登場人物一覧をまとめて紹介しています。

スターウォーズは壮大なスペースオペラとして知られる人気SF作品です。ジョージ・ルーカスによって生み出されたスターウォーズシリーズは熱狂的なファンを獲得し、多くの映画作品、アニメシリーズ、小説などでその世界を展開しています。

エピソード6となるジェダイの帰還は、エピソード5からの直接の続編となるあらすじが展開されます。一般的にはスターウォーズは最初に公開されたエピソード4、もしくは時系列順にエピソード1から観ると良いとされています。そのため、エピソード6を観るまえに前作のあらすじを知っておいたほうがわかりやすいでしょう。

帝国と戦う反乱軍に身を置いたルーク・スカイウォーカーは、ジェダイの騎士となるためにヨーダの元で修業していました。しかし、仲間の窮地を察知したルークは修業を途中で切り上げます。仲間のために戦うルークでしたが、帝国のダース・ベイダーには歯が立ちませんでした。そこでルークはダース・ベイダーこそが実の父であることを知ります。暗黒面へと誘うダース・ベイダーでしたが、ルークは断り仲間の元へ帰りました。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）のあらすじはエピソード5から1年後に始まります。物語の最初の舞台は仲間のハン・ソロが捕らわれているジャバ・ザ・ハットの宮殿です。ここからはスターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の冒頭から結末まであらすじを紹介していきます。

クラウドシティでのダース・ベイダーとの戦いから1年、ルーク・スカイウォーカーは失ったライトセーバーの代わりとなる新しいライトセーバーを自作していました。カーボン凍結されたままジャバ・ザ・ハットに捕らわれているハン・ソロを救うため、レイアやランド・カルリジアンの協力を得てジャバの宮殿に向かいます。

一方、帝国はスターウォーズ・エピソード4（新たなる希望）で反乱軍に破壊されたデス・スターを秘密裏に再建していました。建設を急がせるダース・ベイダーは暗黒面を拒絶したルークのことをまだあきらめていません。そのデス・スターの視察に銀河皇帝ダース・シディアスが訪れれます。

C-3POとR2-D2はジャバの宮殿を訪ねていました。ジャバに面会したふたりはルークからの取引を提案するホログラムを見せます。しかし、ジャバはその申し出を断り、ふたりのアンドロイドを自分のものとしてしまいます。

そこへチューバッカを捕えた賞金稼ぎがやってきます。その賞金稼ぎの正体はレイア姫でした。レイアは密かに凍結されたハン・ソロに近寄り、ソロをカーボン凍結から解放します。再会を喜びキスをするふたりでしたが、ジャバに見つかり、捕えられてしまいます。

ハン・ソロやチューバッカは牢に入れられ、レイアはジャバの近くで鎖に繋がれ奴隷扱いされてしまいます。そこへ黒衣をまとったルークがやってきました。ルークはジャバと話しますが、落とし穴の罠でクリーチャーと戦わされた上、捕まってしまいます。

ルークとソロは砂漠のクリーチャーに食わせるという処刑方法が取られることになります。ふたりは処刑場に連れていかれました。しかし、ルークはなおも強気にジャバに交渉を持ち掛けます。ジャバが応じる気配を示さないため、ついにルークは武力行使に出ました。R2-D2の中隠されていたルークの新たなライトセーバーが飛び出し、ルークの手に渡ります。

クラウドシティでのダース・ベイダーとの戦いでライトセーバーを失ったルークは、この一年の内に自分でライトセーバーを作っていました。新しいライトセーバーは以前の青とは違い緑に光り、周囲のジャバの手下たちを斬り伏せます。ジャバの配下に変装していたランド・カルリジアンも正体を現してルークに加勢しました。

賞金稼ぎのボバ・フェットが応戦しますが、強くなったルークの敵ではありません。ジャバの船内では捕まっていたレイアが暴れてジャバの息の根を止めます。R2-D2とルークによって鎖から脱したレイアも乗せて、一行は惑星タトゥイーンを脱出しました。反乱軍に合流するレイアたちとは別れ、ルークは惑星ダコバを目指します。ヨーダとの約束を果たすため、ジェダイとしての修業を完成させるためです。

ルークたちがハン・ソロの救出に成功した頃、ダース・ベイダーの元に皇帝ダース・シディアスが到着しました。皇帝はルークのフォースを警戒し、ダース・ベイダーとふたりで力を合わせないといけないと、ルークを暗黒面に引き込むための意思確認をします。

ヨーダの元へ訪れ修行の完成を求めるルークでしたが、ヨーダは死の淵にありました。すでに修業の必要はないと言うヨーダに、ルークはジェダイの騎士になったのですかと尋ねます。しかしヨーダはダース・ベイダーとの戦いが必要だと告げます。そして、暗黒面に引き込まれるなとルークに注意をしました。また、ルークは自身と同じ血が流れる存在を聞かされます。ヨーダは最期にフォースと一体となって消えました。

ヨーダの家を出たルークはオビ＝ワンの霊体と出会います。父親の真実を黙っていたことを責めるルークでしたが、オビ＝ワンは捉え方の違いだと言います。そして、かつての弟子であったアナキンのことを話し、スカイウォーカーの血を引く存在を語ります。ルークはすぐにレイアが双子の妹であることに気付きました。

反乱軍の戦艦では大規模な作戦が説明されていました。今や将軍となったランド・カルリジアンを筆頭に攻撃部隊が組織されます。惑星エンドアの帝国の施設を破壊することで、デス・スター攻略が可能となる計画です。潜入部隊にはハン・ソロが指名されチューバッカたちいつもの仲間が参加します。そこへ惑星ダコバから帰ってきたルークも加わりました。

帝国の目を掻い潜るために、帝国製の宇宙船に乗ることになった一行。ハン・ソロは名残惜しみながらもミレニアムファルコン号をランド・カルリジアンに託しました。出発したハン・ソロたちは帝国の検問に引っかかりますが、ルークのフォースを感じとったダース・ベイダーは敢えて通行を許可します。

エンドアに降り立った一行は早速帝国兵に見つかり交戦になります。帝国のマシンを奪って激しいカーチェイスを繰り広げますが、その途中でレイアははぐれてしまいます。ひとりになったレイアは現地種族のイウォーク族と知り合います。ルークたちも合流しますが、イウォークとの意思疎通がうまくいきません。しかし、600万語を通訳できるC-3POを介してイウォークからの信頼を得ます。

その夜、ルークはレイアに本当の母親のことを尋ねます。そして、自分たちが兄妹であることを告げました。レイアはなんとなくそのことを気付いていましたが、ショックを受けて動揺します。ふたりの様子がおかしいことに嫉妬するハン・ソロでしたが、すぐに気を取り直して不安げなレイアを支えました。

近くに父親がいることを感じ取ったルークは自ら帝国に投降します。ダース・ベイダーと直接会ったルークは父を説得しました。ダース・ベイダーはルークが自作したライトセーバーを褒めます。しかし、皇帝には逆らえないとルークの誘いをダース・ベイダーは拒絶しました。そして、ダース・ベイダーは皇帝の元へルークを連れて行きます。

ルークが皇帝と会っている頃、反乱軍はデス・スター攻略のために出撃していました。ランド・カルリジアンらはミレニアムファルコン号に乗ります。しかし、反乱軍の作戦は皇帝にバレいました。シールドの解除が間に合わず、攻撃ができません。それでも、ランド・カルリジアンは惑星エンドアで活動するハン・ソロを信じるのでした。

惑星エンドアでは、ハン・ソロ一行が帝国軍基地へと潜入します。イウォーク族の活躍によって帝国軍は大打撃を受けました。チューバッカやR2-D2など、各々が力を発揮してハン・ソロにシールド解除を成功させます。ミレニアムファルコン号はデス・スターの心臓部にたどり着くことに成功しました。

ルークを暗黒面へと誘う皇帝でしたが、ルークはライトセーバーで斬りつけます。それを止めたダース・ベイダーとの戦いが始まりました。親子の真剣勝負を見て笑う皇帝は、憎しみと怒りの感情を解き放つようにルークに誘います。ルークは死闘の末にダース・ベイダーの右腕を斬り、勝敗は決します。

ダース・ベイダーに代わる新しい弟子としてルークを招く皇帝でしたが、ルークは力強く拒絶しました。ルークが暗黒面に落ちることはないと悟った皇帝は、指先からフォースの電撃を放ち、ルークを攻撃します。苦しむルークは父親に助けを求めました。息子の苦しむ姿を見たダース・ベイダーは、ついに皇帝に反旗を翻しました。電撃を浴びながらも皇帝の身体を奈落の底へと落とします。銀河皇帝の最期は呆気ないものでした。

皇帝に引導を渡したダース・ベイダーでしたが、自身もただでは済みませんでした。傷ついた父を引きずり脱出を試みるルークでしたが、ベイダーは死期を悟ります。最後に直接息子の顔を見たいと言ったベイダーのマスクをルークは外しました。アナキン・スカイウォーカーとルーク・スカイウォーカー。親子の素顔の対面が果たされると、アナキンは息を引き取りました。

ミレニアムファルコン号によってデス・スターが破壊されると、ついに反乱軍は帝国軍に勝ちました。勝利の祝いの席で皆が抱き合って喜びます。そこへ合流したルークは、ジェダイの騎士たちのフォースを感じ取りました。そこには霊体となった、オビ＝ワン、ヨーダ、そして若き日のアナキン・スカイウォーカーの姿がありました。こうしてアナキンとルークの2代に渡る物語が幕を閉じます。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物・主人公であるルーク・スカイウォーカーはシリーズの主役として徐々に成長してきました。スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）ではダース・ベイダーとの戦いや出生の秘密を知ったことで逞しい青年となりました。

演じたのはマーク・ハミルです。マーク・ハミルはルーク役で名を知られるようになった俳優です。エピソード7やエピソード8といった新作でもルークを演じてファンを喜ばせました。日本語吹き替えを担当したのは『ちびまる子ちゃん』の3代目さくら友蔵役などで知られる島田敏です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるハン・ソロは、前作のラストでカーボン凍結されてしまいましたが、スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の冒頭で救われます。エピソード4では自分勝手なキャラクターでしたが、ルークやレイアとの長年の付き合いで信頼のおける仲間となりました。

演じたのはハリソン・フォードです。ハリウッドスターとして有名なハリソン・フォードですが、ハン・ソロが死亡する展開を希望していたと言われています。エピソード7でも登場しました。日本語吹き替えを担当したのはメル・ギブソンやジョージ・クルーニーなどの吹き替えも担当する磯部勉です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるレイア・オーガナはルークと双子であることが明かされました。戦いの後、ハン・ソロとの間に子を作り、エピソード7以降の重要人物となります。

演じたのはキャリー・フィッシャーです。両親ともに芸能活動をしていた家庭に生まれました。2016年12月27日に亡くなったため、スターウォーズ・エピソード8（最後のジェダイ）が遺作となりました。日本語吹き替えを担当したのは、数多くの洋画吹き替えで活躍する高島雅羅です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるダース・ベイダーは最期には親としての素顔を明かしました。スターウォーズの代名詞的なキャラクターなので、ゲームやスピンオフ作品に出演するとファンに喜ばれます。特にスピンオフ映画『ローグワン』でのダース・ベイダーの活躍シーンは非常に好評でした。

ダース・ベイダーには複数の役者が関わっています。スーツアクターとしてデヴィッド・プラウズ、ライトセーバーでの殺陣を担当したボブ・アンダーソン、声優としての参加となるジェームズ・アール・ジョーンズです。さらにアナキンとしての素顔はヘイデン・クリステンセンです（DVD版から）。日本語吹き替えを担当したのは大平透です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるオビ＝ワン・ケノービは身体を失って霊体となった後も、ルークに数々の助言を与えました。そんなオビ＝ワンは弟子であるアナキンとの関係を最後まで気にかけていました。

演じたのはアレックス・ギネスです。『戦場にかける橋』で多くの映画賞を受賞したイギリス出身の名俳優です。日本語吹き替えを担当したのは『ルパン3世シリーズ』の銭形警部で知られる納谷悟朗です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるヨーダはオビ＝ワンのように霊体となりました。ジェダイマスターとしての活躍はエピソード2などで見ることができます。また、エピソード8にも登場し、ファンを喜ばせました。

演じたのはフランク・オズです。といっても、ヨーダは小さなクリーチャーなのでフランク・オズはヨーダのパペット操作と声優を担当していました。映像技術が発展した新作においてもフランク・オズはヨーダの声優を務めています。日本語吹き替えを担当したのは辻村真人です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるC3-POは600万語を通訳できるという高性能なドロイドです。ジャバ・ザ・ハットの通訳やイウォーク族との会話で大活躍しました。

演じたのはアンソニー・ダニエルズです。スピンオフ映画である『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』などの新作でもC-3PO役で出演しています。日本語吹き替えを担当したのはアニメ『コブラ』やブルース・ウィリスの吹き替えで知られた野沢那智です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるR2-D2はルークやレイアたちに忠実に従う、優秀なドロイドです。ライトセーバーをルークに渡したり、レイアの鎖を焼き切るなど、多彩な活躍を見せました。

演じたのはケニー・ベイカーです。といっても、エピソード6の頃にはケニー・ベイカーはほとんどR2-D2を演じていません。遠隔操作が可能になったため、小人症であるケニー・ベイカーが実際に中に入る必要がなくなったからです。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であランド・カルリジアンを演じたのはビリー・ディー・ウィリアムズです。エピソード5では微妙な立場であったランド・カルリジアンですが、スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）では反乱軍の将軍になりました。日本語吹き替えを担当したのは『嵐にしやがれ』のナレーションや『サザエさん』のアナゴ君役で知られる若本規夫です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるチューバッカを演じたのはピーター・メイヒューです。スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）ではイウォーク族と協力して帝国軍と戦いました。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物である皇帝ことダース・シディアスはスカイウォーカー一族にとっての本当の敵と言えます。最終的にはアナキンとルーク親子の協力によって倒されました。

演じたのはイアン・マクダーミドです。スターウォーズシリーズの黒幕であるパルパティーン議長（若い頃の皇帝）をエピソード1などでも演じました。映像作品よりも舞台役者としてのキャリアが耳目を集めます。日本語吹き替えを担当したのは千葉耕市です。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）の登場人物であるボバ・フェットを演じたのはジェレミー・ブロックです。エピソード5ではダース・ベイダーとの会話シーンなどがありましたが、エピソード6ではセリフがなくあっさりとルークに倒されました。実は生きており、スピンオフコミック『ダーク・エンパイア』に登場します。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）を見た人の感想は賛否両論あります。というのも、エピソード6は劇場公開の頃と比べてかなり手が加えられているからです。特徴的なのは、最後に若い日のアナキン・スカイウォーカーが登場する場面です。これはエピソード2からアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンの映像を合成しています。これに違和感があると言う人が多くいます。

スターウォーズの4から6が好きという人でも、1から3は好きではないという人もいます。そのため、4から6で完結していたストーリーに、後から作られた1以降のキャストや演出が入ってくるのが嫌だという声が聞かれます。反対にヘイデン・クリステンセンが出ることによって、エピソード1からの物語が本当の決着を迎えると叩く評価する人もいます。他のシリーズ作品に比べると好みがわかれる傾向があるようです。

スターウォーズ・エピソード6（ジェダイの帰還）のあらすじや登場人物をまとめました。いかがでしたでしょうか？エピソード6はエピソード1から続くアナキンの物語と、エピソード4から始まったルークの冒険の結末となる物語です。また、エピソード7以降はハン・ソロとレイアの子供世代のあらすじが展開されます。

スターウォーズシリーズのターニングポイントとも言える作品です。ジョージ・ルーカスによって生み出されたスターウォーズの古くからのファンと、新しい世代のファン、どちらにとっても重要なエピソードです。是非、映画でスターウォーズの壮大な世界を楽しんでください。