2019年06月12日公開
2019年06月12日更新
ゲゲゲの鬼太郎の実写版ドラマ・映画まとめ!ウエンツ版のあらすじやキャストも紹介
ゲゲゲの鬼太郎の実写版には、どのような作品があるのでしょうか?今回は「ゲゲゲの鬼太郎」の実写版ドラマ・映画についてまとめていきます。さらに、ウエンツ瑛士さん主演の実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」のあらすじやキャストなどを紹介し、ウエンツ版実写映画の作品情報をみていきます。また、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で第1作から長年、目玉おやじ役を演じてきた声優の田の中勇さんについても紹介していきます。
目次
ゲゲゲの鬼太郎とは
ゲゲゲの鬼太郎の作品情報
今回は「ゲゲゲの鬼太郎」の実写版ドラマや映画について紹介し、特にウエンツ瑛士さん主演で2007年と2008年に公開された映画のあらすじやキャストなどをみていきます。
ゲゲゲの鬼太郎の概要
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の始まりは、1954年「墓場の鬼太郎」というタイトルの紙芝居でした。その後、時代を経て1965年に漫画化され、「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー」など様々な雑誌で連載されました。
ゲゲゲの鬼太郎のあらすじ
「幽霊族」の妖怪・鬼太郎はゲゲゲの森で、父親の目玉おやじ、猫娘や子泣き爺、ぬりかべ、砂かけ婆など様々な妖怪仲間と暮らしています。また、鬼太郎は人間との平和な共存を目指しており、悪の妖怪に脅かされる人間たちから依頼を受け、仲間と協力して悪に立ち向かいます。
アニメはシリーズ化されている
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」が初めてテレビアニメ化されたのは、1968年でした。フジテレビ系列で第1期が1968年から1969年まで放送され、その後、第2期が1970年代、第3期が1980年代、第4期が1990年代、第5期が2000年代に放送されました。そして第6期が2018年の4月から始まり、2019年6月現在も放送中です。
ゲゲゲの鬼太郎の実写版ドラマ
1985年にスペシャルドラマ化
「ゲゲゲの鬼太郎」は1985年にスペシャルドラマ化されています。このスペシャルドラマ版で、ラスボス格として現れるのは「ぬらりひょん」という、つるつる頭の老人という風貌の妖怪でした。ただ、このスペシャルドラマ版では、ぬらりひょんが人間の女性に変身できるという、特殊な設定であったため、ぬらりひょん役は若き日の夏樹陽子さんが務めました。
スペシャルドラマのキャスト
スペシャルドラマ版「ゲゲゲの鬼太郎」のぬらりひょん役以外の他のキャストをみきます。鬼太郎役を演じたのは「太陽にほえろ!」や「西部警察PARTⅢ」「北の国から'84夏」などに出演した子役出身の元俳優・六浦誠さん、ねずみ男は俳優の竹中直人さんが演じました。竹中直人さんはウエンツ瑛士さん主演実写版「ゲゲゲの鬼太郎」にも出演し、ウエンツ版ではそば屋店主役を演じました。
連続ドラマにはならなかった
1985年に放送されたスペシャルドラマ版「ゲゲゲの鬼太郎」は、当初連続ドラマ化する予定で制作されたそうです。しかし、いろいろな大人の事情により、連続ドラマ化は実現せず、1回きりのスペシャルドラマとして放送されたそうです。この1985年に放送されたスペシャルドラマ版の「ゲゲゲの鬼太郎」は、DVD化され、Amazonなどで販売されているので興味のある方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ゲゲゲの鬼太郎の実写版映画
ウエンツ版以外にも実写版はある
ウエンツ瑛士さん主演で実写映画化された「ゲゲゲの鬼太郎」ですが、実はウエンツ瑛士さんバージョン以外にも実写映画が制作されているそうです。タイトルは「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝 魔笛エロイムエッサム」で、1987年にビデオ映画として発表されました。
ビデオ映画になった理由
この作品がなぜ「ビデオ映画」になったのか?について、それは、実写テレビシリーズ化することを前提に製作していた製作元の東映側と、アニメ版を放送したがっていた放送元のフジテレビとの間に意見の行き違いがあったためだと言われています。最終的には、東映側が譲歩する形となり、この作品がビデオ映画という特殊な形で世に出ることとなったのだそうです。
悪魔くんも出演している作品
ビデオ映画という特殊な形で提供された「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝 魔笛エロイムエッサム」ですが、あるキャラが特別出演していることで話題になりました。そのキャラとは「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる先生の代表作の一つ、人気キャラの「悪魔くん」でした。
ゲゲゲの鬼太郎のウエンツ版のあらすじ
ここまで、ゲゲゲの鬼太郎の原作情報やあらすじ、ウエンツ版以外のゲゲゲの鬼太郎の実写作品についてみてきました。ここでは、2007年に公開されたウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」のあらすじ・原作情報などや、2008年に公開されたウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」のあらすじ・原作の有無などについてみていきます。
ゲゲゲの鬼太郎(2007年)
2007年のウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」のあらすじや原作を紹介し、ウエンツ瑛士さんの鬼太郎が両目を見せた謎について迫っていきます。
あらすじ
あらすじについてみていくと、鬼太郎たち妖怪が暮らすゲゲゲの森の近所の団地では、茶谷建設によるレジャー施設の建設計画が進められています。立ち退きを拒む住民たちは、茶谷建設に雇われた妖怪に脅かされています。団地の住民である三浦健太は、そんな状況を手紙に書き、鬼太郎に救いを求めました。実は妖怪たちを仕込んだのはねずみ男で、そのことを鬼太郎に知られ、ねずみ男は手を引くことにしました。
ねずみ男はその帰り道、今は廃れている神社で宝石を発見し、質屋に売ります。実はそれは「妖怪石」という宝石で、妖怪や人間の憎悪が込められていました。「妖怪石」は妖狐一族の管理下にあり、一族の長・空狐は妖怪石を取り戻そうとは手下を連れて人間界にやって来ます。さらに、空狐はこの機会に人間界を手中に収めようとします。そして、鬼太郎とその仲間たちと妖狐一族との戦いへと発展していくのでした。
原作をベースに作られた
ウエンツ版「ゲゲゲの鬼太郎」は、原作にある3つのストーリーがベースになっています。その3つとは「天狐」「妖怪大裁判」「妖怪列車」です。ウエンツ版では、この3つのストーリーをベースにしており、ウエンツ瑛士さん演じる鬼太郎が人間の女の子に恋をする、というエピソードを加えたオリジナルのストーリーとなっています。
両目を見せた理由
実写版1作目で、鬼太郎の両目が見えるシーンがありますが、その理由は、片目が無いと不気味だからだそうです。実写版2作目公開記念のイベントで本木克英監督が自ら語っています。
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌(2008年)
2008年のウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」のあらすじや、原作の有無を紹介し、鬼太郎の片目の謎について迫っていきます。
あらすじ
あらすじについてみていくと、比良本楓という少女は、その歌を聴いたものは死んでしまうと言われる「かごめ歌」を聴いてしまい、妖怪・濡れ女から呪いをかけられてしまいます。48時間以内に儀式「護人囃子の儀」を行い、呪いを解かなければ楓は死んでしまいます。儀式に必要な楽器を揃えるため奮闘する鬼太郎たちは、そんな中で千年前に起きた「濡れ女の悲劇」を知ります。
その悲劇とは、濡れ女が海人(人間)と恋に落ちて結婚しますが、村人たちに妖怪と知られ、濡れ女は「鬼道衆」となった村人たちによって封じ込められてしまいました。楓はこの鬼道衆の子孫らしく、鬼道衆を怨む濡れ女に襲われたのでした。こうして、鬼太郎は濡れ女の恨みを癒そうと説得を試みる楓に協力し、悪の妖怪との戦いに身を投じていくのでした。
完全オリジナルストーリー
出典: https://eiga.com
ウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」の1作目は、原作のストーリーをベースにしていましたが、2作目は完全にオリジナルのストーリーとなっています。
片目の謎が判明
1作目で、鬼太郎が両目に見えるシーンがあり、片目は不気味だからと言われていましたが、2作目でその謎が判明しました。鬼太郎の目は義眼であったという設定となっています。これは出演者である佐野史郎さんのアイデアで、映画の中で鬼太郎が、義眼を外すシーンや、義眼のコレクションをしているシーンが描かれています。
ガシャドクロが女性の理由
ガシャドクロは、多数の死者の魂を集め、骸骨として蘇らせた妖怪です。今作のガシャドクロが女性だった理由は、鬼道衆が女性の魂を集めて作ったからです。
ゲゲゲの鬼太郎のウエンツ版のキャスト
ここまで、ウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」2作品について、あらすじや原作情報、作品中で判明した謎について紹介してきました。次にここでは、ウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」のキャストを一挙紹介していきます。
キャスト①ウエンツ瑛士
- 実写映画版の役柄:鬼太郎
- 愛称:えいちゃん
- 生年月日:1985年10月8日
- 出身地:東京都武蔵野市
- 職業:俳優・タレント・声優・シンガーソングライター・ミュージシャンなど
- 所属事務所:バーニングプロダクション
- 活動期間:1989年〜
ウエンツ瑛士さんは4歳の時、モデルとして芸能界デビューし、9歳のとき、劇団四季のミュージカルに出演し、子役として役者デビューを果たします。翌年からは「天てれ」こと人気子ども番組「天才てれびくん」にレギュラーとして5年間出演し、知名度を挙げました。
その後、ウエンツ瑛士さんは2002年からは小池徹平さんとデュオ「WaT」で結成し、路上ライブを始めましす。また、路上ライブを始めた頃から、大河ドラマや民放のドラマに初出演を果たし、バラエティ番組でも活躍を始めました。
さらに、様々なドラマや映画、バラエティ番組に出演し、俳優・タレント・声優として活躍し、WaTとしてNHK紅白にも4年連続で出演するのでした。しかし、2016年に「WaT」の解散が発表。2018年にはウエンツ瑛士さんの1年半の国内活動休止と、ロンドンへの留学が発表されました。また、ウエンツ瑛士さんの主な出演作品は次の通りです。
- 2002年の大河ドラマ「利家とまつ」森蘭丸役(上の画像)
- 2003年ドラマ「フジ子・ヘミングの軌跡」大月ウルフ役
- 2005年映画「仮面ライダー THE FIRST」三田村晴彦/コブラ役
- 2005年ドラマ「正しい恋愛のススメ」竹田博明役(主演)
- 2007年映画「キャプテントキオ」フルタ役(主演)
- 2007年ドラマ「きらきら研修医」立岡ケン役
- 2010年ドラマ「エンゼルバンク〜転職代理人」田口僚太役
- 2013年映画「タイガーマスク」タイガーマスク/伊達直人役(主演)
- 2013年ドラマ「永沢君」花輪君役
キャスト②田中麗奈
- 実写映画版の役柄:猫娘
- 生年月日:1980年5月22日
- 出身地:福岡県久留米市
- 職業:女優
- 所属事務所:テンカラット
- 活動期間:1995年〜
- 主な出演作品:次の通り
- 1998年映画「がんばっていきまっしょい」篠村悦子(悦ネエ)役(主演)
- 2000年映画「はつ恋」会田聡夏役(主演)
- 2008年映画「犬と私の10の約束」斉藤あかり役(主演)
- 2008年ドラマ「猟奇的な彼女」天宮詩織役
- 2012年大河ドラマ「平清盛」由良御前役
- 2015年大河ドラマ「花燃ゆ」毛利安子役
- 2012年ドラマ「スナ−ク狩り」関沼慶子役
- 2015年ドラマ「美しき罠〜残花繚乱〜」西田りか役(主演)
- 2017年映画「幼な子われらに生まれ」田中奈苗役(主演)
- 2017年ドラマ「オトナの土ドラ 真昼の悪魔」大河内葉子役(主演)
キャスト③井上真央
- 実写映画版の役柄:人間のヒロイン・三浦実花
- 生年月日:1987年1月9日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 職業:女優
- 所属事務所:アン・ヌフ
- 活動期間:1992年〜
- 主な出演作品:次の通り
- 1999-2003年ドラマ「キッズウォー」シリーズの今井(中西)茜役
- 2005-2008年「花より男子」シリーズの牧野つくし役(主演)(上の画像)
- 2009年映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」種田繭役(主演)
- 2010年ドラマ「獣医ドリトル」多島あすか役
- 2011年朝ドラ「おひさま」須藤(丸山)陽子役(主演)
- 2011年映画「八日目の蝉」秋山恵理菜(主演)
- 2013年映画「永遠のゼロ」松乃役
- 2014年映画「白ゆき姫殺人事件」城野美姫 役(主演)
- 2015年大河ドラマ「花燃ゆ」杉文役(主演)
- 2017年ドラマ「明日の約束」藍沢日向役
キャスト④大泉洋
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- 実写映画版の役柄:ねずみ男
- 生年月日:1973年4月3日
- 出身地:北海道江別市
- 職業:俳優・声優・タレント
- 所属:「TEAM NACS」「劇団イナダ組」
- 所属事務所:CREATIVE OFFICE CUE
- 活動期間:1995年〜
- 2006年ドラマ「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトンi〜」中川雅也役(主演)
- 2009年ドラマ「赤鼻のセンセイ」石原参太朗役(主演)
- 2010年大河ドラマ「龍馬伝」 近藤長次郎役
- 2011-2017年映画「探偵はBARにいる」シリーズの探偵役(主演)(上の画像)
- 2013年映画「清洲会議」羽柴秀吉役
- 2014年映画「青天の霹靂」轟晴夫役(主演)
- 2015年映画「駆込み女と駆出し男」中村信次郎役(主演)
- 2016年大河ドラマ「真田丸」真田信之役
- 2018年映画「恋は雨上がりのように」近藤正己役(主演)
- 2018年映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」鹿野靖明役(主演)
キャスト⑤石原良純
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- 実写映画版の役柄:見上げ入道(声のみ)
- 生年月日:1962年1月15日
- 出身地:神奈川県逗子市
- 職業:気象予報士・俳優・タレント
- 所属事務所:湘南ブラザース
- 活動期間:1982年〜
- 主な出演作品(俳優):次の通り
- 1982年映画「凶弾」荒木英夫役(主演)
- 1983-1984年ドラマ「西部警察 PART-Ⅲ」五代純役
- 1984-1986年ドラマ「太陽にほえろ!」水木悠(マイコン)役
- 2000-2014年ドラマ・映画「ナースのお仕事」シリーズの浜野雄一役
- 2002年ドラマ「新・愛の嵐」
- 2007年ドラマ「どんど晴れ」秋山譲二役
- 2009年大河ドラマ「天地人」福島正則役
キャスト⑥柳沢慎吾
- 実写映画版の役柄:一反木綿(声のみ)
- 愛称:慎吾ちゃん
- 生年月日:1962年3月6日
- 出身地:神奈川県小田原市
- 俳優:コメディアン・タレント・俳優
- 所属事務所:ハーキュリーズ
- 活動期間:1979年〜
- 主な出演作品:次の通り
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- 1981年ドラマ「翔んだライバル」多聞順平役(主演)
- 1983-1997年ドラマ「ふぞろいの林檎たち」シリーズの西寺実役
- 1985年ドラマ「少女に何が起ったか」東信之役
- 1986年朝ドラ「はね駒」橘嘉助役
- 1991-1992年吹き替え「ウルトラマンG」チャールズ・モルガン隊員(ロイド・モーリス)役
- 1995-2013年ドラマ「味いちもんめ」山口忠役
- 2005-2012年吹き替え「マダガスカル」シリーズのマーティ(クリス・ロック)役
- 2015年吹き替え「ピクセル」サム・ブレナー(アダム・サンドラー)役(主演)
- 2017年吹き替え「猿の惑星: 聖戦記」バッド・エイプ(スティーヴ・ザーン)役
キャスト⑦伊集院光
- 実写映画版の役柄:ぬり壁(声のみ)
- 生年月日:1967年11月7日
- 出身地:東京都荒川区
- 職業:お笑いタレント・評論家・ラジオのパーソナリティ・俳優・元落語家
- 所属事務所:ホリプロ
- 活動期間:1984年〜
- 主な出演作品:次の通り
- 1995年 Vシネマ「ファットマンブラザーズ〜百貫探偵〜」(監督・主演・主題歌)
- 1997年映画「マルタイの女」トロ
- 1997年・2010年「踊る大捜査線」シリーズの野口達夫役(上の画像)
- 2002年ドラマ「刑事調査官 玉坂みやこ」シリーズの竹内健二役
- 2013年映画「かぐや姫物語」阿部右大臣役(声)
キャスト⑧竹中直人
- 実写映画版の役柄:そば屋店主
- 生年月日:1956年3月20日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 職業:俳優・声優・コメディアン・タレント・歌手・映画監督
- 所属:劇団青年座
- 所属事務所:レディバード
- 活動期間:1983年〜
- 主な出演作品:次の通り
- 1991年映画「無能の人」助川助三役(主演・監督)
- 1996年大河ドラマ「秀吉」豊臣秀吉役(主演)
- 1996年映画「Shall we ダンス?」青木富夫役
- 2000年映画「三文役者」(主演)
- 2001年映画「連弾」佐々木正太郎役(主演・監督)
- 2007年ドラマ「フリーター、家を買う。」武誠一役
- 2009-2011年大河ドラマ「坂の上の雲」小村寿太郎役
- 2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」豊臣秀吉役(上の画像)
- 2015年ドラマ「ようこそ、わが家へ」真瀬博樹役
- 2019年「あなたの番です」床島比呂志役
ゲゲゲの鬼太郎の目玉の親父の中の人
ここまで、ウエンツ版実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」のあらすじや原作情報、キャストを紹介し、ウエンツ版以外の実写ドラマ・実写映画情報についてもみてきました。次に、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじ役をアニメ第1作放送の1968年から2010年まで皆勤賞で務めた声優さんについて紹介していきます。
目玉の親父を演じた田の中勇
声優の田の中勇さんは「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじ役が当り役となり、「おい、鬼太郎!」という鬼太郎への掛け声が大変有名なものとなっています。今回は「ゲゲゲの鬼太郎」で目玉おやじ役を演じた声優の田の中勇さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。
田の中勇のプロフィール
- 愛称:タノさん
- 生年月日:1932年7月19日
- 出身地:東京都台東区
- 職業:声優・俳優・ナレーター
- 所属事務所:青二プロダクション
- 活動期間:1952年〜2010年
田の中勇の主な出演作
- 1971年アニメ「天才バカボン」本官さん役(上の画像)
- 1982年アニメ「魔法のプリンセス ミンキーモモ(第1作)」シンドブック役
- 1989-1990年アニメ「悪魔くん」ヨナルデパズトーリ役
- 1991年「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」ブラス役
- 1999-2002年吹き替え「スター・ウォーズ」シリーズのジャー・ジャー・ビンクス役
- 2003年アニメ「ONE PIECE」ショウジョウ役
- 2006-2009年ゲーム「ペルソナ3」イゴール役
- 2009年「マリー&ガール」ダ・ヴィンチ役
鬼太郎作品全ての目玉の親父役
声優の田の中勇さんは1968年の「ゲゲゲの鬼太郎」(第1作)放送当初から、2007年〜2009年に放送された第5作目まで、2010年に亡くなるまでずっと目玉おやじ役を演じてきました。ただ、第5作目では高齢を理由に目玉おやじ役を降板し、目玉おやじ役を後進に託そうと考えたそうですが、田の中勇さん以外に適役が見つからないとして、専用のマイクを収録スタジオに設置してもらい、目玉おやじ役を続けていたそうです。
さらに、2007年の実写映画版においても、目玉おやじの声は田の中勇さんが務めました。このように、田の中勇さんは亡くなるまでに制作された「ゲゲゲの鬼太郎」関連作品の全ての目玉おやじの声を皆勤賞で勤め上げた偉大な声優さんとして知られています。
田の中さん亡き後新シリーズは無い
専用マイクを用意してもらうなどして、コミカルな演技も出来るベテラン声優として活躍中の田の中勇さんでしたが、2010年に突然亡くなってしまいます。田の中勇さんが亡くなってから、新シリーズが作られていなかった「ゲゲゲの鬼太郎」ですが、2018年4月から新シリーズ「ゲゲゲの鬼太郎」(第6作)の放送がスタートしました。
第6作では野沢雅子さんが目玉おやじ役を引き継ぎました。野沢雅子さんは、「ゲゲゲの鬼太郎」初代・鬼太郎役や「銀河照道999」星野鉄郎役「ど根性ガエル」ひろし役、「いなかっぺ大将」風 大左衛門役、「ドラゴンボール」シリーズの孫悟空役、孫悟飯役、孫悟天役などを演じてきたベテラン声優の1人で「ゲゲゲの鬼太郎」にも馴染み深い声優さんのキャスティングとなりました。
ゲゲゲの鬼太郎の実写版に関する感想や評価
実写もよかったよなあ!?
— 森本がーにゃ99 (@omega_morimori) January 19, 2018
ウエンツ鬼太郎ちゃん可愛かった☺️ pic.twitter.com/BwXQKdLXpl
こちらはウエンツ瑛士さん主演の実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」についてや、鬼太郎役を演じたウエンツ瑛士さんを評価しているツイートです。
昔も今もアニメを実写化するという事がよくあるけど実写化して成功してるのかな? 成功したからこそ今尚アニメの実写化があると信じたいが…
— p!k@ru(お仕事募集中) (@tro_pikaru) July 3, 2015
ウエンツ瑛士さん主演のゲゲゲの鬼太郎実写化は個人的によかった’v’*
大泉洋さんと間寛平さんは特にはまり役だったww
こちらはウエンツ瑛士さん主演の実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」が良かったという感想で、鬼太郎役を演じたウエンツ瑛士さんやねずみ男役を演じた大泉洋さんらが評価されています。
ゲゲゲの鬼太郎好きなのですがめっちゃ面白い。
— みぃさん@子NACS (@6YDUeyIrPV2fWF3) June 2, 2019
実写版の洋ちゃんのねずみ男思い出しました。キャラあってたね😂😂😂
こちらは、ゲゲゲの鬼太郎ファンの方の感想で、実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」で大泉洋さんのねずみ男がイメージ通りだったと評価しています。
ゲゲゲの鬼太郎の実写版ドラマ・映画まとめ
いかがでしたか?「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画・ドラマについてみてきました。特に、ウエンツ瑛士さん主演の実写映画版のあらすじやキャストを紹介し、作品の概要をみてきました。そして、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で第1作から亡くなるまで、ずっと目玉おやじ役を演じてきた偉大なベテラン声優・田の中勇さんについても紹介してきました。皆さんも、ぜひ「ゲゲゲの鬼太郎」という作品をお楽しみください!