進撃の巨人のアルミン・アルレルトが超大型巨人化！その正体は黒幕？

進撃の巨人とは2009年から別冊少年マガジンで連載中の、諌山創さんによる漫画作品です。進撃の巨人は人間が生活する領域として仕切られた壁を攻撃する巨人に対して、人類が立ち向かう物語です。進撃の巨人は現在視点を変化させ、巨人と人類は壁の外で激闘を繰り広げています。

アルミン・アルレルトは進撃の巨人第1巻にも登場しており主人公エレンやミカサとも関係の深い、進撃の巨人における重要キャラクターの一人です。ここでは進撃の巨人のアルミン・アルレルトについて徹底的に解説していきます！

進撃の巨人に登場するアルミン・アルレルトは金髪のボブカットが印象的な、眉毛が濃くてちょっぴり鼻が丸い少年です。アルミン・アルレルトは身長が163cm、体重55㎏、誕生日が11月3日で、ウォール・マリア南端シガンシナ区出身です。アルミン・アルレルトは進撃の巨人第1巻に登場するほど古株のキャラクターであり、主人公エレンとヒロインであるミカサの幼馴染でもあります。

進撃の巨人のアルミン・アルレルトはミカサと出会う以前からエレンと親友関係にあり、二人はシガンシナ区で共に育ちました。進撃の巨人の主人公エレンが壁の外の事に関心を持つキッカケを作ったのがアルミン・アルレルトです。

アルミン・アルレルトのおじいさんが持っていた壁の外に関する本を見せたことでエレンは変わったので、この点でもアルミン・アルレルトは進撃の巨人における重要なキャラクターだと言えます。これ以降、エレンとアルミン・アルレルトは共通する夢を持つようになりました。

進撃の巨人のアルミン・アルレルトは知性的で物事を探求していく精神を持っており、「いつか人間は壁の外の世界へ進出するべき」という思想を持っています。進撃の巨人の世界では壁の外に出るという発想はタブーとされる風潮がある事から、少年たちから嫌がらせを受けたりすることがありました。そんなアルミン・アルレルトを助けてくれたのがエレンやミカサでした。

進撃の巨人で、巨人の侵略が始まった次の年に行われた、領土奪還作戦にアルミン・アルレルトの両親は出兵して亡くなっています。進撃の巨人のアニメでは出兵したのはアルミン・アルレルトの祖父でした。領土奪還作戦は多すぎる難民の数を減らすために憲兵団が行ったことだと感じたアルミン・アルレルトは、憲兵団に対して憎しみを持ちました。

このような作戦を平然と行う王政に対して、疑問を感じたアルミン・アルレルトは、エレンやミカサと訓練兵団に入る事を決意しました。頭の切れるアルミン・アルレルトは技巧職に就くよう言われましたが、結局エレンと共に調査兵団に入る事になったのです。

進撃の巨人のアルミン・アルレルトは体が小さいので、肉体的な能力は低めです。進撃の巨人において強い意志を持つアルミン・アルレルトですが、活発でない自分に対して情けなさを感じてしまうような、自分に対する厳しさも持ち合わせています。

故郷の街ではいじめられる事の多かったアルミン・アルレルトはそのたびにエレンやミカサに助けられていたことから、「二人に対して自分は足手まといなのではないか？」と無力感に襲われることもありました。アルミン・アルレルトの劣等感は調査兵団訓練兵としてトロスト区の体験を経てさらに重症化します。戦友の力になれず、巨人に対しても非力だった自分に対して落ち込みます。

進撃の巨人においてアルミン・アルレルトの強みは肉体的戦闘力よりも、知性など頭を使った部分にあります。アルミン・アルレルトが幼い頃、母を助けようとしたエレンとミカサが巨人に襲われたのですが、アルミンがハンネスを呼ぶという気転を聞かせて、二人の命を救ったという功績を残しています。

エレンやミカサからの信頼で自信を取り戻したアルミン・アルレルトは、持ち前の強固な意志を表わせるようになり、的確な行動が行えるようになりました。トロスト区の奪還作戦における作戦の計画を立て、巨人と化したエレンの意識を取り戻し、崩れかけた作戦を巻き返すという進撃の巨人における重要キャラに成長しました。

超大型巨人とは進撃の巨人第1巻に登場し、人間の生活領域を示す壁を蹴り崩した巨人の事を指します。進撃の巨人でついにアルミン・アルレルトは超大型巨人化する能力を獲得しました。ここではアルミンが超大型巨人化する流れを解説していきます。

獣の巨人をボスとしたマーレの戦士と調査兵団がウォール・マリアで開戦し、エレンとアルミン・アルレルトは超大型巨人と戦いました。この戦いで超大型巨人を倒すことは出来たのですが、アルミン・アルレルトが熱風を受けて黒焦げになってしまいます。

アルミン・アルレルトは死亡したかと思いきや、かろうじて生きていました。周りには超大型巨人化できるベルトルトと巨人化させる注射を持つリヴァイがいます。獣の巨人との戦いで死んだと思われていた調査兵団の団長エルヴィンも生きていたことが判明します。

リヴァイはエルヴィンに巨人化注射を打とうとするのですが、エレンとミカサの説得でアルミン・アルレルトに注射は打たれました。これによりアルミン・アルレルトは復活し、超大型巨人化能力を手に入れたのです。

進撃の巨人では巨人化の注射を打たれると記憶障害が発生する事が分かっています。このためエレンは自分の父を捕食したことさえ覚えていませんでした。超大型巨人化したアルミン・アルレルトも同じで、ベルトルトを捕食したことを忘れています。

進撃の巨人ではアルミン・アルレルトの正体が黒幕であるという噂があります。一体どうしてアルミン・アルレルトの正体が黒幕なのでしょうか？ここではアルミン・アルレルトの正体が黒幕と思われる理由について解説していきます。
 

進撃の巨人でアルミン・アルレルトの正体が黒幕と言われる理由に、「重要な事を気づいている」ことが挙げられます。例えば女型巨人の正体をアニだと気づいたり、超大型巨人の弱味を知っていたり、壁内部に巨人の群れが潜んでいる事を察知したりという、普通分からないような事にアルミン・アルレルトは気づくのです。

読者としてはこれだけ的を得た発見をされると、アルミン・アルレルトの正体は黒幕ではないかと疑ってしまうでしょう。

進撃の巨人にはカルラを食べる巨人が存在し、名前をカルラ・イーターと言います。進撃の巨人の設定として、巨人化能力を持つ者が巨人化した時、人間の頃の姿に似た巨人になることが挙げられます。カルラを食べた巨人に顔が似ていることから、アルミン・アルレルトの正体が黒幕だと噂されました。

しかしエレンの座標の能力によりカルライーターは別の巨人に食べられていたのです。このことからアルミン・アルレルトの正体が黒幕のカルライーターではない事が証明されました。

進撃の巨人でアルミン・アルレルトの正体が黒幕と思わせるエピソードがあります。エレンがベルトルトに連れて行かれそうになった時、アルミン・アルレルトはある行動を行いました。ベルトルトはアニが好きなので、アルミン・アルレルトは「アニが地下で拷問を受けている」と騙しました。このような悪さをする時のアルミン・アルレルトには頻繁にゲスミンが現れるのです。

進撃の巨人で主人公エレンに壁の外に対する憧れを持たせるほど、アルミン・アルレルトは外の世界の事を知っています。アルミン・アルレルトほど壁の外の事に詳しい人は少数なので、なぜ秘密を知っているか？という疑問がアルミンの正体黒幕説に繋がっています。一説ではアルミン・アルレルトの親が重要なカギを知っているとも噂されています。

進撃の巨人において「悪魔の末裔」とは、壁内部の人間を指すと思われます。しかし「悪魔の末裔」がアルミン・アルレルトに向けて言われていた場合、アルミンの正体黒幕説に繋がるでしょう。進撃の巨人ですでに亡くなってしまったアルミンの両親が、壁の外について詳しくて、重要な事を知っていたという可能性もあり得ます。

進撃の巨人のエピソードを観ていると、アルミン・アルレルトの正体黒幕説を否定できるようなシーンも存在します。それはアルミン・アルレルトが超大型巨人に対して、死を覚悟で戦ったことにあります。アルミン・アルレルトは巨人化するための注射を打たれると復活すると同時に巨人化の能力まで獲得しました。この時もしもリヴァイがエルヴィンに巨人化の注射をしていたら、巨人化能力を持つアルミンはいません。

アルミン・アルレルトが全てを計算した上で超大型巨人化するための行動をしていたり、アルミンがエレンやミカサを使ってリヴァイに巨人化注射を打たせるようはかっていた、という可能性もあります。進撃の巨人の中でアルミン・アルレルトは頭が切れるので、あり得る話です。今後進撃の巨人でアルミン・アルレルトがどう動くかが注目です。

いかがでしたでしょうか？進撃の巨人でアルミン・アルレルトは初め劣等感を持つキャラクターでしたが、仲間たちの信頼により、自信を持つことが出来ました。巨人化の注射を打たれた事により超大型巨人化の能力を手に入れたアルミン・アルレルトは、その正体が黒幕かもしれないという噂も立ち上がっています。進撃の巨人で今後のアルミン・アルレルトの活躍にこうご期待です！