2023年12月15日公開
2023年12月15日更新
【進撃の巨人】エレンはミカサが好きだった?最終回で明かされた本当の気持ちとは?
アニメ「進撃の巨人」のエレンはミカサが好きだったのでしょうか?「進撃の巨人」の主人公のエレンとヒロインのミカサは「進撃の巨人」の初期から最後まで一緒に行動することが多いキャラクターですが、おたがいに好きだったという感情はあったのでしょうか?そして好きだった気持ちがあるとすればいつからなのでしょうか?この記事では、エレンはミカサがいつから好きだったのかやミカサがエレンをいつから好きだったのかということと、最終回で描かれた本当の気持ちや2人の最後などについて紹介します。
エレンとミカサとは?
エレンとミカサはそれぞれ「進撃の巨人」の主人公とヒロインです。ダークファンタジーで過酷な世界観が描かれる「進撃の巨人」の世界で、2人は最後にはどうなったのでしょうか?この記事では、エレンがミカサをいつから好きだったのか、最終回で最後にどうなったのかについて紹介します。
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人の概要
「進撃の巨人」は諫山創さんが作者の漫画作品で、「別冊少年マガジン」の2009年10月号から連載がスタートし、2021年に完結しました。「進撃の巨人」は2010年に2巻まで発売された段階で累計発行部数が100万部を突破するなど話題になっていましたが、その後社会現象になるほどの人気を博します。いつから社会現象のようになったかというと、2013年にアニメシリーズがスタートしてからです。
「進撃の巨人」は漫画、アニメだけにとどまらず映画・ゲーム・スピンオフ小説・スピンオフ漫画とさまざまなメディアミックスがおこなわれています。また、2013年にはアニメ「進撃の巨人」のオープニングテーマである「紅蓮の弓矢」が年末の「紅白歌合戦」でLinked Horizonにより披露されました。「進撃の巨人」は日本のみならず、海外でも人気があり、完結した今なお話題になる名作です。
進撃の巨人のあらすじ
巨人が突然現れた世界で、人類は「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な壁を築いて、その中でなんとか生活圏を維持していました。エレンはウォール・マリア南端より突出したシガンシナ区で生活していましたが、エレンが10歳のころ現れた超大型巨人によりシガンシナ区が破られ、ウォール・マリアは放棄されてしまいました。
エレンのプロフィール
「進撃の巨人」のエレン・イェーガーは、作品スタート時点では10歳で、マーレ編がはじまる段階では19歳の男性です。ウォール・マリア南端のシガンシナ区出身で、父親は医者のグリシャで母親はカルラです。ミカサとアルミンとは幼馴染で、アルミンがいじめられているときにミカサとともに助けに入るなど強い正義感をもっています。
アルミンから壁の外の世界の話を聞いたあとは、「いつか壁の外に出て世界中を探検する」という夢を持つようになり、壁の外へ出る調査兵団に入団することを目指すようになりました。エレンの運命が大きく変わったのは、超大型巨人がシガンシナ区へ侵入し母親のカルラが死亡するのを目の当たりにしたことです。それからエレンは「この世界から巨人を一匹残らず駆逐する」と心に誓うようになりました。
ミカサのプロフィール
「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマンは、作品スタート時点でエレンと同じく10歳です。「進撃の巨人」の作中ではほとんど絶滅したとされている東洋人の血を引いていて、母親により一族が受け継ぐ刻印の刺青が右腕にほどこされています。この刺青ですが、アニメ版では刺繍に変更されています。ミカサは寡黙な少女で、エレンを守ることを使命としていていますが、それには理由があります。
その理由については、「エレンとミカサの出会い」の項で詳しく紹介します。ミカサの両親は9歳のころに殺害されていて、その後はエレンの一家の一員として育てられました。またミカサは戦闘力が高く、アッカーマン家の者のみが持ちうるものであるとされる自分の力を自由に切り替えることができるという特殊能力をもっています。
エレンとミカサの出会い
「進撃の巨人」のエレンとミカサが出会ったのは、2人がまだ9歳のころでした。強盗によりミカサの両親が殺害され、ミカサも強盗により人身売買されるという危機的状態に陥ります。このときにミカサを救出したのがエレンでした。まだ9歳という幼いエレンは、ミカサを救出するために強盗がいる小屋に侵入し、体格に勝る大人の強盗相手に戦いました。
進撃の巨人めっちゃ面白かったなぁぁ
— トラえもん (@torasabu_desu9) December 7, 2023
最後のミカサ切ない🥲
兵長も感動したなぁ
二千年若しくは二万年後の君へ。めちゃ神曲。 pic.twitter.com/vyDsHmgyfk
エレンは「進撃の巨人」の作中で、直情的な行動をとることが多いです。この強盗との戦いのときもまた、エレンの直情的な面がでていて、強盗相手になりふり構わず襲い掛かり、さらにはナイフで強盗をめった刺しにしました。また、このときに動けなかったミカサは、エレンに「戦え」と言われたことをきっかけに動けるようになり、エレンとともに戦います。
ミカサにはアッカーマンの血に由来する特殊能力がありますが、この能力がいつから発動できるようになったかというと、この9歳のときの出来事からだとされています。強盗から救出されたミカサは両親を失いますが、その代わりにエレン一家の家族の一員となります。ミカサがエレンに執着するのがいつからかというと、この9歳のはじめての出会いからのようです。
エレンはミカサが好きだった?本当の気持ちを考察
エレンはミカサが好きだった?いつから好意があった?
「進撃の巨人」のエレンはミカサが好きだったのか?いつから好きだったのかについて考察していきます。エレンはミカサのことが好きだったということで間違いありません。「進撃の巨人」の作中で、エレンは直情的な性格からだんだんと感情がなくなっていくかのように変化していきます。さらに、ミカサに対して「お前をずっと嫌いだった」と言いました。
しかしそれはエレンの本心ではありませんでした。エレンは「進撃の巨人」最終回でエレンへの思いをアルミンに吐き出します。その思いとは、「ミカサに男ができるなんて」「一生俺だけを想っていてほしい!」といった赤裸々なもので、さすがのアルミンも引くほどのものです。このように、エレンがミカサのことが家族としてではなく、1人の女性として好きだったということは間違いないようです。
いつからエレンがミカサのことが好きだったのかははっきりと明言はされていません。エレンがいつからミカサのことが好きだったのかということを考察ですが、エレンがミカサを助けたときからという説や、家族として生活していくうちに好きになったという説のほかに、一緒に戦闘をしているうちに好きになっていったという説があるようです。
ミカサはエレンが好きだった?
ミカサは「進撃の巨人」の最初から最後までエレンに対して執着をしますが、それは恋愛感情からなのでしょうか?ミカサがエレンのことを1人の男性として好きだったことを示すエピソードが「進撃の巨人」の中で何度か登場します。アニ捕獲作戦の回想シーンでは、エレンが巨人のアニと戦うことに躊躇しますが、ミカサは「アニが女型の巨人だと分かっているのなら戦わなくちゃダメ」と詰め寄りました。
ただ詰め寄るだけではなく、アニに恋愛感情を抱いているのではないかと疑うような嫉妬心を見せます。また、調査兵団の仲間たちと孤児院の手伝いに訪れたときには、ヒストリアと荷物運びをするエレンの前に怒りをにじませながら立ちはだかり、2人を引き離しました。このような描写から、エレンがほかの女性と仲良くすることに嫉妬するほどに、エレンに恋愛感情を抱いているとされています。
ミカサがエレンのことがいつから好きだったのかについては明言されていませんが、命の危機を救われた9歳のはじめての出会いのころから、ミカサにとってエレンが特別な存在になったことは間違いないようです。
エレンとミカサの最終回での結末をネタバレ
ネタバレ①エレンをミカサが殺しキスするシーン
ここからはエレンとミカサの最終回の結末や、最後にどうなったのかについてネタバレ解説をします。「進撃の巨人」最終回でミカサはエレンと戦うことになります。エレンは「地ならし」を発動させ、世界中の人類を滅ぼそうとします。そのエレンの前に立ちはだかる調査兵団には、エレンの同期たちがいました。もちろん、その中にはミカサもいます。
「その日人類は思い出した・・」でお馴染みのはじまりの場所を再現した、エレン、ミカサ、アルミンの銅像。
— 日田信用金庫【公式】 (@hitashinkin) November 30, 2023
先日のイベントで銅像の足元にある諌山先生の手形に手を自分の手を合わせると願いが叶うという話がありました。
地元民なのに知らんかった🤣#進撃の日田 pic.twitter.com/AWksXisunZ
エレンはミカサにとってもっとも大切な存在で、エレンを殺すことが必要だとわかっていても決断できません。戦況が悪化する中で、ミカサは激しい頭痛に襲われます。その頭痛の中でミカサは、エレンと一緒に戦いを放り出して余生をふたりだけでおだやかに暮らすというおだやかな光景を見ます。また、その夢でエレンは巨人の力のせいで余命が短く、「俺が死んだらマフラーを捨ててほしい」とミカサに頼みました。
これは、エレンへ執着を捨てて自由に生きてほしいという気持ちが込められた言葉です。このときミカサは目を覚まし、服の中に隠していたマフラーを首に締め直しました。そこで最後にははっきりと意思の宿った力強いまなざしで「できない」と言い放ちます。この「できない」はエレンを殺せないというものではなく、エレンと過ごした日を忘れないという決心だとされています。
#進撃の巨人 #進撃の巨人最終回 #進撃の巨人139話 #shingeki #進撃と私
— 進撃の巨人垢 (@singeki1022) April 8, 2021
エレン約束覚えててくれたんだね。
エレン…マフラーを巻いてくれてありがとう。 pic.twitter.com/ehQrv4oG5o
さらに、そのためにミカサは最後にエレンを殺して止めることを決意しました。ミカサは巨人となったエレンの口の中に突入すると、そこで人間の姿になったエレンと対面しました。刃を振り上げるミカサを見上げるエレンの表情は恐怖におびえるのではなく、ミカサに殺されて止めてもらえることをや、ミカサがエレンへの執着から解放されることに安心するような穏やかなものでした。
ミカサもまた悲しみを抑えながらも微笑むような表情でエレンの首を落とし、最後にミカサはエレンの首に口づけをしました。最終回のこのシーンは、「進撃の巨人」のなかでも屈指の名シーンとして人気があります。
ネタバレ②エレンの首をミカサが埋葬
#進撃の巨人完結編
— 柊 悠真 (@AVhkNFkXKF6hfYi) November 5, 2023
エレンが埋葬された墓碑には上下逆さに「#最愛のあなたここで永久に居眠りにつく」と刻まれているとのこと
ミカサは一生エレンの妻なんですね😭
この大空を舞う鳥の群れは対巨人戦で
死していった数多の戦士達の魂では
ないかと思ったのは自分だけでしょうか pic.twitter.com/ZhvipkXYt4
エレンとミカサの最終回の結末や最後のネタバレ解説として、エレンの首の最後について紹介します。戦いが終わったあとミカサは、エレンの首を大切に抱えてその場を去りました。エレンの首がほかの誰にも見つからないように行動するミカサは、パラディン島にひとりで向かいます。その後、戦いからしばらくたった日々とされるシーンが描かれます。
そこでミカサはエレンの墓石の横に座って話しかけます。この場所に、エレンの首を埋葬したようです。エレンの墓があるこの場所は、「進撃の巨人」の1話でエレンが昼寝をしていた場所で、幼いころから2人が暮らしていた家の近くだと考察されています。
ネタバレ③エレンの死後ミカサは誰と結婚した?
エレンとミカサの最終回の結末や最後のネタバレ解説として、エレンの死後にミカサが誰と結婚したのかについて紹介します。エレンとミカサは「進撃の巨人」の最終回で両想いだったことが判明しますが、そこでエレンは愛するミカサの手により首を落とされました。そのため、エレンとミカサが結婚することはできません。戦争が終わったあと、ミカサはパラディン島でアルミンたちの帰りを待っているというシーンが描かれます。
#進撃の巨人
— おでんR(ローカルネタチャンネル) (@Odennokasuyan2) November 8, 2023
なるほどな!と思った✨
エレンの首を埋葬する時の様子が上で、埋葬後の様子が下なんだろうね!
埋める前、ミカサはエレンに色々、話かけてたんだね。 pic.twitter.com/4NYnZwiNWM
雑誌の連載ではこのシーンまででしたが、コミックス「進撃の巨人」の最終巻でその後のことが描写されました。それはエレンを埋葬した墓の近くの木が大きく育ち、そこへ歩み寄る夫婦と赤ちゃんの姿がいるというシーンでした。母親はマフラーを巻いているため、ミカサであるとされています。それでは、ミカサと結婚したのは誰なのでしょうか?
ミカサと寄り添う男性は金髪ですが、アルミンより明らかに身長が高いです。そのため、その金髪の男性はジャンであるとされています。ジャンは「進撃の巨人」の127話で家族を持つ妄想をしていますが、そのときの女性がミカサだとされています。
エレンとミカサの声優
エレン役/梶裕貴
韓国、到着!안녕하세요!
— 梶裕貴 Yuki Kaji (@KAJI__OFFICIAL) December 2, 2023
二日間よろしくお願いします! pic.twitter.com/AXVFG3sUyC
アニメ「進撃の巨人」でエレン役を演じる声優は梶裕貴さんです。梶裕貴さんは2004年から声優活動を開始し、第7回声優アワード主演男優賞をはじめさまざまな賞を受賞している人気声優です。梶裕貴さんの主な出演作品は以下の通りです。
- イナズマイレブン 一之瀬一哉、不動明王
- 青の祓魔師 三輪子猫丸
- 進撃の巨人 エレン・イェーガー
- 王様ランキング ダイダ
ミカサ役/石川由依
#突然の可愛い子投下して1RTでもきたら続ける
— カリストZ (@9MUDxd93FdvQQfK) August 28, 2018
No.576
ミカサ・アッカーマン
石川由衣
(進撃の巨人) pic.twitter.com/i1s9gnuTvO
アニメ「進撃の巨人」でミカサ役を演じる声優は石川由依さんです。石川由衣さんは2002年から声優活動を開始し、第8回声優アワード助演女優賞を受賞しています。また、ソロ朗読劇「石川由依 UTA-KATA Vol.2 〜歌売りの少女〜」などの活動もされています。石川由衣さんの主な出演作品は以下の通りです。
- 進撃の巨人 ミカサ・アッカーマン
- ガンダムビルドファイターズ コウサカ・チナ
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- 神様になった日 伊座並杏子
エレンとミカサに関する感想や評価
進撃の巨人やっぱ最終回何回みても泣ける
— ゆ (@ahdheheheh) December 13, 2023
「進撃の巨人」の最終回のエレンとミカサのシーンで感動したという感想が数多くありました。
進撃の巨人一気見して鬱になった
— えいおーわたる (@2003wataru____) December 11, 2023
エレンとミカサが2人で幸せになって欲しい
「進撃の巨人」でエレンとミカサが生きて結ばれるというシーンは描かれませんでした。それでもエレンとミカサに幸せになってほしいという感想があります。
進撃の巨人、やっと完結編をあまぷらで見た…!最終回は以前単行本で読んだのだけど、アニメも最高だったよ🥲
— Runa (@Runa_sailor) December 11, 2023
アルミンがエレンとの記憶を取り戻す→ミカサが「終わったよ」って生首持って現れる→アルミン号泣の流れがすさまじすぎて😭主人公がラスボスってこれなんてライブアライブ?
「進撃の巨人」の最終回は、エレンとミカサ、そして幼馴染のアルミンを中心に描かれました。この流れがすごすぎるという感想があります。
エレンとミカサの関係まとめ
「進撃の巨人」のエレンとミカサがおたがいに好きだったのかについて紹介しました。2人がお互いに異性として好きだったことは間違いありません。最終回のエレンとミカサのシーンが感動するという感想がたくさんあります。エレンとミカサに注目をして、「進撃の巨人」をチェックしてみてはいかがでしょうか?