【キングダム】徐完は暗殺集団朱凶のひとり！強さ・目的や最後は死亡する？

キングダムの徐完について、強さ・目的や最後の死亡シーン、実写キャストなどを交えて紹介します。また、徐完が史実で実在するのか？という疑問にも迫るため併せてみていきましょう。

• 漫画タイトル：キングダム
• ジャンル：伝奇・武侠・中国時代劇、戦国時代 (中国)、青年漫画
• 掲載誌：週刊ヤングジャンプ
• 発表期間：2006年1月26日～
• 巻数：既刊71巻（2024年4月現在）
• アニメの放送期間：2012年6月4日～2013年2月25日（第1シリーズ）、2013年6月8日～2014年3月2日（第2シリーズ）、2020年4月6日～2021年10月18日（第3シリーズ）、2022年4月10日～10月2日（第4シリーズ）、2024年1月14日～3月31日（第5シリーズ）

それではまず、『キングダム』の作品情報から見ていきましょう。キングダムは週刊ヤングジャンプにて2006年9号より連載中の青年漫画です。作者は原泰久先生。累計発行部数は2023年11月17日時点で1億部を突破しています。メディアミックスとして、テレビアニメ化がおこなわれており、これまで5つのシリーズがNHKの各チャンネルにて放送されています。

本記事で紹介する徐完はキングダムの王都奪還編（1巻～5巻）にて初登場します。王都奪還編は「天下の大将軍」になるべく、日々修行に明け暮れていた戦災孤児で下僕の少年、信と漂のもとに秦の大臣・昌文君が訪れたところから始まります。昌文君に見出され士官を果たした漂でしたが、1ヵ月後、深手を負った状態で信のもとに戻ってきました。それから間もなくして命を落とした漂。一方、地図と大将軍の夢を託された信は…

キングダムの徐完は「朱凶」の一人です。初登場は原作第2話「地図」。嬴政を抹殺する刺客として、漂および信の足取りを辿って黒卑村に現れています。

徐完が在籍する朱凶は暗殺組織です。キングダムの物語では嬴政を狙う暗殺部隊として登場しますが、史実で実在していたのかは不明です。ただ、おそらく朱凶のような存在があったのではないかと推測されます。

徐完が在籍する朱凶とは、200年あまりの歴史を持つ刺客の一族のことです。この朱凶に対して、秦の荘襄王の息子・成蟜や、荘襄王の時代の秦において目覚ましい活躍をした傑物・呂不韋が嬴政の暗殺を依頼していることから、実力のある暗殺組織であることがうかがえます。

200年あまりの歴史を持つ刺客一族「朱凶」の一人、徐完は原作2話「地図」にて初登場し、嬴政を抹殺する刺客として信たちの前に現れました。徐完は史実で実在したのか不明ですが、おそらく朱凶のような存在は実在したと推測されます。では、ここから徐完の強さ・目的を詳しく見ていきましょう。また、徐完の最後のシーンも紹介するため併せてチェックしてみてください。

漂を嬴政と勘違いして漂を追いかけていますが、それでも漂に致命傷を負わせ、漂および信の足取りから嬴政を追い詰めたことからそれなりの実力者であることがうかがえます。

徐完の目的は嬴政を抹殺することです。嬴政の影武者だった漂に致命傷を負わせますが、里典の子のやめろという声と漂の手に剣が無かったことで、漂が本物の嬴政ではないことに気付きます。その後、里典の子の足を剣で突き刺して信のことについて聞き出し、本物の嬴政と信を追いかけて黒卑村へ向かうこととなりました。

本物の嬴政と信を追いかけて黒卑村にたどり着いた徐完は、嬴政と信の前に姿を現します。

信は漂の仇を取るべく徐完に飛び掛かりますが、さすがに敵うはずもなく圧倒されてしまいます。しかし、信は嬴政の助言によって攻撃の精度をみるみる上げていき、ついには徐完の実力を上回りました。この時、徐完は信には敵わないと感じ、自分には4人の子供がいるから殺さないでくれと命乞いします。しかし、「お前の罪とお前の子は関係ない」と嬴政が徐完を斬り付け、トドメを刺しました。

キングダムは2018年4月のコミックス第50巻達成を記念して、原作の1巻から5巻の部分が実写映画化されました。実写映画は2019年4月19日に公開されています。実写映画の監督は佐藤信介氏、脚本は黒岩勉氏、佐藤信介氏、原泰久氏、制作会社はCREDEUSがそれぞれ担当。では、実写映画にて徐完役を演じた実写キャストは誰なのでしょうか？ここでは徐完の実写キャストについて詳しく紹介します。

• 名前：深水元基（ふかみもとき）
• 生年月日：1980年1月20日
• 年齢：44歳
• 職業：俳優、モデル、デザイナー
• 所属事務所：Breath

キングダムの実写映画にて徐完役を演じたのは、芸能プロダクション「Breath」に所属し、俳優・モデル・デザイナーとして活動している深水元基さんです。深水元基さんは学生時代からファッション雑誌「MEN'S NON-NO」のモデルとして活躍しています。その後俳優に転身しており、2024年4月現在は俳優業以外にも、デザイナーとしてオリジナルブランド「montee」のデザインを手がけています。

• 2007年放送のテレビドラマ：帰ってきた時効警察
• 2008年放送のテレビドラマ：ROOKIES
• 2010年放送のテレビドラマ：怪物くん
• 2012年放送のテレビドラマ：ストロベリーナイト
• 2013年放送のテレビドラマ：あまちゃん
• 2013年放送のテレビドラマ：みんな!エスパーだよ!
• 2014年放送のテレビドラマ：MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜
• 2016年放送のテレビドラマ：真田丸
• 2018年5月3日放送のテレビドラマ：未解決の女 警視庁文書捜査官 第3話
• 2021年放送のテレビドラマ：ただ離婚してないだけ

• 2004年公開の映画：海猿
• 2005年公開の映画：東京天使
• 2005年公開の映画：しあわせなら手をたたこう
• 2006年公開の映画：気球クラブ、その後
• 2007年公開の映画：クローズZERO
• 2008年公開の映画：死神の精度
• 2008年公開の映画：ヒカリサス海、ボクノ船
• 2009年公開の映画：愛のむきだし
• 2009年公開の映画：クローズZERO II
• 2010年公開の映画：猿ロック THE MOVIE

ここまでキングダムの暗殺集団朱凶の一人、徐完の強さ・目的や最後の死亡シーン、実写キャストを紹介しつつ、史実で実在するのかを解説してきました。では、最後に徐完に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では実写映画での徐完の再現度やアニメでの徐完の雰囲気、家族構成などに関する声があがっています。

徐完の実写キャストに関する声があがっています。こちらではキングダムの実写映画の徐完が「再現度が高い」と高評価されているようです。原作と実写映画の徐完をそれぞれ見比べてみると良いかもしれません。全く同じ顔に仕上がっています。

徐完の強さに関する声があがっています。こちらではキングダムの徐完に対して、「強者感が半端ない」との印象を持たれたようです。確かに徐完は最後に死亡する直前まで強者らしい振る舞いをしていました。

徐完の家族構成に関する声があがっています。こちらでは徐完には本当に子どもがいるのかと疑問に思っているようです。徐完は政に斬られ死亡する直前に子供がいるとのセリフを放っています。興味のある方は徐完が所属する暗殺組織「朱凶」に注目してみるとよいかもしれません。

キングダムの暗殺集団朱凶の一人、徐完について強さ・目的や最後、実写キャストなどを交えて紹介しました。原作2話「地図」にて、暗殺集団朱凶の一人として初登場した徐完は政の命を狙う刺客です。

徐完は史実で実在するのか不明ですが、徐完の所属組織「朱凶」のような存在は実在していたのではないかと考えられます。最終的に徐完は政に斬られ死亡してしまいますが、その直前まで強者のオーラを漂わせていて魅力的なため、興味のある方はぜひ徐完の活躍シーンに注目してみてください。