犬夜叉の最終回までのネタバレ・あらすじ！完結後の半年後のストーリーとは？

犬夜叉は1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載されていました。アニメ版は第1期2000年から2004年、第2期2009年から2010年深夜枠にて放送されました。半妖の『犬夜叉』と神社の娘である『日暮かごめ』の二人が出会い、飛び散ってしまった四魂のかけらを集めるために旅にでます。旅をするうち、二人は次第に惹かれあいます。次では犬夜叉を語る上で欠かせない魅力溢れるキャラクターについて紹介します！

犬夜叉は半妖です。父親は妖怪、母親は人間です。年齢は人間でいう15歳です。犬の妖怪なので犬耳があります。犬なので嗅覚が鋭く、言霊の念珠によりかごめの「おすわり」に逆らえません。口調はぶっきらぼうでも根は優しいです。

年齢15歳の少女です。神社の娘で現代の中学生です。桔梗の生まれ変わりです。体の中に四魂の玉をもっていました。「巫女の力」をもち、その力は強力です。性格は活発で、可愛いものが好きで、とても優しい性格です。

四魂の玉を守る巫女。18歳で亡くなります。犬夜叉の初恋相手です。死んでいますが墓土で生き返ります。犬夜叉に裏切られた思い、犬夜叉の命を狙います。性格はおしとやかで芯が強いです。

犬夜叉の異母兄弟の兄。200歳以上ですが人間でいう19歳です。両親はどちらも妖怪です。妖怪としての能力が高く、強いです。半端な妖怪の犬夜叉を嫌っています。

全身毒の塊で強い邪気と妖力をもち、鬼蜘蛛という人間をつなぎに無数の妖怪が寄り集まった半妖です。犬夜叉と桔梗の仲を裂き死に追いやります。弥勒の祖父に代々続く風穴の呪いをかけます。

子狐の妖怪です。見た目年齢は7歳です。雷獣兄弟に父を殺されますが、犬夜叉が倒すことにより仲間になります。変化ができますが、未熟です。性格はお調子者ですが甘えん坊なところがあります。攻撃の狐火は弱く、おとりになることが多いです。おじいちゃんのような口調で話します。

右手に風穴をもつ法師です。風穴でなんでも吸い込めますが、自分の寿命が縮まるため毒や邪気は吸い込めません。女好きのお金好きです。口調は紳士的ですが怒ると暴力的になります。祖父から続く風穴の呪いを破るため、奈落を探す旅をします。法力が強く、肉弾戦も得意です。珊瑚には本気で惚れています。

妖怪退治を生業にしています。奈落により父と弟、里を失います。初めは奈落に騙され仇として犬夜叉の命を狙いますが、和解し仲間になります。飛来骨という武器を使い、戦闘能力は高く、男勝りな性格ですが、とても優しくもあります。

神社の娘かごめは祖父から四魂の玉を貰います。その日に自宅の井戸で、四魂の玉を狙う百足上臈（むかでじょうろう）に井戸の中に引っ張られ戦国時代にタイムスリップします。そこで御神木に捕らわれた犬夜叉と出会います。

犬夜叉はかごめの匂いで目覚めます。かごめを桔梗だと思う犬夜叉。匂いは似ていても桔梗の方が美人だと区別します。百足上臈（むかでじょうろう）に腹を食い裂かれてしまうかごめ。なぜかそこから四魂の玉が出てきます。四魂の玉を食べて強くなる百足上臈。かごめは助かる為に犬夜叉に刺さった矢に手を伸ばします。ついに封印がとかれた犬夜叉です。

人の死体を操る屍舞烏（しぶがらす）との戦いでかごめの撃った矢はかごめの機転で見事屍舞烏に命中。しかし妖怪ごと四魂の玉は砕け散ります。四方八方に散った欠片集めの旅が始まります。

犬夜叉の父の墓を探す殺生丸が登場。犬夜叉の母を使い犬夜叉から墓の場所を暴こうとします。その目的は父の形見鉄砕牙を手に入れることです。

父の墓が犬夜叉の右目に隠されていることに気付いた殺生丸は犬夜叉の目を取り出し墓を暴きます。鉄砕牙は殺生丸にも犬夜叉にも抜けませんがかごめが抜いてしまいます。

強い巫女の力を持っていた桔梗を使い裏陶（うらすえ）は四魂の玉を手に入れるため、桔梗の骨を暴き、かごめの魂を使い桔梗を甦らせます。魂はかごめに戻ったにもかかわらず怨念のみで自分の体を動かす桔梗です。

奈落を滅ぼし、風穴の呪いを解くために四魂の玉を集める弥勒と出会います。かごめは四魂の玉を盗まれてしまいます。人を吸い込まないようにしている弥勒を悪い人ではないと話を聞きます。弥勒の話で犬夜叉と桔梗を憎しみ合わせたのも奈落だと分かります。一度は共に旅をするのを断る弥勒ですが、かごめが欠片の邪気を浄化するのを目にし、犬夜叉が悪ではないとして旅の仲間に加わります。

楓の話から桔梗がかくまっていた手負いの盗賊鬼蜘蛛が本当に奈落に関係があるのか知るため、鬼蜘蛛の居た洞窟に行く犬夜叉達です。奈落は鬼蜘蛛で元は人間だったかも知れないということが分かります。

妖怪退治を生業とする里の珊瑚が登場します。珊瑚の里は四魂の玉を元々守っていました。父と弟を何者かに殺された珊瑚は奈落に騙され犬夜叉が里のものを滅ぼした犯人だと思わされ犬夜叉を襲います。

その昔妖怪の魂を取り出して浄化する力の強い巫女が居たと話す珊瑚。その巫女を倒すため妖怪達は邪心を持つ人間をつなぎにして強大になり巫女と闘いましたが、巫女は最後の力を振り絞り自分の魂に妖怪の魂を取り込み残ったのが四魂の玉です。四魂の玉は持つ者の魂によって良くも悪くもなることを知ります。

犬夜叉は鉄砕牙を使いこなせないばかりに妖怪の血に振り回され人を闇雲に殺してしまいます。変化をしてかごめを傷つけたくない犬夜叉は鉄砕牙を軽くするために刀々斎のところへやってきます。

犬夜叉達との戦いで奈落は一度姿を消します。犬夜叉達は七人隊という奈落によって甦った死人と戦います。四魂の玉の欠片を多く手に入れ力を強大にする奈落です。

新しい体を手に入れた奈落は桔梗を想う心を捨てさります。鬼蜘蛛の心が残っている限り自分を傷つけることが出来ないと思っていた桔梗ですが、奈落に崖の下に落とされてしまいます。

奈落の落とし子白童子が現れ、最後の四魂の欠片があの世とこの世の境にあると伝えます。犬夜叉達はそこに通じる火の国の山の門へ向かいます。

記憶を取り戻している琥珀ですが、奈落の命令で桔梗を探します。奈落の心臓に近づき殺すため、裏切るそぶりは見せられない琥珀ですが、心の中で珊瑚を思いやっています。珊瑚の方も鼠に傷つけられる琥珀を庇います。

奈落から解放されることを願い奈落を亡き者へしようと何度も企てた神楽ですが、奈落に自分の心臓を返されると同時に刺され瘴気を注がれてしまい致命傷を負ってしまいます。殺生丸が天生牙で救うために来てくれたことで最後は笑顔で風になり、亡くなります。

魍魎丸は犬夜叉達を罠にかけ、犬夜叉の金剛槍破（こんごうそうは）の妖力を奪い最強の武器と鎧を手に入れます。殺生丸は魍魎丸との戦いで剣・闘鬼神を折られていまいます。

赤子の鎧としてつくられた魍魎丸ですが自我を持ち、奈落の心臓を赤子から受け継ぎ、主であった奈落を一度は喰らいますが、奈落に内側から吸収されていしまいます。

奈落に捕らわれた桔梗は鋼牙の四魂の欠片で奈落を浄化しようとしますが失敗します。かごめが討った矢で桔梗の霊力は奈落と競いますがまたも瘴気に負けてしまいます。かごめは桔梗は生き返ると思っていましたが、犬夜叉の腕の中で最後を迎え天に還ります。

痛み、恐れ、悲しみを感じない神無（かんな）の鏡に鉄砕牙の妖力を写し取られ、苦しむ犬夜叉ですが、刀の妖力を取り戻し、神無に勝ちます。砕け散ってしまった神無ですが最後の言葉としてかごめへ「光が奈落を殺すこと」を伝えます。

犬夜叉は殺生丸との戦いで鉄砕牙と天生牙がひとつにします。刀を失った殺生丸ですが、鉄砕牙への執着を捨て、真に大妖怪となることで、自分自身の刀である爆砕牙を手に入れます。

かごめは曲霊によって力を封じられます。琥珀は曲霊によって心を操られ、壊されそうになりますが、自分を取り戻します。爆砕牙を手に入れた殺生丸は曲霊を一度は倒します。

曲霊に取り憑かれ冷たい妖怪になってしまった犬夜叉ですが鉄砕牙のお陰で理性を取り戻し、かごめを救います。四魂の玉は光を取り戻します。奈落は人の心の弱さを狙い、弥勒と珊瑚に付け入ろうとします。弥勒は幻とは知らず自分を犠牲にして最後の力を振り絞り、風穴を開き玉を消滅させようとしますが止められます。弥勒を死なせたくない珊瑚は本物のりんと奈落に飛来骨を投げてしまいます。間一髪かごめの矢が奈落に届きます。

四魂の玉を吸収し強くなる奈落ですが、犬夜叉の攻撃が命中し痛手を受けます。犬夜叉と仲間たちからの攻撃を受け、体を削られていきますが、一筋縄ではいきません。自分と共に村を巻き添えにしようとする奈落。しかしかごめの矢が奈落の体の中の四魂の玉をついに捉えます。奈落ついに死す、となりました。ですが、その時冥道がかごめを闇の中へと連れ込みます。

四魂の玉の中に閉じ込められてしまうかごめ。帰りたいと願えば帰れると四魂の玉に囁かれます。心が揺れるかごめですが四魂の玉は決して本当の望みを叶えてはくれないと悟っています。しかし闇の恐怖で正しい願いを口に出せません。

闇の中で恐怖と闘うかごめ、犬夜叉の声が聞こえます。声を聞いたため犬夜叉に会いたいと願ってしまうだろうと言う四魂の玉ですが、かごめは願わず犬夜叉を信じ待ちます。犬夜叉は冥道の鉄砕牙でついにかごめのところへ。四魂の玉が永遠に消えることを願い、ついに四魂の玉が消滅します。

四魂の玉が消滅し、ついにすべてが終わります。かごめは犬夜叉と共に現代へ帰ってきます。しかしかごめを現代に届けほっとした瞬間犬夜叉は戦国時代に戻ってきてしまいます。井戸も再び消えてしまいます。

かごめが現代に戻ってから3年の月日が経ちます。高校生活を終えます。井戸が繋がらないのは自分の役割がお終わった為だろうかと考えるかごめです。このまま犬夜叉のいない世界で生きていくのかと考えていました。「犬夜叉、会いたい。」そうかごめが想うと井戸に変化が現れます。

犬夜叉と共に犬夜叉の世界で生きることに決めたかごめです。楓に習って薬草作りやお祓いの手伝いをします。犬夜叉とかごめ、二人は仲間と共に明日を生きていきます。最終回を迎えた犬夜叉ですが、その後の話については次に触れていきます。その後はどうなったのか気になる読者もたくさんいました。

アニメ版完結編での最終回では漫画にはなかったキスシーンがあります。漫画版では抱き合うだけでしたが、犬夜叉が四魂の玉の中にかごめを救いに行くシーン出会った二人はキスを交わしました。

犬夜叉の最終回を見て、犬夜叉とかごめの絆の深さに感動した人は多くいました。感動して涙を流したファンも沢山いたようです。

犬夜叉とかごめのラストシーンに、ドキドキしたファンも多くいました。ふたりの気持ちが重なり合った最終回は必見です。

上記で紹介したように、犬夜叉とかごめはこれからも二人で生きていくことを決めました。苦難を乗り越え、明日へとつながっていくストーリーに感動したファンも沢山います。

少年サンデーコミックスでは56巻で完結した犬夜叉ですが、2013年週刊少年サンデー10号で東日本大震災被災地復興支援プロジェクト『ヒーローズ・カムバック』でその後の話が掲載されます。

週刊少年サンデーに掲載された半年後の話ですがコミックスでは「犬夜叉」ワイド版30巻に収録されます。全30巻です。

「犬夜叉」その後は、3年後かごめが犬夜叉の世界で生き始めた所からさらに半年後の話描かれています。次では半年後の二人をネタバレでします。

犬夜叉の最終回が終わったあとでは、特別編のストーリーでかごめの巫女が見られます。巫女として立派な姿になったかごめを、ぜひ特別編でチェックしてみてください。

相変わらず妖怪退治の日々です。根の首という桔梗に封印された妖怪がかごめ達の前に現れます。かごめを桔梗と間違え襲う根の首ですが、現れた本体はかごめと犬夜叉によって浄化されます。

根の首が桔梗と関係があった事をかごめに話さなかった犬夜叉です。かごめは怒りませんが、「おすわり」をさせ、私を信じてと伝えます。犬夜叉はかごめを不安にさせたくないようですが、隠してしまうのは相変わらずです。

二人のやり取りを見ていて、「懐かしい眺めですな」という弥勒。二人は夫婦姿が板に付いています。子供たちが待っているから帰ろうと言う弥勒。その後ろには犬夜叉とかごめ二人が寄り添ったいつもの姿です。

犬夜叉の読み切りを読んだファンの意見も沢山SNSなどで上がっていました。高橋留美子さんの描く、深い世界にハマってしまうファンも多くいます。

犬夜叉終了後、高橋先生は「境界RINNE」を週刊少年サンデーで2009年21・22合併号から2018年3・4合併号まで連載しています。全40巻。アニメ版は2015年から2017年の4月から9月に放送されました。

「境界RINNE」とは幼いころ神隠しに遭ったことで霊感をもつようになった少女『真宮桜』と現世を彷徨う霊魂たちを成仏させるため、「死神のような仕事」を行う『りんね』が出会ったことで、桜はりんねを手助けするようになります。学園と霊界を舞台に祓い屋や死神、契約黒猫、そして幽霊たちの巻起こす事件を二人は協力し解決していきます。

犬夜叉は完結してしまいましたが、境界のRINNEでは犬夜叉とは一味違う魅力あるキャラクターに出会えるはずです！こちらの方も是非チェックして下さい！