東京喰種:reの竜とは何？正体や金木・リゼとの関係をネタバレ考察

東京喰種:reには竜が登場します。東京喰種のアニメ第3シリーズで、旧多二福がラスボス的な存在として竜のことを語りましたが、ついに竜の正体が明らかになりました。この記事では東京喰種:reに登場する竜の正体や竜と金木やリゼとの関係、竜遺児などについてネタバレで詳しく解説していきます。

東京喰種:reは石田スイさんが東京喰種の続編として、週刊ヤングジャンプで描いている漫画作品です。東京喰種:reは梟(ふくろう)を倒す作戦が完了して2年たった世界の物語が描かれます。東京喰種では金木研を主人公に喰種側の目線で描かれましたが、東京喰種:reではCCGの側から見える世界が描かれており、主人公は佐々木琲世(ささきはいせ)に移りました。

東京喰種:reは2014年12月19日にコミックスの1巻が発売されており、2018年には東京喰種√Aの続きとなる作品として、アニメ化が決定しています。

人間を喰べる喰種(グール)は東京を支配しており、あいかわらず喰種に対する人間たちの恐れは変わりませんでした。喰種に特化して捜査を行うCCGでは、佐々木琲世に指令が出ていました。こうして4名のクインクス(Qs)という手に負えないメンバーと一緒に、佐々木琲世の悩み多き日々が始まります。

東京喰種:reに登場する竜とは、和修家の祖先で最強クラスの強さをもつ敵のことをさします。ネタバレで、竜のことがエピソードに登場したのは総議長室で旧多とピエロ一行が会議をしているときです。この総議長室の会議の場で、竜は和修家のルーツとして最強の敵と定められました。

神話であらわれる竜は、爬虫類のような姿に鋭利な爪や牙をもった姿で登場することが多いです。この竜の元をたどると、蛇が神がかった力を受けて進化した存在だとされています。日本にも水の神様とされる竜神がいますし、世界には竜の神話となる物語が多数あります。

竜の起源をたどると、中国の竜にたどりつきます。この中国の竜は、インドの蛇神ナーガラージャに影響を受けていると伝えられています。東京喰種:reに登場したナァガラジは、インドの蛇神ナーガラージャに関連して出てきた存在だと考察されています。

東京喰種:reで竜とは何かといったとき、まず竜のルーツを探る必要があります。東京喰種:reで竜の子孫は和修だとされています。ピエロたちと旧多が話している会議の場で、竜とは和修家の祖先であり起源だという解釈がなされたのです。

東京喰種:reで竜とは喰種の起源だという説があります。喰種には祖先となる一族がいたということがわかっています。また竜の祖先は一つではなく、たくさんいたであろうことも判明しています。そのため竜とは喰種の起源である可能性があるのです。

東京喰種:reで葉月班長が黒山羊に侵入するエピソードがあります。その後旧多はコウリュウギという名の作戦を立てて、黒山羊を破壊するための命令を出しています。旧多が指令を出した作戦のコウリュウギを漢字にすると、「降竜儀」となります。

和修家をルーツとする竜の正体とは何なのでしょうか？ついに東京喰種:reのエピソードで、竜の正体が金木であることが判明します。金木はオッガイやハジメ、旧多たちを喰べた後、竜に変身しています。旧多は金木に捕食される前に、金木に対して自分が勝利したことを宣言しています。

また旧多は、赤ちゃんに対して自分をお食べというような意味深な言葉を金木に言っています。この謎の旧多の発言は、金木の竜化現象が計画的に行われたことを表しています。

東京喰種:reで真の竜とはリゼだとする説があります。トーカのおかげで、竜化した金木は元の状態に戻ることができました。しかしこの後人間たちが喰種になる事態が起こります。さらに金木に喰われていた旧多が生きていることが判明します。生きていた旧多はリゼに対して、自分のかわいい竜という呼び方をしました。この旧多の意味深な発言が、リゼが本当は竜だとする説の根拠となっています

東京喰種に登場する金木研は上井大学に通う学生で、文学部の国文科一年生です。金木の身長は169㎝で体重は55kgです。金木は有馬と同じ誕生日の12月20日のいて座生まれとなります。AB型の金木は、本を読むことや頭の良い女性が好きです。金木の好きな食べ物はハンバーグで、Rcタイプは鱗赫となります。

東京喰種の金木は純粋な喰種ではなく、半喰種です。金木は喰種だけでなく、半分人間の要素が混じった喰種ということになります。金木はあんていくで出会ったリゼに対して恋心を抱きましたが、彼女が喰種だとは知りませんでした。そのため金木はリゼに喰べられそうになってピンチに陥ります。

しかしリゼが事故で転落死してくれたので、彼女の臓器を移植して金木は生き延びる事が出来ました。しかし喰種であるリゼの臓器を体内に取り入れてしまったために、金木は半喰種になっています。

東京喰種に登場するリゼは作中でも重要キャラクターであり、金木を喰種にするきっかけを作りました。リゼは金木と年が近く、両者はあんていくで出会うことになりました。リゼの趣味は本を読むことで、赫子は鱗赫を持ちます。リゼは眼鏡をかけたセクシーな女性で、一見頭がよさそうな雰囲気があります。しかし実際のリゼは自由気ままで強欲な人物です。

リゼは転落死したとされていましたが、実は嘉納に助けられていました。その後リゼは半喰種を生み出すために利用されることになります。リゼの名前は偽名であり、彼女は鯱によって育てられました。リゼは鯱の別の名前の苗字と同じ姓をしています。

東京喰種のリゼは屁理屈が苦手で、人間をたくさん食べる大喰いの喰種です。リゼは無計画に人間を食べるので、仲間から敬遠されることもあります。

東京喰種のリゼは他の喰種とは赫子が違うとされています。リゼはVという謎のグループに入っていた喰種であることが判明しています。これはリゼが旧多二福のように、和修家から生まれた子供だということをあらわしています。

リゼが大喰いである理由は、竜が関係しているとされています。竜の祖先である和修家は半喰種を生み出すためにリゼを利用していました。リゼは胎となる予定だったのです。しかしリゼは旧多によって助けられます。このような出来事がきっかけで、以後リゼは大量に人間を喰べるようになっています。鯱に助言された際も、リゼは全くいう事をきこうとしませんでした。

東京喰種:reで旧多は降竜儀という作戦を考えました。これは竜を呼び出す作戦です。旧多が竜のエサとしていたのがオッガイです。このオッガイはリゼがベースでした。旧多のなかで、リゼとの間にできた生命体が竜だったと考えられます。

東京喰種:reのネタバレで金木は竜になってしまいます。竜の正体とは金木が変化した姿だったのです。金木を竜にしようと企てた旧多を捕食し、竜化した金木は街全体を包み込むほど大きくなりました。竜となり、周りの者を飲みこんでいく金木に意識があるかどうかはわかりません。

東京喰種:reのネタバレで竜の正体であった金木ですが、トーカたちの協力によって助け出されました。金木の体は研究班から調べられることになります。すると金木の内臓から謎の臓器がいくつか発見されました。この時点で単なる喰種とは異なる存在である金木ですが、体の具合は良好でした。

東京喰種:reのネタバレで、クインクスとトーカは竜化した金木と対面しました。竜となった金木は手や足の先がぼやけて分からず、顔以外の体は喰種とも人間とも異なります。竜化した金木の姿は、まるで二度と生える事のない金木の腕みたいに奇妙な外見にみえました。

東京喰種:reのネタバレで竜化した金木を見つけた瓜江は本部と話をして、金木を救い出す作業に入ります。金木のあまりの変貌ぶりを見た才子は、涙を流していました。竜から金木の摘出作業をしているとき、ナーガラジャが反抗してきます。赫子は瓜江を攻撃し、金木を放そうとしません。ここで才子はナーガラジャの赫子の爆破を受けて異変が起こります。才子の右目は赫眼となってしまったのです。

東京喰種:reのネタバレで攻撃を仕掛けてくるナーガラジャに対して瓜江も反撃に出ます。瓜江はナーガラジャの赫子を切断しました。これによって金木は助け出され、ナーガラジャは崩壊していきました。

東京喰種:reのネタバレでナーガラジャから吐き出された赫子の生物たちがいます。これらナーガラジャから生まれた生物は本体が崩壊したことによって、元いた場所へ戻っていきました。ナーガラジャの体に帰った生物達を見て、本部はとても喜んでいます。

東京喰種:reのネタバレで東京19区では、人間が喰種となり共食いをはじめていきます。赫目に驚く人や、吐き気をもよおす人、ベッドで荒れ果てる人などが現れ、人間が人間を喰う危険な事態が起こります。

東京喰種:reの161話のタイトルは「来たれ、汝甘き死の時よ」となっています。これはバッハが作曲した6曲からなる教会カンタータの1番目のタイトルです。このタイトルが金木の死を暗示しているという説があります。金木は東京喰種の主人公キャラクターでもあるので、そう簡単には死なないという考察もあります。しかし意味深なこのタイトルが付けられたことを考えると、金木の生死について先行きが不透明な状況となっています。

東京喰種:reのネタバレで金木が助け出されて周りは喜んでいるのに、貴未だけは意味深な表情をしていました。これはナーガラジャが周りを喰種にする能力があると貴未が知っているようにも取れるシーンです。貴未には錦という彼氏がいて、錦と一緒に生活していきたいと考えていました。

人間が喰種化することで、人間と喰種の境界線がなくなり、錦との生活ができる可能性も高まります。このため貴未はナーガラジャの能力の秘密を知っていた可能性があると考察できるのです。

東京喰種:reで竜化した金木に喰われた旧多ですが、その後なぜか生還して登場しています。なぜ旧多が生きていたかはわかりませんが、復帰後の旧多の髪の毛には白髪がありました。旧多がなぜ生きていたのかは、東京喰種の本編で語られることがあるかもしれません。

東京喰種:reで旧多は金木を竜化させようと初めから計画していた可能性があります。そして竜化した金木に喰われてもなぜか旧多は生きていました。これら旧多の行動の目的は何なのかは、本編で明らかになっていません。ただし旧多が竜化した金木に喰われたといっても、死んだと描写されたわけではありません。旧多には何か目的があって金木に喰われたという可能性もあるでしょう。

東京喰種:reのネタバレで旧多は金木に対して、竜に対する供え物という見かたをしていました。竜に供えたはずの金木が生きていた事に旧多は驚きを隠せませんでした。この後、金木と旧多は戦うことになります。

金木が頭のなかでリゼに関する事を語るという東京喰種:reのネタバレシーンがあります。リゼが育てていた赫包は、オッガイに渡った後に金木のところに集約していきました。リゼが核と言っていたものが旧多を通じて金木に移り、ナーガラジャの内部で一体になったということになります。

東京喰種:reに登場する竜遺児とはどんな存在なのでしょうか？竜遺児とは竜戦が行われたことにより誕生した落とし児のことです。東京喰種の最終回で、竜遺児に関するエピソードが描かれています。竜戦から生まれた落とし児の生き残りに対して、竜遺児という名前がつけられたのです。

この竜遺児を倒そうとする展開が最終回で登場します。竜遺児が次々に生まれて世代が変わる中で、外見が人間のようになってきていると瓜江は指摘しています。

東京喰種:reで竜遺児は、竜に似た生物の毒をそなえた卵管から生まれています。竜の祖先とされる和修家は人間を喰わせることにより核を植えつけて、竜に似た生物を生み出します。この竜に似た生物の卵管から生まれてきたのが竜遺児となります。

東京喰種:reの竜遺児の見た目はまるで人間のようになってきていると、瓜江が発言しています。竜遺児が生まれては死んでいく世代進化を経るなかで、だんだん竜遺児の外見が人間そっくりになっていきました。

東京喰種:reで竜遺児は世代交代による進化を繰り返して、人間でいう5歳の子供くらいの頭脳を持つことが分かっています。このような流れでいくと、竜遺児は人間と同等の外見と頭脳を得て、さらには赫子を使えるようになるとされています。このように人間同等の姿となった竜遺児の姿は、まるで喰種のようになるでしょう。

東京喰種:reのネタバレで、竜遺児である落し児を吸収させることによって竜が生まれることになっています。この場合竜遺児は竜を誕生させるきっかけとなるので、駆逐されるべき存在だということになります。

ここでは東京喰種:reで竜遺児が現れた物語のその後について解説していきます。東京喰種:reで卵管が壊されたことにより、ROSの危険が回避されました。しかしまだ残っている卵管のなかから毒のない竜遺児が誕生して、人間を恐怖に陥れていました。卵管から生まれた落し児である竜遺児は、人間と喰種にとって憎むべき存在となっています。

東京喰種:reで喰種はその後、TSCと仲間関係にある共同戦線というグループを立ち上げました。共同戦線の代表者は築山習であり、万丈数壱が副代表になっています。ジロは万丈との仲を深めていき、万丈の奥さんになりました。草薙ナキは共同戦線に参加し、やがてミザと結ばれると9人の子供の親となっています。

墓盗りのユミツは喰種を指導するようになり、グループの首領になりました。安久黒菜はヨーロッパへ旅立ち、人に危害を与える喰種を退治するようになりました。このように喰種のメンバーはそれぞれの人生の道を歩んでいきます。

東京喰種:reの人間やQsのその後はCCGが終了して、TSC(東京保安委員会)が誕生しました。TSCのメンバーはCCGにかつていた人間が選ばれており、6年の時を経ても戦闘は終わっていませんでした。丸手斎がTSCで長官を務めるようになり、馬淵活也はTSCで情報部の部長に就任します。鈴木誠はTSCの職員となって竜の祖先である和修家のルーツを整理していくようになりました。

鈴木誠は竜遺児に関しても調べる研究者になっています。また和修家のV直属の血統が終了したことが判明します。安浦清子はTSCで保安官のアカデミー学長になりました。しかし彼女は生涯誰とも結婚をしませんでした。東京喰種:reの人間やQsのメンバーもそれぞれの人生を歩んでいくことになります。

ここでは東京喰種:reの竜に関するツイッターでの感想や評価について見ていきます。まず竜から誕生した生物が一番めんどうな存在だったという感想がありました。竜から出てきた生物は、本体が崩壊したことによって元の場所に戻っていったので最後は本部も喜べる展開になっています。竜化した金木を発見した人間と喰種が、金木を助けるために協力する展開があります。

人間と喰種が金木を助けるために連携する状況こそ、実は金木が望んでいた状況だったのでは？という意見がありました。また金木を竜にしようと企んでいた旧多の本当の目的が何だったのかが気になる視聴者がいます。旧多は意味深な発言や行動が多いので、竜が登場するエピソードでキーパーソンのように見えているのかもしれません。

他にはトーカの目前で金木が竜となるシーンがエグいという感想がありました。金木が竜となり、まわりを捕食する絵の不気味さなどが印象に残っている人がいるようです。金木が竜化する展開が早いという感想もでています。

ここまで東京喰種:reの竜の正体や、竜と金木やリゼとの関係などについてネタバレで見てきました。東京喰種:reで竜とは和修家のルーツとなる存在であり、最強の敵とされる存在です。また竜の正体とは金木が変化した姿だったことも判明しました。

竜の正体である金木は周囲の者を喰っていき、旧多さえも飲みこんでしまいます。しかし竜に喰われた旧多はなぜか生きていました。毒が含まれた卵管からは落し児となる竜遺児が誕生しています。この記事を参考に竜の祖先や正体を知って、今後も東京喰種:reの展開を楽しんでいきましょう！