【ワンピース】声優が交代したキャラクター一覧！変わった理由や代役・後任は？

『ONE PIECE(ワンピース)』は、1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている海賊冒険漫画です。略称は「ワンピ」。2021年2月時点で既刊98巻までが刊行されており、ジャンプの歴代作品の中では『こち亀』に次ぐ長期連載作品となっています。さらに2015年6月には、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されていました。

『ワンピース』のあらすじは2021年2月時点で、最後の海「新世界編(61巻第598話～)」が展開されています。マリンフォード頂上戦争から2年の月日が流れ、麦わらの一味のメンバーたちは各々の島での修行を終えていました。そこでシャボンディ諸島に集結し、「新世界」を目指して航路を進み始めます…

声が変わった1人目のキャラはナミです。ナミの声を担当していたのは岡村明美で、産休を理由に一時交代することになりました。岡村が1999年10月20日 第1話～2001年5月までナミを演じ、その後山崎和佳奈が2001年5月27日～8月26日(第70話～78話)まで代役を務めています。

声が変わった2人目のキャラはトニートニー・チョッパーです。チョッパーの声を担当していたのは大谷育江で、体調不良を理由に一時交代することになりました。大谷が2001年9月16日 第81話〜2006年1月までチョッパーを演じ、その後伊倉一恵が2006年1月22日〜4月30日(第254話〜263話、『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』)まで代役を務めています。

声が変わった3人目のキャラはニコ・ロビンです。ロビンの声を担当していたのは山口由里子で、産休を理由に一時交代することになりました。山口が2001年4月29日 第67話〜2007年3月までロビンを演じ、その後小林優子が2007年3月4日〜7月22日(第299話〜319話)まで代役を務めています。

声が変わった4人目のキャラはシャーロット・プリンです。プリンの声を担当していたのは沢城みゆきで、産休を理由に一時交代することになりました。沢城が2017年4月30日　第786話〜2018年10月までプリンを演じ、その後桑島法子が2018年10月7日〜12月2日(第856話〜第863話)まで代役を務めています。

初期のイワンコフの声を演じていたのが「いわむらのりお」だったということをご存じでしょうか？イワンコフの声を演じるまではあまり知られていなかった声優ですが、ワンピースオーディオでイワンコフの声を演じることが決まってからは大人気となりました。しかし、2010年5月23日(第452)の出演を最後に、イワンコフの担当を降りることになります。

いわむらのりおがイワンコフの担当から外された理由、それは「わいせつ図画陳列罪」で逮捕されたからです。逮捕されることになった罪状を聞いてもピンとこない方は多いかもしれません。どうやら、逮捕される前のいまむらは全身に刺青を入れ、それをネット上にモザイク処理していない状態で投稿したようです。

この行為をおこなったことで逮捕されることになってしまうのですが、なぜ彼がこのような事件をおこしたのか理由までは分かっていません。いまむらは刺青の愛好家であるため、その素晴らしさを知って欲しいという理由で流したのでしょうか？

いわむらは逮捕されてしまったものの、イワンコフのファンはいまむらさんしかできないキャラだから降板しないで欲しいという声をネット上に多く寄せていたようです。凶悪犯罪で逮捕されてしまったわけではないため、復帰する可能性を考えていた方もいらっしゃったようですが、結果的には後任声優が決まっています。その声優が岩田光央で、2010年8月8日(第461話)から担当することになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはベン・ベックマンです。ベックマンの声を担当していたのは曽我部和恭で、1999年12月8日(第4話)までベックマンを演じています。その後、田原アルノが2003年4月20日(第151話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはジュラキュール・ミホークです。ミホークの声を担当していたのは青野武で、2003年4月20日(第151話)までミホークを演じています。その後、掛川裕彦が2010年8月15日(第462話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはネフェルタリ・コブラです。コブラの声を担当していたのは家弓家正で、2007年9月14日(第324話)までコブラを演じています。その後、上田敏也が2011年8月28日(第512話)まで代役を務めていました。

このまま上田敏也がコブラの声を演じると思われたのですが、結果的に2017年2月12日(第776話)から郷田ほづみがコブラの声を担当することになっています。詳しい理由は明かされていませんが、80歳を超える高齢の方なのでそれを理由に降板したのかもしれません。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはボルサリーノです。ボルサリーノの声を担当していたのは石塚運昇で、2016年7月31日(第751話)までボルサリーノを演じています。その後、置鮎龍太郎が2019年4月21日(第881話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはシャーロット・リンリンことビッグ・マムです。ビッグ・マムの声を担当していたのは藤田淑子で、2012年11月4日(第571話)までビッグ・マムを演じています。その後、小山茉美が2017年4月30日(第786話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはリク・ドルド3世です。ドルド3世の声を担当していたのは広瀬正志で、2014年9月7日(第660話)までドルド3世を演じています。その後、銀河万丈が2014年10月19日(第666話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはスモーカーです。スモーカーの声を担当していたのは松尾銀三で、2001年9月2日(第79話)までスモーカーを演じています。その後、大場真人が2001年12月23日(第94話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはジンベエです。ジンベエの声を担当していたのは郷里大輔で、2009年12月27日(第432話)までジンベエを演じています。その後、宝亀克寿が2010年3月14日(第442話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはモンブラン・クリケットです。モンブランの声を担当していたのは谷口節で、2010年4月(OVA『EPISODE:0』)までモンブランを演じています。その後、内田直哉が2018年8月25日(TVSP『エピソードオブ空島』)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはセンゴクです。センゴクの声を担当していたのは石森達幸で、2012年12月15日(劇場版『Z』)までセンゴクを演じています。その後、大川透が2014年8月30日(TVSP『3D2Y』)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはゼフです。ゼフの声を担当していたのは矢田耕司で、2013年8月24日(TVSP『エピソードオブメリー』)までゼフを演じています。その後、樋浦勉が2017年6月25日(第794話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはゴール・D・ロジャーです。ゴール・D・ロジャーの声を担当していたのは大塚周夫で、2013年4月7日(第590話)までゴール・D・ロジャーを演じています。その後、津嘉山正種が2018年8月12日(第849話)から代役を務めることになりました。

声優の死亡などその他の理由で声が変わったキャラはシャクヤクです。シャクヤクの声を担当していたのは鶴ひろみで、2011年10月9日(第518話)までシャクヤクを演じています。その後、浅野真澄が2019年1月27日(第870話)から代役を務めることになりました。

『劇場版 ONE PIECE』は2000年に公開されています。当作品ではフジテレビアナウンサーの笠井信輔、境鶴丸、伊藤利尋の3人がゲスト出演していました。サンジが麦わらの一味に加入する前の話で、ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップの4人で航海しています。お宝目当てで海賊エルドラゴに襲われるという物語で、スケールがそこまで大きくないため、テンポよく見ることができます。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』は2001年に公開されています。残念ながら当作品でゲスト出演したキャストはいません。物語はゴーイングメリー号をトランプ海賊船に奪われたことで、メリー号を取り戻すために「からくり仕掛けのねじまき島」を訪れるところから始まります。前作より戦闘シーンが増えているのが特徴的で、麦わら一味とトランプ海賊団の熱いバトルが展開されていました。

映画『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』は2002年に公開されています。当作品でもゲスト出演したキャストはいませんでした。物語は海底火山の噴火によって飛ばされてしまったチョッパーを探すというのが本筋です。チョッパーはまだ麦わらの一味に加入したてで、仲間を守るために成長していく彼の姿を見ることができます。

映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』は2003年に公開されています。当作品ではアナグマの声をゲスト出演者・酒井美紀が担当しています。物語は大海賊たちが競う危険な世紀の大レース「デッドエンド」を舞台に、ルフィたちが過酷なデッドエンドのレースを進んでいくというものです。

映画『ONE PIECE 呪われた聖剣』は2004年に公開されています。当作品に出演したゲストは中村獅童、内博貴、久本雅美でした。物語はゾロが食料を調達しようと降り立った島で姿を消したところから始まります。ゾロの少年剣士時代が語られているため、ゾロのファンは必見です。

映画『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』は2005年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは池松壮亮と綾小路翔でした。物語は麦わらの一味が航海中にパラダイスのような島「オマツリ島」の地図を拾い、その島に向かうことになったところから始まっています。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』は2006年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは稲垣吾郎、加藤浩次、山本圭一でした。物語は沈没寸前の海賊船から、黄金総入歯のおばあさんを助け出したことがきっかけで大きく動き出しました。ロボットやからくり城などが登場しており、そこで繰り広げられる謎解きが見どころです。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』は2007年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは矢口真里、南海キャンディーズ(不明)、田村淳、川嶋あいでした。物語の舞台は砂漠の国「アラバスタ」です。その国の崩壊計画を目論むクロコダイルが率いる秘密組織から守るため、アラバスタの王女ビビとルフィたちが熱いバトルを繰り広げます。

映画『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー＋冬に咲く、奇跡の桜』は2008年に公開されています。当作品にゲスト出演したのはみのもんたでした。物語は航海中に倒れたナミを治療するために訪れたドラム王国で、チョッパーに遭遇したところから始まります。

映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は2009年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは竹中直人、北島康介、皆藤愛子でした。物語は突如上空から現れた大海賊「金獅子」によって、ナミが攫われたところから始まります。ルフィたちはナミを取り戻すために、伝説の海賊との戦いに身を投じることになりました。

映画『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』は2011年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは山口智充でした。物語は命よりも大切なルフィの麦わら帽子を、大ワシにとられてしまったところから始まっています。劇場版初めての3D作品となっているため、より迫力のある戦闘シーンを新たな視点で見ることができるはずです。

• 篠原涼子
• 香川照之
• 加藤綾子
• 西内まりや
• 田中美保
• 佐々木希

映画『ONE PIECE FILM Z』は2012年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは上記一覧の6人でした。物語は新世界を航海するルフィたちが、全世界抹消計画を目論む元海軍大将「ゼット」と遭遇したところから始まっています。人気放送作家の鈴木おさむが脚本を担当しており、劇場版史上最大のスケールの大きさを楽しむことができます。

• 満島ひかり
• 濱田岳
• 菜々緒
• 北大路欣也
• ケンドーコバヤシ

映画『ONE PIECE FILM GOLD』は2016年に公開されています。当作品にゲスト出演したのは上記一覧の5人でした。物語の舞台は麦わらの一味が上陸した、大富豪が集う世界最大のエンターテインメントシティ「グランド・テゾーロ」です。華やかな舞台や演出、衣装など映画としての面白さを最大限に堪能できます。

映画『ONE PIECE STAMPEDE』は2019年に公開されています。当作品にゲスト出演したのはユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太でした。物語の舞台は、海賊による海賊のための世界一の祭典「海賊万博」です。海賊や海軍、革命軍、王下七武海など人気のあるキャラクターが勢揃いしているため、過去に登場したキャラクターも見ることができます。

これまでに代役を務めた声優やゲスト声優などを紹介してきましたが、実は麦わらの一味の声優レギュラー陣も代役を務めている時があります。その場合は声優名ではなく、「粗忽屋」という名義を使って役を演じていました。そこで、ここからは代役を務めた時のキャラと裏名義を紹介していきます。

『ワンピース』のルフィ役を演じている田中真弓は「粗忽屋浜田山店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋浜田山店」で担当した代役は、偽チョッパー、キャラ・オーズ、のらぎつねです。

『ワンピース』のゾロ役を演じている中井和哉は「粗忽屋西神戸店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋西神戸店」で担当した代役は偽サンジ、鶴のホーミーズ、キノコンダ、サルデス、ドリップ、ヤギゴリラゾンビ、クンフージュゴン、ジゴロウ、ピエールです。

『ワンピース』のサンジ役を演じている平田広明は「粗忽屋本店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋本店」で担当した代役は偽ルフィ、チュチューン、デマロ、ブラック、犬ッペ、カル―です。

『ワンピース』のナミ役を演じている岡村明美は「粗忽屋武蔵野店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋武蔵野店」で担当した代役は偽ロビン、ヴィンスモーク、ヨンジ、アフェランドラ、ココア、ゴンべ、スーです。

『ワンピース』のウソップ役を演じている山口勝平は「粗忽屋東品川店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋東品川店」で担当した代役は偽ゾロ、ドスマルシェ、ニトロ、ランドルフ、バリエテ、地面のホーミーズ、木馬、マンジャロウ、ドグラ、ミノタウロス、マツゲです。

『ワンピース』のチョッパー役を演じている大谷育江は「粗忽屋東京店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋東京店」で担当した代役は偽ナミ、ショコラ、エニシダです。

『ワンピース』のロビン役を演じている山口由里子は「粗忽屋後楽園店・粗忽屋所沢店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋後楽園店・粗忽屋所沢店」で担当した代役はシェリー、エポニー、キキョウ、ヤガラです。

『ワンピース』のフランキー役を演じている矢尾一樹は「粗忽屋二子玉店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋二子玉店」で担当した代役は偽そげキング、マウンブルテンです。

『ワンピース』のブルック役を演じているチョーは「粗忽屋雑司ヶ谷天・粗忽屋新宿店」の名義で代役を務めています。裏名義「粗忽屋雑司ヶ谷天・粗忽屋新宿店」で担当した代役は偽フランキー、アウトルック三世、サボの父、スフィンクス、マウジイ、トルコです。

こちらは『ワンピース』のDVD100巻を記念して開催された、麦わらの一味の緊急座談会の動画です。一味の声優が全員集合しており、仲が良く楽しい雰囲気が満載なのでぜひチェックしてみてください。

こちらでは『ワンピース』に登場する、イワンコフの声優の逮捕に関する感想があがっています。局部までネット上に流してしまえば同然逮捕されると言われていますが、感想からは逮捕による降板を残念がっている様子がうかがえます。

こちらでも『ワンピース』に登場する、イワンコフの声優の逮捕に関する感想があがっています。この他に、2018年に逮捕されて降板されたということが話題にされている感想があるので、逮捕事件はかなり衝撃的だったことがうかがえます。ただ、この感想の方のように残念に思う方が多いようです。

こちらでは『ワンピース』の声優に関する感想があがっています。感想では「そろそろ高齢化による降板が出てくるのか？」と言われていますが、やはり本作は長期間放送されているので、この方が疑問に思っているように高齢化による降板もあり得るかもしれません。

『ワンピース』の声優が交代したキャラクターを一覧化し、や逮捕された声優の代役や変わった理由などを紹介してきましたがいかがでしたか？やはり、本作は掲載から約20年の歴史がある長期連載作品なので、逮捕や死亡などの理由によって惜しまれながらも降板する声優が少なからずいました。これを機に、ワンピースをご覧になった際は担当する声優を意識しつつ、キャラクターの声に注目してみてください。