【ワンピース】粗忽屋〇〇店は麦わらの一味声優陣の別名義！担当したキャラは？

アニメ『ワンピース』のクレジットによく登場する「粗忽屋〇〇店」。この「粗忽屋〇〇店」とはいったい誰のこと、何のことなのでしょうか？本記事では「粗忽屋〇〇店」について詳しく紹介していきます！その前にまずは『ワンピース』の概要とあらすじについて紹介します。

『ワンピース』とは1996年に掲載された読み切り『ROMANCE DAWN』が原型となり、1997年から週刊少年ジャンプにて連載が開始された尾田栄一郎原作のマンガです。瞬く間に人気に火が付き、アニメ化、アニメ映画化、ゲーム化など様々なメディア展開がなされました。実写映画化はしていませんが、CMで一部実写化されると完成度が高い！とファンからも高い評価を受け、SNSでも話題になりました。

シャンクス率いる海賊団が隠し持っていた悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間になったルフィは、恩人のシャンクスに会うため、そして夢である海賊王を目指すため、1人旅に出ます。そして旅先で様々な出会いを経て仲間を集め、いつしか「麦わら海賊団」、「麦わらの一味」と呼ばれるようになるのです。

「粗忽屋〇〇店」とは、麦わらの一味の声優陣の別名義となります。ここからは「粗忽屋〇〇店」についてや、麦わらの一味の声優陣が端役をする際に「粗忽屋」と名乗るようになった理由について紹介していきます！

「粗忽屋（そこつや）」とは、『ワンピース』の麦わらの一味の声優陣が使う別名義のことです。詳しくは後述しますが、「粗忽屋〇〇店」の〇〇の部分には地名が入り、麦わらの一味の声優によって〇〇の部分が変わってきます。ストーリーによっては主要キャラである麦わらの一味が登場しないことがあるため、他の麦わらの一味の声優陣が端役を演じて楽しんでいるそうです。

「粗忽屋」を名乗るようになったのは、サンジ役の平田広明さんがふざけて名乗ったのが「粗忽屋」だったためと言われています。そのためサンジ役の平田広明さんは他の声優陣と違い、「粗忽屋本店」が別名義なのです。

麦わらの一味の声優陣はいずれも大御所ばかりなので、クレジットで「粗忽屋」と見て初めて麦わらの一味の声優陣だと気づくこともあるようです。そのため「粗忽屋」を探すのはファンの楽しみの一つにもなっています。

マリンフォード頂上決戦後、各々修行を重ねていた2年の間に偽麦わらの一味が登場したのですが、この偽麦わらの一味の声優は本物の麦わらの一味の声優がそれぞれ入れ替わって演じています。ここからは「粗忽屋東品川店」や「粗忽屋武蔵野店」など、「粗忽屋」名義で麦わらの一味の声優陣が担当したキャラクターをまとめていきます。

粗忽屋浜田山店名義なのはルフィ役の田中真弓さんです。オーズ、のらぎつね（偽チョッパー）を粗忽屋浜田山店名義で演じました。

粗忽屋西神戸店名義なのはゾロ役の中井和哉さんです。ンフージュゴン、ピエール、ジゴロウ、ヤギゴリラゾンビ、サルデス、キノコンダ、鶴のホーミーズ、ドリップ（偽サンジ）を粗忽屋西神戸店名義で演じました。

粗忽屋武蔵野店名義なのはナミ役の岡村明美さんです。スー、ゴンベ、アフェランドラ、ヴィンスモーク・ヨンジ、ココア（偽ロビン）の子供時代を粗忽屋武蔵野店名義で演じました。

粗忽屋東品川店名義なのはウソップ役の山口勝平さんです。マツゲ、ミノタウロス、ドグラ、木馬、バリエテ、ランドルフ、地面のホーミーズ、ニトロ、ドスマルシェ、マンジャロウ（偽ゾロ）を粗忽屋東品川店名義で演じました。

粗忽屋名義なのはサンジ役の平田広明さんです。カルー、犬ッペ、マグラ、チュチューン、デマロ・ブラック （偽ルフィ）を粗忽屋名義で演じました。

粗忽屋東京店名義なのはトニートニーチョッパー役の大谷育江さんです。エニシダ、ショコラ（偽ナミ）を粗忽屋東京店名義で演じました。

粗忽屋後楽園店名義なのはロビン役の山口由里子さんです。シェリー、ヤガラを粗忽屋後楽園店名義で演じました。

粗忽屋所沢店はロビン役の山口由里子さんのもう1つの名義です。キキョウ、エポニーを店粗忽屋所沢名義で演じました。ちなみにロビンの母親ニコ・オルビアも山口由里子さんが演じていますが、こちらは粗忽屋所沢店名義ではなく山口由里子名義で演じています。

粗忽屋二子玉店名義はフランキー役の矢尾一樹さんです。マウンブルテン（偽そげキング/偽ウソップ）を粗忽屋二子玉店名義で演じました。なお矢尾一樹さんは『ワンピース』作中でボンクレーやジャンゴの声優も務めていますが、こちらも粗忽屋二子玉店名義ではなく矢尾一樹名義で演じています。

粗忽屋雑司ヶ谷店名義はブルック役のチョーさんです。インペルダウンのLEVEL2の牢番であり、猛獣達の主であるスフィンクスを粗忽屋雑司ヶ谷店名義で演じています。

粗忽屋新宿店はブルック役のチョーさんのもう1つの名義です。サボの父（アウトルック3世）、トルコ（偽フランキー）、マウジイを粗忽屋新宿店名義で演じています。

ここからは粗忽屋に関する感想や評価を見ていきましょう。こちらの方はアニメを見ていてキャラクターの声優が気になったのでOPを見返したところ、ストローマン役が「粗忽屋東品川店」だったことに驚いているようでした。あわせて「声優ってすごい」という感想を持たれています。

山口勝平さんの別名義「粗忽屋東品川店」は登場回数も多いため、記憶に残っているファンは少なからずいるようです。しかしどういう意味なのか？また誰のことなのかはわからないままのファンが多いので、こちらの方のように「ずっとわからなかったけどそういうことか」と調べるなどして仕組みに気づくファンの感想も多く見られました。

岡村明美さんの別名義「粗忽屋武蔵野店」も登場回数が多いので、「粗忽屋東品川店」同様に記憶に残るファンが多くいます。こちらの方はしんどい気持ちになっていたのにアニメ『ワンピース』のOPで「粗忽屋武蔵野店」のクレジットを見て笑ってしまったそうです。

麦わらの一味の声優陣は有名一流声優ばかりです。そのためこの方のように「今回の粗忽屋が誰だかわからない」、「粗忽屋〇〇店だと思ったのに違った。声優の声幅広すぎ！」という感想を持つ方も多く見られます。

アニメオリジナルキャラクターにも「粗忽屋」が起用されることがあります。「粗忽屋」名義は長いため、クレジット表記される際に嫌でも目立ち、見覚えがある程度のファンや、「粗忽屋」とは何のことなのかわかっているファンは多くいますが、どの「粗忽屋」が誰なのかまで正確に把握できているファンは少ないようです。

そのためこちらの方のように、「粗忽屋」が出ていることはわかっても「「粗忽屋〇〇店」が誰なのかわからない」という感想を持つ方も非常に多く見られました。

ここまで「粗忽屋東品川店」や「粗忽屋武蔵野店」などの「粗忽屋〇〇店」についてまとめてきました。「粗忽屋」とは麦わらの一味の声優陣の出番が少ない時などに端役を演じるときに使う別名義のことで、偽麦わらの一味が登場した際には本物の麦わらの一味の声優陣が入れ替わってキャラを演じたため、クレジットには「粗忽屋〇〇店」が並び「粗忽屋」を知らないファンを驚かせました。

「粗忽屋東品川店」の山口勝平さんや、「粗忽屋武蔵野店」の岡村明美さんは「粗忽屋」名義で出演することも多いようです。ファンからの人気も高いためこれからも「粗忽屋〇〇店」は登場するはずですので、気になる方はアニメを見返してみたり、今後アニメを見る際にクレジットに注目してご覧になってはいかがでしょうか？