進撃の巨人のジーク戦士長は獣の巨人の正体?真の目的など徹底考察

『進撃の巨人』に登場するジーク戦士長は、その正体や目的が物語の重要部分を担っているのではないかと注目されているキャラクターです。この記事では、ジーク戦士長のプロフィールや活躍を紹介していき、その正体や真の目的、進撃の巨人の今後の展開などを考察していきます。

進撃の巨人のジーク戦士長は獣の巨人の正体?真の目的など徹底考察のイメージ

目次

  1. 【進撃の巨人】ジーク戦士長の正体とは?
  2. 【進撃の巨人】ジーク戦士長のプロフィールとは?
  3. ジーク戦士長の優秀な部下たちとは?
  4. 【進撃の巨人】ジーク戦士長の作中における戦いとは?
  5. 【進撃の巨人】作中で明かされたジーク戦士長の正体とは?
  6. 【進撃の巨人】獣の巨人の継承者・ジーク戦士長の目的とは?
  7. ジーク戦士長の正体から目的は別にある?
  8. 【進撃の巨人】ジーク戦士長の今後の活躍とは?真の正体や目的を考察!
  9. 【進撃の巨人】マーレ編で起こる今後の展開とは?
  10. ジーク戦士長の明らかになる正体や目的が進撃の巨人の展開を左右する!

【進撃の巨人】ジーク戦士長の正体とは?

2009年から別冊少年マガジンで連載されている『進撃の巨人』は、物語に夢中にさせる謎や伏線は読者をワクワクさせるものが多く、熱狂的なファンを中心に様々な考案や解説が行われているほど!そこで今回は、『進撃の巨人』の物語を語るに欠かせない重要人物・ジーク戦士長について、その正体や真の目的などを徹底考察していきましょう。

【進撃の巨人】ジーク戦士長のプロフィールとは?

ジーク戦士長は作者からも『進撃の巨人』の物語において重要人物として位置付けられているようで、『進撃の巨人』の物語の核心に迫るためには、彼の存在は欠かすことができません。まずは、『進撃の巨人』主人公エレン・イェーガーに立ちはだかる強敵・ジーク戦士長のプロフィールを紐解いていくとともに、その正体について迫っていきましょう。

ジーク戦士長の正体①:獣の巨人の継承者

ジーク戦士長の本名は「ジーク・イェーガー」となっており、『進撃の巨人』の中では獣の巨人の継承者としてエレン・イェーガーたちの前に立ちはだかる強敵。巨人化能力を身に付けている点では他のキャラクターと変わりありませんが、『進撃の巨人』作中で唯一巨人化しても人語を操ることができ、さらにジークの骨髄液を注射されたエルディア人は無垢の巨人として操ることができます。

ジーク戦士長の正体②:進撃の巨人を継承するエレンの異母兄弟

ジーク・イェーガーの本名が表すように、『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーとは血が繋がっている兄弟であることが分かります。グリシャ・イェーガーとダイナ・フリッツの間に生まれたのがジークで、将来のエルディア復権派を導く存在として育てられていましたが、7歳の時にマーレ政府に両親の正体を密告してしまいます。

ジーク戦士長の正体③:マーレ政府に忠誠を誓う「驚異の子」

ジークの行動によってエルディア復権派は全員「楽園」送りとなり、ジークのマーレ政府に対する忠誠心や戦士としての能力の高さから「驚異の子」と評価されるように。マーレ戦士長の立場にまで上り詰めては、マーレ軍部の会議にエルディア人ながら出席するだけでなく、発言して意見を述べるなどが許されていることから、マーレ政府から相当な信頼を得ていることが窺えます。

ジーク戦士長の優秀な部下たちとは?

『進撃の巨人』には敵味方問わず多くのキャラクターが登場します。戦士長という肩書きからも想像できますが、ジークには優秀な部下が揃っており、いずれも巨人化能力を継承した人物が集まっています。『進撃の巨人』作中において「驚異の子」とも呼ばれているジークですが、戦士長として慕う部下にはどんなキャラクターがいるのか見てきます。

パラディ島から帰還したライナーは副長

『進撃の巨人』でエレンたちの敵となる巨人化能力を有するマーレの戦士は獣の巨人を継承するジーク戦士長を筆頭に、パラディ島に潜入した鎧の巨人の継承者ライナー・ブラウンが副長として補佐しています。他にも車力の巨人を継承するピーク、顎の巨人を継承するポルコ・ガリア―ドの2人がいて、全員がジークの高い実力や立場から尊敬の念を抱いています。

巨人の力を継承する候補生たちも登場

マーレ編ではライナー視点で『進撃の巨人』の物語が展開されており、ピークやポルコといった戦士以外にも、将来巨人の力を継承する予定の戦士候補生たちの姿も描かれています。その中でガビという少女がライナーの持つ鎧の巨人を継承する有力候補となっており、彼女を慕うファルコの様子に注目が集まっています。

『進撃の巨人』マーレ編を描いた物語では、戦士候補生として日々訓練に取り組んでいる子供たちの様子を眺めているマーレの戦士たちの姿があります。その中に獣の巨人を継承することが決定しているマルコの姿もあり、ジークは彼がすべての能力を上手く引き出してくれるのかが気になっている様子です。

【進撃の巨人】ジーク戦士長の作中における戦いとは?

TVアニメ『進撃の巨人』ではジーク戦士長の登場は少ないですが、原作ではマーレ編が描かれていることもあり、様々な場面に登場して活躍しています。獣の巨人として戦いの前線に加わることがあれば、マーレの戦士長として部下や上司と会話しているシーンなどがあります。その中でも原作漫画『進撃の巨人』で描かれた印象深い活躍や行動に焦点を当ててみました。

ラガコ村で獣の巨人として出現(進撃の巨人:第9巻)

『進撃の巨人』でジーク戦士長が初登場となったのは、ウォール・ロゼ内地で巨人が出現した時のことで、『進撃の巨人』第9巻にあります。この時ジークはコニー・スプリンガーの故郷であるラガコ村付近で、無垢の巨人を内地に解き放って戦闘を始めます。ジークによって無垢の巨人にされたのはラガコ村の人々であり、調査兵団によって討伐されましたが、その中にコニーの母親の面影を残す巨人の姿もありました。

この時にジークは戦闘を無垢の巨人に任せて敵情視察を行っていましたが、調査兵団のミケ・ザカリアスと接敵すると、身に付けていた立体機動装置に興味を示して回収します。その後はウドガルド城で休息していた調査兵団を無垢の巨人を使って遅い、自身は遠くから戦況を見つめては、敵の戦い方を観察している様子を見せていました。

シガンシナ区でリヴァイ兵長と激闘(進撃の巨人:第21巻)

マーレは壁内から始祖の巨人を奪還することを画策し、調査兵団もウォール・マリアを奪還するために行動しては、シガンシナ区で大きな戦いが繰り広げられました。ウォール・マリア奪還作戦は『進撃の巨人』においても大きな戦いとして描かれており、マーレからはジーク戦士長をはじめ、鎧の巨人・超大型巨人・車力の巨人と、多くの戦力が投入されており、マーレにとって作戦の重要性が窺えます。

『進撃の巨人』至上最大級に熱い戦いはマーレ側に有利に展開していきますが、ジーク戦士長には人類最強と謳われるリヴァイ兵長が襲いかかり、殺される一歩手前まで追い詰められてしまうことに。しかしながら、ジークは一瞬の隙をついて車力の巨人によって救出され、鎧の巨人であるライナーの回収も命じた後、命からがら撤退していきます。

この時の戦いはジークにとっても大きなトラウマとなっており、リヴァイに圧倒されたことから「二度と会いたくない」と弱音を吐くほどでした。それまで『進撃の巨人』作中で戦士長らしい振る舞いを見せていたジークでしたが、リヴァイの強さには敵わないと感じているのかもしれません。

【進撃の巨人】作中で明かされたジーク戦士長の正体とは?

シガンシナ区での戦いでジークはリヴァイに圧倒されますが、その後に壁内で進撃の巨人を継承するエレン・イェーガーと遭遇します。そこからジークとエレンの関係性が明らかになり、さらにはジークの過去についても明かされていきます。ここから、『進撃の巨人』の物語における謎はジークがカギを握っているのだと感じさせてくれます。

進撃の巨人の力を持つエレンに正体を告白(進撃の巨人:第21巻)

命からがら車力の巨人によって救出されたジークは、そのまま撤退する前にライナーとベルトルトの回収を試みますが、結果的にライナーのみ救出することに。その時に初めて異母兄弟であり進撃の巨人を継承するエレン・イェーガーと接触することになります。エレンもまたジークに父親の面影を見たことから彼の話に聞き入ります。このシーンは『進撃の巨人』の名場面にも数えられています。

そこでジークは自身がグリシャの息子であること、エレンの理解者であることを告げますが、追いかけてきたリヴァイに気づくとその場を離脱します。去り際には「いつかお前を救い出してやる」と言い残しており、そのままベルトルトの救出は諦め、ライナーを回収するために車力の巨人を走らせるのでした。『進撃の巨人』の物語で、ジークとエレンが交わる展開が用意されているのかもしません。

過去に両親の正体をマーレに密告(進撃の巨人:第22巻)

『進撃の巨人』第22巻ではジークの過去が鮮明に描かれています。ジークはグリシャとダイナ・フリッツの間に生まれたことにより、幼い頃からエルディア復権派を導く存在として、英才教育を施されていました。ダイナ・フリッツはフリッツ王家の血を引いていることから、ジークにも王家の血が流れていることとなり、始祖の巨人を奪還することができれば全ての巨人を操ることができるようになります。

ところがジークは7歳になると、両親がエルディア復権派の人間であることをマーレ政府に密告して、自身はマーレからの信頼を得て戦士候補に選ばれます。実の息子に裏切られてしまったグリシャでしたが、ジークに「始祖の巨人を奪還してエルディアを救う」ことを教え込んでいたため、結果的にはその思惑通りに運んだことになるでしょう。

その後、ジークは獣の巨人を継承して戦士長の地位にまで上り詰め、パラディ島侵攻などを計画して、マーレに忠誠を誓いながら始祖の巨人と進撃の巨人を奪還するために行動していきます。『進撃の巨人』はその後、エレンたちパラディ島勢力から、ジークたちマーレ戦士の視点に立った物語へと進んでいきます。

【進撃の巨人】獣の巨人の継承者・ジーク戦士長の目的とは?

幼い頃に両親をマーレ政府に売り飛ばして、自身はマーレの戦士として信頼される地位を獲得したジークですが、彼が腹に抱えている目的とは何なのでしょうか?これまでの『進撃の巨人』作中で描かれているジークの行動や発言から、彼の目的について迫っていきましょう。

マーレの戦士・ジーク戦士長としての目的

マーレに忠誠を誓う戦士長として、ジークはパラディ島に侵攻して始祖の巨人を奪還することを企てています。この背景には、『進撃の巨人』の世界で急速な工業技術が発展しており、技術面で劣っているマーレは潤沢な資源が存在するパラディ島に目を付けていました。同時にマーレにとって始祖の巨人の力は重要な位置付けとなっており、すでに対外国家との戦争で巨人の力では戦いで優位に立つことができなくなっています。

ジーク戦士長の正体から目的は別にある?

かつて世界を滅亡まで追いやったとされる始祖の巨人を有することにより、マーレは全ての巨人の力を支配下に置くことで、優位性を回復させようという思惑に至るのでした。

始祖の巨人の力を奪還することはマーレ政府もジークも同じ目的であることには変わりませんが、ライナーとベルトルトに対して「呪われた歴史に終止符を打つ」と言っており、ジークには別の目的があることをにおわせています。また、ジークはシガンシナ区での戦いで特攻してくる調査兵団を見ては、パラディ島を治めているレイス王に対して激しい怒りを見せていました。

真の目的はエルディア人の根絶か?

このことから、ジークは始祖の巨人の力を奪還して巨人の力をコントロール下に置き、エルディア人の歴史を終わらせようと考えているのかもしれません。エルディア人がいる限り巨人を巡る争いも絶えないことから、その根源が滅亡すれば解決するでしょう。だからこそ、ジークは残り少ない命を始祖の巨人奪還に費やしており、『進撃の巨人』の物語がマーレ編に移った際も、軍部に始祖の巨人奪還を進言していたと考えられます。

【進撃の巨人】ジーク戦士長の今後の活躍とは?真の正体や目的を考察!

ジークはマーレの戦士として始祖の巨人を奪還すべく行動していますが、一方でエレン・イェーガーと血が繋がっているなど、『進撃の巨人』の物語の重要人物であることを存分に窺わせています。そんなジークの真の正体や目的について、今後の『進撃の巨人』の展開と絡めながら改めて深く考察していきましょう。

真の正体はフリッツ家の血を引く王家の末裔

ジークの母親はダイナ・フリッツとなっており、王家の末裔であることが『進撃の巨人』第22巻で分かっています。無垢の巨人を使役できるのはジークに王家の血が流れていることが起因しており、始祖の巨人を奪還できれば全ての巨人を支配下に置くことができます。ところが、ジークは自身に王家の血が流れていることをマーレ政府には明かしておらず、ライナーや獣の巨人の継承権を持つコルトにさえ秘密にしているようです。

なぜ真の正体を誰にも明かしていないのか、その謎も気になってしまうところですが、自身の正体がばれてしまうと真の目的を達成することができないのでしょう。そのため、ジークはマーレ軍部の会議で始祖の巨人を奪還することを急がせ、残された寿命の中で真の目的を達成しようと躍起になっていることが窺えます。

【進撃の巨人】マーレ編で起こる今後の展開とは?

マーレ編では、マーレの戦士たちの視点から『進撃の巨人』の物語が展開されており、その中でジーク戦士長の行動や伏線などに注目が集まっています。レベリオ収容区でのパラディ島勢力との戦いが繰り広げられる中、これから『進撃の巨人』の物語がどのように進んでいくのかを考察してみました!

ジーク戦士長はパラディ島勢力と繋がっている?

マーレ編では、パラディ島勢力とマーレの戦いが繰り広げられるようになり、獣の巨人となってジークも戦列に加わっています。戦いが始まる前、進撃の巨人を継承するエレン・イェーガーは負傷兵を装って潜入しており、そこで手紙を書いて誰かと連絡を取っていたことが描かれていますが、その相手がジークである可能性があります。

ジークは裏で行動している様子が描かれており、レベリオ収容区で行われる祭の場面ではエレンとライナーを引き合わせている様子でした。他にも、エレンが病棟の敷地内になるベンチに腰を掛けていた隣にはジークから送られたと思われるグローブとボールがあります。祭りの最中にマーレの戦士に召集がかかった時、1人だけ離れた位置での待機を命じられており、ジークとパラディ島勢力には何らかの繋がりがあることが窺えます。

ジークには兄としての感情が渦巻いている?

『進撃の巨人』第21巻で明らかになったように、ジークとエレンは異母兄弟であす。エレンに対して兄としての感情を抱いている様子も初対面で吐露していました。レベリオ収容区での戦いではジークとエレンが共闘する展開が繰り広げられる可能性が十分にあるでしょう。そうなると、『進撃の巨人』の物語で再び激しい戦いが繰り広げられることになります。

ピークがジークの裏切りを看破している可能性も?

祭が行われているレベリオ収容区でエレンが巨人化したことにより、マーレ編での戦いの火ぶたが切って落とされました。『進撃の巨人』において最大級の戦いになる可能性があり、パラディ島勢力からはミカサ・アッカーマンやリヴァイ兵長といった強者たちが最前線にたっています。戦いの行方がどう進んでいくのか、『進撃の巨人』の物語の今後の展開に注目と期待が寄せられています。

ポルコとピークはパラディ島勢力の人間によって遅れて戦列に加わりますが、さらに遅れて登場したのが獣の巨人でした。ポルコは希望に満ちた表情で振り返っていますが、ピークに関しては少し異なる表情を覗かせています。ピークは『進撃の巨人』作中で随一の鋭さや分析力に長けていることから、ジークの不審な動きなどをすでに看破している可能性があります。

ジーク戦士長の明らかになる正体や目的が進撃の巨人の展開を左右する!

マーレ編ではジークの行動に注目が集まっており、同時にパラディ島勢力との戦いの行方が気になるばかりです。ジークがどう行動するかによって戦況が大きく変化することは間違いなく、エレンと裏で繋がっていれば熱い展開になることは間違いないでしょう。その時にはジークが抱えている真の目的も明らかになるでしょうし、マーレ編がどういう決着を迎えていくのか、これからも『進撃の巨人』の展開に目が離せない日が続きそうです。
 

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