【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードは死亡?最後のシーンやライナーとの関係は?

『進撃の巨人』に登場するポルコ・ガリアードは死亡?最後のシーンやライナーとの関係は?マーレの戦士であるポルコは顎の巨人の継承者で、ライナーとは只ならぬ因縁を持っています。過激な戦闘シーンが特徴の『進撃の巨人』ではメインキャラが死亡する事も珍しくありませんが、『マーレ編』で重要人物となっていたポルコがどうなったのかは戦士候補生であるファルコが大きく関係しているようです。

【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードは死亡?最後のシーンやライナーとの関係は?のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人のポルコとは?
  2. 進撃の巨人のポルコ・ガリアードは死亡?最後のシーンを紹介
  3. 進撃の巨人のポルコが無能と言われる理由やライナーとの関係
  4. 進撃の巨人のポルコのアニメ声優
  5. 進撃の巨人のポルコに関する感想や評価
  6. 進撃の巨人のポルコの死亡まとめ

進撃の巨人のポルコとは?

『進撃の巨人』に登場するポルコ・ガリアードの最後のシーンやライナーとの関係などをネタバレしてく前に、彼のプロフィールを紹介していきます。ポルコは自分のファーストネームを呼ばれる事を嫌っているという事なので、その事についても解説です。また、『進撃の巨人』の作品概要やあらすじも紹介しますので、ぜひご覧になってみて下さい!

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

諫山創(いさやまはじめ)による漫画作品である『進撃の巨人』は、圧倒的な存在である巨人と人間による戦いを描いたダーク・ファンタジーです。『別冊少年マガジン』にて2009年から2021年まで連載され、単行本は全34巻となっています。累計発行部数は2019年時点で1億部を突破するほどの人気を誇り、メディアミックス作品であるテレビアニメ版は第4シリーズまで制作されるほどの反響を呼びました。

進撃の巨人のあらすじ

壁の中に住む少年エレン・イェーガーは、外の世界に憧れる少年です。外の世界には人間を食べる存在である巨人が蔓延っており、壁内人類は50mの壁の中で生活する事で100年の間平和を保ってきました。しかし、突如として50mを超える超大型巨人が壁を壊して侵入してきた事で、人類は今まで飼われていた事を思い出します。エレンは母親を目の前で巨人に食い殺され、この世の巨人を一匹残らず駆逐する事を強く誓うのでした。

ポルコ・ガリアードのプロフィール

ポルコ・ガリアードは『進撃の巨人』の『マーレ編』から登場したキャラで、九つの巨人の1つである顎(あぎと)の巨人を継承したマーレの戦士です。誕生日は11月11日、身長175センチ、体重75キロとなっています。金髪をオールバックにした髪型で、常にぶっきらぼうな表情をしており、乱暴な口調が特徴です。マーレの戦士である事に誇りを持っており、任務を忠実にこなします。

顎の巨人は『進撃の巨人』の本編序盤においてはユミルが継承していましたが、ライナーやベルトルトと共にマーレにやってきたユミルを捕食した事でポルコが継承したという流れになります。

ポルコ・ガリアードの兄はマルセル

マルセル・ガリアードはポルコの兄で、ライナーとベルトルトの友人でもあります。マルセルはかつて顎の巨人を継承したマーレの戦士として、ライナーやベルトルト、アニと共にパラディ島の始祖の巨人奪還作戦に参加しましたが、パラディ島に向かう道中で無垢の巨人であったユミルに捕食された事で死亡しました。弟であるポルコを大切に思っており、リーダーの素質も持っていたためにライナー達にも慕われていました。

ポルコは戦士候補生だった時に鎧の巨人の継承者第一候補として名前が挙がっていましたが、結局はライナーに決まっています。これはマルセルが軍に対して印象操作をしたからで、弟に長生きしてほしいと願う兄の気持ちからでした。そんなマルセルは始祖の巨人となったエレンが生み出した歴代の九つの巨人として登場しますが、最後にはアルミンの説得に応じたジークに呼応した事でエレン討伐に協力しています。

ポルコが名前で呼ばれない理由

ポルコは『ポッコ』という愛称があり、それも含めてファーストネームで呼ばれる事を嫌っています。その為、兄以外には性のガリアードで呼ばせています。この理由についてはポルコがはっきりと語っている描写はありませんが、ポッコというあだ名を本人が嫌っている事に起因していると考えられます。しかし、ピークがポッコというあだ名でポルコを呼んだ時には、否定してはいたものの本気では嫌がってはいませんでした。

ポルコの戦闘能力や強さ

ポルコは戦士候補生だった時にも鎧の巨人の最有力候補となっていた事から身体能力も高く、銃の扱いなどにも長けている事がうかがえます。しかし、やはりマーレの戦士であるポルコの強さは圧倒的な力を持った巨人の力です。顎の巨人であるポルコは前任者であるユミルとは比べ物にならないほどの使いこなしぶりを見せており、ミカサも『ユミルの顎とは全く違う』と驚愕していました。

あらゆるものを嚙み砕く顎と鋭く尖った爪が特徴で、戦鎚の巨人の硬質化結晶をいともたやすく傷つけるほどの威力を発揮します。顎の巨人は九つの巨人の中で一番小柄で高い機動力が特徴となっていますが、ポルコはこれを活かして建物の間を素早くすり抜けて進撃の巨人となったエレンを苦しめていました。また、ポルコの顎の巨人は兄やユミルとは違って顔全体が硬質化している事が特徴で、弾丸などもはじく事が出来ます。

しかし、弱点に関しては作中での歴代の顎の巨人と同じく回復の際に力を大きく消耗する事が挙げられます。また、巨人化している時の持続力も無く、ピークの車力の巨人のように長い間巨人の姿を保つ事が出来ません。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season

進撃の巨人のポルコ・ガリアードは死亡?最後のシーンを紹介

顎の巨人の継承者であるポルコ・ガリアードですが、ここからは彼の最後についてネタバレしていきます。ライナー達と共にパラディ島の奇襲作戦に参加したポルコですが、過酷な戦いの中で本当に死亡してしまったのでしょうか?『進撃の巨人』の作中でのポルコの最後のシーンを紹介です。また、マーレの戦士であるポルコのかっこいい名言もここで紹介していきます。

ポルコはファルコに食べられて死亡した?

ファルコはジークの脊髄液が入ったワインが口に入ってしまった事で、ジークの叫びで無垢の巨人になってしまう事が確定してしまいます。そんな中、ポルコはパラディ島への奇襲作戦に参加し、ピークと共に駐屯兵団に成りすましてエレンに不意打ちを仕掛けました。その後に鎧の巨人となったライナーと連携して進撃の巨人となったエレンと交戦しますが、戦鎚の巨人の力も得ているエレンに苦戦を強いられます。

さらに、ジークもエレンの味方として戦闘に参加して強力な投石攻撃を繰り出しますが、ポルコはこの攻撃を顔面に受けた事で致命傷を負ってしまい、身体を治す巨人の能力も使えなくなってしまいます。その後、ジークが叫びを行った事でファルコも含むワインを口にした大勢のパラディ島の人間が無垢の巨人となってしまいますが、その際にポルコはエレンと組み合っているライナーと接触した事でマルセルの記憶を知る事になります。

記憶とはマルセルが自分の事を守るために鎧の巨人をライナーに継がせたという内容でしたが、それを知ったポルコは無垢の巨人となって暴れているファルコの注意を自分に引き付け、自分を食べさせる事でファルコに顎の巨人の力を継承させたうえで死亡しました。ライナーは自分を食べさせる事でファルコを救おうと考えていましたが、ポルコの行動は結果的にライナーも救った事になります。

ポルコの最後の名言

名言①「これではっきりしたよな…」

これではっきりしたよな 最後まで俺の方が上だって…

ポルコがファルコに食べられる直前にライナーに対して言い放った名言です。ポルコは戦士候補生だった過去にライナーと鎧の巨人の継承を巡ってライバル関係にありました。結局はライナーが鎧の巨人を継承しますが、自分の方が成績が上だった事から、ポルコはずっと不信感を持っていました。そして、ポルコはパラディ島での戦いによってマルセルの記憶を読み取った事で、本当は自分が鎧の巨人を継承するはずだった事を知るのでした。

真実を知ったポルコは心の突っかかりが取れて、結果的にライナーよりも自分の方が上だったという事に満足したかの様子を見せながら皮肉を込めてこのセリフを発言しました。ずっと自分がライナーよりも下だったという事に納得がいっていなかったポルコの心境がよく分かる名言です。

名言②「だが…無料じゃ…」

だが…無料(タダ)じゃくたばらねぇ…

エレンの進撃の巨人によって苦しめられ、さらにジークの猿の巨人による投石攻撃によって満身創痍となってしまったポルコが発言した名言です。自分がこのまま最後を迎える事を悟ったポルコでしたが、タダでは死なないと考えてファルコに自分の事を食わせる事で顎の巨人の力を残そうと考えました。ファルコを守るための行動でもあったため、非常にかっこいい名シーンでの名言となっています。

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進撃の巨人のポルコが無能と言われる理由やライナーとの関係

最後にはエレンとジークとの戦闘で死亡した事が分かったポルコ・ガリアードですが、ここからは彼が無能と言われている理由について紹介していきます。顎の巨人を使いこなしてかっこいい戦いを見せたポルコですが、なぜファンからは無能と言われる事があるのでしょうか?また、切っても切り離せない因縁の中であるポルコとライナーの関係性についてもここで解説です。

理由①ライナーに対する態度

ポルコとライナーはマーレの戦士候補生時代から同期で、巨人の中でも最大の戦力とされる鎧の巨人の継承を巡って争ってきました。ポルコは鎧の巨人の最有力候補となっていた事からライナーの事を見下していましたが、ライナーも決して鎧の巨人の継承を諦めようとしなかった事から喧嘩が絶えず、マルセルが間に入って止めるというのがお約束だったようです。

戦士候補生だった時から犬猿の仲だったポルコとライナーですが、マルセルの印象操作によって最後にはライナーが鎧の巨人の継承権を勝ち取り、それが原因でマルセルが死亡してしまった事が原因で関係はさらに悪化しました。『進撃の巨人』の『マーレ編』で常にライナーに対して冷たい態度をとるポルコですが、戦士候補生だった過去から始まる因縁のようなものが原因となっています。

理由②血の気が多い

ポルコが無能だと言われる理由の1つに血の気が多い性格があります。ポルコの所持している顎の巨人は機動力に特化していて攻撃力も高いという優秀な能力を備えています。しかし、ポルコは血の気が多い性格が災いして怒りに任せて特攻する癖があり、ミカサに足を斬られたりエレンに不意打ちを喰らったりしていました。進撃の巨人であるエレンや調査兵団には戦闘で歯が立たなかったのは、怒りに任せすぎる戦闘法が大きな理由です。

理由③くるみ割り人形の様にされた

レベリオ区襲撃事件が起こった際に、ポルコも戦闘に参加しました。エレンは進撃の巨人となって戦鎚の巨人と戦闘を繰り広げますが、この時のエレンの目的の1つは戦鎚の巨人を捕食する事です。ポルコは顎の巨人となってこれを阻止しようとしますが、戦鎚の巨人の正体であるヴィリー・タイバーの妹の結晶を自分の口の中に入れられ、エレンにくるみ割り人形のように利用された事で結果的に捕食を手助けしてしまいます。

ポルコからするとかなり屈辱的な扱いである出来事でしたが、これがポルコがファンから無能と言われる最大の理由となりました。しかし、ポルコはユミルから顎の巨人を継承してから巨人と戦った経験がまだ少なかった事も原因と言えます。

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進撃の巨人のポルコのアニメ声優

増田俊樹のプロフィール

アニメ版『進撃の巨人』でポルコ・ガリアードの声を担当した声優は増田俊樹です。広島県出身で1990年3月8日生まれの2022年5月現在32歳で、事務所は『トイズファクトリー』に所属しています。アニメ『天元突破グレンラガン』を見た事で声優を志すようになり、2008年に上京して東京アナウンス学院放送声優科に入学し、2010年から声優活動をスタートさせます。ルックスも良い事から舞台俳優としても活動しています。

増田俊樹の主な出演作品や演じたキャラ

増田俊樹は2018年に放送された『中間管理録トネガワ』をハイジャックするかたちで放送された『1日外出録ハンチョウ』に登場する宮本の声を担当しています。宮本は帝愛グループの黒服でありながらも班長の大槻と仲が良く、大槻が1日外出券を利用して外へ出た際には一緒に遊んでいるというメインキャラの1人です。少しかっこつけてしまう癖がありますが、大槻が風邪を引いたらお見舞いに向かうなど優しい性格をしています。

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進撃の巨人のポルコに関する感想や評価

『進撃の巨人』のポルコ・ガリアードがファルコに食べられる直前のボロボロになっているシーンがすごく好きというファンの感想があります。ボロボロの姿ではありますが、鎧の巨人の継承に関する真相を知った事で勝ち誇っており、さらにファルコを救うために自分を食べさせに行くというポルコの非常にかっこいいシーンとなっています。

『進撃の巨人』のポルコがイケメン過ぎて惚れたというファンの感想があります。ポルコは金髪のオールバックが良く似合うイケメンで、最後のシーンも含めてかっこいいシーンが多く存在する事から人気の高いキャラです。『進撃の巨人』にはジャンやリヴァイなど多くのイケメンキャラが登場しますが、ポルコが一番イケメンだというファンの意見は少なくありません。

『進撃の巨人』のポルコがくるみ割り人形の癖に態度がでかいというファンの感想があります。くるみ割り人形の出来事はポルコが無能だと言われる大きな理由となっていますが、『進撃の巨人』の中でも面白いシーンの1つとして数えられる事も多いです。

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進撃の巨人のポルコの死亡まとめ

『進撃の巨人』のポルコ・ガリアードの最後や活躍シーンについてまとめてきましたが、最後にはファルコを救うために命を投げ出して死亡した事が分かりました。くるみ割り人形の事からネタにされる事も多いポルコですが、『進撃の巨人』の中でも屈指のイケメンである事から人気の高いキャラです。

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