2018年02月18日公開
2018年04月26日更新
進撃の巨人のリヴァイとは?過去・本名や実写に出なかった理由まで考察
『進撃の巨人』のリヴァイは、人気投票第1回~第3回までTOP3にランクインするほどの超人気キャラクター。そんなリヴァイが大活躍するアニメ『進撃の巨人』Season3が間近に迫る中、リヴァイの過去や本名、さらには実写に出なかった理由まで徹底考察!
目次
『進撃の巨人』の人類最強・リヴァイ兵長とは?
兵長やっぱカッコイイな〜 #shingeki pic.twitter.com/KX1hDRBwut
— 苺松*MHW🍖LIFE! (@MC_252_pana) April 8, 2017
『進撃の巨人』のリヴァイは、人類最強と謳われるほどの実力を持つ調査兵団の兵士長。圧倒的な強さと、粗暴な態度とは裏腹の仲間に対する真摯な姿勢で読者を魅了するリヴァイだが、その過去や本名はしばらく謎のままであった。さらに、2015年に公開された実写版において、エレンやミカサなど多くのキャラクターが実写化される中、リヴァイは実写化されなかった。この記事ではそんなリヴァイの謎について徹底考察していこう!
【進撃の巨人】リヴァイ兵長の本名に隠された秘密
東洋人は六等身。
— おやすみm(*_ _)m (@notani_bot) November 4, 2013
リヴァイも六等身
黒髪黒目。
苗字がない。偽名?
ミカサは戦闘能力が高い。東洋人の生き残り。
ではリヴァイも東洋人の生き残り??
童顔。
つまりリヴァイは東洋人…?? pic.twitter.com/aUQv8wiQWc
リヴァイは長らくフルネームが公開されず、「リヴァイ」という名前だけが紹介欄に乗っていた。『進撃の巨人』において、ファミリーネームを持たないキャラクターは他に居ないことから、リヴァイの本名には何か秘密が隠されているのではないかとファンの間でも囁かれていた。それがようやく明らかになったのが、『進撃の巨人』第14巻でのことだ。
進撃の進撃リヴァイ兵長の本名発表されましたで名前はリヴァイ アッカーマン pic.twitter.com/xheMM24Jka
— み〜 (@taluto0421) April 7, 2014
リヴァイの本名は「リヴァイ・アッカーマン」。『進撃の巨人』のヒロインとして1話から登場しているミカサ・アッカーマンと同じ姓であり、読者に驚愕をもたらした。元々黒髪や並外れた強さなど、共通点の多かったリヴァイとミカサだが、ここで血の繋がりがあることが確定したのだ。しかし、リヴァイは己の本名が「リヴァイ・アッカーマン」であることを知らなかった。それは一体なぜなのか、リヴァイの過去を確認してみよう。
【進撃の巨人】リヴァイ兵長の知られざる過去
『進撃の巨人』の謎のひとつ・アッカーマン家とは?
進撃の巨人16巻でケニーが『孫が可愛くねぇのか?』って言ってたけど
— 垢移動。乗っ取られた (@AMURI_shingeki) May 9, 2016
ていう事はこの人がリヴァイ
ひいおじいちゃん?って事になるでな。だってケニーってリヴァイの
お母さんのお兄さんやろ? pic.twitter.com/6BdU2MQfez
そもそもリヴァイの姓であるアッカーマンとは、かつては王の側近を務めていた一族だったのだ。しかし、壁内の大多数を占める民族とは違い、アッカーマン家は王の支配下に置けない少数民族だった。そのため、己の支配が届かないアッカーマン家を王家は迫害するようになったという。上の画像はリヴァイの曽祖父で、後述のケニーにその事実を伝えた人物である。
アッカーマン最高
— チップ (@esagesdj) September 8, 2017
このシーン超好き pic.twitter.com/aw5X03TVB5
アッカーマンの血を継ぐ者は、「力に目覚めたような経験」がある。どうやらリヴァイやミカサが常人離れした力を持つのはアッカーマン家の血が関係しているらしく、『進撃の巨人』第22巻では「アッカーマン一族は巨人科学の副産物」という新たな情報も明かされている。この意味の詳細は分からないが、いずれにせよアッカーマン家には『進撃の巨人』でも最大級の謎が隠されているとみて間違いない。
リヴァイ兵長の過去1:リヴァイの母と育ての親
クシェルってめっちゃリヴァイだよね(′;ω;`)だからリヴァイも美人なのか pic.twitter.com/wLb4umsVVR
— すもも (@S_Erwin14) August 9, 2017
上の画像のリヴァイにそっくりな女性がリヴァイの母だ。彼女の名はクシェル・アッカーマン。アッカーマン家本家の女性だが、迫害の中で地下街にたどり着き、娼館で働いていた。クシェルと客との間にできた子がリヴァイだが、クシェルはリヴァイに「アッカーマン」という姓を与えることなく死んでいった。迫害の歴史を子には背負わせまいとしたのだ。これが、リヴァイの本名が本人にさえも知られていなかった理由である。
ハルが好きなケニーwww
— 土 (@ryo_ryo0909) November 20, 2014
アッカーマンだと信じくないwww pic.twitter.com/6rx12SWKFZ
リヴァイが幼いときに病気で死んだクシェルに代わってリヴァイを育てたのが、クシェルの兄でありリヴァイの叔父にあたるケニー・アッカーマンだ。かつて憲兵を殺し回っていた通称「切り裂きケニー」である。上の画像では愉快なおじさんにしか思えないが、アッカーマンの末裔であり、リヴァイを育てたことからも実力はかなり高い。リヴァイの思考にはケニーの影響が強く残っており、尾行のときのクセなどは完全に同じだ。
新幹線ヒマだー
— がぶり (@heichouai) June 16, 2017
疲れ過ぎて眠くならないし
てことで進撃読んでるんだけど
(持ち歩いてんのかよ)
兵長のこのセリフいいな
「敵に俺がいると思え」。
あまり自分のこと話さないけど、こんな言葉をサラッと言うってことは、やっぱり自分は特別に強いって自覚あるんだね
当たり前だけど pic.twitter.com/a1p69RJ9eh
リヴァイ本人がケニーについて「敵に俺がいると思え」と言っていることからも、ケニーの強さはリヴァイと同等以上とみるべきだろう。しかし、ケニー曰くリヴァイもケニーの知る頃よりも成長しているとのことなので、どちらが強いのかは定かでない。いずれにせよ、ケニーは『進撃の巨人』内でも屈指の実力者であり、リヴァイの強さにはケニーに育てられたことも影響しているのだろう。
リヴァイ兵長の過去2:調査兵団に入った理由
進撃の巨人 悔いなき選択
— 雪の死神【Masiro】 (@0905Chobi) October 9, 2014
ファーラン リヴァイ イザベラ pic.twitter.com/ZMHxFhcTm9
リヴァイが調査兵団に入った理由は、スピンオフ作品『進撃の巨人 悔いなき選択』で明かされた。壁が壊される845年から1年前の844年。画像のように地下街で弟分妹分と過ごしていたリヴァイだが、ある日調査兵団の分隊長であるエルヴィンを殺すよう依頼を受ける。その過程で調査兵団へと入団したリヴァイは、壁外調査において選択を誤り仲間を失ってしまう。その後エルヴィンに説得され、本当に調査兵団への入団の覚悟を決めた。
【進撃の巨人】リヴァイ兵長の強さは兵士4000人分!
「進撃の巨人」20巻、読みました。リヴァイ兵長の戦闘能力は相変わらずこの世界観の中で基準とされるメーターを振り切っていらっしゃる。マンネリを脱却し、最後まで燃える展開が続いていたけど色々と悲しい。でも凄く面白いです。次巻が気になる。 pic.twitter.com/sB0m8rmc5k
— 𓆂𓆃 (@d3_fig) August 19, 2016
リヴァイは『進撃の巨人』内で「人類最強」と呼ばれるほどの実力者であり、その戦闘力は一個旅団並み(兵士4000人分)だと言われている。刃の通らない皮膚を形成する「硬化」の能力を持つ女型の巨人や獣の巨人を相手に、「硬化」を上回る速さで斬撃を繰り出すなど、間違いなく作中最強のキャラクターだ。画像のように圧倒的強さで死寸前まで追い込まれたジークにとっては、リヴァイの存在が軽くトラウマになっているほどだ。
今日もマスク作りやるど~♪ヽ(´▽`)/
— NOPI (@1031np) June 16, 2014
13巻で豚野郎を投げ飛ばす兵長に乾杯!!!!!
悶えたーーーーー//////// pic.twitter.com/iH6Jzs33Sm
リヴァイの身長は160cmと『進撃の巨人』における男性キャラクターの中でもかなり小柄な部類に入る。しかし、上の『進撃の巨人』第13巻内の画像にもあるように、リヴァイは対人戦においても体格差をものともしない戦闘力を誇る。地下街に居た頃からゴロツキとして有名だったので、むしろ対人戦の方が得意なのかもしれない。
ちなみにリヴァイvsケニー戦で私が楽しみにしてるのは、
— ルビア (@dedicate_heart) January 13, 2018
ケニーの銃弾をブレードで弾くシーンと、マントで撹乱させて銃弾を避けるシーンです。 pic.twitter.com/CNmr8YD0Nw
例えば上の画像にもあるように、『進撃の巨人』第14巻においてリヴァイは育ての親であるケニーの奇襲にも咄嗟の判断力と反射神経で対応し、逆にケニーの仲間である中央憲兵12人を葬った。これは立体起動装置を用いての戦闘ではあるが、人が相手でも巨人が相手でも決して躊躇せず、判断と対応を鈍らせない強靭な精神と身体能力が、リヴァイの「最強」たる所以と言えよう。
【進撃の巨人】リヴァイ兵長は情に厚く仲間思い!
このシーンは兵長がエレンをちらっと見ながら気を遣ってるっぽくて好き
— 進撃のめぅ(`_´)ゞ (@shgk_meu_sub) October 27, 2013
兵長の優しさとか仲間思いなとこがよく出てると思うから pic.twitter.com/SI4LdmJiHk
リヴァイは粗暴で分かりにくいが、仲間を大切にする男だ。例えば、自分の選択ミスで先輩を失ってしまったエレンに対する気遣いが垣間見えたり、自分の覚悟の無さを悔やむジャンの選択もちゃんと尊重したりする。口下手ではあるが、自分の不甲斐なさを責めるエレンを励まそうとする場面もある。そんなリヴァイの不器用な優しさを兵士たちもよく分かっており、死に際にリヴァイに縋ったり、リヴァイに心酔したりする者も少なくない。
進撃の巨人のオリジナルマスター版22話見てきました!
— yuyu@アニメ垢 (@yuyu53198607) March 6, 2017
兵長が辛い回だった…(泣)#進撃の巨人 #兵長好きな人RT #進撃の巨人好きな人いいね #リヴァイ pic.twitter.com/9n8VK7L2m2
アニメ『進撃の巨人』第22話では、危険を冒して友人の死体を持って帰ろうとした兵士に対し、リヴァイが他の仲間の死体の兵服にある調査兵団のエンブレムを切り取り、その友人の物だと偽って渡すシーンがある。これは原作にはないアニメオリジナルのシーンだ。リヴァイ自身もエレン以外の班員を亡くし悲しみのうちにいるにも関わらず、生き残った兵士の想いを理解し嘘をついたところに、リヴァイの優しさがあらわれている。
【進撃の巨人】リヴァイ兵長が実写に出なかったのは名前が原因?
進撃の巨人実写映画オリキャラ「シキシマ」は裏切りポジションにいた方が盛り上がりそうよね pic.twitter.com/cB9hPoYxGB
— ✜進撃の巨人✜ (@Singeki_Titan_) October 15, 2017
2015年に『進撃の巨人』は映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』として実写化されたが、エレンやミカサなど多くの人気キャラクターが実写化される中、「リヴァイ」という名のキャラクターは実写映画に登場しなかった。代わりに上の画像の長谷川博巳さんが演じる「シキシマ」という男がリヴァイの人類最強という設定を受け継いでいる。しかし、リヴァイとはかなり性格が異なっており、映画オリジナルの人物であるといえる。
え、進撃の実写版にリヴァイいないのって「ヴ」って発音があるってだけなんwww pic.twitter.com/OQoBVAoCaE
— くり@EARTH (@kuri_rains) July 23, 2015
リヴァイが『進撃の巨人』の実写映画に出なかった理由については、脚本を担当した町山智浩さんが語っている。原作『進撃の巨人』の舞台がドイツ風なのに対し、実写映画では日本風に変更した。その関係で、アジアにはない「ヴ」の発音がある「リヴァイ」の登場は断念せざるを得なかったのだという。その証拠に、リヴァイだけでなくエルヴィンも実写化されていない。
進撃の巨人 実写版 現在公開可能な情報人物だけど イメージ近いけど
— 木曾(ted)將路@キソっち← Φ (@Kissozzchi) May 2, 2015
やっぱリヴァイ兵長は居ないね 出ないのか⁉︎ この後出るのか⁉︎
長谷川さんのシキシマって事なのかい⁉︎
人気キャラだけあってだれが演じるか難しいか⁉︎ (^^;; pic.twitter.com/h50oz2GasX
町山さんが理由を語るまでは、SNS上で様々な憶測が飛び交っていた。「リヴァイを演じるに相応しい役者が居なかった?」「リヴァイは特に人気キャラだし、原作ファンからの大きな批判が予想されるから躊躇した?」というのはその代表例である。発音が決定打とはいえ、少なくともこのようなことも実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』制作陣の頭の中にはあったのかもしれない。
【進撃の巨人】リヴァイ兵長の活躍にこれからも注目!
【Season3放送情報解禁】
— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) January 24, 2018
TVアニメ「進撃の巨人」Season 3
NHK総合にて2018年7月放送予定!
全国の皆さんにもご覧いただけることになりました!引き続き、応援のほど、よろしくお願いします!https://t.co/XFARQfObDS#shingeki pic.twitter.com/XiIzYIX6su
リヴァイは物語の佳境を迎えている原作『進撃の巨人』、そして2018年7月から放送がスタートするアニメ『進撃の巨人』Season3でも活躍していく。特にアニメの方では、リヴァイの本名や過去が明かされ、その圧倒的戦闘力がふんだんに発揮されるパートに入っていくので、リヴァイファンは必見だ。