【エスター】入れ歯をしていたのはなぜ?エスターの正体とリボンの意味をネタバレ解説

エスターは、なぜ入れ歯をしているのでしょうか?実は入れ歯=エスターの正体のヒントなのです。彼女の入れ歯を語ることは、映画のネタバレに繋がります。そのため、未視聴の方にはネタバレ注意です。「ネタバレ?むしろウェルカム!」という方は、是非最後までお付き合い頂きたいです!『エスター』には、他にも考察ポイントがあります。例えば、エスターはなぜリボンを付けているのか、妹・マックスの難聴の謎、もう1つのエンディングなどです。この記事では、映画『エスター』についての考察やネタバレを紹介します。

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目次

  1. エスターとは?
  2. エスターの入れ歯やリボンの理由はなぜ?
  3. エスターの正体やその他の謎を考察
  4. エスターのキャスト一覧
  5. エスターのあらすじネタバレ
  6. エスターの入れ歯に関する感想や評価
  7. エスターの入れ歯の理由まとめ

エスターとは?

エスターとは、映画『エスター』に登場する可愛らしい少女です。彼女は幼い女の子ですが、なぜか入れ歯をしている描写があります。エスターは、入れ歯の他にも、なぜかリボンを首と手首に巻いており、そこにも大きな秘密があるようです。入れ歯とリボンの謎を知ることは、映画のネタバレにもなるため、未視聴の方はお気をつけください。

映画『エスター』には、入れ歯とリボン以外にも、いくつかの考察ポイントがあり、妹・マックスが難聴である理由や、もう1つ存在するエンディングなどが該当します。この記事では、なぜエスターが入れ歯なのか、リボンを巻いているのかという謎を中心に、映画のあらすじネタバレや、キャスト情報もお届けします。

映画「エスター」の概要

『エスター』(英題:Orphan)は、アメリカのホラー映画です。監督は、映画『蝋人形の館』『ロスト・バケーション』などで知られるジャウム・コレット=セラ。出演は『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガや『ハンガー・ゲーム』のイザベル・ファーマンなど。原題である『Orphan』とは、「孤児」という意味です。

日本語のタイトルと全く違いますね。北米での公開日は2009年7月24日で、日本での公開日は2009年10月10日でした。アメリカ映画ですが、主な撮影地となったのは、カナダのモントリオール、トロントなどでした。

映画「エスター」の監督

ジャウム・コレット=セラ(カタルーニャ語表記:Jaume Collet-Serra)は、 スペイン出身の映画監督・映画プロデューサーです。1974年3月23日生まれ。映画監督になるため、18歳の時に、スペインからアメリカ・ロサンゼルスに転居。コロンビア大学へ進学。

在学中、既に編集者の仕事をしていました。1953年公開のホラー映画『肉の蝋人形』をリメイクした2005年公開の『蝋人形の館』の監督を務め、名が知られるようになります。『エスター』(2009年)は、公開当時に映画評論家の間で意見が分かれました。

しかし、エスター役のイザベル・ファーマンの演技が素晴らしいと、高評価を受けました。ジャウマ・コレット=セラのその他の代表作としては、『アンノウン』(2011年)、『フライト・ゲーム』(2014年)、『ラン・オールナイト』(2015年)などが挙げられます。

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エスターの入れ歯やリボンの理由はなぜ?

エスターの入れ歯やリボンについて言及することは、作品のネタバレにも繋がりますので、ご注意ください。幼い(9歳の)エスターが、なぜ入れ歯をしており、手首と首にリボンを巻いて毎日を過ごすのか、疑問ばかりです。この項目では、エスターの「入れ歯」と「リボン」の謎に迫ります。

エスターの入れ歯の理由や意味

ここからは、映画のネタバレを含むので、未視聴の方は注意です。映画内で、エスターが入れ歯を取り外すシーンがありますが、なぜエスターは入れ歯をしているのでしょうか?それは、大人の歯が生えているからです。なぜエスターに大人の歯が…?、それはエスターが大人の女性だからです。

エスターは乳歯の入れ歯をすることで、自身が大人であることを隠し、孤児院に入った後、コールマン一家の養子になったのです。なぜエスターの見た目は少女のままなのでしょうか?エスターは下垂体機能不全という病気を患っており、何歳になっても外見は幼いままで、成長することができません。しかし、歯だけは成長しているようで、大人のものに生え変わっていました。

見た目は9歳の少女ですが、中身は33歳の女性。恐ろしいのか、ギャップ萌えなのかは、視聴者さん次第です。ちなみに、彼女の大人の歯は、不摂生が祟ったのか、または治療ができなかったからか、汚れた状態でした。エスターが入れ歯だという伏線は、映画内でいくつか登場します。例えば入れ歯がバレないように歯医者へ行くことを拒んだり、食事の際にステーキを細かく切っていたりするシーンが該当します。

入れ歯を取り外すシーンがやってきて、初めてこれらが伏線だったと視聴者は気がつくのです。歯医者に行けなかったのに、なぜ入れ歯を入手できたのか?など、疑問が浮かびますが、それも考察しがいのある点だと言えます。そもそも、なぜエスターが正体を隠していたのかも気になるところです。

下垂体機能不全とは?

エスターはなぜ少女のままなのか、その理由は先述した通り、「下垂体機能不全」という病気であるためです。ここでは、下垂体機能不全が、どんな病気なのかを調査しました。人間の頭には、下垂体という場所が存在します。

その下垂体から、「下垂体ホルモン」という数種類のホルモンが放出されるのですが、エスターはその内の「成長ホルモン(GH)」に異常が見られるようです。大人になっても身長が低いのも、成長ホルモンが原因だと思われます。また、知能正常という点もエスターの状態に該当しています。

エスターのリボンの理由や意味

リボンを巻いている理由も、映画本編のネタバレになるので、お気をつけください。エスターはなぜ手首と首にリボンを巻いているのでしょうか?答えはシンプル、傷を隠したいからです。なぜリボンを使ってまで傷を隠す必要があるのか、それは自分が精神病院にいたという事実を隠すためです。

なぜ傷があるのかというと、エスターは精神病院で、凄まじい凶暴性を見せ、その結果、手首や首に拘束具を付けられてしまいます。拘束具を付けた後も、暴れ続けたエスターですが、暴れるほど拘束具がより強く絞められ、傷が深くなりました。エスターはリボンの下の傷が見られることを異常に恐れています。そのため、少女からリボンを外されそうになった際は、悲鳴をあげながら抵抗していました。

入浴する時も、ドアに鍵をかけ、誰かに傷を見られることを防いでいました。確かに入浴中にリボンを付けていたら不自然ですし、全て外す必要があったと考えられます。また、手首にリボンを巻いているのは、リストカットの痕があるからなのでは?という考察もあります。自分で自身の腕の骨を折るシーンもあるので、もしかしたら自傷行為に抵抗がないのかもしれません。

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エスターの正体やその他の謎を考察

こちらの項目もネタバレ満載なので、お気をつけください。冷酷な振る舞いをしたり、愛らしい行動を取ったりと、周囲を困惑させたエスター。彼女は一体何が目的だったのか?という疑問や聖書の写真の秘密、マックスの聴覚障害やもう1つのエンディングなど、4つの点を考察し、お届けします。

考察①聴覚障害は先天性?

映画内で、マックスの聴覚障害は先天性だと、ケイトによって述べられていました。そのため、マックスが池で溺れた事件と難聴は、直接的な関係がありません。映画内では、詳しく描かれていませんが、マックスが池で溺れてしまったのは、アルコール中毒だったケイトが酒に溺れ、マックスのピンチに気がつかなかったからだと説明されています。

ジョンは時折事件のことで、ケイトを責める傾向がありますが、マックスの聴覚障害については何も言及していません。また、マックスが何も話さないことから、産まれた時から障害があった可能性が高いです。

考察②聖書の写真の正体

聖書に挟まれていた写真は、エスターが誘惑に失敗した、以前の養父のものだと推測できます。エスターはジョン以外の養父にも恋をしていたのです。しかし、失恋を経験すると、エスターは一家の殺害に走り、コールマン家に来る以前の家庭の時は、住宅に火を放ったことがあります。

歪んだ愛情から、エスターは殺しても尚、義父のことを愛し、写真を持ち歩いていたと考察できます。また、聖書の背表紙には、元々いた精神病院「サールンインスティチュート」と書かれているため、入院時に獲得したものだと言えるでしょう。

考察③エスターの目的

エスターの目的は、大人の男性に愛されることです。彼女の体は、下垂体機能不全が原因で、9歳の少女のままです。エスターは、成長を見込めない体にうんざりし、絶望してきたのかもしれません。33歳で知識もあるのに、体のせいで性行為ができないことが、堪らなく嫌で、悔しい・憎いという悲痛な叫びが聴こえてくるようでした。エスターにとって、"普通"と呼ばれる人生を送ることは、誰よりも難しいことだったのです。

考察④もう一つのエンディングが存在する?

『エスター』のDVDには、特典として、もう1つのエンディングが収録されています。こちらの映像も作品の大きなネタバレになるので、注意です。コールマン家の2階にて、ハミングをしながら、割れた鏡台の前でメイクをするエスター。一方、1階には警官の姿が。

化粧を終えたエスターは首にリボンを巻き、乳歯の入れ歯をはめます。エスターは、1階へ降りると、警官の所へ向かいました。警官に「Hello, My name is ESTHER.」と言うエスターの顔は血まみれでした。以上、なのですが、エスターがこの後どうなったのかは、知らされていません。ケイトとマックスは助かったのでしょうか?謎が残ります。

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エスターのキャスト一覧

映画『エスター』に出演しているキャストは実力派揃いだと言われています。キャストそれぞれの演技が見事に合致し、陰鬱なのに飽きがこず、ほど良い緊張感のある『エスター』ならではの世界観が構成されているのです。この項目では、『エスター』の魅力に欠かせない個性的なキャストを紹介します。

ケイト・コールマン役/ヴェラ・ファーミガ

エスターからの精神攻撃に苦難する母親・ケイトを演じたのは、ヴェラ・ファーミガ(Vera Farmiga) です。1973年8月6日生まれ、アメリカ合衆国ニュージャージー州クリフトン出身。『テイキング・サイド』(1996年)の代役として、ブロードウェイデビュー。

その後、テレビや舞台、そして映画など、活動の幅を大きく広げ、映画『ディパーテッド』(2006年)ではヒロインを演じました。その他の代表作としては、映画『死霊館』シリーズのロレイン・ウォーレン役、映画『トレイン・ミッション』のジョアンナ役などが挙げられます。

エスター役/イザベル・ファーマン

天使の微笑みで悪魔の所業、そんなエスター役を演じたのは、イザベル・ファーマン(Isabelle Fuhrman)です。 1997年2月25日生まれ、アメリカ合衆国ワシントンD.C.出身。ロシア系の家庭で育ったイザベルは、幼い頃から子役として活動していました。

そして、2009年に公開された『エスター』に出演したことで、一気に知名度が上がり、演技力の高さを評価されます。ちなみに、『エスター』を撮影した時の年齢は、エスター(9歳)よりも2つ年上の11歳でした。その後、映画『ハンガー・ゲーム』(2012年)に出演し、殺人狂のクローヴ役を見事に演じました。

ジョン・コールマン役/ピーター・サースガード

エスターの猫被りに騙された使えない父親・ジョンを演じたのは、ピーター・サースガード(Peter Sarsgaard)です。1971年3月7日生まれ、アメリカ合衆国イリノイ州出身。俳優として一躍有名となった作品は『ニュースの天才』(2003年)です。

ピーターは『ニュースの天才』にて、チャールズ・“チャック”・レーン役を演じ、全米映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞しました。映画『フライトプラン』(2005年)では、ジョディ・フォスターと共演し、メインキャラの1人・ジーン・カーソン役を務めました。

ダニエル・コールマン役/ジミー・ベネット

エスターの本性に恐怖し、特に役に立たなかった兄・ダニエルを演じたのは、ジミー・ベネット(Jimmy Bennett)です。1996年2月9日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州シール・ビーチ出身。主な代表作としては、『悪魔の棲む家』(2005年)、『ホステージ』(2005年)、『ファイヤーウォール』(2006年)などが挙げられます。ホラー・サスペンスなどシリアス系作品の出演が多く、難しい役柄をこなしています。

マックス・コールマン役/アリアーナ・エンジニア

母親を人質にされ、ずっとエスターに利用されていた可哀相な妹・マックスを演じたのは、アリアーナ・エンジニア(Aryana Engineer)です。2001年3月6日生まれ、カナダ ブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身。マックス同様、先天性の難聴を患っています。ブロンドヘアー、手話ができるという設定の少女を探していた『エスター』のプロデューサーから大抜擢され、可愛いマックス役として映画デビューしました。

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エスターのあらすじネタバレ

『エスター』が観たいけど怖いと感じる方や、全体的なネタバレを知りたい方は、こちらの項目に書かれたあらすじネタバレに目を通して頂けると幸いです。ネタバレを見てしまった後に、実際に映画を観たとしても、『エスター』は充分に楽しむことができる作品です。

あらすじネタバレ①家族になるエスター

ケイト・コールマンは、難聴を患った娘・マックス、長男・ダニエル、そして、夫・ジョンと共に、雪深い郊外の家で暮らしています。元アルコール中毒患者のケイトは、精神的に落ち込みやすい性格で、特に3人目の子供・ジェシカを流産したことで大きな傷を負っていました。ケイトは亡き娘・ジェシカに与えられなかった愛情を、養子に与えたいと思い、ジョンと共に孤児院へ向かいます。 

そこで、2人はエスターという可愛らしい少女と出会います。エスターの穏やかで知的な人柄を気に入り、ケイト達は新しい家族として、彼女を家に迎えました。娘・マックスは姉となったエスターと仲良くなります。一方、息子・ダニエルは「気色悪い」とエスターのことを毛嫌いしていました。

その後、コールマン家の子供として馴染んだエスターでしたが、なぜかケイトにだけは冷たい態度を取るようになります。夫・ジョンに対しては、とても愛らしい振る舞いをするので、ケイトがそのことについて愚痴を言っても、ジョンはあまり聞こうとしませんでした。

あらすじネタバレ②エスターの奇妙な行動

エスターの行動がどう見ても自分への嫌がらせで、怪しいと感じたケイトは、エスターのいた孤児院のシスター・アビゲイルに電話し、エスターの過去が知りたいと言いました。すると、前にエスターを引き取った家族が、全員焼死していたことが判明します。しかし、孤児院より前の情報は、あまり得られませんでした。

その後、エスターは無邪気に振る舞いながら、ケイトの心を傷つける行動を取るようになりますが、ジョンはそれに気がついていません。エスターはケイトだけでなく、マックスとダニエルの前でも冷酷な面を見せるようになります。シスター・アビゲイルの殺害をマックスに手伝わせたり、車のサイドブレーキを外して暴走させ、マックスを命の危険に晒すこともありました。

特にサイドブレーキの事件は、ケイトに濡れ衣を着せるのにちょうど良い事件となりました。ケイトの信頼を落とし、精神的ダメージを与えることがエスターの狙いです。エスターは、マックスに「シスター・アビゲイルの殺害を手伝ったアンタ(マックス)も共犯」と言って弱みを握ったり、自分を怪しんでいるダニエルをナイフで脅したりと、兄妹が両親に何も言えない状況を作り出しました。

あらすじネタバレ③狙われるダニエル

エスターを恐れる日々が続く中、ダニエルはツリーハウスの床下に、シスター・アビゲイルを殺害した証拠品を見つけます。エスターはそれを知ると、ダニエルをツリーハウスに閉じ込め、小屋に火をつけました。エスターはツリーハウスが焼ける光景や、ダニエルが小屋から逃げ出そうとする様子を見て、嬉しそうな笑みを浮かべます。

ダニエルは咄嗟にツリーハウスから飛び降り、何とか命は取り留めましたが、意識のない状態が続き、病院のベッドで眠ったままでした。エスターは口封じのために、ダニエルの所を訪れ、呼吸器を外し、枕で口を塞いで彼を窒息死させようとします。それに気がついたマックスはすぐにケイトに知らせました。運が良いことに、ダニエルは死なずに済みました。

しかし、ケイトはとうとう我慢ならず、エスターのことを皆の前で責めますが、周囲の人物はケイトのことを信じず、彼女の腕に薬を打って、眠らせました。ケイトは強制入院となった後も、ジョンに「エスターを連れて帰るのは危ない」と必死に伝えます。しかし、ジョンは真面目に取り合わず、マックスとエスターを連れて、家に帰りました。

あらすじネタバレ④エスターの最後

病室でやるせない気持ちでいるケイトの元に、 ある人物から電話が来ます。電話の主は、エスターの過去を知る医師・ヴァラヴァで、速やかにエスターを家族から遠のけるよう、ケイトに言いました。その電話で、エスターは下垂体性機能不全という病気で、幼い少女に見えるが、本当は33歳の女性ということが判明します。

さらに、精神病院を1年前に脱走したエスターは、養子になると毎回養父を誘惑し、失敗すると狂ったように暴れ、殺害を繰り返す殺人鬼だったのです。一方、家のリビングでは、大人の服を身に纏い、化粧をしたエスターがジョンを誘惑するものの、案の定失敗します。部屋へ戻ったエスターは悲しみと怒りで化粧を落とし、乳歯の入れ歯を取り、首と手首のリボンを取ると、本来の姿に戻りました。

再びジョンの元へ訪れたエスターは、恨みのこもった表情で、何度も彼を刃物で刺し、殺害しました。病院から抜け出したケイトが家に着いた時、ジョンは既に死亡しており、ケイトは唖然としますが、娘・マックスを守ることを優先し、その場を離れます。ケイトは温室の天井から、マックスを見つけ出しますが、エスターから攻撃(発砲)を受けて、天井から落下してしまいます。

その後、家の裏にある凍った池の上で、ケイトとエスターは揉み合いになり、2人揃って池の冷たい水の中に落ちてしまいました。ケイトは必死に浮上し、水中から出ることに成功しましたが、後ろからエスターに足を捕まれます。エスターは「助けてママ」と命乞いをしますが、ケイトはそれを拒否し、エスターの顔面を強く蹴りました。ケイトはマックスを連れ、エスターが沈んでいく池から逃げ出すのでした…。

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エスターの入れ歯に関する感想や評価

エスターが入れ歯を外す姿は、映画の中でも一番印象に残るシーンだと言われています。その後に登場する本当の歯(大人の歯)は、ヤニが付いたように黄色く、歯茎も変色して茶色になり、ボロボロでした。

入れ歯を取り外すだけでも、ビジュアル的に破壊力がありますが、癇癪を起しながら化粧を落とす姿も恐怖が感じられます。化粧を落とす時の顔は、本来の年齢(33歳)に戻ったように見えるため、その豹変した姿に驚く視聴者も少なくありません、

エスターが入れ歯を外すシーンの感想で一番多いのは、やはり「怖い」のようです。最初は天使の様だった少女が、失恋したことで憎しみを抱き、悪魔の様な本性を見せた時のギャップは、恐ろしいものです。しかし、ホラー映画ファンにとっては、ギャップ萌えになるのかもしれません。

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エスターの入れ歯の理由まとめ

この記事では、エスターの入れ歯やリボンの理由をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?映画『エスター』は、ネタバレを読んだ後でも楽しめる良作なので、作品に触れることで、また新たな発見と出会えるかもしれません!

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