2019年11月07日公開
2019年11月07日更新
ハリー・ポッターと呪いの子の映画化の可能性は?あらすじや登場人物も紹介
2016年に大人気のファンタジー映画『ハリー・ポッター』の続編として、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が上演されました。その後、『ハリー・ポッターと呪いの子』は舞台用の台本がそのまま書籍化されました。ハリーの子供が主役なので『ハリー・ポッター』ファンを中心に人気を博しています。この記事では、『ハリー・ポッターと呪いの子』のあらすじのネタバレや、登場人物の舞台キャストなどを紹介します。また映画化の可能性についても考察しています。
目次
ハリー・ポッターと呪いの子とは?
ハリー・ポッターシリーズの概要
『ハリー・ポッターと呪いの子』は『ハリー・ポッター』シリーズの一つで、J.K.ローリングによる小説です。魔法を題材とした児童文学ですが、子供だけでなく大人まで男女問わずファンが多い作品です。1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』は、1999年12月1日に発売されました。そして、2007年7月21日に発売された7作目の『ハリー・ポッターと死の秘宝』で完結しました。
2001年には、『ハリー・ポッターと賢者の石』が映画化されました。映画の配給はワーナー・ブラザース映画で、日本でも上映されています。興行収入は合計77億2300万ドルを記録し、世界歴代3位となりました。映画の『ハリー・ポッター』シリーズは、主人公のハリー・ポッター役をダニエル・ラドクリフが演じました。
『ハリー・ポッター』シリーズのあらすじを簡単にネタバレすると、主人公のハリーが闇の魔法使いであるヴォルデモートと戦うというストーリーです。ハリーは幼い頃にヴォルデモートと対峙して生き残った「奇跡の子」と言われており、2人は昔から因縁がありました。
ハリー・ポッターと呪いの子の概要
『ハリー・ポッターと呪いの子』は、全7作で完結した『ハリー・ポッター』シリーズの続編です。これまでの『ハリー・ポッター』シリーズの19年後が書かれており、主人公はハリーの息子のアルバスです。『ハリー・ポッターと呪いの子』は、映画ではなく舞台劇として上演されました。2016年7月30日にロンドンのパレス・シアターで公演がはじまり、2018年からブロードウェイでも上演されました。
作者のJ.K.ローリングは、舞台脚本として参加しました。そして、実際に使用された舞台脚本は書籍化されています。日本では2016年11月11日に『特別リハーサル版』が発売され、その後完成した脚本を『愛蔵版』として2017年12月1日に発売しました。
ハリー・ポッターと呪いの子の映画化の可能性
映画化の可能性①J.K.ローリングのコメント
書籍化された『ハリー・ポッターと呪いの子』はイギリスのAmazonでベストセラーランキング1位を記録し、発売初週には84万部以上の売上がありました。元々舞台のために作られた脚本ですが、これだけの人気を誇っているので映画化されるのではないかという噂が多々あります。
実際に2016年8月27日には、NYデイリーニュースで『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化の企画が進んでいると報じられました。NYデイリーニュースによると、3部作に分けて映画化されるそうです。しかしこの映画の報道に対して、J.K.ローリングは2017年1月20日に自身のツイッターで映画化されるという報道自体を否定しました。
I know a lot of people are looking for reasons to be cheerful today, but there is NO TRUTH to the rumour about a #CursedChild movie trilogy!
— J.K. Rowling (@jk_rowling) January 20, 2017
J.K.ローリングはTwitterで、「私は、多くの人々が明るくなる理由を探していることは知っています。でも、呪いの子の映画3部作についての噂は真実ではありません」と表明しています。J.K.ローリングが映画化に否定的である限りは、映画化は難しいと考えられています。
映画化の可能性②ダニエル・ラドクリフのコメント
NYデイリーニュースでは、『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化に関する企画が進んでいる一方で、ダニエル・ラドクリフからは良い返事が聞けていないと報道しています。主人公のハリー役を映画1作目から演じているダニエル・ラドクリフは、少しその役から離れたいとコメントしています。
また、『ハリー・ポッターと呪いの子』では、ハリーは38歳になっていました。インタビューを受けた当時27歳のダニエル・ラドクリフは、まだ38歳のハリー役を映画で演じるのは早いと感じているようです。またダニエル・ラドクリフは『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、多くの映画や舞台に出演しています。それを放り出して再び映画でハリー役をするとは考えられません。
また、ダニエル・ラドクリフは人気が衰えることなく、着実にキャリアを積んでいます。そのため、お金のためにハリー役に戻る必要はないのです。もしワーナー・ブラザースが、『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化の計画を進めていたとしても、ダニエル・ラドクリフを説得しなければ、映画化は難しいといわれています。
映画化の可能性③時期はいつになる?
NYデイリーニュースは、ワーナー・ブラザースが2020年に『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画を放映したいと考えていることを報じました。もし『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化が進んでいるのであれば、2020年に映画の情報が発表されるかもしれません。しかし、現在『ハリー・ポッター』シリーズは、『ファンタスティックビースト』シリーズの映画を推し進めています。
またダニエル・ラドクリフのコメントから考えても、簡単にハリー役のキャストの依頼を応じることはないと思われます。NYデイリーニュースでは、実際にワーナー・ブラザースは説得が必要であると書かれていました。それ以降『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化について報道されていないことから、もし映画化の企画があるとしても説得は上手くいっていないのだと思われます。
また作者であるJ.K.ローリングは、NYデイリーニュースの『ハリー・ポッターと呪いの子』が3部作の映画になるという報道を否定しています。ワーナー・ブラザースは否定しきっているJ.K.ローリングを説得しようと試みているようですが、作者は『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化に反対しているようです。
ハリー・ポッターと呪いの子のあらすじネタバレ
あらすじネタバレ①ホグワーツの戦いから19年後
ここでは『ハリー・ポッターと呪いの子』のストーリーのあらすじをネタバレします。『ハリー・ポッターと呪いの子』のあらすじは、ホグワーツの戦いから19年後の2017年のから始まります。アルバスは家族と一緒に9と3/4番線にいました。アルバスはこの年からホグワーツ魔法魔術学校の1年生になります。
アルバスは兄のジェームズから、きっとスリザリンに組分けられるとからかわれ、不安でいっぱいでした。ハリーはスリザリンになっても気にしないとアルバスに言います。アルバスは家族と別れ、ローズと一緒に汽車に乗り込みました。近くのコンパートメントには一人しか座っておらず、椅子が空いていました。アルバスはコンパートメントに居たスコーピウスに了承を得て、ローズと二人で椅子に座りました。
ローズはスコーピウスの父が元死喰い人で、ハリーとは犬猿の仲のドラコであることに気づいていました。スコーピウスは気まずそうなローズの様子に、自分の出自に関する噂が原因だろうと思いました。アルバスはその噂自体を知りませんでした。スコーピウスは、自分がヴォルデモートの子であるという噂があると説明し、それは事実ではないと否定します。
ローズもいい加減な噂だと言いました。スコーピウスはその言葉に心底ホッとします。スコーピウスとアルバスは少し話しただけですが、互いに仲良くなれるような気がしていました。ローズは噂は信じていないものの、元死喰い人のドラコの息子としては警戒していたので、アルバスを置いてコンパートメントを去りました。アルバスとスコーピウスはそのままコンパートメントで意気投合します。
あらすじネタバレ②スリザリン生になったアルバス
ここからは、ホグワーツ魔法魔術学校に入学した後のストーリーのあらすじのネタバレを紹介します。ホグワーツの入学シーンのあらすじは、組分けから始まります。組み分け帽子はスコーピウスをスリザリンに、ローズをグリフィンドールに組み分けしました。そしていよいよアルバスの番です。組み分け帽子は少し悩み、アルバスをスリザリンに入れました。
ローズは何かの間違いだと言い、スコーピウスはアルバスが同じスリザリンに組み分けされたことを喜びます。アルバスは、グリフィンドールのハリーとジニーの息子という大きなプレッシャーを抱えていたので、この結果に失望してしまいました。それだけではありませんでした。ハリーもジニーもクィディッチ選手としての才能がありましたが、アルバスは箒を動かすこともできなかったのです。
アルバスは徐々に劣等感が高まり、ついにハリーに反抗的な態度を示すようになります。アルバスは、親友のスコーピウスのことをハリーが嫌っているのも不愉快でした。ハリーはアルバスの幸せを願っていますが、自分の行動がアルバスを不快にさせているとは気づいていませんでした。一方でドラコは、スコーピウスがホグワーツで噂のせいで執拗にからかわれていることを気にしていました。
そのため、魔法省から確認の声明を出してほしいとハリーに頼みますが、ハリーはそれを断ってしまいました。アルバスもまた、ポッター家でありながらスリザリンであることを他の生徒に笑われていました。アルバスは自分が望んでハリーの息子になったんじゃないと思い、ハリーへの反発心が膨らみます。
あらすじネタバレ③父に対しての反発心
ハリーに対する反発心が芽生える中、アルバスはある日デルフィーニと出会います。それをきっかけに、ハリーへの反発心からアルバスはとんでもない問題を起こします。ここではそのストーリーのあらすじをネタバレします。エイモスは夜中にハリーの自宅を訪れていました。エイモスは魔法省に逆転時計があると言い、それを使ってセドリックを生き返らせろとハリーに言いました。
ハリーは逆転時計はすべて破壊されて、魔法省にはないと言います。そんな話をアルバスがこっそり聞いていると、エイモスの付添いで来ていたデルフィーニに話しかけられます。デルフィーニは、「気が向いたら働いている養護施設に来てね」とアルバスに言って去りました。そしてある日、ハリーとアルバスは大喧嘩をしてしまいます。アルバスは、「僕の父さんじゃなかったらいいのに」と言ってしまいます。
その言葉に我を失ったハリーは、「私も、おまえが息子じゃなかったらいいのにと思うことがある」と言ってしまいました。アルバスはその言葉に、本当に自分は愛も幸せもないのだと絶望しました。新学期が始まり、アルバスはローズからハリーの活躍を聞かされてうんざりします。しかし、不正の逆転時計が押収されたという内容にアルバスは飛びつきます。
アルバスはハリーのせいで死んでしまったセドリックを、逆転時計を使って生き返らせようとスコーピウスに話を持ちかけます。スコーピウスはあまり良い顔をしませんでしたが、アルバスについていき、ホグワーツに向かう列車から飛び降りました。
ハリー・ポッターと呪いの子の主な登場人物
登場人物①アルバス・セブルス・ポッター
『ハリー・ポッターと呪いの子』の登場人物のアルバス・セブルス・ポッターは、ハリー・ポッターとジニー・ウィーズリーの息子です。兄にジェームズ・シリウス・ポッター、妹にリリー・ルーナ・ポッターがいる次男です。
2005年9月から2006年8月末の間に生まれた半純血の魔法使いで、スコーピウスとローズとは同じ学年です。ホグワーツでは、スコーピウスと共にスリザリンに組分けされました。ジェームズやリリーはハリーやジニーにそっくりなのに対し、自分は親と似ていないところがコンプレックスになっています。アルバスはこのような劣等感から、自分が一番不幸だと考えがちです。
なぜここまで消極的なのかストーリーのあらすじをネタバレすると、親と違ってスリザリンに組み分けされてしまったからです。ハリーは少なからずその事を気にしており、またアルバスの親友であるスコーピウスに対しても良い顔をしませんでした。そういったことが積み重なり、やがてハリーとの間に亀裂が入ります。
登場人物②スコーピウス・マルフォイ
『ハリー・ポッターと呪いの子』の登場人物のスコーピウス・マルフォイは、ドラコ・マルフォイとアステリア・グリーングラスの息子です。アステリアはスコーピウスが3年生になる年に他界しました。兄弟はおらず一人息子で、アルバスやローズと同級生です。組み分けはスリザリンで父はドラコですが、かつてのドラコのような純血主義ではなくマグル生まれを嫌っていません。
これはアステリアの影響である事がわかっています。アステリアについて、ストーリーのあらすじをネタバレすると、グリーングラス家は聖28一族のうちの一つで元々アステリアも狡猾でプライドが高い女性でした。しかし第二次魔法戦争後に考え方が変わり、マグルやマグル出身の魔法使いに対して別け隔てなく接するようになりました。そのため、純血主義の環境下でスコーピウスを育てることに反対しました。
ドラコはアステリアのことを大切に思っており、アステリアとの結婚に対しても実は両親と揉めたことさえありました。かつては純血主義だったドラコも、アステリアの考えを優先して純血主義下では育てませんでした。そのためスコーピウスは純血主義ではなく、魔法使いの血筋に関しては全く気にしていません。マグル生まれのハーマイオニーの子であるローズには恋心さえも抱いています。
ちなみに、スコーピウスの出自に関しては様々な噂がされていました。その噂の内容について、ストーリーのあらすじをネタバレします。アステリアは「血の呪い」によって体が弱っていたために、子供を生むことが難しいといわれていました。ルシウスは後継ができないことを案じてアステリアに辛く当たっていましたが、ドラコはそんな両親に激怒し、血が途絶えてもアステリアからは離れないと言いました。
そこまで子供ができるか難しいといわれていた時期にスコーピウスが生まれたのです。そのため、本当にスコーピウスはドラコとアステリアの子供なのかと疑う人々が出てきました。その噂とは、スコーピウスは闇の帝王の息子なのではないかという内容の噂でした。マルフォイ家の血筋が途絶えるのを危惧したルシウスとドラコが逆転時計を使ってアステリアを過去に送り、ヴォルデモートとの子供を産ませたというものです。
この噂に対しては、ハリーも警戒していました。しかし噂の真相をネタバレすると、その噂はスコーピウスの話やドラコの話から事実ではないことが分かっています。また、スコーピウスの容姿はドラコ似であることから、ヴォルデモートの子ではないことは明らかです。スコーピウス自身は噂のことはあまり気にしないようにしており、とても明るく少し天然なところがある性格をしています。
登場人物③デルフィーニ・ディゴリー
『ハリー・ポッターと呪いの子』の登場人物のデルフィーニ・ディゴリーとは、セドリック・ディゴリーの従兄弟で、養護施設の職員をしています。逆転時計を使って、セドリックを生き返らせてほしいというエイモスの願いを叶えるために、アルバスとスコーピウスに協力しました。シルバーブロンドヘアの美しい女性で、アルバスは恋心を抱いていました。
デルフィーニの正体をネタバレすると、実はディゴリー家とは血の繋がりも接点もない人物でした。逆転時計を使おうとするアルバスに近づくために、周囲の人々の記憶を魔法で錯乱させていたのです。その正体はヴォルデモートの娘でした。デルフィーニは逆転時計を使って過去を改変し、ヴォルデモートを復活させようと企んでいました。
登場人物④ローズ・グレンジャー
『ハリー・ポッターと呪いの子』の登場人物のローズ・グレンジャーとは、ハーマイオニー・グレンジャーとロン・ウィーズリーの娘です。弟にヒューゴ・ウィーズリーがいる長女です。容姿はハーマイオニー似ですが、2年生になるとクィディッチチームのチェイサーに加わるなど、運動神経はウィーズリー家の血を引き継いでいます。
アルバスとスコーピウスの2人とは同級生で、アルバスとは幼馴染です。かつてはアルバスと仲が良かったのですが、アルバスがスリザリンに入ってスコーピウスと仲良くなってからは、ぎくしゃくとした仲になっています。スコーピウスからの好意は鬱陶しいと思いつつも、スコーピウスに関する噂は事実ではないと、両親よりも冷静な見解を示しています。
ハリー・ポッターと呪いの子の映画キャストは?
これまで通りのキャストになる?
『ハリー・ポッターと呪いの子』がもし映画化が決定した場合、これまで映画『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物のキャストが継続して出演するのか話題になっています。映画の主な登場人物には、ハリー役にダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役にルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役にエマ・ワトソンがキャスティングされていました。
NYデイリーニュースでは、ワーナー・ブラザースが、ダニエル・ラドクリフにハリー役のキャストに再び依頼していると報じています。そのため、もし『ハリー・ポッターと呪いの子』が映画化されるのであれば、登場人物は同じキャストが選ばれるのではないかといわれています。
セブルス・ススネイプは登場する?
『ハリー・ポッターと呪いの子』の登場人物の一人にセルブス・スネイプがいます。『ハリー・ポッターと呪いの子』でスネイプの登場シーンのあらすじをネタバレすると、逆転時計を使ったアルバスとスコーピウスが原因で世界が変わってしまいます。変わってしまった世界では、ヴォルデモートが世界を支配しているという最悪の状況になっていました。そこでスコーピウスはスネイプに相談しに行きます。
映画『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプのキャストはアラン・リックマンでした。しかしアラン・リックマンは、2016年1月14日に亡くなっています。スネイプとのシーンでは、新たに撮影しなければ難しいシーンがたくさんあります。そのため映画化するのであれば、スネイプのキャストは新たに決めなければならないと思われます。
またスネイプの他にも、映画『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物のキャストがこれまでに16人亡くなっています。そのため『ハリー・ポッターと呪いの子』が映画化されても、登場人物はこれまでのキャストと全く同じとはいえません。
ハリー・ポッターと呪いの子の舞台化キャスト
ハリー・ポッター役/ジェイミー・パーカー
主要の登場人物であるハリー・ポッター役の舞台キャストには、ジェイミー・パーカーが選ばれています。ジェイミー・パーカーは、1979年8月14日生まれのイギリスの俳優です。王立演劇学校で演技を学び、舞台俳優として活躍しています。舞台ではシェイクスピア作品に多く出演しています。
ハリー役のキャストのジェイミー・パーカーの出演作品には、『ヘンリー4世 第一部』のハル王子役、『アサシンズ』のバラード役、『ガイズ&ドールズ』のスカイ・マスタースン役、『ローゼンツクランツとギルデンスターンは死んだ』のギルデンスターン役などがあります。
アルバス・ポッター役/サム・クレメット
主要の登場人物で、ハリーの息子であるアルバス・ポッター役の舞台キャストには、サム・クレメットが選ばれています。サム・クレメットは、1993年10月1日生まれのイギリスの俳優です。サム・クレメットは『ハリー・ポッターと呪いの子』で注目された俳優です。それまで主に映画で端役として出演していました。
アルバス役のキャストのサム・クレメットの出演作品には、『刑事フォイル』のジャック・ショー役、『Doctors』のオリー・ホワイトホール役、『Holby City』のテイ・シモンズ役、『サバイバー』の電話をかける若者役、『マスケティアーズ/三銃士』のリュック役などがあります。
スコーピウス・マルフォイ役/アントニー・ボイル
主要の登場人物で、ドラコの息子であるスコーピウス・マルフォイ役の舞台キャストには、アントニー・ボイルが選ばれています。アントニー・ボイルは1994年6月8日生まれのアイルランドの俳優です。『ハリー・ポッターと呪いの子』では、第72回トニー賞の演劇部門で最優秀主演男優賞にノミネートされました。映画・テレビドラマシリーズ・舞台と幅広く活動している俳優です。
スコーピウス役のキャストのアントニー・ボイルの出演作品には、『オセロ』のイアーゴ役、『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』のトレンチランナー役、『The Journey』の若い頃のイアン・ペイズリー役、『トールキン 旅のはじまり』のジェフリー・バチェ・スミス役などがあります。
ロン・ウィーズリー役/ポール・ソーンリー
ハリーの親友のロン・ウィーズリー役の舞台キャストには、ポール・ソーンリーが選ばれています。ポール・ソーンリーはイギリスの俳優です。『ハリー・ポッターと呪いの子』では、WhatsOnStage Awardsで最優秀助演男優賞にノミネートされました。舞台俳優だけでなく、声優としても活動しています。
ロン役のキャストのポール・ソーンリーの出演作品には、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のオルギエルド役、『Xenoblade Chronicles 2: Torna – The Golden Country』のアダム役などがあります。
ハーマイオニー・グレンジャー役/ノーマ・ドゥメジェニー
ハリーの親友で、ロンの妻であるハーマイオニー・グレンジャー役の舞台キャストには、ノーマ・ドゥメジェニーが選ばれています。ノーマ・ドゥメジェニーは、1969年7月28日生まれのイギリスの女優です。1977年5月17日にエスワティニから難民として家族とイギリスに移り住み、2001年から女優として活動しています。舞台だけでなく、テレビドラマシリーズや映画にも積極的に出演しています。
ノーマ・ドゥメジェニーがキャストに選ばれた時は、黒人がハーマイオニーを演じることについて話題になりました。否定的な意見もありましたが、J.K.ローリングは人種差別的意見に激怒したコメントを出しました。J.K.ローリングはハーマイオニーの肌の色にこだわっておらず、舞台のハーマイオニーが黒人である設定を気に入っていると擁護しました。
ハーマイオニー役のキャストのノーマ・ドゥメジェニーの出演作品には、『堕天使のパスポート』のセリア役、『Mysterious Creatures』のシャネル・ピンカートン役、『ニュー・トリックス〜退職デカの事件簿〜』のソフィー・オエカンビ役、『アメイジング・ワールド/勇士の帰還』のマルケッサ役、『ドクター・フー』のキャプテンエリサ・マガンボ役などがあります。
ハリー・ポッターと呪いの子に関する感想や評価
今日から「ハリー・ポッターと呪いの子」(愛蔵版)読み始めた。舞台脚本って初めて読むんだけど、想像してたほど読みにくいものではないな。この作品が、なのか、全体的に、なのかは分からないけど。比較対象がないもんで。
— トシ子 (@104ko) November 1, 2019
『ハリー・ポッターと呪いの子』は舞台脚本をそのまま書籍化しているので、読みにくいのではないかと不安に思っていた方がたくさんいたようです。しかし、実際に読んでみるとしっかりと物語に入り込む事ができたという意見がたくさんありました。こちらの方も、舞台脚本は初めて読むもののそこまで読みにくくなかったと好評でした。
ハリーポッターと呪いの子もう一度読み返して理解を深めたいのだが、やはり舞台版は舞台版として映画版も作って欲しいんだよなWBには……マルフォイの息子とハリーの息子が親友になるエモさを映画館で味わいたい……
— まい (@srtkmy) October 31, 2019
『ハリー・ポッターと呪いの子』の舞台脚本を読んた方の中には、舞台版だけでなく映画版も見てみたいという方がいました。舞台は日本では公演されていないので、映像として見てみたいという声も多いようです。作者のJ.K.ローリングは映画化を否定していますが、いつか映画化されることを期待しているという方もいました。
こないだTwitterで見かけた感想が面白かったから読んでみている「ハリーポッターと呪いの子」、面白い。まだ第一部までしか読んでないけど面白いコレ。ハリーの子とマルフォイの子がわちゃわちゃ仲良くしたりしてるの楽しい……親としてのハリーとドラコも楽しい……
— ゆと🔥 (@shiki_yuto) October 26, 2019
こちらの方は、Twitterで『ハリー・ポッターと呪いの子』の評判を見て舞台脚本の書籍版を読み始めたそうです。あらすじのネタバレでも紹介したように、『ハリー・ポッターと呪いの子』ではハリーの子供達の話がメインです。ハリーの子供がドラコの子供と仲良くしている姿を見ると、とても感慨深いと感じる方も多いようです。
ハリーポッターと呪いの子すごく面白かった!
— だいず (@daiz_azuki) October 19, 2019
ミュージカルじゃなくて舞台なので、単調で退屈なのかと思ってたら、魔法のシーンは迫力満点、逆転時計のシーンも異次元に迷い込んだかのようですっかり夢中になった!
あと無鉄砲なアルバスの側でスコーピウスがひたすら笑いを取りまくるのは卑怯だw
『ハリー・ポッターと呪いの子』のあらすじのネタバレでは紹介しきれませんでしたが、スコーピウスはとても明るい性格をしており、そのスコーピウスの様子に何度も笑わされたという方もいました。舞台脚本をそのまま書籍化した本でしたが、迫力のあるストーリーだったと高評価でした。
ハリー・ポッターと呪いの子の映画化の可能性まとめ
今回紹介したあらすじのネタバレにもあったように、『ハリー・ポッターと呪いの子』ではハリーの子供のアルバスとドラコの子供のスコーピウスがメインのストーリーでした。舞台の脚本がそのまま書籍化されたのですが、多くの人が面白いと評価しています。また、『ハリー・ポッター』シリーズファンの中には、映画化を期待している方がたくさんいました。
ワーナー・ブラザースは2020年までに映画化したいと企画をしているようですが、作者のJ.K.ローリングやハリー役のダニエル・ラドクリフは、『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化には否定的でした。それでも映画化を待っている方が多いので、もしかするとダニエル・ラドクリフがハリーの年齢に近づいた頃に映画化されるかもしれません。
今後の『ハリー・ポッター』シリーズの最新情報は公式ファンサイトのPotter moreや公式Twitter、公式サイトなどで確認できます。映画化に関しても何か情報が追加されるかもしれません。気になる方はぜひチェックしてみてください。