ハリーポッターのスネイプ先生の正体は?過去や最後をネタバレ解説

ハリーポッターの裏の主人公と言っても間違いないスネイプ先生は、ダンブルドア校長の教え子であり信頼できる人でした。ハリーの両親と同級生であり、ハリーの母親リリーとは幼馴染でスネイプ先生が生涯愛した人です。そんなスネイプ先生の過去は悲しいもので一途に愛し続けた人への気持ちは複雑なものでした。ハリーポッターの主人公ハリーが生まれる前の秘話から、皆を裏切ってもまで守り通したハリーとの関係をネタバレで紹介していきます。

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目次

  1. ハリーポッターのスネイプ先生の正体に迫る!過去や最後は?
  2. ハリーポッターのスネイプ先生とは?
  3. ハリーポッターのスネイプ先生の過去や最後をネタバレ!
  4. ハリーポッターのスネイプ先生の正体とは?
  5. ハリーポッターのスネイプ先生の名言「永遠に」の意味は?
  6. スネイプ先生の正体は最後まで1人の女性を愛し続けた勇気のある人だった

ハリーポッターのスネイプ先生の正体に迫る!過去や最後は?

ハリーポッターのスネイプ先生といえば、最後まで正体が分からない人物です。スネイプ先生は学生の頃にハリーの父親にいじめられていた為、教え子であるハリーに冷たい態度を取ります。人間らしいといえば人間らしく慕うような感じではありませんが裏では最後まで愛するリリーが命懸けで守った忘れ形見ハリーを二重スパイをしながら守ります。そんな、とても勇気のあるスネイプ先生の正体を過去を含めて紹介していきます。

ハリーポッターのスネイプ先生とは?

スネイプは正式名「セブルス・スネイプ」といい、ハリーポッターの恩師でありホグワーツ魔法魔術学校の卒業生です。またスネイプはハリーの両親と同級生で、ハリーの母親リリーとはリリーが人間界に居た時からの幼馴染です。父親ジェームズとは仲が悪く、ジェームズより、いじめられていたせいか、父親の面影があるハリーに対して凄く敵対視しています。ですがリリーが亡くなってからはリリーの意思を受け継ぎ見守ります。

そのハリーポッターの全話で最後まで「セブルス・スネイプ」を演じたのは俳優のアラン・リックマンで2016年に膵臓癌で亡くなっています。スネイプ先生の冷たいイメージがあるかもしれませんが、プライベートでは、誠実で優しく寛大で自己評価が低い方だったようです。ハリーポッターの主人公を演じたダニエル・ラドクリフさんが公私ともに慕っており、1人の子どもとしてではなく対等の存在で扱ってくれたと言っています。

ハリーポッターが終わっても父のようにダニエルさんを見守り、彼を勇気づけていたようです。またアラン・リックマンさんは学生時代より付き合い1977年より同棲されてたリマ・ホートンさんと2015年に籍を入れています。今まで籍を入れなかったことについてパートナーとして尊重してと言っていますがスネイプ先生と同じく一途に深く愛する人だったんではないでしょうか。

スネイプ先生は、最後まで正体が分からない存在であり、ハリーポッターのファンからも味方説と敵説が出ていたほどです。そんな中、原作者J・k・ローリングが「意外な展開になるから知った上での演技をしてほしい」と小説が完結してない時にスネイプ先生の過去と永遠にという言葉と共に最後をアラン・リックマンさんにだけは唯一知らせていました。正体を知った上での演技だったとは凄いです。

アランさん自身、自分のせいでバレたらどうしようという不安の中ハリーポッターの役だからという固定概念ではなくスネイプを1人の人間として演じようとした結果、撮影での不満をメモとして残しています。そして、このハリーポッターが完結した時に原作者より「ありがとう。私の最も複雑なキャラクターを正当に演じてくれて」と感謝の手紙をアランさんに送っています。ハリーポッターには不可欠なスネイプでした。

またハリーポッターのスネイプ先生といえば「ミルクチョコレート・ヴォイス」と言われています。あの低音ヴォイスが人気です。その声を吹替版ハリーポッターでは土師孝也(はしたかや)さんが最後まで担当されています。スネイプといえば「アラン・リックマン」ですが、吹替ばかりで観ている方からしたら「土師孝也(はしたかや)」なしではスネイプは語れません。

その土師孝也(はしたかや)さんはアニメも沢山演じられています。色々演じていますが、その中でもポケットモンスターのムノー(タケシの父親)は一番ピンとくるかもしれません。この役も、ずっと土師孝也(はしたかや)さんなので、そう考えるとハリーポッターのスネイプの声も、また違った角度から観れて楽しいんではないでしょうか。

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ハリーポッターのスネイプ先生の過去や最後をネタバレ!

スネイプ先生はハリーポッターの母親リリーと幼馴染だった

ハリーポッターの母親リリーとスネイプは幼馴染です。近隣に住んでいて何も知らないマグルのリリーに魔法界のことを教えるうちに仲良くなり、リリーはスネイプと関わるうちに自分が魔法使いだと気付いたようです。リリーはスネイプと仲良くなることで姉のペチュニアとは仲が悪くなり、リリーがホグワーツ魔法魔術学校に入学する時に嫉妬からペチュニアがリリーに「生まれそこない」と言ったことで決定的に決別しました。

スネイプとリリーはホグワーツ魔法魔術学校でも仲良く過ごしますが、闇の魔術にのめり込むスネイプと闇の魔術を嫌う正義感が強いリリーでは、学年が上がっていくことに進む道が別れていきます。スネイプは幼い頃から心の支えのようにリリーを想っていたので自分が闇の魔術で頂点に立てばリリーの心が戻ってくると信じて闇の魔術の勉強を頑張りましたがリリーにとっては逆効果だったようです。

スネイプがリリーが闇の魔術を嫌っていたと関係が壊れる前に気づき別の道を歩んでいたのならば、リリーの最後は変わり、また違った物語が出来てたかもしれません。結果的にスネイプは闇の魔術を使う死喰い人になり、ヴォルデモートに尽くします。尽くしたことで最愛の人リリーを失うかもしれないと分かった時、助けてほしいとダンブルドアに懇願して二重スパイという自身の正体を隠した危険な生活を始めることになります。

スネイプ先生の初恋はリリーだった

スネイプの初恋は一目惚れに近いもので幼馴染であるリリーでした。物心ついた頃には両親は不仲で家庭環境が悪かったスネイプにとって、リリーとの交流は心休まるものでした。その休まる心からリリーを思い続けたスネイプですが初恋は初恋のままで終わります。しかしスネイプは生涯独身で過ごすので一途に初恋の相手リリーを想い続けたことになります。その結果リリー亡き後は忘れ形見を守り続け最後を終えます。

スネイプ先生をイジメていたのはハリーポッターの父親

スネイプ先生をイジメていたのは、ハリーポッターの父親ジェームズと仲間たちです。ジェームズは首席になるほど頭が良かったのですが悪戯好きだったため監督生にはなれなかったという過去があるほどです。入学前にリリーにスリザリン進めてたスネイプをジェームズは毛嫌いしています。そのこともあって大親友のシリウス・ブラックとスネイプに対して可愛い悪戯よりは悪質な悪戯しています。

ジェームズが一方的にスネイプをイジメてたというよりは顔を合わせれば杖を構えてた2人なので、どっちもどっちの関係だったといえます。ですがスネイプにとってリリーとの関係が壊れた原因をつくったジェームズに対しては悪戯では済ませれない憎むべき相手なのです。ジェームズが居なくても闇の魔術に染まっていくスネイプとは関係は壊れてたかもしれませんがスネイプにとっては怒りの矛先がジェームズなのです。

リリーが亡くなったのはスネイプ先生が原因

ホグワーツ魔法魔術学校を卒業した後スネイプは死喰い人に加わります。そこで「不死鳥の騎士団」でスパイをする任務を与えられたスネイプは、シルビ・トレローニーの予言をヴォルデモートに密告します。予言をハリーポッターであると解釈したヴォルデモートにより、リリーが狙われます。スネイプは、まさかハリーポッターだと思っていなかったのでダンブルドア校長と隠れて会いリリーを助けてほしいと悲願します。

リリーを守るためにダンブルドア校長から死喰い人のスパイをするように言われます。二重スパイの始まりです。無事に危機を乗り越えていたポッター家ですが、不死鳥の騎士団にスネイプ先生以外にもスパイが居て隠れ家が見つかり殺されてしまいます。ヴォルデモートに予言を密告しなければ、リリーは死ななくて済んだかもしれません。ハリーポッターを守った愛の魔法は、リリーが死ななければ意味がなかったのです。

ハリーポッターを陰で守ったスネイプ先生

リリーが死んだことにより絶望してしまったスネイプ先生ですが、ダンブルドア校長よりリリーが命懸けで守ったハリーポッターを守るように諭されます。時を経てホグワーツ魔法魔術学校に入学してきたハリーポッターは憎むべき父親ジェームズと容姿がそっくりでスネイプ先生は毛嫌いします。しかしリリーの忘れ形見を守るというダンブルドア校長との約束を自身が最後の時を迎えるまで正体を隠しながら守り続けます。

守る中でダンブルドア校長は、スネイプ先生に自分を殺すように言います。ハリーポッターはヴォルデモートが無意識に作ってしまった分霊箱という考えたダンブルドア校長は、ハリーは死ぬべき時に死ぬために生きている必要があると考え、ニワトコの杖を持っているダンブルドア校長は杖の持ち主を自分のまま終わらせれるように信頼関係が誰よりも築けていて持ち主が変わることないスネイプ先生に自分の計画を任せています。

ダンブルドア校長の思惑通りにスネイプ先生がダンブルドア校長を殺したことで、ヴォルデモートの信頼を得てホグワーツ魔法魔術学校の校長になります。校長室の肖像画になったダンブルドアから指示を受けながら正体を隠し表向きはヴォルデモートの信頼する部下という形で活動しています。殺される最後は、ニワトコの杖の持ち主がハリーポッターであることがバレないように彼を守って亡くなります。

一途に愛したスネイプ先生

スネイプ先生は生涯独身で過ごします。ハリーポッターが一緒に写ってる両親との唯一の家族写真を同じようにスネイプ先生も持っていますがリリーの部分を切り抜いて持っていました。リリーに対しての懺悔も込めて、リリーの忘れ形見であるハリーポッターを命懸けで守ることで、スネイプ先生はリリーへの愛を貫きます。それはリリーと同じ守護霊をもっていることで分かることが出来ます。

ハリーポッターのスネイプ先生の正体とは?

ハリーポッターの母親と同じ守護霊

守護霊は、人物の特徴や他者との人間関係との密接な関係があるとともに守護霊が変化するということが特徴となっています。スネイプの守護霊は愛したリリーと同じ守護霊です。リリーの牝鹿の対である牡鹿ではなく牝鹿というところにリリーへの執着も見え隠れしますが、リリーの忘れ形見を守るスネイプの感情がリリーならば?としてだったんではないでしょうか。

悪役だと思われていたが違った!

ハリーポッターの容姿が憎むべきジェームスに似てたことからハリーの行動が全て嫌いで、ハリーポッターのいるグリフィンドールの生徒には厳しく接します。ハーマイオニーに対しての減点や罰則が良い例です。逆にスリザリンの生徒が行う悪戯は寛大に許し、成績も加点でスリザリンびいきで彼らに対しては優しく接します。なのでハリー達グリフィンドール生からも嫌われてまいたし、昔の同級生からも嫌われていました。

しかし実際はダンブルドア校長の指示でハリーポッターを陰ながら守ります。賢者の石でハーマイオニーがスネイプ先生がハリーを狙ってたと言うシーンがありますが実は呪文でハリーポッターを守っています。ハリー達が危険な目に合う時は必ずスネイプ先生に現れるのでハリー達はスネイプ先生の行動を気にします。最後までスネイプ先生が悪者でいることでハリー達はヴォルデモートと戦える環境を整えることが出来ました。

ハリーポッターのスネイプ先生の名言「永遠に」の意味は?

ハリーポッター出てくる守護霊は、人物の特徴や他者との人間関係との密接な関係があるとともに守護霊が変化するということが特徴となっています。スネイプ先生の守護霊は牝鹿です。これはスネイプ先生の愛した人が影響しています。スネイプ先生は、一途にリリーだけを愛します。そのリリーの守護霊は牝鹿で、スネイプは彼女と同じ守護霊になります。

原作者J・K・ローリングが、ポッター夫妻が愛し合った証として、守護霊を対として表現していると話しています。なのでリリーの夫でありスネイプの憎んだ相手ジェームズの守護霊は牡鹿です。そして、ハリーの守護霊は父親ジェームズの守護霊を引き継いで牡鹿です。このことから、リリーの守護霊を引き継ぎ牝鹿を守護霊と持つスネイプ先生とハリーと対になってる牡鹿は深い意味を成します。

作中でダンブルドア校長が「これほど年月が経ってもか?」と言った言葉に対しての返事が「永遠に」ですが、その言葉の中に一途に愛したリリーへの気持ちと憎んだジェームズの気持ちとハリーに対して母親のような愛情で見守ってたスネイプ先生の複雑な感情をダンブルドア校長が気付き涙したんではないか?という推測が出来ます。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』公式サイト

スネイプ先生の正体は最後まで1人の女性を愛し続けた勇気のある人だった

スネイプ先生は最後までハリーポッターの母親であるリリーを愛します。罪の意識から二重スパイをしてまで守りたかった人です。リリーが亡くなっても危険な二重スパイを辞めずリリーが命懸けで守ったハリーを命懸けで守ることでリリーへの愛を貫きます。最後までスネイプ先生の正体を知らなかったハリーポッターはホグワーツ魔法魔術学校から逃げるスネイプ先生を臆病者と言ってます。

ハリーが真実を知り、ヴォルデモートとの戦いで勝利したのは臆病者と言われたスネイプ先生が命懸けでハリーポッターを守り続けたからです。それは、リリーを一途に愛したスネイプでなければ出来なかった功績でしょう。ハリーは自身の子どもにアルバス・セブルスと名付け、父さんが知ってる人の中でも、おそらく一番勇気がある人だったと言っています。彼が居なければ今のハリー達の幸せはなかったかもしれません。

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