ハリーポッターの登場人物のその後の人生は?現在の職業や結婚相手を紹介

ハリーポッターシリーズの最新作「ファンタスティックビースト」の第2作目が今年の冬に公開されます。こちらはハリーたちが活躍した時代の約70年前を舞台にしたお話です。一方2016年にはシリーズの「その後」の世界を描いた本「ハリーポッターと呪いの子」が出版されました。ハリーポッターシリーズで活躍した彼らはどのような職業に就き、また誰と結婚してどのような家庭を築いているのでしょうか?彼らのその後をご紹介します!

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目次

  1. ハリーポッターの登場人物のその後の人生とは?現在の職業や結婚相手も紹介!
  2. ハリーポッターシリーズとは?
  3. ハリーポッターの登場人物のその後の人生を紹介!
  4. ハリーポッターの登場人物のその後の人生まとめ

ハリーポッターの登場人物のその後の人生とは?現在の職業や結婚相手も紹介!

シリーズ第7作目の最後では、ヴォルデモートとの戦いが終わると一気に19年後に話が飛びます。そこではハリーたちが自身の子供たちをホグワーツ行きの列車に送る場面があり、大人になった彼らの人生に思いを馳せた人も多いのではないでしょうか。

そんな19年後を舞台にした「ハリーポッターと呪いの子」が2016年に出版されました(元はイギリスで公演された舞台劇用に作られた話です)。また作者のJ.Kローリングは本編に残していない彼らの「その後」についてインタビューで答えています。今回はハリーたちが19年の間にどのような人生を歩んできたのか、職業や結婚に焦点を当ててご紹介します。

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ハリーポッターシリーズとは?

ハリーポッターシリーズとはJ.Kローリングによって書かれた、魔法使いの世界を舞台にした全7作(映画は7作目のみ2部構成の全8作)の物語です。小説は世界で累計4億5000万部以上の売り上げを、映画は約8000億円の興行収入を記録する大ヒット作品となり、子供から大人までの幅広い世代に愛されてきました。

主人公のハリーポッターは赤ん坊の頃に闇の魔法使いヴォルデモートによって両親を殺害されながらも自身は生き残り、「生き残った男の子」として世間に知られます。その後成長してホグワーツ魔法魔術学校に通い始め、親友のロン、ハーマイオニーと共に様々な困難に立ち向かい、宿敵ヴォルデモートとの戦いに身を投じます。

小説は2007年に、映画は2011年に完結しましたが、彼らのその後を描いた「ハリーポッターと呪いの子」が出版されたり、逆に彼らが活躍する前の時代を舞台にした映画「ファンタスティックビースト」が公開されたりしています。またユニバーサルスタジオでハリーポッターの世界を再現したエリアが導入されるなど、未だに人気が衰えません。

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ハリーポッターの登場人物のその後の人生を紹介!

ハリー・ポッター

シリーズ第7作目「ハリーポッターと死の秘宝」でヴォルデモートを倒した後、ハリーはキングスリー・シャックルボルトに誘われて闇払いとして魔法省に入っており、現在の職業は魔法法執行部の部長となっています。また年に数回、ホグワーツで「闇の魔術に対する防衛術」の特別授業を行っているそうです。

プライベートではロンの妹であるジニーと結婚し3人の子供をもうけました。上から順にジェームズ・シリウス・ポッター (長男)、アルバス・セブルス・ポッター (次男)、リリー・ルーナ ・ポッター(長女)です。どれもハリーたちに馴染みのある人の名前からとられています。またジニーと結婚したことでロンとは義兄弟の関係になりました。

「ハリーポッターと呪いの子」では主に次男のアルバスに焦点が当てられて話が進みます。アルバスは日常生活で「ハリーポッターの息子」という周囲からのプレッシャーを感じざるを得ず、またホグワーツでは兄のジェームズと違いスリザリンに組み分けされたことで一層ハリーとぎくしゃくしてしまいます。学校でもドラコの息子、スコーピウスが唯一の友達といった状態です。

一方のハリーは、父親を知らず生きてきたため、自身がアルバスの父親としてどう振舞えばいいか分かりません。アルバスに対して特別な愛情を抱きながらもそれをうまく伝えられず、日々葛藤することになります。「ハリーポッターと呪いの子」では2人が様々なトラブルを通じて、お互いをどのように理解し、どう歩み寄っていくか考えていきます。

ハーマイオニー・グレンジャー

ハーマイオニーはヴォルデモートとの戦いの後、ハリーやロンとは異なりホグワーツに戻ってきっちり卒業したようです。その後は魔法省に入って屋敷しもべ妖精の地位向上や純血思想が反映された法律の根絶のために尽力し、現在の職業は魔法大臣となっています。つまり仕事場ではハリーの上司にあたるわけです。

真面目で優等生のハーマイオニーなら魔法大臣という職業も頷けますが、ドラコ・マルフォイ曰く「彼(ハリーポッター)の友人だからその職に選ばれたにすぎない」とのことです。これはただの意地悪な発言だったとしても、それほど「ハリーポッター」という名前が彼らの世界で絶大な力を持っているということが分かります。

シリーズ第6作目「ハリーポッターと謎のプリンス」でめでたくロンとくっつきましたが、その後無事に結婚しています。子供は2人で、アルバスと同級生のローズ・グレンジャー=ウィーズリー(長女)と、リリーと同い年のヒューゴ・グレンジャー=ウィーズリー(長男)です。ただ職業柄とても忙しいようで、ロンや子供たちよりも秘書のエセルに会っている時間のほうが長いようです。

またシリーズ第7作目「ハリーポッターと死の秘宝」で両親を守るために2人の記憶を消したハーマイオニーですが、ヴォルデモートとの戦いの後無事に両親を見つけ記憶を戻しています。

ロン・ウィーズリー

作者のJ.Kローリングによると、ロンはハリーやハーマイオニーと同じく一時は魔法省に勤めていたそうですが、現在の職業は兄であるジョージの悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」の手伝いです。手伝いといっても経営に携わったことでかなり儲けました。

シリーズ第2作目「ハリーポッターと秘密の部屋」で空飛ぶ車を乗り回していたロンですが、マグルの世界で運転免許を取っています。ハーマイオニーや娘のローズからは、試験に合格するために試験官に錯乱呪文をかけたのではないかと疑われているようですが、実際バックミラーの確認を忘れたため少し魔法を使ったとハリーに打ち明けています。

ジニー・ウィーズリー

シリーズ第2作目「ハリーポッターと秘密の部屋」では物語のキーマンになり、シリーズ終盤ではハリーと恋人関係になったジニーですが、2人はその後結婚しています。ホグワーツ卒業後はクィディッチの女性チーム「ホリヘッド・ハーピーズ」で活躍していましたが結婚を機に引退し、現在の職業は「日刊予言者新聞」のクィディッチ専門記者だそうです。

「ハリーポッターと呪いの子」では母として、ハリーの奥さんとして家族を強く、そして優しく支えている様子が見られます。

ジョージ・ウィーズリー

双子の片割れジョージはフレッドと共に創設した悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」で成功を収めています。またアンジェリーナ・ジョンソンと結婚し、息子にはフレッド、娘にはロクサーヌと名付けました。ちなみにこのアンジェリーナですが、シリーズ第4作目「ハリーポッターと炎のゴブレット」のダンスパーティーではジョージではなくフレッドのパートナーになっていました。

パーシー・ウィーズリー

一時は魔法大臣コーネリウス・ファッジの下で働き、反ダンブルドア(反ハリー)の立場だったパーシーは、シリーズ第7作目「ハリーポッターと死の秘宝」におけるヴォルデモートとの戦いに際し改心しており、戦いの後はキングスリーの下で働き始めます。現在の職業は高級官僚となっているようです。

ビル・ウィーズリー

ウィーズリー家の長男であり、シリーズ第7作目「ハリーポッターと死の秘宝」でフラー・デラクールと結婚したビルは現在3児の父親になっています。子供のうち1人のビクトワールの名前は「ハリーポッターと死の秘宝」の最後に出てきています。ホグワーツ卒業後にグリンゴッツ銀行で働いていましたが、現在もまだそこで働いているのかは不明です。

ドラコ・マルフォイ

ハリーポッターシリーズにおいて序盤から度々ハリーたちと敵対してきたドラコですが、今ではかなり丸くなったようです。現在の職業は明らかにされていませんが、「ハリーポッターと呪いの子」では魔法省で行われる会議に参加し発言する場面もあったので、何かしら影響力のある職業に就いているのかもしれません。

プライベートでは同じスリザリン生のアステリア・グリーングラスと結婚し、スコーピウス・ヒュペリオン・マルフォイをもうけました。このスコーピウスはホグワーツ行きの列車でアルバスと出会って仲良くなり、同じスリザリン生として行動を共にします。昔の親同士の関係を考えると何とも不思議な組合わせです。またスコーピウスは「ハリーポッターと呪いの子」の中で何度もローズにアプローチをかけています。

妻のアステリアは「血の呪い」の影響で子供を産めないかもしれないと言われていたため、結婚についてドラコは両親から強く反対されましたが、マルフォイの血筋を残すことには一切執着せず結婚に踏み切ったそうです。また「ハリーポッターと呪いの子」の中でアステリアに対する愛情が垣間見える場面や、子供時代に孤独を感じていたと語る場面もあり、ハリーポッターシリーズ7作の間では見られなかったドラコの姿が見られます。

ちなみに父親のルシウスも含め死喰い人でしたが、ヴォルデモートとの戦いの最後に(動機はどうあれ)ハリーたちに協力したことでマルフォイ一家はアズカバン送りにはならなかったようです。しかしやはり世間からの目は厳しく、また現在もハリーとの確執は残ったままでしたが、「ハリーポッターと呪いの子」ではお互いの子供同士のこともあって、少しずつ打ち解けていきました。

ネビル・ロングボトム

ハリーポッターシリーズ第7作目「ハリーポッターと死の秘宝」でヴォルデモート打倒に大きく貢献したネビルは現在、ホグワーツで薬草学の先生をしています。学生時代から薬草学には精通しており、シリーズ第4作目「ハリーポッターと炎のゴブレット」では「鰓(えら)昆布」でハリーを助けたこともありました。プライベートでは同級生でハッフルパフ生であったハンナ・アボットと結婚しています。

19年後のキングス・クロス駅でジニーとジェームズがネビルについて話す場面がありましたが、どうやらネビルはジェームズと仲がいいようです。

ルーナ・ラブグッド

ハリーポッターシリーズの終盤にかけて大事な局面でハリーたちの力になっていた不思議ちゃんのルーナはその後、魔法生物学者として世界を飛び回り数多くの新種の動物を発見しました。しかし学生時代から度々口にしていた「しわしわ角スノーカック」はついに見つからず、父親のでっちあげた動物だと認めざるを得なかったようです。

また「ファンタスティックビースト」の主人公であるニュート・スキャマンダーの孫で同じく魔法生物学者のロルフ・スキャマンダーと結婚し、現在は2児(双子)の母となっています。ハリーの奥さんであるジニーも彼女と仲が良く、娘のリリーのミドルネームにはルーナの名前が入れられています。

ミネルバ・マクゴナガル

ダンブルドア亡き後(一時はスネイプが務めていましたが)ホグワーツの校長になっています。「ハリーポッターと呪いの子」では40歳近くになったハリーたちに対しても、生徒を相手にするかのように、相変わらずの凛とした態度で物を言う場面が描かれています。

ルビウス・ハグリッド

ホグワーツの森と鍵の番人でハリーたちの親友であるハグリッドは、シリーズ第4作目「ハリーポッターと炎のゴブレット」でアプローチをかけていたボーバトン校のマクシーム校長とは結局関係が進展せず、現在も結婚はしていないようです。

チョウ・チャン

ハリーが一時思いを寄せていたレイブンクロー生のチョウですが、マグルと結婚したようです。ただ現在の職業やどこに住んでいるかなどは明らかにされていません。

テディ・ルーピン

ヴォルデモートとの戦いで戦死したリーマス・ルーピンとニンファドーラ・トンクスの息子で、ハリーが後見人となっており、週に4回ほどハリーの家で食事をしています。ホグワーツではハッフルパフ生で首席となっています。またビルとフラーの娘であるビクトワールとは恋人関係のようです。

ドローレス・アンブリッジ

シリーズ第5作目「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」で「闇の魔術に対する防衛術」の先生を務め、ハリーを含む「ダンブルドア軍団」を糾弾していたアンブリッジは、マグル出身者迫害の罪で逮捕、尋問されているようです。ちなみに「ハリーポッターと呪いの子」では過去が改変されたことによって生じた別の「現在」に登場します。

ダドリー・ダーズリー

ハリーのいとこであり、ハリーに散々嫌がらせをしたダドリーですが、現在どこに住んでおりどのような職業に就いているのかは分かりません。ただ「ハリーポッターと呪いの子」の中で、母親のペチュニアが亡くなったときに遺品からハリーが赤ん坊の頃くるまれていた毛布を見つけ、親切にもハリーに送ってくれたという説明がありました。

シリーズ第7作目「ハリーポッターと死の秘宝」の序盤でハリーがプリペッド通りを離れるときに和解し握手を交わした場面があったように、19年後の現在も良い関係を築いているということがうかがえます。作者のJ.Kローリングによると、毎年クリスマスカードを送り合っているほどだそうです。

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ハリーポッターの登場人物のその後の人生まとめ

ハリーポッターの登場人物のその後についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?19年後の世界ではハリーを含めシリーズに登場した仲間たちは立派な大人になりそれぞれの場所で活躍しています。また「ハリーポッターと呪いの子」ではハリーの次男アルバスとドラコの息子スコーピウスという次世代の魔法使いたちが活躍しています。

初登場ではまだ11歳だったハリーたちも今や親という立場にもなっています。これを機に、彼らの19年後を覗くだけでなく、もう一度シリーズ第1作目から彼らの成長を追いかけてみてはいかがでしょうか?

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