映画ハリー・ポッターと炎のゴブレットのあらすじをネタバレ解説！キャストや感想は？

『ハリー・ポッター』はイギリスの作家K・ローリングが手掛けたファンタジー小説を基に制作された映画です。小説は1997年に第1巻『ハリーポッターと賢者の石』がロンドンにあるブルームズベリー社から刊行され、現在まで全7巻となっています。無名の新人小説家による初作であったにもかかわらず、これまでに全世界販売数が5億円を突破した世界的ベストセラーとなり、子供や大人にも愛読されるほど世界的に有名な作品となりました。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』はハリーポッターシリーズの4作目にあたる作品です。1作目に『ハリーポッターと賢者の石』、2作目『ハリーポッターと秘密の部屋』、3作目が『ハリーポッターとアズカバンの囚人』となっています。

本作あらすじは、前作で裏切り者だとされていたシリウス・ブラックと本当の裏切り者のピーター・ペティグリューは今もなお逃亡中のころに展開されています。そんなとき、ハリーはヴォルデモートが自分を狙っている夢を見ていました。実はこの夢が物語に重大な意味を持っていたのです…。

それでは早速、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のあらすじをネタバレしていきます。今から(2019年11月)14年前・2005年に公開された映画なので、一度映画を見た人でもあらすじネタバレで振り返ってみると以前のように楽しめるはず。ここでは、あらすじネタバレ①一大イベント～あらすじネタバレ⑧優勝者、までストーリーを区切って紹介していきます。

ハリー達が4年生に進学した年にホグワーツで一大イベント・三大魔法学校対抗試合(トライ・ウィザード・トーナメント)が開催されることとなりました。そこに参加したのはダームストラング魔法学校とバートン魔法学校、そしてホグワーツ魔法学校の三校でした。イベントに参加できるのは、それぞれの学校から「炎のゴブレット」といった杯に自分の名前を書いて立候補し、その中から1人を代表として選出するというもの。

いよいよ代表が炎のゴブレットから名前が挙げられます。ホグワーツの生徒からは人気の高いセドリック・ディゴリー、バートン魔法学校からはフラー・デラクール、ダームストラング魔法学校からはビクトール・クラムとそれぞれの代表の名前が挙げられました。ところが、予想外の出来事が起きます。炎のゴブレットがホグワーツの中から2人目を選出したのです。それこそがハリーでした。

しかし、三大魔法学校対抗試合は4年生は参加できないことになっており、さらにハリーは炎のゴブレットに名前を入れた覚えはありません。4年生にとって試合は危険なものであり、この件についてダンブルドア校長をはじめとした先生が協議をおこないますが、炎のゴブレットに選ばれてしまった以上は規則に従うしかなく、結局ハリーは異例の4人目として参加することになります。

しかし、ハリーの選出は生徒の皆から支持されるものではありませんでした。4年生のハリーは本来参加すらできないため、不正を働いたと思われたのです。それによってハリーは、皆から嫌がらせを受け、さらにロンからも自分に何の相談もなく名前を入れたとして2人の仲に亀裂が入ってしまいました。

そんな中、とうとう試合が開始されました。代表選手は3つの課題をクリアしていき、その総合結果によって優勝者を決める、ということがダンブルドア校長から伝えられます。そして、一つ目の課題は狂暴なドラゴンが守る卵を奪い取り、その卵から次の課題のヒントを得るというものでした。いよいよ1つ目の課題に挑戦することになり、ハリー以外の選手は次々と課題をクリア。

すぐにハリーの出番がやってきました。ハリーはドラゴンの攻撃から何とか逃げ延びる状態でしたが、ハリーは課題前日に自分がマッドアイ・ムーディとの会話でホウキが得意だと言っていたため、彼はその長所を活かしてドラゴンを卵から遠ざけることに成功。ハリーもまた一つ目の課題をクリアしたのでした。

それからは試合の合間に各学校の親睦を深めるため、伝統的なダンス・パーティーが開催されることになりました。ダンス・パーティーまでに男女がペアを組まなければなりませんでしたが、なかなかペアが決まらないハリーとロン。そんなとき2人はハーマイオニーがいたことに気付き、ハーマイオニーにペアは決まったか問いますが、もう決まっていると言いました。

なんとハーマイオニーを誘ったのがクラムだったのです。それをロンは面白くないと感じていたのでした。実は本人は認めていませんでしたが、ロンはハーマイオニーに想いを寄せていました。それはハーマイオニーも同じで、ロンがクランとペアを組んでいたのに否定的だったため、2人は言い争っていました。

そのころ、ハリーは1つ目の課題で手に入れた金の卵からヒントを得ようとしていました。しかし、なかなか卵からヒントを得ることができません。そんな時、ハリーを助けてくれたのはセドリックでした。セドリックが「学校の大浴場は良いところだ、そこで卵を抱いて考えてみると良い」とハリーに伝えます。わけが分からないハリーでしたが、その通りに大浴場で卵を抱えてみると、卵から声が聞こえてきたのです。

その声からヒントを得たハリー。いよいよ2つ目の課題の日となり、その課題は湖の中へと連れ去られた生徒を救いだすというものでした。ヒントを得たこともあり、ハリーは難なく課題をクリアします。

そして最終試験の日が訪れます。課題をクリアするためには、巨大迷路の途中で仕掛けられた罠を突破していき、その中に隠されたゴブレットを見つけ出す必要があります。最終試験までクリアしてきた4人は、1人1人が別の入り口から迷路の中に入り込みますが、4人に不自然な現象が起こります。

なぜかビクトールの目が白くなっており、彼が残る3人を攻撃してくるのです。さらに、迷路の樹木の枝が倒れたフラーに絡みつき、茂みの中に引き込みました。フラーを倒したビクトールは次にセドリックを襲い、そこにハリーが救出に向かいます。激闘の末、セドリックを倒した2人は同時にゴブレットを手に取ることになります。

しかし、ゴブレットを手にしたときは会場に戻るはずでしたが、なぜか彼らはどこか別の場所へと転送されていたのです。困惑するセドリックでしたが、一方でハリーはそこがどこだかわかりました。そこは闇の帝王・ヴォルデモートの父親が眠る墓だったのです。そして二人の前にヴォルデモートの手先が現れます。

ハリーがとっさに逃げるように叫びますが、セドリックは聞き入れず相手に立ち向かい、致命傷を受け亡くなってしまいます。1人になったハリーは抗うすべもなく捕らわれてしまいました。実はハリーが魔法学校対抗試合に参加することになった時から全て罠だったのです。

教師になりすましたデスイーターがハリーの名前をゴブレットに入れ、最終試験まで誘導していました。そしてハリーを墓へとおびき出すことに成功。これらの罠は彼らのリーダーであるヴォルデモートを復活させるためでした。

ヴォルデモートを完全に復活させるためには、ヴォルデモートを弱体化させたハリーの血が必要でした。そこで、捕らえられたハリーは腕に傷を入れられ、流れ出した血を取られてしまいます。

そして誰もが恐れる、ヴォルデモートが復活してしまいます。ついにヴォルデモートと対峙するハリーでしたが、圧倒的な力になすすべがありません。しかし、突如セドリックやハリーの両親などハリーの大切な人の霊が現れ、彼らの協力のおかげで逃げだすことが出来ました。

ホグワーツにセドリックの遺体と共に戻ったハリー。セドリックの遺体を見て、涙ながらにヴォルデモートが復活したことを皆に伝えていました。大会の優勝者はハリーに決定したのでしたが、ハリーの心は沈んでいました。

ハリーは賞金をロンの兄が夢見る「いたずら用品専門店」の開業のために渡し、部屋に戻ります。そこに、ダンブルドア校長がやってきて、今後ハリーは困難を乗り越える必要があると伝えられ、待ち受けるだろう運命を見定めるハリーでした…。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の登場人物は主にハリーを取り巻くロンやハーマイオニー、三大魔法学校対抗試合の出場者などがいました。ここでは、ハリー・ポッター役のキャスト・ダニエルラドクリフをはじめ、ロンやハーマイオニーなどさまざまなキャストを紹介していきます。本作の頃から成長したキャストの画像も楽しみの一つ。ぜひご覧ください。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハリー・ポッター役を担当したキャストがダニエル・ラドクリフです。『ハリーポッター』でハリー役がなかなか決まらなかったところ、舞台の席でたまたま一緒になったダニエル・ラドクリフに、ディレクターが声をかけたことが起用のきっかけとなったようです。

ハリー役で有名になったダニエルの代表作では、2016年9月に公開された『グラインド・イリュージョン 見破られたトリック』で天才エンジニア役として出演しています。また、ハリー役が影響してか、出演した映画はホラー・サスペンスのジャンルで起用されることが多いようです。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でロン・ウィーズリー役を担当したキャストがルパート・グリントです。本作では、ハリーが三大魔法学校対抗試合に相談もなく出場したことで腹を立てますが、実は1つ目の課題でヒントを与えていたなど気にかけている様子でした。結局第一の課題後に誤解が解け、仲直りをしています。

そんなロンを演じたルパートですが、彼は『ハリーポッター』のファンだったため、オーディションに参加したことが起用のきっかけとなりました。オーディションでは自分がいかにロン役にふさわしいかをアピールし、見事ロン役を獲得しています。代表作に2015年に公開された映画『ムーン・ウォーカーズ』があります。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハーマイオニー・グレンジャー役を担当したキャストがエマ・ワトソンです。本作では、三大魔法学校対抗試合に伴い開催されたダンス・パーティーでビクトールとパートナーを組みました。そのときのドレス姿があまりにも美しく、周囲を驚かせています。

『ハリーポッター』シリーズのオーディションは半ば遊び半分で受けているようですが、次第に真剣に臨むようになり、8回目の選考でハーマイオニー役に起用されました。代表作に2016年9月に公開された『コロニア』があり、また2017年に公開された『美女と野獣』では主演女優ということで注目を浴びています。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でセドリック・ディゴリー役を担当したキャストがロバート・パティンソンです。本作では三大魔法対抗試合の代表選手の1人として出場しており、ホグワーツの代表となっていました。皆がハリーを避ける中、唯一好意的な態度をとっていました。ヴォルデモート復活の時が彼の最期となってしまいます。

そんなセドリックを演じたロバートはイギリスの俳優です。またモデルや歌手としても活動しているようです。代表作では、2008年に公開された映画『トワイライト〜初恋〜』でブレイクし、その後『トワイライト』シリーズの4作に出演しています。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でフラー・デラクール役を担当したキャストがクレマンス・ポエジーです。彼女も三大魔法学校対抗試合の出場選手の1人で、ボーバトン魔法アカデミーの代表として出場しています。二回目の課題で妹をハリーに助けられ、最終試験では魔法で操られたビクトールの攻撃で倒れてしまいました。

そんなフラーを演じたクレマンスはフランスの女優です。本作で一躍有名になり、それから2005年の公開された映画『レジェンド・オブ・サンダー』で、FIPAミニシリーズ部門の女優賞を受賞していました。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でビクトール・クラム役を担当したキャストがスタニスラフ・アイエネフスキーです。本作では三大魔法学校対抗試合の出場選手の1人で、ダームストラング魔法学校の代表として出場していました。ハーマイオニーに惹かれ、ダンスパーティーに誘っていました。

そんなビクトールを演じたスタニスラフはブルタニア出身の俳優です。映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』には、イギリスの寄宿舎で学んでいるときにキャスティングディレクターから出演の声がかかり、その後選考を受けて選ばれたようです。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でヴォルデモート役を担当したキャストがレイフ・ファインズです。魔法界で最も恐れられる最強で最悪の魔法使い。本作ではヴォルデモートの手先が三大魔法学校対抗試験の最終試験でハリーを別の場所に引き込み、ハリーの血によってヴォルデモートが復活していました。

そんなヴォルデモートを演じたレイフはイギリスの俳優です。彼は王立演劇学校で舞台俳優としてキャリアをスタートさせています。それから1995年にブロードウェイで『ハムレット』に出演し、見事トニー賞を受賞していました。本作に出演するまでに『嵐が丘』や『シンドラーのリスト』、そして1996年に公開された映画『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー主演男優賞にノミネートされています。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でアラスター・ムーディ役を担当したキャストがブレンダン・グリーソンです。闇の魔術に対抗する防衛術を生徒に教えるため、ダンブルドア校長から頼まれてホグワーツにやってきました。ハリーに対して協力的で、アラスターの協力がなければハリーは課題をクリアできていなかったのかもしれません。

そんなアラスターを演じたブレンダンはアイルランド出身の俳優です。俳優になる前に小学校教師をしていましたが、ハリウッド映画のわき役として堅実で見事な演技を見せています。代表作は、2016年に公開された『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』があります。

キャストの紹介に続き、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の吹き替えを務めた声優を紹介していきます。ここでは、ハリー役を務めた小野賢章やロン役の常盤祐貴、ハーマイオニー役の須藤祐実などそのほか5人を紹介していきます。

小野賢章は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハリーの吹き替え声優を担当しました。子供時代から舞台、映画、テレビドラマなどマルチに活躍しており、現在の所属事務所・アニモプロデュースに所属する前は砂岡事務所に所属しています。12歳から10年間にわたってハリー役を担当しており、オーディションを受けたきっかけが原作のファンだった母親から強く勧められたからのようです。

常盤祐貴は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でロンの吹き替え声優を担当しました。ロンの吹き替えで有名ですが、他にも『スパイキッズ』のジョニ・コルテスを担当したことでも知られています。

須藤祐実は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハーマイオニーの吹き替え声優を担当しました。小学一年生のころから声優の仕事をしているようで、同年代で活躍している声優と比較すると吹き替え声優を担当することが多いようです。ハーマイオニーは『ハリーポッター』シリーズ第一作目から担当しており、ほぼ専属で担当しています。

日野聡は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でセドリックの吹き替え声優を担当しました。アメリカ・サンフランシスコに5歳まで暮らし、10代の頃から東京の児童劇団に所属しています。それからは『ER緊急救命室』の吹き替えに参加したことがきっかけで声優として活動することになっています。アニメ『一騎当当千』にて初レギュラーを獲得し、吹き替え声優のみならずアニメやゲームナレーションなどさまざまな分野で活躍しています。

小笠原亜里沙は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でフラーの吹き替え声優を担当しました。小学校のころから子役として活躍しており、以来声優やナレーターとしてマルチに活動するようになったようです。2019年に公開された『キムポッシブル』のキム・ポッシブル役が知られています。

坂詰貴之は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でビクトールの吹き替え声優を担当しました。2011年に8月からアクセントに所属していますが、それまでに劇団ひまわりや砂岡事務所、ぷろだくしょんバオバブに所属しています。主に吹き替えでの活動が多く、ジョン・バーンサルの吹き替えで知られています。

江原正士は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でヴォルデモートの吹き替え声優を担当しました。特徴的な声が今のヴォルデモートを引き立てています。ヴォルデモートの吹き替え声優が有名ですが、他にもトム・ハンクスやエディ・マーフィ、ウィル・スミスなどの声を担当しています。

小林修は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でアラスターの吹き替え声優を担当しました。声優として威厳があり高い地位の役、心強い父親役などが多いようです。また、青年から老人まで幅広くこなすベテラン声優です。『宇宙戦艦ヤマト』シリーズでは常連の1人としてドメル将軍を演じています。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマッドアイ・ムーディはあらすじネタバレで簡単に触れていますが、ストーリー展開に欠かせない存在となっていました。ハリーに対し親切で協力的だった彼なのですが…。物語終盤で多くの視聴者が裏切られた気持ち、または予想していた通りの人物だったという人が多いかもしれません。ここでは、マッドアイの人物像をはじめ、彼の正体を紹介していきます。

マッドアイ・ムーディとは、スコットランド人魔法使いです。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に登場した際は、近年最も有名な「闇祓い」としてダンブルドア校長に申し出を受け、ホグワーツ魔法魔術学校で闇の魔術に対抗する防衛術を教えることになっていました。彼は第一次及び第二次魔法戦争で不死鳥の騎士団で中心メンバーとして活躍していましたが、その時に片目と片足、鼻の一部を失い本作の容姿で登場しています。

マッドアイ・ムーディは魔法学校対抗試合で初登場を果たしてから、異例の選出となったハリーの警護をダンブルドア校長に頼まれました。それからはハリーに協力的で、ハリーが一つ目、二つ目と次々に課題をクリアしていけたのも彼の協力のおかげです。それから三つ目の課題でヴォルデモートの復活に立ち会ってしまったハリーでしたが、命からがら逃げることができました。

そのときにセドリックがヴォルデモートの手先に殺害されてしまい、悲観に暮れていたハリーだったのですが、そこで同情するようにマッドアイがハリーを自室へと連れていきます。マッドアイが事情をハリーから聞き出していましたが、そのときハリーが誰にも言っていないはずの情報「墓に連れていかれた」ということを彼は知っていたのです。そこでマッドアイの態度が一変しました…。

態度が一変したマッドアイはハリーを襲いますが、そのときダンブルドア校長を含めた教師たちが部屋に乗り込みました。マッドアイはいつも飲み薬のようなものを飲んでいましたが、その時に飲み薬が切らしていたため、彼の様子に異変が起こり始めました。

そして彼の容姿が変化しはじめ、かつてデスイーターとして捕まったホグワーティ・クラウチ・ジュニアの姿に変わったのです。その容姿を見た校長らは異変に気付き部屋にあった箱を開けてみると、箱の中にはマッドアイ本人が監禁されていたのでした。

ここでは、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の物語のメインとなっていた三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)について紹介していきます。三大魔法学校対抗試合がどのようなイベントなのか、そのイベントに参加した魔法学校、イベントの種目などあらすじネタバレを振り返りつつ詳細を紹介していきます。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のあらすじネタバレでメインとなっていた三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)。あらすじネタバレでは最も強力な三校が出場していましたが、学校イベントというものの、内容は非常に危険でこれまでに死亡した生徒もいました。そのためハリーが4年生に進学するまで100年間もの間行事が中止されていたのです。

しかし、本作では開催されることになっていましたが、年齢制限として「17歳以上(4年生のハリーは参加できない)」という条件が定められていました。ちなみに17歳は魔法学校でいうと成人にあたる年齢です。

三大魔法学校対抗試合が開催されることが発表されたあと、あらすじネタバレではボーバトン魔法アカデミー(上記画像の左)からフラー・デラクールが代表、ダームストラング専門学校から(上記画像の右)ビクトール・クラムが代表として出場しています。そして最後にホグワーツからはセドリック及びハリー(異例)が代表として出場しました。

あらすじネタバレでは、三大魔法学校対抗試合の課題は3つありました。一つ目の課題がドラゴンから金の卵を奪い、奪った卵から次の課題のクリアに必要なヒントを得るというものです。

二つ目に水中から大切な人を救出するというもので、ハリーはフラーの妹とロンの両者を救うことに成功していました。そして最後の三つ目は自分を見失うことなく巨大迷路の中から優勝杯を見つけるというものでしたが、それはヴォルデモートの罠が仕掛けられていました。

ここでは、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を観た人の感想や評価を紹介していきます。ヴォルデモートやマッドアイ、ハリーについての感想が挙がっていますので、ぜひご覧ください。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』はハリーがヴォルデモートから狙われる夢を見た時からはじまり、それから起こる全ての筋がヴォルデモートの策略でした。感想では、ヴォルデモートが復活したときにかなりの迫力を感じたと言われています。また感想で絶望感を強く感じたともいわれており、ヴォルデモートだけでなくデスイーターに囲まれたハリーがどうなるのか緊迫した気持ちで見入った人は多いのかもしれません。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に登場したマッドアイについての感想です。最後の最後にダンブルドアがマッドアイの正体を突き止めていましたが、ダンブルドアはいつから気付いていたのか、もしくは気付いていなかったのか、感想から気になっているのがうかがえます。

ハリーがダンブルドアの過去を覗いた時、マッドアイになりすましたクラウチ・ジュニアを見たのですが、これを見たハリーは夢で出てきた人だとダンブルドアに伝えています。そのとき、ダンブルドアは「何かが足りない」と言っていました。もしかすると、これが気付いたきっかけになったのかもしれません。

こちらもマッドアイに関する感想です。作中では、マッドアイが「服従させられているのか、そうでないのか、どう見抜く？」の一言で騒いでいた生徒たちが一瞬でシーンとなっていました。感想はそのシーンが好きだと言われています。最後にマッドアイになりすましているクラウチ・ジュニアがヴォルデモートに服従していることが判明していますが、感想で言われているシーンを改めて振り返ると重大なヒントだったといえるでしょう。

感想では、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に登場したハリーが少しかわいそうだったと言われています。ただ、感想で試験の時のハリーがかっこよかったと感じているようです。

感想でいわれたかわいそうというのは、ロンやハーマイオニーに疑われ続けていたからなのでしょうか？結局一つ目の課題クリアまでマッドアイに頼るしかなく、さらにセドリックを失い、立て続けに親切だったマッドアイも偽物だったという悲劇に見舞われていました。

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』をあらすじネタバレを通して紹介してきましたが、いかがでしたか？全8作で構成され、4作目にあたる本作はついにヴォルデモートの復活となってしました。最後にダンブルドア校長がさらなる試練が待ち受けていると言ったところで、あらすじは完結していますが、今後のハリーに激闘が待ち受けている予感を抱かさせ、感想のように今後の作品はますます面白くなってくると感じた人もいることでしょう。

ここでは、キャストや吹き替え声優までを紹介しました。長期間にわたって公開され続けている『ハリーポッター』シリーズなので、キャストと吹き替え声優の成長も楽しみの一つとなっています。長年にわたって愛され続ける映画なので、ぜひこれを機に映画のみならずキャストや吹き替え声優の成長を振り返ってみてはいかがでしょうか？