2019年05月31日公開
2019年05月31日更新
【ハリー・ポッター】スネイプ先生の吹き替え声優は土師孝也!ゲーム版はあの人?
ハリー・ポッターに登場するスネイプ先生が好きだという人も多い筈ですが、スネイプ先生を演じた俳優や吹き替え声優については、どの様な人物が担当しているのかをご存じでしょうか?今回はスネイプ先生を演じた土師孝也さんと茶風林さんという二人の声優について、更には映画でスネイプ先生を演じたアラン・リックマンについてもまとめてご紹介します。声優を知れば、改めて映画を観たりゲームをプレイしたくなる筈です。
目次
スネイプ先生はハリー・ポッターの教師
ハリー・ポッターといえば、原作を読んだり映画を観た事が無い人でも、タイトルくらいは耳にした事がある筈です。今回はそんなハリー・ポッターに登場するスネイプ先生という人物について、基本的なプロフィールや吹き替えを担当している声優についてをご紹介します。これまでハリー・ポッターやスネイプ先生に注目した事が無かったという人も、きっと興味を持つ事ができる筈です。
ハリー・ポッターの作品情報
ハリー・ポッターはJ・K・ローリングによるファンタジー小説で、ハリポタという略称で親しまれている作品です。魔法使いとなる少年が主人公の作品で、第1巻となる「ハリー・ポッターと賢者の石」が1997年に刊行となりました。当初は無名であったJ・K・ローリングでしたが、第1巻はたちまちベストセラーとなり、史上最も売れたシリーズ作品として親しまれ、実写映画化もされた人気作品となっています。
ハリー・ポッターの概要
ハリー・ポッターは両親がおらず肩身の狭い生活をしていた少年が、ひょんなことから魔法学校へと通う事となり、魔法使いを目指しながら闇の魔法使いとの因縁の戦いを行う物語となっています。原作となる小説では1巻ごとに内容が1年経過する仕様となっており、全8作のシリーズが刊行されています。中には上下巻で1セットとなっている作品もあり、実写映画は「ハリー・ポッターと死の秘宝」までが映画化されています。
ハリー・ポッターのあらすじ
幼い頃に両親を亡くしたハリー・ポッターは、母親の姉の家であるダーズリー家に引き取られます。虐待を受ける日々を送っていたハリーは、ある日ホグワーツ魔法学校から入学許可証を受け取り、ダーズリー家から逃げる様にして入学する事となりました。ホグワーツでハリーはロンとハーマイオニーという二人の人物に出会い、魔法使いを目指して切磋琢磨しながら親友になっていきます。
スネイプ先生とは
ハリー・ポッターに登場するスネイプ先生とは、ホグワーツ魔法学校で教師を務めている人物です。謎が多い人物であり、J・K・ローリングからは影の主人公であるとも言われています。実はハリーの父親であるジェームズ・ポッターの知り合いであり、犬猿の仲でもあった人物です。そういった過去を持つ為に、ジェームズの生き写しであるハリーに対して嫌悪感を抱き物語の随所でハリーに関わってくる人物でもあります。
セブルス・スネイプのプロフィール
生年月日:1960年1月9日~1998年5月2日(38歳没)
血統:半純潔
身長:187cm
守護霊:牝鹿
所属寮:スリザリン
別名:半純潔のプリンス
セブルス・スネイプの容姿
スネイプ先生の容姿は肩まである長い黒髪を左右に分けて黒い瞳をしており、土気色の肌をした人物です。服装も真っ黒である為に作中でもコウモリの様であるといった表現をされています。笑顔を見せる事なども無い為に、目の前に立たれるとかなり威圧感のある雰囲気を醸し出している人物です。
スネイプはリリー・ポッターが好きだった
ジェームズと関りのあったスネイプ先生ですが、実はジェームズの妻でありハリーの母親であるリリー・ポッターに対し、恋愛感情を抱いていた事も知られています。リリーとは幼馴染みでもあったスネイプ先生は、とある一件からリリーと決別した後もその想いを捨てる事ができず、ポッターの家にある写真の中からリリーの姿だけを切り取るなど、想いを寄せ続けていた事がわかります。
二重スパイをしていた
ホグワーツを卒業後には死喰い人へと加わって不死鳥の騎士団をスパイしていたスネイプ先生ですが、やがてハリー・ポッターがヴォルデモートを倒す人物であると目をつけられてしまうと、ポッター家に命の危機が迫ります。リリーに恋をしていたスネイプ先生は、リリーの子供だけは救ってほしいとダンブルドアに助力を求め、結果的に二重スパイをする形となりました。しかし力及ばず、リリーは殺害されてしまう事となります。
スネイプ先生の吹き替え声優は土師孝也
ハリー・ポッターの中でも重要人物の一人であり、物語のキーパーソンともなっているスネイプ先生ですが、続いては実写映画版のハリー・ポッターでスネイプ先生の吹き替えを担当していた声優についてもご紹介します。普段洋画は吹き替えで観る機会が無いという人でも、この機会に是非吹き替え版のハリー・ポッターも楽しんでみる事をおすすめします。スネイプ先生の魅力が更に深まっている筈です。
声優・土師孝也とは
映画のハリー・ポッターでスネイプ先生の吹き替えを担当したのは、声優の土師孝也さんです。土師孝也さんは声優として様々な作品に出演しており、洋画の吹き替えではアラン・リックマンの吹き替えを担当する事が多い声優です。舞台やテレビドラマでは俳優としても活躍するだけでなく、ご自身が講師として声優養成所で新たな声優の育成にも力を入れている人物でもあります。
土師孝也のプロフィール
名前:土師孝也(はし たかや)
本名:加藤孝也
生年月日:1952年9月8日(現在66歳)
出身:東京都
身長:175cm
血液型:B型
職業:俳優、声優、演出家
所属:アプトプロ
土師孝也の主な出演作
土師孝也さんが声優として演じる作品は、主要キャラクターよりもサブキャラクターの方が多く見られます。しかし渋い声質で幅広い役柄を演じており、いわゆる名脇役と言われる人物です。主に「北斗の拳」のトミ・アキバ役、「されど罪人は竜と踊る」のモルディーン・オ-ジェス・ギュネイ役、「ゴールデンカムイ」の犬童四郎助役などの吹き替えを担当している声優です。
土師孝也は舞台俳優
スネイプ先生の声優としても有名な土師孝也さんですが、実は舞台俳優としても活躍をしている人物です。劇団青年座の舞台全般を始めとして、「ハムレット」ではマーセラス役を務め、「ブンナよ木からおりてこい」という舞台にも出演をしています。この他にもテレビドラマでは、「ふぞろいの林檎たちIV」の栗田弁護士役、「ほんとにあった怖い話 先見の少女」の医師役なども演じている人物です。
スネイプ先生のゲーム版声優は茶風林
ハリー・ポッターは実写映画だけでなくゲーム版が発売されている事もご存知でしょうか?吹き替えを担当する声優は同じかと思いきや、ゲーム版のスネイプ先生の声優は全く別の人物が担当しています。続いてはゲーム版ハリー・ポッターでスネイプ先生を演じている茶風林さんについても順番にご紹介します。茶風林さんといえば、名前を知らなくても声を聞いた事があるという人も多い人物でもある筈です。
声優・茶風林とは
ハリー・ポッターのゲーム版でスネイプ先生の吹き替えを担当しているのは、声優の茶風林さんです。茶風林さんは中高年のキャラクターや小悪党と言われる様な個性的なキャラクターを演じる事が多い人物であり、報道番組やテレビ番組のナレーターなどとしても活躍してる人物です。茶風林という芸名はチャップリンが由来なのだそうです。茶風林さんもまた舞台俳優としても活動をしている人物です。
茶風林のプロフィール
名前:茶風林(ちゃふうりん)
本名:嶋沢 弘隆(しまざわ ひろたか)
生年月日:1961年12月4日(現在57歳)
出身:埼玉県
身長:165cm
血液型:A型
職業:声優、俳優、ナレーター
所属:大沢事務所
茶風林の主な出演作
茶風林さんの声優としての代表作といえば、「ちびまる子ちゃん」の永沢くん役、「はじめ人間ゴン」のドテチン役、「名探偵コナン」の目暮十三役などが挙げられます。近年では「テンカイナイト」のビーグ役、「とんかつDJアゲ太郎」のDJビッグマスターフライ役、「バキ」のスペック役なども演じられています。映画の吹き替えではニック・フロストの吹き替えを務める事も多い人物です。
スネイプ先生を演じた俳優
ハリー・ポッターでスネイプ先生の吹き替えを担当していた二人の声優についてをご紹介しましたが、映画でスネイプ先生を演じていた人物はもう一人存在しています。続いては映画ハリー・ポッターでスネイプ先生役を演じていた俳優の、アラン・リックマンについてもご紹介します。
スネイプ先生の俳優はアラン・リックマン
映画のハリー・ポッターでスネイプ先生役を演じていたのは、俳優のアラン・リックマンです。アランは1988年に公開された「ダイ・ハード」で映画初出演を果たしましたが、冷酷なテロリスト集団のリーダーという難しい役柄を見事に演じ切り、一躍有名となった人物です。英国アカデミー賞助演男優賞など数々の賞を受賞した経歴の持ち主で、ハリー・ポッターファンからはスネイプ先生そのものであるとの評価も受けています。
アラン・リックマンのプロフィール
本名:アラン・シドニー・パトリック・リックマン
生年月日:1946年2月21日(69歳没)
出身:イングランド ロンドン・アクトン
身長:185cm
職業:俳優
アラン・リックマンの主な出演作
映画デビュー作となった「ダイ・ハード」の他にも、アランは様々な作品に出演しています。「いつか晴れた日に」ではクリストファー・ブランドン大佐役、「ラスプーチン」ではラスプーチン役、「ラブ・アクチュアリー」ではハリー・トレバー役、「パフューム ある人殺しの物語」ではアントワーヌ・リシ役、「大統領の執事の涙」ではロナルド・レーガン役など様々な役柄をこなす俳優でもありました。
ガンのため69歳で他界
魅力的な低音ボイスで「ミルクチョコレート・ヴォイス」などと称されていたアランですが、69歳というまだまだ活躍が期待されている年齢で、残念ながらすい臓がんによって2016年1月14日にこの世を去る事となってしまいました。「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」の二作がアランの出演している遺作となっています。
スネイプに関する手紙とは
アランが演じたスネイプ先生はハリー・ポッターの中でも人気キャラクターの一人でしたが、アラン自身はその描かれ方に満足していなかったとされています。そんなアランの残したスネイプ先生に関するメモの中には、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の撮影現場でのスネイプ先生の描写について、監督が10代の観客受けを考えた時に重要ではないものだと判断した事に不満を感じていた事がわかっています。
こうした事実からも、アランがスネイプ先生という人物について真摯に向き合い演じていた事がわかります。原作者であるJ・K・ローリングからは映画シリーズが完結した際に、最も複雑なスネイプ先生というキャラクターを正当に演じたアランに対して、感謝が述べられていました。
スネイプ先生の吹き替え声優に関する感想や評価は?
名俳優の演技と豪華な声優の吹き替えによってより魅力を深める事となったスネイプ先生というキャラクターですが、実際にハリー・ポッターを観たファンからはどの様な感想や評価を得ているのか、気になるという人もいる筈です。続いてはツイッター上でのスネイプ先生に対する感想なども少しだけご紹介します。
スネイプ先生と結婚したい
— 🌃-tei-ジャン尊い民 (@tei_1221) May 30, 2019
ハリー・ポッターの作中では決してモテる、イケメンといったキャラクターではないスネイプ先生ですが、ファンの中にはスネイプ先生との結婚を切望するほどに好きだという人も少なくないようです。シリーズを通して、スネイプ先生という人物の魅力がファンにしっかりと伝わった証拠なのかもしれません。
スネイプ先生スピンオフ作品オナシャス
— 🍷帝王🍷7/21 (@kusoripu_d) May 30, 2019
ハリー・ポッターシリーズの中でも人気の高いスネイプ先生ですが、スネイプ先生を主人公としたスピンオフを望む声もある様です。あくまでも主人公はハリーである為に描かれなかった部分もあると考えられるスネイプ先生ですが、俳優は別の人物となってしまいますが、要望の声が多ければ現実となる可能性もゼロではないのかもしれません。
スリザリン、好きですね……もちろんスネイプ先生含めて
— 🦊愚民ちゃん🦊 (@mg_gumin) May 29, 2019
ハリー・ポッターという作品は主人公の周辺に目を向けてしまいがちですが、スネイプ先生やスリザリンのメンバーが好きだというファンも多い様です。それだけ魅力的なキャラクターが多い作品であり、スネイプ先生の人気も高いという事なのではないでしょうか?
スネイプ先生の吹き替え声優まとめ
ハリー・ポッターに登場する人気キャラクターのスネイプ先生について、吹き替えを担当している声優や演じる俳優などをご紹介しましたが、これまで演じる側の人物にはあまり興味を持てなかったという人でも、改めてスネイプ先生を演じた人々について知りたくなったのではないでしょうか?シリーズは完結となってしまいましたが、何度鑑賞しても面白いのがハリー・ポッターという作品です。
スネイプ先生の結末や物語の行く末を知った状態でも、改めてハリー・ポッターという作品を復習してみると、最初に観た時には気付かなかった新しい発見をする事もできるかもしれません。完結しているからこそ自分のペースで最初から最後まで楽しむ事のできるハリー・ポッターという作品の、映画やゲームの世界に改めて没頭してみるというのも良いのではないでしょうか?