銀魂の実写化キャスト一覧！原作の漫画キャラとの比較やあらすじも紹介

本記事では映画「銀魂」の実写化キャストについて、原作に登場するキャラクターと比較しつつ紹介していきます。まず映画「銀魂」がどの様な人物かを紹介する前に、映画「銀魂」の原作である「銀魂」とはどのような作品なのかをご紹介いたします。

漫画銀魂とは2004年の2号から「週刊少年ジャンプ」で掲載されていた、空知英秋さん初のコメディー漫画です。そして2018年の42号までそのまま「少年ジャンプ」で掲載を続けた後、銀魂完結編を「ジャンプGIGA」や銀魂の公式アプリにて連載を開始します。そして2019年6月20日に第704話「天然パーマにロクな奴はいない」で遂に完結を果たした作品です。銀魂の作者である空知英秋さんにとって、銀魂は初の連載漫画です。

銀魂は連載開始当初、少年ジャンプで行われている読者アンケートは下ネタが多いのが受けなかったのか中々読者の票が集まらず厳しい結果となりました。しかし連載を重ねる度に段々と人気を獲得し、2018年8月現在で単行本の累計発行部数5500万部を達成している大人気の作品へと成長しました。そして2006年にはアニメ化を、そしてその約10年後の2017年には映画実写化しそれも大ヒットを果たします。

銀魂の概要が分かったところで、次は銀魂のあらすじをご紹介いたします。銀魂は、主人公である銀時を取り巻く江戸の街を中心にしているコメディー漫画です。そのためほとんどの話が1から3話程度で、後に何事もなかったかのように完結することが多くなっています。また銀魂の舞台は江戸の歌舞伎町を舞台としていますが、その時代背景はかつての日本のものとは異なります。

銀魂の世界ではペリーが開国の要求をしてくるのではなく、天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人のような生物が開国の要求をしてきます。その天人の強制的な開国によって、住みかが以前までの日本の木造の長屋なのにもかかわらず町人はスマートフォンやテレビなどの電子機器を操るという現代と江戸が混ざったよう不思議な世界となっています。

その情勢の中、主人公の銀時はかつて天人を追い払う攘夷志士の一員でした。しかしとある理由から攘夷志士を辞めて万事屋を開きます。そしてあることをきっかけに、万事屋で1人の少年新八が働き始めます。新八は、剣術道場の唯一の跡取り息子です。さらにその後、万事屋に天人の一種である夜兎の少女である神楽も加わります。銀魂はこの銀時を始めとした3人が笑いあり、時には感動を誘うような日常を描いています。

銀魂はテレビアニメの第165話「柳のしたにどじょうは沢山いる」というストーリーにおいて銀魂実写化だと悪ふざけをした数年後、本当に2016年に実写化が決定します。実写化銀魂の監督、脚本を務めるのは「勇者ヨシヒコ」シリーズで人気を集める福田雄一さんです。福田さんについては、後ほど詳しく紹介します。

漫画の実写化については一般的に賛否、特に批判が多く出るため銀魂の作者の空知先生は「全員銀魂と一緒に死んでもらう」とコメントを寄せていましたが、そのキャストの出来は銀魂のどのキャラクターと比較しても遜色ない程のクオリティでした。そのため銀魂の読者からも高い評価を得て、実写化銀魂は興行収入38億円を超える大ヒットを果たしています。

銀魂実写化キャスト1人目は映画「銀魂」の主演で、主人公である坂田銀時役を務めたのは小栗旬さんです。銀色の髪に黒い上着と白い着流し、そしてブーツを履いており木刀を帯刀いしているのが特徴です。普段は歌舞伎町で便利屋「万事屋」を営んでいますが、ほとんど仕事が無くちゃらんぽらんです。しかしいざという時には本気を見せることから、周囲からは信頼を得ているキャラクターです。

上の画像が小栗旬さんが演じた銀時で、下の画像がアニメの銀時です。2つの画像を比較評価してみても、銀魂実写化キャストたちがかなり気合を入れていることが窺えます。そして銀時を演じた小栗旬さん自身も原作銀魂のファンを公言しています。そして原作漫画銀魂には「小栗旬之介」というキャラクターで登場しています。

銀魂実写化キャスト2人目は、銀時と共に万事屋で働く志村新八役を務めた菅田将暉さんです。菅田さんは、その演技力が評価され数々の映画やドラマでの活躍をしています。下のアニメの志村新八と比較すると、新八の真面目さがにじみ出るような青年を見事に演じています。役に合わせて髪型を地味なものにして、メガネをかけてかなり雰囲気が変わっています。さらに新八の十八番であるツッコミも高く評価されています。

一方原作銀魂の新八は銀時から侍道とはどのようなものなのかを学ぶために、万事屋でバイトをしている16歳の真面目な青年です。実家である道場「恒道館」から門下生がすべて去り、落ちぶれてアルバイトをしている時に銀時に助けられます。現在「恒道館」の当主となっていますが、剣の腕は何とか自衛ができる程度のものです。銀魂では貴重なツッコミ役です。

銀魂実写化キャスト3人目は、新八と共に万事屋でアルバイトをしている14歳の少女である神楽を演じた橋本環奈さんです。橋本さんは「1000年に一度の逸材」と呼ばれ、一目置かれているアイドルです。そして2016年には映画「セーラー服と機関銃」で主演を務めており、女優としても活躍を果たしています。その橋本さんが演じる神楽も、漫画と比較しても特に遜色はありません。

橋本さんが演じた神楽は左右の赤い髪をお団子にまとめた碧眼で、天人の一種で宇宙最強の戦闘種族だと言われている夜兎(やと)の少女です。そのためその見た目に似合わず怪力の持ち主ですが、日の光に弱く獣銃を仕込んだ日傘を持ち歩いています。

また神楽は口が悪く、語尾が「あるネ」などと話します。また自己中心的で、巨大な狛犬である定春(さだはる)をペットとして飼っています。橋本環奈さんも口調やヒロインとしてあるまじき行動の数々をしっかりと演じており、こちらも高い評価を得ています。

銀魂実写化キャスト4人目は、真選組のナンバー2として活躍している土方十四郎を演じた柳楽優弥さんです。柳楽さんは「誰も知らない」で俳優デビューを果たし、その後も様々な映画やドラマに出演を果たしている実力派の俳優さんです。アニメ銀魂でも人気なキャラクターの内の一人である土方ですが、アニメと比較しても見事に再現していると評価をされています。

原作銀魂の土方は真選組の副長でそのスパルタな性格から「鬼の副長」と恐れられており、真選組の頭脳を担っています。また銀時と何かと張り合うことが多いキャラクターで、極度のマヨラーつまりマヨネーズ好きという一面もあります。

銀魂実写化キャスト5人目は、ドSな性格の真選組隊員である沖田総悟を演じた吉沢亮さんです。吉沢さんはドラマ「ダメな私に恋してください」や映画「オオカミ少女と黒王子」など様々な作品に出演している、若手の俳優さんです。実写化された沖田のビジュアルは、原作と比較すると全く違和感のなく完璧だと、とても高い評価を受けています。この沖田については後ほど詳しく紹介します。

原作銀魂の沖田は、真選組の一番隊隊長である18歳の青年です。可愛らしい見た目からは想像できない程のドSで、副長である土方の命を常に狙っています。万事屋の中では、天人である神楽と絡むことの多いキャラクターです。

実写化キャスト6人目は、曲者揃いの真選組をまとめる局長である近藤勲を演じた中村勘九郎さんです。中村勘九郎さんは歌舞伎役者ですが、小栗旬さん同様に原作の大ファンです。そのため実写化する際には、ぜひ近藤勲役をと熱望していたそうです。その念願も叶い、近藤を演じることとなりました。

原作の近藤は、江戸の治安を守る警察のような役割を果たしている真選組のメンバーをまとめ上げる局長です。新八の姉であるお妙がほれ込んでおり、ストーカーとなっている人物です。またその容姿から「ゴリラ」と呼ばれています。「ゴリラ」と揶揄されるjほどの肉体を持っているため、中村さんは身体を鍛えるためにジムに通ったそうです。

実写化キャスト7人目は、菅田将暉さんが演じた志村新八の姉である志村妙を演じたのは長澤まさみさんです。長澤さんは「アイアムアヒーロー」や「海街diary」など数々の話題作に出演を果たしています。原作のお妙と比較しても、その優しい笑顔などの見た目がピッタリと話題です。さらに、劇中で披露している変顔もとても良い評価を受けています。

原作のお妙は、江戸で一番の美女で普段は「スナック・スマイル」で働いている18歳の女性です。近藤からストーカー行為を受けていますが、ほとんど全てを暴力でもって借り内にしている実力の持ち主です。料理をするのが好きですが、その腕はピカイチで全てを黒こげにすることができる能力を持っています。

実写化キャスト8人目は、高杉晋助を演じたKinKi Kidsの堂本剛さんです。堂本剛さんは近年、映画の出演はしておらず「ファンタスティボ」以来12年ぶりとなっています。堂本剛さんはドラマ「33分探偵」などの縁で、福田雄一監督から悪役を演じさせたいとのオファーを受けて出演をすることとなりました。

原作の高杉晋助は、天人を地球から追い出そうとする過激派攘夷志士の集団「鬼平隊」のリーダーで、主人公の銀時のライバルでもあるキャラクターです。「攘夷志士の中で最も危険な男」とささやかれ、左目を攘夷戦争で失って訪台を巻いています。どこか狂ったような雰囲気をまとっている人物ですが、それと同時に危険な人物を惹きつけるカリスマ性も兼ね備えています。

実写化キャスト9人目は、高杉晋助率いる「鬼平隊(きへいたい)」の一員である武市変平太を演じた佐藤二朗さんです。佐藤さんは、福田監督の作品の常連でドラマ「勇者ヨシヒコ」や映画「HK変態仮面」、「俺はまだ全力をだしてないだけ」などの作品に出演しています。原作の武市と比較しても、ふざけている所が面白いとの評価を受けています。

原作の武市変平太は「鬼兵隊」の作戦参謀という頭脳を務めるキャラクターです。冷静で頭の切れるキャラクターですが、幼い少女には執着を抱くというロリコンの一面を持っています。「鬼兵隊」のボケを担うことが多く、これを佐藤二朗さんが、原作と比較しても面白おかしく演じていると大いに評価されています。

実写化キャスト10人目は「人斬り似蔵」を演じた新井浩文さんです。新井浩文さんは2001年行定勲監督作「GO」で俳優デビューを果たします。そして「青い春」で高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞し、その後も演技が評価され活躍の場を広げていました。近年では「永遠の0」や「バクマン。」など数々の人気作品に出演をしています。

原作の岡田似蔵は通称「人斬り似蔵」と呼ばれ、夜な夜な人を切り殺していたキャラクターです。全盲であるのにもかかわらず、居合いの達人です。初登場した時には点鼻薬を使うシーンが多く見られました。ファンからも高い評価を受けている人物の一人で、再登場を望む声も多くあるそうです。原作と比較しても大差のない「死んだような目」から恐怖感を醸し出すことを得意としている新井浩文さんの演技にも注目です。

実写化キャスト11人目は、「鬼兵隊」の紅一点である来島また子を演じたのは女優の菜々緒さんです。菜々緒さんは現在ドラマや映画の出演だけではなく、バラエティー番組などにも出演を果たしている今人気の女優さんです。また、そのスタイルを活かしモデルでの活躍もしています。

原作の来島また子は2丁の拳銃を使いこなし「紅い弾丸」という異名を持ちます。「鬼兵隊」のリーダーである高杉晋助に思いを寄せている様子もありますが、露出度の高い服装が印象的なキャラクターです。銀魂において菜々緒さんがビジュアルを公開した時点で、原作と比較してもピッタリだと評判となったスタイルは必見です。

実写化キャスト12人目は、主人公銀時の盟友である桂小太郎を演じた岡田将生さんです。岡田将生さんはNHKの朝ドラ「なつぞら」や「ゆとりですがなにか」など数々のドラマでの出演を果たしています。また数々の映画でも活躍をしており「伊藤くんA to E」などにも出演している、人気の俳優さんです。

原作の桂小太郎は、銀時と共に「攘夷四天王」と呼ばれていた革命家で穏健な攘夷志士です。長髪が印象的なキャラクターで、エリザベスという変わった生物を連れている変わり者です。爆発物を所持するテロリストとして、日々真選組に追われています。長髪の人物ｗ演じたことのない岡田将生さんですが、その見た目は原作と比較しても桂そのものだとファンから評価を受けています。

実写化キャスト13人目は、主人公銀時の対寄りにしている江戸で一番の発明家である平賀源外役であるムロツヨシさんです。ムロツヨシさんは劇団の俳優を得た後、2005年に映画「サマータイムマシン・ブルース」をきっかけに映画の出演を果たすようになります。そして2018年にはエランドール賞を42歳にて受賞した、演技の評価も高い俳優さんです。また福田監督とは「勇者ヨシヒコ」などでタッグを組んでいます。

江戸一の発明家である平賀源外ですが、本人と同様にからくりが好きな息子がいました。彼のからくりの対する姿勢に対して反感を覚えた息子は、鬼兵隊に所属をしましたが息子を幕府によって粛清されています。その後高杉晋助によって唆され、息子の恨みを果たすためにからくりを用いて幕府を倒そうとします。しかしその目論見は銀時によって阻止され、その後は銀時に時々頼られるからくり技師となりました。

銀魂実写化キャスト14人目は、江戸随一の名刀匠であった村田仁鉄の息子である村田鉄也役の安田顕さんです。安田顕さんはTEAM NACS所属のサブリーダーを務めている、ギャグが面白いとの評価を受けている俳優さんです。そのため映画「HK 変態仮面」やドラマ「みんな！エスパーだよ！」などのコメディー要素の強い作品に、数々出演しています。

原作銀魂の村田鉄也は銀魂の中でも人気の長編である「紅桜篇」で大きな役割を果たす名刀「紅桜」を作った人物の息子です。鉄也は大声で話し、さらには人の話を聞かないと言った変わり者です。名刀の製作者であった父親を超えるために、刀以外のことは捨てて刀とからくりとの融合を図ったキャラクターです。

映画「銀魂」の実写化キャスト15人目は、兄である村田哲矢と共に鍛冶屋を営んでいる少女である村田哲子を演じた早見あかりさんです。早見あかりさんは元ももいろクローバーZのメンバーで、現在は女優として活躍をしています。そして2014年にNHKの連続テレビ小説「マッサン」など様々な作品に出演しています。また、銀魂で鉄子を演じることが決定した後、実際に鍛冶場へ行き役作りをしたそうです。

原作銀魂の村田鉄子は実写化キャストの14人目で紹介した村田鉄矢の妹で、共に刀鍛冶を営んでいる女性です。気の弱い性格なのか、兄の鉄矢とは反対に小さい声でぼそぼそと話します。また刀に対する姿勢も兄とは反対です。鉄也は最強の兼刀を目指しているのに対し、鉄子は人を護る刀を目指して刀を打っています。

実写化銀魂キャスト16人目は、真選組の密偵をしている山崎退(やまざき・さがる)を演じた戸塚純貴さんです。戸塚純貴さんは第23回のジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて「理想の恋人」省を受賞している俳優さんです。そして2012年には、若手俳優の登竜門である「仮面ライダー・ウィザード」に出演を果たし、現在までにドラマだけではなくバラエティー番組にも出演を果たしています。

銀魂の山崎退は真選組の監察方つまり密偵をしており、圧倒的な地味さが特徴的な人物です。また任務そっちのけでバトミントンの素振りをしばしばしており、その度に土方に怒られるのが定番です。張り込みの際には、好きでもないあんパンを主食としている山崎ですが、山崎の密偵としての能力は高いキャラクターです。真選組に所属する前は、モヒカン頭のチンピラで「マウンテン殺鬼(ザキ)」と名乗り尖っていました。

映画「銀魂」の実写化キャスト17人目は、真選組一番隊隊長である沖田総悟の姉である沖田ミツバを演じた北乃きいさんです。北乃きいさんは14歳で、ディーン向けのファッション雑誌である「Hana*chu→(はなちゅー)」で専属モデルとしてデビューを果たします。その後すぐにドラマの主演を演じたり、映画の出演も果たしています。また、2010年には歌手としてもデビューをしている人気の女優さんです。

ミツバは沖田総悟の姉であり、真選組副長である土方に思いを寄せています。しかし生まれつき身体が弱く、弟の沖田総悟が唯一甘えられる存在です。身体が軟弱であるのにも関わらず、強烈に辛いものが大好きで、甘いパフェにタバスコをドバドバとかける場面もあります。

ここまで、映画「銀魂」の実写化キャストについてたっぷりとご紹介してきました。そこで、ここからは実写化キャストと原作の銀魂をそれぞれ比較し、評価していきます。実写化すると原作と比較して多く批判が出がちです。しかし銀魂は原作と比較してもクオリティが高く、特徴的あ見た目のキャラクターを見事に再現していると原作と比較して話題となりました。そして、これまでの実写化作品を覆す作品となりました。

まず漫画を実写化する際にとても気になるのが、原作と比較して違和感のない様にキャストがカツラを着用している点だという評価が多くあります。このカツラの着用が、実写化作品全体への違和感やつまらないという評価を生みますが、銀魂にはその違和感が少ないという評価があります。特に主人公の銀時を演じた小栗旬さんは、元々髪の量が多いのかその仕上がりには高い評価をしている方が多いようです。

特に原作と比較しても完成度が高いと話題になり「銀魂-ミツバ篇-」実写化に山崎役で出演を発表するや否や、急上昇ワードで2位へランクインをし大きな話題となりました。そして映画で山崎を演じるにあたって、戸塚さんは原作の山崎を意識していたそうです。戸塚さんは銀魂の中でも山崎が好きであるため、山崎の声色や仕草など細かい点は原作の山崎と比較して投影しようと思って演じていたそうです。

また戸塚さん自身から、山崎だったらこうするなどアイデアがすぐに浮かんでくるそうです。そして浮かんできたアイデアは監督の演出指導の山崎と比較して、山崎のキャラクター性をしっかりと意識して演技をしていたそうです。このように、実写版山崎退は戸塚さんの山崎への愛情によって完成されているのです。

一作目の実写化「銀魂」は原作ファンからの人気も高い「紅桜篇」をベースとしてストーリーです。銀時の盟友である桂が辻斬りに斬られたと聞いた新八と神楽は捜査に乗り出します。一方銀時は鍛冶屋である鉄矢の依頼で紅桜という刀を探していると、紅桜の持ち主は辻斬りの似蔵でした。

実は鉄矢の本当の依頼の目的は、紅桜により多くの血を吸わせることでした。そして矢化杉ら鬼兵隊は、その紅桜を量産しようと目論んでいました。しかし銀時や桂、沖田を始めとした真選組によって阻止されます。その他にも銀時を始めとした万事屋と沖田を始めとして真選組でカブトムシを捕まえに行ったり、取り調べを受けたりと映画オリジナルのストーリーもあります。

二作目「銀魂2－掟は破るためにこそあるー」は、紅桜篇同様原作ファンからの人気も高い「真選組動乱篇」をベースとした実写ストーリーです。将軍の警護をしていた土方は何者かの襲撃を受け、ヘタレな人となってしまいます。一方真選組内では伊藤鴨太郎が頭角を現し、伊藤と沖田の犬猿の仲であった土方は真選組をクビになります。

しかし実は伊藤は鬼兵隊と繋がっており、真選組の近藤を襲おうとしますが沖田に阻止されます。さらにヘタレの土方を連れた万事屋もそこに駆けつけ、沖田ら真選組は徐々に息を吹き返していきます。そして負けを認めた伊藤を真選組の仲間として、一同は処分を下します。一方鬼兵隊は警備が薄くなった隙を突いて将軍の暗殺を企てますが、銀時が阻止します。

沖田にとって親代わりに育ててくれた姉のミツバが結婚のため、江戸に上京することとなり沖田はとても喜びます。ミツバの結婚相手は、貿易商である蔵場です。蔵場は闇取引の疑いで、土方と山崎にマークされていました。またミツバは土方と思い合っていましたが、沖田らと上京する際に土方が別れを告げています。

山崎らの調べで悪事が判明した蔵場は、沖田や土方を始めとして真選組によって倒されます。土方がミツバを振ったのは、普通の人と共に幸せな家庭を普通に築いてもらいたかったためでした。そしてミツバは持病の容体が急変し亡くなります。沖田だけではなく、土方もミツバの死を悲しみました。

実写化キャストで最も話題となったのは、沖田総悟を演じた吉沢亮さんです。原作と比較しても遜色ないどころか、むしろシンクロして見えると大きな期待が集まりました。さらに剣術に長けている沖田と同じく、吉沢亮さん自身も剣道二段という腕前です。

原作の銀魂でも、沖田は人気総選挙で常に上位をキープしている人気のキャラクターです。批判されがちの実写化ですが、吉沢亮さんの沖田は原作ファンにも高く評価されています。中には吉沢亮さんのビジュアルが公開された後に、吉沢亮のイケメンぶりに苦しんだ原作ファンもいたそうです。

映画銀魂の監督を務めたのが、コメディー作品で有名な福田雄一さんです。福田さんは日記バラエティー番組の構成作家をきっかけに、2002年頃からドラマや映画の脚本も務めるようになりました。そして2009年に「大洗に星はふるなり」で映画監督デビューを果たしています。

福田監督の銀魂以外の作品の一つとして「今日から俺は‼」が挙げられます。これも人気漫画の実写化作品で、映画化をするほど人気の作品です。また福田監督の魅力が全て詰まっているとコアなファンに人気なのが「勇者ヨシヒコ」シリーズです。これは大人気ゲームである「ドラクエ」シリーズをバラエティーにしたドラマです。

2011年には「勇者ヨシヒコ」シリーズの第1作である「勇者ヨシヒコと魔王の城』が放送され、その後人気を集め2019年までに3作品放送されています。カボイという村で育った主人公ヨシヒコが、村に蔓延している流行病を鎮めるために勇者となります。そして旅先で暑苦しくて話がやたらと長い戦士であるダンジョー(宅麻伸)や魔術師メレブ(ムロツヨシ)、ムラサキ(木南晴夏)という少女らと出会い、共に旅をしていきます。

ここまで映画「銀魂」の実写化キャストについて、たっぷりと紹介をしてきました。そこでここからは実際に映画銀魂を見た方の感想や評価について紹介していきます。まず銀魂の実写化に関する感想や評価1つ目は、おすすめの実写化映画で銀魂を挙げた方の感想です。元々原作でパロディーなどのギャグが人気の作品ですが、映画でもそれが受け継がれていたようです。

次に紹介する感想や評価は、初めて銀魂そのものに触れた方の感想です。事前に銀魂に関する知識の無い方でも、実写銀魂は十分に楽しむことのできる作品であったようです。実写銀魂に感動したという感想を持った方は、この他にも多く見られました。

3つ目に紹介する銀魂の実写化に関する感想や評価は、実写銀魂を2作品とも見た方のものです。両方の作品に対しても、原作への愛が感じられて良かったという感想は他にも多く見られました。またこの感想のように豪華キャストが全員はまっていて、実写化作品では成功例であるという感想も多くありました。

最後に紹介する銀魂の実写化に関する感想や評価は、沖田を演じた吉沢亮さんに関するものです。この方にとってストーリーはあまり響かなかったようですが、キャストや吉沢亮さんは良かったようです。その他にも銀魂の吉沢亮さんに魅了された方は多く見られました。

この記事では銀魂の実写化キャストを一覧にしてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。ここで紹介したように、実写銀魂には数々の実力派俳優や女優が出演していて大きな話題となった作品です。実写銀魂2作品や配信された作品、全ての作品に豪華なキャストが出演しています、興味を持った方は、ぜひ原作も合わせて銀魂をご覧ください。