【銀魂】徳川喜喜（一橋喜喜）が将軍になった経緯は？徳川茂茂暗殺や最後を解説

徳川喜喜（一橋喜喜）とは、「銀魂」に登場する架空のキャラクターで、徳川幕府最後の将軍です。冷酷非道な性格で知られており典型的な悪役キャラなのですが、なぜか隠れた人気があり、ファンから支持されていました。この記事では、銀魂の徳川喜喜について特集します。彼のプロフィールと徳川茂茂とはじめとする人間関係、将軍になった経緯や最後の死亡シーン、そしてテレビアニメ版で徳川喜喜役を演じた声優などを紹介します。

銀魂は、「ONE PIECE」や「BLEACH」そして「NARUTO-ナルト-」とともに、2000年代から2010年代の週刊少年ジャンプを代表する漫画として知られます。これらの作品群の特徴は、いずれも連載期間が10年以上に及ぶ大長編になったことでした。また、メディアミックスが積極に展開された銀魂は、連載終了から5年以降経過した現在でも、多くのファンを得ているのです。この章では、銀魂の概要とあらすじを取り上げます。

銀魂は、週刊少年ジャンプ2004年2号から2018年42号まで連載され、その後完結編がジャンプGIGAと銀魂公式アプリで発表されました。同作品のコミックは全77巻で、累計発行部数が5800万部を突破しています。銀魂の原作者は空知英秋で、彼にとって同作品は初連載作品にして代表作となりました。空知英秋は、銀魂のことを「SFなんちゃって人情時代劇コメディー」と形容していて、それらの要素が詰まった作品に仕上がっています。

銀魂は、原作漫画がメガヒットを記録したことで、多種多様なメディアミックスが行われました。有名なものの一つにテレビアニメ版があり、2006年から2018年にかけて通算4期放映されています。また、2010年、2013年、2021年には劇場版が公開され、原作漫画のほぼ全エピソードがアニメ化されました。アニメ版については、円盤や動画配信サービスなどで容易に鑑賞することができます。

さらに、銀魂は2017年と2018年に、実写映画版が公開されています。小栗旬が坂田銀時役、菅田将暉が志村新八役、そして橋本環奈が神楽役を演じ、その他のキャラクターも豪華俳優陣が演じたことと、原作漫画のぶっ飛んだ世界観を上手く実写に落とし込んだ演出やストーリーで、大成功を収めました。実写映画版も、円盤や動画配信サービスにて観ることができます。

銀魂の舞台は、江戸時代末期の日本です。この時期の江戸は、天人という宇宙人の襲来があり、「攘夷戦争」という地球人と宇宙人の争いが勃発しました。天人の科学力や攻撃力は、江戸幕府の想像を遥かに凌駕するものであり、攘夷志士たちの活躍も空しく幕府はあっさりと開国したのです。その後の幕府は、天人による傀儡政権と化し、攘夷志士たちも弾圧に遭いました。主人公の坂田銀時は、そのような状況下に生きる青年なのです。

• 名前：徳川喜喜（とくがわ のぶのぶ）
• 旧名：一橋喜喜（ひとつばし のぶのぶ）
• 年齢/誕生日：不明/不明
• 地位：一橋家当主→江戸幕府第十五代征夷大将軍

銀魂に登場する徳川喜喜（一橋喜喜）の主なプロフィールを、上記しました。彼は端正な顔立ちをしたイケメンで、普段は紳士的に振舞っています。しかしながら、本心では徳川茂茂や定々を追い落として新政権の樹立を目論んでいることが判明しました。また、自分の気に入らない者や従わない人物を容赦なく切り捨てたり死亡させるなど、冷酷な一面があります。一橋喜喜時代の一人称は「僕」で、徳川喜喜になって以降は「私」です。

空知英秋原作のメガヒット漫画の銀魂は、コメディーやギャグが前面に出た作品でありながら、シリアスなドラマやバトルシーンもふんだんに描かれており、それらが面白い魅力につながっていました。徳川喜喜（一橋喜喜）についても、徳川茂茂死亡に関わるエピソードや自信が将軍になるドラマが展開されたのです。彼は、最後に死亡したのでしょうか？この章では、徳川喜喜が将軍になるまでの経緯と、最後の死亡シーンを紹介します。

徳川喜喜（一橋喜喜）は、一橋家の出身であることで、将軍になれる機会があったことが判明しています。しかし、勢力争いに敗れて将軍になれなかったと示唆されました。彼は、周囲の取り巻きたちから「本来ならばあなたが将軍だったはず」と言い続けられています。このため、自分が将軍ではないことへの憤りと理不尽さを抱えたまま生きており、自分こそが将軍に相応しい人材なのだと自己評価を高めていきました。

一橋喜喜が、将軍への意欲を密かに肥大させていた頃、江戸幕府の内情は完全に腐りきっていました。現在の将軍である徳川茂茂の後ろ盾を務めていた前将軍の定々が、悪行の果てに亡命を企てるも坂田銀時たちの活躍で失脚し、その後に死亡したのです。定々を暗殺したのは高杉晋助であり、彼が率いる鬼兵隊や秘密結社の天導衆が協力を申し出たことで、俄然一橋喜喜の将軍就任が現実味を帯び、やがて実現の運びとなりました。

一橋喜喜は、第十五代征夷大将軍になるべく暗躍しますが、彼の策略は坂田銀時一派によってことごとく潰されました。時期を待っていてはいつまでたっても将軍になれないと悟った彼は、ついに現在の将軍徳川茂茂を死亡させる計画を実行に移します。しかしながら、実際には鬼兵隊と天導衆に担ぎ出された神輿に過ぎませんでした。それでも、彼は将軍になることに人生の全てを懸けて、徳川茂茂を暗殺してまで野望を達成させます。

十五代将軍になった徳川喜喜は、自分の思い通りの国作りを目論みました。彼は決して無能な人物ではなかったものの、江戸幕府の腐敗は将軍一人の力量でどうにかなるレベルのものではなくなっていたのです。また、天導衆が実は国を滅ぼそうとする天人寄りの勢力だったことを知り、さらには真の意味での自分の味方がいないことを悟った徳川喜喜は、理想の国作りという目標が萎んでいき、次第に自暴自棄になりました。

徳川喜喜は、自分が思っていたよりも早く、そして確実に最後へと進んでいました。銀時をはじめとする攘夷志士からは馬鹿にされ、将軍としては傀儡以外の何者でもない状況となり、横暴な君主へと変貌していたからです。彼は宇宙艦隊を率いて憎き銀時を討とうとしますが、失敗に終わり囚われの身となりました。しかし、天導衆の地球滅亡計画を阻止する駒として機能すると判断され、捕虜として生きながらえることになります。

その後の徳川喜喜は、坂本辰馬との邂逅などを経て、自分がしてきたことの愚かさを痛感します。そして、地球の危機を救わなければならない将軍としての責務に目覚め、銀時たちに協力を申し出ました。こうして天導衆の傘下であるアルタナ解放軍が、地球への総攻撃を開始しようとしている緊迫した局面にて、徳川喜喜は和平交渉に赴いたのです。

徳川喜喜は、和平交渉で死亡することも覚悟していたようです。そして、命懸けの交渉が功を奏して、和平が成立しました。ところが、アルタナ解放軍の和平反対勢力と銃撃戦になり、最後には撃たれて死亡したのです。それでも、最後の最後に将軍としての役割を果たした彼の表情には、安堵とやり切った感が浮かんでいました。

約15年間という長期間に渡って週刊少年ジャンプを支え続けてきた漫画の銀魂には、多くのキャラクターが登場してストーリーを盛り上げました。もちろん、徳川喜喜（一橋喜喜）もその中の一人であり、彼にまつわる人間ドラマは、多くのファンや読者に強烈な印象を残したとのことです。彼は、どのような人物と関わったのでしょうか？この章では、銀魂の徳川喜喜と関係の深いキャラクターを、三人に絞って取り上げていきます。

徳川茂茂は、江戸幕府第十四代征夷大将軍です。一橋喜喜にとって最大のライバルであり、最終的には暗殺に追い込んだ人物でした。極悪人徳川定々の後ろ盾を得て将軍になった彼ですが、天人に蹂躙される日本を憂いており、天導衆の支配から脱却するべく、様々な動きを見せたのです。徳川茂茂の性格は誠実で温厚、そして物事に対して常に公平であり、本来であれば一橋喜喜は、彼を盛り立てる立場にあるべきだったと分析されました。

徳川そよは、徳川茂茂の妹です。兄と同様に激動の時代に翻弄されたキャラクターであり、兄を暗殺した徳川喜喜に対して激しい恨みを抱いていました。それでも、彼がアルタナ解放軍との和平交渉に出向いた際には、彼の国を思う本気度を受けとめており、映像通信にて「生きて帰らなければ許さない」とエールを送っています。天真爛漫な性格の彼女の本質は、戦後女性の地位を向上させる運動に関わることで開花しました。

坂本辰馬は、地球ばかりではなく宇宙を股に掛ける商社快援隊の社長です。攘夷戦争の英雄でもあり、坂田銀時とはその頃から親交を結んでいました。快援隊の船が天人のハッキングを受けた際には、怯むことなく様々なアイデアを駆使して危機を乗り越えています。彼の自由奔放でありながら、物事の本質をしっかり捉えた性格は徳川喜喜に多大な影響を与えており、徳川喜喜は後にアルタナ解放軍との和平交渉に臨みました。

銀魂のテレビアニメ版は、豪華声優陣の共演が話題になりました。また、杉田智和をはじめとするメイン声優陣のぶっ飛び演技も注目を集め、大成功を収めたのです。同作品のテレビアニメ版で、徳川喜喜（一橋喜喜）役を演じたのは、人気声優の浪川大輔でした。この章では、浪川大輔のプロフィールと主な出演作品や演じたキャラクターなどを紹介していきます。

• 名前：浪川大輔（なみかわ だいすけ）
• 生年月日：1976年4月2日
• 出身地：東京都
• 身長/体重/血液型：173cm/非公表/B型
• 所属事務所：ステイラック（代表取締役）
• 結婚：既婚
• スポーツ：卓球、ハンドボール
• 好きな女性のタイプ：幸が薄そうな人
• 開設中のSNS（2024年2月現在）：X（旧Twitter）、ブログ

• ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン：ナルシソ・アナスイ役
• BLEACH：ウルキオラ・シファー役
• はじめの一歩シリーズ：板垣学役
• ルパン三世：石川五エ門（3代目）役
• 無職転生～異世界行ったら本気だす～：ルイジェルド・スぺルディア役
• MFゴースト：大石代吾役

浪川大輔の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。子役時代から声優の経験がある彼は、高い演技力を高評価されており、少年役から自身と同年齢の男性役まで幅広い役柄を演じたことで有名です。

この章では、銀魂に登場する徳川喜喜（一橋喜喜）に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。徳川喜喜は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは漫画や歴史が好きだと思われる方のツイートです。銀魂に登場した徳川喜喜を、実在の将軍徳川慶喜と比較して、慶喜は好きではないけれども徳川喜喜は好きだとつぶやいていました。

こちらは、銀魂の大ファンだと思われる方のツイートです。銀魂に登場する徳川喜喜の最後の死亡シーンが好きとのことで、その後テレビアニメ版のOPで彼が徳川茂茂と向かい合っているシーンも良いと高評価していました。

こちらは、アニメや声優のファンだと思われる方のツイートです。銀魂のテレビアニメ版で、徳川喜喜役を浪川大輔が演じていることに驚いており、同作品の声優陣が豪華だとつぶやいていました。

この記事では、銀魂の徳川喜喜（一橋喜喜）について特集してきました。彼は悪役キャラクターですが、印象的な死亡シーンがあることでファン人気もあります。徳川喜喜に注目して、銀魂を見てください。