銀魂の最終回のあらすじ・内容をネタバレ!銀時や高杉は最後どうなった?

『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画で、704話で最終回を迎えました。『銀魂』の最終回間近には鬼兵隊や真選組、そして万屋の銀時・新八・神楽などこれまで登場したキャラクターが勢揃いします。この記事では『銀魂』の最終回のあらすじのネタバレを紹介します。また、人気キャラクターである銀時・沖田・高杉が最終回どうなったのか、それぞれキャラクターごとにネタバレもまとめています。

銀魂の最終回のあらすじ・内容をネタバレ!銀時や高杉は最後どうなった?のイメージ

目次

  1. 銀魂とは?
  2. 銀魂の最終回に至るまでのあらすじネタバレ
  3. 銀魂の最終回あらすじ内容ネタバレ
  4. 銀魂の最終回で銀時や高杉は最後どうなった?
  5. 銀魂は本当に最終回で完結した?
  6. 銀魂の最終回後の作者のコメント
  7. 銀魂の最終回に関する感想や評価
  8. 銀魂の最終回ネタバレまとめ

銀魂とは?

銀魂の概要

『銀魂』は2004年から「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。2019年に『銀魂』専用アプリで完結しました。全77巻・704話で最終回を迎えています。『銀魂』は時代劇とSFをあわせたギャグ・ファンタジーで、とても人気が高く15年半も連載されていました。『銀魂』の最終回は何度も告知されましたが、その度に延期を繰り返したのでファンからは「終わる終わる詐欺」といわれていました。

銀魂のあらすじ

『銀魂』は江戸時代末期に天人と呼ばれる宇宙からの侵略者が襲来し、攘夷戦争が勃発するも幕府が宇宙人を受け入れて開国した世界です。侍は廃刀令によって力を失い、道場の跡取りである志村新八も門下生が増えずファミレスでバイトをしていました。新八はそこで万屋の坂田銀時という男と出会います。新八は借金取りの天人に連れて行かれた姉の妙を救って欲しいと銀時に頼みます。

銀魂 テレビ東京アニメ公式

銀魂の最終回に至るまでのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①虚消滅から2年が経過

『銀魂』の「銀丿魂篇」では、桂・高杉・坂本・喜喜の活躍によってアルタナ解放軍との戦いが終結しました。しかし地球では虚を相手に万屋や真選組が中心となって戦い続けていました。江戸の住民と定春によってなんとかアルタナの暴走を抑え込み虚に勝利するものの、虚は意味深な言葉を残して自らアルタナの中に消えました。それから2年後のあらすじをネタバレすると、江戸は天人の支援によって復興を進めていました。

万屋は各々やることがあるため解散状態となっていましたが、万屋自体は新八が守っていました。そして喜喜死亡後は、新しい政権ができて総理大臣にドナルド・ヅランプが就任していました。ドナルド・ヅランプの正体は桂で、亡くなった喜喜や茂茂の意志を継いで憲法を作りました。しかし政権転覆を狙う者達からその身を狙われていました。

そして真選組はというと、ドナルド・ヅランプの命によって解体されていました。土方は田舎へ左遷、沖田は切腹、斉藤は辞職、そして近藤は政略結婚させられていました。2年前の虚との戦いで活躍した万屋や真選組は特に英雄視されてもおかしくはない立場です。しかし、万屋はバラバラとなって特に注目されておらず、真選組は地位を失って解体されていました。

では誰が英雄視されるようになったのかというと、長谷川でした。長谷川も元入国管理局局長として活躍しましたが、アルタナ解放軍との戦いの功績を独り占めしていたのです。ちなみにアルタナ解放軍との戦いで長い眠りについたたまの代わりに、たま子という少女が新しく登場します。たま子はたまが眠っている間にデータを記録する役割を持っていました。

あらすじネタバレ②2年後の江戸に再び虚が登場

新八は江戸で相変わらずトラブルに巻き込まれていましたが、銀時は江戸を去っていました。ここでは『銀魂』の本編から2年後、姿を消した銀時の動向や虚についてあらすじを紹介します。銀時は2年前に龍脈の中へと消えていった虚を探すために龍穴を調べる旅をしていました。とある龍穴の神社では流れ着いた肉片が赤ん坊になったという話を聞きつけ、銀時はその赤ん坊を引き取ることにしました。

しかし銀時は赤ん坊の虚を殺すことができず、悩みを抱えながらも虚を連れて旅を続けます。ある時、虚は足を踏み外して崖から落ちそうになってしまいます。虚はこれまで声を発した事がなかったので、銀時はこういう時くらい助けを求めるように言いました。すると虚は突然流暢に話しだします。なんと虚は松陽としての記憶を思い出していたのです。銀時は衝撃を受けますが、その瞬間奈落に襲われます。

虚はとっさに銀時を助け、貫かれた身体から結晶化した心臓を銀時に託しました。銀時はその後、心臓を破壊することができず旅を続けます。そして2年後、銀時は朧の墓参りをしていた高杉と戦うことになります。しかし左遷された土方に見つかり、一度は捕まったものの逃走して高杉を探しました。高杉の船へと乗り込んだ銀時は、虚復活を企む星芒教という宗教があることを知ります。

星芒教は奈落を使って銀時が持っている心臓を取り戻し、虚を復活させようとしていました。虚は心臓を失っていましたが、その肉体は死亡しておらず星芒教がアルタナを吸収させて生存させていました。その星芒教のトップにいたのが虚の血を体内に取り込んだ元天導衆です。高杉は2年前に船が地球に墜落しそうになっていた時、天人が天導衆を回収しているのを見ていました。

しかしその時重症を負っていた高杉は天人達を止めることができませんでした。高杉は朧の遺骨を使って命をつなぎとめ、その後は星芒教の動向を探っていました。高杉は銀時に星芒教がテロを起こすことを伝え、協力を持ちかけました。

あらすじネタバレ③神楽の娘も登場?

銀時が高杉とひと悶着起こしている間、新八はある依頼をされてたま子と共に港へ来ていました。そこに取引相手として現れたのは陸奥でした。陸奥は闇の取引をする海賊となり、坂本は仮想通貨に手を出して破産してしまい、借金を払うためにあるゲームに参加していました。陸奥は新八からスーツケースを受け取り、その代わりにある箱を渡しました。

その中に入っていたのは神楽に瓜二つの少女でした。少女は神楽の娘で名前を神流と名乗りました。新八は一体誰が父親なのかと疑いましたが、神流は神楽の口から産まれたと説明してさらに混乱させます。新八が驚いていると、黒ずくめの格好をした沖田が登場します。沖田は松平が見せた書類では切腹させられたことになっていましたが、マフィアとして元真選組を率いていました。

マフィアの中には沖田だけでなく原田や斉藤の姿もあります。沖田は神流を狙い、殺そうとしました。しかし本気で戦っているうちに、なんと神流の姿が成長していきます。実は神流の正体は神楽でした。神楽はあえて正体を隠していましたが、沖田はすぐにその正体を見破っていたようです。そして沖田は新八と神楽に虚が存在していることを話しました。

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銀魂の最終回あらすじ内容ネタバレ

あらすじネタバレ①ターミナルの決壊間近

『銀魂』の最終回間近ではついに星芒教からの攻撃を受け、ターミナルが破壊します。ここではターミナルでの戦いについてあらすじを紹介します。銀時は高杉と共に江戸に戻ったものの、途中で邪魔が入ってはぐれてしまいます。しかも行く先々では知り合いに遭遇しそうになったため、高杉のカツラを被って変装しました。しかし高杉に変装した途端、今度は御庭番衆の猿飛に狙われます。

猿飛から逃げるために落ちていたパンツを被ってさらに変装しますが、それは久兵衛のものでした。銀時は猿飛、妙、日輪、月詠、久兵衛に拘束されてしまいます。目の前に吊るし上げられている変装した銀時が高杉だと勘違いしたままの猿飛は、確か銀時が高杉と共に江戸に戻ったはずだと言いました。そこでついでに銀時の居場所を吐かせようと拷問します。

しかしまだ誰とも鉢合わせたくない銀時はなにをされようとも口を割りません。銀時はたまたま居た山崎を身代わりにして逃走します。しかし逃走してすぐに銀時は新八や夜右衛門、鯱と再会します。顔を見られそうになった銀時は、とっさにふんどしで正体を隠しました。そのふんどしを取ろうとした鯱を投げ飛ばした時にうっかり新八を気絶させてしまい、銀時は新八を万屋に運びます。

そこで神楽とも顔を鉢合わせそうになるものの、なんとか逃走することができます。その頃、高杉によってドナルド・ヅランプが暗殺されてしまい、ターミナルが突然破壊されます。ターミナルを破壊したのはなんと高杉だったのです。高杉は元天導衆を地球におびき寄せるためにターミナルを破壊しました。そして死んだはずのドナルド・ヅランプこと桂が現れます。

桂・高杉・銀時の3人は虚の心臓を奪い合って乱闘になります。しかし戦いながら互いの意志を確認した高杉と桂は、最終的に銀時に心臓を託すことにして星芒教のいるターミナルへと向かいます。その頃、万屋には歌舞伎町の仲間たちが集まっていました。そして新八と神楽は仲間たちと共に地球に侵入してきた星芒教と戦い、2人も銀時達と同様にターミナルを目指しました。

あらすじネタバレ②松陽のところへ

ターミナルでの星芒教との戦いは激化し、大勢の軍を相手に桂・高杉・銀時の3人は立ち向かいます。そして虚こと松陽の身体が眠る場所を目指します。ここでは松陽のところへ向かう桂・高杉・銀時の戦いについてあらすじを紹介します。ターミナルの中枢には地球のアルタナを吸い上げ続ける塔がありました。アルタナを松陽に与えれば蘇らせることができます。

そして松陽の不死の力を操れば、星芒教のトップの元天導衆はより長く生きながらえることができます。だからこそなんとしてでも復活を阻止しなければなりません。しかし多勢に無勢、桂はバズーカによって負傷してしまい3人は星芒教の軍に囲まれます。そんなピンチに駆けつけたのが解体したはずの真選組でした。近藤は政略結婚によって結婚式の最中でしたが、相手が別の男と子どもを作っていたことが判明します。

結婚相手のバブルス王女は前回の結婚式以降、日本語を喋ることができるようになっていました。そして近藤が結婚を望んでいなかったことを知り、さらには子どもの父親が結婚式に乱入したことで結婚を諦めました。こうして近藤が真選組に戻り、松平の命でターミナルへと乗り込みます。そして神楽や新八も歌舞伎町の仲間たちと共にターミナルに到着します。

一方で星芒教の目的は虚の完全体を操って不死を手に入れることで、戦うことではありませんでした。このままでは戦いが長期化することを懸念して一旦仕切り直そうと話していました。しかし松陽の身体は既に心臓を作り始めていました。それを見た元天導衆の一人は、だったらもう十分だと言います。これ以上ターミナルに長いしてしまうと撤退することすら難しくなるからです。

他の星芒教達は撤退の準備を始めようとしますが、その瞬間身体の自由が効かなくなります。すると中央に居た元天導衆の男は虚の血によって復活したのは、不死の力を操る術を見つけたからではないといいます。自分達の意志で虚を復活させようとしていると思っていたが、それは自分の身体の中にある虚に全て操られていたのだと語りました。

星芒教は虚の意志によって利用されていただけだったのです。その頃、高杉・銀時・桂の3人はエレベーターのワイヤーを登っていましたが、奈落の襲撃を受けて心臓を落としてしまい、それを拾った桂は落ちてしまいます。銀時はギリギリのところで高杉の手を取り、エレベーターの開閉口に投げ入れましたがそこには元天導衆の男がいました。

その男は高杉の首を斬りましたが、朧の遺骨を体内に入れた高杉も不死に近い身体を持っていたのですぐに再生します。銀時達と離れ離れになり、エレベーターのワイヤーを手放してしまった桂は落下しながら奈落と戦っていました。そこに真選組と新八達が合流します。真選組は桂のことは任せて先を急ぐように新八と神楽に言いました。

銀時と高杉は元天導衆と戦っていましたが、元天導衆は虚の血を多く摂取しているため腕を切断されてもすぐに再生します。そこで高杉が元天導衆の二人を相手にし、その間に銀時がターミナルの中枢にあるアルタナを吸い上げている塔を破壊します。高杉は二人を拘束して吹き出したアルタナを浴びさせ、自分ごと消滅させようとします。

それを銀時が阻止するものの元天導衆の男に襲われそうになりますが、そこに新八と神楽が現れて銀時に木刀と傘を渡します。しかし銀時が星芒教を倒した時の衝撃で神楽は定春が入った玉を落としてしまいます。その瞬間玉は割れ、定春は元の大きさに復活して落ちる銀魂を食べました。銀魂は定春の尻から復活し、英雄を返上しに来た長谷川とハタ皇子の車に乗って一気にターミナルの頂上へと向かいます。

一方で桂の持っていた心臓は、その手から落ちた瞬間奈落の柩によって壊されてしまいます。てっきり奈落は虚復活に手を貸していると思っていた桂達は驚きました。しかしすでに虚は復活して側にいた元天導衆の男を襲っていました。元天導衆の男は、自分は虚の血を受けた者で復活のためにその身を捧げてきたと言いますが、虚の願いは復活ではありませんでした。

そんな虚の前に現れたのは高杉でした。高杉は復活した虚が虚ではなく松陽だと確信し、どんなものからも守るから松下村塾に帰ろうと言います。しかし松陽の中には虚として世界を終わらせようとした記憶もありました。だからこそもう戻れないと言い、自分は無に帰ると言いました。心臓を破壊された松陽は体内で心臓を再生させましたが、それも代替品に過ぎず完全な不死者として復活することはできませんでした。

ただ、無に帰る前に松陽は暴走している龍脈に自分の中にあるアルタナをぶつけて相殺し、江戸を救おうとしていました。そして高杉に自分は誰一人救うことが出来なかったと言って涙を流します。その瞬間、高杉は刀で松陽を刺しました。それは高杉ではなく虚でした。高杉の身体の中に入った朧の遺骨を介して虚は高杉の身体を操っていたのです。虚は松陽を殺して世界を破滅に導こうとします。

あらすじネタバレ③時は経ち

銀時はやっとのことで松陽のところにたどり着くも、既に虚に支配されていた高杉と戦うことになります。ここでは二人の戦いのあらすじのネタバレを紹介します。虚が高杉の身体を手に入れても不完全な不死者なのでここで倒すことができればようやく決着がつきます。しかし虚は、師や友を殺して残るのは空っぽな虚があるだけだと言って銀時に斬りかかります。

しかし銀時は虚のように空っぽにはならないと言い、ついに虚を倒します。その頃、新八と神楽は松陽と合流して手を貸していました。松陽は自分を起爆剤にしてアルタナの暴走を止めることを通信で桂に伝えました。桂にターミナルにいる者達を迅速に避難させるよう指示し、新八達にも逃げるように言いました。しかし新八と神楽、定春は自分の寿命も使うように言います。

久兵衛や猿飛たちも星芒教が各国で集めてきたアルタナを発見し、これを破壊して龍脈にぶつけることを提案します。銀時も合流した真選組と共に桂の案内で松陽の元へと駆けつけます。そしてアルタナを龍脈にぶつける松陽の身体を支えながら、松陽にずっと新八や神楽、定春と万屋をやっていることを見せたかったと言います。それを聞いた松陽は「立派になったな」と思いながら消滅しました。

そして物語の結末はたまが長い眠りから目覚めるところから始まります。ここでは結末のあらすじのネタバレを紹介します。たま子はたまにデータを渡し、江戸はなくなり現在は東京に生まれ変わったと言います。そしてデータの中で万屋があれからいつもの日常を取り戻したことを知ります。江戸はそよ姫による政治手腕によって復興し、真選組も地位が回復しました。

一方で鬼兵隊の残党は龍穴を調査していました。また子は虚のように龍穴で高杉が生まれ変わると信じて旅を続けていたのです。そしてある龍穴で赤ん坊が見つかります。こうしてデータを遡り、銀時達がその後平和に暮らしたことを知ったたまが東京を歩いていると長谷川に出会います。はるか先の未来にいるはずなのに、なぜ長谷川がこんなところにいるのかとたまは驚きます。

実はたま子の中では長谷川が吹き込んだ今後の江戸の話によって重大なエラーを起こしていたのです。東京というのは長谷川の空想で、たまは江戸時代に目を覚ますことがでていたのです。そして長谷川の空想のデータが崩れ、本当の世界と銀時・新八・神楽の姿が見えます。久々の再会でたまは泣き、3人は江戸の街へと走り去っていきました。

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銀魂の最終回で銀時や高杉は最後どうなった?

銀魂の最終回で銀時は最後どうなった?

『銀魂』の主人公、銀時が最終回の結末にどうなったのかあらすじをネタバレすると、高杉の身体を乗っ取った虚を倒しました。そして先程の『銀魂』最終回のあらすじでも紹介した通り、アルタナをぶつける松陽を新八や神楽と共に支えました。そして平和が訪れた江戸ではいつもの日常が戻ります。しかし新八は銀時の寂しそうな表情を見て戻ってこないと思っていました。

万屋を訪れますが、人がいる気配はありません。新八は落胆しながらいつも銀時が座っている椅子に座ると、足元にぬるっとした感覚がありました。デスクの下を覗くと、なんと酔っ払った銀時が寝ていたのです。新八が踏んだのは銀時が吐いたものでした。新八と銀時が揉めていると、そこに自分のことを副社長だと言う神楽 が二人を蹴り飛ばしながら登場します。

その後新八と神楽と共に銀時はお登勢の元へと訪れて近況を話し、キャバクラで真選組と共に騒ぎます。最終回を迎えるにあたり、真選組や桂は最終回を偽装しようと企みます。これらの記憶はたま子の中にデータとして残っており、東京の街を歩きながらその記憶を見ていました。しかしそのデータ自体間違っており、銀時達は最後に長谷川を倒してたまのデータを修正しました。

銀魂の最終回で高杉は最後どうなった?

『銀魂』の最終回のあらすじでも紹介した通り、高杉は松陽と対峙した時点で虚に身体を乗っ取られてしまいました。ここでは高杉の最期についてあらすじをまとめています。高杉の身体を奪った虚は松陽を刺し殺したと思い込んでいました。しかしそれは高杉が見せた現実とは異なった記憶でした。高杉は松陽を斬ろうと刀を向けましたが、それをかろうじて朧が止めました。

高杉は朧の遺骨を身体に取り込んでいたので、虚だけでなく朧の意志も体内に残っていたのです。朧によって意識をつなぎとめた高杉は、松陽ではなく自分自身を刀で突き刺しました。そして松陽に先を急ぐように言いました。あとの事は銀時や桂達に託し、自分の中にある虚を殺そうとしたのです。その後意識を取り戻した虚が銀時と対峙し、銀時は松陽の元で学んだ日々のことを思い出しながら高杉の肉体を操る虚を倒しました。

死の間際、虚は消え去り高杉は意識を取り戻します。高杉は「二百四十六勝二百四十七敗」と言います。しかし銀時は、虚を斬った刀は高杉のもので、松陽を守り、自分を守ったのは高杉だったから今回は高杉の勝利だと言います。高杉はそんなお情けの白星ほど惨めなものは無いが、借りは持ち越さずにすみそうだと笑いました。

銀時は交わした剣の半分でもいいから、一緒に酒も酌み交わしてみたかったと言いました。高杉はそんな暇があれば一本とってやると相変わらず強気です。そしてこの右目が閉じるまでは腑抜けた面を見せるなと最期に言います。その言葉を聞いた銀時は「地獄で首洗って待ってな高杉」と高杉が目を閉じるまで泣くことなく最期を見届けました。

銀魂の最終回で沖田は最後どうなった?

『銀魂』の2年後で沖田は真選組が解体された時に切腹されたことになっていました。沖田が最終回まで一体何をしていたのか、最後はどうなったのかあらすじを紹介します。沖田は切腹したと処理されていましたが実は生きてマフィアとして活動していました。なぜマフィアになったのか、それには理由がありました。それが判明したのはドナルド・ヅランプが殺された時です。

ドナルド・ヅランプを殺したのは高杉でしたが、ニュースでは反政府組織の士零団によるものだと報道されていました。新八と神楽はそのニュースを見て唖然とします。そんな二人に沖田はドナルド・ヅランプを殺したのは高杉だとその真相を語ります。そしてその後すぐに桂が生きていることが判明します。なぜ桂が生きているのかというと、高杉がドナルド・ヅランプの死を偽装したからです。

もともとドナルド・ヅランプは殺し屋となった沖田に殺される予定でした。2年前、桂は江戸幕府が機能しなくなったことで、新しい政府と改革が必要だと考えました。しかし新しい事を始める場合、必ずそれに反発する組織が出てきます。そこで桂がドナルド・ヅランプに変装し、国民の前に立って負の面を背負うことにしたのです。そして最後に暗殺されることによって、改革で生まれた憎しみを浄化するつもりでした。

その暗殺役に抜擢されていたのが沖田だったのです。沖田が真選組としてドナルド・ヅランプを守るのではなく殺す側にいたのは、反政府組織に介入することで暗殺を阻止する目的があったからです。しかし沖田はドナルド・ヅランプ暗殺という仕事を高杉に取られてしまいます。その後は松平の命によって真選組が再結成され、ターミナルへ押し寄せてくる星芒教の軍と戦い、新八や神楽のフォローをしました。

最終回ではキャバクラで銀時と話しながら最終回を偽装して「真選組剣風帳」という新しい連載を始めようとしていました。相変わらず土方を死んだことにしたりして沖田は土方に怒られていました。

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銀魂は本当に最終回で完結した?

銀魂は少年ジャンプGIGAでは完結していない?

『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」で連載されていましたが、当初の予定を越えて連載が続いてしまいました。その事については「週刊少年ジャンプ」だけでなく、『銀魂』のアニメ4期の最終回でも語られています。アニメ制作側は、3期時点で担当者からもうすぐ最終回を迎えると聞いていたようで、3期はもともと原作の最終回とあわせて終了する予定でした。つまり4期の3年前から最終回が近いという話を聞いていたそうです。

しかしその後『銀魂』では「烙陽決戦篇」「銀ノ魂篇」が始まります。2年後に突入し、いよいよ本当に終わるというところでも最終回を迎えられず延期となり、『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」から「ジャンプGIGA」に移動して2019年 Winter Vol.1からVol.3で完結する予定でした。しかし、それでも完結することはできませんでした。

銀魂はスマホ公式アプリで完結した?

『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」「ジャンプGIGA」でも最終回を迎えることができず、最終的には『銀魂』の公式アプリで2019年5月13日から6月20日まで更新されました。こうして『銀魂』は完結することができたのです。『銀魂』の公式アプリは2020年7月31日で終了しています。今後は「少年ジャンプ+」や「ゼブラック」のアプリなどで『銀魂』を読む事ができます。

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銀魂の最終回後の作者のコメント

銀魂の作者の最後の一言

『銀魂』の最終巻である77巻では作者の空知英秋が作品を完結させるまでの経緯や苦悩、そして関係者・読者に対する感謝が書かれています。そして最後には「ありがとうきびウンコォォォ!!」という言葉で締めくくられていました。『銀魂』の作者らしい締めくくり方となっていました。

銀魂の作者のカバー裏の作者コメント

『銀魂』の単行本のカバー裏には作者・空知英秋のコメントが載っています。空知英秋の最後のコメントには「最終原稿も漫画家生命も終わったァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」と書かれていました。

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銀魂の最終回に関する感想や評価

『銀魂』の最終回で高杉は、朧の遺骨を体内に取り込んだことによって虚を復活させてしまうことになります。そのため、銀時に虚ごととどめを刺されて死亡してしまいます。しかし最終回のある一コマでは龍穴の神社で赤ん坊が発見され、また子が泣きながらその赤ん坊を抱きかかえているシーンがあります。

その子が高杉の生まれ変わりなのではないかと考えられていますが、本編では詳しく語られずに完結してしまいました。そのため、高杉ファンの間では最終回の赤ん坊の正体が気になるという方がたくさんいました。

『銀魂』は最終回後のストーリーを月1で連載してほしいという声がたくさんあります。作者の空知英秋は、『銀魂』完結から1年が経っても次の連載の読み切りなどを出していません。ただ、過去に『銀魂』が終わった後も漫画を描くと語っていたため、新しい漫画か『銀魂』のスピンオフが描かれるのではないかといわれています。

特に『銀魂』の最終回では高杉の生まれ変わりなど気になるシーンがたくさんあるので、続きを読みたいと思っている方が多いようです。

『銀魂』が終わると知りつつも、なかなか最終回まで読めていなかったという方もいました。最終回を迎えるのが嫌であえて読んでいなかった方もいるようです。『銀魂』は完結してしまいましたが、今後も大好きな作品であるのには変わりないという声がたくさんありました。『銀魂』の劇場版アニメは2021年に新作の公開が予定されているのでそれを楽しみにしている方もいました。

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銀魂の最終回ネタバレまとめ

『銀魂』の最終回ではいよいよ虚との決着がつきました。2年後では銀時が虚の生まれ変わりを見つけ、それが松陽としての人格を形成していくという予想も出来ない展開となっていました。そして虚の人格はなんと高杉の中で復活していました。虚は最後まで地球の破滅を企んでいましたが、まだ意識のあった高杉と朧、そして銀時によって倒され、地球の破滅は松陽によって止めることができました。

『銀魂』の最終回ではその後高杉の生まれ変わりが龍穴で発見されている様子などが描かれ、その正体が気になるという方がたくさんいました。『銀魂』は完結してしまいましたが、2021年には劇場版アニメの新作が公開される予定です。どんな内容が放映されるのかまだ明らかになっていないので、今後の追加情報に期待が高まっていました。

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