銀魂の2年後の姿とは？神楽や沖田、新八はどうなった？キャラ画像で検証

銀魂の神楽や沖田、新八たち主要キャラクターの2年後の姿について紹介していく前に、まずは銀魂の作品情報を紹介します。

銀魂とは、空知英秋原作で2004年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画作品です。2018年に完結する予定でしたが収めることが出来ず、その後「ジャンプGIGA」で完結編が連載されましたが、またもや収めることが出来ずに「銀魂公式アプリ」へ移籍。2019年6月20日に無事に完結しました。

この現象は前代未聞で、ファンの間でも「最終回なんて来ないのではないか？」「こち亀のようにずっと続くんでしょ？」などと言われ、「終わる終わる詐欺」とまで言われていました。単行本は全77巻ですが、74巻の時点で国内累計発行部数は5500万部を優に超えています。

舞台は江戸末期。天人（あまんと）と呼ばれる宇宙人に開国を余儀なくされた日本は天人相手に戦争を繰り広げましたが敗北し、江戸の町を天人が闊歩する時代になっていました。志村新八は喫茶店でアルバイトをしていたところ、天人にいちゃもんを付けられます。その騒動でその場にたまたま居た坂田銀時のパフェが台無しになり、銀時は喫茶店で暴れます。

そのせいで新八はクビになり、銀時に責任を取って雇ってくれと迫り、『万事屋銀ちゃん』の1人として働くことになるのです。その後、ヒロインで宇宙最強民族・夜兎の出身である神楽とも出会い、3人で万事屋の仕事をこなしていきます。警察機関である「真選組」とのやり合いや、敵との戦いなど、ギャグありシリアスありの展開を繰り広げていきます。

銀魂は実際の江戸時代末期を舞台にしているものの、天人と呼ばれる宇宙人に支配された世の中になっています。そのため、テレビやスマホ、冷蔵庫や車など、現代で使われている物が多々登場し、時代が江戸末期なだけでキャラクターたちの生活感は現代と変わらない世界観となっています。

銀魂の特徴として、ギャグパートはがっつりギャグであり、シリアスパートはがっつりシリアスであるように、ギャグとシリアスがはっきりと分かれていることが挙げられます。ギャグパートには下ネタはもちろん、「黒じゃない？」とファンに言われるほど濃い他作品のパロディが繰り広げられています。

ギャグとシリアスは交互に来ることが多いのですが、ギャグパートに登場したキャラクターが重要な鍵を握る人物であったりするなど、その後のシリアスパートへの伏線へと繋がることも多々あります。

『銀魂』というタイトルの意味ですが、作者の空知英秋さんが「昨日『ぎんたま』見た？」というようにタイトルを『銀魂』にすることでファンに下ネタに近いことを言ってもらおうと思っていたと発言しています。下ネタが好きな空知英秋さんが世間でファンに『銀魂』と言ってもらうことにより、アットホームな日本にしたいからと思ってのことだそうです。

しかし、作中で銀時や真選組の近藤らが度々「命より魂が大事」、「侍魂」と言った発言をしていることから、上記の理由は建前で本音は『魂』、つまり『銀の魂』の物語を描きたかったからではないかと考察するファンもいます。では『銀』は何を指すかというと、主人公の「銀時」であったり、刀の色が銀色なため、『刀』を指すのではないか？など、様々な考察がなされていますが本当のところは未だにわかっていません。

銀魂作中で「2年後」が描かれることが2回ありました。ここでは最初に描かれた「2年後」について紹介していきます。

朝、新八がいつものように万事屋へと出勤すると、銀時は長髪になり頬に傷が付き、まるでドラゴンボールのヤムチャのような風貌になっていました。神楽はトレードマークのお団子ヘアーが伸びて胸も大きくなり、一気に大人の女性へと変貌を遂げています。しかし、新八は何も変わりません。銀魂の作中ではいきなり「2年後」の世界になっていたのです。

いきなり2年後になったのは銀魂が1週間休載していたことが理由なのではないかと考えるファンもいます。休載明けにいきなり設定が2年後になっていたことに驚いたのは、新八だけではなく読者もそうだったのではないでしょうか？

いきなり設定が「2年後」になっているストーリーは原作漫画で描かれましたが、その先の5年後の未来も描かれたことがあります。アニメ映画の2作品目にあたる「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」です。この世界では銀時は死んだことになっているため、5年後の新八や神楽と出会った銀時はとっさに「珍さん」と名乗り行動を共にしていくというストーリーです。

気になる5年後のキャラの姿ですが、新八は髪が肩まで伸び、目つきは鋭く横長の眼鏡をかけています。和服ではなく洋装に身を包み、多くのファンが「イケメンだ！」というほどの変化を遂げました。神楽も髪の毛が伸び、トレードマークのお団子は片方のみ健在し、ロングヘアーを下ろした髪型です。相変わらずチャイナドレスを着ていますが、胸も大きくなり背も伸びたため、2年後同様すっかり大人の女性です。

2回目に描かれた「2年後」とは、虚との最終決戦後のストーリーです。万事屋は解散し、神楽は小さくなってしまった定春を救うために宇宙へと旅立ちました。ここからは、最終決戦後の銀魂の各キャラについて紹介していきます。

2年後の銀時は、虚の心臓を探して旅をしていました。それまで「死んだ魚のような眼をしている」と度々表現されていた銀時の表情は、どこか儚げで神妙な面持ちをするように変化しています。

2年後の新八は、解散したはずの万事屋を1人で営んでいました。また、再会した沖田と神楽の戦いを止めに入るほどの実力をつけているため、この2年の間にかなり鍛錬を積んだこともわかっています。

2年後の神楽は、体の大きさを変え子供に姿を変えたり老婆に姿を変えることが出来るようになっていました。定春を元に戻す方法を見つけることが出来ず、万事屋を解散させた原因である自分が顔を出すわけにいかないという自責の念に駆られ小さな子供の姿で新八、沖田と再会を果たしています。

2年後の沖田は、マフィアになっていました。沖田は切腹して死亡したことになっていましたが、裏では生きていたのです。兵器（神楽）を受け取りに来た新八の元へ現れて再会を果たしました。「神楽の娘」と名乗る少女の正体が神楽だと見抜いたのも沖田です。

2年後の土方は山崎と共に田舎へと左遷されていましたが、警察として働いていました。「2年後ショック」と呼ばれているイボが原因の「2年後」の時とは違い、見た目は雰囲気が変わっている様子はありません。

2年後の近藤は、お妙と結婚し、主夫になり、子供まで授かったように思われていましたが、ゴリラと婚約していました。現実逃避で新八たちの道場に住み込んでいたようです。

2年後の山崎は土方と共に田舎へと左遷されていました。山崎は虚との戦いで土方と沖田の目の前で瀕死の重傷を負い、死んだかと思われていました。しかし、源外が見つけ出し人体改造を施され人造人間のようになっていました。

2年後の桂は総理大臣になっていました。トレードマークであるロングヘアーはそのままに、鼻の下にチョビ髭を生やし演説している姿が描かれています。

2年後の高杉は、虚との最終決戦時に虚の血を受けてしまった影響で目の下に隈のようなものが出来ています。江戸に戻るまで銀時と行動を共にし、桂の元へと訪れます。

2年後のさっちゃんは2年前と変わらず忍者として行動しています。神楽と違い2年前からすでに大人であり、忍者という仕事柄さっちゃんの見た目が著しく変化することは無いようです。

2年後の月詠は吉原で日輪と共に過ごしています。最終回の一コマでは日輪にからかわれて照れている様子が描かれ、ファンからは「銀時と付き合い始めたのではないか？」「いや、いつものように銀時についてからかわれているだけ！」と言った考察がなされていました。

2年後の九兵衛は髪の毛をバッサリ切りショートヘアになっていました。2年後編には九兵衛の祖父など、銀魂初期に登場したキャラクターが再登場しています。

2年後のお妙はお腹が大きく、近藤から「自分を一番に考えないと」というようなことを言われていたことから、当初近藤と結婚し、子供を授かったのだと思われていました。しかし、ただ単に近藤が作ってくれるご飯が美味しく食べ過ぎてしまい、太っただけのようでした。

最終決戦から2年後のそれぞれのキャラたちの姿を画像で見ていきましょう！まずは銀時です。銀時は見た目は変わりませんが服装が少々変わっています。また、神楽やお妙などに見つからないよう、変装姿でいることが多かったようです。

2年後の新八の姿は以前と変わらず和服姿ではありますが、以前銀時が来ていた着物を着流しています。神楽と再会を果たした後は2年前の服装に戻っています。

2年後の神楽はチャイナ服から動きやすい服装へと変化し、マントを羽織り普段は服装を隠しています。新八と再会を果たした後はお登勢から2年前の服を受け取りチャイナ服へと戻っています。

2年後の沖田はマフィアらしい黒ずくめの格好をしています。黒い帽子に黒いスーツですが、顔つきは髪型などは2年前と特に変化は見られないようです。

2年後の土方は真選組の時のような制服ではなく私服でしたが、真選組が再集結した際には2年前のように真選組の隊服に身を包んでいました。土方も見た目は特に2年前と変化の見られないキャラクターの1人です。

2年後の近藤も土方同様2年前と変化の見られないキャラクターの1人です。お妙と結婚したように見られましたが、実際はゴリラと結婚し主夫になることが嫌でお妙の家へと逃げ出してきていました。

山崎は源外によりサイボーグ化されていましたが、2年後にはついにロボコップに進化を遂げていました。本体はパンイチで別の場所に保管されているようです。

2年前、「この国を変えるために」と真選組を解散させたのは桂でした。2年前までは桂を逮捕するために追い掛け回していた真選組ですが、2年後には国のために一緒に戦う姿が描かれています。

2年後の高杉は見た目などは変わりませんが銀時と過ごすことが多いため突っ込み役に回り、2年前までとは違った見方が出来ると評判です。高杉の最期には多くのファンが涙したという感想が非常に多く寄せられていました。

2年後のさっちゃんは相変わらずドMですが、銀時扮する偽高杉に首輪をつけ、散歩する描写が描かれていました。しかし、本質の「変態」加減は変わらず、シリアス続きだった銀魂に笑いを提供してくれるキャラクターです。

2年後の月詠は相変わらず吉原にいます。髪をまとめていたのを下ろし、今まで二の腕が出ていた服装だったのが羽織りを羽織るようになり、落ち着いた印象を読者は持ったようです。また、より色気が増したと思うファンもいたようです。

2年後の九兵衛は、長かった髪を切りショートヘアになっていました。初心で恥ずかしがる姿や服装は2年前と変わらないようです。お見合いをする話が出ていますが、誰といつお見合いをするのかはわかっていません。

2年後のお妙はポニーテールだった髪の毛をサイドに流したことで大人っぽい雰囲気になったとファンの間で好評でした。近藤の料理で太りすぎてしまった描写がありましたが、後半はこんなにお腹が出ていません。他の女性キャラクターたちと一緒に戦う姿が描かれています。

銀魂の展開がいきなり2年後になっていたことから、困惑するファンが少なからずいたようです。子供の姿の神楽は当初「神楽の娘」を名乗っていたため、「話がつかめないけどこのまま見ていればわかるよね？」という感想を持たれた方もいました。

2年後編になってから難しくなったと感じるファンもいました。惰性で読むとは言いつつ、2年後の神楽が可愛いという感想を持たれていました。

銀魂は2019年6月20日に完結しましたが、完結しても尚連載記念を祝うツイートがあふれていました。この方は2年後万事屋の日常の話が見たいという感想を持たれています。

ここまで銀魂の2年後の各キャラクターについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？銀魂は完結しても尚連載記念を祝うツイートが溢れるなど、人気が高い作品です。最終回までまだご覧になっていない方は、チェックしてみてはいかがでしょうか？