2018年06月22日公開
2018年06月22日更新
銀魂のエリザベスの正体・中身について考察!5年後の姿も紹介
長期連載漫画「銀魂」のゆるキャラのエリザベスの正体を調べました。エリザベスは銀魂のマスコット的存在であり、桂小太郎の相棒でもあります。また喋らずに看板のみで会話をするメタキャラでもあります。もともとハチャメチャな世界観で成り立っているため、メタキャラであることがあまり目立たなかったエリザベス。今回は「銀魂」のエリザベスの中身も含めて考察をしていきます。また5年後の姿も紹介します。殆ど時間が経過しない銀魂に5年後があるのが不思議だと言われています。
目次
銀魂について
銀魂は週刊少年ジャンプに長期連載されているSFコメディ漫画です。現在は77巻まで発売されています。14年間連載しながらも登場人物の容貌が殆ど変わらないことから、こち亀の二番煎じとも言われていた時期がありましたが、現在では実写映画化されるなど週刊少年ジャンプならず集英社を代表する看板漫画になっています。ちなみに主人公の坂田銀時役は小栗旬さんが担当して、銀さんを魅力的に演じています。
銀魂のエリザベスの魅力ついて
エリザベスとは桂小太郎と共に旅をする銀魂のマスコットキャラクターです。その正体はまだ誰も知らず、明らかにおっさん風な感じもありますが中身までは明らかになっていません。また一言も喋らずに看板で会話をすることが魅力になっています。喋らないマスコットキャラクターと言えば「できるかな」のごんたくんが有名ですが、エリザベスは場末のスーパーマーケットにありそうな低いクオリティの容貌が特徴です。
銀魂のエリザベスの正体とは?
エリザベスは9月7日生まれ、身長は180cm、体重123kgです。快援隊の坂本辰馬が桂小太郎に送って来た謎の宇宙生物です。当然、読者も宇宙生物と認識しながらも、その正体までは不明でした。いつも桂小太郎が溺愛しているヘンテコなゆるキャラでしたが、実は戦闘力が高く、頭の回転もよいので、桂小太郎の右腕的存在になっています。マスコットから右腕に成り上がったエリザベスは攘夷志士からも一目置かれています。
銀魂のエリザベスの外見について
エリザベスの外見は真っ白なペンギンのような容貌です。もともと面白メイクがされていたペンギンに柄がなくなったら、こんなシュールな風貌になるのか、と納得がいく風貌をしています。目の位置には睫毛が三本生えた、パッチリ開いた目があります。くちばしは黄色く、足には水かきがついています。この水かきがペンギンを連想しながら、お化けのQ太郎を連想する人が多いでしょう。シンプルさがエリザベスの魅力となっています。
銀魂のエリザベスのコミュニケーション方法
さらなるエリザベスの魅力は普段は殆ど言葉を発せず、看板に書いてある文章で周囲とコミュニケーションをはかることでもあります。確かに表情が殆ど変わらないので、何を考えているのか分かりません。また喋ることも可能ですが、かなり口が悪く、ゆるキャラ風の外見とのギャップが強いのも特徴です。このことからエリザベスの中身はおっさんではないか、と推測されるのです。要は魅力的なおっさん、ちょい悪エリザベスです。
銀魂のエリザベスの戦闘能力について
エリザベスは見た目のゆるキャラさとは裏腹に戦闘能力が高く、コミュニケーション道具の看板を使い攻撃したり、口からキャノン砲を発射するなど、好き放題です。このことからエリザベスの中身は4次元ポケットではないかと言われています。口からはドリルを出して地中を掘り進み、刀を研いだりも出来ます。さらには志村新八と神楽を両脇に抱えて走れるほどの腕力を持っています。見た目とのギャップもエリザベスの魅力の一つです。
銀魂のエリザベスの中身について
エリザベスの中身から時々、すね毛が生えた足が見えることがあり、エリザベスには中身があることが推測できます。さらにエリザベスの中身の正体はすね毛から男性であり、さらにある程度年を取った妙齢の男性だと推測できます。エリザベスは本当に宇宙生物なのでしょうか。ただのおっさんが被り物をしているだけなのではと言われています。外見と中身の違いもエリザベスの魅力です。影がある男性はモテるものです。
銀魂のエリザベスの中の人について
上記の画像は栗山千明ネタを放り込んだシーンです。銀魂のエリザベスには明らかに中の人がいますが、桂小太郎は中の人などいないと信じています。ただ、エリザベスが実は喋れることは知っていて、TVアニメでは桂小五郎の前で堂々としゃべっています。そうしてエリザベスの中の人、つまり声優を演じているのは高松信司さんでした。
銀魂のエリザベスの正体は高松信司だった
上記の画像は高松信司です。高松信司とは日本の男性であり、アニメーション監督であり演出、脚本、音響監督も兼ねる人物であった。そしてTVアニメの銀魂の監督を務めている人でした。しかしエリザベスの中身は一人ではありませんでした。クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」にも出演した女優の栗山千明さんや「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ役で有名な古谷徹さんもエリザベスの中身を担当しています。
銀魂のエリザベスの家族について
出典: https://festy.jp
エリザベスは主に桂小太郎と過ごしていますが、長屋に住んでいます。そこにはエリザベスの家族も住んでいて、人間の奥さんとエリザベスと同じように外見をしている子供が生活をしています。一見和やかな家族ですが、子供には厳しい一面を持っています。ただ、家族は一回しか登場しないし、それ以降、桂小太郎と行動を共にしている為、家族の正体は謎のままです。
銀魂のエリザベスはプレイボーイだった
出典: https://festy.jp
上記は看護婦・内野です。そんな家族がいながらも、桂小太郎と長谷川泰三が入院していた病院の看護婦・内野とも付き合うなど奔放な生活を送っているエリザベス。実はプレイボーイだったようです。フミ子姉さんの元カレはヘルプエリザベスです。さてエリザベスの正体は中身があって、その中身はおっさんと思いきや、まだ謎の部分があるエリザベスの中身はシフト制になっていました。
銀魂のエリザベスの中身はシフト制だった
出典: https://festy.jp
上記の画像からも分かる通り、エリザベスの中身は月曜日だけ勤務のヘルプエリザベスと火曜日から日曜日まで勤務しているレギュラーエリザベスが存在します。時々、レギュラーエリザベスが長期休暇を取ることがあるので、その場合はヘルプエリザベスが代行をしている模様です。レギュラーエリザベスは分かりませんがヘルプエリザベスの正体は蓮舫という傭兵民族だったようです。桂小太郎もヘルプエリザベスの正体は知っていました。
銀魂のエリザベスの5年後について
2013年に公開された銀魂のアニメーション映画『劇場版銀魂完結編 万事屋よ永遠なれ』では銀魂の5年後の世界が描かれています。そこに登場したエリザベスの外見は上記のような明らかに別の人間に正体が変わってしまっていました。5年間の間に何かがあったとかというレベルを超えた姿でした。というか中身はどうなったのでしょうか。外側の被り物の部分だけ変えてしまったのでしょうか。
銀魂のエリザベスが5年後の姿に変わる可能性について
エリザベスが劇場版銀魂から5年後にマッチョな外見に変わり、土方十四郎と共にマヨラーになってしまったことから、現在連載中の銀魂の最終章でも突然外見、被り物が変わり正体も変わるかもしれません。14年間連載しながら、登場人物の誰もが意見が殆ど変わらないのは現実的に考えれば不自然でしょう。しかしエリザベスのメタキャラを誰も気にしていないのも不思議で、相棒の桂小太郎が気にせずに右腕にし続けるのは奇妙です。
銀魂のエリザベスは男前だった
そんなエリザベスを桂小太郎が信用するのには理由があります。それは桂小太郎が窮地にあるとき、いつもそばで戦ってくれていたからです。上記の画像はヘルプエリザベスであり裏切り者の蓮蓬ですが、エリザベスを常に身近に置いていた桂小太郎。ヘルプエリザベスは「俺は桂さんの友として死ねるならそれでいい…」と言葉を発します。ちなみに見た目が殆どエリザベスと変わらずリボンと口紅がアクセサリーのようについています。
銀魂のエリザベスは桂小太郎の友だった
エリザベスの正体や中身が誰かは分かりませんが、常に桂小太郎のそばにいるのは確かです。桂小太郎も時たまDVDを次いでに返してきて、とパシリ扱いされますし、家出して1年経っても気づかなかったりしますが、それでも友でありエリザベスの魅力です。
銀魂のエリザベスの魅力は外見にあった
上記の画像はエリザベスのコスプレ画像です。被り物のような外見だからこそ、外見で遊べるのがエリザベスの魅力です。5年後にあんな人間っぽい容貌になっているのもエリザベスならさもありなん、と言ったところです。とするとエリザベスの本質は中身にあるのではなく、外見の被り物こそエリザベスの正体なのかも知れません。
銀魂のエリザベスは外見が本質であった
エリザベスの正体は中身ではなく外見でした。それは殆ど喋らないことからも推測できます。つまりエリザベスは行動のキャラだったのです。自らの言葉をセリフとして発せずに看板化するのも、自分の言葉に責任を持つ行動家らしい発想です。実存は本質の先に立つ、という言葉のある通り、中身や正体云々よりもエリザベスは実存的宇宙生物だったのです。
いつかエリザベスが被り物を取る日まで見逃せない!
下記の画像は映画「銀魂」のエリザベスの中の人を演じた山田孝之さんと監督の福田雄一さんです。
銀魂のエリザベスの中身を知ることが出来るのはいつでしょうか。5年後でしょうか。それとも銀魂の最終章の最終回でしょうか。いずれにせよ物語には終わりが訪れます。エリザベスが被り物を取る日も来るでしょう。でも上記の画像の通り、エリザベスの被り物は脱いだと思ったらまた被る日がやってきます。それがエリザベスの魅力であり、被り物キャラの宿命なのです。