【忘却バッテリー】藤堂葵はヤンキー系いいやつ?過去やイップスからの復活も紹介

『忘却バッテリー』の藤堂葵は、小手指野球部の部員の1人です。見た目は怖いヤンキーのようですが、野球を愛する実直な選手です。藤堂葵は過去のミスからイップスを発症し、高校入学後も苦しんでいました。しかし、チームメイトたちの協力もあり、ついにイップスを克服します。本記事では、藤堂葵のプロフィールや姉妹を紹介するとともに、イップスを発症した経緯やどのように復活したかをまとめます。また、忘却バッテリーのアニメで、藤堂葵役を担当した声優も紹介します。

【忘却バッテリー】藤堂葵はヤンキー系いいやつ?過去やイップスからの復活も紹介のイメージ

目次

  1. 忘却バッテリーの藤堂葵はヤンキー系いいやつ?
  2. 忘却バッテリーの藤堂葵の過去やイップスからの復活
  3. 忘却バッテリーの藤堂葵のOVAとアニメの声優
  4. 忘却バッテリーの藤堂葵に関する感想や評価
  5. 忘却バッテリーの藤堂葵まとめ

忘却バッテリーの藤堂葵はヤンキー系いいやつ?

『忘却バッテリー』の藤堂葵は、ヤンキーのような見た目の高校球児です。作中には、藤堂葵の姉妹も登場し、話題となりました。本記事では、忘却バッテリーの藤堂葵に焦点をあてて、プロフィールや過去、アニメの声優などを詳しく解説します。

忘却バッテリーの作品情報

忘却バッテリーの概要

忘却バッテリーは、少年ジャンプ+で連載中の野球漫画です。作者はみかわ絵子さんで、これが2作目の連載作品となります。忘却バッテリーは2024年4月10日からテレビアニメが始まり、テレビ東京系列などで放送されています。

忘却バッテリーのあらすじ

清峰葉流火と要圭は、中学硬式野球界で知らない者はいない天才バッテリーでした。しかし、要は記憶喪失となり、野球部がない都立の小手指高校へ入ります。要としかバッテリーを組むつもりがない清峰も、一緒に小手指高校に進学しました。そこで、かつて2人に敗れて野球をやめた選手たちと出会い、彼らはともに甲子園を目指すことになります。

藤堂葵のプロフィール

忘却バッテリーの藤堂葵は、8月31日生まれのO型です。身長は181cmもあり、恵まれた体格をしています。大泉シニアでプレーしていましたが、中学時代に野球をやめます。それからは髪の毛を伸ばして金髪に染め、ヤンキーのような見た目になりました。中学卒業後は小手指高校に入学し、新設されたばかりの野球部に入部しました。

藤堂葵の性格

忘却バッテリーの藤堂葵は、見た目とは裏腹に実直な性格をしています。その実直さが仇となり、自分の失敗に責任を感じてイップスを発症しました。また、野球に関しては根性とフィジカルを重要視する、体育会系な考え方の持ち主です。自信家で偉そうな態度を取ることがありますが、それに伴うだけの実力を持っています。

藤堂葵は生まれながらの天才というわけではなく、ストイックな努力家です。野球にしっかりと向き合って努力を続けてきたからこそ、尊大な態度を取れるほどの結果を残すことができたのです。藤堂葵は単純で素直な性格をしたキャラでもあり、作中では千早瞬平にからかわれる描写が出てきます。中学時代には、先輩たちからもかわいがられていたようです。

藤堂葵の姉妹

忘却バッテリーの藤堂葵には、姉と妹がいます。姉は色気がある美女で、藤堂葵と同じくヤンキー風な外見をしています。妹はまだ幼く、天使のような愛らしい姿をしています。藤堂家は母親が他界しているため、藤堂葵は家事全般をこなすことができます。料理が苦手な姉に変わって、藤堂葵が料理をすることが多いようです。

妹は姉のことも藤堂葵のことも慕っており、姉のことを「ねーね」、藤堂葵のことを「にーに」と呼んでいます。藤堂葵も妹のことをかわいがっており、作中でも妹に優しく接している描写があります。姉は見た目は怖そうですが、家族思いの優しい女性です。藤堂葵が野球をやめて荒れたときも、優しく見守り続けました。

Characters -TVアニメ『忘却バッテリー』公式サイト-

忘却バッテリーの藤堂葵の過去やイップスからの復活

藤堂葵の過去

藤堂葵は、シニア時代は強豪校からスカウトがかかるほどの注目選手でした。先輩たちからも頼りにされており、チームの花形選手として活躍していました。しかし、中学2年のときに宝谷シニアと試合をしたことで、藤堂葵の野球人生が狂います。宝谷シニアには、最強バッテリーと名高い清峰葉流火と要圭がいました。バッティングに関してはかなりの自信を持っていた藤堂葵でしたが、清峰の投球には手も足も出ません。

藤堂葵は絶望感を味わいつつも、彼らの格が自分とは違うことも認めます。清峰・要バッテリーに苦しめられながらも、藤堂葵たちは何とか同点で食らいついていました。しかし、試合終盤の守備で、藤堂葵は一塁への送球で大きなミスをします。そのエラーで試合の流れは一気に宝谷シニアへと流れ、藤堂葵たちのチームは負けました。藤堂葵は先輩たちの最後の夏を終わらせてしまったことに責任を感じ、すぐに自分のミスを謝ります。

しかし、先輩たちが笑って許してくれたのを見て、「いいよ」と言わせてしまったことに罪悪感を抱きます。さらに、自分だけに定徳高校から声がかかったことで、先輩たちへの罪悪感はさらに増しました。この頃から藤堂葵はイップスを発症し、一塁への送球ができなくなります。

さらに、エラーをしたときの光景が悪夢となって蘇り、ろくに眠ることすらできなくなりました。藤堂葵は野球をやめ、野球のことを考えなくてもいいように喧嘩に明け暮れるようになります。そして、野球への未練を断ち切るため、野球部がない小手指高校への進学を決めたのでした。

藤堂葵のイップスからの復活

忘却バッテリーの藤堂葵は、作中でイップスを克服しています。藤堂葵はシニア時代ショートを守っていたため、小手指野球部でもそのままショートを担当していました。しかし、本気で打倒帝徳を目指そうとするチームメイトに、自分をショートから外すよう言います。そして、イップスを発症して、ショートから一塁への送球ができなくなったことを明かしました。

その後、藤堂葵は一塁送球を試みますが、相変わらず暴投をしてしまいます。清峰葉流火から「努力が足りない」と言われた藤堂葵は、何も言い訳せずにこの言葉を受け入れます。しかし、実際のところ、イップスは努力だけで何とかなるものではありませんでした。そのとき、藤堂葵の練習に付き合っていた要圭が、ワンバンで送球したらどうかと提案します。藤堂葵は1%の可能性にかけ、ワンバン送球の練習を始めました。

ファーストの守備を優しい2年の先輩にお願いしますが、藤堂葵はなかなかワンバン送球をものにできません。その様子を見ていた山田太郎は、自らファーストの守備に名乗り出ました。山田への信頼感と安定のある捕球により、藤堂葵は徐々にワンバン送球の成功率を上げていきます。そして、たったの3日で一塁へのワンバン送球をマスターしました。

その後、藤堂葵は本当の試合でも、ワンバン送球で守備ができるようになりました。これだけでも、藤堂葵にとっては大きな一歩です。しかし、ワンバンなしではまだ一塁への送球ができず、イップスの完全克服には至っていません。藤堂葵がイップスから完全に復活したのは、夏の大会で定徳高校と戦ったときです。これまで何とかワンバン送球で凌いできた藤堂葵でしたが、強豪の定徳高校にはワンバン送球では勝てませんでした。

藤堂葵は仲間のピンチに、ワンバンなしでの送球を試みます。一塁へボールを投げようとした瞬間、藤堂葵の脳裏には過去の嫌な記憶が蘇ります。しかし、究極の精神状態に追い詰められたことで余計な思考が消え去り、見事一塁への送球を成功させました。この瞬間、藤堂葵のイップスは完全に克服されました。

藤堂葵の打順の変化

忘却バッテリーの藤堂葵は、シニア時代から1番打者として活躍してきました。本当は4番に憧れを持っていましたが、シニア時代に先輩から1番バッターの魅力を教えられます。それ以来、1番バッターこそが自分の役割だと思うようになりました。しかし、小手指野球部には、同じく1番バッターとしてプレーをしてきた千早瞬平がいました。

最初の試合は藤堂葵がじゃんけんに勝ち、1番バッターの座を守ります。その後、藤堂葵と千早はたびたび打順が代わり、藤堂葵は2番で打つこともありました。しかし、プレーに気持ちが大きく影響する藤堂葵は、2番だと思うように結果を出せなくなります。そこで、藤堂葵の打順は、しばらく1番に定着しました。

ただ、2年生になると藤堂葵の打撃力が伸び、これまで5番だった山田太郎も繋ぐ技術を覚えます。そこで監督は、1番を千早、2番を山田という打順にし、藤堂葵を4番に据えました。4番に決定した際は乗り気ではなかった藤堂葵ですが、試合を重ねるうちに4番打者としての風格が出ました。

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忘却バッテリーの藤堂葵のOVAとアニメの声優

藤堂葵の声優①鈴木達央

忘却バッテリーのOVAでは、声優の鈴木達央さんが藤堂葵の声優を務めました。鈴木達央さんは、1983年11月11日生まれの声優で、以前はアイムエンタープライズの所属でした。2023年10月に同事務所を退所し、2024年4月現在はフリーとして活動しています。鈴木達央さんはこれまでに、『黒子のバスケ』の高尾和成、『七つの大罪』のバン、『東京リベンジャーズ』の龍宮寺堅(初代)などを演じています。

藤堂葵の声優②阿座上洋平

忘却バッテリーのテレビアニメでは、声優の阿座上洋平さんが藤堂葵役を担当しました。阿座上洋平さんは1991年8月7日生まれの声優で、群馬県出身です。青二塾東京港を卒業し、青二プロダクションの所属となります。阿座上洋平さんは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のグエル・ジェクター、『新サクラ大戦 the Animation』の神山誠十郎、『それでも歩は寄せてくる』の田中歩、『鴨乃橋ロンの禁断推理』の鴨乃橋ロンなどを演じています。

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忘却バッテリーの藤堂葵に関する感想や評価

忘却バッテリーの藤堂葵には、「かっこいい」という感想が上がっています。ヤンキーのようなビジュアルやガラの悪いところ、自信家なところなどが人気のようです。また、ホームランを打つ姿も、かっこいいといわれています。。

忘却バッテリーでは、主要キャラたちの過去やトラウマが詳細に描かれています。藤堂葵の過去やイップスの原因は、早い段階で明かされました。藤堂葵のイップス編には、「泣ける」という感想が多く寄せられています。また、藤堂葵がイップスを完全に克服した回でも、大勢のファンが心を揺さぶられたようです。

忘却バッテリーのアニメでは、藤堂葵の声優である阿座上洋平さんの演技に関する感想も寄せられています。阿座上洋平さんの威勢の良い声は、「藤堂葵にぴったり」と評判です。阿座上洋平さんの演技のおかげで、藤堂葵がさらに魅力的なキャラになりました。

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忘却バッテリーの藤堂葵まとめ

忘却バッテリーの藤堂葵のプロフィールや過去、アニメの声優などをまとめました。藤堂葵は中学時代にエラーしたことがトラウマとなり、イップスを発症してしまいます。しかし、小手指野球部の仲間たちのおかげで、イップスを見事克服しました。イップスを完全に克服した藤堂葵は、これからも小手指野球部の頼れる遊撃手として活躍することでしょう。

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