忘却バッテリーは打ち切り完結になる?検索トレンドになっている理由・原因を調査

忘却バッテリーは、ジャンプ+の人気漫画ながら、検索のトレンドには『打ち切り』というフレーズが入る作品になっています。ある程度人気のある作品だけに、打ち切りにしても完結までは描くだろうとされつつもその理由が気になると言われているのです。この記事では忘却バッテリーについて、打ち切り完結が検索トレンドになっている理由、アニメ化される可能性などについてネタバレありでまとめて紹介していきます。

忘却バッテリーは打ち切り完結になる?検索トレンドになっている理由・原因を調査のイメージ

目次

  1. 忘却バッテリーは人気のジャンプ漫画
  2. 忘却バッテリーは打ち切り完結になる?アニメ化は?
  3. 忘却バッテリーの登場人物・キャラ
  4. 忘却バッテリーに関する感想や評価
  5. 忘却バッテリーの打ち切りまとめ

忘却バッテリーは人気のジャンプ漫画

忘却バッテリーの概要

忘却バッテリーは2018年から集英社が運営するwebコミック配信サービス『少年ジャンプ+』にて連載されている一風変わった野球漫画です。従来の野球漫画に、記憶喪失の要素を描くことで、スポーツに興味がない人にも読みやすくする工夫がされたこともあり、高い人気を獲得する作品になっています。人気の高まりから、本誌とも言える週刊少年ジャンプにて出張連載した経験もある作品です。

忘却バッテリーのあらすじ

中学野球界において誰もが恐れた天才バッテリーの清峰葉流火と要圭。彼らと対決した山田太郎は、野球を辞めるため、野球部のない小手指高校に進学します。しかし何故かその小手指高校にはその清峰葉流火と要圭も進学していました。実は要圭が記憶喪失になってしまい、『近いから』という理由で進学してきたのです。そこに、山田太郎と同じく2人と対戦した経験がある藤堂葵、千早瞬平も加わり、再び野球をすることになるのでした。

忘却バッテリーは打ち切り完結になる?アニメ化は?

忘却バッテリーの打ち切りが検索トレンドになっている理由や原因

少年ジャンプ+発の作品の中でも特に高い人気を誇る作品である忘却バッテリー。しかし、検索トレンドには、『打ち切り』というワードが常に表示される状態になっています。これには作品の問題はもちろんながら、作品外の部分の要因も上げられています。ここからは忘却バッテリーの検索トレンドに打ち切りが表示される理由や原因をネタバレありでまとめていきます。

流行りの作風から外れた作風

スポーツ漫画自体は、長く続くジャンルの1つであり常に一定の人気を誇るジャンルになっています。しかし時代の変遷の中で、スポーツ漫画でも様々な流行りがあるのが実情です。2010年代後半から2020年代にかけては、リアルさを追求した本格的なスポーツ漫画が流行る傾向にあります。ジャンプでいえば『ハイキュー』、他社の作品でいえば『DAYS』『アオアシ』『ダイヤのA』などがアニメ化されるほど人気のある作品です。

その流行りに対し、忘却バッテリーは、どちらかといえば日常的な要素に主眼を置いた野球漫画になっています。そもそも作者のみかわ絵子先生は、女性で、野球漫画や野球の絵は好きではあるものの、実際の野球に関しては観戦経験も少ないことが明らかになっているのです。その流行りから外れた作風と、作者の情報などから打ち切りを心配する人が検索した結果、検索トレンドになったのではないかと考察されています。

ちなみに、みかわ絵子先生は、確かに連載前までは実際の野球の観戦経験などは乏しかったものの、その分を取材でカバーしていることも明らかになっています。高校野球の地方予選の観戦や、夫でもあり、野球経験者である高嶋栄充先生に助言を得る形などで対応しています。

ジャンプ+で行われた打ち切りラッシュの余波

ある時期、ジャンプ+において、連載作が続々と打ち切りという形で終了した時期がありました。比較的人気もあると思われた中堅どころの作品も打ち切り完結という形で連載が終わる流れがあり、それぞれの読者が自身の好きな作品も打ち切りになるのではないかと心配して、作品名と打ち切りを合わせて検索する事態になったのです。この時に検索トレンドに上がってしまったことでその後も残り続けているのではないかとも考察されています。

ジャンプとスポーツ漫画の相性

スポーツ漫画は、歴史の長いジャンルだけに、少年ジャンプでも度々新連載が立ち上がっています。しかし、他社のスポーツ漫画に比べて短命な作品が多いのも1つの特徴になっているのです。本格的な作品であれば『ハイキュー』、その前の流行であった必殺技満載な作風の作品であれば『テニスの王子様』『黒子のバスケ』とヒット作がないわけではありませんが、その数はかなり少なくなっています。

野球漫画に限ると、ジャンプで数年レベルで連載した作品は2001年から2006年まで連載された『Mr.FULLSWING』まで遡ることになります。そもそもジャンプのアンケートシステムがスポーツ漫画と相性が悪いとも言われており、人数が多いスポーツである野球はことさら難しいとされているのです。そんなジャンプ関連であるジャンプ+での連載で心配して打ち切りにならないか検索したのが検索トレンド上位になった理由だと考察されています。

忘却バッテリーのアニメ化はある?

打ち切りが検索トレンドに上がってしまうこともある忘却バッテリーですが、実際には、打ち切りの話はありません。それどころかジャンプ+でも屈指の人気作であり、アニメ化を期待する声も多くなっています。実際に2020年のジャンプフェスタではオリジナルアニメが製作されるなど、過去のジャンプ人気作と同じ流れを踏めている作品になっているのです。

しかも、オリジナルアニメでは、主要なキャラクターを豪華声優陣が演じるなどしており、そのままアニメ化の流れがあっても不思議ではありませんでした。しかし残念ながら2023年4月現在、アニメ化決定の発表などは行われていません。ただ同じくジャンプ+連載作品である、『SPY×FAMILY』『地獄楽』などがアニメ化も行われており、ジャンプ+連載作品であってもアニメ化される可能性は十分にあります。

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忘却バッテリーの登場人物・キャラ

キャラ①清峰葉流火

忘却バッテリーの主人公の1人が、清峰葉流火です。中学生にして140km/hを記録する剛速球と、バッティングもできる高い身体能力を持ったキャラクターです。反面、野球以外のことに関しての興味が薄く、要圭が行くからという理由だけで強豪校のスカウトを全て断って小手指高校に進学してしまうキャラクターになっています。

キャラ②山田太郎

忘却バッテリーにおいて、語り部を務めるキャラクターでもあるのが山田太郎です。父が大の『ドカベン』好きということでこの名前を付けられました。他のキャラクターに比べれば個性は薄いものの、個性豊かなキャラクター達のまとめ役であり、作中屈指のツッコミ役でもあります。

キャラ③要圭

忘却バッテリーのもう1人の主人公で、物語的なキーマンになるのが要圭です。忘却バッテリーのタイトルである忘却から分かるように、キャッチャーであるこの要圭が記憶喪失に陥っているのがこの作品のキモになっているのです。記憶を失った後も、清峰葉流火の剛速球に対応できるなど、やはり野球センスの高さが感じられるキャラクターになっています。

キャラ④藤堂葵

中学時代、清峰葉流火と要圭との対戦がきっかけでイップスに陥り、野球を辞めることになったのが藤堂葵です。高校でそんな清峰葉流火と要圭に再会、引っ張り込まれる形で再び野球をやることになります。1番バッターながらも長打力も持っているキャラクターです。

キャラ⑤千早瞬平

同じく清峰葉流火と要圭との対戦をきっかけに野球から離れようと小手指高校に進学したのが千早瞬平です。小柄な体格を技術と理論で補っているプレイヤーでチームのブレーン役でもあります。野球以外にも音楽やファッション、紅茶など趣味を持っているインテリ系男子です。

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忘却バッテリーに関する感想や評価

ここからは既に忘却バッテリーを読んでいる人の、感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。忘却バッテリーは高い人気を誇る作品ですが、常に検索上位トレンドには打ち切りという言葉があり、不安になるとする声も多くなっています。様々な要因が重なる作品ながらも面白いと言われており、完結まで描いてほしいという声が多いです。

忘却バッテリーに関しては、キーとなる要圭の記憶喪失について触れた時期に、打ち切り完結になるのではないかと噂も出ました。物語の重要なファクターだっただけに、それが明らかになった後も連載が続くか不安とした声が多くなっています。結果的には連載は継続しており、このまましっかりと完結まで描いてほしいという声が多くなっています。

忘却バッテリーに関しては、アニメ化を期待する声も非常に多いです。特に同じくジャンプ+発の作品のアニメ化も増えていることから、その声は年々高まる結果になっているのです。ジャンプ+の作品は完結してからアニメ化する例もあるので、或いは完結するのを待ってからアニメ化するのではないかとする声も見られる結果になっています。

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忘却バッテリーの打ち切りまとめ

忘却バッテリーは、ジャンプ+でも高い人気を誇る作品ながら、長く『打ち切り』が心配される作品になっています。その理由は流行りから外れた作風、連載場所であるジャンプ+での打ち切りラッシュ、そもそもジャンプとスポーツ漫画の相性が悪い点などが考察されています。しかしそれらの読者が不安になる要素をはねのけて、2023年4月現在も連載が継続している作品になっています。

忘却バッテリーの物語的にもこのまま完結まで走りきれるのではないか、とも言われている作品なので、まだ忘却バッテリーを読んでいない人は、1度読んでみましょう。

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