【忘却バッテリー】要圭が記憶喪失になった理由は?過去・記憶が戻るシーンをネタバレ

忘却バッテリーの中でも最重要な要素になっているのが要圭の記憶喪失です。物語の重要なファクターにもなっている要圭の記憶喪失ですが、その理由には衝撃的な展開がありました。この記事では忘却バッテリーの要圭の記憶喪失について、記憶喪失に関する過去や理由をネタバレでまとめて紹介しつつ、記憶が戻るシーンや他のキャラクターについてなどネタバレありでまとめて紹介していきます。

【忘却バッテリー】要圭が記憶喪失になった理由は?過去・記憶が戻るシーンをネタバレのイメージ

目次

  1. 忘却バッテリーの要圭とは?
  2. 忘却バッテリーの要圭が記憶喪失になった理由や記憶が戻るシーン
  3. 忘却バッテリーのその他のキャラ一覧
  4. 忘却バッテリーの見どころ
  5. 忘却バッテリーの要圭に関する感想や評価
  6. 忘却バッテリーの要圭まとめ

忘却バッテリーの要圭とは?

忘却バッテリーにおいて、物語の中心人物といえるのが要圭です。この記事では要圭について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

忘却バッテリーの作品情報

忘却バッテリーの概要

要圭が活躍する忘却バッテリーは、2018年から集英社が運営するウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にてみかわ絵子先生が連載している漫画です。野球と記憶喪失を組み合わせた話題作で、隔週木曜日に連載されています。『少年ジャンプ+』での連載作の中でも高い人気を誇る作品になっており、『少年ジャンプ+』を代表する作品の1つになっています。

忘却バッテリーのあらすじ

中学硬式野球でその名を知らない者はいないほどに恐れられた天才バッテリー清峰葉流火と要圭。彼らの存在感はあまりにも大きく、彼らと対戦した山田太郎はそれがきっかけで野球を辞める決意をしてしまいます。高校では野球部のない都立小手指高校に進学した山田太郎でしたが、そこには何故か清峰葉流火と要圭がいました。そして彼らと話す中で、要圭が記憶喪失になっていることを知ることになるのです。

要圭のプロフィール

要圭は、忘却バッテリーにおいて、主人公の1人であるキャラクターです。忘却バッテリーは、天才捕手だった要圭が、記憶喪失になった状態になっており、主人公であると同時に物語の重要なファクターを務めるキャラクターになっています。高校に入ってからは周囲からは『アホ』と呼ばれるお調子者な性格になっていましたが、時折記憶が戻っては智将と言われた中学時代に戻るような様子も描かれています。

その他明らかになっているプロフィールとしては、誕生日は4月15日、血液型はAB型、身長172cm、ポジションは捕手で右投げ左打ちであることなどです。ちなみに中学硬式野球時代は宝谷シニアに属していました。

忘却バッテリーの要圭が記憶喪失になった理由や記憶が戻るシーン

要圭が記憶喪失になった理由や過去

ここからは忘却バッテリーの重要なファクターになっている要圭の記憶喪失について、記憶喪失になった理由や過去をネタバレでまとめて紹介していきます。

要圭は二重人格だった

まず、前提としてネタバレしておくと、実は要圭は記憶喪失になどなっていませんでした。実を言うと要圭は、解離性同一性障害、簡単にいうと二重人格の状態になっていたのです。2つの人格とは忘却バッテリー作中で見せる『アホ』の人格と中学時代の『智将』と言われた人格の2つです。2つの人格は記憶を共有しておらず、結果的に記憶喪失のような状態になっていました。

要圭が二重人格になったのは、幼馴染である清峰葉流火が関係していました。清峰葉流火は幼い頃から紛れもない天才であり、過去の幼い要圭にとっては憧れの存在でした。そんな清峰葉流火がある日、要圭にあることを言います。それは「野球に関しては大人なんかより自分の方が絶対に正しい」という言葉です。この言葉を受けた要圭は、理想を目指して野球の猛練習と猛勉強をするようになります。

清峰葉流火という天才を未来に送り届ける。その目的のために野球をするようになっていった要圭。その結果として、本来の人格や『野球を楽しむ』という感覚すらも押し殺し、『智将』を演じるようになっていったのです。こうして要圭は二重人格になってしまったのでした。

つまり、幼少期から野球をするまでの間の、本来の要圭の人格は、作中で見せている『アホ』の性格の人格だったのです。そして中学時代は基本的に『智将』の人格が長らく表に出ていました。その結果、『アホ』の人格には長く記憶がなくなっており、副次的に記憶喪失のような状態になっていたのです。

要圭の記憶喪失の理由

中学時代は長らく『智将』人格が表に出ていましたが、とある理由で人格が戻ることになります。その理由になったのが、中学も終わりの頃です。元々中学硬式野球において名を馳せていたこともあり、要圭は清峰葉流火と共に、様々な高校からスカウトの声がかかっていました。野球名門高校の名前がズラっと並ぶ中、『プロ養成所』とも言われる超名門校『大阪陽盟館高校』からも2人にスカウトの声がかかります。

しかし、要圭はそこで衝撃的な事実を知ることになります。要圭は、あくまでも清峰葉流火に来てもらうためのバーターであるという事実です。つまり、要圭は清峰葉流火のおまけとしてスカウトされたという形になります。これに要圭は心を折られることになります。要圭は、天才である清峰葉流火と共に野球をするべく、必死に努力してこれまでやってきたのです。しかしそんな努力を全て否定された形になりました。

そこで要圭は『こんなことなら清峰葉流火と出会わなければよかった』と思ってしまいます。そしてすぐにそう考えてしまった自分を忘れたいと願うのです。そういう感情が重なり、『智将』の人格は心の奥に引っ込んでしまいます。そうして元々の人格である『アホ』の人格が表に出る形になったのです。

要圭の記憶が戻るシーンをネタバレ

それまでも時折、『智将』の人格が表に出て、記憶が戻るシーンがありましたが、要圭自身が自分の状態に気づくことになるのは、65話でのことです。この時、忘却バッテリーの物語的には、私立帝徳高校との試合中のことでした。突然、要圭がフラッシュバックをする形で過去の記憶が戻ることになるのです。このフラッシュバックがきっかけで、要圭は、自分が二重人格であることに気づくことになるのでした。

要圭の記憶が戻ったあとは?

物語の大きなファクターであった要圭の記憶喪失ですが、その過去が描かれ、記憶が戻ることになった66話以降も物語は続いています。智将の頃の記憶が戻ることになった要圭は、元々野球の楽しさに目覚め始めていたこともあって、智将を超えるべく野球を続けています。『智将』の人格も協力的であり、主人格である『アホ』の人格をマスターと呼ぶなどからかいながらもアドバイスを送るなどしています。

ちなみに『智将』の人格的には、最終的には自分は消えるべきであると考えており、それまでに主人格に過去に自身の知りえた野球の知識を教えたいとも考えています。

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忘却バッテリーのその他のキャラ一覧

キャラ①清峰葉流火

忘却バッテリーにおいて、主人公の1人といえるのが清峰葉流火(きよみねはるか)です。中学で140km/hを叩き出した怪物ピッチャーとして知られ、バッティングも強いという高い実力を持ったキャラクターです。反面、コミュ力は低くなっており、日常では多くのことで要圭に助けられる形になっています。その経験が長いからか、高校に入って『アホ』の人格が表に出ることになっても絶対の信頼を置いていました。

ちなみに要圭以外への基本的な性格は、自信満々で傲岸不遜な性格をしています。対戦した相手の顔や名前も覚えておらず、その態度から相手を怒らせることも多いです。しかし要圭に対しては、従順で、その様子は周囲からも驚かれるほどになっています。

キャラ②山田太郎

忘却バッテリーの語り部ポジションのキャラクターが山田太郎です。父親が大の『ドカベン』ファンだったのが理由で、この名前がつけられています。身長164cmと小柄で、野球センスも決して高くはありませんが、人望は厚く、チーム随一の常識人であるため、ツッコミ役に回ることも多くなっています。

キャラ③藤堂葵

中学時代に清峰葉流火・要圭バッテリーとの対戦をきっかけに野球を辞めようと小手指高校に進学してきた1人が、藤堂葵(とうどうあおい)です。実は2人との対戦時代のミスが原因でイップスになってしまった過去を持っており、高校に進んだ現在も、ポジションである遊撃手からの送球は克服出来ていません。根は真面目ながらも直情的な性格をしており、千早にからかわれることも多いキャラクターです。

キャラ④千早瞬平

同じく、中学時代に清峰葉流火・要圭バッテリーとの対戦をきっかけに野球を辞めようと小手指高校に進学してきた1人が千早瞬平(ちはやしゅんぺい)です。167cmと小さい体格を技術と理論で補うべく努力してその立場を確立していましたが、技術も理論もある2人との対戦で折れてしまった過去をもっています。要圭が『アホ』人格の際には、チームの図農薬も担当しています。

キャラ⑤土屋和季

『アホ』人格の要圭が、見つけてきたキャラクターが土屋和季(つちやかずき)です。中学時代には軟式野球をやっていましたが『野球部』というシステムに馴染めない性格から野球を辞めてしまいました。元々オタク気質を持っており、体力は無いものの、俊足という武器を持ったキャラクターになっています。

キャラ⑥国都英一郎

私立帝徳高校の1年生で、中学時代に清峰葉流火・要圭バッテリーと対戦した経験も持っているのが国都英一郎(こくとえいいちろう)です。まだ1年生ながらも、高い実力を持っているキャラクターです。

キャラ⑦岩崎

私立帝徳高校の野球部で監督を務めているのが岩崎です。基本的には厳格で威厳のある冷静な監督ですが、小手指に、清峰葉流火、要圭、藤堂葵、千早瞬平と、スカウトしたものの断られた4人が在籍していることを知って愕然としていました。練習試合での彼らの活躍には思わず情緒不安定になってしまうほどショックを受けています。

キャラ⑧巻田広伸

私立氷河高校で、1年生ながらも直球勝負で力を持っているピッチャーが牧田広伸(まきたひろのぶ)です。中学時代に千早と同じシニアチームに所属しており、彼をライバル視しています。

キャラ⑨桐島秋斗

氷河高校で2年生エースを務めているのが、桐島秋斗(きりしましゅうと)です。キレのある速球と多彩な変化球を持つピッチャーです。大阪から来たスカウト組で、笑いには非常に厳しくなっています。その性格から牧田には特に厳しいです。

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忘却バッテリーの見どころ

見どころ①要のギャップ

二重人格である要圭ですが、『アホ』と『智将』と言い分けられるように、その性格はかなり両極端なものになっています。主人格である『アホ』の人格は、本当に極まったアホになっており、作中での扱いもかなり雑に酷いです。野球に関しても基本的には素人なので、二言目には『辞めたい』と口にするほどになっています。

対して『智将』と言われる人格は、まさに的確で清峰葉流火すらも従う優秀ぶりを発揮しています。その性格は野球以外にも現れており、元々野球のために生まれた人格だけに野球以外に興味がないです。『アホ』人格の際にあれだけモテたいと言っているにも関わらず、『智将』人格では自らフってしまうなど、その行動はかなりのギャップがあり、面白いと言われる要因になっています。

見どころ②サブキャラ3人の成長

忘却バッテリーは、清峰葉流火と要圭を中心とした物語ですが、その物語の中では脇を固めるキャラクターの物語ももちろん描かれます。藤堂葵、千早瞬平、山田太郎それぞれに過去や思いがあり、それに振れられていくのも忘却バッテリーの面白さの1つになっています。

忘却バッテリーの要圭に関する感想や評価

ここからは忘却バッテリーの要圭についての感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。要圭は、忘却バッテリーの中でも高い人気を誇るキャラクターになっています。一時的に戻るシーンがあるなど、どちらの人格が出ているパターンでも人気は高いままになっていました。その上で、人格が戻るのがどういう理由なのか、そもそも記憶喪失になった理由などが気になると言われることになっていました。

人格についてのネタバレが行われるようになってからも、アホ人格のままでも結局野球にのめり込んでいくのが良いという声が出る結果になりました。特に序盤の描写から、アホ人格は野球を嫌っている節すらあっただけに、好きになっていく様子が肌で感じられたのが良かったとする声も見られる結果になっています。

忘却バッテリーにおいて、要圭の記憶喪失に関してはかなり大きな要素になっていました。それだけに、この記憶喪失の理由が明らかになった時には忘却バッテリーの物語が完結すると考えていたとする声も多くなっています。この記事でネタバレしたように、要圭の記憶についての秘密が明らかになった後も物語は続いており、どこまで続くのか楽しみになったと言われる結果になっています。

忘却バッテリーの要圭まとめ

忘却バッテリーの要圭は、野球をするうちに、二重人格になってしまったキャラクターです。それぞれの人格が記憶を共有していなかったことから、中学の最後にスカウトのバーターにされたのを理由に、人格が入れ替わったことで一種の記憶喪失のような状態になっていました。その後、試合の中で、思い出す形で、要圭が自身が二重人格であることを自覚するようになります。

この記事でネタバレしたように、忘却バッテリーの重要な要素だった、要圭の記憶喪失ですが、その過去が明らかになった後もまだ物語は継続しています。理由は明らかになったものの、まだ直接的に何かあったシーンは描かれておらず、どこかで描かれるのではないかとも考察されています。今後忘却バッテリーを見る際は、要圭の記憶や人格について注目しながら視聴してみましょう。

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