【銀魂】ギザギザの鯱は漫画家志望の犯罪王！登場回や銀時・桂小太郎との関係は？

本記事では、「銀魂の鯱の登場回は？」「アニメで声を演じた声優は？」という疑問をまとめていきます。銀魂は他作品のパロディが多い漫画で、鯱はパロディ回で活躍を見せました。鯱と坂田銀時の関係や、漫画家になった経緯を解説していきます。

「鯱の登場回は？」「ギザギザ袖の理由は？」という疑問を見る前に、まずは「銀魂」の基本情報を紹介していきます。銀魂は2004年から2019年まで連載されていた漫画で、全77巻で完結しました。累計発行部数は5800万部を突破しており、作者は作品を「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表現しています。また、2017年と2018年には実写映画が放映されました。

銀魂では、かぶき町の万事屋を中心にした物語が描かれています。坂田銀時は「万事屋銀ちゃん」を営んでいる侍で、攘夷戦争では「白夜叉」と呼ばれ恐れられていました。また、普段は怠惰でいい加減な性格をしていますが、人情味に厚い一面があるため、後先考えずに困っている人を助けています。定期的に甘いものを摂らないとイライラするほどの甘党で、マヨラーの土方十四郎とはライバル関係です。

銀魂の鯱は、刑務所のエピソードに登場したキャラクターです。強盗や殺人、誘拐などの凶悪犯罪を行っており、囚人たちから「犯罪王」「人斬り鯱」と呼ばれています。桂小太郎が収監されるまでは、刑務所のボスの風格を出していましたが、本当は繊細で傷つきやすい性格をしていることが分かりました。「3年Z組銀八先生」では、獄門島高校のボンタンランハングループの頭目として登場しています。

ここからは、「銀魂の鯱の登場回は？」という疑問をまとめていきます。鯱はギザギザ袖が特徴的なキャラクターで、照れる姿とツッコミに対するリアクションが可愛いという意見が挙がっています。鯱が漫画家になった経緯や、面白い人間関係をネタバレしながら解説していきます。

銀魂の世界では、攘夷志士が指名手配されています。中心人物である桂小太郎は、巧妙な手段を使って逃げ回っていましたが、捕まって刑務所の「獄門島」に収監されてしまいます。鯱は獄門島のボスで、他の囚人たちから恐れられていますが、桂小太郎のボケに巻き込まれていきます。また、繊細で傷つきやすい性格をしているため、次第に面倒臭いキャラクターに変化していきました。

銀魂の桂小太郎は、「狂乱の貴公子」と呼ばれているキャラクターです。長い黒髪が特徴的で、周囲からは「ヅラ」と呼ばれていますが、「ヅラじゃない、桂だ」と返すことが口癖になっています。前述したように、桂小太郎は獄門島に収監されており、囚人を支配していた鯱が桂小太郎の前に姿を見せました。また、「鯱はギザギザの袖がかっこいい」と思っていましたが、桂小太郎から「袖破れてますよ」とツッコミを入れられています。

鯱はギザギザの袖にツッコミを入れられ、偶然破れたかのように取り繕いました。また、鯱は他の囚人と揉め事を起こしましたが、桂小太郎の一撃で倒されており、以後は舎弟のように振舞っています。桂小太郎がボスになったことで囚人たちには明るさが戻りましたが、全員が「自分だけ脱獄する」と考えていたため、終盤に全員の裏切りが描かれました。

坂田銀時は本作の主人公で、「白夜叉」と呼ばれていた元攘夷志士です。天然パーマが特徴的で、「洞爺湖」と書かれた木刀を所持しています。再登場した鯱は別の刑務所に収監されており、刑務所と坂田銀時と出会っています。また、坂田銀時がトラブルを解決したため、以後は坂田銀時を「アニキ」と呼び慕うようになりました。

鯱はギザギザ袖が特徴的なキャラクターですが、再登場した時には肩パットを着けていました。また、刑務所の看守長は厳しい性格をしており、苛立ちが爆発した囚人たちが暴動を起こしています。ですが、実は看守長には優しい一面があったため、鯱と坂田銀時が看守長を助けるエピソードが描かれました。

前述したように、鯱と坂田銀時は意気投合しています。また、鯱は漫画家を目指していたため、坂田銀時と「悪路木夢砕」というタッグを結成しました。当時は週刊少年ジャンプで「バクマン」がヒットしていたため、悪路木夢砕は「バクマンの亜城木夢叶」のパロディになっています。

鯱は画力が高いですが、坂田銀時から「タッチが古い」と言われています。そのため、「鯱が原作」「坂田銀時が作画」の担当になりましたが、坂田銀時は「肩パットに異常にこだわる漫画」を描きました。また、鯱は「坂田銀時の絵には勝てない」と考えており、アニメ版では坂田銀時が描いた漫画がアニメ化されています。

「坂田銀時との関係は？」「ギザギザ袖の理由は？」という疑問を見た後は、銀魂のアニメで鯱の声を演じている声優を紹介していきます。銀魂は2006年から2018年にアニメが放送されており、「おジャ魔女どれみ」「鋼の錬金術師」などの作品に携わっている大和屋暁がシリーズ構成を担当しました。声優のプロフィールと出演アニメをまとめていきます。

銀魂のアニメで鯱の声を演じたのは、声優の三宅健太です。三宅健太は沖縄県出身で、1999年から声優活動を行っています。生年月日は1977年8月23日で、所属事務所は「81プロデュース」です。デビュー当初は吹き替えの仕事が多く、クリス・ヘムズワースやジャック・ブラックの吹き替えを担当しています。2019年の声優アワードでは、助演男優賞を受賞しました。

声優の三宅健太は、アニメ「バキ」で「ジャック・ハンマー」というキャラクターを演じています。ジャックは範馬刃牙の異母兄で、カナダ出身の喧嘩屋です。常軌を逸したトレーニングを行っており、骨延長手術で身長を20センチ伸ばしました。ジャックが登場した本作は、1991年から連載されている漫画が原作で、2001年と2018年にアニメが放送されています。

声優の三宅健太は、「うる星やつら」「オーバーロード」「僕のヒーローアカデミア」「パンプキン・シザーズ」「勇気爆発バーンブレイバーン」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。大柄な熱血漢を演じることが多く、「ジョジョの奇妙な冒険」のファンを公言しています。プライベートでは、2011年に第一子が誕生しました。

「ギザギザ袖の理由は？」「アニメで声を演じた声優は？」という疑問を見た後は、銀魂に登場した鯱に関する感想をまとめていきます。銀魂はギャグ回が人気の作品で、鯱に対して様々な感想が挙がっています。鯱の登場回と声優に関する感想をまとめていきます。

鯱は個性的な人気キャラクターのため、「鯱の登場回が面白い」という感想が挙がっています。また、桂小太郎がボスになってからの囚人たちは良い雰囲気でしたが、実は全員が裏切りを考えていたため、「予想外の結末に笑った」という感想も挙がっています。

鯱はギザギザ袖がかっこいいと思っていましたが、桂小太郎のツッコミを受けた時に照れています。そのため、「鯱が可愛い」「銀魂のヒロインは鯱」という感想が挙がっています。また、あらゆる犯罪を行った凶悪なキャラクターですが、「鯱は憎めない」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、銀魂のアニメでは三宅健太が鯱の声を演じています。三宅健太は渋い声を持つ声優で、「三宅健太の声がかっこいい」「声優の無駄遣い」という感想が挙がっています。

本記事では、「銀魂の鯱の登場回は？」「ギザギザ袖の理由は？」という疑問をまとめていきました。鯱は登場シーンが少ないサブキャラクターですが、登場回は全て面白いという意見が挙がっています。また、空知英秋はギャグ展開を考える天才という意見も挙がっています。鯱の登場エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。