【銀魂】紫雀はアルタナ解放軍の提督！バルカスと名乗っていた過去や声優は？

本記事では、銀魂に登場した紫雀の活躍と人間関係を紹介していきます。紫雀はアルタナ解放軍の提督として登場した人物で、物語途中に意外な人物と関わりを持つことが分かりました。「紫雀の正体はバルカス？」「チダンネクスコとは？」という疑問もまとめていきます。

「紫雀の正体はバルカス？」「チダンネクスコとは？」という疑問を見る前に、まずは「銀魂」の基本情報を紹介していきます。銀魂は2004年から2019年まで連載されていた漫画で、全704話で完結しました。作者の空知英秋は北海道出身で、空知地方がペンネームの由来になっています。好きな漫画はドラゴンボールとスラムダンクで、お笑いコンビのダウンタウンから影響を受けたと話しています。

銀魂の主人公は坂田銀時です。坂田銀時は攘夷戦争で「白夜叉」と恐れられていた侍で、戦争終結後にかぶき町で万事屋を開業しました。普段は怠惰でいい加減な性格をしていますが、人情味が厚い一面があるため、周囲の人々を助けるために戦っています。物語終盤には、アルタナ解放軍が地球への侵攻を開始しており、提督の紫雀と徳川喜喜による停戦交渉が行われました。

銀魂の紫雀は、アルタナ解放軍を旗上げした1人です。紫がかった髪と髭が特徴的で、艦隊戦の名手で知られています。地球を狙う盟主の中では穏健派で、仲間からは「提督」と呼ばれています。元々はとある星の王族でしたが、争いを起こさないために星を離れたことが分かりました。

銀魂の天導衆は、将軍家を傀儡にしている天人の組織です。アルタナ解放軍は天導衆に滅ぼされた星を中心に構成されている連合軍で、「天鳥船」を拠点に活動しています。アルタナ奪還のために地球に侵攻しており、傍若無人な振る舞いを行ったことで反感を買いました。アルタナは惑星エネルギーのことで、「長距離星間航行」「惑星破壊兵器の製造」などに使用されています。

ここからは、銀魂に登場した紫雀の活躍をネタバレしながら解説していきます。紫雀は地球に侵攻しており、意外な人物と関りを持つことが分かりました。「提督の正体はバルカス？」「チダンネクスコとは？」という疑問をまとめていきます。

銀魂の央国星人の額には、「チダンネクスコ」と呼ばれる角のようなものが生えています。チダンネクスコの大きさは「雄の価値」と信じられているため、ほとんどの王族は立派なチダンネクスコを持っています。紫雀は央国星の第二皇子として生まれており、才能と人格は申し分がないと考えられていましたが、「チダンネクスコが小さい」という欠点がありました。

紫雀の本名は「バルカス」で、兄弟は「兄/ドラゴニア」「弟/ハタ」です。父親の国王が亡くなった時に次期国王を決めることになりましたが、紫雀はチダンネクスコが小さいことで王位継承権を得られませんでした。ですが、家臣団は紫雀を担ぎ上げようとしており、紫雀は「自分が争いの原因になる」と考えて星を離れています。

星を離れた紫雀は、様々な戦場で活躍を見せていきます。圓翔とは敵対する間柄でしたが、何度も戦ったことで友情が芽生え、お互いを認め合うライバルになりました。そんな中、天導衆が宇宙全ての星を消滅させようとしていたため、紫雀は生き残りと共にアルタナ解放軍を結成しています。その後、独占されているアルタナを解放するために地球への侵攻を開始しました。

アルタナ解放軍は地球を包囲し、地球代表の徳川喜喜が停戦交渉に向かっています。徳川喜喜は「地球の天導衆は自分の部下が倒す」と言いましたが、紫雀は「言葉だけでは信じられない」と否定しました。また、強烈な便意を抱えていた徳川喜喜は鬼気迫る表情を見せており、紫雀は「体内に兵器を隠している」と勘違いしています。その後、2人は大便を漏らし、部下に事実を知られたくない紫雀は休戦を受け入れました。

事故死したはずのドラゴニアは生きており、ハタ皇子はドラゴニアの指示に従ってアルタナ解放軍と戦いました。また、天導衆の虚が倒されたことで戦いは終わり、紫雀は星に戻らずに戦後処理を行っています。その後、紫雀は総理大臣の桂小太郎と会談していましたが、虚の復活を目論む者たちの襲撃を受けました。

「提督の正体はバルカス？」「チダンネクスコとは？」という疑問を見た後は、銀魂で描かれた紫雀の人間関係を紹介していきます。紫雀は地球に侵攻していますが、優しい心を持つ人物であることが分かりました。紫雀の過去と央国星に関する情報をまとめていきます。

圓翔はアルタナ解放軍を旗上げした1人で、軍事大国で知られる武嶺の皇子です。高い戦闘能力を持っており、2本のビームサーベルで銃弾を防ぐ様子が描かれていました。戦いに敗れたことで和睦を受け入れましたが、反発する兵士に撃たれて死亡しています。

徳川喜喜は十五代目征夷大将軍で、新政権の樹立を目論む一橋派のトップです。普段は紳士的な態度を見せていますが、逆らう者には容赦しない冷酷な裏の顔があります。アルタナ解放軍との和平を望んでいましたが、兵士の銃弾が当たって命を落としました。

ハタ皇子は央国星の皇子で、紫雀の弟です。珍しい生物を愛しており、周囲からは「バカ皇子」と呼ばれています。あらゆる面で優秀な兄にコンプレックスを抱いており、若い頃は美しい容姿をしていたことが分かりました。

「提督の正体はバルカス？」「チダンネクスコとは？」という疑問を見た後は、銀魂で紫雀の声を演じた声優を紹介していきます。銀魂は累計発行部数5800万部を突破している大ヒット作品で、アニメの声優が豪華という意見が挙がっています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

銀魂のアニメで紫雀を演じたのは、声優の津田健次郎です。津田健次郎は大阪府出身で、1995年から芸能活動を行っています。生年月日は1971年6月11日で、所属事務所は「アンドステア」です。学生時代に「映画の道に進みたい」と考え、「円・演劇研究所」に合格して演劇活動を開始しました。2021年の声優アワードで主演男優賞を受賞しており、ファンからは「ツダケン」の愛称で呼ばれています。

声優の津田健次郎は、アニメ「ワンパンマン」で「アトミック侍」というキャラクターを演じています。アトミック侍はS級4位のヒーローで、「人情派ヒーロー」を自称しているキャラクターです。剣の速度は音速を超えており、災害レベル鬼を瞬殺する強さを誇っています。アトミック侍が登場した本作は、2009年から連載されている漫画が原作で、2015年にアニメ放送がスタートしました。

声優の津田健次郎は、「チェンソーマン」「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「ゴールデンカムイ」「プラスティック・メモリーズ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビュー当初は舞台を中心に活動しており、2015年頃から声優としてブレイクしました。洋画作品では、ジェイミー・ドーナンやリチャード・アーミティッジの吹き替えを担当しています。

「提督の正体はバルカス？」「チダンネクスコとは？」という疑問を見た後は、銀魂に登場した紫雀に関する感想をまとめていきます。銀魂はファンが多い作品のため、ファンから様々な感想が挙がっています。紫雀の人間関係と言動に関する感想をまとめていきます。

紫雀は渋いイケメンキャラクターで、弟のハタ皇子は面白い見た目をしています。そのため、「紫雀とハタ皇子はまったく似ていない」という感想が挙がっています。

徳川喜喜は便意を抱えており、紫雀は「徳川喜喜は兵器を隠している」と勘違いしました。また、徳川喜喜につられて大便を漏らしているため、「紫雀と徳川喜喜のやり取りが面白い」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、紫雀の声は津田健次郎が演じています。津田健次郎は独特な低音ボイスが特徴的な声優で、「紫雀の声がかっこいい」「声優が無駄に豪華」という感想が挙がっています。

本記事では、銀魂に登場した紫雀の活躍と人間関係を紹介していきました。アルタナ解放軍は地球に侵攻していますが、紫雀は戦いを望んでいませんでした。また、争いを無くすために星を離れているため、紫雀は優しいキャラクターと言われています。紫雀の登場エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。