ミステリー映画のおすすめランキング!面白いサスペンスの名作・傑作をまとめて紹介

様々な映画ジャンルがある中でミステリー映画やサスペンス映画を覗いては映画を語ることは出来ないのではないでしょうか?この度は面白いミステリー映画・サスペンス映画を洋画と日本邦画に分けてそれぞれランキングし、おすすめの人気映画をご紹介していきます。名作・傑作と言われたサスペンス・ミステリー映画をご紹介してきますので、素敵な映画ライフを送るための参考に本記事をご活用ください!それでは、サスペンス・ミステリー映画のおすすめランキングスタートです!

ミステリー映画のおすすめランキング!面白いサスペンスの名作・傑作をまとめて紹介のイメージ

目次

  1. ミステリー映画の洋画おすすめランキングTOP20~11
  2. ミステリー映画の洋画おすすめランキングTOP10~4
  3. ミステリー映画の洋画おすすめランキングTOP3
  4. ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP40~21
  5. ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP20~11
  6. ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP10~4
  7. ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP3
  8. ミステリー映画の傑作まとめ

ミステリー映画の洋画おすすめランキングTOP20~11

洋画のミステリー映画をおすすめランキングでご紹介していきます。洋画のミステリー映画にはどのような作品がランキングしているのでしょうか?早速、サスペンス・ミステリー映画の名作・傑作洋画作品TOP20位をみていきましょう!

20位:チャイナタウン

1974年にアメリカで公開された映画「チャイナタウン」は、「戦場のピアニスト」や「ゴーストライター」を手掛けたロマン・ポランスキーが監督を務め、脚本をロバート・タウンが手掛けた洋画です。ロバート・タウンはこの作品で、アカデミー脚本賞と1975年エドガー賞(映画脚本賞)を受賞しています。主演は、「イージー・ライダー」で注目を集めたジャック・ニコルソンが務めています。

物語の舞台は1930年代のカリフォルニア州ロサンゼルスで、私立探偵のジェイク・ギテスが偶然にも水利権や供給問題に関する殺人事件に巻き込まれ、その陰に潜む様々な陰謀や人々の思惑に翻弄されていきます。当時のカリフォルニア州ロサンゼルスで起こったカリフォルニア水戦争の社会問題を取り上げた映画で注目され、20位にランキングしています。

19位:マッチスティック・メン

強迫性障害を患っている詐欺師のロイの病気の原因が、10年以上も前に別れた妻が影響していることが分かります。その妻は当時妊娠しており無事に子供を出産したことも分かっていました。ロイの担当主治医はその娘に会うことをロイに勧めます。抵抗するロイでしたが娘に会い良好な関係を気づいていきますが、ある喧嘩が発端となりロイは、娘のアンジェラに自分が詐欺師であることを告げます。

そして、彼女から返ってきた言葉は、詐欺のやり方を教えてほしいということでした。ロイは反対しますが、アンジェラの熱意に負けて詐欺の手伝いをさせるのでした。映画「マッチスティック・メン」は、2003年にアメリカで製作された洋画です。主演は、1995年「リービング・ラスベガス」でアカデミー主演男優賞を受賞したニコラス・ケイジです。

18位:ゲット・アウト

ニューヨークに住む主人公のアフリカ系アメリカ人の写真家クリスが、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待され、異様な雰囲気での黒人のクリスを過剰にもてなす白人に違和感を覚え、恐怖する姿が描かれています。アメリカ社会の人種差別問題が取り上げられ、意識された差別よりも無自覚で行われる差別の方が怖いという現実に起こりそうな話がリアルに描写された洋画作品でおすすめとランキング入りしています。

映画「ゲット・アウト」はアカデミー賞をはじめとした数々の賞にノミネートされ、いくつかの賞も受賞している作品で、監督・脚本には、本作初監督のコメディアンのジョーダン・ピールが務め、アカデミー賞脚本賞を受賞しています。主演には「ボーダーライン」や「ブラックパンサー」に出演しているダニエル・カルーヤが務めています。

17位:名探偵ポワロ

「名探偵ポアロ」はイギリスで製作され、1989年から2013年まで不定期に放送された推理ドラマで、灰色の脳細胞をフル活用させて殺人事件を解決していく名探偵エルキュール・ポワロが主人公の推理小説が原作です。原作を忠実に再現されて人気を博し、ポアロ役にはデヴィッド・スーシェが起用され、最も原作に近いポアロを演じたと高い評価を得ています。アガサクリスティーのポアロシリーズの原作はほぼ全て映像化されています。

第一次、第二次世界大戦の間に活躍したベルギー人の名探偵エルキュール・ポワロは、次々に起こる殺人事件や難事件を鮮やかに解決していきます。作中のポアロは、美食家でもあり、助手のヘイスティングスに手料理を振る舞う場面が見られます。物の配置に拘りがあるポアロは犬が苦手です。自身の太っている体型については完璧な体形であるとして気にしないチャーミングで可愛らしい一面を見せます。

16位:マルホランド・ドライブ

ロサンゼルスのある夜のマルホランドドライブで自動車事故が起こります。事故で生き延びた1人の女性は記憶喪失となり、やっと辿り着いた家が有名女優のルースの家でした。そこで、女優志望のベティに出会ったその女性は、反射的に部屋に飾ってあったポスターの「リタ」と名乗ります。リタの所持品には大金と青い鍵がありました。リタは事情を説明するとベティはリタの記憶を取り戻すために力を貸す危険な冒険にでるのです。

映画「マルホランド・ドライブ」は、2001年に製作され「エレファント・マン」を監督したデヴィッド・リンチ監督に手掛けられた洋画です。第54回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞しています。主演には、「ザ・リング」でも主演を務めたナオミ・ワッツが出演しています。直線状の物語はなく、回想・空想・夢のシーンがパズルピースの様に散りばめられ、観る側がそれをはめ込んで物語を組み立てる謎解きに近いような映画です。

15位:閉ざされた森

パナマの米軍基地で特別訓練中に嵐の密林地帯でレンジャー部隊7名が消息を絶ち、オズボーン大尉と元レンジャー隊員のトムが捜索に乗り出します。3名は発見されますが、仲間同士で撃ち合い、トム達の目の前で1人が殺害されます。救助されたダンバーとケンドルに事情聴取を始めますが、矛盾だらけの2人の話に、次第にパナマからアメリカへ麻薬密輸する軍内の巨大グループが裏に関与していることが明らかになるのです。

映画「閉ざされた森」は2003年制作の洋画で、「プレデター」や「ダイ・ハード」などのアクション映画で有名なジョン・マクティアナン監督が初めてサスペンスに挑んだ映画です。主演には「サタデー・ナイト・フィーバー」や「グリース」に出演したジョン・トラボルタが務め、コニー・ニールセン、サミュエル・L・ジャクソンなどの実力派俳優たちと共演したことで話題となりランキング入りしています。

14位:切り裂き魔ゴーレム

ピーター・アクロイド原作のイギリスのミステリー映画「切り裂き魔ゴーレム」は、「ラブ・アクチュアリー」などに出演しているビル・ナイをはじめとした名優が多数出演している洋画です。ヴィクトリア王朝時代の魅力が緻密に描写され、名優たちの好演もしており高く評価された面白いミステリー映画で、ゴシック系のホラーやミステリー映画が好きな方には特におすすめの作品でランキング入りしています。

「切り裂き魔ゴーレム」の舞台はヴィクトリア女王統治下のロンドン、霧深いライムハス地区で起こった連続殺人事件に浮かび上がった容疑医者は4人でその内のの1人は別の殺人事件で殺害されていました。夫殺害容疑で逮捕されたエリザベスを聴取した事件の担当のベテラン刑事のキルデアは、エリザベスの無実を確信します。そして、エリザベスの裁判中に真犯人が誰なのかを突き止めるのです。

13位:シャッターアイランド

精神を病んだ犯罪者の収容施設があるボストンハーバー孤島、通称シャッター アイランドに、連邦保安官テディ・ダニエルズらが訪れます。厳重な警備の施設から1人の女性が謎のメッセージを残して行方不明になります。テディは調査を進める中、島の異様さに気づき始めます。そして、シャッター アイランドの施設内で行われていたある事実が明らかになってくるのです。

不可解な事件が起きた孤島を舞台に、本格的な謎解きが展開するミステリー傑作、デニス・ルヘイン原作の「シャッターアイランド」は、2010年アメリカで製作され、監督には「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督、主人公の連邦保安官テディにはレオナルド・ディカプリオが務めています。どんでん返しの繰り返しで最後の最後まで予測が出来ない展開でミステリー好きを虜にしているようです。

12位:バタフライエフェクト

幼少の頃から度々記憶を無くすことがあったエヴァンは治療の一環で日記をつけるようになり、大学生になって読み返したことで過去に遡る能力があることに気がづきます。そして、自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまったことを知り、過去に戻って未来を変えようと奮闘します。

カオス理論の一つであるバタフライ効果をテーマに描かれた2004年のアメリカ洋画「バタフライエフェクト」は、主人公の青年エヴァンが大切な人の未来を守るために、過去に遡る能力を使って未来を変える物語を描いたSFスリラー作品です。斬新で衝撃的なアイディアが評判となり、アメリカで初登場1位を記録した話題作です。主演を「ベガスの恋に勝つルール」などに出演しているアシュトン・カッチャーが務めています。

11位:アイデンティティー

洋画「アイデンティティー」は、2003年製作のアメリカ映画で「17歳のカルテ」や「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」を監督したジェームズマンゴールド監督が手掛けたサスペンス・ミステリー映画です。主人公の我儘女優の運転手をする元警官エドを演じるのは、映画プロデューサーや脚本家としても活躍するジョン・キューザックです。

嵐の夜、人里離れた田舎町のモーテルで一晩明かすことになった11人の男女は、1人また1人と次々に何者かに殺害されます。女優専属運転手のエドは連続殺人の奇妙さに次第に気づき始め、ある瞬間突然、モーテルから審議室に意識が飛びます。エドの人格は死刑囚マルコム・リバースが作った人格の1つであること、複数ある人格のうち誰かが殺人鬼だとマリック医師から聞いたことを思い出し、その殺人鬼が誰なのか探り始めるのです。

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ミステリー映画の洋画おすすめランキングTOP10~4

10位:真実の行方

1996年公開のアメリカ映画「真実の行方」は、ウィリアム・ディール原作小説の映画化で、法廷ミステリー映画として傑作と評価されています。シカゴのカトリック教会で大司教が惨殺された事件で、容疑者の青年・聖歌隊所属の青年アーロンとアーロンを弁護するマーティン・ベイル、アーロンの罪を白日の下に晒そうとする女性検事のジェーン・ベナブルが中心に物語が展開し、それぞれの真実を語られ、ラストは衝撃の結末を見せます。

この洋画で主演を務めたのは、「プリティ・ウーマン」や「シカゴ」などでに出演している名優リチャード・ギアです。青年アーロンを演じたエドワード・ノートンは、この映画での演技が評価されてアカデミー賞助演男優賞にノミネートし大変注目されました。ミステリー映画好きの方にはおすすめの映画の1つです。

9位:ユージュアル・サスぺクツ

港に碇泊した密輸船が爆発炎上して甚大なる被害を出し、その事態に乗じて9100万ドルが消える事件が起こります。事件当初は薬取引で組織間での抗争として捜査されますが、どこか別に理由があると睨んだ関税局捜査官クイヤンは、生き残りのキントを尋問します。そして、キントはクイヤンに爆発事件が起こるまでの一連の過程を語りますが、観る者誰もが騙されたと思うような衝撃な結末を迎えるのです。

洋画「ユージュアル・サスぺクツ」は、1995年アメリカで製作された映画で、脚本担当のクリストファー・マッカリーはアカデミー賞脚本賞を、キルトを演じたケヴィン・スペイシーはアカデミー助演男優賞を受賞し話題となりました。他の主要キャストには、「エクスカリバー」のガヴリエル・バーン、「ボーダーライン」のベニチオ・デル・トロ、コメディーなどが務めています。

8位:セブン

キリスト教「7つの大罪」をモチーフにした猟奇的な連続殺人事件が起こり、その捜査に乗り出したのが定年間近のベテラン刑事のサマセットと新人刑事のミルズの2人です。事件の真相解明のために奔走し、犯人の心の闇に踏み込んでいきます。劇中の残虐な殺害方法やラストの後味の悪さが有名で、不朽の名作・傑作といえるサイコ・サスペンス洋画で、サスペンス・ミステリー好きにおすすめな作品です。

1995年アメリカ製作映画「セブン」を監督したのは、「ファイト・クラブ」でメガホンを取ったデヴィッド・フィンチャー監督、主演を務めたのは、「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー助演男優賞の受賞歴を持つモーガン・フリーマンと、複数回アカデミー賞にノミネートされた経歴を持つブラッド・ピットです。連続殺人鬼との攻防をブラピとモーガンの卓越した演技で魅せているとして高評価を得ています。

7位:羊たちの沈黙

第64回アカデミー賞で主要5部門を受賞する快挙を遂げた洋画「羊たちの沈黙」は、トマス・ハリス原作小説を映画化した1991年に公開されたアメリカ映画です。主役のFBI訓練生クラリスをジョディ・フォスターが演じてアカデミー主演女優賞を獲得し、精神科医のレクター博士を怪演したアンソニー・ホプキンスが話題となり注目されました。何度観てもハラハラさせられると人気が高くおすすめの傑作映画です。

連続殺人事件を追う女性FBI訓練生のクラリスはレクターに捜査協力を求めます。元精神科医で猟奇殺人を犯した囚人のレクター博士は、クラリスの過去の話をするならば連続殺人犯逮捕に向けて協力するといいます。クラリスは自身の過去からのトラウマの話をレクターに明かします。そして、レクターの助言を受けて事件解決へと導きますが、レクターから殺人予告めいた言葉を聞くのです。

6位:メメント

自宅に押し入った何者かに妻を殺害される現場に居合わせた主人公のレナードは、犯人の1人を射殺しますが、もう1人に突き飛ばされた外傷で記憶が10分しか保てない前向性健忘になってしまいます。レナードは犯人に復讐するために独自で調査を開始します。体中にメモをし、重要なことは刺青を入れます。しかし、真相究明をしているうちに何が真実であるのか次第に分からなくなり、疑心暗鬼に陥っていくのです。

今作で監督を務めたのは「プレステージ」や「ダークナイト」などの数々のヒット作を後に生み出したクリストファー・ノーランです。映画「メメント」は、インディペンデント・スピリット賞の作品賞、監督賞を受賞しています。アカデミー賞ではオリジナル脚本賞、編集賞に、ゴールデングローブ賞では最優秀脚本賞にノミネートされました。

5位:ゴーン・ガール

傍から見たら美男美女で誰もが羨む生活を送る結婚5年目を迎えたニックとエイミー夫婦です。しかし、突然妻エイミーが失踪します。人気児童文学のモデルともなっていたエイミーの失踪で世間は騒ぎ、夫ニックの不可解な行動や嘘の結婚生活の話に不審思った世間はニックがエイミーを殺害したと考えるようになり、警察が捜査を進めるうちに裏切った夫に復讐するために妻が企てた自作自演の真実が明らかになっていきます。

2014年公開映画「ゴーン・ガール」はギリアン・フリン原作の小説が題材のミステリーサイコスリラー洋画です。監督は、「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャーが手掛け、主演は ベン・アフレックが務めています。第18回ハリウッド映画賞をはじめとした数々の賞を受賞やノミネートされており、第52回ニューヨーク映画祭ではプレミア上映され、各方面から好評されています。

4位:ダ・ヴィンチ・コード

2006年公開映画「ダ・ヴィンチ・コード」はダン・ブラウンの小説を映画化したサスペンス・ミステリー映画で、主演をトム・ハンクスが務め、フランス著名俳優のオドレイ・トトゥやジャン・レノなども出演して話題となりました。物語は史実に基づくとされていますが、現在根本的に史料不足のため裏図け証拠がなく創作話に分類されています。宗教観やミステリー要素が強く、そのジャンルが好きな方が楽しめる作品でおすすめです。

ルーヴル美術館の館長であるジャック・ソニエールの射殺体が発見され、不自然な身体はダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を表していました。そして、それは偶然ではなくソニエール自身が意図的にしたことであると判明します。宗教象徴学の専門家ラングドン教授は、フランス警察に捜査協力を依頼されると次々と不可思議な事件に巻き込まれながら、レオナルド・ダヴィンチの名画に隠された暗号を解読していきます。

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ミステリー映画の洋画おすすめランキングTOP3

3位:オリエント急行殺人事件(2017)

アガサ・クリスティの小説を映画化した「オリエント急行殺人事件(2017)」は、アメリカで製作されたミステリー映画で、名探偵のポワロ役には本作で監督と兼業しているケネス・ブラナーが務め、ペネロペ・クルスやジョニー・デップなどの豪華俳優陣が出演して話題となり、300億ドルを超える大ヒットを記録しました。続編製作が決定するまでに人気を博しています。

私立探偵ポワロが乗車するオリエント急行の車内で、前日にポワロに身辺警護を依頼した大富豪のエドワード・ラチェットが全身12カ所を刺されて殺害される事件が起こります。ポワロは聞き込み調査を開始しますが、乗組員乗客共に全員にアリバイがあることが分かります。真相解明は難航しますが、ポアロは自慢の頭脳で独自の推理を展開し、衝撃の真相を突く止めるのです。

2位:フライトゲーム

「フライトゲーム」で主人公の航空保安官ビル・マークスを演じるのは、名優リーアムニーソンです。全てのことを疑い、そして周囲から疑われる役柄を見事に好演しています。飛行機内での激しい銃撃戦や機体を爆破させるシーンは迫力があり、目まぐるしい展開を見せるストーリーは観る側を飽きさせず、面白い映画として好評です。スリリングなアクションと機内サスペンスでおすすめの映画です。

一般客を装ってロンドン行きの飛行機に乗り込んだ航空保安官のビルの元に一通の差出人不明なメールが届きます。メールの内容は「1億5千万ドルを払わねば、20分ごとに機内にいる者を殺す」というものでした。悪戯にしては質が悪いと独自で捜査に乗りだすビルですが、次々と犠牲者が出てしまいます。容疑者は機内にいる人物全員です。自作自演ではないかと周囲に疑いを掛けられながら、ビルは1人凶悪犯に挑んでいきます。

1位:シャーロック・ホームズ

洋画「シャーロック・ホームズ」は、コナン・ドイルが創造した名探偵ホームズを基にした映画で、本作で主人公を演じたロバート・ダウニー・Jrが第67回ゴールデングローブ賞の主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したことで話題となり、助手のワトソン役をイギリス人気俳優のジュード・ロウが演じたことでも注目されました。誰もが知る名探偵ホームズの作品はミステリー好きには見逃せないおすすめな映画です。

1890年のロンドンで名探偵のシャーロック・ホームズと助手のワトソン教授は、儀式のために5人の女性を殺害したブラックウッド卿から6人目の女性を助けると、彼は警察に連行されます。絞首刑が実行されワトソンがブラックウッド卿の死亡を確認しますが、死んだはずの彼の目撃情報が飛び込み、ホームズらは国を崩壊させるほどの大きな陰謀の渦中に巻き込まれていきます。ユーモアとミステリーが融合したスピード感ある作品です。

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ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP40~21

ここからは日本邦画のサスペンス・ミステリー映画をランニングTOP40にしてご紹介していきます。日本邦画にも名作・傑作と言われる映画作品が多数存在しています。厳選した日本邦画TOP40のランキングを見ていきましょう!

40位:アヒルと鴨のコインロッカー

1人暮らしを始めた大学生の19歳の椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人・河崎(瑛太)と出会い、一緒に本屋を襲って広辞苑を盗み出すことを持ち掛けられます。現実の物語と、河崎の元カノをはじめとした人物の周囲に起こった2年前の出来事とが交差する中で椎名は可笑しくて切ない真実を知ることになります。気鋭のミステリー作家である伊坂幸太郎の同名小説の映画化で、若者たちが交わす奇妙な友情がミステリアスに描かれた日本邦画です。

39位:イニシエーション・ラブ

1980年代のバブル最盛期の静岡で就職活動中の大学生・鈴木(松田翔太)は、気乗りしないまま友人に誘われた合コンに参加し、運命の相手・歯科助手のマユ(前田敦子)に出会って様変わります。その後就職した鈴木は東京本社に移動となりマユとは遠距離を始めます。そんな鈴木の前に同僚・美弥子(木村文乃)が現れ、鈴木の気持ちは揺れ動きます。恋愛ロマンスで展開し、ラスト5分でミステリーに転じる異色の作風で評判の邦画です。

38位:アマルフィ-女神の報酬-

クリスマスを目前に控えた煌びやかな街で1人の日本人少女が誘拐されます。誘拐の目的は何なのか、全てを解く鍵はイタリア南西の美しい街・アマルフィにありました。外交官・黒田(織田裕二)が誘拐事件の全容を見出します。邦画初の全てイタリアロケで撮影され、これまでにない壮大なスケールで描かれたサスペンスの超大作映画です。イタリアの美しい街並みが堪能できるのも見どころとなっています。

37位:不能犯

ある電話ボックスに殺人の依頼を残せば、そのターゲットを病死や自殺に見せかけて確実に殺害するという「電話ボックスの男」がSNS上で噂になっていました。彼の名は宇相吹正(松坂桃李)、度々黒いスーツ姿を目撃されています。警察は彼を逮捕しようと躍起になりますが、立件不可能な完全犯罪を遂げる宇相吹正は人の心を巧みに操り警察を嘲笑うのです。グランドジャンプに掲載された宮月新原作の人気漫画の実写映画化作品です。

36位:探偵はBARにいる

ひょうひょうとした探偵(大泉洋)と空手師範の腕前を持つ高田(松田龍平)の凸凹コンビがアジア最北の歓楽街北海道札幌市「すすきの」のバー「ケラーオオハタ」で依頼を受け、ある事件に巻き込まれながらその真相に迫ってい行くハードボイルドの探偵映画です。アクションあり、コメディあり、色恋沙汰ありと観る側を飽きさせない展開で大泉洋と松田龍平の掛け合いが面白いと人気の日本邦画です。

35位:罪の余白

安藤(内野聖陽)の一人娘の加奈が高校のベランダから転落死し、事実を受け入れられない安藤は真相を追います。そして、加奈の死に涙する咲(吉本実憂)に出会いますが、彼女こそが教師や警察などの心を操り、スクールカーストの頂点に君臨する加奈を死に追いやった張本人でした。安藤は咲に復讐を誓いますが、一枚上手の彼女に追い詰められていきます。娘を愛する父親と美貌を持つ残忍な女子高生の攻防を描くサスペンス邦画です。

34位:アフタースクール

母校で中学教師を務める神野(大泉洋)の元に、かつての同級生と名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪れ、神野の幼馴染で一流企業に勤める木村(堺雅人)探しに巻き込まれていきます。そして次第に、木村の知られざる姿が浮かび上がっていきます。鑑賞後に物語の全容が見える仕掛けになっており、ラストの謎解きまで細部に至って見逃せません。そのからくりで再度見直したくなる鑑賞者が続出し、後に尾を引く作品でおすすめの邦画です。

33位:告白

ある中学校の1年B組の担任を受け持つ教師・森口悠子(松たか子)は、雑然とした終業式後のホームルームの教室で37人の生徒たちを前に教壇に立つと幼い娘が死んだのは事故死ではなく、このクラスの生徒に殺されたと告白します。黙り込む生徒たちに淡々と語り、森口の復讐が始まります。湊かなえの大ベストセラー小説の映画化で第34回日本アカデミー賞で4冠に輝き、海外でも評価された注目度の高い日本邦画作品です。

32位:凶悪

東京拘置所に収監中の死刑囚・須藤からスクープ雑誌「明潮24」に手紙が届き、記者の藤井(山田孝之)は、上司に須藤に面会するように指示されます。須藤に警察も知らない本人の余罪を聞かされ、黒幕は「先生」であるという話に、藤井は信憑性を感じて取材に没頭し始めます。そして、その先に待っていたのはぞっとするような真実でした。登場人物たちの思惑が交錯し、見ごたえのある展開と熱演で観る側を物語へ惹き込みます。

31位:去年の冬、きみと別れ

本の出版を目指す将来有望のルポライター耶雲恭介(岩田剛典)は、不可解な謎を残す盲目の美女が巻き込まれた焼死事件に目をつけ、その容疑者に上がった天才カメラマン木原坂雄大(斎藤工)のスクープを上げようを躍起になっていました。そんな中、耶雲と結婚を控える婚約者の松田百合子(山本美月)が木原坂の標的にされてしまう、中村文則の小説を映画化したサスペンス邦画です。テンポの良い展開でファンを唸らせる映画のようです。

30位:悪の教典

生徒から絶大な人気を誇り、学校やPTAの評価も高い高校教師の蓮実聖司(伊藤英明)の裏の顔は、他人への共感能力を全く持ち合わせず、自らの目的のためには殺人も厭わないサイコパスでした。自分の意にそぐわないものは全て排除していく残忍で狂気に満ちた男の凶行が描かれた、貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサスペンス邦画です。サイコ系の物語が好きな方にはおすすめの映画です。

29位:冷たい熱帯魚

死別した妻の娘と後妻の折り合いの悪い関係に板挟みになる小さな熱帯魚店を営む社本(吹越満)は、娘のスーパーでの万引き事件をきっかけに、大型熱帯魚店を経営する村田(でんでん)と知り合い、娘を気にかけてくれる良い人だと交流を深めます。村田はあるビジネス話を社本に持ち掛けます。社本はそれを承諾しますが、それは悪逆非道なものでした。本作は実際の事件を基にした映画で各部門で日本映画賞を受賞しています。

28位:予告犯

法で裁けない悪や罪をネット上に暴露し、その該当者に制裁を食らわすために予告して実行に移す新聞紙製の頭巾を被った謎の男(生田斗真)、通称シンブンシと、多発する数々のサイバー犯罪を取り締まるエリート捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)の攻防を描いた、昨今の社会問題を定義した映画です。「ジャンプ改」で連載された筒井哲也原作漫画を実写化したサスペンス邦画となっています。

27位:脳男

首藤瓜於原作の小説を基に描いたバイオレンスミステリー映画作品「脳男」は、並外れた記憶力・知能・肉体を持ち合わせますが一切の感情表現をしない謎の男、通称脳男(生田斗真)中心に描かれた物語です。猟奇的な手口の無差別連続爆破事件を引き起こした緑川の共犯者として刑事の茶屋(江口洋介)に連行され、脳男に興味を持った医師・鷲谷真梨子(松雪泰子)が彼の真実の姿を探ります。観る者にやり切れない切なさを与える映画です。

26位:僕だけがいない街

売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)は、身近で悪い出来事が起きると、自分の意思に関係なく事件や事故の原因を取り除くまで何度もその数分前に遡る特殊なタイムループ能力「リバイバル」を繰り返します。ある時、18年前まで遡った悟は、小学5年生の時の連続誘拐殺人事件で被害者となった同級生を救うために何度の時空を行き来しながら事件解明へ乗り出していくサスペンス邦画です。

25位:万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-

40年ぶりの世界的傑作絵画モナ・リザ来日に向けて警備強化のために天才鑑定士の凜田莉子(綾瀬はるか)は、雑誌編集者・小笠原悠斗(松坂桃李)とパリへ向かいルーヴル美術館で行わる採用テストに挑み見事合格します。もう1人の合格者、流泉寺美沙(初音映莉子)と共に研修に励みますが、モナ・リザを知る毎に不調を訴え、鑑定眼にも影響し始めます。莉子がモナ・リザに隠された秘密に迫る衝撃のラストに注目が寄せられる作品です。

24位:劇場版 MOZU

数々の賞を受賞・ノミネートされ、お茶の間でも人気を博したテレビドラマ「MOZU」の映画化、主人公の公安警察官・倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之) 、明星(真木よう子)と共に灼熱の地・ペナム共和国に舞台を移し、日本事件史の闇的存在・ダルマ(ビートたけし)が極秘裏に進行する犯罪計画に迫り、ダルマとの最終対決が描かれた迫力のアクションシーンや爆破シーンが見どころとなったサスペンス邦画です。

23位:さまよう刃

邦画「さまよう刃」は人気作家の東野圭吾のベストセラー小説を映画化した犯罪ドラマで、最愛の娘を未成年の少年たちに殺された長峰(寺尾聰)が、ある電話で少年法で守られた少年たちの身元を知り、自らの手で彼らに制裁を加えていく法律とは何か、正義とは何かを問いかけた映画です。主演の寺尾聰が第19回日本映画批評家大賞で主演男優賞を受賞し話題となりました。

22位:二重生活

大学院で哲学を学ぶ珠(門脇麦)は、修士論文のために篠原教授(リリー・フランキー)から無作為に選んだ対象者を尾行し生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかけられます。尾行に抵抗のあった珠ですが、本屋で見掛けた石坂(長谷川博己)の事が気になり後を追うと彼の秘密の現場を目撃し、胸の高鳴りを感じこの尾行にのめり込んでいくのです。緊張感が高まる場面が多く、一緒に尾行しているような気分になる邦画のようです。

21位:ゴールデンスランバー

34万部を超えるベストセラーとなって各方面からも高く評価された伊坂幸太郎の傑作ミステリー邦画「ゴールデンスランバー」が堺雅人主演で2010年に映画化されました。仙台在住の30歳独身宅配ドライバーの主人公・青柳雅春が首相凱旋パレードの日に大学の同級生・森田(吉岡秀隆)に呼び出され、“とにかく逃げろ”と謎の警告を受けると、青柳は身に覚えのない首相暗殺容疑を掛けられスリリングな逃亡劇を繰り広げます。

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ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP20~11

20位:暗黒女子

セレブ女子が集う聖母マリア女子高等学院で、学院経営者の娘で全校生徒から憧れの眼差しを向けられていた白石いつみが校舎の屋上から落下し謎の死を遂げます。そんな彼女が主宰した自作の物語を朗読する文学サークルの定例会では、5人のメンバーがいつみの死をテーマに、動機も結末も様々な5つの物語を語ります。そこで語られる物語の中に、果たして真実はあるのでしょうか?秋吉理香子の小説が基となったミステリー映画です。

19位:重力ピエロ

仙台で相次ぐ連続放火事件とその近くに残る謎のグラフィックアート、この事件に興味を持って調べる大学院で遺伝子研究をする兄・奥野泉水(加瀬亮)とピカソの生まれ変わりと信じる弟の春(岡田将生)は、グラフィックアートが示す意味と24年前に奥野家を襲った悲しい過去との関連性に気づきます。そして、全ての伏線が1つになった時、常識では考えられない大きな愛と家族の絆に涙する感動の傑作ミステリー映画でおすすめです。

18位:散歩する侵略者

険悪な夫婦仲に悩む加瀬鳴海(長澤まさみ)は、数日間行方知れずの夫・加瀬真治(松田龍平)が戻ってきた時に、別人のように穏やかで優しく「地球を侵略しに来た」と言い出す夫に驚き戸惑います。同時期に町では一家惨殺事件が起こりジャーナリストの桜井(長谷川博己)が取材する中である事実に気づき、平穏だった町が一変し不穏な空気を漂わせる、SF映画のような物語の中に人間の愛と死を盛り込んだミステリー映画作品です。

17位:怒り

1年前に起こった八王子の夫婦殺人事件で現場には「怒」の文字が残され、犯人は顔を変え全国に逃亡を続けています。そして現在、前歴不詳の男が3人それぞれ千葉、東京、沖縄に現れ、3つの物語が上手く紡がれて展開するストーリー構成で3人の男の正体を巡り彼らを取り巻く周囲の人々の疑念と信頼の間で揺れ動く様を描いた邦画傑作ミステリー映画で、数々の賞を受賞しているおすすめの作品でランキング入りしています。

16位:白ゆき姫殺人事件

化粧品会社の美人OL三木典子(菜々緒)が、山中で10か所以上刺された焼死体で発見され、典子と同期のあまり目立たない城野美姫が容疑者に上がります。すると、テレビディレクターの赤星雄治(綾野剛)は美姫の同僚や家族などに取材をすると美姫の衝撃的な内容の証言がされた過熱報道し、SNS上では噂が噂を呼び、一体真実がどこにあるのか見えてこない、現代社会が抱える闇を描いたミステリー映画作品です。

15位:麒麟の翼~劇場版・新参者~

東京・日本橋の翼のある麒麟像の下で息絶えた男性は、腹部を刺されたまま8分間歩く謎の行動を続けます。加害者の男性は事故に遭い重体で、恋人は彼の無罪を主張します。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件捜査を進めるに従い、関係者たちの知られざる一面に近づいていきます。東野圭吾原作の最高傑作小説「加賀恭一郎シリーズ」の映画化で、2012年に大ヒットを記録した人間ドラマも織り込まれた傑作ミステリー映画です。

14位:64-ロクヨン-後編

昭和64年の最後の1週間で起きた少女誘拐殺人事件「ロクヨン」は、未解決のまま14年の歳月が過ぎ、そして新たな誘拐事件が発生し「ロクヨン」を模倣したような事件に当時敏腕刑事で、現在は警務部広報室で上司との様々な確執や対立の渦中にいる、広報官の三上(佐藤浩市)が再び事件の謎に迫って驚愕の展開に襲われます。豪華な俳優陣が魅せる鬼気迫る演技と原作では語られない結末が見応えがあり、おすすめでランキング入りです。

13位:愚行録

閑静な住宅街で近所でも仲睦まじいことで評判のエリート商社マン田向浩樹(小出恵介)一家を襲った惨殺事件。事件は未解決のまま1年が過ぎ、週刊誌記者の田中(妻夫木聡)は改めてその事件の真相に迫ろうと関係者に取材します。その取材の証言から田向一家の外見からは想像できないような噂の数々が飛び出します。人々のリアルな嫉妬や駆け引きなどが渦巻く衝撃のラストに度肝を抜かれる邦画で、ミステリー映画好きにおおすすめです。

12位:キサラギ

自殺したアイドル「如月ミキ」の一周忌、あるビルの一室にファンサイトを通じて知り合った5人の男が集まり、思い出話に花を咲かせ、次第に話題は彼女の死の真相についての推理バトルへと移行します。激論される中、小出しされる新事実で推理は二転三転し、彼らが落ち着く彼女の死の真相に果たして辿り着けるのか?小栗旬や香川照之をはじめとした個性派実力派俳優陣が魅せるハイテンションな会話劇で面白いと好評です。

11位:悪人

九州のある峠で保険外交員の女性の遺体が発見された事件で、目撃情報や供述などから容疑者が土木作業員・清水祐一(妻夫木聡)に絞られます。警察の捜査網を搔い潜り、偶然出会った馬込光代(深津絵里)を連れて逃亡を続け、次第に互いに惹かれ合っていくラブ・ミステリー映画です。実力派俳優たちの熱演に注目が集まった邦画で、おすすめの映画の1つです。

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ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP10~4

10位:犬神家の一族

横溝正史原作の傑作ミステリー「金田一耕助シリーズ」の30年ぶりのリメイク映画です。監督・主演は前作同様、市川崑と石坂浩二コンビで、他のキャストには松嶋菜々子、松坂慶子、仲代達矢などの豪華俳優陣が集結しています。犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)の遺産相続を巡り、犬神家の血脈の系譜の謎を解き、想像を超えた衝撃の真相が暴かれます。おどろおどろしい雰囲気や緊張感が漂うミステリー映画でおすすめです。

9位:ユリゴコロ

実家の父の書斎で見つけたある1冊のノートに綴られていたのは、創作なのか、現実なのか分からないような、人の死を拠り所にする悲しい殺人鬼の半生の記憶でした。一体これは誰が書き記したものなのか、なぜかそのノートに惹き付けられていく主人公の亮介(松坂桃李)は、そのノートをきっかけに自分の出生や家族について知ることになるのです。家族や男女の愛が描かれた沼田まほかるの渾身のミステリー小説を映画化した邦画です。

8位:三度目の殺人

ある工場の社長が殺害された後火をつけられて焼死体で発見されてた事件で、殺人前科がある三隅(役所広司)が解雇されたことを腹いせに殺害した容疑で逮捕されて自供し、死刑がほぼ確定します。三隅を無期懲役にするために調査を始めた弁護士の重盛(福山雅治)は、面会の度に変わる三隅の動機や供述に違和感を覚え、真実を追求する中で、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の新たな接点が浮かび上がり、隠された真実に辿り着きます。

7位:祈りの幕が下りる時

東野圭吾の人気傑作ミステリー小説、新参者シリーズの完結編の映画化です。東京都葛飾区小菅のアパートでハウスクリーニング会社で働く滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見され、同アパートの住人・越川睦夫も姿を消します。接点のない2人に捜査は難航し、松宮(溝端淳平)は現場の遺留品に目を付け、日本橋を囲む12の橋に関連していると気づきます。それを知った加賀は驚愕し、事件の鍵は自身が握っている可能性に気づくのです。

6位:犯人に告ぐ

雫井脩介の傑作ミステリーの映画化で、6年前に誘拐事件を指揮し、人質を殺害された上に犯人を取り逃がした謝罪会見では醜態を晒した巻島史彦(豊川悦司)が、川崎児童連続誘拐殺人事件の犯人、通称バッドマンをおびき出すためにメディアを使って誘拐犯と対峙する役を担います。犯人と巻島の壮絶な駆け引きの攻防戦から目が離せないこと間違いなしのおすすめの映画でランキング入りしています。

5位:ゼロの焦点

社会派ミステリーの巨匠松本清張原作の傑作小説の映画化です。結婚して7日後、仕事の引継ぎで金沢の勤務地に行ったきり行方不明になった夫・鵜原憲一(西島秀俊)の跡を追った禎子(広末涼子)が、憲一の失踪の謎を探るうちに連続殺人事件に巻き込まれ、被害者が憲一の関係者であることが判明します。ミステリー要素が満載で、戦争の暗い影がちらつき、戦後もそれに苦悩する日本女性が描かれ悲痛さを感じさせる映画作品です。

4位:ソロモンの偽証 前篇・事件

クリスマスの朝、雪が降り積もった校庭である中学男子生徒の遺体が発見されます。警察は自殺と断定しますが、学校に死んだ男子生徒のクラスメイトを告発する文章が届きます。メディア報道は激化し、無力な学校と保護者達を尻目に、生徒たちだけで真実を追求する校内裁判が開かれます。果たして真実に辿り着くことは出来るのでしょうか?脚本の題材とオーディションで厳選された俳優陣の存在感溢れる熱演が話題となった映画です。

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ミステリー映画の日本邦画おすすめランキングTOP3

3位:22年目の告白―私が殺人犯です―

韓国映画「殺人の告白」を基に日本時事を加えてリメイクされた映画で主演の藤原竜也の怪演が観る者を惹きつけ、誰も予想だにしないラストの展開に鑑賞後、爽快感を覚える見応えあるミステリー映画です。1995年の東京で起きた5件の連続絞殺事件は未解決のまま時効を迎え、それから22年後、過剰なほどのパフォーマンスと共に犯人がメディアの前に姿を現し、告白本を発表すると瞬く間にベストセラーとなり日本中を混乱させます。

2位:容疑者xの献身

第134回直木賞に輝いた東野圭吾の傑作ミステリー「探偵ガリレオ」シリーズ小説の、TVドラマ化から続く映画化で、物理学者・湯川学(福山雅治)と女性刑事・内海薫(柴咲コウ)コンビが完全犯罪といえる難事件を解決していきます。今作は指を焼かれ顔も潰された絞殺死体が発見され、湯川の大学時代の友人の天才数学者・石神(堤真一)が関与した事件で、観る側が涙なしでは見ることが出来ない物語の結末を迎えます。

1位:八日目の蝉

母親になれないと嘆いた希和子(永作博美)は不倫相手の子供を誘拐し、我が子として愛情を注いで育て4年間の逃亡の末逮捕されます。本当の親元に戻った恵理菜(井上真央)は、育ての母が誘拐犯と知り心を閉ざし、21歳の彼女は妻子ある男性の子供を身籠りますが、母親になる自信が持てません。恵理菜は希和子と過ごした日々を辿り、自分が愛されていたことに気づきます。愛とは何かを問いかけるヒューマンサスペンス邦画です。

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ミステリー映画の傑作まとめ

サスペンス・ミステリー映画の傑作作品を洋画と日本邦画に分けて計60作品ご紹介してきました。サスペンス・ミステリー好きの方にはどれもおすすめの作品となっているので、気になる映画作品は是非、ご覧になってみるといいかもしれません。

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