さまよう刃のあらすじ・キャストまとめ！犯人や映画の結末をネタバレ【東野圭吾】

さまよう刃のあらすじとキャストまとめを紹介していきます。そして映画の結末も一挙にネタバレ公開していきます。原作は東野圭吾さんで韓国でもリメイクされるほどの人気小説です。日本の映画でも豪華キャストによって素晴らしい作品となりました。150万部を超えるベストセラーになった小説でもあるさまよう刃の魅力をしっかり紹介していきます！

東野圭吾さんの原作であるさまよう刃とは一体どんな作品なのかをネタバレ紹介していきます。さまよう刃の主なテーマとして少年犯罪というのが大メインとなっていきます。少年犯罪は日本でも話題になったことも多々あり、見て見ぬふりはできないテーマとなっています。そのような身近なことが観る人を惹きつけるというのもポイントの一つです。

少年犯罪の被害に合った人や復讐を描いている小説となっています。作品が少年犯罪ということであまり公表が得られない小説になってしまうのではないかという問題もありましたが、少年犯罪の中での色々な物ごとを通して事柄の大きさや自覚など共感を得たことからベストセラーになった小説とされています。

東野圭吾さんは多彩な内容を描くことができる小説家さんでもあり、漫画でも東野圭吾ミステリーなどと名前が付く漫画もあったくらいです。「秘密」や「容疑者Xの献身」という代表作もありながら今もなお東野圭吾さんは素晴らしい活躍をしている小説家です。

さまよう刃の映画のキャストをネタバレ紹介していきます。やはり映画はキャストによっても人気が出るか出ないかの分かれ目がでることがあります。ベストセラーになった小説を映画化するということだけあって素晴らしいキャストでこの映画は構成されています。是非キャストにも注目してみると良いでしょう。

長嶋絵摩は主演である長嶋重樹の娘である人物です。少年犯罪の被害を受けてしまい死亡してしまいました。少年たち殴られたり強姦や薬物を勝手に摂取されてしまったりして若い命を落としてしまいました。長嶋絵摩を演じた伊藤遥は元セクシー女優をやっていました。そして新人アダルト大賞を受賞した経験もありましたが、2010年に引退を発表しました。

伊藤遥さんはこのさまよう刃に出演した際には、非常に体を張った演技をしています。セクシー女優として頑張っていましたが、セクシー女優でもなかなか辛い演技であのではと推測するファンも。体当たりの演技はさすがと言えるほどの力があると評価されています。引退してしまうのは名残惜しい程の素晴らしい演技力があると人気の女優さんでした。

絵摩の父親である長嶋重樹の紹介をしていきます。重樹は妻を亡くしてしまい娘と二人で暮らしていました。そんな中、少年犯罪に巻き込まれてしまい娘は早くに亡くすことになってしまいました。重樹はそんな娘の残虐な犯罪の内容を知ってしまい復讐の念を燃やしていました。

重樹を演じた寺尾聡は神奈川県出身の名俳優として知られています。数々の人気映画に出演し様々な場面での柱として牽引してきました。アカデミー賞最優秀俳優を獲得し更に俳優としての輝きぶりが増したと話題になっています。今後も俳優として様々なドラマや映画の柱となるとファンから期待されています。シンガーソングライターとしても活躍されており「ルビーの指環」という代表曲もあります。

警視庁捜査一課を演じている竹ノ内豊さんですが、今となってはイケメン俳優として爆発的に人気が急上昇しています。重樹さんの娘のための復讐含め少年法に対しての思いを知り、心を惑わせながらも一緒に立ち向かっていきます。

竹ノ内豊さんは東京都出身の俳優で1994年に俳優デビューをしました。ピーチボーイ等にも出演しており年を重ねるにつれて様々なバリエーションの役を担当するようになり、俳優としても欠かせない存在になってきていると評価されています。ドラマや映画だけではなくCMにも数多く出演しているため日本を代表する人にもなってきていると話題の俳優さんです。

さまよう刃の映画のあらすじをネタバレ紹介していきます。色々なあらすじをまとめてネタバレ公開しますが、全てのあらすじを説明すると長くなってしまう可能性もあります。あらすじはあらすじで楽しんでください。少年犯罪というテーマを身近に感じなければいけない重大な犯罪です。そして東野圭吾さん原作のさまよう刃をより興味をもって頂ければよいと思います。

絵摩は東京にある川べりで変わり果てた姿となって見つかってしまいました。死体には少年犯罪を物語るような様子で薬物を注入されていたり、強姦の跡が残っていました。妻を失ってから一人で娘を育ててきた重樹は深い悲しみを味わうことになってしまいました。絶望のどん底にいた重樹でしたが、一本の留守番電話が入っていました。

そこには娘を襲って殺した菅野快児と伴崎敦也という男からでした。伴崎の家の住所やスペアキーのある場所、ビデオが残っていることまで留守番電話に吹き込まれていました。疑いの目を持ちながらも留守番電話の証拠を頼りに伴崎の家まで伺うことになりました。伴崎は留守であったが重樹は家へ勝手に不法侵入をしました。

しかしついにビデオテープを見つけ、娘のレイプ映像を観てしまいました。重樹は頭に血が上ったように声を上げて怒り狂いました。そのことで気が狂ってしまい伴崎の帰りを待つことにしました。そして伴崎を包丁で刺し菅野の居場所を聞くことになりました。

菅野にも罰を与えるために重樹は居場所を聞きだし真っ先に外へ飛び出していきました。その入れ替わりでやってきたのは菅野と伴崎の下でこき使われていた中井が登場しました。絵摩の殺害に直接関わってはいませんでしたが、殺害の際に車を二人に貸し出したため間で関与していました。色々と思いだし恐怖になってしまい重樹に直接密告をしました。

伴崎の殺しの犯人として重樹の容疑がかかっていました。警察は重樹を追い始め、重樹は素性を隠したまま菅野を追って長野ペンションに向かっていきました。さまよう刃はそのような感じで物語が展開されていきます。寺尾聡さんや竹野内豊さんといった豪華俳優陣が迫真の演技をしています。

さまよう刃の映画の結末のネタバレを紹介していきます。長野に着いた重樹は素性を偽りながらペンションに宿泊していました。そのペンションには菅野がどこかにいるだろうという重樹は推測していきます。ペンションのオーナーが重樹が現場にいるのを知っていましたが、少年犯罪の事情を知って指名手配を通報するのをやめます。

ペンションのオーナーは指名手配をしない上に重樹の捜査に協力することにしました。オーナーは武器になればと銃を重樹に渡しました。一方追われている菅野は逃走資金が尽きてしまい金に困っていました。誠に金の無心をし駅で受け渡すことに決めました。しかし前から捜査していた織部と真野はずっと悩んでいることがありました。

少年法に関してのことで悩んでおり、未成年が残虐な殺し方をしても少年は軽い罰だけで済んでしまうという事です。しかし絵摩は残虐な殺し方をされていたため軽い罰だけでは済まされない状況でした。簡単にまとめると少年法だけで残虐な犯罪が軽くなってしまうのが許せないという事です。重樹の悲しみもそれによって納得できる人もいました。

警察がしていることに対する苦悩を抱えていた重樹でしたが織部に菅野が駅へ来るという事を知らせました。駅では警察と菅野と重樹の3組が揃いました。重樹が構えた銃にはなんと弾が入っておらずそれに応じて真野が重樹を射殺しました。あらすじでの結末としては少し曖昧な感じで終わってしまうのが賛否両論です。

さまよう刃の映画を観た感想を紹介していきます。感想として良い感想や悪い感想をどちらもありましたので参考になる程度にまとめて公開していきます。豪華キャストで原作もベストセラーになった小説でしたが課題が残る感想もいくつか見受けられました。

さまよう刃の好評な感想を紹介していきます。まず主な感想として目立った内容は「豪華キャスト陣が凄い！そして主演の中尾聡の演技力が俳優の鏡となる名演技でした。」という内容がありました。中尾聡の名演技が光った映画になっています。ビデオを観た時の咆哮が直視できないほど迫力があると評判です。

さまよう刃の他の感想の内容としては「少年法というテーマで映画が構成されており観ていて勉強にもなるし、少年法について知ることができる」という感想内容でした。映画さまよう刃で少年法、少年犯罪という身近なテーマでありながらあまり少年法について知らない人が多くいます。被害者になってみたらと想像すると悲しみが映画を観ているだけでもこみあげてくるという感想が多く見られました。

さまよう刃の不評な感想を紹介していきます。中にはこのような厳しい意見もある映画でした。まず一番多かった内容としては「映画の結末が納得いかない」という意見でした。さまよう刃の最後の結末は重樹が銃殺されてしまう所で終わってしまいました。少年犯罪と言うのがテーマなので結末は「やはりこうなってしまうというと予測できてしまう」とラストシーンについて感想を漏らす方もいらっしゃるようです。

次の感想は「観ていて悲しい映画になってしまった」という感想でした。豪華キャストでさまよう刃が構成されているため、感情が無駄に伝わってくるような場面がたくさんあるとファンの間で話題となりました。実際に妻を早くから亡くしてしまい、男一人で娘を育ててきたのにも関わらず娘は少年犯罪で殺害されてしまったというのが悲しく辛くなったとおっしゃるファンも大勢いらっしゃいます。

さまよう刃では全く良い雰囲気で見れる場面が少なく、子供には全く共感できない映画になっていると言われています。大人でも辛くなってしまう映画と言うのがファンからの評価です。実際に少年法は重要なテーマでありますが、映画でも現場を目の当たりにしたり、直視したりすると被害者の親はどれほどの悲しみがあるだろうと想像しただけで胸糞悪くなってしまうというファンがいるのが現状でした。

さまよう刃は色々と御粗末な点があるという感想もありました。ファンが不可思議に思ったのが銃を向けるときに野次馬が何事も無いように振る舞っていたことです。実際に銃を傾けるときは野次馬の人たちも逃げたり悲鳴を上げたりするのが一般的ではないかと考える方が多かったようです。しかしこの映画では野次馬は普段道理の振る舞いを見せており、リアルに感じられない部分も多々あるという感想を漏らす方もいらっしゃいます。

色々な意味で映画というわかりきっているため野次馬が逃げないというのは平和だと感じるファンもでいますが、リアルを追及する人達にとってはリアリティを感じられない場面でもあったようです。

韓国でもさまよう刃がリメイクされて公開されました。韓国の映画製作陣は、さまよう刃の物語は実話であったと思いながら制作していたようです。そのため同じさまよう刃では日本版と違い韓国版はよりリアリティの濃いさまよう刃が楽しめると話題になりました。日本版とは違う韓国版は父親が復讐の念が更にリアルに表現されていることだと指摘する声もあります。

2014年にイジョンホ監督によって映画化されました。韓国の映画は日本の映画と少し違っているのが特徴です。日本の映画よりも韓国の映画の方が好きな日本人も少なくはありません。さまよう刃では少年犯罪がテーマですが、韓国では日本よりも法が厳しくなっています。

特に強姦という犯罪に対しては日本よりも韓国の方が厳しい処罰になっています。そのため韓国は日本よりも感情を表に出しているシーンが多いと評価されています。観るのにも根気がいるような映画になっている可能性を指摘する声もありますが、日本とは違った見ごたえや迫力があるようです。

さまよう刃のあらすじやキャストのネタバレを紹介してきましたが、少年犯罪について細かく描かれすぎており映画化されると辛いという感情が多くなってしまう映画になっていました。豪華キャスト陣もこの映画を演じるときはどのような感情であったかと思うとそこは想像力を養える部分になるかもしれません。

東野圭吾さん原作のさまよう刃でしたが、結末も不本意に終わってしまうものでしたが映画になるとその結末がより納得いかない人もいるというのが結果です。小説で読む方が良いという方も少なくはないでしょう。しかし東野圭吾さん原作のさまよう刃は映画化されたことによって、東野圭吾ファンは喜ばしい事もあったと思います。

色々な意味で少年犯罪をテーマにした映画はこの映画しかありません。もし少年犯罪についてや少年法についてもっと知りたいという人には是非チェックしていただきたい映画の一つです。こういう少年犯罪は実際に自分がそのような状況に遭遇しないとわからないという場合もあります。明るい内容とは言えませんが興味をもっていただけた方は是非チェックをしてみてください。