2018年09月15日公開
2018年09月15日更新
フライト・ゲームのネタバレあらすじ!ラストの結末と犯人まで考察
『フライト・ゲーム』のネタバレあらすじや、結末のネタバレ、犯人のネタバレ考察などを紹介しています。『フライト・ゲーム』は『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のクワイ=ガン・ジン役や、『96時間』シリーズでの主演で知られるリーアム・ニーソン主演のアクション映画です。犯人が結末までわからないミステリー映画のようなあらすじも注目されました。この記事では『フライト・ゲーム』のネタバレあらすじを結末まで詳しく紹介し、犯人の犯行動機の考察なども解説しています。
目次
フライト・ゲームのあらすじをネタバレ!結末なども紹介!
『フライト・ゲーム』のネタバレあらすじや、結末のネタバレ、犯人のネタバレ考察などを紹介しています。『フライト・ゲーム』は『96時間』シリーズなどで知られるリーアム・ニーソン主演のアクションスリラー映画です。犯人が結末までわからない、ハラハラするあらすじが評判です。この記事では『フライト・ゲーム』のネタバレあらすじを結末まで詳しく紹介し、犯人の犯行動機のネタバレ解説もあります。
フライト・ゲームとは?
まずはあらすじのネタバレなしで概要説明
まずはネタバレあらすじせずに『フライト・ゲーム』の概要を紹介します。『フライト・ゲーム』は2014年2月28日にアメリカで公開されました。日本での公開は半年ほど遅れて2014年9月6日です。監督は『エスター』などで知られるジャウム・コレット=セラです。主演のリーアム・ニーソンは2011年の『アンノウン』など、ジャウム・コレット=セラ監督作品の多くに出演しています。
フライト・ゲームのキャスト一覧
あらすじのネタバレなしのキャスト紹介
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ネタバレあらすじや結末の前に『フライト・ゲーム』のキャスト一覧を紹介します。『フライト・ゲーム』はリーアム・ニーソンとジュリアン・ムーアという日本でも有名なキャストが主演を務めています。多くの乗客の何人かにはスポットが当たりますが、真犯人は結末までわからないと言われます。ここではネタバレなしで、主要なキャストの代表作についてまとめて紹介しました。
ビル・マークス役/リーアム・ニーソン
『フライト・ゲーム』の主人公ビル・マークスを演じたのはリーアム・ニーソンです。リーアム・ニーソンは1952年6月7日に北アイルランドに生まれました。後にアメリカ国籍を取得しています。1993年の『シンドラーのリスト』での主演や、1999年に『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のクワイ=ガン・ジン役が知られています。
ジェン・サマーズ役/ジュリアン・ムーア
『フライト・ゲーム』でビルに協力したジェン・サマーズを演じたのはジュリアン・ムーアです。ジュリアン・ムーアは1960年12月3日にアメリカで生まれました。1992年の『ゆりかごを揺らす手』や、2003年の『めぐりあう時間たち』といった出演作が知られています。また、2014年の『アリスのままで』ではアカデミー主演女優賞を獲得しました。
ジャック・ハモンド役/アンソン・マウント
『フライト・ゲーム』でビルの同僚であるジャック・ハモンドを演じたのはアンソン・マウントです。アンソン・マウントは1973年2月25日にアメリカで生まれました。2017年のテレビドラマ『マーベル インヒューマンズ』でのブラックボルト役が知られている他、2019年にはテレビドラマ『スタートレック:ディスカバリー 』に出演することになっています。
ザック・ホワイト役/ネイト・パーカー
『フライト・ゲーム』の乗客のひとり、ザック・ホワイトを演じたのはネイト・パーカーです。ネイト・パーカーは1979年11月18日にアメリカで生まれました。2016年の『バース・オブ・ネイション』が代表作です。『バース・オブ・ネイション』はネイト・パーカーが脚本、製作、監督、そして主演を務めた映画です。
トム・ボーウェン役/スクート・マクネイリー
『フライト・ゲーム』の乗客のひとり、トム・ボーウェンを演じたのはスクート・マクネイリーです。スクート・マクネイリーは1977年11月11日にアメリカで生まれました。2012年の『アルゴ』や『ジャッキー・コーガン』、2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などへの出演で知られています。
オースティン・ライリー役/コリー・ストール
『フライト・ゲーム』の乗客のひとり、オースティン・ライリーを演じたのはコリー・ストールです。コリー・ストールは1976年3月14日にアメリカで生まれました。2015年の『アントマン 』などに出演している他、テレビドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などで知られます。『ストレイン 沈黙のエクリプス』では主演を務めています。
カイル・ライス役/ジェイソン・バトラー・ハーナー
『フライト・ゲーム』で副操縦士のカイル・ライスを演じたのはジェイソン・バトラー・ハーナーです。ジェイソン・バトラー・ハーナーは1970年10月9日にアメリカで生まれました。2006年の『グッド・シェパード』や、2008年の『チェンジリング』などに出演しています。また、テレビドラマや舞台でも活躍しています。
ナンシー役/ミシェル・ドッカリー
『フライト・ゲーム』でビルの理解者であるナンシーを演じたのはミシェル・ドッカリーです。ミシェル・ドッカリーは1981年12月15日にイギリスで生まれました。2011年の『ハンナ』や、2012年の『アンナ・カレーニナ』に出演しています。テレビドラマや舞台でも活躍し、ジャズ・シンガーでもあります。
フライト・ゲームのあらすじをネタバレ!
終盤までのネタバレあらすじを詳しく紹介
ここからはいよいよ『フライト・ゲーム』のネタバレあらすじの解説です。『フライト・ゲーム』の簡単なあらすじは「旅客機に乗り込んだ航空保安官に脅迫メッセージが届き、旅客機という密室の中で犯人を捜す」というものです。主人公を含めた全員が犯人に見えるという、ミステリー的なあらすじです。まずはあらすじの結末の直前まで、あらすじをネタバレ紹介します。結末のネタバレは次の項目にまとめました。
酒におぼれるビル
まずは序盤のあらすじです。航空保安官として働くビル・マークスが酒に浸りの荒んだ生活をしていました。以前は警察官として働いていたビルですが、素行の悪さから同僚からも白い目で見られていました。ある日、ビルは仕事で一般客を装ってニューヨーク発ロンドン行きの旅客機に乗ることになります。出発前に、空港でタバコを吸っていると眼鏡の男性・ボーウェンに話しかけられました。
行く先を尋ねられるビルですが、ボーウェンを無視します。ボーウェンは「アムステルダムに行く」と言ってビルの前から去りました。登場するために荷物検査を受けるビルは、電話をしているせいで検査に遅れている男性・ザックにぶつかっていきます。トイレで同僚のハモンドと会いますが、ふたりの仲は良くありません。出発前の乗客の様子を見るビルは、騒いでいる女性客・ジェンや、一人旅する少女ベッカを見ました。
機内に乗り込むと再びザックと会います。ザックはビルの隣の席でした。そこへ乗り込んできたジェン。ジェンは予約ミスで通路側の席のチケットだったので、他の乗客に窓側の席を譲ってくれるように頼んでいました。ジェンに声を掛けられたザックは座席を交代します。ビルの隣の席になったジェンは酒を頼みました。ビルも頼みますが、ビルの顔見知りであるナンシーは酒の代わりにミネラルウォーターを出しました。
飛行機が離陸後のあらすじ
序盤以降のあらすじとなります。飛行機が離陸する時、ビルは娘の形見であるリボンを握りしめます。離陸を恐れるビルをジェンは気遣います。ビルもジェンの話を聞きますが、ジェンは話を途中で切り上げて眠ってしまいます。機内が暗くなってからビルはトイレに向かい、こっそりとタバコを吸いました。席に戻ると仕事用の端末にメッセージが届きます。それは、正規のメッセージではありませんでした。
違法な通信に対して警告のメッセージを返すビルでしたが、逆にトイレでの喫煙を警告されます。ビルは周囲を確認しますが、送り主が誰なのかはわかりません。そして「アラームを20分後にセットしろ」というメッセージが届きました。「20分後に誰かを殺す」突然の殺人予告に対して要求を尋ねると、1億5000万ドルの大金を要求してきます。
ビルは最初、同僚のハモンドがメッセージの送り主だと考えます。ビルはメッセージを見せますが、ハモンドは自分ではないと言いました。ただの悪戯だとハモンドは言いますが、ビルは脅迫だから機を着陸させようと考えます。しかしハモンドはビルの心配し過ぎだと言いました。ビルは機長にメッセージを見せます。しかし、大西洋上にいるため、すぐに着陸はできません。
ハモンドの死のあらすじ
最初の被害者が発生するまでのあらすじです。ビルは犯人をあぶり出すために、ナンシーに協力を依頼します。そして、メッセージを受け取った時に隣にいたジェンにも協力を頼みました。監視カメラを使ってビルのメッセージに反応する人物を探します。犯人とのやり取りの途中、保安庁のマレニックから電話が掛かってきました。ビルを諫めるマレニックですが、通話中にハモンドが不審な動きを見せました。
トイレに向かったハモンドを問い詰めると、ビルは抵抗を受けます。ハモンドは携帯を水浸しにしました。なおも抵抗するハモンドは銃を手に取ります。ビルは止めるように説得しますが、結局、ハモンドの首を折って殺害する羽目になります。そこで、タイマーのアラームが鳴りました。ビルはハモンドの携帯を回収し、トイレを外側からロックします。
しかし、ハモンドが死んでもメッセージは届きます。タイマーをリセットするように言われ、金を送らなければもっと人が死ぬ、と脅されました。再び機長と話したビルは犯人が指定した口座の名義がビルになっていると告げます。ビルはそんなはずはないと驚きました。しかし、機長は20分経っても何も起こっていないと言います。ビルはハモンドの事を話すことができません。
ハモンドの鞄のあらすじ
ハモンドの鞄に関するあらすじです。マレニックの命令で、ビルは拳銃と保安官のバッジを機長に預けました。その後、ハモンドの携帯を触りますが壊れています。そこへ、ジェンが現れてハモンドの携帯の電源が入るようにしました。ジェンはビルから状況を聞き出そうとしますが、ビルは冷たくあしらいます。そしてハモンドの携帯を確認すると、ハモンドにもメッセージが届いていたことを知りました。
ハモンドの鞄の中身についてメッセージがあったため確認します。そこにはコカインが入っていました。ハモンドは保安官の立場を利用して運び屋を行っていたのです。ビルはハモンドのバッジと銃を回収しました。その頃、ナンシーがハモンドのことを探し始めます。ビルはナンシーを信頼して、ハモンドの遺体を見せました。驚くナンシーですが、ビルは状況を説明して協力を依頼しました。
犯人捜すビルのあらすじ
不審者を見つけるあらすじです。ビルはアナウンスで自らの身分を明かして荷物検査を始めました。機内にいる医師や弁護士など、監視カメラでチェックした人物を調べていきます。その中にはニューヨーク市警のライリーなどもいました。検査中もメッセージが届きます。よく乗客を見回すと、アムステルダムに行くと言っていたボーウェンの姿がありました。
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ビルはボーウェンを拘束します。そこへ、マレニックから電話がかかり、ビルは諫められました。しかし、ボーウェンを調べろと言うビルとマレニックは口論となります。マレニックは「ボーウェンはシロだ。真面目な学校の教師だ」と言い、乗客ではなくビルに問題があると告げました。ビルはボーウェンを尋問しますが、犯人である証拠を掴むことができません。
機長の死のあらすじ
2番目の被害者発生に関するあらすじです。ビルはボーウェンの両手を拘束し、機内の様子をよく観察しました。そこへメッセージが届きます。「乗客とは限らない」その言葉を見てスタッフが危険と悟ったビルでしたが、突如として飛行機は急降下を始めます。そして、アラームが鳴りました。コクピットを確かめると、機長が瀕死の状態になっていました。ビルは乗客の医師に助けを求めます。
しかし、状況を不安に思う警官のライリーはビルに対して説明を求めました。ビルはライリーを押さえつけて捜査の邪魔をしないように釘を差します。コクピットに戻ると、医師から機長の死を告げられました。犯人からは挑発的なメッセージが届き、ビルはタイマーをリセットします。状況を不安に思ったザックはジェンに状況を訪ねますが、ジェンはわからないと言います。
テロリストの疑惑のあらすじ
テロリストの疑惑がビルに向けられるあらすじです。医師の見立てでは機長は毒殺されたと思われるが詳しくはわかりません。ビルは副操縦士のカイルに状況を尋ねますが、死因と考えられる出来事は何も起こっていませんでした。カイルとふたりだけだったことを確認すると、カイルは自分が疑われていると感じて怒ります。ビルは機長に預けていた拳銃とバッジを回収してコクピットを出て行きました。
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ビルは機長が死んだことをマレニックに報告します。戸惑うマレニックにビルは金を送金して時間を稼げといいます。ハモンドの死についても説明することになりますが、マレニックは金を送金することはできないと言いました。ふたりの話し合いは決裂し、マレニックはビルに対して「テロリストとは交渉しない」と告げました。
新たな犠牲者のあらすじ
3番目の犠牲者に関するあらすじです。ビルはナンシーにコクピットに入れる乗務員を訪ねます。「私だけ」と言ったナンシーはビルの疑念を察して不快な顔をしました。その頃、ザックとジェンは親しくなっていました。ザックはプログラマーだとジェンが紹介し、携帯を探す方法があると話します。ビルはザックに犯人からのメッセージを見せて、犯人捜しの協力を頼みました。
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ビルは乗客をエコノミークラスに集めます。乗客は苛立ち、騒ぎになりますが1年間無料で飛行機に乗れるようになると言って、協力を依頼しました。しかし、ライリーたち一部の乗客はビルがハイジャックしていると考え始めます。一方、ザックはウィルスを使って携帯を探り当てるプログラムを完成させました。
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全員を集めた場所でメッセージを送信すると、携帯が音を立てます。その携帯を持っていたのは弁護士の男でした。自分の携帯ではないと言い張る男を拘束して尋問します。しかし、男が無実を訴えているうちに苦しみだして死亡しました。また、アラームが音が鳴りました。我慢の限界になったライリーは医師から状況を聞き出します。状況は911の時と同じだと言いました。
殺害方法判明のあらすじ
殺害方法が判明するあらすじです。犯人の手がかりを失ったビルはトイレでタバコを吸います。そして、タバコの煙の流れから、トイレのティッシュボックスに細工があることに気付きました。ボックスの中にはコクピットと繋がる穴がありました。そして、凶器であるボールペンのようなものを見つけます。弁護士の胸にも針のようなものが刺さっていました。
ビルはトイレに入っていた老婆に話を聞きます。彼女の後にトイレに入ったのはジェンでした。ビルはジェンを尋問します。しかし、疑いを向けられたジェンは憤ります。座席を移動したことや、自分の素性を明かさなかったジェンを詰問するビルに、ジェンは大きな手術をしたことや、突然死のリスクがあるという身の上話を明かし、席を移動した理由などを説明しました。そして、ビルを最低と罵ります。
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ビルはジェンに酒を振る舞い、詫びをしました。その頃、世間ではビルがテロリストであると報じられていました。客席のニュースで知った乗客たちも狼狽えます。冷静になったビルとジェン。ジェンがハモンドの携帯を弄っていると、突然画面が動き出しました。ビル名義のメッセージが発信されたのち、爆弾のタイマーが起動します。
ニュースになるビルのあらすじ
ビルが窮地を迎えるあらすじです。ビルはマレニックに電話をかけて爆弾のことを告げます。そして、飛行機の高度を下げるように言いました。しかし、マレニックはビルがテロリストだと思っているため、ビルの要求を聞きません。話の通じないマレニックとの電話を切りました。ビルはニュースを見て、自分の経歴が洗いざらい公表されていることを知りました。
航空保安官への批判の言葉にヒントを得たビルは、ハモンドのコカインの奥に隠された爆弾を発見します。しかし、トイレを出たところでライリーを始めとした乗客に襲われ、床に押さえつけられました。ビルを救ったのは拳銃を拾ったボーウェンでした。説明を求められたビルは、犯人からの要求や爆弾について話します。報道されている自身の過去も赤裸々に語りました。
それでも、テロリストではなく、乗客を助けたいと言い、全員に協力を求めました。ボーウェンは拳銃をビルに返します。ビルはまず、爆弾の被害を最小限に抑えるように荷物や乗客を移動させました。拳銃のひとつをライリーに託します。ビルは犯人が金ではなく、航空保安官によるハイジャックの演出が狙いと考えました。
爆発に備える乗客たちのあらすじ
ようやく乗客の協力を得たビルのあらすじです。戦闘機が窓の外に見えるようになり、乗客は慌てます。ハイジャックされた飛行機を護送しようとしているのです。カイルは指示に従うように命令されました。一方のビルは、爆発しても乗客が助かるように高度を下げる必要があると訴えました。そして、爆弾の対策を考えます。ザックは金を払えばいいと言いましたが、犯人の思想を理由に、金は問題じゃないとビルは答えました。
ビルは扉に荷物を集めて爆発を外に逃がそうと提案しました。成功するか否かは賭けでしたが、他に方法がないので乗客は協力します。しかし、医師は犯人は何を待っているのか、と疑問を口にします。その後、ビルは怯えるベッカにリボンを渡して安心させ、ジェンに預けます。ベッカが窓側を望むと、ジェンは席を譲りました。
明らかになる犯人のあらすじ
ついに犯人が判明するあらすじです。そして、マレニックから電話がかかってきます。口座に金を振り込んだと告げられますが、ビルは今更遅すぎると言いました。犯人の狙いを告げようとしますが、マレニックはまだビルが犯人だと思っています。ビルは金を振り込んだなら、その証拠を見せろと言ってスピーカーに切り替えました。
マレニックが口座番号や確認コードを説明する音声が機内に流れます。その後、再び通常通話に切り替えたビルは、高度を下げる必要性を訴えました。しかし、テロを企んでいると思い込みます。そこまで疑う根拠をビルが訪ねると、機内の様子がアップロードされた動画があると、マレニックが言いました。ビルは動画撮影をしていた乗客の携帯の動画を確かめます。
そこには、ビルがボーウェンを拘束した時の映像がありました。ビルは、ボーウェンが不自然に死亡した弁護士に接触したことに気付きます。何度も動画を見返すと、ボーウェンが携帯を弁護士に忍ばせたことがわかりました。
フライト・ゲームの結末をネタバレ!
ここからは『フライト・ゲーム』のあらすじの結末をネタバレ解説します。乗客の安全を守るために奔走したビルは、上司にテロリストだと思われながらも、真犯人へ繋がる手がかりを見つけました。機内の様子を撮影していた青年の動画からやはりボーウェンが真犯人であると気づきます。しかし、犯人はひとりではありませんでした。ビルに立ちふさがる犯人たちとの戦いの結末をネタバレです。
ハイジャックした犯人は二人
ビルが真犯人に気付くと同時に、ボーウェンはライリーを襲い、拳銃を奪いました。ビルは拳銃を構えて近寄ります。ボーウェンはライリーの頭に拳銃を当てて脅しますが、ビルが言うことを聞かないため引き金を引きました。しかし、拳銃に弾は入っていません。ライリーはボーウェンに反撃しました。ボーウェンは奥の方へ逃げていきます。
空の銃を渡されたことを怒るライリーに、ビルは弾を隠した棚の座標を告げました。ライリーが弾を取りに行くと、ザックが荷物を漁っていました。ザックを押しのけるライリー。しかし、弾はすでにザックが入手していました。ザックはライリーから拳銃を奪い、発砲しました。ハイジャック犯はふたりいました。
犯人たちの狙いのネタバレ
ビルはボーウェンにナイフで刺され、銃を奪い取られます。ザックも乗客を脅し始めました。ビルはボーウェンを説得しますが、ボーウェンはセキュリティの杜撰さに対して怒ります。ボーウェンは911で父親を亡くし、軍人になりました。しかし、戦争をする意味がわからなくなって帰国した経歴を持ちます。安全は嘘だと訴えるボーウェンはマスコミから注目を集めることを望んでいました。
ビルはザックにも軍人は国民を守る仕事ではないのかと問います。ザックは国民を守るためにやったと言いますが、1億5000万ドルも狙いです。脱出は不可能だと言うビルは、ハイジャック機は撃墜されると告げました。覚悟はできているというボーウェンに対して、ザックは死ぬ気はありません。ザックの迷いを感じ取ったビルは爆弾の解除を要求します。
しかし、ビルの提案に乗りそうになったザックを、ボーウェンが撃ちました。ボーウェンはビルに銃口を向けますが、カイルが急降下に踏み切ったため、機内は混乱します。カイルの撃った弾は機内の窓を割りました。降下中もビルを殺そうと発砲するボーウェン。しかし、銃を手に入れたビルの一発は、ボーウェンの額を撃ち抜きました。
フライト・ゲームのあらすじの結末のネタバレ
まだ息のあったザックがビルに襲い掛かります。ビルと格闘しますが、爆発まで時間がありません。ザックが倒れた隙にビルは爆弾から離れました。ザックは爆風に飲まれます。機体がバランスを失いながらも、カイルが滑走路に着陸させました。しかし、大破した胴体からベッカが落ちそうになります。ビルは絶体絶命のベッカの腕を掴んで救いました。
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機体が停止すると、乗客は次々と外へ出ました。メディアは「ビルこそがヒーローだった」と報じます。マレニックはビルへ謝罪しました。口座の金を返せと告げますが、ビルは「なんの金?」ととぼけます。ビルはライリーやベッカ、そしてジェンと別れの挨拶をしました。
フライト・ゲームの犯人の犯行動機を考察!
ここでは『フライト・ゲーム』の真犯人の犯行動機を詳しくネタバレ解説しています。ネタバレあらすじでも簡単に紹介しましたが、犯人はボーウェンとザックでした。しかし、ふたりの犯人には、犯行動機にズレが生じていました。ここでは、映画の中でも犯行動機を語っているボーウェンの狙いについて詳しくネタバレ解説しています。
航空保安官をハイジャック犯に仕立てた理由
真犯人であるボーウェンとザックが航空保安官をハイジャック犯に仕立てた理由をネタバレ解説します。詳しい動機はボーウェンの口から語られました。ボーウェンの父親は911の被害者のひとりです。始め、ボーウェンはテロを憎みました。そのため軍人として戦地に赴いています。しかし、戦争の理由がわからなくなったボーウェンは軍人をやめました。
アメリカに帰ったボーウェンは、911以降も国が変わっていないという憤りを覚えるようになります。飛行機はもちろん、どこにいても安全が保障されていないと思うようになりました。実際にボーウェンはハイジャック事件を引き起こしています。そうした社会の欺瞞を暴くためにボーウェンは犯行に至りました。
航空保安官であるビルを犯人に仕立て上げたのは、セキュリティの杜撰さを明らかにし、安全の象徴であるはずの航空保安官がハイジャックを起こすことで、世間に事件のことを広く知ってもらうためです。ボーウェンの狙い通り、ハイジャック事件は世界に伝わり、ビルのプライバシーは侵害され、世界は注目しました。
ボーウェンがこのような思想を持っているのに対し、ザックは金目当てという側面が強いです。ザックはボーウェンのように命を捨てる覚悟が出来ていません。そのため、あらすじの結末でふたりは仲違いを起こし、ザックはボーウェンに撃たれました。
フライト・ゲームの評価は?
ここでは『フライト・ゲーム』を見た人のネタバレ感想や評価について紹介します。『フライト・ゲーム』を見た人からは概ね好意的なネタバレ感想が寄せられていました。単純なアクション映画としてだけではない、旅客機という空の密室を活かしたあらすじの展開が見た人に好評です。ここでは、多くのネタバレ感想の中から代表的なものを紹介しています。
緊迫感や臨場感があるというネタバレ感想
『フライト・ゲーム』を見た人のネタバレ感想には「緊迫感と臨場感がある」という意見が多くあります。『フライト・ゲーム』の主人公であるビルは冒頭からアルコール依存症の様子を見せ、精神的に不安定なところがある人物と示されていました。そのため、犯人がわからないうちはビルの行動でさえも怪しく見えてくるようになっています。
【映画感想記】フライトゲーム
— 映画マン (@eigamanstar) August 5, 2018
リーアム・ニーソン主演の飛行機内でのスリリングアクション映画。主人公が捜査官からハイジャック犯へと勘違いされ、まさに四面楚歌状態。しかし、その絶望的な状況でも自分を貫く姿が緊迫感と臨場感を与えてくれます。
実際に上司にも勘違いされて、テロリスト扱いされると、乗客にも恐れられ、協力者であるナンシーやジェンからも反感を買いました。状況が悪くなっても、最終的には乗客を守りたいと言ったビルの熱意はライリーを始めとする乗客を味方に付けます。最終的には犯人以外の全員を救ったビル。映画を見た人のネタバレ感想にはスリリングな展開を楽しめたという好意的な意見が多くありました。
アクションに手に汗握ったというネタバレ感想
『フライト・ゲーム』を見た人のネタバレ感想には「アクションに手に汗握った」という意見がありました。『フライト・ゲーム』は「犯人は誰なのか?」というミステリー的な要素がある一方、アクションシーンも楽しめると言われます。真犯人がわかってからは、銃を持った犯人に取り押さえられる絶体絶命のピンチや、犯人との格闘戦があります。リーアム・ニーソンの戦いの演技を期待する人も多くいました。
映画「フライト・ゲーム」を観たので感想。おお…思ったよりもちゃんとした密室サスペンスだったぜ。\(^o^)/ 主人公である航空保安官が徐々に悪者に仕立て上げられていくのが…犯人ってば頭いいなぁー、って思っちゃったよ。ラストはある意味で映画的だったけど、久々に手に汗握っちゃった。
— ロレンゾ (@Creative_Museum) March 20, 2018
また、飛行機の中という舞台を活かして、急降下中の飛行機内での銃撃や、降下を止めた後に発生する反重力で浮かんだ拳銃を手に入れる、といった『フライト・ゲーム』ならではのアクションもありました。アクションスリラーとジャンルにあるように、スリリングな展開と、本格的なアクションの両方に対して満足度の高いネタバレ感想が寄せられていました。
フライト・ゲームのあらすじネタバレまとめ
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『フライト・ゲーム』のネタバレあらすじや結末のネタバレ、犯人たちの動機のネタバレ考察、キャスト一覧、見た人のネタバレ感想をまとめました。『フライト・ゲーム』はアクション映画でありながら、先の読めないスリリングな映画としても好意的なネタバレ感想が寄せられている作品です。まだ見ていないという人は、ぜひ一度『フライト・ゲーム』をご覧ください。