八日目の蝉は実話?映画あらすじやモデルとなった日野OL不倫放火殺人事件とは?

映画「八日目の蝉」は2011年に公開された実話を基にした映画で、実際に起きた日野OL不倫放火殺人事件をモチーフにしています。母性をテーマに、不倫相手の子供を誘拐し3年半もの間逃亡しながら育てた希和子と希和子に育てられ大人になった恵理菜の葛藤を描いた映画です。誘拐という重大な犯罪と母性の天秤が話題になり日本アカデミー賞で10部門で受賞した映画です。今回は実話を基にした映画「八日目の蝉」のあらすじやモチーフになった事件についてご紹介していきます。

八日目の蝉は実話?映画あらすじやモデルとなった日野OL不倫放火殺人事件とは?のイメージ

目次

  1. 八日目の蝉は実話?映画あらすじやモデルとなった事件を徹底調査!
  2. 八日目の蝉の映画キャストを紹介!
  3. 八日目の蝉の映画あらすじをネタバレ紹介!
  4. 八日目の蝉のラストをネタバレ紹介!
  5. 八日目の蝉は実話だった?モデルとなった事件とは?
  6. 八日目の蝉を観た人の感想を紹介!
  7. 八日目の蝉は実話に基づいた映画だった!

八日目の蝉は実話?映画あらすじやモデルとなった事件を徹底調査!

映画「八日目の蝉」は角田光代さん原作「八日目の蝉」、成島出さんが監督した2011年に公開された映画で、実話を基にし日本アカデミー賞で10冠を達成したことで大変話題になった映画です。映画「八日目の蝉」は実際に起きた事件「日野OL不倫放火殺人事件」をモチーフに描かれた映画だと言われています。今回は映画「八日目の蝉」のあらすじや結末、映画の基になった実話の事件についてご紹介していきます。

八日目の蝉の映画キャストを紹介!

秋山恵理菜:井上真央

あらすじをご紹介する前に、実話の事件を基にした「八日目の蝉」の映画キャストをご紹介していきます。主人公の秋山恵理菜を演じるのは井上真央さんです。秋山恵理菜は生後6ヶ月の時に野々宮希和子に誘拐され、4歳の時に希和子が逮捕されるまで薫という名前で希和子に育てられていました。それが原因で実の家族と馴染めずにいます。恵理菜を演じた井上真央さんはこの映画で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しています。

野々宮希和子:永作博美

「八日目の蝉」で不倫相手の子供・恵理菜を誘拐した野々宮希和子を演じたのは永作博美さんです。野々宮希和子は不倫相手との間にできた子供を中絶したことで子供が産めない体になっていました。不倫相手から妻との間にいる子供について聞いた希和子はただ一目見ようと不倫相手の家に侵入しますが、衝動的に誘拐してしまいます。演じた永作博美さんはアカデミー賞最優秀助演女優賞の他、数々の賞を受賞しています。

安藤千草:小池栄子

「八日目の蝉」で恵理菜の元へ突然現れ、誘拐事件についての取材と称して行動を共にする安藤千草を演じるのは小池栄子さんです。安藤千草は幼少期の頃の薫と生活を共にしていたことがあり、それも含めて恵理菜が希和子との記憶を辿っていく旅に同行します。千草を演じた小池栄子さんの演技が良かったと大きな話題になりました。次から実際の事件を基にした「八日目の蝉」のあらすじをご紹介していきます。

八日目の蝉の映画あらすじをネタバレ紹介!

ここから実際に起きた事件を基にした映画「八日目の蝉」のあらすじをご紹介していきます。野々宮希和子は秋山夫妻の娘・恵理菜を生後半年から4歳まで誘拐した罪で裁判にかけられていました。恵理菜の母・恵津子は恵理菜は希和子を本当の母親だと思い込み愛していたと証言します。希和子は誘拐という犯罪によって体どころか恵理菜の心まで奪ってしまい、命を奪えば死刑になるのになぜそれは裁かれないのかと恵津子は糾弾します。

続いて希和子は、恵津子にからっぽのがらんどうだとなじられたと証言します。恵理菜の父・丈博との間にできた子供を中絶した際に子宮内が癒着し、希和子は子供を産めない体になっていました。希和子は不倫のバチが当たったのだと思い丈博と別れようとするも自らの意思が弱くできませんでした。希和子と丈博の不倫を知った恵津子は希和子に毎日電話をかけ、ある日は泣きある日は性生活を話しある日は罵倒してきたと言います。

秋山夫妻に産まれた赤ちゃんを見れば諦めがつくと考えた希和子は、笑いかけてきた赤ちゃんに全てを許されたと感じたと言います。懲役6年を言い渡された希和子は裁判長に審理終了前に何か言いたいことがあるか聞かれ、4年間子育てをする喜びを味あわせてもらって感謝していますと発言します。感謝ではなく謝罪は?と促されてお詫びの言葉もありません、と返します。それを聞いた恵津子は傍聴席から希和子を罵倒するのでした。

誘拐事件当日の朝、雨の中、希和子は秋山夫妻に産まれた赤ちゃんを一目見ようと、丈博を駅まで送るため車に乗り込む秋山夫妻を眺めていました。鍵が開いていた窓から秋山夫妻宅へ侵入した希和子は、激しく泣きじゃくる赤ちゃんを見つけます。目が合った瞬間赤ちゃんは泣き止み希和子は薫、と呼びかけます。すると赤ちゃんは希和子の顔を見てにっこりと笑いかけます。そして希和子は衝動的に赤ちゃんを誘拐してしまいます。

薫(恵理菜)を抱えた希和子は友人をたずね本当の事情は話さず泊めてもらいます。しかしテレビで乳児連れ去り事件として報道され始めたことを知った希和子は友人の家を出て、新幹線で大阪へ逃亡します。その日の夜に宿泊したホテルで薫が泣き止まず、希和子は途方に暮れます。薫という名前は希和子が丈博と子供ができたらつけようと話し合っていた名前でしたがいざ妊娠がわかると丈博に堕胎を頼まれ産むことはできませんでした。

どうにか薫を泣き止ませようとする希和子でしたが、母乳が出るはずもありません。希和子と丈博の不倫が発覚したあと、妊娠中の恵津子は希和子の家にまで抗議に来ていました。恵津子は希和子に自分のお腹を触らせ胎動を感じさせ、あんたはからっぽのがらんどうだ、赤ん坊をお腹から引きずり出して殺したんだとなじります。泣き止まない薫とその苦しい記憶に挟まれながら、希和子は薫を抱きながら涙を流します。

大阪で夜を明かした希和子は、移動販売で無農薬食品を売っていたエンジェルホームという団体に出会います。理想と共生の家と銘打ったエンジェルホームは、白い服を身にまとった女性だけで自給自足の生活をしている宗教団体でした。希和子はエンジェルホームの代表に、何もいらないから薫と生きていきたいのだと訴えます。希和子はルツ、薫はリベカという新しい名前を授かりエンジェルホームでの生活が始まりました。

成長した秋山恵理菜(薫)はバイトを掛け持ちしながら1人暮らしをしていました。ある日バイトをあがった恵理菜は安藤千草と名乗るフリーライターの女性に待ち伏せをされ、誘拐事件のことを聞きたいと言われます。千草は何か思い出したら話を聞かせてほしいと誘拐事件の記事をまとめたファイルを恵理菜に手渡し去っていきます。帰宅した恵理菜はそのファイルを開きますが、当時のことがフラッシュバックし呼吸が浅くなるのでした。

また別の日、恵理菜のバイト先に交際相手の岸田が突然飲みに現れます。岸田は妻も子供もいる家庭のある男性でした。最近会えないから顔を見に来たと岸田はバイトをあがった恵理菜を待っていましたが、偶然同じく恵理菜を待ち伏せしていた千草を見つけた恵理菜は、友達と待ち合わせしていたからと岸田に断りを入れます。恵理菜と千草はコンビニでビールを買い、公園で誘拐事件についてや野々宮希和子、秋山家の話をします。

恵理菜は当時の記憶があまりなく、また誘拐犯に育てられたという環境があまりに特殊すぎてどこか他人事のようにとらえている様子でした。当時の記事を母親が買っており恵理菜もそれを読んでいましたが、記事はどこまでが本当かわからなかったと言います。しかし同時に秋山夫妻と家族なのだという感覚も希薄で、恵津子もどうしたらいいのか困っていたようだと話す恵理菜に、恵理菜は悪くないと千草はきっぱり言い切るのでした。

恵理菜のバイト先を突然丈博が訪ねてきます。生活費を渡そうとする丈博に似合ってないから親ぶらなくていいとやんわり断る恵理菜でした。希和子が逮捕され秋山家に戻った恵理菜は丈博と恵津子が親なのだということが理解できず、知らない人に捕まっていると交番に駆け込んだことがありました。また寝る前にお星さまの歌を歌ってと頼む恵理菜に、そんな歌は知らないと恵津子は激昂し、幼い恵理菜は何度も謝るのでした。

ある日また公園で千草とビールを飲んでいた恵理菜は、家庭のある人と交際しているが妊娠したかもしれないと言います。公園のトイレで妊娠検査薬を使用しやはり妊娠していた恵理菜は、呆然と星空を見上げます。岸田とデートをし、妊娠したらどうする?と問うと今は現実的に産むのは難しいという予想通りの岸田の回答に、恵理菜は感謝と別れを告げます。千草に子供をどうするのか聞かれた恵理菜は、産むつもりだと答えます。

恵理菜は、あなたは悪くないと言ってくれた人は千草と岸田だけだと言います。事件後不倫が職場に露呈した丈博は職を転々とし恵津子はパートで家をあけがちでした。世界一悪い女である野々宮希和子さえいなければこんな風にはならなかったという恵理菜を、千草は取材旅行に誘います。なぜ自分に親切にするのかと問う恵理菜に、千草は昔エンジェルホームでマロンという名で希和子や恵理菜と一緒に生活していたのだと打ち明けます。

お腹の子を出産するためにお金をかしてほしいと秋山家を訪ねた恵理菜でしたが恵津子に堕胎を勧められます。人の子供を誘拐しなくてもいいように産むよと言い放つ恵理菜に恵津子は包丁を持ち出しますが、恵津子はただ誘拐事件の日なぜ恵理菜を置き去りにしてしまったのかとただただ自責の念にかられていたのでした。恵理菜に好かれたいのだと泣く恵津子の手を恵理菜はそっと握ります。そして恵理菜は千草と希和子を辿る旅に出ます。

エンジェルホームで薫や仲良くなった久美と穏やかな生活を送っていた希和子でしたが、信者になった家族を返せと施設の周りには信者の家族が多数押し寄せている状態でした。マスコミ関係の人間が施設見学と称し取材に来ると代表から知らされた希和子は、エンジェルホームから逃げることを決めます。逃亡の瞬間、久美が希和子に肩掛けポーチを渡し、薫を話さないでずっと一緒にいてあげてくれと涙ながらに送り出してくれます。

お星さまの歌を歌いながら逃げた希和子と薫は、岡山港からフェリーで小豆島に渡ります。久美が託してくれたバックには、久美の実家のそうめんやの住所ともしそこへ行くようなことがあれば自分は元気だと伝えて欲しいという久美からのメッセージがが入っていました。一度は断られたものの、希和子は久美の実家のそうめんやで住み込みで働かせてもらえることになります。そして薫に綺麗な色んなものを見ようと約束するのでした。

希和子との生活を辿り千草と共に小豆島へ降り立った恵理菜は、妊娠発覚直後は堕ろそうと思っていたのだと言います。しかしエコーを見た時に世界が明るくなり、自分のお腹にいる誰かに綺麗な美しい世界を見せる権利があるのだと感じたと話します。千草は七日で死んでしまう蝉の中でもし八日目の蝉がいてみんないなくなって寂しかったとしても、他の蝉が見られなかった景色を見られるのではという結論にたどり着きます。

千草とともに千枚田にたどり着いた恵理菜は、ここを通った記憶を思い出します。そうめんやそうめんやの工場の外に置かれていた机も久美の実家も恵理菜には見覚えがあり、やがて自分を呼ぶ小豆島の友人の声や希和子の優しい声が蘇ってきます。小豆島での希和子と薫の生活は平和で穏やかで愛情に溢れており、希和子を憎むことで生きてきた恵理菜は少しずつ希和子の愛情の深さを思い出していきます。

恵理菜の記憶に残っていた千枚田ではお祭りが行われていました。夕暮れに親子一組でたいまつを持ち山の上から連なって降りていく儀式です。道中で並ぶカメラに顔を伏せていた希和子でしたが、連なるたいまつの美しさに薫と会話を交わした写真が一般カメラマンの投稿で佳作を受賞し全国紙に2人の姿が掲載されてしまいます。警察の追っ手から逃れるため引っ越しを決める希和子ですが友達ができた薫はなかなか納得してくれません。

しかしこの逃亡生活の終わりを察していた希和子は島にあるタキ写真館で薫と2人で家族写真を撮ります。そしてそのままフェリー乗り場へ向かい本土へ逃亡する予定で売店で薫の夕飯のパンを購入します。しかし売店を出たところでスーツ姿の数人に囲まれていることに気づいた希和子は警察がついに自分のところへ来たのだと察します。フェリー乗り場へ先に並ぶよう薫に言いますが希和子と一緒に行きたい薫は何度も後ろを振り返ります。

納得がいかなくても希和子の言いつけを守り歩き出した薫は警察に保護され希和子は逮捕されます。連行される希和子が薫を保護した警察官に告げた言葉は「その子はまだご飯を食べていません、よろしくお願いします」でした。千草とフェリーを待っていた恵理菜はフェリー乗り場でこのやりとりを思い出します。自分が逮捕され幸せな生活が取り上げられる状況ですら薫のことを1番に考えていた希和子の愛情の深さに気づくのでした。

希和子の愛情に気づいた恵理菜は、最後に写真を撮ったタキ写真館へと走ります。店主に声をかけるとネガを出してくれ、出所した野々宮希和子が5年ほど前に写真を受け取りに来たのだといいます。店主が現像してくれた写真は、涙を浮かべた希和子と真顔の薫の写真でした。ここまで実際に起きた事件を基にした映画「八日目の蝉」のあらすじをご紹介しました。次から「八日目の蝉」のラストをネタバレ紹介していきます。

八日目の蝉のラストをネタバレ紹介!

実話をモチーフにした映画「八日目の蝉」のあらすじをご紹介しました。ここから「八日目の蝉」のラストをご紹介していきます。薫との幸せな生活の終わりを感じていた希和子は、タキ写真館での家族写真の撮影の際に薫にママはもう何もいらないから全部持っていって、大好きだよと伝えます。そんなやりとりをしている最中に撮った写真だったため、何もわからない薫と涙ながらに微笑む希和子が写っていたのでした。

希和子の愛情をさらに感じた恵理菜はタキ写真館を飛び出します。そして追いかけてきた千草に、お腹の子が産まれたら色んなものを見せ、美味しいものを食べさせ、なんにも心配はいらない、世界で一番好きだって伝えるのだと涙します。それはかつて希和子が恵理菜に与えてくれた愛情でした。「八日目の蝉」のあらすじと結末をご紹介しました。ここから「八日目の蝉」の基になった実話の事件についてご紹介していきます。

八日目の蝉は実話だった?モデルとなった事件とは?

「八日目の蝉」のあらすじとラストのネタバレをご紹介しました。ここからは「八日目の蝉」のモチーフになった事件についてご紹介していきます。「八日目の蝉」のモデルになったと言われているのは「日野OL不倫放火殺人事件」です。1993年に発生した放火殺人事件で、犯人の女性Aは不倫相手Bの家に夫婦が不在の間に侵入し寝ていた幼児2人を放火で殺害した事件です。

犯人の女性AはBの職場の部下でした。AはBが家庭を持っていると知りながら1991年にBの妻Cが流産したのをきっかけに不倫関係になり、Aにとって男性との交際はBが初めてでした。1992年に妻Cが妊娠し同じ年の4月にAも妊娠が発覚します。しかしAに対しBはCとは離婚しAと結婚するつもりだが今はまだ離婚が成立していないから中絶してくれと伝えAは堕胎手術を受けます。しかしAはその後2回目の妊娠をし再び堕胎手術を受けます。

1993年5月にAとBの不倫が妻Cへ発覚します。Aとの関係を続け自分と離婚するかAとの関係を解消し自分との結婚生活を続けるか妻Cに選択を迫られたBはAとの関係を解消することを選択しその旨を伝えるためAに電話をかけます。その電話で妻CはAに対し不倫関係に及んだことを激しく非難します。その後も抗議の電話は続き、妻Cから私は2人の子供を産んだがAは2回妊娠して2回とも胎内から子供を掻き出す女だとAは非難を受けます。

これまで2度の中絶に対し自責の念にかられていたAでしたが、この妻Cの発言によりそれがBとCに対する憎悪に変化してしまいます。子供を失う感情をBとCにも味あわせようとAは復讐に乗り出すことを決意します。毎朝Bが通勤で利用する駅までBを送る為にCが車を運転し、その間に子供2人が家に残されることを知っていたAは夫妻が不在のB宅に侵入しガソリンを撒き火を放ち、自らの復讐のため6歳と1歳の子供2人を焼死させます。

その後父親と共に出頭したAは逮捕され、裁判で無期懲役が確定します。マスコミでは大半がAを擁護する報道で、Bを非難する内容のものがほとんどでした。またAに対する損害賠償請求もB夫妻から行われ、Aの両親から1500万円、A本人から3000万円を支払うことで和解が成立しました。以上が映画「八日目の蝉」の元になった事件のあらすじです。

八日目の蝉を観た人の感想を紹介!

とにかく泣ける!

映画「八日目の蝉」を観た人からは、とにかく泣けるという感想が多く見られました。あらすじでもご紹介した、写真館で薫と希和子が写真を撮るシーンやフェリー乗り場で希和子が逮捕されるシーン、恵理菜がお腹の子を育てると決意するシーンが「八日目の蝉」の中でも特に泣けると話題になりました。

あらすじでもご紹介した最後に希和子と薫が生活する小豆島では美しい背景と共に2人の幸せな生活と逮捕へのカウントダウンが描かれます。風景の美しさと2人の生活が永遠ではないことを示唆するギャップが涙を誘うとの声が多くあがりました。

愛が深い!

映画「八日目の蝉」のフェリー乗り場でのラストシーンでは、逮捕されることを察した希和子が捜査員にその子はまだご飯を食べていないんです、よろしくお願いしますと涙ながらに伝える場面があります。逮捕によって2人での幸せな生活が終わるのだとわかっていながらも薫を1番に考えているその姿勢に愛が深いという感想が見られました。

「八日目の蝉」の希和子は薫を誘拐しているため2人に血縁関係はもちろんありません。しかし4歳になって実の家族と暮らすことになった恵理菜は本当の家族に馴染めずにいました。その空虚を希和子のせいにして生きていた恵理菜ですが、千草と共に昔の生活を辿る旅をすることで希和子の愛情の深さに気づきます。家族とは何なのか、血の繋がりや愛情とは何なのかを考えさせられる映画だと話題になりました。

八日目の蝉は実話に基づいた映画だった!

実話に基づいた映画「八日目の蝉」のあらすじや基になった事件をご紹介しました。衝動的に恵理菜を誘拐してしまい4歳まで育て上げた希和子は愛情に満ち溢れていたと話題になりました。あらすじでもご紹介した通り自らが逮捕される瞬間まで薫のことを1番に考える希和子に映画を観ているうちに感情移入してしまったという声が多くあがった作品です。母性をテーマにした「八日目の蝉」をぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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