2019年02月20日公開
2019年02月21日更新
B級映画の名作・傑作まとめ!ホラーやコメディなどおすすめ人気ランキングを紹介
B級映画のおすすめ名作を「ホラー」「コメディ」「サスペンス」「SF」「アクション」に分けてランキング形式でご紹介。B級映画とは低予算かつ短期間で撮影した映画のこと。チープなCG、ニセモノ感のある特殊メイク、でも気楽に見られて独特の魅力がある愛すべきB級映画たち。誰もが知るあの傑作から、隠れたカルトな名作まで、バラエティ豊かにご紹介。この記事を読めば、あなたもB級映画にハマること間違いなし。
目次
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編10位:キンドレッド
科学者が生み出した異形生命体の恐怖を描くB級ホラー!研究者のジョンは、同じく研究をしていた母から死の間際に彼女の実験物を葬り去るよう頼まれる。それは海洋生物と人間の遺伝子をかけ合わせた禁断の生き物だった。異形生物のヌメヌメとした質感や、美女がエラ人間に変異を遂げるシーンなど迫力があり、B級好きに是非おすすめしたい一本。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編9位:キャビン
定番ホラーかと思いきや、新感覚の驚きが楽しめるB級映画。週末を森の小屋で過ごそうと訪れた大学生五人組。休日を楽しむ彼らだったが、地下室で一冊の日記を発見する。それは小屋に住んでいたある犯罪者一家の娘のものだった。日記に書かれていたラテン語を読み上げると、森に埋まっていた一家の死体が蘇り…。予想外の展開で、予備知識一切なしの鑑賞がおすすめの作品。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編8位:ゼイリブ
1988年の作品ながら、斬新なストーリーと社会風刺的メッセージで今も評価される名作B級映画。舞台は不景気で失業者が溢れるアメリカ。肉体労働者の主人公ネイダは特殊なサングラスを手に入れる。それをかけて街を歩くと、広告看板には「買え」「何も考えるな」「消費しろ」などの言葉が。アメリカは人間のふりをしたエイリアンに支配されていた。人々は洗脳されていたのだ。ネイダは戦う決意を固める。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編7位:ムカデ人間
あまりにも奇想天外!トラウマ級のホラーB級映画。アメリカ人女性二人が車でヨーロッパ旅行をしていると、タイヤがパンク。二人は一軒の大邸宅に助けを求める。翌朝目覚めると、彼女たちは怪しい地下室に寝かされていた。邸宅に住むヨーゼフ・ハイター博士は人間同士の口と肛門を繋げ、「ムカデ人間」を創造するひそかな野望を抱いていたのだ…。鑑賞には十分注意が必要な作品。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編6位:ジェーン・ドウの解剖
深まる謎に、ラストまで目が離せない傑作ホラーミステリー。ジェーン・ドウ、それは身元不明女性を意味する言葉。田舎町で遺体安置所を経営する検視官トミーとオースティン親子の元に、身元不明の若い女性の遺体が運び込まれる。彼女の検死解剖を始める二人だが、遺体はあまりにも不可解な状態だった。そして次々と奇妙な現象が起こり始める。じわじわと迫りくる恐怖がたまらない一本。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編5位:ゴーストバスターズ
ロゴや主題歌も有名な、抱腹絶倒の伝説的コメディB級映画。幽霊退治会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げた4人の男たちの奮闘を描く。超常現象を研究していたピーター・ヴェンクマン博士は、経費削減のため大学を追い出される。金銭的に困った博士らは幽霊退治の会社を開業、大成功するが、地下室の幽霊保管庫が爆発して幽霊たちが街に飛び出してしまい…。今見ると少しチープなCGも味わい深い名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編4位:パラノーマル・アクティビティ
超低予算作品ながら口コミで上映館を増やし、全米1位を記録したホラーB級映画。幼い頃から怪奇現象に悩まされていた女性ケイティは、恋人ミカと同棲中。二人は怪奇現象の正体を突き止めるため、家にカメラを設置するが…。全編通してハンディーカメラで撮られたホームビデオのようなリアルな映像が、観る者の恐怖を倍増させる作品。なんと監督の自宅で7日間で撮影された。
B級映画のおすすめ人気ランキング!ホラー注目のTOP3!
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編3位:レック
スペイン発!迫力満点のゾンビホラー。一貫してビデオカメラで撮られた主観映像で、その場にいるような臨場感が味わえるB級映画。テレビリポーターのアンヘラは、夜勤の消防士の取材のため消防署に訪れる。緊急通報があり現場のアパートに同行すると、そこには未知のウイルスに感染して狂暴化した老婆がいた。感染拡大を防ぐため入口が封鎖され、アンヘラは住民たちと共に閉じ込められてしまう。そして次々と感染者が…。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編2位:エルム街の悪夢
作品を観たことがない人も「殺人鬼フレディ」は知っている、ホラーの金字塔的名作B級映画。高校生のナンシーは毎晩、鉤爪を持つ殺人鬼フレディ・クルーガーの悪夢に悩まされていた。目覚めると、夢で負ったのと同じ傷が体に残っていた。夢でフレディに殺された人間は現実でも死んでしまう。生き延びるには眠らずにいるしかない!今見ても怖い正統派ホラー作品。実はジョニー・デップの映画デビュー作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~ホラー編1位:死霊のはらわた
正統派ホラーの原点と言える名作!「スパイダーマン三部作」を大ヒットさせたサム・ライミ監督が放つ、名作ホラーB級映画。休暇で森の小屋に訪れた5人の若者たちが、死霊を復活させる『死者の書』の呪文を聞いてしまい、惨劇に巻き込まれる恐怖を描く。1980年代にスプラッターホラー・ブームを巻き起こし、影響を受ける監督が続出。マンガやゲームなど多くの派生作品や続編を生み出した。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編10位:ジュニア
男性が妊娠?!あのアーノルド・シュワルツェネッガーが「妊娠した男性」を熱演するコミカルなコメディB級映画。流産の確率を減らすため、新薬を日々研究するアレックス博士とラリー博士。しかし新薬を妊婦で実験する許可は得られず、絶望したアレックスは自ら妊娠してデータを取ることに。次第に母性が芽生えていくアレックスの姿に、心温まりハッピーになるコメディ。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編9位:サボテン・ブラザース
誤解から始まる爆笑のコメディ西部劇!ハリウッドのスター三人組「スリー・アミーゴス」は、給料アップを訴えてスタジオをクビになる。一方、盗賊に脅かされるメキシコの村の娘カルメンは、スリー・アミーゴスを実在するヒーローだと思い込み、電報で助けを求める。三人はそれを映画の出演依頼と勘違いし…。『七人の侍』に影響を受けた、肩の力を抜いて楽しめるコメディの名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編8位:ビートルジュース
ティム・バートンの名を一躍有名にしたホラーコメディ。アダムとバーバラ夫妻は若くして突然の事故で死んでしまう。立派な幽霊になろうと努力する二人の家に、変人ばかりの一家が引っ越してくる。一家を追い出そうと二人は人間退治のスペシャリスト"ビートルジュース"を呼び出し…。コミカルな演出と、愛嬌ある幽霊たちが楽しい名作B級映画。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編7位:アドベンチャーランドへようこそ
若者たちの甘酸っぱい夏を描く、青春コメディB級映画。大学生のジェイムズは、学費が足りず"アドベンチャーランド"という閑散とした遊園地でアルバイトを始める。そこで様々な人々と出会い、どこか陰のある少女エムと恋に落ちるが…。監督の自伝的な映画のため、等身大で親近感溢れる登場人物たちがチャーミングで感動的な物語。BGMで流れる80年代の音楽がどこかノスタルジックで切なく胸を打つ。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編6位:インスタント沼
ドラマ『時効警察』や映画『亀は意外と速く泳ぐ』等で、独特な世界観を生み出す三木聡監督のヒューマン・コメディB級映画。雑誌編集長のハナメは、担当する雑誌が廃刊になり失業。母はカッパを捜して池に落ち昏睡状態。八方塞がりで父と思しき人物が経営する骨董店に足を運ぶが…。個性豊かなキャラクターが作り出すゆるい笑いに、気づけば心癒されるB級映画。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編5位:テッド
見た目はモフモフ、中身はオッサンのテディベアが繰り広げる大ヒットコメディ。8歳のジョンの願い事が叶い、命が宿ったテディベアのテッド。二人は大親友のまま年を取り、気付けば中年男性に。ジョンは恋人のロリーから「自分とテッドのどちらか選んで」と言われ…。外見はキュートなのに下ネタ吐きまくりなテッドのギャップが堪らない!たまに入る「フラッシュゴードン」などのサブカルネタも面白い、問答無用で笑える一本。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編4位:女子ーズ
女子は恋に仕事にヒーローに忙しい!「名字に色が入っている」という理由だけで何となく集められたヒーロー戦隊「女子ーズ」の活躍を描く、脱力系特撮コメディ。『銀魂』『勇者ヨシヒコシリーズ』の福田雄一が監督・脚本を担当。今では実現が難しいような桐谷美玲、有村架純、高畑充希、山本美月といった人気女優の豪華な顔ぶれが楽しめるB級映画。
B級映画のおすすめ人気ランキング!コメディ注目のTOP3!
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編3位:ゾンビランド
アメリカの歴代ゾンビ映画興行収入ナンバー1!爽快感溢れる青春ゾンビコメディ。新型ゾンビウイルスが蔓延し、"ゾンビランド"となったアメリカ。学生だったコロンバスは“生き残るための32のルール”を作り生き延びてきた。そんな中、最強のゾンビハンターや美少女詐欺師姉妹と出会い…。荒廃した世界で個性豊かに生きるキャラクターたちが魅力的な物語。オスカー女優エマ・ストーンも出演。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編2位:ナポレオン・ダイナマイト
独特のゆるーいテンポがクセになる青春コメディB級映画。主人公ナポレオン・ダイナマイトは田舎で冴えない日々を送る高校生。ある日親代わりの祖母が入院したため、アメフト好きの叔父と同居する。そんな中、転校生でメキシコ系移民のペドロが生徒会長に立候補。ナポレオンは彼を当選させようと奮闘する。2004年にアメリカのミニシアターで小規模上映され、口コミで全米1,027館にまで広がった大ヒット作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~コメディ編1位:ショーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビ映画好きにおすすめしたい笑いと感動のホラーB級映画。ジョージ・A・ロメロの傑作『ゾンビ』のパロディ作品(タイトルはもちろん『ドーン・オブ・ザ・デッド』のもじり)。ロンドンで仲間と無気力な生活を送るショーンは、彼女に愛想を尽かされ振られてしまう。飲み明かした翌朝、目覚めると街がゾンビだらけに。ホラーだけでなく青春、コメディ、ラブストーリー、様々なジャンルの楽しみが一度に味わえる名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編10位:CUBE
シチュエーション・スリラー好きにおすすめ!密室だけで繰り広げられる、超濃密な低予算サスペンスB級映画。立方体(キューブ)で作られた迷宮に突然閉じ込められた男女6人。出自はバラバラ、誰が集めたのかも不明。食料はなく、迷宮には死のトラップが仕掛けられている。果たして脱出することはできるのか?極限状態で人間の心理が暴かれる、意外にも哲学的な内容の名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編9位:ファイナル・デスティネーション
絶対に逃れられない死の運命にとらわれた若者たちを描く名作B級映画。高校生のアレックスは、修学旅行先に向かう飛行機が爆発する夢を見てパニックを起こし、6人のクラスメイトとともに機内から降ろされてしまう。しかし、離陸した飛行機は本当に爆発。間一髪命を取り留めた7人だが、一人また一人と、予想外の方法で命を落としていく。死は彼らを見逃したわけではなかった。助かる方法は一体?
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編8位:es
アメリカのスタンフォード大学で実際に行われた、戦慄の心理実験を描くB級映画。記者でタクシー運転手のタレクは、大学で行われる実験の被験者募集を見つけて応募する。実験は模擬刑務所の中で被験者たちを「囚人」と「看守」に分け、各自与えられた役割をこなしながら2週間生活するというものだった。実験は次第に被験者たちの精神を蝕み、予想もつかない事態が…。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編7位:タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
スプラッターホラー好きにおすすめの、笑える傑作サスペンスコメディ!タッカーとデイルは気の良い親友同士。休暇を念願の別荘で過ごそうと訪れた森で、名門私立大学生グループと遭遇した二人は、山小屋の殺人鬼だと勘違いされてしまう!さらに、川で溺れている女子大生を救出したのに誘拐と誤解される二人。身の潔白を証明しようとするが、学生たちの勘違いは止まらず、次々と死者が発生し…。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編6位:殺しのドレス
巨匠ブライアン・デ・パルマ監督が描く欲望と倒錯のサスペンスB級映画。美術館で行きずりの男と不倫をした女性が殺された。彼女の息子は目撃者の娼婦と協力し、犯人捜しに乗り出す!緊迫感のあるストーリーと、容疑者の不気味な存在感がたまらない作品。ヒッチコックの影響を強く受けたデ・パルマだけに、『サイコ』へのオマージュが全編通して見られる。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編5位:メメント
『ダークナイト』『ダンケルク』の名監督クリストファー・ノーランの出世作。予測不能の巧みなストーリーで、低予算ながらアカデミー賞脚本賞にノミネートされた。強盗に妻を性的暴行の上殺害され、自身は犯人に負わされた頭の怪我により記憶が10分しか保てなくなった主人公の復讐を描く。手がかりをタトゥーで体に刻みながら犯人を捜す姿が壮絶。観終わったあともう一度観返したくなる、アイディア勝負の名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編4位:バタフライエフェクト
愛する女性を救うため、タイムスリップで過去を何度もやり直す青年の姿が感動的なB級映画。青年エヴァンは記憶を失くすことが多かったため、幼い頃から医師の勧めで日記を書いていた。ある日、書かれた日記を読むと過去のその時点に戻れる能力に気付く。自分のせいで不幸にしてしまった幼馴染のケイリーを救うため、彼は過去を変えようと決意する。愛について考えさせられる名作!
B級映画のおすすめ人気ランキング!サスペンス注目のTOP3!
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編3位:ドント・ハングアップ
イタズラ電話をかけた相手に家族や友達の命を奪われる!恐怖のB級映画。サムとブレイディは、イタズラ電話をかける動画をSNS配信して、閲覧数を稼ぐ悪質な行為にハマっていた。ある日、電話をかけた男から折り返し電話がかかってくる。最初はあざ笑う二人だったが、男はブレイディの両親を監禁しており…。二転三転する展開に目が離せない。謎が解けたときに物語の印象が変わる、良質なサスペンス。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編2位:リミット
土に埋められた棺の中だけで繰り広げられる、スリル満点のB級映画。イラクで支援物資の運搬をしているトラック運転手のポールは、何者かに襲われ、気がつくと狭い棺に閉じ込められていた。どうやら棺は地中深くにあるらしい。手元には見慣れぬ携帯とライターのみ。そして彼にタイムリミットが近づく…。主演のライアン・レイノルズは、撮影の終わり頃には閉所恐怖症になっていたそう。
B級映画のおすすめ人気ランキング~サスペンス編1位:ソウ
これぞドンデン返しサスペンスの金字塔!低予算ながら、意表を突く設定と先の読めないストーリーでブームを巻き起こしたB級映画。老朽化したバスルームで目を覚ましたゴードンとアダム。足を鎖でつながれ、部屋の中央には自殺死体が。それは謎の殺人鬼ジグソウの仕掛けるゲーム。時間内にどちらかが相手を殺さなければ両者に死が待っている…。衝撃の展開に、度肝を抜かれること間違いなし。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編10位:ヒドゥン
人間に寄生する異星人と刑事たちとの戦いを描くSFホラー。ロス市警のベック刑事は、カーチェイスの末に凶悪犯を逮捕する。重傷を負った犯人は病院に移送されるが、今度は犯人と同室の患者が凶悪事件を起こす。そこに奇妙なFBI捜査官が現れ…。SF好きにおすすめの隠れた名作。口から口に乗り移るエイリアンの強烈さ、テンポの良いストーリーで、今も色褪せないB級映画。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編9位:28日後...
『スラムドッグ$ミリオネア』でオスカー授賞のダニー・ボイル監督が放つ、英国産ゾンビ・パンデミック・スリラー!生物を狂暴化させるウイルスに感染した実験用チンパンジーが脱走。28日後、交通事故で意識を失っていたジムが目を覚ますと、街には感染した人々の群れが…。「走るゾンビ」を一早く取り入れた作品。荒廃した世界で人間性を失っていく恐ろしさも描かれ、奥深いストーリーが楽しめる。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編8位:イグジステンズ
鬼才デヴィッド・クローネンバーグが仕掛ける名作SFサスペンス!脊髄に穴を開け、生体ケーブルを差し込んでプレイするヴァーチャルゲームが流行する世界。新作ゲーム『イグジステンズ』の発表イベントで天才ゲームデザイナーのアレグラが襲撃される。彼女を助けた警備員のテッドは、ともにゲームの世界へ入り込むが…。内臓のような奇妙な舞台装置など、独特な世界観を堪能できる作品。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編7位:遊星からの物体X
『ゼイリブ』のジョン・カーペンター監督による、B級映画の金字塔と呼び声高いSFホラー!冬の南極大陸を舞台に、氷の中から発見された未知の「物体」と観測隊員たちの死闘を描く。「物体」のグロテスクなデザインは必見。南極基地という閉ざされた空間で、誰が「物体」に寄生されているか分からない恐怖感が見事。心理サスペンスとしてもおすすめの名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編6位:ミミック
虫恐怖症の方注意!遺伝子操作で作られた昆虫が人間に擬態(ミミック)するホラーSF映画。未知の伝染病が蔓延するニューヨーク。研究者のスーザンは、感染源のゴキブリを全滅させるため新種の昆虫「ユダの血統」を開発。それから3年後、伝染病は収まったが、地下鉄には繁殖する巨大昆虫たちの姿があった…。大の怪獣好きで知られるギレルモ・デル・トロが監督した、昆虫パニックB級映画の名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編5位:ニューヨーク1997
舞台は「マンハッタンが丸ごと巨大な刑務所と化した近未来」という衝撃的な設定のB級映画。ある日、大統領の乗った飛行機がハイジャックされマンハッタンに墜落。警察本部長は、強盗の罪で収監予定だった元特殊部隊員スネーク・プリスキンを潜入させる。ハードボイルドなスネークが格好いい作品。人気ゲーム『メタルギア』のモデルになった映画で、特撮スタッフにジェームズ・キャメロンが参加している。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編4位:スターシップ・トゥルーパーズ
銀河に進出した人類と、巨大昆虫型生物バグズの死闘を描くSFアクション。女性目当てで地球連邦軍に入隊したジョニーが、厳しい訓練を耐え、戦士へと成長していく姿を描く。残酷シーンと戦争礼賛が続くが、実はナチス・ドイツのプロパガンダ映画のパロディ。笑いの中に戦争への鋭い風刺が込められているB級映画だ。監督は鬼才ポール・バーホーベン。彼が第二次世界大戦中に爆撃を受けた体験が作品に影響している。
B級映画のおすすめ人気ランキング!SF注目のTOP3!
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編3位:JM
北野武とキアヌ・リーヴス、日米の二大スターが共演したB級SF映画。脳に埋め込まれたチップに大量の情報を入れて運ぶ”記憶屋”ジョニーと、彼が巻き込まれる陰謀を描く。サイバーパンク小説の代表的作家ウィリアム・ギブスンが、自身の作品『記憶屋ジョニィ』を脚本化。これだけ豪華なメンバーが揃いながらB級感溢れる内容が見どころ。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編2位:スクリーマーズ
巨匠フィリップ・K・ディックの短編小説『変種第二号』の映画化。舞台は鉱石ベリニウムを巡り内戦が続く惑星シリウス6B。そこには軍が開発した殺人兵器スクリーマーが至る所に仕掛けられていた。和平交渉に向かう連合軍司令官ヘンドリクスンの戦いを描く。『トータル・リコール』のダン・オバノンが脚本を担当。B級映画ながら、スリリングな展開と骨太なストーリーで今も評価が高いSF作品。
B級映画のおすすめ人気ランキング~SF編1位:ターミネーター
言わずと知れた伝説的作品!実は当時無名だったジェームズ・キャメロンが1984年に監督した低予算B級映画。CGがメジャーでない時代のため、残酷シーンなどの作り物感は愛嬌がある。しかし、殺人アンドロイドを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーの迫力や、手に汗握るストーリー、平凡な大学生サラ・コナーが強い女に成長していく感動など、低予算ながら時代を超えた面白さを持つ名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編10位:ピラニア
人食いピラニアが牙を剥くパニックB級映画!行方不明のカップルを調査する主人公マギーは、生物兵器として作られた獰猛なピラニアを誤って川に放流してしまう。全編通してコメディタッチな場面が多く、何度もリメイクされている傑作。ストーリーや小道具などに『ジョーズ』へのオマージュが見られる。当時の新鋭の特撮スタッフたちが参加しており、見応えのあるSFXも必見。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編9位:リベリオン
二丁拳銃のヒーローが活躍!完成された世界観と、美しいアクションの虜になるB級映画。第三次世界大戦から復興した未来の世界、人々は薬品により感情を管理されていた。本当の感情に目覚めた主人公は、権力に戦いを挑む。中国武術と銃が合わさったような架空の拳法「ガン=カタ」がスタイリッシュで見応えがある。劇場公開時はヒットせず、DVD発売後口コミで人気が広がった名作。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編8位:デス・プルーフinグラインドハウス
鬼才クエンティン・タランティーノ監督が放つ、B級映画を愛する者のために撮られたようなB級映画。2本の映画と架空の予告編4本で構成された『グラインドハウス』の中の一編を、カットシーンを加えて1本の作品にしたもの。車を凶器にして女性を殺害する異常者との戦いを描くカーアクション。『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタントを務めたゾーイ・ベルが、猛スピードで走る車に張りつく驚異の身体能力を見せる。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編7位:トレマーズ
ネバダ州の砂漠の町で、奇妙な出来事や変死事件が続発。その原因は地中に住むナメクジのような巨大生物で…。全体的にコメディタッチな、パニックB級映画の名作。個性豊かな人々が一致団結して怪物に挑む姿が感動的だ。アメリカ本国ではヒットせず、ビデオ発売後に爆発的人気となり、興行収入の3倍の販売・レンタル売り上げを出したカルト作。人気を受けて何本もの続編が製作された。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編6位:シャークネード
サメ(シャーク)と竜巻(トルネード)が合わさったら何が生まれるだろう。答えはもちろんシャークネードだ。メキシコ湾で発生した竜巻が多種多様なサメを巻き込んでロサンゼルスを襲来。最凶のサメ竜巻に襲われた人々のサバイバルを描くパニックムービー。陸から空から迫りくる強靭な生命力のサメが魅力的。衝撃の発想でコアなファンを生み出し、多くの続編が製作されたB級映画のチャンピオン。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編5位:デス・レース2000年
B級映画の帝王ロジャー・コーマンが製作した、カルト的な人気を誇る名作。舞台は西暦2000年、独裁国家となったアメリカ。国民からの絶大な人気を誇る"デス・レース"に挑むレーサーたちの戦いを描く。一般市民を轢くと加算されるポイント、主人公のヒーローとは思えないビジュアルなど、衝撃的な要素が強い。売れる前のシルヴェスター・スタローンが宿敵"マシンガン・ジョー"役で出演している。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編4位:ニード・フォー・スピード
高級スーパーカーがクラッシュしまくる贅沢なB級映画!改造スポーツカーで公道を走る同名人気レースゲームを完全再現した実写版。主人公トビーは昼は自動車修理士、夜は裏レースに繰り出す凄腕ドライバーだったが、裏切りにより無実の罪で投獄される。復讐を誓うトビーは、仮釈放中に全米最大のストリート・レース「デレオン」に参加する。彼を狙う賞金稼ぎや警察も立ちはだかる中、リベンジを果たすことはできるのか。
B級映画のおすすめ人気ランキング!アクション注目のTOP3!
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編3位:ザ・レイド
30階建ての高層ビルを舞台に、ギャングとSWATが死闘を繰り広げる!ノンストップのド迫力アクションが堪能できるB級映画。ジャカルタの麻薬王が所有する犯罪者たちが蠢くビルに、SWATの20人の精鋭部隊が突入。シラット(東南アジアの武術)の使い手である主人公に、次々と最強の敵が襲いかかる。超低予算ながら世界中でヒットした、武闘好きは興奮間違いなしの作品。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編2位:ストリート・オブ・ファイヤー
ロックとアクションに彩られた熱いB級映画!人気ロック歌手のエレンが地元でのライブ中に誘拐される。元恋人のトムが彼女を助け出し、二人の愛は再び燃え上がるが…。ライブで始まりライブで終わる疾走感が堪らない。若者たちの激しさ、物憂げな瞳を持つトムの格好良さなど、様々な興奮を与えてくれる名作。若き日のウィレム・デフォーがギャングのボス役で出演している。
B級映画のおすすめ人気ランキング~アクション編1位:マッドマックス
ジョージ・ミラーの名を世界に轟かせた傑作アクション!舞台は近未来のオーストラリア。警察官のマックスは、暴走族に妻と息子を殺される。復讐に目覚めたマックスを誰も止めることはできない。手加減なしのダイナミックなカーチェイスが見どころ。カークラッシュの多い作品だが、元救命士の監督が事故現場で働いていた経験が活かされているという。
B級映画のあるあるネタ
B級映画のあるあるネタ①CG
CGであることがバレバレなことが多く、質が低い。特撮がしょぼい。しかし粗いCGでありながら、どこか味があって愛嬌がある。
B級映画のあるあるネタ②設定
設定が雑。砂漠や森など費用のかからない所で撮っている。女性科学者は基本セクシー。ゾンビ映画のキャラは「頭を撃てば倒れる」「噛まれると感染する」などのゾンビルールを知らないので噛まれる。大学生は山小屋に行くことが多い。そして山小屋には殺人鬼がいる確率が100%。
遺伝子操作されたモンスターは基本脱走する。モンスターはなぜか必ず町に向かう。FBIは絶対ヘリコプターで到着する。
B級映画のあるあるネタ③役者
ほぼ無名か新人。でもびっくりするようなスターが若手の頃に脇役で出ていたりする。突然脱ぎだす女子がいる。突然脱ぎだす女子は大概ムキムキの彼氏がいる。大根演技が多い。
B級映画のあるあるネタ④死ぬパターン
仲間に内緒でエッチなことをしているカップルは死ぬ。偉そうにしているやつも死ぬ。真っ先に逃げると死ぬ。「すぐ戻る」と言って一人で行動すると死ぬ。「俺に任せてここは行け!」と言う良いやつも死ぬ。マッドな科学者も死ぬ。愛する人の写真を持ち歩いてるヤツも死ぬ。主役の賢くてアルコールとか麻薬をやらないタイプの女性は生き残ることが多い。
B級映画のあるあるネタ⑤逃げられない
車は基本エンジンが故障している。シャワールームや更衣室で追いつめられる。走って逃げて偶然通った車に拾ってもらったら殺人鬼の車だった…ということが多い。犯人が後ろにいるのに気づかない。物音の正体が風で安心した直後に襲われる。殺人鬼は死んでも生き返る。「助かった!」と思ったら夢だったりする。
B級映画のあるあるネタ⑥DVD
DVDに吹き替えは基本ない。レンタルショップに置いてない。DVDのジャケットが詐欺。「えっこの子出てないじゃん!」となることが多い。
B級映画のおすすめ名作まとめ
出典: https://ciatr.jp
ここまで、B級映画のおすすめ名作を「ホラー」「コメディ」「サスペンス」「SF」「アクション」のジャンルに分けてランキング形式でご紹介した。B級映画には有名なヒット作から隠れたカルトな傑作まで幅広い種類があった。低予算や短い撮影期間など限られた条件の中で撮影された作品が多かったが、だからこそ工夫とアイディアで人々を魅了するB級映画が生まれたのかも知れない。
B級映画には「山小屋には殺人鬼がいる」「「俺に任せてここは行け!」と言うやつは死ぬ」など特定のあるあるがあった。また、何作もシリーズが作られる人気作も、一作目は低予算のB級映画だったケースが多い。この記事を読んで下さったあなたも是非、魅力溢れるB級映画の世界を堪能してほしい。