【るろうに剣心】十本刀の張は死亡した？原作漫画との違いや演じたキャストは？

十本刀の張は、作中の人気キャラクターとなっています。実写映画でも存在感を見せたことでも知られていて、実写化キャストも絶賛されていました。十本刀の張はコミカルなキャラクターでありながら、京都に到着した剣心と死闘を繰り広げたことでも注目されています。ここでは、るろうに剣心と十本刀の張の基本的な情報などを紹介してきましょう。

るろうに剣心は、数多くの漫画に影響を与えた作品として知られています。特に人気の高いエピソードである京都編は、少年漫画史に残るエピソードとして絶賛されました。るろうに剣心は国内外で多くのファンを獲得し、ワンピースや呪術廻戦などの人気漫画にも影響を与えたと言われています。ここでは、るろうに剣心の概要などを簡単にまとめていきます。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は和月伸宏によって描かれる歴史漫画です。『週刊少年ジャンプ』で1994年から5年間連載された大ヒット漫画となっています。アニメ化や実写映画化など、数多くのメディアミックスを成功させました。正式な続編である『北海道編』が連載されるなど、その人気を数十年間維持し続けている驚異的な人気作品となっています。少年漫画の中でも、知名度が極めて高い作品です。

幕末の動乱期に、「人斬り抜刀斎」と恐れられた存在がいました。伝説の剣客と言われ、その強さは明治の世まで語り継がれています。明治維新後に、人斬り抜刀斎は緋村剣心と名乗り、流浪の旅に出ました。剣心は多くの人を殺した贖罪のために、人助けをして旅を続けています。そして、東京に立ち寄った際に、神谷薫という少女に出会ったことで、彼は本当の意味で自分の罪と向き合っていくことになりました。

十本刀の張のプロフィールを見ていきましょう。本名は沢下条張（さわげじょうちょう）であり、身長は180センチ、体重は76キロと公式プロフィールが明かされています。刀剣蒐集マニアで、特に新井赤空作の殺人奇剣を追い求めています。多くの刀を使用して戦闘するスタイルで、どんな刀でも使いこなしてしまう戦闘センスを持っていました。十本刀の中では、最も早く抜刀斎に敗れています。

十本刀の張は高い人気を誇るキャラクターです。そのため実写映画で、十本刀の張が死亡したことには驚きの声が集まっています。実写映画では死亡していますが、原作漫画では死亡していないという珍しいキャラクターでした。ここからは、実写映画では十本刀の張は死亡したことをまとめていきます。

十本刀の張は、実写映画では死亡しています。初登場は第二作に当たる京都大火編でのことでした。剣心と新たな逆刃刀を巡って戦闘になり、敗北するという原作通りの展開が描かれました。その後、第4作で再び登場し、縁によって殺されてしまいました。その死体を剣心へのメッセージとして利用されるなど、衝撃的な死亡シーンが多くのファンを驚かせます。張の死亡が描かれるという展開は、映画オリジナルとなりました。

十本刀の張は、アニメでは死亡していません。張は実写映画でもあまり改変がありませんでした。しかし、第4作目で死亡シーンが描かれていて、アニメにはない展開が描かれていました。アニメでは斎藤一の部下として登場し、アニメオリジナルストーリーである長崎編などでも活躍しています。十本刀の張がアニメでは死亡していないことで、映画とアニメで大きな乖離が生じてしまいました。

ここでは、十本刀の張のアニメと実写映画・原作漫画の違いを見ていきましょう。十本刀の張は人気キャラクターとなっていて、数多くの登場シーンがあります。敵キャラクターから警察の密偵になり、多くのエピソードで活躍していました。実写映画、アニメ、原作漫画ではわずかな違いがあるために、ファンにもどういった違いがあるのか注目されています。

十本刀の張のアニメと実写映画・原作漫画の違いの一つ目は、アニメでの張です。アニメでの張は、剣心達が志々雄真実を倒した後に、斎藤一の部下となっていました。警察の密偵として情報収集などを任されています。『長崎編』では、アニメオリジナルキャラクターである天草翔伍(あまくさしょうご)と戦闘になり、瀕死の重傷を負わされてしまっています。その後は、登場シーンはありませんでした。

十本刀の張のアニメと実写映画・原作漫画の違いの二つ目は、原作漫画での張です。張は原作では長崎編は描かれず、人斬り抜刀斎の過去のエピソードである『追憶編』や雪代縁との戦いを描く『人誅編』が描かれます。しかし、張の出番はあまりありませんでした。そして、本編は一度完結しています。2017年に続編となる『北海道編』が始まりました。

北海道編では、張が再登場しています。このエピソードでは、北海道で暗躍する謎の集団との戦いが描かれていて、十本刀の残党も登場していました。その中の一人が張であり、剣心たちと共闘する姿が描かれてます。北海道編はアニメ化されていないエピソードであるために、原作漫画のみで見ることができる張の姿となっています。このエピソードでは、本格的に剣心と共闘する姿が描かれていました。

十本刀の張のアニメと実写映画・原作漫画の違いの三つ目は、実写映画での張です。実写映画で、張は雪代縁との戦いに参加しています。そして、斎藤を裏切り、情報を流していました。しかし、縁によって殺され、口の中に「この場所にて人誅をなす」という手紙を入れられます。これが剣心たちへのメッセージとして使用され、アニメでも原作でも生き残っていた張はあっさりと死んでしまいました。

ここでは、十本刀の張の俳優キャストを見ていきましょう。実写映画・るろうに剣心は、世界的にも高い人気を博しています。豪華なキャスト陣が話題になっていて、十本刀の張の俳優キャストも注目されています。十本刀の張の俳優キャストに起用されたのは、三浦涼介です。三浦涼介は若手俳優として注目されている存在で、十本刀の張の再現度の高さは絶賛されたことでも知られています。

三浦涼介(みうらりょうすけ)は1987年2月16日生まれの俳優であり、歌手としても活躍しています。東京都出身、ロハスプロダクションズに所属しています。実写映画では十本刀の張を演じていますが、2018年の『浪漫活劇 るろうに剣心』では四乃森蒼紫役を演じており、本作とのつながりが深い俳優です。『仮面ライダーオーズ』で高い人気を博し、イケメン俳優として舞台や映画を中心に活躍しています。

三浦涼介は、ナイーブの性格をしていると明かしています。自己主張することが苦手で、『仮面ライダーオーズ』で共演した渡部秀とは、衝突した過去を語っていました。互いに性格が正反対で、そのことで喧嘩をしたとインタビューなどで答えています。そして、長い撮影期間を経て親友になったと言っており、心を開くと一気に距離が縮まる性格をしていると明かしました。

三浦涼介の家族は芸能一家の出身であることでも知られています。三浦涼介は、俳優の三浦浩一・純アリス夫妻の三男として生まれ、兄も元俳優でした。小学6年生のときに受け、芸能界に入りました。父親の高い演技力を受け継ぎ、映画『おぎゃあ。』で俳優デビューしてイケメン俳優として注目の存在となります。母親である純アリスはすでに逝去しています。

三浦涼介は学歴について正式な情報は、分かっていません。ネット上では、三浦涼介は高校に進学していない可能性が指摘されています。小学6年生の頃から芸能界デビューしていたので、高校生の年齢になるころには俳優として活躍していました。そのため、高校に通わずに俳優業に集中していたと言われています。

三浦涼介は、2005年に特撮テレビドラマ『超星艦隊セイザーX』のケイン役でレギュラー出演を果たしています。イケメン俳優として注目されたのは『仮面ライダーオーズ』のアンク(泉信吾)役を演じたことです。その後は、出演作を増やし、舞台『bambino』や『ショーシャンクの空に』などでも高い評価を獲得しました。仮面ライダーシリーズの2011年や2017年の劇場版などにも出演しています。

2019年には、ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』やミュージカル『エリザベート』などへの出演で、舞台俳優としての地位を確立しています。舞台『呪術廻戦』では、作中屈指の人気キャラクターである五条悟役を演じていて、漫画ファンに絶賛されました。2020年代の出演作に、『小吉の女房2』や『顔だけ先生』などがあります。

ここでは、十本刀の張の声優を見ていきましょう。るろうに剣心はアニメ作品として絶賛されていて、声優起用は後世のアニメに大きな影響を与えています。舞台俳優やドラマ俳優、宝塚出身女優など、独自の声優起用法で語り継がれるアニメとなりました。十本刀の張の声優に起用されたのは、舞台俳優として高い人気を誇っている福本伸一です。

福本伸一(ふくもとしんいち)は、1961年10月13日生まれの俳優です。ミーアンドハーコーポレーションに所属しており、大阪府出身、早稲田大学教育学部を卒業しています。早稲田大学学生劇団「てあとろ50'」で演技の基礎を確立し、「劇団ラッパ屋」の旗揚げに参加していました。声優だけでなく、舞台やテレビドラマなどの実写作品にも出演しています。声優としての出演作は少なく、十本刀の張が声優としての代表作です。

福本伸一の主な出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。テレビアニメは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でアニメ声優としてデビューしています。その後、1996年の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』で張役を演じていました。そのほかの声優としての出演作品には、『発明BOYカニパン』のシロヤーギ役があります。実写映画への出演作品に、映画『交渉人真下正義』があります。

ここでは、るろうに剣心の十本刀の張に関する感想や評価を見ていきましょう。十本刀の張は作中でも人気キャラクターとして知られていて、実写化キャストやアニメ声優なども気にされています。作中でも登場シーンも多く、実写映画での衝撃的なシーンも話題になりました。ネット上でも、十本刀の張に関する感想や評価は数多く見つけることができました。

十本刀の張は、高い人気を獲得していました。クセの強い十本刀の中でも、コミカルなシーンも多いため、多くのファンを魅了しました。京都編の後にも登場するキャラクターで、剣心たちの味方のようなポジションになったことも称賛されています。

実写映画での十本刀の張は、十本刀の張も絶賛されています。十本刀の張は原作の再現度も高く、張を演じていた三浦涼介にも注目が集まりました。そのため、ネット上でも三浦涼介のファンになったという声も多く集まっています。

実写映画で死亡してしまうことも多くのファンが驚きの声を上げています。原作やアニメとは違う展開だったので、張が殺されてしまうという展開はネット上でも話題になっていました。こうした変更が行われたことに関しては、ファンの間でも賛否が分かれています。

この記事では、るろうに剣心の十本刀の張について死亡したという事や原作、アニメとの違い、ネット上の感想などを紹介してきました。アニメ声優や実写化キャストも話題になっていて、多くの注目を集める人気キャラクターとなっています。この記事で紹介した十本刀の張の死亡に注目して、るろうに剣心をお楽しみください。