2021年11月21日公開
2021年11月21日更新
【さんかく窓の外側は夜】映画のあらすじをネタバレ解説!キャストや評価・感想は?
映画「さんかく窓の外側は夜」のあらすじを、ネタバレと共に紹介します。さんかく窓の外側は夜に出演しているキャストや犯人についてもネタバレしているほか、さんかく窓の外側は夜の映画と原作の違いについてもまとめています。ネット上での映画の感想や評価についてもまとめているので、さんかく窓の外側は夜を知らないという人も必見です。あらすじは特に詳細にネタバレしていますが、知った上で鑑賞しても楽しめる映画です。豪華キャストについても要チェックです。
目次
さんかく窓の外側は夜とは?
映画「さんかく窓の外側は夜」のあらすじなどを見て、鑑賞してみたいと感じた人も多いのではないでしょうか?今回は、さんかく窓の外側は夜の映画のあらすじやキャストについてを、ネタバレと共に紹介します。さんかく窓の外側は夜に関するネット上の感想や評価についてもまとめているので、映画の内容を詳細に知りたい人は必見です。犯人についてのネタバレなども含まれているので、知りたくないという人はご注意ください。
さんかく窓の外側は夜の原作
さんかく窓の外側は夜は、映画オリジナルの作品ではありません。映画の原作となっているのは、ヤマシタトモコ先生が描くミステリー漫画です。漫画版のさんかく窓の外側は夜は、「MAGAZINE BE×BOY」で2013年から2021年まで連載されていました。累計発行部数は170万部を突破する人気作品で、コミックスは全10巻が刊行されています。映画版とは真犯人の正体に違いがあったりと、比較をしながら楽しむこともできる作品です。
さんかく窓の外側は夜は、映画のほかにテレビアニメ版の制作もされています。アニメ版のさんかく窓の外側は夜は、2021年10月からTOKYO MXにて絶賛放送中です。制作は株式会社ゼロジーが担当しています。テレビアニメの主題歌は、ロックバンドのフレデリックが担当しています。EDはさんかく窓の外側は夜の主人公を演じる、声優の羽多野渉さんが担当しています。
さんかく窓の外側は夜の体感型ゲームも開催
さんかく窓の外側は夜は、アニメイトの各店舗にて体感型のホラー謎解きゲームが開催されました。開催期間は2017年8月10日から9月18日で、「さんかく窓の外側は夜」~呪われた夢からの脱出~というタイトルです。WEBを使用した解答方式を採用しており、参加をするためにはQRコードリーダーのインストールと、スマートフォンなどの端末が必須となっていました。会場内では、限定の音声ミニドラマを聞きながら謎解きをします。
さんかく窓の外側は夜の制作スタッフ
映画版のさんかく窓の外側は夜は、ワタナベエンターテインメントと松竹の共同製作プロジェクトの第1弾として制作されました。映画の監督を務めたのは、森ガキ侑大さんです。映画はPG12指定となっており、新型コロナウイルスの影響を受けて2020年10月30日の公開予定が2021年1月22日に延期されました。映画の脚本を担当したのは相沢友子さんで、主題歌を担当したのは音楽ユニットの「ずっと真夜中でいいのに。」です。
さんかく窓の外側は夜はグロい?
映画のジャンルとして、オカルトやホラー要素が含まれる作品は苦手だという人もいるはずです。さんかく窓の外側は夜はグロいのか、ネタバレは控えたくてもそこだけ知っておきたいという人もいるのではないでしょうか?さんかく窓の外側は夜は、PG12指定の映画です。PG12は、12歳未満は保護者の同伴が推奨されているというものです。そのため、小学生以下でも鑑賞すること自体は可能となっているレイティングの映画です。
それなら安心して映画を観ることができると感じる人もいるはずですが、さんかく窓の外側は夜はPG12指定の映画にしてはグロいとの感想もあります。本作では連続殺人事件の調査を依頼されて、バラバラ殺人事件などの調査をするシーンが登場します。そこには被害者の肉片が映し出されたり、趣味がいいとはいえない演出が含まれています。R15指定まではいかないにしても、グロいシーンもある映画だと覚悟しておく必要があります。
さんかく窓の外側は夜の映画あらすじネタバレ
漫画版とは真犯人などが異なっているという映画、さんかく窓の外側は夜ですが、あらすじが気になっている人も多いはずです。続いては、映画版さんかく窓の外側は夜のあらすじについてを、ネタバレと共に紹介します。映画のネタバレを知りたくないという人は、閲覧にはご注意ください。ネタバレを知っても楽しむことができる映画ですが、推理をしながら楽しみたいという人はあらすじは飛ばすことをオススメします。
あらすじネタバレ①冷川理人との出会い
三角康介(みかど こうすけ)は、同級生から「幽霊なんかいるわけない」と馬鹿にされていました。しかし、用水路を指差した彼は「嘘じゃない」と言います。そんな三角のことを、誰も信じてくれませんでした。それから時は流れて、成人した三角は書店員として働いています。特異体質を持つ三角は、日常のあらゆる場面で幽霊を目にしては怯えて過ごしていたのです。恐怖から目を逸らすために、三角は眼鏡をかけていました。
その眼鏡を外した時、冷川理人(ひやかわ りひと)に出会います。冷川は三角の胸に手を当てて、「アレがこんなにはっきり見える」と感心したのです。三角形の結界を作り出した冷川は、三角と共にその中に入ります。三角が見ていた幽霊は、以前この場所で働いていた人物で、いじめによって飛び降り自殺をしていました。冷川が手をかざすと、その幽霊は消滅していきました。冷川は、自分の助手になってほしいと三角に名刺を渡します。
あらすじネタバレ②新しい仕事
冷川は、除霊師をしていると言いました。倍の時給を出すという冷川に、三角は「自分は幻覚を見ている」と告げます。その幻覚が怖くてたまらないと告げた三角に対して、冷川は一緒にいれば怖くないと話しました。彼と共に行動することにした三角は、除霊をするために池に入ることになります。そこで遭遇した幽霊に驚き、三角は溺れそうになります。しかし、冷川は「幽霊が危害を加えることは滅多にない」と冷静な様子です。
冷川は三角の中に入った時に、彼が幼い頃から特異体質を持っていた様子を見ていました。親や友人もいないという冷川の仕事を知る人間は、誰もいません。正式に契約書にサインをした三角は、腰の辺りに違和感を覚えます。三角の母親の則子は、新しい仕事は何なのかと尋ねていました。彼女は、息子の特異体質についてを知りません。
あらすじネタバレ③連続殺人事件
捜査一課の半澤日路輝(はんざわ ひろき)は、とある連続殺人事件を追う刑事です。この事件は3件発生しており、被害者には共通点がありました。それは、全員が若い女性であることと、バラバラ死体で発見されているという点です。それぞれに身体の一部が見つかっていない部分があります。犯人は逮捕されたものの、拘留している最中に自殺をしてしまいました。半澤は、「物件鑑定・特殊清掃会社」を訪れて事件の説明をします。
その会社は、冷川の事務所でした。被害者の発見されていない身体の一部を合わせると、丁度人間が一人分できあがる状態だったのです。半澤は、まだ見つかっていない身体の部分を探してほしいと依頼をしました。依頼を受けた冷川と三角は、犯人が住んでいたというアパートに立ち入ります。眼鏡を外した三角は、部屋の隅に犯人の幽霊を見つけました。三角形の結界の中に三角を入れた冷川は、犯人の意識を読み取ろうとします。
あらすじネタバレ④犯人の幽霊
犯人の意識によれば、犯人は被害者の女性を車のトランクに押し込んで拉致していました。その後部屋で首を絞めて殺害した女性を、風呂場に運んで解体していたのです。バラバラにした身体の一部は、廃ビルへと運び込まれていました。そこで身体を繋ぎ合わせていたのです。冷川が手をかざすと、幽霊だった犯人は消滅していきました。その頃、非浦英莉可(ひうら えりか)という女子高生は、道案内を頼んでいました。
通行人の石井慶子(いしい けいこ)は、横浜駅までの道案内を引き受けます。そんな石井に対して、非浦は彼女を呪い殺すと強く念じていたのです。すると、石井はトラックに撥ねられて死亡してしまいました。廃ビルの場所を突き止めた三人は、そこで大量の蛾を目にします。けれど、半澤にはそれが見えません。冷川は三角に、「見たものしか信じない者には作用しない」と教えます。
あらすじネタバレ⑤ヒウラエリカ
ある部屋に立ち入った冷川と三角が指差した方向には、バラバラ死体を繋ぎ合わせた一人分の死体が置かれていました。その傍には犯人の幽霊もいます。死体が腐敗していないことを、半澤は疑問視します。犯人の幽霊は、「ヒウラエリカに騙された」と言いました。夕食の焼き肉を食べながら、冷川と三角はヒウラエリカについて話します。犯人は操られており、死体は呪いの藁人形のようなものだと推測しました。
真犯人は遠隔操作で呪いを行っていると話す冷川に、三角はそれを半澤に話さないのかと尋ねます。けれど、それは自分たちの仕事ではないと言いました。翌日、訪ねてきた半澤から冷川は助手になった理由を尋ねられます。三角は「運命だ」と言われたことを話しました。半澤にヒウラエリカについて聞いたものの、彼は心当たりがないと答えます。そこに冷川が戻ってくると、半澤は新たな依頼をしました。
あらすじネタバレ⑥廃ビル
あの廃ビルを訪れた非浦は地面に手を触れて、この場所に三角がいたことを突き止めます。一方、半澤に連れられて二人は雑居ビルの立ち並ぶ路地へと向かいました。半年前から何人も失踪者が出ているというビルで、三角形の結界を作った冷川は半澤に入るよう指示します。ビルを調べようとした二人ですが、そこには非浦の姿があったのです。故意だと気づいた冷川は結界に戻る指示を出しますが、三角は気を失ってしまいます。
事務所近くの公園で半澤と会った三角は、ヒウラエリカに関する有力な情報を得られなかったと知ります。「冷川に呑み込まれるな」と忠告した半澤が立ち去った直後、いつの間にか傍には非浦の姿があったのです。「あなたの顔は知られている」という非浦の言葉と共に、三角は再び気絶します。目覚めた三角は事務所にいて、冷川が連れ帰ってきたことを知ります。鏡で腰を見てみると、そこには黒い色をした逆三角形の痣がありました。
あらすじネタバレ⑦相次ぐ不審死
冷川は、三角の魂がオープンすぎたことから、自分だけのものにしようと考えて契約をしたのだと話します。先日の雑居ビルの間取りを見せた冷川は、「穢れの貯金箱として適切な場所で、自分も同じことをしようとしていた」と言いました。非浦を放置していたのは金儲けのためだったのかと怒る三角は、自分も道具のひとつなのかと冷川に触れます。そして、彼の心の中を覗いたのです。
少年時代の冷川は、六角形の大きな部屋の中で万華鏡を眺めていました。「自分にもわからない」と答える冷川に対して、三角は仕事を辞めると伝えて事務所を出ていきます。その頃、警察では大物政治家の周辺で不審死している人物が、1年で9人もいることが問題視されていました。全員が代議士の日向にとって不利益な人物であり、そのうちの一人が非浦に呪い殺された石川慶子でした。
あらすじネタバレ⑧宗教団体
半澤に事務所を辞めたことを伝えた三角は、冷川の過去について教えられます。半澤がこれまで見てきた中でも一番凄惨だった現場は、15年前に宗教団体「掌光会」の内部で発生した集団殺人事件でした。唯一生き残った少年は特殊な能力を持っており、神の子「大掌様」と崇められていました。これが冷川で、まともな教育を受けず善悪の基準も理解できていなかったといいます。
非浦は父の松男と共に、宗教団体「神話の光」に入信しています。集会に顔を出した非浦ですが、教祖の石黒が気に食わず帰ろうとして父親に怒られます。罰が当たるという父の言葉を意に介さない非浦ですが、自分が鼻血を出していることに気がつきました。車で移動をしていた半澤は、道中で雑居ビルの前を歩く女子高生の姿を見かけます。不審に思って「ヒウラエリカさん」と声をかけると、それは非浦本人だったのです。
あらすじネタバレ⑨呪われた冴子
非浦は半澤を呪おうとします。けれど、呪いを信じない半澤には効果がありませんでした。そこに彼の妻の冴子がやってきます。代わりに冴子に呪いをかけた非浦は迎えの車で立ち去りますが、目から黒い血を流して倒れました。強い呪いをかけられた冴子は目から血を流し、半澤は自宅に冷川と三角を呼び出します。助けようとする三角とは逆に、人を救って良かったことが少ないと冷川は消極的でした。
さんかく窓の外側は夜の映画の結末ネタバレ
ここまでのあらすじを見るだけでも、かなりハラハラとした展開が続くさんかく窓の外側は夜です。続いては、映画版のさんかく窓の外側は夜の結末についても、ネタバレと共に紹介します。原作ファンからの映画への評価も気になるさんかく窓の外側は夜ですが、果たして映画ではどのような結末を迎えているのでしょうか?
結末ネタバレ①拉致される冷川と三角
半澤の家を出た二人は、待ち伏せしていた非浦の付き人・逆木たちによって拉致されてしまいます。目を覚ました三角は、非浦のもとに拉致されたことに気がつきました。彼女は目から血を流しており、冷川は「呪いが自分に跳ね返った、自業自得だ」と言います。三角は、彼女を助ければ冴子の呪いも解けるかもしれないと説得します。逆木を部屋の外に出すと、二人は非浦の意識の中へと潜入しました。
幼い頃に公園で遊んでいた彼女は、「入れて」とやってきた幽霊を「いいよ」と受け入れます。その後、街で発生していた連続通り魔殺人事件の犯人に狙われます。そんな彼女を庇った母親は、通り魔に殺されてしまいました。犯人を睨みつけた非浦は、通り魔に呪いをかけたのです。これを知った父親は、神話の光に入信して石黒のために力を使うよう命じたのです。実は石黒はかつて掌光会の教祖でもありました。
結末ネタバレ②赤い糸
三角は呪いを解くよう頼みますが、「貯金箱を使ったから無理だ」と非浦は断ります。それを作ったのは石黒で、そこに非浦が穢れの力を貯め込んでいました。石黒の存在について覚えていないと嘘をつく非浦に、手に負えないと冷川は手を引こうとします。けれど、三角は食い下がりました。冴子は症状が悪化したことで入院をします。三角は一人雑居ビルに入って貯金箱を壊そうとしますが、そこに非浦が現れました。
呪いをかけるときに名前を名乗ったのは、誰かが気付いてくれる可能性を考えていた。二人に会えて嬉しかったと語る非浦は、三角に協力してくれると言いました。貯金箱の部屋には呪いの言葉が書かれた赤い糸が張り巡らされており、非浦の協力によって入り口が開かれます。三角が奥に進んでいくと、穢れが一斉に解き放たれました。同僚からの電話を受けた半澤は、三角たちが呪いを解こうとしていると気づいて雑居ビルに向かいます。
結末ネタバレ③万華鏡
そこには冷川がいて、押し寄せるヤクザを食い止めてほしいと頼んだ彼はビルの中に入りました。部屋の中を進み続けていた三角は限界を迎えて倒れそうになりますが、そこに三角が現れます。限界を感じた非浦が撤退を告げますが、三角は糸に絡まっている万華鏡を見つけます。それを手に取ると、冷川が吐血して倒れました。その万華鏡は、冷川の母からの誕生日プレゼントで、冷川は失っていた記憶を取り戻したのです。
冷川の記憶の中に入った三角は、少年時代の彼の姿を見つけます。自分も他人と違う力が消えればいいと思っていたが、こんな自分でも何かができる。そう教えてくれたのは冷川だと語り掛けます。「これは運命?」と尋ねる冷川の言葉を肯定し、一緒にいれば怖くないと三角は彼の手を取りました。冴子の呪いは解けて、朝を迎えます。三角は万華鏡を冷川に渡しました。非浦は、三角に礼を伝えます。
結末ネタバレ④その後
その後、幽霊が見えることを三角は母親に伝えます。則子は驚きますが、「自分より目が良かっただけ」と答えました。事務所に戻った冷川は、契約書を破り捨てます。一方の三角は、もう幽霊を見かけても目を逸らすことはありませんでした。その頃、授業を受けていた非浦は、自身の腕に黒い筋がかかっているのを目の当たりにしたのです。
さんかく窓の外側は夜の映画キャスト
現実離れした展開も多く見られるさんかく窓の外側は夜ですが、映画の見どころはストーリーだけではありません。続いては、映画版さんかく窓の外側は夜に出演していた、キャストについても順番に紹介します。有名キャストが勢揃いの本作は、キャストの迫真の演技も見逃せない映画です。気になるキャストがいるという人はもちろん、アニメ版と映画版のキャストの違いについても比較すると楽しめるかもしれません。
冷川理人役/岡田将生
名前:岡田将生(おかだ まさき)
生年月日:1989年8月15日(現在32歳)
出身:東京都江戸川区
身長:181cm
血液型:AB型
職業:俳優
所属事務所:スターダストプロモーション
三角康介役/志尊淳
名前:志尊 淳(しそん じゅん)
生年月日:1995年3月5日(現在26歳)
出身:東京都
身長:178cm
血液型:A型
職業:俳優、タレント
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
非浦英莉可役/平手友梨奈
名前:平手 友梨奈(ひらて ゆりな)
生年月日:2001年6月25日(現在20歳)
出身:愛知県
身長:163cm
血液型:O型
職業:女優、モデル、歌手、ダンサー
所属事務所:Seed & Flower合同会社
半澤冴子役/桜井ユキ
名前:桜井ユキ(さくらい ゆき)
生年月日:1987年2月10日(現在34歳)
出身:福岡県久留米市
身長:163cm
血液型:不明
職業:女優
所属事務所:スターダストプロモーション
半澤日路輝役/滝藤賢一
名前:滝藤賢一(たきとう けんいち)
生年月日:1976年11月2日(現在45歳)
出身:愛知県名古屋市名東区
身長:177cm
血液型:O型
職業:俳優
所属事務所:アルファエージェンシー
ここで紹介した以外にも、北川景子さんなどの豪華キャスト陣が勢揃いしている作品です。気になるキャストが一人でもいるという人は、ぜひ映画をチェックしてみてください。
さんかく窓の外側は夜の映画と原作の違い
映画版のキャストがかなり豪華なさんかく窓の外側は夜ですが、実は映画版と原作にはいくつかの違いも見られています。続いては、さんかく窓の外側は夜の映画と原作の違いについても、順番に紹介します。こちらも映画のネタバレが含まれますので、どちらの詳細も知りたくないという人はご注意ください。違いがあることを踏まえた上で、原作と映画を見比べてみるとまた違った楽しみ方もできるかもしれません。
ネタバレ①冷川理人の過去
冷川が過去に掌光会で大掌様と呼ばれていたことや、集団殺人が起こって救出されたという点は同じです。さんかく窓の外側は夜の原作と映画の違いは、キーアイテムとなるのが「母親のペンダント」から「万華鏡」に変更されていた点です。信者たちは、冷川の呪いではなく、呪いの影響を受けて殺し合いに発展します。映画と違って、原作でその過去について三角が知るのは、半澤伝いやネット記事などによるものです。
ネタバレ②三角康介の過去
さんかく窓の外側は夜の原作と映画の違いは、三角の過去にもあります。幼い頃の三角は、用水路に変なおじさんがいるから行くのをやめようと同級生に伝えます。けれど、それを信じなかった同級生は用水路に入り、そのうちの一人が命を落とすことになります。これは三角にとってもトラウマとなっています。この経験があり、映画版のさんかく窓の外側は夜では、冷川に対する共感がより強いものになっています。
ネタバレ③ヒウラエリカの設定や過去
さんかく窓の外側は夜の原作と映画の違いは、非浦の過去にも見られます。原作では、非浦には友人もいて楽しそうな高校生活を送っています。けれど、映画版のさんかく窓の外側は夜では、非浦はクラスメイトから距離を置いて目立たないよう過ごしています。原作では仕事をするたびに高額な報酬を受け取っていますが、映画版では金儲けには興味がないといったモノローグもあり、金銭を受け取っていないことがわかります。
さらに、過去についても違いが見られます。原作では両親は健在ですが、映画版のさんかく窓の外側は夜では、彼女を庇って母親が通り魔に殺されています。原作では非浦の逃亡に母親が手を貸してくれますが、映画版では石黒の逃亡によって解放されるのではないかという流れが見られます。映画版のさんかく窓の外側は夜の非浦の方が、より過酷な人生を歩んでいるといえるのかもしれません。
ネタバレ④真犯人「先生」の正体
真犯人である「先生」についても、さんかく窓の外側は夜の原作と映画版での違いが見られます。原作では三角の父親ということがほぼ確定している先生でしたが、映画版では「石黒哲也」という名前も出て、オリジナルの設定での登場となりました。原作ではミステリアスで強い呪いの力を持つイメージがありましたが、映画版では教祖ごっこで大金稼ぎをしている小物のような改変がされています。少し評価が下がる部分かもしれません。
さんかく窓の外側は夜の謎をネタバレ考察
原作と映画版では様々な違いがあることもわかったさんかく窓の外側は夜ですが、まだまだ気になるポイントが残っています。続いては、さんかく窓の外側は夜のメインキャラクターである冷川と三角の関係について、さらにタイトルにもなっている「さんかく窓」の意味についても順番に考察します。さんかく窓の外側は夜という映画を知る上で、欠かすことのできない二大要素といえる部分かもしれません。
考察①冷川理人と三角康介の関係はBL?
さんかく窓の外側は夜の原作では、冷川と三角の関係はいわゆるBLのように描かれていました。冷川はクールなイケメンですが、嫉妬や独占欲といった感情が強めな部分もあります。霊を祓う際には、三角に触れて彼の霊体によって悪霊を殴ります。三角は身体の深い部分に触れられると、興奮してしまうという面もあります。映画では匂わせる程度の描写でしたが、設定を見るだけでもBLに見えるという人も多いはずです。
考察②「さんかく窓」の意味
さんかく窓の外側は夜というタイトルにもあるように、「さんかく窓」の意味が気になった人もいるはずです。さんかく窓とは、地面に描くことで霊に対して結界となるバリアのことだと考えられます。ただ、三角の名前にも含まれていたりと三角要素が散りばめられているものの、明確にその意味について回収されることはありません。オープニングの三角形の階段についても本編で登場することはなく、消化不良な部分でもあります。
さんかく窓の外側は夜に関する感想や評価
原作とは設定が異なる映画版のさんかく窓の外側は夜ですが、実際に映画を鑑賞した人の感想や評価なども気になるのではないでしょうか?続いては、さんかく窓の外側は夜に関する、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。感想や評価を見た上でも、実際に映画を観るとまた違った感想を抱くこともあるかもしれません。さんかく窓の外側は夜は、どのような評価を得ている映画なのでしょうか?
映画「さんかく窓の外側は夜」観たけど面白かった!死体や血飛沫や呪われた人間の黒い涙とか美しいと思った。あと映像の質感も好きだったな。(語彙力はない)
— 白 (@myg24_magnet) November 13, 2021
映画版のさんかく窓の外側は夜の映像表現が、美しいと感じた人の感想もありました。オカルトやホラーな表現は、軽くても苦手だという感想を持つ人もいるかもしれません。けれど、キャストに美男美女が揃っていることもあって、そうした部分を含めても楽しめると評価する人もいるようです。さんかく窓の外側は夜はストーリーだけでなく、演出などの部分も評価していきたい映画だといえそうです。
昨年、コロナの影響で映画館に見に行くことができなかった、「さんかく窓の外側は夜」をWOWOWで見ました!
— 秋田城介 (@ZX3VCQKJ40jOIVt) November 14, 2021
続編がありそうな終わり方でした。
平手さんの演技が響の時により自然になっているのと、北川景子さんの使い方が贅沢でした。
映画館で鑑賞したかったけれど、昨今の情勢によってそれが叶わなかったという感想もありました。しかし、12月からはNetflixでの配信なども決定しており、これから映画を鑑賞するという人も多いのかもしれません。さんかく窓の外側は夜のラストは意味深なシーンもあり、映画の続編を期待する感想もありました。続編が制作される場合、原作とは設定が変更されている部分もあって、感想や評価も変わってくることが予想されます。
よく知らんと『さんかく窓の外側は夜』の実写映画を見始めたけど、岡田将生と志尊淳とか最高やん。
— たらら🍄 (@_eKagen) November 13, 2021
さんかく窓の外側は夜の内容を知らずに映画を鑑賞した、という人の感想もありました。元は原作のファンではなくとも、メインのキャストがイケメン同士ということもあって、高く評価する声もあるようです。こうした感想や評価を踏まえた上で、気になっている人はチェックしてみることをオススメしたい映画です。
「さんかく窓の外側は夜」っていう映画見たんだけど、実写映画でさ。
— おにぎりののり@テスト期間( ᐛ ) (@Onigiri_0116s) November 16, 2021
R12だから見てたんだけどグロちぃ( ᐛ )
個人的に結構好きな映画だったな😌
グロちぃの苦手な人でも多分大丈夫👍
漫画調べたら、、、😌
志尊淳と岡田将生イケメンだったな🤔
(俳優みてイケメンとかあんまり思わないタイプ)
さんかく窓の外側は夜の映画はグロいという感想もありますが、実際に鑑賞をして苦手な人でも大丈夫そうだとの評価もされています。好きなキャストが出ていたり、作品は好きでも実写でのグロは厳しいという人もいるかもしれません。しかし、こうした感想や評価を見れば、映画を観てみようという人もいるのではないでしょうか?
さんかく窓の外側は夜の映画ネタバレまとめ
さんかく窓の外側は夜について、映画のあらすじのネタバレや出演しているキャスト、ネット上での感想や評価などを紹介しました。これまでタイトルを聞いたりキャストは知っていたものの、実際に映画を観たことがないという人もいたのではないでしょうか?ほんのりBLのような要素も含まれる映画ですが、濃厚な絡みがあるわけではないので苦手な人でも問題なく楽しむことができるはずです。
さんかく窓の外側は夜の原作と映画では違いがあることもわかったので、両方を見比べて評価してみるという楽しみ方もできるのではないでしょうか?現在はアニメも放送中のさんかく窓の外側は夜ですが、どの媒体が一番自分好みかを比較するのもオススメです。様々な評価をされているさんかく窓の外側は夜ですが、気になったらぜひチェックしてみてください。