クライモリは食人ホラー映画!あらすじ・結末と感想をネタバレ解説

クライモリは2003年にアメリカとドイツが共同制作したホラー映画です。ホラー映画クライモリは食人族をテーマにした映画であり、合計6作品制作されるなど、ホラー映画の食人カテゴリーキングといわれている名作映画となっています。本記事ではそんな食人ホラー映画クライモリについて結末までのあらすじネタバレをまとめました。また結末までのあらすじネタバレのほかにも食人ホラー映画クライモリの感想をネタバレ紹介していきます。

クライモリは食人ホラー映画!あらすじ・結末と感想をネタバレ解説のイメージ

目次

  1. クライモリとは?
  2. クライモリは食人ホラー映画
  3. クライモリのあらすじネタバレ
  4. クライモリの結末ネタバレ
  5. クライモリのシリーズは何作まである?
  6. クライモリに関する感想や評価
  7. クライモリのあらすじや結末まとめ

クライモリとは?

クライモリの映画情報

食人ホラー映画クライモリは2003年にアメリカ合衆国とドイツが共同制作したホラー映画となっており、R-15指定が敷かれるなどグロテスクなシーンが登場する閲覧注意作品です。この映画クライモリは84分という短い時間にしっかりと内容が詰め込まれた作品になっており、アメリカのホラージャンルの開拓者といわれているスティーブン・キングは映画クライモリに好評な感想を述べ、大絶賛することになりました。

このスティーブン・キングが映画クライモリに好評な感想を述べ、大絶賛したことにより一躍有名作品となり、食人ホラー映画というあまり多くの人に知られていないジャンルを世に広めることになります。そしてこの食人ホラー映画クライモリは第1作目が大人気を博したことにより、2007年に続編を公開。その後シリーズ化が決定したことにより続編がどんどん制作され、合計6作品に及ぶ大人気ホラー映画となりました。

そんな初代クライモリの舞台となったのはウェストバージニア州であり、人里離れた森の中にキャンプに向かう男女合わせて5人が乗ったレンジオーバーが走っていました。すると突然医大生クリスが乗ったムスタングが5人の車に衝突し、車は故障してしまいます。クリス含め合計6人は携帯電話も通じない山から逃げようと山を下ろうとします。そんな彼らに想像を絶する恐怖が襲い掛かるといったあらすじとなっています。

クライモリは食人ホラー映画

食人ホラーの映画ジャンルに貢献

食人ホラー映画クライモリは上述でネタバレ紹介させていただいた通り、スティーブン・キングに大絶賛されたことによって食人ホラーというジャンルに大きく貢献した作品です。特に食人ホラー映画クライモリに登場する人を食べるモンスターマウンテンマンのメイクは人間のようで人間ではない奇妙な姿を描いており、その実際にいそうな姿から多くの方を恐怖させることになりました。

食人を行うマウンテンマン

映画クライモリにはマウンテンマンという食人を行うモンスターが登場します。このマウンテンマンは近親結婚の弊害であったり遺伝子の変異で生まれた怪物であり、人間とは違う奇妙な姿をしていました。その奇妙な姿をしているマウンテンマンは遺伝子変異のせいか筋力が異常に発達しており、人を傷つけることになにも感じない暴力的な性格をしています。

そんなマウンテンマンは人里で生活することが出来るわけもなく、山奥の誰も寄り付かない場所でひっそり暮らしていました。しかしマウンテンマンは時折山を訪れる人間を殺して食べ、近隣では行方不明者が後を絶たない状況になります。そんな中、主人公達合計6人がマウンテンマンの住む山で遭難してしまい、マウンテンマンの狂気の刃が彼らを襲うことになります。

食人ホラー「クライモリ」のリメイクが決定

マウンテンマンの恐怖を描いた食人ホラー映画クライモリは2018年に新しくリメイクが制作されることが発表されました。今までシリーズ化されて第6作品公開されている映画クライモリは今回のリメイクでは時事的な要素を取り入れたタイムリー作品として制作されるようで、クロスカントリーハイキングに訪れたコミュニティが敷かれた土地で、若者たちがそのコミュニティの規律に脅かされるという物語になるそうです。

また今回のリメイクでは、初代クライモリの監督を務めたアラン・マッケルロイが脚本を務めており、映画「The Domestics」の監督を務めたマイク・P・ネルソンを監督に起用しました。初代クライモリの監督を脚本に起用しているため、リメイク制作にかなりの期待が集まっています。

クライモリのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①マウンテンマンの伝説

ウェストバージニア州にはマウンテンマンというある伝説がありました。このマウンテンマンとは近親結婚の弊害や遺伝子変異で誕生した奇妙な生物であり、人のようで人ではない姿をしていました。マウンテンマンは遺伝子変異で優れた筋力を持ち、非常に暴力的な思考を持っていることから人里離れた山奥でひっそり生活を送っていました。しかしそのマウンテンマンの食料は人間でした。

実はこのマウンテンマンは山奥で遭難した者を襲うことで殺し、人肉を食べて生活していたのです。なので食人を行うマウンテンマンの影響で、山に向かった人々は次々と行方不明となってしまいます。そしてまた新たにマウンテンマンのお腹を満たす者たちが山奥に足を踏み入れるのでした。

あらすじネタバレ②渋滞に遭遇し山道へ

医師であるクリスはある日ウェストバージニア州の未開地を車で走らせていました。そんな中クリスは道の渋滞で苛立ってしまいます。面接の約束をしていたクリスは時間に送れることを連絡しようとするも電源が切れてしまっており、立往生することに。とりあえずクリスは引き返すことにし、途中で給油所の看板を見たクリスは車を給油所まで走らせ、そこである老人と出会います。

クリスはその老人から公衆電話も壊れていると聞き、逆にクリスは地図でベアマウンテン街道が点線になっていることを疑問に感じ質問します。すると老人は舗装されていない砂利道だからだと答え、クリスはこの道を進めば何とか渋滞を回避できると考えます。そしてクリスは恐ろしい惨劇を起こすことになるベアマウンテン街道に車を走らせるのでした。

あらすじネタバレ③自動車事故に遭う

クリスはベアマウンテン街道を車で走っている途中にシカの死体に気を取られてしまい、立往生している前方の車に衝突してしまいます。その車には男女合わせて5人が乗っており、車は何者かが仕掛けた有刺鉄線でパンクしていました。山奥で携帯が繋がらずに困った6人はエヴァンとフランシーンを車で待たせ、クリス含む他の4人は電話を探すために山へと足を踏み入れていくことにします。

一方車内に残っていたフランシーンはエヴァンの姿が消えたことに疑問を感じ、森へと足を踏み入れます。するとフランシーンの目の前にはエヴァンと思われる耳と靴が落ちており、恐怖します。その時後ずさるフランシーンに何者かが襲撃し、フランシーンは惨殺されてしまいます。

あらすじネタバレ④一軒の山小屋を発見

一方山を探索していたクリス達は山の中で不気味な山小屋を発見します。その山小屋は多くの車が放置されており、嫌な予感がする中電話を借りるために山小屋に入ります。すると山小屋にはだれもおらず、鳴りっぱなしのレコードが放置され、何かを煮込んでいる鍋がそのまま放置されていました。そこで家の中を探索することにした4人は大量の人間の歯や冷蔵庫にパックで詰められた人間の内臓を発見し、驚愕します。

あらすじネタバレ⑤家で人間の破片が見つかる

大量の人間の歯や人間の臓物が保管されていた不気味な山小屋にはさらに人間の死体が風呂場に放置されており、カーリーは恐怖します。4人が恐怖で体を震え上がらせていた時、突然山小屋に車が到着し、山小屋の住人と思われる人物が帰宅します。4人は危険を察知し、一旦見つからないように山小屋の中で身を潜めます。

あらすじネタバレ⑥住人の正体

4人は山小屋で隠れながら帰宅する山小屋の住人を確認します。するとその帰宅した山小屋の住人は惨殺されたフランシーンの死体を手に持っていました。さらに隠れる4人の目の前でフランシーンは山小屋の住人にバラバラにされることになり、4人は涙を流します。そうこのクリス達4人が入った山小屋こそ伝説の食人モンスターマウンテンマンの住処だったのです。

あらすじネタバレ⑦4人を探すマウンテンマン

フランシーンを切り刻むマウンテンマンを見た4人はひとまずマウンテンマンが寝静まるのを待つことにします。そしてマウンテンマンが寝静まった時、4人は山小屋から逃げ出そうと試みます。しかし4人は山小屋から逃げる直前にマウンテンマンに見つかってしまい追いかけられてしまいます。死に物狂いで逃げる4人は自動車が大量に放置されているある広場にたどり着きます。

放置された車はこれまでマウンテンマンの被害に遭った者たちの物であり、そこでマウンテンマンは4人を殺害しようと車で乗りこんできます。車から降りて4人を探すマウンテンマンから逃げるために4人は放置されている車に隠れます。その時4人はマウンテンマンの乗る車のキーが掛かった状態であることに注目し、車を奪って逃げることを決断します。しかしマウンテンマンの気を引いていたヘンリーは銃で足を撃たれてしまうことに。

ヘンリーが銃で足を撃たれたことによってカーリーの彼氏であるスコットが代わりにおとりになることになります。そしてヘンリーはマウンテンマンの車を奪うことに成功し、おとりとなったスコットを探します。しかしスコットはヘンリー達の前でマウンテンマンのボウガンに射貫かれてしまい、絶命します。そして物語は結末へと歩みを進めていきます。

クライモリの結末ネタバレ

結末ネタバレ①監視塔に辿り着く

映画クライモリの物語の結末をご紹介します。車で逃げ出すことに成功した3人ですが、車がぬかるみにハマったことで3人は車を乗り捨てて監視塔にたどり着きます。そこでクリス達は無線機で助けを呼ぶも応答することはなく、逆にマウンテンバイクが近づいてくることに。なんとか隠れることに成功したものの、無線機が偶然にも応答し、その音を聞いたマウンテンマンは無線の線を切って監視塔に火を放ちます。

火を付けられたことにより、クリス達は監視塔の窓から脱出するもカーリーがマウンテンマンの手によって殺害されます。そして命からがら逃げたクリスとジェシーは滝の裏で1日を過ごし、朝になって行動した二人は街道を発見します。

結末ネタバレ②捕らわれのジェシー

街道は崖の下にあり、どうやって行こうか悩んでいる時にマウンテンマンが襲撃し、クリスは崖から落とされてしまい、ジェシーは連行されてしまいます。その時崖から落とされたクリスの前に無線で連絡を聞いた警察官が到着します。しかしその警察官もマウンテンマンに目を射貫かれて死亡し、マウンテンマンに連れていかれます。そしてクリスはマウンテンマンの乗る車にしがみつき、ジェシー救出を試みることにします。

結末ネタバレ③逃げ延びた2人

連れ去れたジェシーはロープで吊るされて殺されそうになります。しかしその時に警察官の車に乗ったマウンテンマンが突入し、マウンテンマンが先に警察官を処理し始めたので、一命を取り留めます。そして警察官の車の下に隠れていたクリスはマウンテンマンを倒し、ジェシーを救出します。しかし倒したと思われていたマウンテンマンは生きており、クリスに襲い掛かります。

クリスはジェシーの協力もあってなんとか山小屋から逃げ出すも数多くのマウンテンマンが生きたままでした。そこでクリスは手に持っていた銃で一発の弾丸を車に撃ち、マウンテンマンもろとも爆破させます。そしてクリスとジェシーは生き延び、悪夢から逃れることに成功するのでした。その後警察官が山小屋を調査しに訪れるとマウンテンマンは生きており、警察官は叫びます。そして映画クライモリの結末を迎えるのでした。

クライモリのシリーズは何作まである?

クライモリ(1作目)

映画クライモリの第1作目となるのが本記事のクライモリです。近親結婚の弊害で生まれた奇妙な姿をしたマウンテンマンが、山奥に遭難したクリス達6人を襲うパニックホラー映画となっています。第1作目はシンプルな内容となっており、ホラー映画の王道ともいわれている作品になっています。

クライモリ デッド・エンド(2作目)

映画クライモリ第2作目はサバイバル系番組のロケに来た若者がマウンテンマンと出会って戦うというあらすじになっています。この2作目ではマウンテンマンの数が増えており、さらに女性マウンテンマンも登場します。またグロさも1作品目よりもアップしており、クライモリシリーズで一番豪華な作品といわれています。

クライモリ デッド・リターン(3作目)

映画クライモリ3作品目は山奥で4人の人間が行方不明となっている中で囚人護送車がその山で事故を起こすシーンから始まります。この第3作目はマウンテンマンの数が3人と戻っており、囚人とマウンテンマンの戦いが描かれています。

クライモリ デッド・ビギニング(4作目)

映画第4作品目はマウンテンマンの誕生を描いたような作品となっており、ウェストバージニア州のとある病院で近親結婚の弊害で生まれた奇妙な姿をした患者が集められることになります。その中にいたヒリカー兄弟が病院の人間を惨殺します。そして時が経った2003年に遭難した若者がマウンテンマンがいる病院を訪れるという話です。また第4作品目の結末では一人も生存者がいないまま物語が結末を迎えます。

クライモリ デッド・パーティ(5作目)

この映画クライモリ第5作目はマウンテンマンと殺人鬼メイナードが大量殺戮を行うという話となっており、今までのストーリーとは全然違う内容になっています。ファンからは完全にマンネリ化したといわれている作品になっており、5作品目も4作品目と同じで生存者無しで結末を迎えてしまいます。

クライモリ デッド・ホテル(6作目)

映画クライモリ第6作品目はシリーズ初となる普通の人間の姿をした血縁者のダニーという人物が主人公です。ダニーは遺産相続でホテルを手に入れることになるのですが、そこでマウンテンマンが関係する集落や儀式にダニーがまきこまれていきます。この第6作品目はストーリーが見えない完全なスプラッター映画となっており、あまりよくない感想を集めることになりました。

クライモリに関する感想や評価

映画クライモリに関する感想で多くあったのがクライモリがおもしろいといった感想でした。映画クライモリはホラージャンルの開拓者であるスティーブン・キングも好評な感想を述べて大絶賛しているほどの作品であり、数ある食人ホラー映画作品の中でもトップクラスのおもしろさを誇る作品となっています。またその面白さからホラー映画好きにおすすめしたいといった感想も見受けられました。

映画クライモリに関する感想では他にあまり怖くなかったという感想も寄せられました。映画クライモリはグロテスクな描写が多いものの、ホラー映画というよりは人間とクリーチャーの戦いを描いた作品となっており、感想のようにホラー映画好きは思ったよりも怖くないと思うかもしれません。逆にいうとホラーが苦手な人でも見れる作品になっていますので、様々な層に支持されることになったと考えられます。

クライモリのあらすじや結末まとめ

本記事では映画クライモリについて結末までのあらすじネタバレやクライモリに関する感想などをまとめてご紹介しました。映画クライモリは食人ホラージャンルに最も貢献した作品といわれており、シリーズが第6作品も制作されるほどの人気を誇る映画となっています。またホラー映画が苦手な方も見ることができる内容となっていますので、本記事を読んでご興味頂けましたら是非映画クライモリシリーズをご覧ください。

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